訪
aih_yashima
DOODLEべベル再訪線画中~3枚目以降は進捗を。ずっとマイカ総老師ばかり描いてたのでご老人描くこと自体は楽しいんですけど2日に描き初めとは…とざわざわしたのでらくがきしてました(頭の中だけの現パロ)今年はバハ年ということで出番は…あるかな、この次ちょっとある…かも?今年もいつも通り頑張ります。お付き合いいただけたら嬉しいです。 6Rune
DONE炎ホ 鳥の子 3(1/7)「小さな来訪者」
・炎ホ結婚してる。(婚姻届提出済)
・年齢操作あり(炎52、ホ30)(その割に年食った感がない)
・設定捏造過多
やっと新規入りました
うぇーぼ!
https://wavebox.me/wave/eyomzjbrmtdygc4e/
#enho_torinoko 28
tori
DOODLE七.松.家の家.庭訪.問の感.想夢女の感想なのでなんでもおkな方でお願いします。
他にもiskの子守や先生たちの笑顔とけまちょのシンクロ驚きの表情とか子供たち皆かわよ・・・・とかたくさんあるんですがここまでに
yu0621ha
TRAINING諏訪さんを頼るという事はどういう事かみたいな話と、そんなものに規定されてない風間さんの話風諏訪 『原始通貨』 諏訪洸太郎という男の話 三雲修が課題の三門市の歴史について何か一つ発表する、のテーマに選んだのは『三門市内の川に関する変遷』だった。
その中で橋に関する事は空閑に資料を譲り教えればいいし、自分は川について書けばいいと思っていたのだが図書室でも図書館でもいい資料は貸し出し中で課題が間に合いそうにない事を焦っていた。
そうして頭を抱えていると、空閑が溜息をつきながら言う。
「仕方ありませんな。すわ先輩に頼りますか」
「諏訪さん?ってボーダーの?諏訪さんも橋が好きなの?」
「さぁ、多分橋は好きじゃないけど、頼れば多分何とかなるよ」
空閑はそう言って端末を操作して諏訪自身に管制室に居る事をきくと早速行こうと三雲を誘った。
管制室の中でも一際目立つ金髪とよく通る声は、には入った途端に見つける事が出来る。
2598その中で橋に関する事は空閑に資料を譲り教えればいいし、自分は川について書けばいいと思っていたのだが図書室でも図書館でもいい資料は貸し出し中で課題が間に合いそうにない事を焦っていた。
そうして頭を抱えていると、空閑が溜息をつきながら言う。
「仕方ありませんな。すわ先輩に頼りますか」
「諏訪さん?ってボーダーの?諏訪さんも橋が好きなの?」
「さぁ、多分橋は好きじゃないけど、頼れば多分何とかなるよ」
空閑はそう言って端末を操作して諏訪自身に管制室に居る事をきくと早速行こうと三雲を誘った。
管制室の中でも一際目立つ金髪とよく通る声は、には入った途端に見つける事が出来る。
bare_nyan
DONEDLCのETDぶりに触発されて書いたのですがすけべが苦手なので何と全年齢です。でもぬるいけど脳クチュ要素があるためワンクッション。時系列は何とフェニゲ訪問前なのでヴくんは28です。何で?なんでも大丈夫ならok3回 2199
夜永 弥子
DONE20231210 TRPG PC:戸波 海里(となみ かいり)シナリオ「Struggle On the Sea」 ---> 「外から訪れたもの」
海上保安庁飛行課職員。通信士として職務にあたる。
お世辞にも器用とは言えず、ぼんやりのんびりした印象があるが、意外とアウトドア派な口悪童顔アラフォー男子。
相棒の飛行士からは「10代でも通る」と言われる等している。(嬉しくない) 2
流菜🍇🐥
DOODLE孤児院を訪ねるホセに同行させられるルチアーノの話。一応本編軸ですがホセが孤児に優しかったりルチアーノが振り回されてたりします。ほぼ幻覚です。慰問 玉座の上に、二つの人影が座っている。片方は大柄な老人で、もう一人は年端もいかない少年だ。もうひとつの玉座は空席になったまま、主の帰りを待ち続けている。残された二人は、黙ったまま中央のモニターを眺めていた。
