√
emer_game
DONEレトシェズ♂の文を書いた 二人で遠乗りに行って距離が近い話 √分岐後、クリア前のどこかの時点を想定。国の特定はあまりしていません。 ※懐刃-レトの支援A、懐刃との遠乗りPPT後会話のネタを含みます。猫と遠乗り「あいつ面白えやつだな」
半日ほどの外出から帰ってきた父親は、荷物の整理もそこそこにどっかりと椅子に座り込んで、突然そう言い放った。
携帯用の回復薬をあらためていたベレトは、手を止めずにジェラルトを横目で確認する。出て行った時と変わらない健康そうな体を遠慮なく座面に沈めているのが見えてひとまず安心した。この稼業だ、帰ってきたら指一本無くなっているなんてことも珍しくはない。
「どこか行っていたのか」
「隊長さんに遠乗りに誘われてよ、水辺沿いまでちょっくら」
「この前調査隊が見つけたと言っていた所? 」
「そうそう、お前もちゃんと流行りの話を聞いてんじゃねえか。いい傾向だな。……そんでよ、……ふふ…」
肘置きに頬杖をついて笑う父親はかなり上機嫌な様子だ。よほど楽しいことがあったらしい。
5624半日ほどの外出から帰ってきた父親は、荷物の整理もそこそこにどっかりと椅子に座り込んで、突然そう言い放った。
携帯用の回復薬をあらためていたベレトは、手を止めずにジェラルトを横目で確認する。出て行った時と変わらない健康そうな体を遠慮なく座面に沈めているのが見えてひとまず安心した。この稼業だ、帰ってきたら指一本無くなっているなんてことも珍しくはない。
「どこか行っていたのか」
「隊長さんに遠乗りに誘われてよ、水辺沿いまでちょっくら」
「この前調査隊が見つけたと言っていた所? 」
「そうそう、お前もちゃんと流行りの話を聞いてんじゃねえか。いい傾向だな。……そんでよ、……ふふ…」
肘置きに頬杖をついて笑う父親はかなり上機嫌な様子だ。よほど楽しいことがあったらしい。
yosino_sirayuki
DONEカイ√後の夏休みに一人暮らしのカイ宅に帰省する希佐の話指先で押したチャイムが部屋の中で響く音を聞きながら、ずり落ちそうになるバッグの紐を再度肩に担ぎ直した。
日が落ちたもののサウナのような熱気は未だ衰えず、もうすぐ汗になりそうな予兆が希佐の全身に纏わりついている。
体の中に染み込んだ熱の塊を吐き出すように深く息を吐いたタイミングで、目の前のドアが開いた。
「立花……暑かっただろう」
労いの声と同時に、冷房の効いた室内から心地いい冷風が希佐に吹き付けた。
「カイさん! お待たせしました」
昨夜電話したばかりだというのに、再会の喜びは希佐の心を沸き立てて、声もスキップみたいに弾む。
そんな希佐を柔らかく見つめたカイは、扉を大きく開いて、彼女が早く涼めるようにと一人暮らしの部屋へ迎え入れた。
3060日が落ちたもののサウナのような熱気は未だ衰えず、もうすぐ汗になりそうな予兆が希佐の全身に纏わりついている。
体の中に染み込んだ熱の塊を吐き出すように深く息を吐いたタイミングで、目の前のドアが開いた。
「立花……暑かっただろう」
労いの声と同時に、冷房の効いた室内から心地いい冷風が希佐に吹き付けた。
「カイさん! お待たせしました」
昨夜電話したばかりだというのに、再会の喜びは希佐の心を沸き立てて、声もスキップみたいに弾む。
そんな希佐を柔らかく見つめたカイは、扉を大きく開いて、彼女が早く涼めるようにと一人暮らしの部屋へ迎え入れた。
cln0621uan1
DONE高銀あの赤子が高杉晋助本人として転生急成長した√
云年前からの推しカプだけど生まれて初めて描いた
描いちゃったよ
古の高銀像からまさかこんな純粋幼馴染cpに解釈更新されるとは思わなんだな……人生何があるか分からんね 2
