ぱれっと
四季(siki)
DONE文字書きカラーパレット リクエスト(ブラディノ)お題 14.クレイス 椅子・花束・沁みる。
フェイスの結婚式に参列している二人とサプライズの話。
リクエストありがとうございました!!! 3330
たまねぎ畑
DONE※ファビラウ…のつもりの140字SS(二人とも特定可能にするの難しくないですか?これ)ワードパレットをお借りしました→ https://twitter.com/wisteria_saki/status/1146425493068980226?s=21
リクエストにお答えする自信がないのでお題は書けそうなものを選びました。
浚渫/春雪
DONEわりと最初の方に描いてた墓囚。そして水彩の練習の被害者たち。
混色は紙の上じゃなくパレット、色を塗る前に水を塗る、色は撫でるか置く、思い通りになると思うな。辺りが今回の教訓かしら…。本当に色って知識だと感じている。
太い筆→毛、細い筆→ナイロンが使い易い。
徒然置き場
DONEカラーパレットでリクエストいただいたホーキンスとフィンクスと2年前キラーです。4枚目はカラー違いでカラパレ以外の主線黒の方がぱっきりしてて好きだったので載せておきます🙏
憧れのカラパレは私には難しすぎた…練習します 4
霧(きり)
TRAININGワードパレットよりマイイカ短編第四弾(リプ頂いた分は終わり)キーワードは「とめて」、コーダ、ロマンチスト
前作パッションフルーツより設定を引き継いでいます。読んでなくても支障はありません
不機嫌なマカロン 暦の上では秋になったという知らせを聞いた朝。昨日は夜まで雨が降っていたこともあり、多少は涼しいだろうと思っていたが、日が高くなった頃いざ外へ出れば、日差しは強くどう考えても夏のそれでしかない。ピクセルアートのイカマークが縫われたキャップを深く被り直し、日陰からステージを見下ろす。背後を学生が颯爽と通り、生ぬるい風がキリュウの袖口を揺らした。
今日は、フレンドのコウにナワバリ誘われていた。リーグマッチの時間までなら、とそれを承諾して、ここ海女美術大学に来ている。ナワバリバトルのステージとして一部を解放すると共に、その周辺も見学場所として自由に入ることができるのである。キリュウは合流する前に見学をすることが多く、今もコウと、幼なじみのサキが参加するバトルを眺めているところであった。
5342今日は、フレンドのコウにナワバリ誘われていた。リーグマッチの時間までなら、とそれを承諾して、ここ海女美術大学に来ている。ナワバリバトルのステージとして一部を解放すると共に、その周辺も見学場所として自由に入ることができるのである。キリュウは合流する前に見学をすることが多く、今もコウと、幼なじみのサキが参加するバトルを眺めているところであった。
四季(siki)
DONE文字書きパレット「11.ライトレイア」鏡 無音 灰色決定的描写はないですがバッドエンド(死ネタ)ものです。一応後日譚でちょっとだけ救いのあるものを考えていますが、書いたところまではバッドエンドになるのでご了承ください。
誰も居なくなって終わりを迎えるだけの世界で、怪我で視界を閉ざし、オーバーフロウで利き足が麻痺したブラッドを支えながら生きるディノのお話。 7160
t_kaminashi
TRAINING夏向けワードパレットの8を使用したじろたろ(たろさん不在)のワンライです。一時間で書けたところまでなので不穏なまま終わりました。