「ルチアーノ」
不意に、ホセが言葉を発した。言葉は少年に向けられているが、視線はモニターから動かない。横柄な態度に、ルチアーノが不機嫌そうに鼻を鳴らす。ちらりと視線を向けてから、面倒臭そうに返事をした。
「なんだよ」
「少し付き合え」
「はぁ?」
投げ掛けられた言葉に、ルチアーノは大袈裟な声を上げた。眉を上げると、冷めきった視線を向ける。ホセは、平然とした顔で前のモニターを眺めていた。その態度に、さらにルチアーノの顔が歪む。
4699「ルチアーノ」
不意に、ホセが言葉を発した。言葉は少年に向けられているが、視線はモニターから動かない。横柄な態度に、ルチアーノが不機嫌そうに鼻を鳴らす。ちらりと視線を向けてから、面倒臭そうに返事をした。
「なんだよ」
「少し付き合え」
「はぁ?」
投げ掛けられた言葉に、ルチアーノは大袈裟な声を上げた。眉を上げると、冷めきった視線を向ける。ホセは、平然とした顔で前のモニターを眺めていた。その態度に、さらにルチアーノの顔が歪む。
toryhara
MEMO神名鳥の山姥切国広は、修行の期間を延長している。きっかけは、国広が1997年の上野に訪れた時に起きたとある些細な事故だ。神名鳥本丸の山姥切国広と修行の終わり 神名鳥の山姥切国広は、修行の期間を延長している。きっかけは、国広が1997年の上野に訪れた時に起きたとある些細な事故だ。
それは歴史にも残らない、だが当人からすればとても大きな出来事だった。山姥切国広は考え事による前方不注意でとある男性とぶつかり、そのまま転倒させてしまったのだ。
男性の名は鉄蔵。70代のおじいさんだ。症状は尻餅による脊髄の圧迫骨折である。修行も佳境といったところで、帰還時期も見えはじめていた国広であったが、この事故の後すぐさま政府と連絡をとった。病院への付き添いと、この老人の怪我が完治するまでこの時代に滞在する旨を申し出たのだ。
鉄蔵は、子供もおらず、同じく高齢の妻・幸恵との二人暮らしである。体が不自由になった夫の介護は、腰の悪い妻だけでは厳しいものであった。
4365それは歴史にも残らない、だが当人からすればとても大きな出来事だった。山姥切国広は考え事による前方不注意でとある男性とぶつかり、そのまま転倒させてしまったのだ。
男性の名は鉄蔵。70代のおじいさんだ。症状は尻餅による脊髄の圧迫骨折である。修行も佳境といったところで、帰還時期も見えはじめていた国広であったが、この事故の後すぐさま政府と連絡をとった。病院への付き添いと、この老人の怪我が完治するまでこの時代に滞在する旨を申し出たのだ。
鉄蔵は、子供もおらず、同じく高齢の妻・幸恵との二人暮らしである。体が不自由になった夫の介護は、腰の悪い妻だけでは厳しいものであった。
kuriteme_tobe
DONEワードパレット『恋のはじまり』より【気まぐれ/おあいこ/二人きりがいい】をお借りしました。ふんわり時間軸のクリテメ。旅の途中ですとーむへいるを訪れた👁️。両片想いな二人と、彼らの食事に巻き込まれることになったおるとです。子羊君は何も知らない「とても美味しいですね! テメノスさん」
「気に入ってくれてよかったです。お陰様で、私も久々にこの店に来られました」
「…………」
骨付き肉を頬張るクリックに、テメノスはにっこりと微笑み返す。よほど腹が減っていたらしい。体が資本の聖堂騎士だ。不穏分子への対応や、魔物の討伐。荒事に関わることが多いだけに、栄養補給も大切だろう。彼は本当に美味しそうに物を食べるので、見ているだけで気分が良くなる。
テーブルに並ぶ、スパイスを利かせた獣肉に、この辺りでは珍しい魚のグリル。野菜と果物を煮て作ったパイに夢中になる横顔を、甘ったるく見ていたテメノスだったが、隣から聞こえてくる咳払いに真顔に戻る。気まずそうに黙々と食べ続けるオルトと目配せをし、互いに曖昧な表情を浮かべた。