pagupagu14
DONE形に残るもの/沖千(薄桜鬼)薄桜鬼風華伝沖田√クリア記念。この時代写真は存在したので写真館でカメラ撮ってほしい~~という願望から。沖田√後の話です。
形に残るもの 「千鶴ちゃん、町に行ってみない?」
ある日のこと総司さんはそうやって私に提案した。羅刹の毒も薄れ、穏やかな日々を過ごしている時、その提案がすごく嬉しくてちょっぴりおめかしをして総司さんの隣を並んで歩く。山を、森を越え、辿り着いた町の先で総司さんが私を連れてきたのは【写真館】だった。
「写真館?どうして…」
「うーん、まあどうしてって言われると困るんだけど」
「?」
「残したくなったんだ。君と僕の思い出を。君を残してしまうとしても、僕が消えてしまっても君は笑えるように、僕のことを思い返して笑うことができるようにと思って」
「――っ、それは、」
思わず目尻に浮かぶ涙を困ったように総司さんは指で掬う。
「千鶴ちゃんってば泣き虫なんだから」
914ある日のこと総司さんはそうやって私に提案した。羅刹の毒も薄れ、穏やかな日々を過ごしている時、その提案がすごく嬉しくてちょっぴりおめかしをして総司さんの隣を並んで歩く。山を、森を越え、辿り着いた町の先で総司さんが私を連れてきたのは【写真館】だった。
「写真館?どうして…」
「うーん、まあどうしてって言われると困るんだけど」
「?」
「残したくなったんだ。君と僕の思い出を。君を残してしまうとしても、僕が消えてしまっても君は笑えるように、僕のことを思い返して笑うことができるようにと思って」
「――っ、それは、」
思わず目尻に浮かぶ涙を困ったように総司さんは指で掬う。
「千鶴ちゃんってば泣き虫なんだから」
do_u_shite
DONEヒューゴ×セレス第二幕共通後想定捏造ヒュ√
ほのぼの?から入りますが最後は重めのシリアスです
ヴ√某シーンがトラウマになっている方は引き返してください
落陽の空騒ぎ 午後の陽気が心地良い。温かな光の下で、野菜が瑞々しく輝いている。それらを不安定に揺らしながら、私は石畳の上で不規則な足音を鳴らしていた。
「わっ……とと。ふう……」
紙袋を胸元に抱き直し、少し張り切り過ぎたかしらと溜息をつく。気合を入れ直してよたよたと歩みを再開させると、後ろから馴染み始めた声が聞こえた。
「おいおい。何やってんだよあんたは」
「!」
驚いて足を止めた拍子に、ぐらりと林檎が傾く。
「あっ!」
「よっ、と。ほらよ、大丈夫か」
目を丸くして固まっている間にも、骨張った手はぱしりと林檎を片手に受け止めた。
「ヒューゴさん。ありがとうございます」
お礼と共に見上げると、逆光の中で何とも気不味そうな表情を浮かべる彼と目が合った。
6970「わっ……とと。ふう……」
紙袋を胸元に抱き直し、少し張り切り過ぎたかしらと溜息をつく。気合を入れ直してよたよたと歩みを再開させると、後ろから馴染み始めた声が聞こえた。
「おいおい。何やってんだよあんたは」
「!」
驚いて足を止めた拍子に、ぐらりと林檎が傾く。
「あっ!」
「よっ、と。ほらよ、大丈夫か」
目を丸くして固まっている間にも、骨張った手はぱしりと林檎を片手に受け止めた。
「ヒューゴさん。ありがとうございます」
お礼と共に見上げると、逆光の中で何とも気不味そうな表情を浮かべる彼と目が合った。
Satsuki
SPOILER◎無双青√中のレトユリ。灰色の悪魔さんが前哨基地で情緒育ってるの可愛いね~~人食い燕さんにつまみ食いされててくれ!!!!というだけの妄想。220710(220715改稿) 1835nanndemo_monyo