灯篭 急ぐ 夢 稀に夢を夢と認識できる時がある。
あまりにも現実離れして、奇々怪々で、あり得ない出来事をぶつけられると、冷静になって意識がはっきりするのかもしれない。
例えば、眠ったはずの場所とは全く違う見知らぬ景色の中に居たり、身に覚えのない恰好をしていたり、この世で最も大好きな兄に冷たい目で見下されたりだ。
意識の始まりは、耳に響いた鈴の音からだった。シャンと鳴り渡った高い音に、目を開ける。延々と続くかと思われる石畳の道と、沿うように立ち並ぶ石燈篭。空は真っ暗であるにも関わらず、無数にも思われる石燈篭の明かりのせいか昼間のように明るい。
ふと手元を見れば、白い着物の袖が目に入る。時折寝間着に使用している簡易な物とは全然違う。どこか神職を思わせる格式の高そうな格好だ。普段の自分ならあまり着ない、むしろ兄が常日頃身に纏っている物に近い印象を受ける。
899あまりにも現実離れして、奇々怪々で、あり得ない出来事をぶつけられると、冷静になって意識がはっきりするのかもしれない。
例えば、眠ったはずの場所とは全く違う見知らぬ景色の中に居たり、身に覚えのない恰好をしていたり、この世で最も大好きな兄に冷たい目で見下されたりだ。
意識の始まりは、耳に響いた鈴の音からだった。シャンと鳴り渡った高い音に、目を開ける。延々と続くかと思われる石畳の道と、沿うように立ち並ぶ石燈篭。空は真っ暗であるにも関わらず、無数にも思われる石燈篭の明かりのせいか昼間のように明るい。
ふと手元を見れば、白い着物の袖が目に入る。時折寝間着に使用している簡易な物とは全然違う。どこか神職を思わせる格式の高そうな格好だ。普段の自分ならあまり着ない、むしろ兄が常日頃身に纏っている物に近い印象を受ける。
t_kaminashi
TRAINING夏向けワードパレット3を使用したワンライのじろたろでした。逃げる 陽炎 扇風機 その日、本丸に激震が走った。本丸全体を管理する空調設備が不調を起こしたのだ。この夏の盛りの日に。
夏の暑さは時に深刻な被害をもたらす。汗をかけば脱水症状を引き起こすし、熱によって頭がぼんやりする。石畳の向こうに幻覚を見だすものもいると聞く。
そんな中で空調が効かなくなったと聞いて絶望しないものはいないだろう。放っておけば死にも至る緊急事態なのだ。状況を理解できるものならばすぐさまに行動に移そうとする。ちなみに主からの指示は各々で対処してほしいとのこと。
そして次郎太刀は息を吐く。この暑さの中普段となんら変わらず、しっかりと着物を着込んでは涼しい顔をしている上、空調設備の不具合に関する話を聞いても今ひとつピンと来ていなそうな兄に頭を抱えざるをえなかった。
1108夏の暑さは時に深刻な被害をもたらす。汗をかけば脱水症状を引き起こすし、熱によって頭がぼんやりする。石畳の向こうに幻覚を見だすものもいると聞く。
そんな中で空調が効かなくなったと聞いて絶望しないものはいないだろう。放っておけば死にも至る緊急事態なのだ。状況を理解できるものならばすぐさまに行動に移そうとする。ちなみに主からの指示は各々で対処してほしいとのこと。
そして次郎太刀は息を吐く。この暑さの中普段となんら変わらず、しっかりと着物を着込んでは涼しい顔をしている上、空調設備の不具合に関する話を聞いても今ひとつピンと来ていなそうな兄に頭を抱えざるをえなかった。
柊 みぃ
DONEできた。ことにしておく。ちょっとお触りしてっけどちゅーしてるだけだから年齢制限つけなくていいよね??
