三人称
LALALA_0333
vẽ nguệch ngoạc⚠️🎸夢、名前固定OC夢主最初は三人称視点で、途中からアダム視点になります。
かなり🎸の解像度が低いので、ご注意ください。
あの日、貴方に贈ったもの天界の廊下を、バタバタと慌ただしく走る影がひとつ。
長い白髪を団子状に結んだ天使は、部屋の扉を勢いよく開けた。
「アダピ!!!おかえり!!!」
「…おい、なんでここにいる?」
アダムは気怠げだが、彼女はお構い無しにお腹に引っ付く。
「合鍵くれたのアダピじゃん」
「あー、クソ…忘れてた」
「それに今日は一緒にお出かけの約束だったでしょ」
「それも忘れてた」
「コラー!ちゃんとカレンダーに書いておきなさい!」
ぷくっと頬を膨らませた彼女は、アダムのお腹をポコポコと両拳で叩いた。
かなり思いっきりだが、全く痛くない。
「おーおー、わかったわかった!悪かったな。もう遅いから、今日は寝ろ」
「やだ!せっかく可愛い服見せたかったのに!アダピの嘘つきー!ぶーぶー」
2872長い白髪を団子状に結んだ天使は、部屋の扉を勢いよく開けた。
「アダピ!!!おかえり!!!」
「…おい、なんでここにいる?」
アダムは気怠げだが、彼女はお構い無しにお腹に引っ付く。
「合鍵くれたのアダピじゃん」
「あー、クソ…忘れてた」
「それに今日は一緒にお出かけの約束だったでしょ」
「それも忘れてた」
「コラー!ちゃんとカレンダーに書いておきなさい!」
ぷくっと頬を膨らませた彼女は、アダムのお腹をポコポコと両拳で叩いた。
かなり思いっきりだが、全く痛くない。
「おーおー、わかったわかった!悪かったな。もう遅いから、今日は寝ろ」
「やだ!せっかく可愛い服見せたかったのに!アダピの嘘つきー!ぶーぶー」
裏太郎
BẢN GHI NHỚFF魔法少女概念まとめ更新してくよ。(6/10 23:20)
太郎
一人称:私(わたし、わたくし)
二人称:きみ、名称はほぼさん付け
三人称:きみら、素材(皮肉)
敬語7割タメ3割 15
tski_cuchi
vẽ nguệch ngoạc5️⃣の会議コント4コマ漫画(※某ゲーム実況動画のパロディです)
5️⃣に悪役会議っぽいシーンをしてもらいたかっただけ
※元の動画は三人称+標準さん+おついちさんのGTA5です、もちろんこちらもたいへん面白いです…!
カピ(あね)が掘った墓穴
LÀM XONG春の星を見る会 ソンヒ+ハン(三人称練習用)バックアップ用に一旦全文ポイピクにダンクしました。
まとめて読みたい人向けです。
※独自の設定あり
※ハンの性格が悪い
※モブもいる
春の星を見る会春の星を見る会
薄暗く無機質な通路に固い足音が響く。コツ、コツと強くしっかりとした足音が扉の前でぴたりと止まった。続いてバタバタと不規則で慌ただしい気配がそれを追いかける。青いスクラブに白衣を引っかけた青年はひぃ、はぁと空気を絶え絶えに吐き出してから顔を上げた。彼の目には、病室のネームプレートに穏やかな眼差しを向ける、平素とは異なるコミジュル総帥の姿があった。
すぅ、と息を整えてから、青年は身なりを整えて姿勢を正した。慌てて起きたのか髪はぴょこぴょこと跳ねている。
「ソンヒ、今日はもう遅いのでできればご遠慮いただきたく……」
慌てて後を追いかけてきた青年は、コミジュル医療班の当直である。そして、この病室には特別な患者が隔離されていた。収容当初に比べればかなり落ち着きを取り戻したのだが、何かあったときに医療班の手には余るため拘束していた。そんな危険極まりない患者の病室の前で、彼の指揮系統の最も高い位置にいるソンヒが武装もせずに仁王立ちしているのだ。万が一何かあれば、自分の命も無い。
9195薄暗く無機質な通路に固い足音が響く。コツ、コツと強くしっかりとした足音が扉の前でぴたりと止まった。続いてバタバタと不規則で慌ただしい気配がそれを追いかける。青いスクラブに白衣を引っかけた青年はひぃ、はぁと空気を絶え絶えに吐き出してから顔を上げた。彼の目には、病室のネームプレートに穏やかな眼差しを向ける、平素とは異なるコミジュル総帥の姿があった。
すぅ、と息を整えてから、青年は身なりを整えて姿勢を正した。慌てて起きたのか髪はぴょこぴょこと跳ねている。
「ソンヒ、今日はもう遅いのでできればご遠慮いただきたく……」