MAIKING昔書いた紅花√のリンレトが出てきたので供養。こんなんいつ書いてたんだろう。いろいろと捏造部分が多く尻切れトンボです。戦災で割と考え込むし疲れているのに、それを全く自覚していない先生と、なんとなくわかっていたので介抱するリンハルトの話
(先生のそれが精神的なものである、というのは、できる限り読者にバレないように書くこと)
先生の疲労の原因
⇒セテスを殺した感触(家族、と言うほどの仲の物を自ら屠ったこと)
⇒レアの正体と自分の出自を知り、「人の世に、と言うのなら、本当は俺自身も滅ぶべきだった」と考えたこと
⇒使命を失ったこと
「酷使しすぎたせいだろうね」
元黒鷲学級の生徒の会議で、リンハルトはそう言った。
「天帝の剣の力にしろ、あの指揮能力や紋章にしろ、先生の持っていたものは普通じゃなかった。その代償だとか、ツケが回ってくるなら、心臓を取り戻した今が適切だ」
2621(先生のそれが精神的なものである、というのは、できる限り読者にバレないように書くこと)
先生の疲労の原因
⇒セテスを殺した感触(家族、と言うほどの仲の物を自ら屠ったこと)
⇒レアの正体と自分の出自を知り、「人の世に、と言うのなら、本当は俺自身も滅ぶべきだった」と考えたこと
⇒使命を失ったこと
「酷使しすぎたせいだろうね」
元黒鷲学級の生徒の会議で、リンハルトはそう言った。
「天帝の剣の力にしろ、あの指揮能力や紋章にしろ、先生の持っていたものは普通じゃなかった。その代償だとか、ツケが回ってくるなら、心臓を取り戻した今が適切だ」
pagupagu14
DONE共に眠ろう/黒槐(百花百狼)アニメイト特典シチュCDが黒雪√後だったら…みたいな設定。月下丸は二人がくっついてるの知らんくて驚愕してたらいいなあ、と思う
共に眠ろう 「……?」
ぱちりと自然に目を覚ましてしまった槐は隣にいるはずの黒雪の姿がないことで辺りを見回す。月下丸はよく寝ている。しかし黒雪の姿は見えず不安に駆られてしまう。
(ごめんなさい、月下丸…)
忍びらしく足音を消して部屋を抜け出すと黒雪を探し歩き出す。廊下を過ぎ、庭に出たところで月を見上げる黒雪を見つけ槐はほっと胸を撫でおろした。
「黒雪、ここにいたのですか」
「!…槐、」
「…眠れないのですか」
「……まあ、そんなとこ。朝近くになったら戻ろうとは思ってたよ」
そう言ってまた月に視線を向ける黒雪が今にも消えてしまいそうで槐はその手を掴んだ。
「槐…?」
「冷たい…どれほどここにいたのですか?」
「さあ、覚えてないや」
1225ぱちりと自然に目を覚ましてしまった槐は隣にいるはずの黒雪の姿がないことで辺りを見回す。月下丸はよく寝ている。しかし黒雪の姿は見えず不安に駆られてしまう。
(ごめんなさい、月下丸…)
忍びらしく足音を消して部屋を抜け出すと黒雪を探し歩き出す。廊下を過ぎ、庭に出たところで月を見上げる黒雪を見つけ槐はほっと胸を撫でおろした。
「黒雪、ここにいたのですか」
「!…槐、」
「…眠れないのですか」
「……まあ、そんなとこ。朝近くになったら戻ろうとは思ってたよ」
そう言ってまた月に視線を向ける黒雪が今にも消えてしまいそうで槐はその手を掴んだ。
「槐…?」
「冷たい…どれほどここにいたのですか?」
「さあ、覚えてないや」
サクライロ
DONE勢いで埋めて参った。『死ぬ病』メリバ√、これにて完結です。半年以上も間が空いてしまったので、ざっくり粗筋を冒頭に載せました。導入部分&メリバ前編はカテゴリタグから読めます。
救いがないです。死ネタバドエン苦手な方はご注意くだされ。ゆくゆくハピエン√も書いて投稿します。Ⅴ30thには出せたらいいなぁ。
このメリバ展開について語りたい事が山盛りある…後ほどくるっぷで発狂してきます!!