前に募集したワードパレットの消化②
【下心、を、口移し】 環紡
「キスだけで」「敏感」「服を脱ぐ」
服を脱……がなかったですごめんなさい。
ほぼ書き終わってから迷走して、0から書き直したので何がしたかったよく分からなくなってしまった(定期)
最後のひとくち(環紡)「はい、どーぞ。ひとくちしか残ってねーけど」
そう言って差し出されたのは、環の好物である王様プリン。
仕事を終えた紡が深いため息と共にパソコンを閉じたとき、環は「疲れたときには甘い物がいいんだって」なんてことを言い出したのだ。
きっと三月あたりに聞いたのだろう。大好きなプリンの最後のひとくち。それを譲ってくれる優しさは嬉しいのだけど、それとこれとは別の話で。その「最後のひとくち」が乗ったスプーンは環が握りしめたまま紡の口元に差し出されていた。
「はやく食えよ。こぼれんだろ? ほら、あーん」
「いや、あ、あーんは少し恥ずかし……」
「はぁ? 誰も見てないからいいじゃん。はやく。あーん!」
紡は恥ずかしさのあまり目をつぶり、急かされるまま口を開けた。
1113そう言って差し出されたのは、環の好物である王様プリン。
仕事を終えた紡が深いため息と共にパソコンを閉じたとき、環は「疲れたときには甘い物がいいんだって」なんてことを言い出したのだ。
きっと三月あたりに聞いたのだろう。大好きなプリンの最後のひとくち。それを譲ってくれる優しさは嬉しいのだけど、それとこれとは別の話で。その「最後のひとくち」が乗ったスプーンは環が握りしめたまま紡の口元に差し出されていた。
「はやく食えよ。こぼれんだろ? ほら、あーん」
「いや、あ、あーんは少し恥ずかし……」
「はぁ? 誰も見てないからいいじゃん。はやく。あーん!」
紡は恥ずかしさのあまり目をつぶり、急かされるまま口を開けた。
greynoneko
DOODLE色塗りが面倒くさい。いつも使ってるカラーパレットから同じ色4色くらいを使いまわしている。日田のミュージアムの来場5万人突破映像で諫山さんの進撃新規絵が見れて嬉しかった。
柊 みぃ
DONEできた。ことにしておく。シャワー浴びながらちゅーしてるだけだから年齢制限つけなくてだいじょうぶだ、よね???
前に募集したワードパレットの消化。
「赤い快感の跡」の「シャワー」「見えない場所」「確認」です。
○○(大紡)流しっぱなしのシャワーの音と立ちこめる湯気の中、熱い舌が口の中をかき回す音と二人の息づかいが響く。
たまには一緒に入ろっかという大和の誘いを断り切れなかった紡は、浴室の壁と彼の腕に囲まれ、身動きが取れぬまま濡らされていた。
「んんっ、や、まとさんっ、ん、どうしたんですか……」
「喋らないで。キスできないから」
「でもやまとさ……んんっ」
僅かな抵抗も許されぬまま、紡の唇はまた大和に塞がれた。
指先は濡れた肌を滑るようになぞって、紡のカラダを包み込む。
唇を塞いでいたはずのそれはいつのまにか首筋の落ちて、ちゅうと強く、
「や、だめですっそこは見えちゃいますからっ」
「……見えなきゃ意味ないんだけど」
「ダメですっ」
「はぁ。じゃあここには付けない。その代わり俺としたこと忘れられないくらい気持ち良くしてあげるよ。だから今日はずっと“好き”って言ってて」
693たまには一緒に入ろっかという大和の誘いを断り切れなかった紡は、浴室の壁と彼の腕に囲まれ、身動きが取れぬまま濡らされていた。
「んんっ、や、まとさんっ、ん、どうしたんですか……」
「喋らないで。キスできないから」
「でもやまとさ……んんっ」
僅かな抵抗も許されぬまま、紡の唇はまた大和に塞がれた。
指先は濡れた肌を滑るようになぞって、紡のカラダを包み込む。
唇を塞いでいたはずのそれはいつのまにか首筋の落ちて、ちゅうと強く、
「や、だめですっそこは見えちゃいますからっ」
「……見えなきゃ意味ないんだけど」
「ダメですっ」
「はぁ。じゃあここには付けない。その代わり俺としたこと忘れられないくらい気持ち良くしてあげるよ。だから今日はずっと“好き”って言ってて」
385gysn
DONE「その向こうにあるもの」のサイドストーリーです。8/8のイベント時の投票の結果、4. さざんか のワードパレットで書きました。
投票して下さったみなさま、ありがとうございました。
遠距離恋愛編と挙式編の間の話です。
しのぶさんはあまり出てこなくて、かわりに(?)村田さんが出てきます!
村田さん×モブがあります。
ギリギリになってしまったので推敲なしであげます、ごめんなさい!
