niyo_rwbc
PAST【泉レオ】西装、檀香与招惹麻烦的月永レオ 濑名泉见过无数次月永レオ沐浴于众人目光之下的场景。
西装笔挺、打直了背脊以无法想象其平日放肆的肃穆姿态,薄薄的唇瓣抿出了一个浅笑,而后接过大人物颁过的奖项,等着对方早已拟好讲稿的空泛感言,月永レオ总嚷嚷「除了父母和ルカたん之外最要感谢的应该是濑名啊,为什么非得放在Knights一起讲啊!不是不感谢Knights的其他人但是──」
但是后头无须对方说出口他也明白,但也仅止于明白。
恐怕直到两人退出艺能圈之前,每一回陪伴月永レオ前往被授予各大奖项的自己都只能远远望着对方穿着别扭的西装、说着不着边际的话语吧。
濑名泉很清楚,自己无疑是──不喜欢那样的月永レオ的。
背広と白檀と面倒な月永レオ
6311西装笔挺、打直了背脊以无法想象其平日放肆的肃穆姿态,薄薄的唇瓣抿出了一个浅笑,而后接过大人物颁过的奖项,等着对方早已拟好讲稿的空泛感言,月永レオ总嚷嚷「除了父母和ルカたん之外最要感谢的应该是濑名啊,为什么非得放在Knights一起讲啊!不是不感谢Knights的其他人但是──」
但是后头无须对方说出口他也明白,但也仅止于明白。
恐怕直到两人退出艺能圈之前,每一回陪伴月永レオ前往被授予各大奖项的自己都只能远远望着对方穿着别扭的西装、说着不着边际的话语吧。
濑名泉很清楚,自己无疑是──不喜欢那样的月永レオ的。
背広と白檀と面倒な月永レオ
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PAST【泉レオ】安可之后 演唱会令人目眩的灯光、震耳欲聋的音乐、随着节奏如同斑斓花朵绽放的应援手灯、被汗水浸湿的打歌服、以及视界中与自己共同伫立舞台之上的伙伴,并不只是简单的相加,这些他所深爱的元素揉合成了使心脏鼓噪、使身体深处炙热的渴求之物。
后台淋浴间莲蓬头的水花犹如帷幕洒落时,于水幕之中濑名泉终于吻上了月永レオ。
说是终于似乎不太妥当,毕竟今日出门前月永レオ才向他索求了一个意义不明的「送别吻」──这对同时离开饭店并前往相同目的地的两人而言根本没有任何必要。
这不是Knights巡回演出的第一场,更不是最后一场表演,甚至不是待在这个城市的最终日,但濑名泉无论如何也无法抑制此刻体内昂扬的焦躁。
左手的指尖扣住了月永レオ的指缝,另一手则深入发丝之间撩开被水浸湿的长发,濑名泉变换角度吻着对方,唇舌发出的湿润声响被水流掩盖,尽管此刻是不像自己的突如其来、毫无预警地发难,月永レオ依旧很好地承受住了,甚至饶有余力地给予回应。
3101后台淋浴间莲蓬头的水花犹如帷幕洒落时,于水幕之中濑名泉终于吻上了月永レオ。
说是终于似乎不太妥当,毕竟今日出门前月永レオ才向他索求了一个意义不明的「送别吻」──这对同时离开饭店并前往相同目的地的两人而言根本没有任何必要。
这不是Knights巡回演出的第一场,更不是最后一场表演,甚至不是待在这个城市的最终日,但濑名泉无论如何也无法抑制此刻体内昂扬的焦躁。
左手的指尖扣住了月永レオ的指缝,另一手则深入发丝之间撩开被水浸湿的长发,濑名泉变换角度吻着对方,唇舌发出的湿润声响被水流掩盖,尽管此刻是不像自己的突如其来、毫无预警地发难,月永レオ依旧很好地承受住了,甚至饶有余力地给予回应。
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PAST※有段無差的生肉注意【狮心】地球最后的夏日 尽管夏日已届终焉,但濑名泉却感觉天气相较暑假开始时倍加炙热。
暑气蒸腾于来时的柏油路上,摇曳成独属于大都会朦胧的海市蜃楼。
燥热得令人烦躁,全身上下都黏腻无比,而太阳眼镜更是不断滑落。
掌心出汗难以忍受,濑名泉想着道旁的情侣们怎能于这般酷热下依旧不屈不挠地十指交扣,不过徒惹不属于自身的体温浸染——然而下一瞬他却忆起某个并不遥远的过去。
同样是残夏,艳阳烘烤大地的正午时分,真昼光芒刺目蜇人。
指尖被某人渗着薄汗的掌心紧紧攥着,行于与此刻相同的道途。
那无疑是青春岁月中最后的夏日。
地球の最後の夏
“好热啊……”身旁那人向前跑了两步领先了他,随意扎起的髮辮隨着跃动的身形摇晃,并袒露其下的颈项肌肤,濑名泉忍不住直盯着那处瞧,并思考着レオ究竟是否有听话做好了防晒工作——若非自己提醒,对方必然不会记起于偶像而言的基础常识。
7644暑气蒸腾于来时的柏油路上,摇曳成独属于大都会朦胧的海市蜃楼。
燥热得令人烦躁,全身上下都黏腻无比,而太阳眼镜更是不断滑落。
掌心出汗难以忍受,濑名泉想着道旁的情侣们怎能于这般酷热下依旧不屈不挠地十指交扣,不过徒惹不属于自身的体温浸染——然而下一瞬他却忆起某个并不遥远的过去。