好きと言ったら死ぬ病...merrybad√【後編】【前回までのあらすじ・メリバ編】
人外種特有の病を発症したフローラ。治癒のため世界中を奔走するテュールだが、彼女の病を悪化させているのは自分にかけられた呪いであると竜神から教えられる。
解呪の手立てなくフローラが死に瀕した時、彼女は全ての生体機能を一時的に止める『凍化』の秘術を自らに施した。しかしテュールが事実を知る術はなく、死んだと思った妻を蘇生させるため禁忌の自己犠牲呪文『メガザル』を発動させてしまう。
それから五年、全ての記憶を封じられ天空城で過ごすフローラを十七歳になった双子達が迎えにいく。
あの日妻の命と引き換えに死んだはずのグランバニア王が、仲魔をひきつれ祖国を蹂躙しているという。彼を止めるため、そして今度こそ真実を知るために、『天空の勇者』リオは妹と母、そして父の親友ヘンリーを連れて再びグランバニアへと赴いたのだった。
13742人外種特有の病を発症したフローラ。治癒のため世界中を奔走するテュールだが、彼女の病を悪化させているのは自分にかけられた呪いであると竜神から教えられる。
解呪の手立てなくフローラが死に瀕した時、彼女は全ての生体機能を一時的に止める『凍化』の秘術を自らに施した。しかしテュールが事実を知る術はなく、死んだと思った妻を蘇生させるため禁忌の自己犠牲呪文『メガザル』を発動させてしまう。
それから五年、全ての記憶を封じられ天空城で過ごすフローラを十七歳になった双子達が迎えにいく。
あの日妻の命と引き換えに死んだはずのグランバニア王が、仲魔をひきつれ祖国を蹂躙しているという。彼を止めるため、そして今度こそ真実を知るために、『天空の勇者』リオは妹と母、そして父の親友ヘンリーを連れて再びグランバニアへと赴いたのだった。
pagupagu14
DONE想いの形をした贈り物/黒槐(百花百狼)転生現パロ同い年で付き合ってる黒槐のお話。
黒雪√の槐すこすこのすこなんだ…
想いの形をした贈り物 「ふふっ、楽しいですね!黒雪」
花のような笑みを浮かべて槐は俺の手を握ったまま歩く。俺は引かれる手の感覚に喜びを感じながら隣に並んで歩く。
「修学旅行の自由時間、一緒に回れたらいいなと思ってはいましたが本当に回れるとは思わなくて楽しいです!」
「…俺も、楽しいよ」
月下兄や伽羅、猿之助は上の学園で霞は俺たちよりも下の年齢だから、俺と槐が同学年だから一緒に修学旅行に来ることが叶っていた。幸せで楽しい…だからこそ槐の気持ちが気掛かりで、自分に自信がない俺はネガティブなことを考えてしまう。
「…ごめんな」
「え?」
「だって俺は月下兄じゃないから…槐はみんなと一緒がいいんだもんな…」
だからーーと言葉を紡ごうとする俺の片手も包み込むように握る。
1738花のような笑みを浮かべて槐は俺の手を握ったまま歩く。俺は引かれる手の感覚に喜びを感じながら隣に並んで歩く。
「修学旅行の自由時間、一緒に回れたらいいなと思ってはいましたが本当に回れるとは思わなくて楽しいです!」
「…俺も、楽しいよ」
月下兄や伽羅、猿之助は上の学園で霞は俺たちよりも下の年齢だから、俺と槐が同学年だから一緒に修学旅行に来ることが叶っていた。幸せで楽しい…だからこそ槐の気持ちが気掛かりで、自分に自信がない俺はネガティブなことを考えてしまう。
「…ごめんな」
「え?」
「だって俺は月下兄じゃないから…槐はみんなと一緒がいいんだもんな…」
だからーーと言葉を紡ごうとする俺の片手も包み込むように握る。
Satsuki
DONEレトユリ。蒼√後のいつかのどこか。こくほこ15の無配でした。
てのひらの肖像ユーリスはふと手を止めて、引き出しの中を見つめた。ベレトが使っている部屋は相変わらず簡素で、物が少ない。はるか昔、傭兵として育った環境がそうさせているのか、それとも生まれついた彼の性分なのかは分からない。この小さな家にも、もう数年住み着いてはいるが、ベレトの部屋にあるものといったら。机と椅子、壁にかけられた釣り竿。本や服が収められた棚。それ以外は、すっきりと片付いている。