サザンカ 「今回は、俺が選んでもいいか」
電話越しにそう尋ねられて、しのぶは驚いた。少し考えてから、「ではお任せします。ありがとうございます」と答えた。お気に入りのふわふわのブランケットにくるまって、他愛のない話をする。
しのぶは冬の冷たい空気が好きだった。決して夏が嫌いという訳ではないけれど、冬の寒い時に感じる暖かさにはどんなものだって勝てない、と思っていた。
話しながら、しのぶは部屋のカーテンを少し開けた。外は真っ暗で、月がぼんやりと浮かんでいる。しんしんと寒い、二月の夜。
「そういえば、もうすぐ付き合い始めて丸八年になりますね」
「……そうだな」
その声だけで、冨岡が小さく微笑んでいることがわかる。見えないけど、たぶんそう。こうやって、声だけでいろんなことがわかるようになって、ずいぶん経つ。
3302電話越しにそう尋ねられて、しのぶは驚いた。少し考えてから、「ではお任せします。ありがとうございます」と答えた。お気に入りのふわふわのブランケットにくるまって、他愛のない話をする。
しのぶは冬の冷たい空気が好きだった。決して夏が嫌いという訳ではないけれど、冬の寒い時に感じる暖かさにはどんなものだって勝てない、と思っていた。
話しながら、しのぶは部屋のカーテンを少し開けた。外は真っ暗で、月がぼんやりと浮かんでいる。しんしんと寒い、二月の夜。
「そういえば、もうすぐ付き合い始めて丸八年になりますね」
「……そうだな」
その声だけで、冨岡が小さく微笑んでいることがわかる。見えないけど、たぶんそう。こうやって、声だけでいろんなことがわかるようになって、ずいぶん経つ。
みゃこおじ
MOURNING【しんおみ】ワードパレット22番「恋占い、信頼、秘密の恋」小さなプレハブ小屋には、明石の全てが詰まっていた。
黒龍初代総長である佐野真一郎の実家はそれなりの資産家らしい。真一郎の両親は既に病死していることしか親の話をきいたことがなかったが、祖父は有名な空手の師範で門下生を数多く抱える道場経営しており、その生家は都会では珍しい平屋の家で、遊びに行くたびに相続税が凄そうだなと現実的なことを考えてしまうようなちょっとした豪邸だ。
門扉をくぐり、母屋にいるであろう祖父にごめんくださいと声をかけると、奥から白髪交じりの好々爺が姿を現した。老人の背中を小さな影が追いかけてきて、その子供は真一郎をそっくりそのまま子供に縮めたかのような瓜二つの容姿をしている。もぐもぐとどら焼きを口いっぱいに頬張りながら黒々とした目でじっとこちらを見つめくる小さな子供は、真一郎の弟で万次郎といった。
2658黒龍初代総長である佐野真一郎の実家はそれなりの資産家らしい。真一郎の両親は既に病死していることしか親の話をきいたことがなかったが、祖父は有名な空手の師範で門下生を数多く抱える道場経営しており、その生家は都会では珍しい平屋の家で、遊びに行くたびに相続税が凄そうだなと現実的なことを考えてしまうようなちょっとした豪邸だ。
門扉をくぐり、母屋にいるであろう祖父にごめんくださいと声をかけると、奥から白髪交じりの好々爺が姿を現した。老人の背中を小さな影が追いかけてきて、その子供は真一郎をそっくりそのまま子供に縮めたかのような瓜二つの容姿をしている。もぐもぐとどら焼きを口いっぱいに頬張りながら黒々とした目でじっとこちらを見つめくる小さな子供は、真一郎の弟で万次郎といった。
みゃこおじ
MOURNING【ドライヌ】ワードパレット9番「結婚・不滅・永遠の愛」玄関のドアを開けると、少し気が緩んでしまったのかぐらりと視界が揺れる。痛む頭を押さえながら玄関の電気をつけ、鍵を閉める。男ふたりで暮らす部屋はシンと静まり返り、初夏を迎えつつある室内は少しだけ蒸し暑かった。