慌てて後を追いかけてきた青年は、コミジュル医療班の当直である。そして、この病室には特別な患者が隔離されていた。収容当初に比べればかなり落ち着きを取り戻したのだが、何かあったときに医療班の手には余るため拘束していた。そんな危険極まりない患者の病室の前で、彼の指揮系統の最も高い位置にいるソンヒが武装もせずに仁王立ちしているのだ。万が一何かあれば、自分の命も無い。
しおえ
PHÁT TRIỂN新書メーカーでアップした信九の三人称視点ver.♪ サマータイムゴースト / 水曜日のカンパネラ
サマータイムゴースト 高く伸びる夏空の下、昼休みを告げるチャイムが校内に鳴り響くと同時に、教室を飛び出す影があった。猫と見紛うほどに素早く廊下を駆け抜け、生徒指導の教師に咎められようと、幼なじみと言えなくもない友人に「どこ行くんだよ!」と声をかけられても、その影は足を止めることはない。一階まで一足飛びに駆け下り、閉め切られた校門を目指す。肩にかけたスクールバッグの肩紐を握り直し、走り抜ける勢いを殺さぬまま、助走つけて門を飛び越えた少女のスカートがひらりと舞い上がった。
――クソつまんない授業なんて受けていられるか。
というのが、鮮やかな手際で学校をサボった少女の言い分である。前期中等教育も後半に差しかかり、最後の夏を迎えた今、少女が自由を謳歌できる時間は残り少ない。嫌でも勉強漬けの毎日になるのだ。いま遊ばずに、いつ遊ぶというのか。つまらない人生など、まっぴら御免だった。
8626――クソつまんない授業なんて受けていられるか。
というのが、鮮やかな手際で学校をサボった少女の言い分である。前期中等教育も後半に差しかかり、最後の夏を迎えた今、少女が自由を謳歌できる時間は残り少ない。嫌でも勉強漬けの毎日になるのだ。いま遊ばずに、いつ遊ぶというのか。つまらない人生など、まっぴら御免だった。
enagehuji
BẢN GHI NHỚコナーと今際の際のハンク⚠️CP要素は無い気がしているが生産者がコナハン好きなので完全に要素は無いとは言いきれません
お察しの通り死ネタです
三人称になったり一人称になったりします
私は小説が書けません 1206
summeralley
LÀM XONG #飯P版深夜の真剣お絵描き字書き60分一本勝負お題【爪】
ぴの爪の美しさは毎回しつこくうるさく描写しまくってますが、今回はぴ視点寄りの三人称なので、あまり爪の美しさは描写してません🙄
【飯P】夏を抱いて爪を立つ 細く鋭い三日月が、天頂に頼りなく貼り付いている。空は橙と紫の間にあり、夜がすぐそこへ迫っていた。辺りには、若葉の青い匂いと梅雨前の湿った土の匂いが満ちている。連山を望む草原はほの暗く、叢立つ露草の青が、初夏の風に揺れていた。
腕の引っ掻き傷を眺められていることに気付いたのか、悟飯がピッコロに笑いかけた。
「……大丈夫ですよ、痛くもなんともなかったし」
「すまない、注意不足だった」
ここへ着いてすぐ、突然飛んできた虫を躱して悟飯は大きくよろめいた。咄嗟にそれを支えようと手を出したピッコロの爪が、悟飯の手首から肘まで届く長い傷を作ってしまった。
「注意不足は僕の方ですから……却って、ピッコロさんに怒られずに済んでよかったです」
1603腕の引っ掻き傷を眺められていることに気付いたのか、悟飯がピッコロに笑いかけた。
「……大丈夫ですよ、痛くもなんともなかったし」
「すまない、注意不足だった」
ここへ着いてすぐ、突然飛んできた虫を躱して悟飯は大きくよろめいた。咄嗟にそれを支えようと手を出したピッコロの爪が、悟飯の手首から肘まで届く長い傷を作ってしまった。
「注意不足は僕の方ですから……却って、ピッコロさんに怒られずに済んでよかったです」
sakura_akatuki
LÀM XONGdi夢。ネームレス夢主。桜にまつわる話で先生に柄にもなく夢主に魅入って欲しくて書きました。
オチもないし、久々に地の文が三人称。
夢主は学園の六年生。
学園に来て二年目位のdi先生。
雛鳥設定で書いてるけど可愛がられてて距離感バグってるって設定で問題なければ大丈夫かと。
練習で書いたのでワンドロのつもりがスリードロになった。短いです。 1843
和泉のお部屋
vẽ nguệch ngoạc3/9のwebオンリーイベント用にXと支部に上げている作品を一人称から三人称に手直しして本風にしてみました。内容は支部にあるものと変わってはいません。パスワードはイベントの日付です。 30和泉のお部屋