その唯一の棚の引き出しに、乾いた服をしまってやろうとして気が付いた。間違えて、別の場所を開いてしまったのだ。
そこには、古い本が一冊と、小さな帳面。その上に、セイロス教のシンボルが模られた首飾り。それに使い込まれた懐中時計が、きちんと置かれていた。
2919その唯一の棚の引き出しに、乾いた服をしまってやろうとして気が付いた。間違えて、別の場所を開いてしまったのだ。
そこには、古い本が一冊と、小さな帳面。その上に、セイロス教のシンボルが模られた首飾り。それに使い込まれた懐中時計が、きちんと置かれていた。
yosino_sirayuki
DONE6月23日、ムツミの日なのでムツミになろうと誘うカイさんが書きたかった。カイ好感度MAX希佐√5年後くらいの捏造だらけのカイキサ
突然始まって突然終わります
窓を叩いていた雨音は、段々と勢いを増していた。
既に一粒一粒のそれは聞き取れずに轟々と絶え間なく連なっている。
3年前の日付が書かれた一枚の紙切れは、空調の風に煽られて時折端を持ち上げている。
材質は軽く、重石代わりに差し込まれた香水の小瓶が無ければ、すぐにでもテーブルの上から落ちてしまうだろう。
けれど、そこに記された文面と“立花希佐”のサインは、人生を変えるほどに重い。
まず驚き、一瞬の喜びを映し出した後に、無理に歪めて作られた冷静さは、今は諦めを色濃くしていた。
この後輩はカイが知る誰よりも強い意志と挫けない夢を抱いていた。
連絡が取れなくなって這うように過ぎた3年。されど3年だ。ユニヴェールで生きた時間と同じだけの長さで、ここまで変わってしまうとは俄かに信じがたかった。
2668既に一粒一粒のそれは聞き取れずに轟々と絶え間なく連なっている。
3年前の日付が書かれた一枚の紙切れは、空調の風に煽られて時折端を持ち上げている。
材質は軽く、重石代わりに差し込まれた香水の小瓶が無ければ、すぐにでもテーブルの上から落ちてしまうだろう。
けれど、そこに記された文面と“立花希佐”のサインは、人生を変えるほどに重い。
まず驚き、一瞬の喜びを映し出した後に、無理に歪めて作られた冷静さは、今は諦めを色濃くしていた。
この後輩はカイが知る誰よりも強い意志と挫けない夢を抱いていた。
連絡が取れなくなって這うように過ぎた3年。されど3年だ。ユニヴェールで生きた時間と同じだけの長さで、ここまで変わってしまうとは俄かに信じがたかった。
pagupagu14
DONEお前が幸せになるその日は近い/イーティファ前提イーオン+ラディ若干ラディ√バレっぽいのがあるかも(?)
お父さんラディ好きなんよな~~~~~~~~~イーオンハピエン後です。ティファリア全く出てきませんがイーティファです!
お前が幸せになるその日は近い 「あーあ、またこんなとこで寝ちまって…」
はあ、とラディはため息を吐くと机に突っ伏したまま寝てしまっているティファリアに手を伸ばす――がそれを止めたのはイーオンの腕だった。
「…ラディとティファリアは家族でこういうことも何度かあったのかもしれないが…だが、その、今は自分が彼女の、ティファリアの恋人だ。だから、その役目は自分に任せてはもらえないだろうか……」
そんなイーオンの言葉に一瞬面食らった顔をしたラディだったがそのあとふっと笑みを浮かべる。
「分かったよ、悪かったな。いつもの癖でついな」
「……いつもの癖、か。それは、仕方がないな」
「ああ、そうだ。だから許してくれ、今後はイーオンがいる時は任せるようにすっからよ」
740はあ、とラディはため息を吐くと机に突っ伏したまま寝てしまっているティファリアに手を伸ばす――がそれを止めたのはイーオンの腕だった。
「…ラディとティファリアは家族でこういうことも何度かあったのかもしれないが…だが、その、今は自分が彼女の、ティファリアの恋人だ。だから、その役目は自分に任せてはもらえないだろうか……」
そんなイーオンの言葉に一瞬面食らった顔をしたラディだったがそのあとふっと笑みを浮かべる。
「分かったよ、悪かったな。いつもの癖でついな」
「……いつもの癖、か。それは、仕方がないな」