ヘベレケになるまで飲んだのは久しぶりのような気がする。フラつく足取りでリビングに足を踏み入れ、年季にはいった皮張りのソファーにどかりと腰をおろす。近所のコンビニで買ってきた栄養ドリンクを一気に飲み干し、ミネラルウォーターをグビグビと喉を鳴らしながら飲み込んだ。干からびた砂漠に降った雨のように染みわたる。吐き出す呼気も礼服もアルコールの匂いが染みついているような気がするが、着替えるのが億劫だった。
2881ヘベレケになるまで飲んだのは久しぶりのような気がする。フラつく足取りでリビングに足を踏み入れ、年季にはいった皮張りのソファーにどかりと腰をおろす。近所のコンビニで買ってきた栄養ドリンクを一気に飲み干し、ミネラルウォーターをグビグビと喉を鳴らしながら飲み込んだ。干からびた砂漠に降った雨のように染みわたる。吐き出す呼気も礼服もアルコールの匂いが染みついているような気がするが、着替えるのが億劫だった。
Do not Repost・東龍
TRAININGお題【夏のゆめ】右が配慮版の【夏が終わるのに何も終わっていなくて絶望する子】。左が……悪い夢なのか、やれてせいせいして良い夢なのかという。
色縛りされたパレットでのドット。……ムズい!これはムズい! 2
kaannmi
DONEスタオケ 銀唯ワードパレット
14 花嫁の未知
はじめて/イイ子/我慢して
大人だからって自分に言い聞かせてる
花嫁の未知 ガチャッと扉の開く音の次に、バタバタと足音がする。次はきっと……ほら、いつもとおんなじ。背中にどすんと重みがきた。
「銀河くん!」
「またお前は……ノックしろって言ったよな」
「したよ!」
ノックの音なんて聞こえなかった。お前だけなら勝手に入ってもいい、なんて言ったのが悪かったのか、いつでも構わず突入してくる。
そして、幼い頃から変わらない、真っ先に背中に飛びかかる癖。
「嘘つくな。あと一ノ瀬先生な」
「銀河くんは銀河くんだもん」
「朝日奈」
「はぁい。一ノ瀬せんせー」
二人きりなんだからいいじゃんって文句、丸聞こえですよ、お嬢さん。普段から全然『一ノ瀬先生』なんて呼びやしない。
するりと前に回ってきた彼女の尖った唇を、もっと尖らせるように頬を摘んでやる。
748「銀河くん!」
「またお前は……ノックしろって言ったよな」
「したよ!」
ノックの音なんて聞こえなかった。お前だけなら勝手に入ってもいい、なんて言ったのが悪かったのか、いつでも構わず突入してくる。
そして、幼い頃から変わらない、真っ先に背中に飛びかかる癖。
「嘘つくな。あと一ノ瀬先生な」
「銀河くんは銀河くんだもん」
「朝日奈」
「はぁい。一ノ瀬せんせー」
二人きりなんだからいいじゃんって文句、丸聞こえですよ、お嬢さん。普段から全然『一ノ瀬先生』なんて呼びやしない。
するりと前に回ってきた彼女の尖った唇を、もっと尖らせるように頬を摘んでやる。
ながさこ
TRAININGピクスクのアバターのサイズでドットぽちぽち。色は作業用仮パレットなので後で変える。
セイファートの使者/エッグベア/フェイク/スピリット/ワンダーシェフ/
ミンツの学生っぽいモブ×2/「ナース」使ったときに出てくるひと 8
#FFFF9D
MEMO2020.08.18/2.アルプヤルナ(竜光)甘い、突風、飲み込む
ツイッターで頂いた@のワードパレットがどうこうのやつ3つ目。
付き合ってないしまだ特別へのラベリングをするかしないか位のふたりとお供にス●プライト。
※カタカナの正しい意味がわからなかったのでツイッタ調べで白い冬という体で書いています。 5
#FFFF9D
MEMO2020.07.10/全然付き合ってないし本番以外は全部するふたり。
セックスしようって言ったら断られた翌日に眼鏡が冷蔵庫に入ってた話、ふたごが半分で寂しがってるという話かもしれません、ワードパレットのボツ書きかけダイジェスト。 3
霧(きり)