2392「気に入ってくれてよかったです。お陰様で、私も久々にこの店に来られました」
「…………」
骨付き肉を頬張るクリックに、テメノスはにっこりと微笑み返す。よほど腹が減っていたらしい。体が資本の聖堂騎士だ。不穏分子への対応や、魔物の討伐。荒事に関わることが多いだけに、栄養補給も大切だろう。彼は本当に美味しそうに物を食べるので、見ているだけで気分が良くなる。
テーブルに並ぶ、スパイスを利かせた獣肉に、この辺りでは珍しい魚のグリル。野菜と果物を煮て作ったパイに夢中になる横顔を、甘ったるく見ていたテメノスだったが、隣から聞こえてくる咳払いに真顔に戻る。気まずそうに黙々と食べ続けるオルトと目配せをし、互いに曖昧な表情を浮かべた。
maybe_MARRON
MOURNING左馬一萬屋のあのビルという名のでかい借りを返そうとする一郎の話
でも左馬刻の元を訪ねた時点で、無意識のうちに心のどこかに引き止めて欲しい気持ちも生まれてたのかな〜とか
あの日の太陽 兄弟三人で暮らすという、小さな小さな願い事。一郎のそんなささやかな願いは、様々な縁が重なって無事に叶った。一緒に住んで、兄弟でラップして高め合って、日々の充実感に満たされてから数年。いつか来るだろうと覚悟していた日常の終わりは、ある日突然やってきた。
それは、何も悲しい話ではない。二人とも一人暮らしを始めた。ただそれだけのことだ。
必要以上に動揺してしまったのは、三郎が進学をきっかけに家を出た時点で、まだ二郎が家に残っていたからかもしれない。順番が入れ替わったことで、なんとなく二郎はまだしばらくこの家に住むのだろうと油断してしまっていたのだ。ところが二郎は二郎できちんといろいろ考えていたようで、準備が整ったその日、「俺、海外に行こうと思う」と唐突に告げた。
3505それは、何も悲しい話ではない。二人とも一人暮らしを始めた。ただそれだけのことだ。
必要以上に動揺してしまったのは、三郎が進学をきっかけに家を出た時点で、まだ二郎が家に残っていたからかもしれない。順番が入れ替わったことで、なんとなく二郎はまだしばらくこの家に住むのだろうと油断してしまっていたのだ。ところが二郎は二郎できちんといろいろ考えていたようで、準備が整ったその日、「俺、海外に行こうと思う」と唐突に告げた。
ちよど
MOURNINGXのログ供養。現パロアシュヨダ。一般人アシュくんと富豪のヨダナさん。ふたりは大学生です。アシュくんによるヨダナさんのお宅訪問。
現パロ書けないので妄想をつらつら。
一般人アシュくんと富豪のヨダナさん それはそれとして、寒くてオフトゥンに戻ったので現パロの富豪ヨダナさんと一般人アシュくんの話をするね。
◆
大学で知り合ったふたりはまだ友人。アシュくんはヨダナさんがお金持ちだと薄々気づいているけど気にせずに付き合ってた。
そんなアシュくんは長期休みの時にヨダナさんに「本邸」に泊まりに来ないかと誘われる。
あ、書く順番間違えたけど、これアシュヨダね。
本邸?と思いつつ地図を送ってもらうと、ちょっと田舎だけど電車でいけそう。
日にちも都合がつくし、アシュくんがOKするとヨダナさんは嬉しそうに「迎えを寄越そうか?」と言うけど駅からそう遠くないのでアシュくんは断った。
という話を家に帰って父のドローナさんにお泊りの報告ついでにすると、お父さんは真面目な顔でアシュくんにお金を握らせた。
3137◆
大学で知り合ったふたりはまだ友人。アシュくんはヨダナさんがお金持ちだと薄々気づいているけど気にせずに付き合ってた。
そんなアシュくんは長期休みの時にヨダナさんに「本邸」に泊まりに来ないかと誘われる。
あ、書く順番間違えたけど、これアシュヨダね。
本邸?と思いつつ地図を送ってもらうと、ちょっと田舎だけど電車でいけそう。
日にちも都合がつくし、アシュくんがOKするとヨダナさんは嬉しそうに「迎えを寄越そうか?」と言うけど駅からそう遠くないのでアシュくんは断った。