vẽ nguệch ngoạc3/9のwebオンリーイベント用にXと支部に上げている作品を一人称から三人称に手直しして本風にしてみました、二つ目。こちらも内容は支部にあるものと変わってはいません。パスはイベントの日付です 26和泉のお部屋
vẽ nguệch ngoạcバレンタインデーなので。初め三人称にチャレンジしようとして諦めました。コノエさん目線になります。相互さんと恋人がチョコを買っていたと耳にしてソワソワしてるの可愛いよねって会話をしてて、ウキウキしてるハイさん書いてみました。 3147
hogegeakann
TANG CHẾ支部に載せた天体観測スナフキン側のアナザーストーリー。下記にご注意ください
・支部の話のイメージを壊したくない方はUターン
・誤字脱字
・暴力表現、倫理的欠如表現、死表現
・初めての三人称視点のためおかしな文が存在します
・途中に出てくる植物は本当に存在しますのでマネしないでね。触るダメぜったい。 4848
mentaiko_CoC
vẽ nguệch ngoạc都市伝説課拗らせすぎて文書きたくなったので書いています早く寝ろ〜!いつも一人称視点の小説しか書かないので三人称視点はちゃめちゃに難しい
都市伝説課げんみ❌です 452
tabi22954045
LÀM XONG「今年も、そしてその先も」(※現パロ菊トニSS、全年齢)旅行先で初詣に行く話。(2025.1.14)
一人称視点で書く練習を兼ねました。一人称難しいです。
なかなかしっくり来なくて、最初のうち、菊田一人称→都丹一人称→三人称→都丹一人称と、何度か変えながら書き進めました。 4
CuO
vẽ nguệch ngoạc原平ですDV彼氏がいるネタ3個目できてしまった、好きすぎて 隊長がそのせいで怪我をしています
あと三人称練習中なので読みづらいと思います
CuO、原平のこと星にたとえがちだ 7579
kisasik
vẽ nguệch ngoạcver5.3前提の一風変わったカピオロです。ざっくりいうと、色々あったけど🧊がいくとみ竜の幼体に意識を移してオロくんの相棒となって世界を旅するぜ!の世界観です。その導入をざっと書いたものです。
いくとみ🧊の名前も捏造しています。全てが捏造ですのでご注意ください。
地の文を三人称にするかカピさんの一人称にするかとか、推敲した上でオンリーに出せたらいいなと思っています(大丈夫かこれ) 2925
Magito_No3
vẽ nguệch ngoạc丸っと没になるけど無駄に長々書いてるから残しておく三人称視点滅多に書かないからガチ微妙な出来になって終わり
「ダメだ」
そう強い声で言ったのはアレンだ。旅の同行を要求したマリアは驚いて、言葉を返すこともできずに固まっていた。額を抑えるカインは、逡巡してから慎重にアレンに声をかける。何せ、カインもまだ知り合って間もない、はっきり言ってよくわからない男なのだ。正直気は重い。この先もこのよくわからない男と旅を続けなければならない身としては、あまり嫌われるような立ち回りをしたくない、というのがカインの本心だった。
「アレン、断るよりも先にまずは詳しく話を聞こうよ。マリア、旅に同行したいって言ったね。わかってると思うけど、僕らの旅は死と隣り合わせの危険な旅だ。女性、ましてや……生き残ったムーンブルクの王女様が、どうしてそんな旅に行こうと思うんだい」
6842そう強い声で言ったのはアレンだ。旅の同行を要求したマリアは驚いて、言葉を返すこともできずに固まっていた。額を抑えるカインは、逡巡してから慎重にアレンに声をかける。何せ、カインもまだ知り合って間もない、はっきり言ってよくわからない男なのだ。正直気は重い。この先もこのよくわからない男と旅を続けなければならない身としては、あまり嫌われるような立ち回りをしたくない、というのがカインの本心だった。
「アレン、断るよりも先にまずは詳しく話を聞こうよ。マリア、旅に同行したいって言ったね。わかってると思うけど、僕らの旅は死と隣り合わせの危険な旅だ。女性、ましてや……生き残ったムーンブルクの王女様が、どうしてそんな旅に行こうと思うんだい」
鳳子(凤子)
LÀM XONG提示:本篇起是第三人称。监狱岛-6从分不清白天黑夜的暗室醒来的时候,布莱特发现自己枕在席德的胳膊上。席德正闭着眼睛面对自己,也没被压着难受的迹象,另一只手还搭在自己腰侧。(好近……)布莱特被如此亲近的距离吓到,闭回眼眸装睡。直到骷髅看守的声音喊醒两人。
“喂喂!怎么你们还抱团取暖啊!快起来!”