同样是残夏,艳阳烘烤大地的正午时分,真昼光芒刺目蜇人。
指尖被某人渗着薄汗的掌心紧紧攥着,行于与此刻相同的道途。
那无疑是青春岁月中最后的夏日。
地球の最後の夏
“好热啊……”身旁那人向前跑了两步领先了他,随意扎起的髮辮隨着跃动的身形摇晃,并袒露其下的颈项肌肤,濑名泉忍不住直盯着那处瞧,并思考着レオ究竟是否有听话做好了防晒工作——若非自己提醒,对方必然不会记起于偶像而言的基础常识。
sayutaba18
DONEいずレオ短文。体調不良。体調不良 この日ばかりは、レオが家に居なくて良かったと思った。身体は鉛のように重く、布団から出るのも億劫だ。喉が痛く、気のせいか熱っぽい。扁桃腺でも腫れてしまったのだろうか。イタリアの空気は乾燥しているし、その上最近仕事続きだったしねぇ。いくら気をつけていても、体調を崩す時だってある。自分に少しだけ甘くできるようになったのは、あいつと一緒にいるお陰なのかもしれない。
レオは今日本にいる。この家にいるのは自分一人だ。咳をしても、大丈夫かセナ!? なんて飛んでくるやつもいない。とても静かだ。誰にも不調を知られることもなく、何日か大人しく過ごしてゆっくり休養を取ればそのうち治るだろう。
「食料の買い置き、あったかな……」
2522レオは今日本にいる。この家にいるのは自分一人だ。咳をしても、大丈夫かセナ!? なんて飛んでくるやつもいない。とても静かだ。誰にも不調を知られることもなく、何日か大人しく過ごしてゆっくり休養を取ればそのうち治るだろう。
「食料の買い置き、あったかな……」
sayutaba18
DONEいずレオ短文。寒がり「セナ~」
「だ~め」
「セ~~ナ~~」
「だめったら駄目! フィレンツェにこたつなんて置けるわけないでしょ~!?」
このやりとりを三日おきくらいにしている。そろそろ勘弁して欲しい。このアパートは自分たちで暖房の管理ができるわけではなく、管理人の手によって自動的について自動的に消される。暖房がついている間は廊下までポカポカしていて、れおくんが例え床に寝転がって作曲していたとしても、なんら寒くない。しかし、管理人が怠けた日の朝は、正直俺でも寒くて布団から出たくないくらいなので気持ちはわかる。その上暖房は一日中ついているわけでもないのだ。そもそもイタリアは電気代が高くてファンヒーターの導入も少し渋っているくらいなのに、こたつなんて導入した日には光熱費だけで俺の財布はパンクしてしまいそうだ。れおくんに言ったら多分お金なんてどうとでもなるんだろうけれど、俺のプライドが許さないのだ。
1160「だ~め」
「セ~~ナ~~」
「だめったら駄目! フィレンツェにこたつなんて置けるわけないでしょ~!?」
このやりとりを三日おきくらいにしている。そろそろ勘弁して欲しい。このアパートは自分たちで暖房の管理ができるわけではなく、管理人の手によって自動的について自動的に消される。暖房がついている間は廊下までポカポカしていて、れおくんが例え床に寝転がって作曲していたとしても、なんら寒くない。しかし、管理人が怠けた日の朝は、正直俺でも寒くて布団から出たくないくらいなので気持ちはわかる。その上暖房は一日中ついているわけでもないのだ。そもそもイタリアは電気代が高くてファンヒーターの導入も少し渋っているくらいなのに、こたつなんて導入した日には光熱費だけで俺の財布はパンクしてしまいそうだ。れおくんに言ったら多分お金なんてどうとでもなるんだろうけれど、俺のプライドが許さないのだ。
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DONEいずレオ短文。ワンドロで書いたもの。猫 俺の家は日が傾けば傾くほど、部屋の中にオレンジ色の光が差し込んでくる。西向きにバルコニーがあるこのアパートメントを、俺は案外気に入っていた。
「にゃあ」
「あ、あんた、また来たのぉ?」
洗濯物を取り込んでいると、いつもバルコニーにやってくる、少しばかりふくよかな灰色の猫がいる。首輪はついていないので、飼い猫なのか自由猫なのかは判別できないけれど、日当たりを求めてこの場所へやってくるのが日課になっているようだ。ご飯はもらっているのか、ちゃんとした家はあるのか……気にはなっているけれど、変なものを与えるわけにもいかないので今のところは声を掛ける程度に留まっている。
お邪魔しますよ。とでも言うように俺に向かって声を掛けてくる。そして、陽だまりの中に入って丸まって眠るのだ。フィレンツェでの生活は、毎日が慌ただしくて一日のうちのんびりしている時間もそう多くはない。その中で、ただ丸くなっている猫を見ている時間というのは、アニマルセラピーというべきか、自分の中で案外癒やしになっていたので、ペットを飼うのも悪くないと思う。