という話を家に帰って父のドローナさんにお泊りの報告ついでにすると、お父さんは真面目な顔でアシュくんにお金を握らせた。
oz3011347532190
REHABILIみずいこ未満に遭遇してしまった諏訪さんの話。(⚠︎荒村要素あります)
放送事故みたいな現場に居合わせちまったんだよ。見慣れた顔を突き合わせた早めの忘年会の席で、数ヶ月前を振り返った諏訪洸太郎はそう語る。当時は兎に角必死で、通りがかりの嵐山と柿崎に放心中の生駒を任せて諸悪の根源と思わしき水上を急ぎ自隊の作戦室に引き摺り込んだ。それで手一杯だったのだが、よく行動したものだと自分を褒めることにしている。
「俺のことなんか好きになろうがなるまいがどうでもええんです」
同じく放心しているかと思いきや事情を尋ねてみれば自棄になっているらしいとわかった。もとより作戦室に来る途中だった後輩も一緒になって水上を捕まえたため椅子に着席している。なぜか三人しかいない室内で、最も部屋を使い慣れているはずの諏訪だけが立ったまま無駄に文庫本を整理していた。落ち着かないのだ。言葉を選んでいる間に、学力も情報処理能力もついでに顔面偏差値まで高い後輩が会話を進める。
3807「俺のことなんか好きになろうがなるまいがどうでもええんです」
同じく放心しているかと思いきや事情を尋ねてみれば自棄になっているらしいとわかった。もとより作戦室に来る途中だった後輩も一緒になって水上を捕まえたため椅子に着席している。なぜか三人しかいない室内で、最も部屋を使い慣れているはずの諏訪だけが立ったまま無駄に文庫本を整理していた。落ち着かないのだ。言葉を選んでいる間に、学力も情報処理能力もついでに顔面偏差値まで高い後輩が会話を進める。
mayo
DONEさめしし。ししさんが血縁のない子どもの世話をする話。さめ先生の来訪とすれ違い。雑用係ががんばります。世界はそれを、(④) 暖かい日がつづいたかと思えば急に涼しくなる。村雨は出入り口に近づくほど冷えていく廊下の空気に顔をしかめた。二日前は半袖でも通用する気温だったため、ジャケットを羽織っただけで出勤していた。
職員用駐車場に足を進めるあいだも、寒風は容赦なく吹きつけてきた。二十四時間を超える勤務を終えて疲弊しきった体にはこたえる。びゅうびゅうと鳴る秋風に「お医者様は痩せすぎなんじゃねえの? オレみたいに筋肉つければあったかいぜ」という声が混ざった気がした。たしかに彼はあたたかい。ここにはいない熱を思い出した一瞬だけは、寒さを忘れることができた。その幻想はすぐに木枯らしが散り散りに吹き飛ばしていったが。
運転席のドアを掴むと、鋼板の冷たさがひときわこたえた。激務のあいだ放置された車内も風が遮られるだけいくらかましだ。とはいえ、冷えきった体にはたいした慰めにもならない。レザーシートがじわじわと体温を奪う。うまく動かなくなってきた頭が心地のよい熱を求めていた。ナビの行き先を自宅の次に登録した場所へと設定したのは、ほとんど無意識によるものだった。
12557職員用駐車場に足を進めるあいだも、寒風は容赦なく吹きつけてきた。二十四時間を超える勤務を終えて疲弊しきった体にはこたえる。びゅうびゅうと鳴る秋風に「お医者様は痩せすぎなんじゃねえの? オレみたいに筋肉つければあったかいぜ」という声が混ざった気がした。たしかに彼はあたたかい。ここにはいない熱を思い出した一瞬だけは、寒さを忘れることができた。その幻想はすぐに木枯らしが散り散りに吹き飛ばしていったが。
運転席のドアを掴むと、鋼板の冷たさがひときわこたえた。激務のあいだ放置された車内も風が遮られるだけいくらかましだ。とはいえ、冷えきった体にはたいした慰めにもならない。レザーシートがじわじわと体温を奪う。うまく動かなくなってきた頭が心地のよい熱を求めていた。ナビの行き先を自宅の次に登録した場所へと設定したのは、ほとんど無意識によるものだった。