在一阵干瞪眼中,两人被释放了出来。
“——怎么样,惩戒室的夜晚?可别说什么你们俩过得很好之类的啊!”守卫讥笑他们。
“哼、毒液咕嘟咕嘟地流出来,挺不错的。我还想再多呆一会呢。”
(认真的吗席德……)创造师瞟了伙伴一眼。
“咔、咔咔!别逞强了!昨晚明明听见一阵阵痛苦的呻吟声了!”
席德冷哼一声别过头去,创造师只是勉强维持笑容。(被听到了啊……他们是故意守在附近了吗。)
3588“喂喂!怎么你们还抱团取暖啊!快起来!”
在一阵干瞪眼中,两人被释放了出来。
“——怎么样,惩戒室的夜晚?可别说什么你们俩过得很好之类的啊!”守卫讥笑他们。
“哼、毒液咕嘟咕嘟地流出来,挺不错的。我还想再多呆一会呢。”
(认真的吗席德……)创造师瞟了伙伴一眼。
“咔、咔咔!别逞强了!昨晚明明听见一阵阵痛苦的呻吟声了!”
席德冷哼一声别过头去,创造师只是勉强维持笑容。(被听到了啊……他们是故意守在附近了吗。)
zero_rabbits_2
LÀM XONG初心者なのに三人称で書いてしまいました。一人称と三人称が混ざって読みにくい部分があると思います。いろいろおかしいところもあります。気合いで読んでください。続きを書けるようがんばりたい💪。瀬古杜岳で燃えなかったいふ(オメガバース)①羨ましい。悔しい。ずるい。そんな思いが燈矢の心の中にぽつぽつと浮かんでくる。彼の視界にあるのは、テレビに映る父と、そのサイドキックのヒーロー達。もしも自分の個性が恵まれていたのなら、もしも自分がαとして生まれてきたのなら、もしも第二の性に対する偏見が無い世界なら、自分の夢であった父親が誇る一人前のヒーローになれていたのに……。そう考える彼の暗い顔とは対照的に、テレビに映る人々の顔は笑顔であった。
この世には残念ながら、いろいろな差別や偏見が蔓延んでいる。個性差別や異形型差別など、多く存在する差別の中で特に燈矢を悩ませているのは、性差別だ。この世には男・女の二つの性だけではなく、それに加えてα・β・Ωという性もある。
3385この世には残念ながら、いろいろな差別や偏見が蔓延んでいる。個性差別や異形型差別など、多く存在する差別の中で特に燈矢を悩ませているのは、性差別だ。この世には男・女の二つの性だけではなく、それに加えてα・β・Ωという性もある。
peg
vẽ nguệch ngoạcモブ視点の両片想いのゾロサン途中から三人称視点にかわります。
構って欲しくて「ミリーナ!どこ!……もう、どこ行っちゃったのよ」
恋人を探すこと30分。わたしはもう疲れてしまって、道の横に避けてしゃがみこんだ。
この島で育ったわたしと違い、恋人のミリーナは移住してきて時間がたっていない。
町の中は道が要り組んでいてわかりにくいので、たまに住人でも、今いる場所がわからなくなるというのに、わたしは恋人と暮らすこれからが楽しみすぎて、ついはしゃいでしまった。
その結果がこれだ。恋人の迷子。
特別治安が悪いわけではないけれど、それでも、かわいい恋人を一人にするのは不安で仕方がない。
息を整え、また探そうと顔を上げると、ちょうど目の前に膝をついた男がいた。
「レディ、どうかしましたか?」
差し出された白いハンカチ。黒いスーツに身を包んだ金髪の男。
9079恋人を探すこと30分。わたしはもう疲れてしまって、道の横に避けてしゃがみこんだ。
この島で育ったわたしと違い、恋人のミリーナは移住してきて時間がたっていない。
町の中は道が要り組んでいてわかりにくいので、たまに住人でも、今いる場所がわからなくなるというのに、わたしは恋人と暮らすこれからが楽しみすぎて、ついはしゃいでしまった。
その結果がこれだ。恋人の迷子。
特別治安が悪いわけではないけれど、それでも、かわいい恋人を一人にするのは不安で仕方がない。
息を整え、また探そうと顔を上げると、ちょうど目の前に膝をついた男がいた。
「レディ、どうかしましたか?」
差し出された白いハンカチ。黒いスーツに身を包んだ金髪の男。
kby_4
TANG CHẾ洋流♀ 文化祭するなら劇で白雪姫か眠れる森の美女やってほしいし、ガチ寝かましてほしい・・・というところから生まれた妄想。なんでもいい人向け→ yes/no
序盤は設定をつらつら書いてて、途中から謎の視点(一人称なのか神視点なのか、三人称視点なのか、第四の壁を超えているのか。ぜんぶごちゃまぜ)からの劇中劇(メタい)(ツッコミ多)っぽい感じで書いてる。 4562
nyantama0129
LÀM XONG☆グラビティてる子一人称は「アタシ」