1781「にゃあ」
「あ、あんた、また来たのぉ?」
洗濯物を取り込んでいると、いつもバルコニーにやってくる、少しばかりふくよかな灰色の猫がいる。首輪はついていないので、飼い猫なのか自由猫なのかは判別できないけれど、日当たりを求めてこの場所へやってくるのが日課になっているようだ。ご飯はもらっているのか、ちゃんとした家はあるのか……気にはなっているけれど、変なものを与えるわけにもいかないので今のところは声を掛ける程度に留まっている。
お邪魔しますよ。とでも言うように俺に向かって声を掛けてくる。そして、陽だまりの中に入って丸まって眠るのだ。フィレンツェでの生活は、毎日が慌ただしくて一日のうちのんびりしている時間もそう多くはない。その中で、ただ丸くなっている猫を見ている時間というのは、アニマルセラピーというべきか、自分の中で案外癒やしになっていたので、ペットを飼うのも悪くないと思う。
sayutaba18
DONEいずレオ短文。初詣に行く話を書こうと思って、その手前までになってしまった。初詣「れおくん! ちょっと! いつまで待たせる気なの!?」
「えっ!? おれ、セナとなんか約束してたっけ? フィレンツェに帰るのは明日だろ?」
「いいから早く! 上着着て玄関口に来てよねぇ! 今すぐ!」
「えぇ? う、うん……?」
そろそろ正月ボケもしていられない昼下がりのことだ。共有ルームでのんびりと作曲をしていたら、突然セナの怒鳴り声がしたので、思わずペンを放り投げて飛び上がってしまったのだ。おかけで音楽は消えるし、目の前には般若の顔をしたセナが立っている。まずい状況なのは確かなんだろうけれど、なにがセナの逆鱗に触れているのか、皆目検討がつかない。
パタパタと廊下を勇み足で進み、コートを手に取って玄関口へ向かいながらしばらく考えていたものの、これといって思い当たる節がない。昨日はセナに会っていないし、お正月は軽く顔を合わせただけで、特に会話もしていなかったはずだ。
1810「えっ!? おれ、セナとなんか約束してたっけ? フィレンツェに帰るのは明日だろ?」
「いいから早く! 上着着て玄関口に来てよねぇ! 今すぐ!」
「えぇ? う、うん……?」
そろそろ正月ボケもしていられない昼下がりのことだ。共有ルームでのんびりと作曲をしていたら、突然セナの怒鳴り声がしたので、思わずペンを放り投げて飛び上がってしまったのだ。おかけで音楽は消えるし、目の前には般若の顔をしたセナが立っている。まずい状況なのは確かなんだろうけれど、なにがセナの逆鱗に触れているのか、皆目検討がつかない。
パタパタと廊下を勇み足で進み、コートを手に取って玄関口へ向かいながらしばらく考えていたものの、これといって思い当たる節がない。昨日はセナに会っていないし、お正月は軽く顔を合わせただけで、特に会話もしていなかったはずだ。
sayutaba18
DOODLEいずレオ短文。大掃除編。大掃除「まったく。なんで俺があんたの部屋を掃除しないといけないわけぇ!?」
「わはは。ごめんごめん」
星奏館の寮、夏目によってレオの部屋に呼び出されたと思ったらこうだ。最近は年末も近づいているということで各自の部屋を大掃除している様子が伺える。泉は普段から掃除しているし、寮で物を散らかすのは衣更くらいなものだけれど、それもたかが知れているので寮の大掃除はとっくに終わっていた。
一方、レオの部屋も大方終わっているものの、レオの片付けが中々進んでいないというので泉が召喚されたというわけだ。自分はレオの保護者ではないんだけれど、同じユニットの好みだ。仕方ない。
レオのベッドを見やると、辺りには丸まった紙ごみ。散乱した楽譜。ペンも何本か床に落ちている。テーブルには飲み残したペットボトルが三本ほど立っているし、床には空き缶も落ちている。
2484「わはは。ごめんごめん」
星奏館の寮、夏目によってレオの部屋に呼び出されたと思ったらこうだ。最近は年末も近づいているということで各自の部屋を大掃除している様子が伺える。泉は普段から掃除しているし、寮で物を散らかすのは衣更くらいなものだけれど、それもたかが知れているので寮の大掃除はとっくに終わっていた。
一方、レオの部屋も大方終わっているものの、レオの片付けが中々進んでいないというので泉が召喚されたというわけだ。自分はレオの保護者ではないんだけれど、同じユニットの好みだ。仕方ない。