伊東/お耳
DONE【通販開始しました】https://www.melonbooks.co.jp/fromagee/detail/detail.php?product_id=2354490
地味にバグったり勝手にいじって怒られたりするまんが
11月23日のイベントでまとめた本を頒布予定です
出てくるのは加古隊、生駒隊、諏訪隊、弓場隊、荒船隊、二宮隊、太刀川隊、王子隊
+来馬先輩と現隊員の18歳はみんないるかも 21
zzziree
DONEブラネロ CALLBACKそういうブラネロ3で公開したパラロイパロの漫画です。(※死ネタあり)モブなど多数
自分の中でパラロイの二人を完結させたくて描いた全て捏造の話です。
多少の血、暴力表現があります。
ネロがフィを訪ねる所は2人の記憶が交わるよう描いてます
元のデータが吹っ飛んだため、加筆修正してません…モブとか適当背景で申し訳ない
敵のボスはノーヴァをイメージ。 91
mangocake2019
DONEパニグレ英語版イベント「魔女のカフェ」指揮官(プレイヤー)はビアンカが経営する「魔女のカフェ」の店員として、訪れる構造体たちを接客します。
構造体たちは明確な注文ではなく、抽象的に「こんなものが飲みたい」と言ってくるので、それに応えて9種類のドリンクを作成・提供します。
リーパート・全3部 日本語訳
大成功❤️・成功⭐️・失敗の3パターン順に掲載しています 4
蒼hsoratokoh
DONE富Kで煮付けを煎じてみました。その性質上、苦手な描写があるかもしれませんのでご注意ください。秘湯を目指して訪れた辺鄙な村には人魚伝説があった。富永はケガを負い、その時Kは。
富Kの煮付け。 どうして、なぜ、どこでどうすれば良かった? 意味がないと知りながら、一人は止めることのできない自問を繰り返す。すでにぐっしょりと濡れた全身に、大粒の雨が容赦なく降り注ぐ。水分を限界まで吸ったマントは重く、裾は脚にまとわりついてくる。雨の雫が目に入るが拭うことは出来ない。
両手が塞がっているからだ。意識レベルの低下した富永を横抱きに抱えているから。どこかで早く富永を休ませ、詳しく診なければ。突然の大雨にぬかるむ泥と木の根に足を取られぬよう、慎重に足を進める。本当は走り出したいのに。早く早くと気ばかりが焦る。
抱えられ、力なく垂れた富永の腕が視界に入り胸が傷んだ。右足の状態も目視で確認する。雨が絶えず降り注ぎ、血も汚れも落としてしまうため、応急的な処置しか出来なかった患部の止血が今もきちんと出来てるのかわからない。
7900両手が塞がっているからだ。意識レベルの低下した富永を横抱きに抱えているから。どこかで早く富永を休ませ、詳しく診なければ。突然の大雨にぬかるむ泥と木の根に足を取られぬよう、慎重に足を進める。本当は走り出したいのに。早く早くと気ばかりが焦る。
抱えられ、力なく垂れた富永の腕が視界に入り胸が傷んだ。右足の状態も目視で確認する。雨が絶えず降り注ぎ、血も汚れも落としてしまうため、応急的な処置しか出来なかった患部の止血が今もきちんと出来てるのかわからない。
流菜🍇🐥
MOURNINGシリアスな本編軸。幽霊になったルチアーノが一年ぶりにシティを訪れ、龍亞と話をする話です。過去に書いただけで放置していたものを供養します。空 噴水広場の片隅にある小さな公園は、今日も人っ子一人居なかった。賑わっているシティにも、こうして死んでいる場所があるのだと思うと、なんだか不思議な気分になる。錆び付いたベンチに腰掛け、足をブラブラを揺らしながら、僕は目的の人物を待った。
しばらく待っていると、遠くから足音が聞こえてきた。年端のいかない子供に特有の、軽くて軽快な足音だ。それは角を曲がると、ゆっくりこちらに近づいてくる。公園の前に辿り着くと、子供はぴたっと足を止めた。
「やあ、ずいぶん遅かったな」