三人称は「アンタ」「アナタ」など
物静かなオネェ
<イメソン>
「evergreen」(HYDE)
「EVANESCENT」(VAMPS) 5
パトリシアぐち子
MAIKING紅敬。全年齢、三人称、途中まで。スカウト産、狼と賢者パロ。ほぼ全編下の名前呼び。
魔法使いや魔物がいる、RPG風ファンタジーの世界観です。
その契約に名前を付けて「くそっ……俺としたことが……」
頭上の蒼穹を眺めながら、魔術師は誰に聞かせるともなく悪態をついた。随分な高さから落ちたものだ、と天上の雲を睨む。視界はグルグルと回転を続けていて、軽く脳震盪を起こしているようだった。
右足首も時間とともに痛みを増していくようで、折れていなければ良いが、などとぼんやり思考を巡らす。骨折だけならば手持ちの魔術具で治すこともできるのだが、生憎落ちた衝撃でどこかあらぬ方向へ飛んでいってしまったらしい。手探りで周囲をさらってみたが、それらしき物に触れることはできなかった。
息を深く吸い込むと、湿った土と濃い緑の匂いが鼻腔を満たした。どうにか落ち着かねば。とにもかくにも、忌々しい目眩が治まらないことには動けそうにもなかった。早く移動できる態勢を整えねば、と気ばかり焦る。まだここは、何が起こるか分からない場所なのだから。
7733頭上の蒼穹を眺めながら、魔術師は誰に聞かせるともなく悪態をついた。随分な高さから落ちたものだ、と天上の雲を睨む。視界はグルグルと回転を続けていて、軽く脳震盪を起こしているようだった。
右足首も時間とともに痛みを増していくようで、折れていなければ良いが、などとぼんやり思考を巡らす。骨折だけならば手持ちの魔術具で治すこともできるのだが、生憎落ちた衝撃でどこかあらぬ方向へ飛んでいってしまったらしい。手探りで周囲をさらってみたが、それらしき物に触れることはできなかった。
息を深く吸い込むと、湿った土と濃い緑の匂いが鼻腔を満たした。どうにか落ち着かねば。とにもかくにも、忌々しい目眩が治まらないことには動けそうにもなかった。早く移動できる態勢を整えねば、と気ばかり焦る。まだここは、何が起こるか分からない場所なのだから。
osame_jr
vẽ nguệch ngoạc一種の入れ替わりネタになるのかもしれません。視点がぽんぽん変わって読みづらいかもしれません。すみません。
独自解釈、設定つけてます。
三人称でちゃんと文章書けるようになりたい。
お人好しのドミノ 人間が消えうせ化け物がうろつくこの町で、その化け物どもを退治して、いたずら好きな妖怪たちを懲らしめて、困っている霊たちを助けてくれる奴らがいると聞いた。そいつならあの子を助けてくれるかもしれない。その一心で俺はこの不気味な街の中を必死にその姿を探し歩いた。
そうしてやっと見つけてその人影は清浄な空気の神社に入っていくところだった。これは良い時に見つけられたと、俺は辺りに気をつけながらその背中を追った。
姿は見失ってしまったが、気配を確かに感じる本殿に慎重に近づき扉をすっとすり抜ける。
「何の用だ?」
こちらから話しかける前に鋭い詰問が飛んでくる。
「ま、待ってくれ!あんたらをどうこうしようなんて気は無い。助けてほしいんだ」
4594そうしてやっと見つけてその人影は清浄な空気の神社に入っていくところだった。これは良い時に見つけられたと、俺は辺りに気をつけながらその背中を追った。
姿は見失ってしまったが、気配を確かに感じる本殿に慎重に近づき扉をすっとすり抜ける。
「何の用だ?」
こちらから話しかける前に鋭い詰問が飛んでくる。
「ま、待ってくれ!あんたらをどうこうしようなんて気は無い。助けてほしいんだ」
ソノメ
LÀM XONGヴィが生き物から異様に嫌われてる姿とロが生き物と触れ合う姿を見たくて纏めてコネコネした結果、何故かこんな感じになりましたCP要素自体はほぼ無いですが書き手がヴィロ派なので、一応苦手な方は注意して下さい…🙏🏻
⚠個人的な解釈の一人称三人称が含まれてます
(このお話時点での2人はそこまで親密…?ではないです、原作時点で言うなら3,4日目あたりのイメージ)
とある料理店裏での出来事「……勤務中にそんなことが出来るなんて、お前はよっぽど暇なようだな」
背後から不意に声を掛けられ、オレは一瞬肩を跳ねさせてしまった。幸いなことにどうにか声をあげることは無かったので、現在進行形でオレへ痛いほどの視線を向けてきているだろう彼には、オレが驚いたということには気づいていないと願いたい。