レオのベッドを見やると、辺りには丸まった紙ごみ。散乱した楽譜。ペンも何本か床に落ちている。テーブルには飲み残したペットボトルが三本ほど立っているし、床には空き缶も落ちている。
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DOODLEいずレオ短文もうおれのこと必要ないよな。って言うレオくんに、離すわけないでしょ!?って言う瀬名くん。
わかってないなぁ。 セナが海外に拠点を置いてから、何年か経ったある日、ついにイタリアで一番有名といわれる雑誌の表紙を飾ることができたのだ。その電話を受けていた時も、フィレンツェの家でおれは隣で聞いていた。いつもは当然でしょ? という顔をするだけだったセナも、さすがに感情を抑えられなくなったのかおれに抱きついてきた時には驚いたけれど、お互い嬉し涙を流しながら抱擁しあった。
「れおくん、俺……俺……」
「セナ! やったな! おれも自分のことのように嬉しいぞ~!」
「うん……れおくんも仕事いっぱい紹介してくれてありがとう……ここまでこれたのはれおくんのおかげだよ」
「いや~。おれはきっかけをあげただけ。結果がついてきたのはセナが頑張ったからに決まってるだろ!」
3035「れおくん、俺……俺……」
「セナ! やったな! おれも自分のことのように嬉しいぞ~!」
「うん……れおくんも仕事いっぱい紹介してくれてありがとう……ここまでこれたのはれおくんのおかげだよ」
「いや~。おれはきっかけをあげただけ。結果がついてきたのはセナが頑張ったからに決まってるだろ!」
sayutaba18
DOODLEいずレオ短文、お互い内緒で写真を撮ってるって話写真に収めて 朝日を浴びるには、まだ少し早い時間に、泉はふと目が覚めた。手探りでスマホを探し、時刻を確認する。まだしばらく寝ていても良い時間帯だ。メールやSMSのチェックを一通り済ませ、ふと隣を見ると、同居人が寝こけていたのでパシャ、とスマホのシャッター音を鳴らした。未だ微睡みの中にいるレオの愛らしい寝顔を、画面の中に記録したのだ。始めは床に変なポーズで寝ているのが面白くて撮り始めた寝姿も、今では愛しいなと思う度に撮り残している。いわゆる隠し撮りだ。今日は前髪が上にくるりとカールしていたので、あとで直してあげなきゃな。とオレンジ色の毛先をそっと撫でる。今だけは泉のものであり、理解しがたい戯れ言を言う唇も閉じきっている。ふに。と柔らかいほっぺをつついてみると、んぅ……と喉から声が聞こえた。なんでもないよ、おやすみ。と頬をさらりと撫でて、泉はまた布団へと潜った。
766sayutaba18
DOODLEいずレオ短文明日世界が終わるとしたら「なぁ、セナ、明日世界が終わるとしたら……どうする?」
「なにそれ。くだらない」
「妄想でしか語れないから面白いんだろ? セナはその時何をしてる?」
どう考えても明日は終わらない。どっかの占い師の大予言が外れたのも、大昔のことのように感じるご時世だ。世界がもし明日終わるとしても、俺に出来ることなんて何一つなくて、どこからともなくヒーローが現れることもなくて、ああ、終わりが来るんだなと思うことくらいである。
「う~ん。普通に仕事をして、会える人になるべく会って……そうだなぁ。あんたに電話しても、全然繋がらなくて、どこ行ったんだろうって、必死に探して、走って走って探し回ってたらあんたは呑気にその辺で作曲とかしてるの」
747「なにそれ。くだらない」
「妄想でしか語れないから面白いんだろ? セナはその時何をしてる?」
どう考えても明日は終わらない。どっかの占い師の大予言が外れたのも、大昔のことのように感じるご時世だ。世界がもし明日終わるとしても、俺に出来ることなんて何一つなくて、どこからともなくヒーローが現れることもなくて、ああ、終わりが来るんだなと思うことくらいである。
「う~ん。普通に仕事をして、会える人になるべく会って……そうだなぁ。あんたに電話しても、全然繋がらなくて、どこ行ったんだろうって、必死に探して、走って走って探し回ってたらあんたは呑気にその辺で作曲とかしてるの」
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DOODLEいずレオ短文。冷房設定二十八度「暑い……もう一度下げていい……?」
毎日のようにどんよりとしていた梅雨が終わり、いつの間にか暑さの厳しい夏になっていた。寒いのも苦手だけれど暑すぎるのもごめんだ。室内にいる時くらい快適に過ごしたいのに、同居人ときたら、おれにクーラーのリモコンを触らせてはくれない。