声をかけると、彼は真っ直ぐに僕を見つめた。光を湛えた黄色の瞳が、飛び出そうなほどに見開かれる。ひとつに結った髪を揺らすと、絞り出すような声を上げた。
6799しばらく待っていると、遠くから足音が聞こえてきた。年端のいかない子供に特有の、軽くて軽快な足音だ。それは角を曲がると、ゆっくりこちらに近づいてくる。公園の前に辿り着くと、子供はぴたっと足を止めた。
「やあ、ずいぶん遅かったな」
声をかけると、彼は真っ直ぐに僕を見つめた。光を湛えた黄色の瞳が、飛び出そうなほどに見開かれる。ひとつに結った髪を揺らすと、絞り出すような声を上げた。
gesso
DOODLE無配の小説だったもの諏訪中心にほのぼの
犬彦と石長ちゃんがでてきます。
oneday13:00 起床
諏訪の手がドアのノブにかかる。ガチャ、と重い音を立てる扉。さらに開こうとする諏訪の動作が、ガッと鈍い音を立てて止まる。
何かにドアが当たった瞬間、諏訪の気配が周囲をぴり、と緊張させるようなものに変わる。
「スワタケぇ……」
玄関横に手を伸ばした諏訪の手は、上がった声で動きを止める。情けなさそうな声。犬彦だ。
ハア、とため息一つでぴりぴりとした気配を吹き飛ばした諏訪は、不機嫌そうに眉根に盛大にしわを寄せる。
「また飯か?」
ドアの横から顔を出すと、しょげきった犬彦がしゃがんで小さく頷いていた。諏訪は顎でドア前から犬彦をどかせると、扉を開いて片手で手招く。
「飯食ったらさっさと出てけ」
俺は今からジムに行く予定だったんだ、と言う諏訪に犬彦は無邪気に笑顔を向ける。
2706諏訪の手がドアのノブにかかる。ガチャ、と重い音を立てる扉。さらに開こうとする諏訪の動作が、ガッと鈍い音を立てて止まる。
何かにドアが当たった瞬間、諏訪の気配が周囲をぴり、と緊張させるようなものに変わる。
「スワタケぇ……」
玄関横に手を伸ばした諏訪の手は、上がった声で動きを止める。情けなさそうな声。犬彦だ。
ハア、とため息一つでぴりぴりとした気配を吹き飛ばした諏訪は、不機嫌そうに眉根に盛大にしわを寄せる。
「また飯か?」
ドアの横から顔を出すと、しょげきった犬彦がしゃがんで小さく頷いていた。諏訪は顎でドア前から犬彦をどかせると、扉を開いて片手で手招く。
「飯食ったらさっさと出てけ」
俺は今からジムに行く予定だったんだ、と言う諏訪に犬彦は無邪気に笑顔を向ける。
nike_nkx
DONE24.最高潮(R-18)カルシチ「来訪者」2の続きです。
性描写を含みます。18歳以下の方の閲覧はご遠慮下さい。
夜が更けるにつれて、街路をさまよう怪しい仮装の群れはだんだんと増えていくようだった。
魑魅魍魎たちは手に手にランプを持っている。ランプは暗い夜道を照らし、行き会う相手の顔をたまさか明るませる。もっともこんな夜にはお互いの素性など詮索しないものだけれど……。もしも仮装の群れに本物の妖怪や魔物が交ざっていても誰も気づかないだろう。
ランプの明かりはふわふわと鬼火のように流れてゆく。
バラムは小さなゾンビの一団を送り出し、診療所のドアを閉めた。
そろそろいいか、とホットチョコレートを温める鍋をガステーブルから降ろして火を消す。次から次へと襲来してきたおばけたちもようやく間遠になった。普段とは違うにぎわいでごった返していた診療所に静寂が戻る。
3204魑魅魍魎たちは手に手にランプを持っている。ランプは暗い夜道を照らし、行き会う相手の顔をたまさか明るませる。もっともこんな夜にはお互いの素性など詮索しないものだけれど……。もしも仮装の群れに本物の妖怪や魔物が交ざっていても誰も気づかないだろう。
ランプの明かりはふわふわと鬼火のように流れてゆく。
バラムは小さなゾンビの一団を送り出し、診療所のドアを閉めた。
そろそろいいか、とホットチョコレートを温める鍋をガステーブルから降ろして火を消す。次から次へと襲来してきたおばけたちもようやく間遠になった。普段とは違うにぎわいでごった返していた診療所に静寂が戻る。