「はは……ヴィンセントさん聞いてください、オレは別にサボろうとしてた訳じゃ無いんです、ただ、その───」
「私はお前の言い訳が聞きたくて声を掛けたんじゃない」
彼──ヴィンセント、オレの働くレストランのオーナーだ───に、咄嗟に今こうして裏にいる理由を話そうとしたが、呆気なく遮られてしまう。きっとこのまま黙っていれば彼から説教を食らうだけでは済みそうにない気がして、どうにか再び事の顛末を話すことを彼の方へ振り返りつつ試みる。
2422背後から不意に声を掛けられ、オレは一瞬肩を跳ねさせてしまった。幸いなことにどうにか声をあげることは無かったので、現在進行形でオレへ痛いほどの視線を向けてきているだろう彼には、オレが驚いたということには気づいていないと願いたい。
「はは……ヴィンセントさん聞いてください、オレは別にサボろうとしてた訳じゃ無いんです、ただ、その───」
「私はお前の言い訳が聞きたくて声を掛けたんじゃない」
彼──ヴィンセント、オレの働くレストランのオーナーだ───に、咄嗟に今こうして裏にいる理由を話そうとしたが、呆気なく遮られてしまう。きっとこのまま黙っていれば彼から説教を食らうだけでは済みそうにない気がして、どうにか再び事の顛末を話すことを彼の方へ振り返りつつ試みる。
mri76ihc
LÀM XONGテセヘル付き合ってるテセヘル
ホグ同級生設定
(ヘルは、どことは明言していませんがテセとは別の寮の設定です)
書き慣れない三人称視点なのでいつも以上におかしなところがあるかもしれません🙇🏻♀️ 9
陽ルタ
vẽ nguệch ngoạcたまには三人称視点。縁側で弥琴の膝の上に緊張しながら座る菫と、シェイムさんの膝の上にルンルンしながら座るナコ、そして和む夫婦が見たかった…のだけど、そこまで書けなくてなんか中途半端になった。
親子のような街に活気が溢れ随分と賑やかになる昼12時前。
ふんわりと土間から漂ってくる良い香りに弥琴はそろそろ昼食が出来そうだなと思い、開いていた帳簿を閉じてから席を立った。
昼休憩はおおよそ1時間だし、この時間に客は滅多に来ない。
けれど、折角の2人で過ごす休憩なのだから出来ることなら邪魔をされたくない。
ということで店の表に掛かっている「開」と書かれた札をひっくり返そうと引き戸を開けた訳だったが。
「っ…」
「…おや」
どうやら丁度戸を開けようとしていた人物がいたらしく、一瞬2人揃って動きが止まる。
けれどすぐに来訪者にじっと視線を向けられ、先に口を開いたのは弥琴だった。
「ゆのを連れずに来るのは珍しいね、リア君」
「まぁ…。……出掛けるとこ?」
3805ふんわりと土間から漂ってくる良い香りに弥琴はそろそろ昼食が出来そうだなと思い、開いていた帳簿を閉じてから席を立った。
昼休憩はおおよそ1時間だし、この時間に客は滅多に来ない。
けれど、折角の2人で過ごす休憩なのだから出来ることなら邪魔をされたくない。
ということで店の表に掛かっている「開」と書かれた札をひっくり返そうと引き戸を開けた訳だったが。
「っ…」
「…おや」
どうやら丁度戸を開けようとしていた人物がいたらしく、一瞬2人揃って動きが止まる。
けれどすぐに来訪者にじっと視線を向けられ、先に口を開いたのは弥琴だった。
「ゆのを連れずに来るのは珍しいね、リア君」
「まぁ…。……出掛けるとこ?」
PIYO_0722
TANG CHẾ五伏(しょめ)。五は上手く泣けなさそうだなって話。
漫画描きたいなーと思って文字にしてたやつです。
漫画が描けそうにないので供養、いつか描くかもしれないけど…気まぐれちゃん。
最初は五視点、最後は三人称視点とぐちゃぐちゃ。
一人称「また俺って言った」
電話を切ると幼い弟子…恵がそう言った。
恵の家にお邪魔中、僕は電話がかかってきて対応していたのだ。
「…うっさいなー、今矯正中なのー」
「別に責めてる訳じゃない、素がそっちなんだと思って」
子どもらしく、単純に疑問に思ったことを口にしただけなのだろう。それでも今の俺…僕は結構気にしてる。
「無理して矯正する必要なんてあるのか?アンタ、"僕"とか似合わないだろ」
「……うん、あるよ」
そう返すと、恵は驚いた顔をしていた。僕の顔、変だったかな。
「『私』最低でも『僕』にしな」
離別してしまった親友を思い出す。今どこで何してんだろアイツ。
考えると頭が痛くなる、ったく…居ても居なくても縛りついてきやがる…。
1346電話を切ると幼い弟子…恵がそう言った。