TRAININGワードパレットss第3弾キーワード:狂おしい、先約、嫉妬
パッションフルーツ ガラス一枚隔ててくぐもった雨音が、部屋を包む。カイは台所に立ち、サクと音を立てて紫色の果実に刃を入れた。
「何切ってるんだ?」
自室にいたキリュウが、カイの居る場所にひょっこりと顔を出した。
「パッションフルーツだって」
「なんか、名前は聞いたことある」
「オレも食べたことはないな〜」
果実を半分ではなく、ヘタに近い部分を切ってそのまま小さな皿に盛り付けた。
「はい、スプーンと持っていって」
「さんきゅ。これスプーンで食べんの?」
「そう聞いたよ」
カイは自分の分も用意すると、ダイニングテーブルに向かう。彼が席につくと、テーブルを拭いて待っていたキリュウが話しかける。
「んで、これどうしたんだ」
「昨日のバトル、モズク農園だったって言っただろ? バトル終わりに知り合いに会ったんだ」
2490「何切ってるんだ?」
自室にいたキリュウが、カイの居る場所にひょっこりと顔を出した。
「パッションフルーツだって」
「なんか、名前は聞いたことある」
「オレも食べたことはないな〜」
果実を半分ではなく、ヘタに近い部分を切ってそのまま小さな皿に盛り付けた。
「はい、スプーンと持っていって」
「さんきゅ。これスプーンで食べんの?」
「そう聞いたよ」
カイは自分の分も用意すると、ダイニングテーブルに向かう。彼が席につくと、テーブルを拭いて待っていたキリュウが話しかける。
「んで、これどうしたんだ」
「昨日のバトル、モズク農園だったって言っただろ? バトル終わりに知り合いに会ったんだ」
1inu_uni8
DONE3.レモンイエロー/リボン/やさしい嘘#指定リクエストパレット より
Lemon×Candy×Ribbon【むいこて】「はい、これ」
小鉄の前に現れた無一郎はひどく疲れた顔していた。
どうしてそんな顔をしているのか、何故ここにいるのか。小鉄の頭にはたくさんの疑問符が浮かんでいた。
「ええっと、これ何?」
けれども最初に口から飛び出たのは目の前に差し出された綺麗な包みについてだった。
真っ白なハンカチの端を鮮やかなリボンで括ったそれを無一郎はぽいっと小鉄へと向けて放る。
「わ、ちょっと!」
小鉄はぶつくさと小言を漏らしながらもそれを受け取り、リボンを解く。すると中からリボンと同じ鮮やかな色に包まれたあめ玉が溢れ出て、ころんと床に一粒転がった。
「巡回の途中で、襲われてる人が居て……。あ、鬼じゃなかったんだけど。助けてあげたらお礼にって」
2775小鉄の前に現れた無一郎はひどく疲れた顔していた。
どうしてそんな顔をしているのか、何故ここにいるのか。小鉄の頭にはたくさんの疑問符が浮かんでいた。
「ええっと、これ何?」
けれども最初に口から飛び出たのは目の前に差し出された綺麗な包みについてだった。
真っ白なハンカチの端を鮮やかなリボンで括ったそれを無一郎はぽいっと小鉄へと向けて放る。
「わ、ちょっと!」
小鉄はぶつくさと小言を漏らしながらもそれを受け取り、リボンを解く。すると中からリボンと同じ鮮やかな色に包まれたあめ玉が溢れ出て、ころんと床に一粒転がった。
「巡回の途中で、襲われてる人が居て……。あ、鬼じゃなかったんだけど。助けてあげたらお礼にって」
1inu_uni8
DONE5.スプリンググリーン/鍵/君のひみつ#指定リクエストパレット より
秘密はそっと箱にいれたまま【むいこて】 手のひらに収まる小さな箱。左右に振ればカラン、と軽快な音が鳴る。
寄木細工の秘密箱。正しい手順で動かさなければ開かない箱に、彼は一体何を入れたんだろう。
「ねぇ、これ。何が入ってるの?」
カラカラと音を鳴らしながら尋ねれば、火男の面を付けた小さな彼は「あー……」とばつの悪そうな声を上げた。