「ああ、そうだ。だから許してくれ、今後はイーオンがいる時は任せるようにすっからよ」
94dreamer16
DONE【94夢主乙女ゲーム】イザナギ√スチル当主様ルートをナギリさんでクリアした時に出る常夜神社でのイベントスチル。
折角なので差分としてメイキング載せときます。
①背景とか暈す前のくっきりしてる塗り
②エフェクト追加
③構図をより乙女ゲームっぽく
④乙女ゲームっぽいキラキラ追加
セリフ入り版も近々作ります。 4
のゆき
DOODLEガ清/モブ視点限定的に行き来できる&通い婚してるガ清な世界線で、学生達と遺跡調査に来てた清麿が誘拐された後の事。助けに行ったら父の様に授業してて、誘われた王様はおっきな体でちょこんと正座して授業を拝聴する。
誘拐した魔物に悪意が無く、言葉足らず&行動先行で誘拐になった√だと拐われた先で子供達に懐かれて、絵本の読み聞かせしてるところに救助が展開。
なおどちらの√でも城へお持ち帰りされるのでしょう… 2
cln0621uan1
DONE川玉一生知らなくていいと思ってたのに
煙草の煙を相手の顔に吹きかける動作は趣があるなぁ…。
エンド後の川瀬精神安定して夜はぐっすり寝れるようになったし禁煙もいけそうでは?というか未来の玉森の姿を視てしまっているのでほんの少し思うところもありそうでもあり無さそうでもある。
川瀬√だと玉森が黒シャツ着るようになるの彼氏の色に染められてるみたいで大変かわいいね。
pagupagu14
DONEイーティファ(ラディアンテイル)。イーオン√に爆萌えしちゃったのでイーティファです。イーオン√バレあるのでイーオン√後読まれるのを推奨します
上書きのキス 「い、いーおん……?」
ティファリアの鼓動はまるで心臓を握りつぶしてしまいそうな勢いで大きな音を立て、早鐘をうっていた。顔も真っ赤に染まり、熟れた林檎だと言われても頷いてしまうほどに赤かった。けれどイーオンは止まらない。ルビー色の瞳の中にティファリア、ただ一人だけを見つめながらまたゆっくりと口づけをその証へと向けた。
まるで犬猫がマーキングするかのように口づけを繰り返すイーオンに唇のキスではなく、肌にイーオンの唇が触れているだけだというのにティファリアはキャパオーバー寸前だった。
「ふ……顔が真っ赤だな。ティファリア」
「い、イーオンのせいだもん!」
ぱくぱくと口を開閉させてやっと反論の言葉を口にするティファリアに思わずイーオンは笑みを零す。
1189ティファリアの鼓動はまるで心臓を握りつぶしてしまいそうな勢いで大きな音を立て、早鐘をうっていた。顔も真っ赤に染まり、熟れた林檎だと言われても頷いてしまうほどに赤かった。けれどイーオンは止まらない。ルビー色の瞳の中にティファリア、ただ一人だけを見つめながらまたゆっくりと口づけをその証へと向けた。
まるで犬猫がマーキングするかのように口づけを繰り返すイーオンに唇のキスではなく、肌にイーオンの唇が触れているだけだというのにティファリアはキャパオーバー寸前だった。
「ふ……顔が真っ赤だな。ティファリア」
「い、イーオンのせいだもん!」
ぱくぱくと口を開閉させてやっと反論の言葉を口にするティファリアに思わずイーオンは笑みを零す。
KULENOA
DOODLE【R18】mhkbうぃ〜のBADエンド√とかいうやつこのかびたやは♀
前にツイートしてた脅迫監禁陵辱(本人は大切にしてるつもり)とかなんとか言ってたやつっぽいの…
PASS:🔞?【yes/no】 2
柑橘臭酸
DONE※不穏。うちの子の1枚とよその子の不穏なの詰め合わせ1・2…ヴィアさんの親友(不穏√ではない…)
3…※キアヴィア前提 ヴィアさんに同化するキアマ
4・5…アーフィン君とオールンさんどっちか欠けると不穏√行き
6・7…教祖になるアーフィン君
8・9…魔王になるオールンさん
10…暴走バグブレイド君(ムカデの描写あります、苦手な方注意。)
11・12…アロマ君とみつソンさん(…似てない) 12
pagupagu14