恵の家にお邪魔中、僕は電話がかかってきて対応していたのだ。
「…うっさいなー、今矯正中なのー」
「別に責めてる訳じゃない、素がそっちなんだと思って」
子どもらしく、単純に疑問に思ったことを口にしただけなのだろう。それでも今の俺…僕は結構気にしてる。
「無理して矯正する必要なんてあるのか?アンタ、"僕"とか似合わないだろ」
「……うん、あるよ」
そう返すと、恵は驚いた顔をしていた。僕の顔、変だったかな。
「『私』最低でも『僕』にしな」
離別してしまった親友を思い出す。今どこで何してんだろアイツ。
考えると頭が痛くなる、ったく…居ても居なくても縛りついてきやがる…。
neko7575yuki
vẽ nguệch ngoạc閣下のこと褒めてる621とそれに巻き込まれてるごすとラスティのはなし。真面目な話してる風だけどギャグのつもりで書いたよ。なんか書いてたら長くなっちゃったし三人称視点難しくてとっ散らかっちゃった…
「作戦概要は以上です。何か質問は?」
「…スネイル、レイヴン一人にこの配置は…少々危険ではないか?」
「貴方には聞いていませんよ第4隊長」
ここはアーキバスの作戦室。卓上に表示されているモニターの明かりが薄っすらとこの場にいる3人を照らしている。
621は先の任務で確保した物資の輸送をし終えた直後に新たな依頼を申し込まれた。
それは惑星封鎖機構の特別拠点の強襲作戦で、急遽決まったものだった。独立傭兵を囮として主力部隊を釣り出し、別方面からアーキバスの部隊(今回はラスティがメインで抜擢された)が拠点を叩く。主要拠点ではないことから配置されている敵の数はそこまで多くない。とは言え、一人で捌くには並大抵のAC乗りでは死にに行くのと同義である。
5291「…スネイル、レイヴン一人にこの配置は…少々危険ではないか?」
「貴方には聞いていませんよ第4隊長」
ここはアーキバスの作戦室。卓上に表示されているモニターの明かりが薄っすらとこの場にいる3人を照らしている。
621は先の任務で確保した物資の輸送をし終えた直後に新たな依頼を申し込まれた。
それは惑星封鎖機構の特別拠点の強襲作戦で、急遽決まったものだった。独立傭兵を囮として主力部隊を釣り出し、別方面からアーキバスの部隊(今回はラスティがメインで抜擢された)が拠点を叩く。主要拠点ではないことから配置されている敵の数はそこまで多くない。とは言え、一人で捌くには並大抵のAC乗りでは死にに行くのと同義である。
水無瀬 瑞穂
MAIKINGできれば年度末までにはBOOTHに出したいなー、と思ってる花込めの類視点と司視点をふたつどちらも同じ場面の視点違いです
三人称でやれとは言いっこなしよ。最初に書いたのが類視点だったから、三人称に修正するの面倒だったの
あと、司視点のほうが文字数多いのは仕様です 2262
ルンロ
BẢN GHI NHỚ新キャラ百道ねねこ
・敬語キャラ
・宇宙人の時のルンちゃんのお友達である。
・ルンロが神になったあと再会をし、ルト兄弟に会う。
・ソルトくんに一目惚れをし、彼に対して常にキョドる。
それを知ったアルトくんはそれを利用していろいろ企む
・ルンロとはよくお茶会をしている。
・怪力
・一人称私、うち
・二人称あなた、あなた様
・三人称あなた達、あなた方 2
転生の毛玉
vẽ nguệch ngoạc【そし僕、】わちゃ!とした三人称を目指しましたイメージはこれからもエンド以降。薄めの藤赤と蒼赤がバチバチしてるの見たかったやつです。
パスは隅付き括弧内 3814
cheese27cheese
LÀM XONG月鯉現パロの続編です。🎏さん視点の三人称でふたりの初デートを書きました。ちゅーしてます。
雨でびしょ濡れになってほぼ裸…みたいな描写があります。
あなたに残せるのは俺の誓い #2私にもようやく終わりの時が来た。
何の心残りもない人生だった、と言いたいところだが、たったひとつだけ後悔した事がある。
月島に、私の想いを最期まで伝えられなかった事。
右腕として私を支え続けてくれた月島。
いつしか私は、そんな月島を愛してしまっていた。
月島ならば自分の思いと関係なく、上官である私の言う事だから……と受け入れてくれていたかもしれないが、それは違うと思ってずっとこの想いを胸に秘めてきた。
月島。
叶うなら、今度は上官と部下ではなく、ひとりの人間としてお前と出逢い、愛し合いたい。
月島。
あたいは、わいん事をだいよりも愛しちょった……。
朝7時。
鯉登音之進は着信音で目が覚め、手探りでスマホを捕まえる。