ちょんっと隣座った彼は僕の手から箱を取り上げると「どこにありました? これ」と箱を指す。すぐそこの棚だと伝えれば「そんな所に……。意外と見てないもんだな」なんてひとりごちる彼に特段わかりにくい場所にあった訳でもないその箱はなんなのか尋ねる。
彼の小さな手にも収まる小さな小さな箱。
箱を懐かしそうに撫でる彼の姿になんだか胸がざわつく。一体、誰が作った物なんだろう。そしてそれに何を仕舞ったのか、気になって仕方がない。
2658寄木細工の秘密箱。正しい手順で動かさなければ開かない箱に、彼は一体何を入れたんだろう。
「ねぇ、これ。何が入ってるの?」
カラカラと音を鳴らしながら尋ねれば、火男の面を付けた小さな彼は「あー……」とばつの悪そうな声を上げた。
ちょんっと隣座った彼は僕の手から箱を取り上げると「どこにありました? これ」と箱を指す。すぐそこの棚だと伝えれば「そんな所に……。意外と見てないもんだな」なんてひとりごちる彼に特段わかりにくい場所にあった訳でもないその箱はなんなのか尋ねる。
彼の小さな手にも収まる小さな小さな箱。
箱を懐かしそうに撫でる彼の姿になんだか胸がざわつく。一体、誰が作った物なんだろう。そしてそれに何を仕舞ったのか、気になって仕方がない。
85_yako_p
DONEワードパレット14「マタル」キーワード「曇天・滴る・水溜まり」四季と漣。(2019/07/25)
マタル 曇天。普段は憂鬱なそれをオレは受け入れた。まるで、この空がオレの気持ちを代弁してるみたいって思ったから。
泣いちゃいたかったけど、代わりに泣いたのは空だった。一過性の通り雨が、悲しみのように勢いを増す。きっと雨は通り過ぎるけれど、このぐちゃぐちゃな気持ちにゴールなんて見えない。
ぽた、ぽた。髪から滴る雫はそのまま水溜まりの一部になる。オレのもやもやみたいなものが、地面に広がっていく。上も前も向きたくなんてなかったから、その憂鬱な池を見ていた。
こんなの、すぐに止む。それが癪だった。雨が終わっても雲が切れても、意地でも顔をあげたくなかった。オレはずっと、この悲しみをネコっちを抱くように温めていたかった。自分の持ち物なんて、たったこれだけだと本気で信じていた。手放したら、心のどっかもくっついてって、なくなっちゃう気がしてた。水溜まりにはぐちゃぐちゃの自分。映し出された悲しみが水滴で揺れる。
942泣いちゃいたかったけど、代わりに泣いたのは空だった。一過性の通り雨が、悲しみのように勢いを増す。きっと雨は通り過ぎるけれど、このぐちゃぐちゃな気持ちにゴールなんて見えない。
ぽた、ぽた。髪から滴る雫はそのまま水溜まりの一部になる。オレのもやもやみたいなものが、地面に広がっていく。上も前も向きたくなんてなかったから、その憂鬱な池を見ていた。
こんなの、すぐに止む。それが癪だった。雨が終わっても雲が切れても、意地でも顔をあげたくなかった。オレはずっと、この悲しみをネコっちを抱くように温めていたかった。自分の持ち物なんて、たったこれだけだと本気で信じていた。手放したら、心のどっかもくっついてって、なくなっちゃう気がしてた。水溜まりにはぐちゃぐちゃの自分。映し出された悲しみが水滴で揺れる。
霧(きり)
TRAININGワードパレットからお借りしてのお話第二弾ともだち、おみやげ、双眼鏡
宇宙のかけら「月が見たい」
そう言ったのは、僕だったか、あの子だったか。
サキは今、実家に帰っていた。最寄りの駅から歩いて四十分、それも平坦な道ではなく、峠とは言わないまでも、山を登り下りする狭い道を抜けた先にある。買い物ができるのは辛うじてコンビニが一軒、それと開いているのかいないのか分からないような小さな商店がいくつか。彼の生まれ育った町はそういう所だった。
声をかけて敷居を跨ぐ。奥の部屋から「おかえり」といくつかの声が重なり響く。事前に連絡を入れていたからだろう、この時期は畑仕事で忙しいだろうに、皆家に居てくれているらしい。