「だぁめ。喉痛めちゃうかもしれないし、電気代だって節約したいしねぇ」
「電気代ならおれが払うから……」
日本に帰ってきても相変わらず一緒に住んでるおれ達だけど、だいたいの生活費は折半にしている。その方がセナが過ごしやすいというのだから、仕方ない。
「だぁめ。そうやってれおくんはすぐお金で解決しようとするんだから」
「だってさぁ、実際暑くない? 二十八度ってさぁ~? おれ暑くて頭回らないんだけど…… 」
1795毎日のようにどんよりとしていた梅雨が終わり、いつの間にか暑さの厳しい夏になっていた。寒いのも苦手だけれど暑すぎるのもごめんだ。室内にいる時くらい快適に過ごしたいのに、同居人ときたら、おれにクーラーのリモコンを触らせてはくれない。
「だぁめ。喉痛めちゃうかもしれないし、電気代だって節約したいしねぇ」
「電気代ならおれが払うから……」
日本に帰ってきても相変わらず一緒に住んでるおれ達だけど、だいたいの生活費は折半にしている。その方がセナが過ごしやすいというのだから、仕方ない。
「だぁめ。そうやってれおくんはすぐお金で解決しようとするんだから」
「だってさぁ、実際暑くない? 二十八度ってさぁ~? おれ暑くて頭回らないんだけど…… 」
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DOODLE虫刺されのいずレオ虫刺され「かゆい! 変なところ刺された! くっ、手が届かん! せいぜい長生きしろよ蚊のやつ!」
「……何やってんのれおくん?」
リビングで一人、背中をウネウネと動かして角度を変え、襟ぐりから手を突っ込んで必死にもがいているれおくんを見下ろした。
「あっ、セナ! おかえり! あと助けて! 痒すぎておれの神経が悲鳴をあげている!」
「……はぁ? なにそれ?」
「答えを急ぐな妄想しろ! って言いたいところだけれどおれの方が限界だからもう言っちゃう! セナ、背中掻いて…?」
パタパタと背中を掌が泳ぐ。ああ、なるほど、どうやられおくんの手では届かないところが痒くて仕方ないらしい。
「ふぅん…? どうしようかなぁ~?」
「事は一刻を争ってるんだ! お陰でまだご飯が炊けてない!」
1913「……何やってんのれおくん?」
リビングで一人、背中をウネウネと動かして角度を変え、襟ぐりから手を突っ込んで必死にもがいているれおくんを見下ろした。
「あっ、セナ! おかえり! あと助けて! 痒すぎておれの神経が悲鳴をあげている!」
「……はぁ? なにそれ?」
「答えを急ぐな妄想しろ! って言いたいところだけれどおれの方が限界だからもう言っちゃう! セナ、背中掻いて…?」
パタパタと背中を掌が泳ぐ。ああ、なるほど、どうやられおくんの手では届かないところが痒くて仕方ないらしい。
「ふぅん…? どうしようかなぁ~?」
「事は一刻を争ってるんだ! お陰でまだご飯が炊けてない!」
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DOODLEいずレオの遅刻メイドの日。えーちも出て来ます。メイドさん「おまえなぁ……なんでおれがこんな格好しなきゃいけないわけ……?」
「君が演奏スタジオで作曲をしていた時に、勢い余って床に音符を書いていたからってさっきも説明したと思うのだけれど?」
「だからって……こんな……」
「反省してもらうには身体に覚えてもらう方が手っ取り早いと思ってね」
床に落書きをしてしまった。まぁそれは悪かったし謝った。業者の人がちゃんと消してくれたから床はピカピカだ。おれも反省はしてる。それなのに、なぜかおれはテンシにスタプロの事務所に呼び出されてメイドの格好をさせられていた。しかもふりふりのミニスカート。ご丁寧にニーハイと厚底の靴まで用意してあった。おまえ趣味悪いぞ。足元がスースーして最悪なんだけど。
3911「君が演奏スタジオで作曲をしていた時に、勢い余って床に音符を書いていたからってさっきも説明したと思うのだけれど?」
「だからって……こんな……」
「反省してもらうには身体に覚えてもらう方が手っ取り早いと思ってね」
床に落書きをしてしまった。まぁそれは悪かったし謝った。業者の人がちゃんと消してくれたから床はピカピカだ。おれも反省はしてる。それなのに、なぜかおれはテンシにスタプロの事務所に呼び出されてメイドの格好をさせられていた。しかもふりふりのミニスカート。ご丁寧にニーハイと厚底の靴まで用意してあった。おまえ趣味悪いぞ。足元がスースーして最悪なんだけど。