DONE共にいられる時間/ザフォティファ(ラディアンテイル)ザフォラ√後ハピエンノマエンどっちでもとれるようにと思ってます。
いちゃついてくれ~~~~ステラ撮りおろし的にこれくらいしそう好き
共にいられる時間 「わっ、ちょっ…ざ、ザフォラ…?!」
わたわたと慌てた様子の私にくっくとザフォラは機嫌が良さそうに笑う。ザフォラが笑ってくれるのは嬉しい…だけど……この状態はやっぱり、とザフォラの上から退こうとするがザフォラに抱きしめられているせいでそれは許してもらえそうになかった。
「なんで退こうとするんだ」
「だ、だって…」
「俺に休憩しろと言ったのはお前だろ?」
「い、言ったけどそれはリラックスしてほしいとか休んでほしいとか、仮眠を取って欲しいとかそういう意味で…」
「なら俺にとって休憩はこういう意味だ」
そう言ってザフォラは意地悪く笑って私の唇にキスをする。
「っ……」
「はは、顔真っ赤だぞお前」
「ざ、ザフォラのせいだもん……」
1083わたわたと慌てた様子の私にくっくとザフォラは機嫌が良さそうに笑う。ザフォラが笑ってくれるのは嬉しい…だけど……この状態はやっぱり、とザフォラの上から退こうとするがザフォラに抱きしめられているせいでそれは許してもらえそうになかった。
「なんで退こうとするんだ」
「だ、だって…」
「俺に休憩しろと言ったのはお前だろ?」
「い、言ったけどそれはリラックスしてほしいとか休んでほしいとか、仮眠を取って欲しいとかそういう意味で…」
「なら俺にとって休憩はこういう意味だ」
そう言ってザフォラは意地悪く笑って私の唇にキスをする。
「っ……」
「はは、顔真っ赤だぞお前」
「ざ、ザフォラのせいだもん……」
pagupagu14
DONEカラマリアンリミ白石√のあるエピソードから着想を得て書いたお話。靴を履かないゴン太に靴を贈る王馬って夢があるよな…って。王馬、なんやかんや好きな子に対して律儀というかそういう感じを出してくれたらいいなぁという願望です君にもらった靴で君の元へと歩き出す 希望ヶ峰学園を卒業したゴン太は素足の生活からちょっとずつ靴を履く生活へと日常を変化させていた。確かに冬は寒いから靴はあったかい。けれど窮屈で仕方がなく、でもこれも紳士になるためと頑張って靴に履き慣れ始めたかな?と思いはじめたある日の卒業して初めてのゴン太の誕生日のことだった。
宅配物が届けられる。一枚のメッセージカードと共に。それはもう会うことはないと言っていた友人からのものだった。
『お誕生日おめでとう。卒業式ぶりかな?悪の総統としては手下の一人くらい労ってやらなきゃだからプレゼントを贈ります。じゃあまた、次のお前の誕生日に。 悪の総統 王馬小吉』
そう綴られたメッセージには【嘘】という言葉は何一つ書かれておらず、けれど来年も祝ってくれる。そう書かれたことがとても嬉しかった。そしてそれから毎年、毎年、王馬くんはゴン太と直接会うことはなくそれでもプレゼントを送ってくれた。律儀にメッセージカードと共に革靴を。驚くくらいゴン太の足のサイズにぴったりで、それでいて王馬くんの愛情を感じるのにも十分なもので、いつしか真正面から王馬くんと会えるようになってもそれでもこれは続いていく。それがくすぐったいようなよく分からない思いだったけどゴン太は好きだった。
897宅配物が届けられる。一枚のメッセージカードと共に。それはもう会うことはないと言っていた友人からのものだった。
『お誕生日おめでとう。卒業式ぶりかな?悪の総統としては手下の一人くらい労ってやらなきゃだからプレゼントを贈ります。じゃあまた、次のお前の誕生日に。 悪の総統 王馬小吉』
そう綴られたメッセージには【嘘】という言葉は何一つ書かれておらず、けれど来年も祝ってくれる。そう書かれたことがとても嬉しかった。そしてそれから毎年、毎年、王馬くんはゴン太と直接会うことはなくそれでもプレゼントを送ってくれた。律儀にメッセージカードと共に革靴を。驚くくらいゴン太の足のサイズにぴったりで、それでいて王馬くんの愛情を感じるのにも十分なもので、いつしか真正面から王馬くんと会えるようになってもそれでもこれは続いていく。それがくすぐったいようなよく分からない思いだったけどゴン太は好きだった。