ありがたく顔を出して少し話をする。元気にやっていると近況伝えれば、幼なじみの名前が出てきた。
3481そう言ったのは、僕だったか、あの子だったか。
サキは今、実家に帰っていた。最寄りの駅から歩いて四十分、それも平坦な道ではなく、峠とは言わないまでも、山を登り下りする狭い道を抜けた先にある。買い物ができるのは辛うじてコンビニが一軒、それと開いているのかいないのか分からないような小さな商店がいくつか。彼の生まれ育った町はそういう所だった。
声をかけて敷居を跨ぐ。奥の部屋から「おかえり」といくつかの声が重なり響く。事前に連絡を入れていたからだろう、この時期は畑仕事で忙しいだろうに、皆家に居てくれているらしい。
ありがたく顔を出して少し話をする。元気にやっていると近況伝えれば、幼なじみの名前が出てきた。
四季(siki)
DONE文字書きワードパレット「フィエスタ」:振り向く、緑、休息
キースが黙々とトレーニングしてる姿とか、落ちぶれてる姿を見たいが為に書いたので完全なる妄想です。オリキャラいます。
キースのリザルトの台詞とかこういう感じで来てたら良いなと思ったり。 8882
Reman_Kamuy
DONE乗算モードは色の重ね方の種類で、通常だと色の上に色を重ねると上書きされるのですが、乗算は簡単に言うと重ねるほど暗くなるモードです 重ねたカラーセロファンに近いですね 実際は色の値が演算されています同系色を重ねると鮮やかさが保たれながら暗く、補色を重ねると打ち消しあってくすんでいきます。
(これと違うパレットで塗られてるときもある)
霧(きり)
TRAININGワードパレットをお借りしてのお話第1弾ラムネ、より道、じゃんけん
空色万華鏡「「最初はグー! じゃんけんっ」」
「ぽん!」
「ホイっ!」
コウが出した手はパー、対してカイの出した手はグーだ。
「いよっしゃあ!」
「くそー!」
コウは手を振り上げて、カイはむっと自身の拳を見つめる。勝っても負けても騒がしい彼らに、傍で見守っていたサキとキリュウは顔を見合わせて苦笑していた。
「約束通りカイのおごりな! 早く飲みたい!」
そう笑って、コウは駄菓子屋の中にカイを引っ張っていく。
*
彼らは今、ハイカラスクエアに程近い商店街の外れにいた。
今日は朝早くから四人で集まりバトルに明け暮れていたのだが、午後、おやつの時間になると流石に集中が切れてきた。しかし、帰るにはまだ早かった。せっかくだしどこかに寄ろうかしようかと話していると、コウが「ここら辺散歩したいっす!」と手を挙げた。確かに、デカ・タワーを中心とした広場を囲む建物には入ったことがあるものの、その周りに何があるのか誰も知らなかった。カイが乗り気になり、それならと残りの二人も頷いた。
2882「ぽん!」
「ホイっ!」
コウが出した手はパー、対してカイの出した手はグーだ。
「いよっしゃあ!」
「くそー!」
コウは手を振り上げて、カイはむっと自身の拳を見つめる。勝っても負けても騒がしい彼らに、傍で見守っていたサキとキリュウは顔を見合わせて苦笑していた。
「約束通りカイのおごりな! 早く飲みたい!」
そう笑って、コウは駄菓子屋の中にカイを引っ張っていく。
*
彼らは今、ハイカラスクエアに程近い商店街の外れにいた。
今日は朝早くから四人で集まりバトルに明け暮れていたのだが、午後、おやつの時間になると流石に集中が切れてきた。しかし、帰るにはまだ早かった。せっかくだしどこかに寄ろうかしようかと話していると、コウが「ここら辺散歩したいっす!」と手を挙げた。確かに、デカ・タワーを中心とした広場を囲む建物には入ったことがあるものの、その周りに何があるのか誰も知らなかった。カイが乗り気になり、それならと残りの二人も頷いた。