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DOODLE初めてのお友達から初めての恋人になる瞬間。いつもはレオからセナ好き好き~って抱きつくのに、いざ付き合ったら瀬名からこられてあわあわしちゃうレオの図。
はじめてのともだち 初めての友達、はじめてのともだち、ハジメテノトモダチ。
友達だろ? と口にしたのはいつだったか。はっきりとこいつは友達だと思えたのはいつだったか。
おれが何しててもちょっとぉ! の一言で済ませて、決して捨てることはしない、瀬名泉という男。
どこで何をしてても、おれを探しに来ては、ほら行くよ、と手を引いてくれる、おれの唯一の友達。
いつ会いに行ってもひとりぼっちで、ひとりで頑張ってて、そのくせ誰にも心を開かない。それが面白くて、気づいたら好きになってた。知ってるか? あんなに冷たい目をしているのに、おれの前だと笑うんだぞ? お陰で音楽が溢れて仕方がないから曲にするしかないよな! って何曲も作ってたらまたセナが笑った。あんた変わってるねって。そんなおれと一緒にいるおまえも結構変わり者だと思うけどな? あ、おれたち変わり者同士だから、一緒にいてこんなに楽しいのか? 今日はどんな初めてをおれにくれるの、セナは? 毎日楽しくて仕方がないんだけど。
2367友達だろ? と口にしたのはいつだったか。はっきりとこいつは友達だと思えたのはいつだったか。
おれが何しててもちょっとぉ! の一言で済ませて、決して捨てることはしない、瀬名泉という男。
どこで何をしてても、おれを探しに来ては、ほら行くよ、と手を引いてくれる、おれの唯一の友達。
いつ会いに行ってもひとりぼっちで、ひとりで頑張ってて、そのくせ誰にも心を開かない。それが面白くて、気づいたら好きになってた。知ってるか? あんなに冷たい目をしているのに、おれの前だと笑うんだぞ? お陰で音楽が溢れて仕方がないから曲にするしかないよな! って何曲も作ってたらまたセナが笑った。あんた変わってるねって。そんなおれと一緒にいるおまえも結構変わり者だと思うけどな? あ、おれたち変わり者同士だから、一緒にいてこんなに楽しいのか? 今日はどんな初めてをおれにくれるの、セナは? 毎日楽しくて仕方がないんだけど。
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DONEいずレオ3 凛月とレオとレオと泉いず歌0505でPixivに上げたレオ誕生日小説の続きですが、単体でも読めます。
イタリアでレオの誕生日を祝った次の日の夜明け前の話です。
Knightsみんなでお泊まりして欲しい、SS楽しみですね 6
sayutaba18
DONE泉をよしよし、ってしてあげるレオくん。よしよし 一週間くらいパリで仕事するからついでにシュウに会ってくる! と言っておれはフィレンツェを出た。パリはまたフィレンツェとは空気も温度も違う刺激で溢れている。さすがは芸術の街といった感じで霊感も沸きまくって作曲も捗り、そこら中から音楽が溢れていて最高だった。仕事も順調で予定より早く終わり、シュウに観光地を案内して貰ったりとセナと離れても充実した日々を過ごしていた。フランスはやっぱりご飯も美味しくて、朝食に出して貰うパンがいちいち美味しくて感激したのでセナにも食べさせてあげたいなぁ。なんて思いながら、帰りにお土産に買おうと決めた。
そして一週間後、今から帰る。とだけセナへメッセージを入れて飛行機へと乗り込む。おれが家を出ている間、セナからは特に連絡もなくて、フィレンツェにいるのか日本にいるのかもよくわからなかったけれど、knightsの仕事はなかったはずだから、多分フィレンツェにいるはずだ。
4474そして一週間後、今から帰る。とだけセナへメッセージを入れて飛行機へと乗り込む。おれが家を出ている間、セナからは特に連絡もなくて、フィレンツェにいるのか日本にいるのかもよくわからなかったけれど、knightsの仕事はなかったはずだから、多分フィレンツェにいるはずだ。