zabznak
CAN’T MAKE終局時間神殿ロマニ√DEAD ENDです。ぐだロマ(性別不明)カルデアの者、その身体どっから持ってきたの??って話です
かくあれかし 駆ける。駆ける駆ける。もはや神殿に魔神柱もゲーティアもおらず、代わりに星々の如くきらめく英雄たちも一人とていなかった。
あとはこの崩れかけた神殿を自分が走りきってカルデアにたどり着きさえすれば人類の勝利だ。――いや、それはもはや勝利とは
「走って!」
ダヴィンチちゃんの声が思考を断ち切る。感傷に浸る余分はない。悲しみに嘆く余裕はない。走れ。走れ。一秒でも速く。一歩でも多く。そうでなければ生き延びられない。生き延びられないと、わかっていたのに。
ふらふらと、おぼつかない足どりで近寄る。
見慣れた白衣と、ふわふわとしたストロベリーブロンド。意外とおおきな、背中。
ありえない筈の、人がいた。
「ドクター」
757あとはこの崩れかけた神殿を自分が走りきってカルデアにたどり着きさえすれば人類の勝利だ。――いや、それはもはや勝利とは
「走って!」
ダヴィンチちゃんの声が思考を断ち切る。感傷に浸る余分はない。悲しみに嘆く余裕はない。走れ。走れ。一秒でも速く。一歩でも多く。そうでなければ生き延びられない。生き延びられないと、わかっていたのに。
ふらふらと、おぼつかない足どりで近寄る。
見慣れた白衣と、ふわふわとしたストロベリーブロンド。意外とおおきな、背中。
ありえない筈の、人がいた。
「ドクター」
hamuyo
DOODLE鬼畜眼鏡の眼鏡克哉に💖LOVE💖した時の絵しばらく絵描いてなかった時に突然描いたからシンプルに絵が...下手くそ❣️❣️
FDの眼鏡ルート全ED回収して眼鏡装着盤1、2を買った結果、メガミド√とメガホン√の佐伯克哉にメロメロりん🎶🎶🎶になった
眼鏡克哉 最高の攻め様で最高の萌えキャラ(え⁉️)
流浪 @阿七おいしい
DONE遙か7 阿七阿国√ED直後、小栗栖にて。
阿国さんには何度でも七緒ちゃんに惚れ直してて欲しい。
遙か7やるまで戦国時代はさっぱりやったけど、色々知ると阿国さん匂わせ過ぎで笑うね(笑)
最近だとやっと長山と可児川の意味知って笑ったwすごいわルビパ。
さて、次はそろそろお誕生日かなぁ。
2022.5.9 7
082musume
DONE颯砂√での御影先生視点。悲恋です。pixivにあげたやつそのままこっちに持ってきました。過去に手向けられた花を君へ世界は、いつだって噛み合わない
うちのクラスには、いつもニコニコとしていて真面目に授業を受ける女子生徒がいた。その笑顔はどこか懐かしさを覚えながら、彼女に無茶ぶりな質問投げたのを、今でも覚えている。
真面目な彼女は、とても頑張り屋で課外授業では苦手な高いところでは手を繋いでくれたり、海では俺の青春に彼女含め生徒が付き合ってくれた。あぁ、この理想な青春から現実に戻りたくない。
実家のこと、学校でのただただ過ぎ去る時間。こうして共に青春したコイツらも、隣にいるこの子も数年したら俺を置いて前に行ってしまうんだ。
日本での高校生活での青春を求めて、教師という立場利用して楽しく過ごしたい。ただそれだけだった。その筈なのに、いつか来る別れが怖かった。
6110うちのクラスには、いつもニコニコとしていて真面目に授業を受ける女子生徒がいた。その笑顔はどこか懐かしさを覚えながら、彼女に無茶ぶりな質問投げたのを、今でも覚えている。
真面目な彼女は、とても頑張り屋で課外授業では苦手な高いところでは手を繋いでくれたり、海では俺の青春に彼女含め生徒が付き合ってくれた。あぁ、この理想な青春から現実に戻りたくない。
実家のこと、学校でのただただ過ぎ去る時間。こうして共に青春したコイツらも、隣にいるこの子も数年したら俺を置いて前に行ってしまうんだ。
日本での高校生活での青春を求めて、教師という立場利用して楽しく過ごしたい。ただそれだけだった。その筈なのに、いつか来る別れが怖かった。