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MOURNINGれおくんの実家に転がり込むセナの図。「れおくんの家に泊まりに行きたい」じぃっとこちらを見るのは、フィレンツェに帰らず日本にいるも、居場所を知られたくないからと雲隠れ先におれの家を選んだ男、瀬名泉だ。なんで? と聞くのは野暮だろう。俺の言いたいことくらいわかるでしょ。なんて目をしている。カッコつけだからなぁセナは。どうやら後輩や知人に暇だと思われたくないらしい。毎回時差ボケが酷くてお肌のメンテナンスが大変だとかいうセナらしい理由でフィレンツェに帰らず、しかもホテルでも自分の実家でもなく、おれの実家に行きたいって言い出した。セナとおれは付き合ってる……というか、どっちもちゃんと告白はしたことないんだけれど、いつの間にかそういう雰囲気になっていた。あれの最中に好きだとか愛してるとかお互い言い合ってるから多分付き合ってる。むしろ付き合ってなかったらこの関係はなんなのだろうと言いたい。もちろんセナは付き合う前、学生の頃から何回もおれの家に来て泊まったことはある。勝手知ったる他人の家だ。当然断る理由はない。
「ねぇ、ダメなの? 何か言ってよねぇれおくん」
「ん? うん。大丈夫。おれも久しぶりにルカたんに会いたいしなぁ! よし、行 2527
sayutaba18
DONE大正浪漫時代のいずレオ妄想。妹の代わりにお見合いに行くレオくんです。「ルカがお見合い!?」
今日一番の声が出た。すごく驚いてしまった。だって妹はまだ十六歳になったばかりだ。結婚なんて早すぎる。
「ルカだって、早く結婚して、いいお婿さんの所に行くのが幸せに決まっているじゃない」
母が言った。それが女の子の幸せなのか? 全員結婚して同じレールの上を歩いて行かなきゃいけないのか? そこに本人の意思はないのか? なんだかそれは、ひどくつまらない。と思った。
「あなただって早くお見合いして、お嫁さんをこの家に連れてきてくれない? こないだもお見合いをすっぽかして、先方はかなりお怒りだったのよ」
そんなこと知ったことではない。おれはまだ二十歳そこそこで結婚なんてしたくないし、好きな子とちゃんと恋愛して、結婚して幸せになりたいのだ。月永家を継ぐ覚悟は出来ているけれど、それはまだその時じゃない。
「ルカはそれでいいのか…?」
ルカを見ると、はにかんだ顔で笑っていた。きっと嫌なんだろうなと思った。どこの誰かともわからないやつと急に生涯を誓って無理矢理結婚させられるなんて、自分だったら絶対ごめんだ。そうだ、いいこと考えた。ようはお見合いを台無しにしてしまえばいいん 2461
sayutaba18
DONEハッピーバレンタインないずレオ「セナ! もうすぐバレンタインデーだな~! 今年は何作ってくれるの?」貰えることが、さも当然とばかりに数日前にレオが言っていた。満面の笑みで。太陽のようは微笑みで。瀬名に貰えないなんて、万が一にも考えていない能天気さに呆れつつ、材料を買い揃え、何を作ろうかとレシピ本と睨めっこしていた自分は、やっぱりレオのことが好きなのだろうか。
それはもちろん、好きか嫌いかで言うと好きだ。何を作ってあげたとしても喜ぶだろうその笑顔が見たい。いやいや、あのアホには付き合いきれないんだから。あくまで真にあげるチョコのついでに、余ったから仕方なくあげるんだから。そうだ、これは決して恋なんてものじゃない。
雑念を振り払うべく、お菓子作りに取りかかる。始めにタルト生地を焼いて、今回はチョコレートクリームと、生クリームにあいつの好きなコーヒーを混ぜ、コーヒークリームを作った。タルトが冷めたらクリームを全体にのせ、いちごを飾りつけ、最後に粉砂糖を振りかければ完成だ。うん。我ながら良い出来栄えである。
「……ゆうくんじゃなくて、あいつが好きそうなものを作っちゃった……」
思えば、真はどんなチョコレートが好き 3893
梅酒美味しい
MOURNING「アイネクライネ」 米津玄師 (敬称略)いずレオの曲にしか聞こえないこの曲が大好きです
過去に名前を呼んでくれた事を幸せを感じつつ、今の距離感にたまに切なくなるレオ
2人でやっていた時の何気ない幸せに戻りたい思いと、レオに対しての罪悪感で迷う泉
お互い不器用に思ってるんだろうな 3
sayutaba18
DONE冬の朝その2 付き合ってないいずレオ(でもベッドは一緒)「ん……、……ん?」お腹あたりが重い。と手を伸ばすと、誰かの手に触れた。誰かっていうかセナしかいないはずだ。これで振り返ったら違う人だった……なんてことがあればそれはそれで面白いかもしれないけど。その場合セナがものすご~く怒りそうなのでそういう事態はご遠慮したい。
おれは抱き枕のように、セナにがっちりと両腕で抱き締められていた。いつからこうされていたのだろう。全然気づかなかった。そもそも珍しい。セナはいつも上を向いて寝るか、反対側を向いて寝ることが多いのに。
できることなら反対側を向きたい。どんな顔をしてこいつはおれを抱きとめているのだろう。あ、冬だからセナも人恋しくなったりするのか? よしよし、それならおれがあっためてあげるからな~!
小さく身動ぎをして寝返りを打つ。ちょうどおれの頭のちょっと上にセナの顔が見えた。寝ている時はさすがに眉間に皺も寄っていない、気持ち良さそうに眠るセナ。寝息も静か。さすがだな。綺麗だな、と見つめていたら、たちまち頭の中に音楽が溢れだしてくる。これだからセナはほんと、勘弁して欲しい。
お返しとばかりにセナのお腹に手を回して隙間なくくっついてみた 1713
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DONE正月はしゃぐいずレオ。「やっほ~セナ! 羽根つきしようよ!」そんな小学生みたいなセリフと共に、一月二日、レオが羽子板を持って瀬名家へとやってきた。
「はぁ? なんで俺があんたと正月早々羽根つきなんてしないといけないわけぇ? ……とりあえず寒いから中に入りなよ」
「セナ、ありがとう! お邪魔しま~す」
分厚いダウンを着ている癖に、鼻と頬をリンゴのように真っ赤にしたレオが玄関先に現れたら、何の用かはさておき、暖めてあげないと、なんて思ってしまう訳だ。
勝手に廊下へと歩み出すレオに「コーヒー入れるから中で待ってて」と声をかけると「はーい!」と返事が聞こえて、瀬名の部屋へと入っていく。
手早くインスタントコーヒーを入れ、自室へと戻ると、レオはちょこんとテーブルの前に座っていた。
「はい、コーヒー」
「ありがと~! あ~温まる……セナの入れてくれたコーヒー……霊感が湧きそう……」
やれやれと、引き出しからさっとノートとペンを取り出し手渡すと、さらさらとレオは音符を紙に踊らせていく。しばらくそれを眺めながら、瀬名が口を開いた。
「れおくん何しに来たの? 人の家に作曲しに来たわけじゃないんでしょ~?」
「 2397
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DONEクリスマスのいずレオ。今日はクリスマス。骨つきで購入しておいた鶏肉に朝から包丁で切り込みを入れ、皮にフォークを何ヵ所も突き立てて下処理を終えた後、調味液に漬け込んでから仕事へと向かった。帰宅後は、ブロッコリーとミニトマトで簡易的なクリスマスツリーに見えるように盛り付けをし、ハムを星形にくりぬいて散りばめた。キャベツ、人参、たまねぎをくたくたになるまで煮たたせたコンソメスープも作ったので、これで今日の野菜摂取量とカロリーも大丈夫だろう。ここでシチュー系をリクエストされていたらカロリーオーバーになるところだった。主食は米かパンか悩んで、折角だからと帰りにパン屋に寄って中が軟らかそうなフランスパンを買った。もちろん既に食べやすい大きさに切り分けてある。オーブンを充分に温め、あとは仕込んでおいた鶏肉を焼けば、ローストチキンの完成だ。
……時刻はもうすぐ19時だ。これだけの量を食べるのならば、20時までには食べ終えておきたい。クリスマスだからといって自分を甘やかすほど能天気でもないのだ。ケーキは昨日ユニットでクリスマスパーティーをした時に、わざわざ凛月が焼いてきてくれたものを食べたのだから、本音を言えば今日は軽 2978
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DONE冬の朝いずレオSS練習です。
冬の朝「ねぇ、れおくんさぁ。そろそろ起きたらどうなのぉ?」
返事の代わりに、ぎゅっとお腹に回された腕に力が加わった。まだ起きる気はないらしい。
「休みだけどさぁ。いつまでベッドにいるわけぇ?」
「だって寒いんだもん! ここで楽園あり桃源郷でもある! とにかくおれはここから出ない!」
「あ、起きた」
「嘘です。寝てます」
「じゃあ寝てていいから、手どけてよねぇ。そろそろ朝ご飯食べたいんだけどぉ?」
「やだ! セナという湯タンポがいなくなったらこの布団の暖かさも半減? いや、それ以上だ! それはおれが許さない!」
「れおくんに許されてもねぇ」
寝起きから元気すぎる。おそらくだいぶ前から起きてたんだろうと思う。
「だいたいなんだ!? おれの方を向かないでスマホばっかり見て! セナはいつからスマホさんちの子になったんですか!」
997返事の代わりに、ぎゅっとお腹に回された腕に力が加わった。まだ起きる気はないらしい。
「休みだけどさぁ。いつまでベッドにいるわけぇ?」
「だって寒いんだもん! ここで楽園あり桃源郷でもある! とにかくおれはここから出ない!」
「あ、起きた」
「嘘です。寝てます」
「じゃあ寝てていいから、手どけてよねぇ。そろそろ朝ご飯食べたいんだけどぉ?」
「やだ! セナという湯タンポがいなくなったらこの布団の暖かさも半減? いや、それ以上だ! それはおれが許さない!」
「れおくんに許されてもねぇ」
寝起きから元気すぎる。おそらくだいぶ前から起きてたんだろうと思う。
「だいたいなんだ!? おれの方を向かないでスマホばっかり見て! セナはいつからスマホさんちの子になったんですか!」