『月島基』
6643何の心残りもない人生だった、と言いたいところだが、たったひとつだけ後悔した事がある。
月島に、私の想いを最期まで伝えられなかった事。
右腕として私を支え続けてくれた月島。
いつしか私は、そんな月島を愛してしまっていた。
月島ならば自分の思いと関係なく、上官である私の言う事だから……と受け入れてくれていたかもしれないが、それは違うと思ってずっとこの想いを胸に秘めてきた。
月島。
叶うなら、今度は上官と部下ではなく、ひとりの人間としてお前と出逢い、愛し合いたい。
月島。
あたいは、わいん事をだいよりも愛しちょった……。
朝7時。
鯉登音之進は着信音で目が覚め、手探りでスマホを捕まえる。
『月島基』
あまや
TẬP HUẤN習作/凪茨(主人公ジュン、下二人メイン)⚠︎パラレル。アイドルしてません
三人称の練習兼、夏っぽいネタ(ホラー)(詐欺)
登場人物
ジュン…幽霊が見える。怖がり
茨…ジュンの友達。見えない。人外に好かれやすい
おひいさん…ジュンの知り合い。祓う力がある(※今回は出てきません)
閣下…茨の保護者
三連休明けの学校ほど億劫なものはない。期末テストも終わりあとは終業式を残すのみではあるのだが、その数日さえ惜しいほど休暇を待ち遠しく思うのは高校生なら皆そうだろう。ジュンはそんなことを思いながら今日もじりじりと肌を焼く太陽の下、自転車で通学路を進んでいた。休みになれば早起きも、この茹だるような暑さからも解放される。これほど喜ばしいことはない。
「はよざいまーす」
所定の駐輪場に止め校舎へ向かっていると、目の前によく知った背中が現れた。ぽん、と肩を叩き彼の顔を覗き込むとそれは三連休の前に見た七種茨の顔とはすっかり変わっていた。
「ひええ!?」
「ひとの顔を見てそうそう失礼な人ですね」
不機嫌そうな声と共にジュンを振り返ったのはおそらく七種茨であろう人物だった。特徴的な髪色と同じくらいの背丈からまず間違いなくそうだろうと思い声をかけたのだから、振り返った顔はジュンのよく知るメガネをかけた、男にしては少し可愛げのある顔のはずだった。が、見えなかったのだ。間違った文字をボールペンでぐるぐると消すように、茨の顔は黒い線でぐるぐる塗りつぶされていた。
5826「はよざいまーす」
所定の駐輪場に止め校舎へ向かっていると、目の前によく知った背中が現れた。ぽん、と肩を叩き彼の顔を覗き込むとそれは三連休の前に見た七種茨の顔とはすっかり変わっていた。
「ひええ!?」
「ひとの顔を見てそうそう失礼な人ですね」
不機嫌そうな声と共にジュンを振り返ったのはおそらく七種茨であろう人物だった。特徴的な髪色と同じくらいの背丈からまず間違いなくそうだろうと思い声をかけたのだから、振り返った顔はジュンのよく知るメガネをかけた、男にしては少し可愛げのある顔のはずだった。が、見えなかったのだ。間違った文字をボールペンでぐるぐると消すように、茨の顔は黒い線でぐるぐる塗りつぶされていた。
yawayawa_mai
MAIKING甚めマ(伏黒夫婦)の小説です。続きと共に後日支部にも投稿しますが、耐え性がないので先に此方で。
Attention
・幻覚。めぐママはほぼ捏造。
・めぐママは甚を「とうじくん」呼びしています。
・めぐママは三人称単数代名詞「彼女」で表現しています。
・めぐも出てきます。 8831
流菜🍇🐥
vẽ nguệch ngoạcTF主ルチ。ルチがTF主くんを騙してワインを飲ませる話です。三人称ルチ視点。※このSSは未成年飲酒を推奨するものではありません。ワイン 玉座の間に、光の渦が現れた。それは人の形を作り上げ、玉座の上で実体化する。すらりとした長身に、腰回りを覆う巨大な布。人間離れしたその姿は、彼の仲間に当たるプラシドだった。
プラシドは、チラリとルチアーノに視線を向けた。一言だけ名前を呼ぶと、手に持っていたものを投げ寄越す。慌てて受けとると、濃い紫の液体が入ったガラス瓶だった。
「なんだよ、これ」
尋ねると、プラシドは僅かに口角を上げた。ルチアーノから視線を逸らしたまま、淡々とした口調で言う。
「ワインだ」
「それくらい見れば分かるだろ。どこで手に入れたんだよ」
ルチアーノはぶっきらぼうに言う。ラベルを見る限り、それなりのブランドの品であることは確かだろう。アルコール度数は低いし、テイストは甘めのようだ。ジュースと変わらないようなものだと思った。
3124プラシドは、チラリとルチアーノに視線を向けた。一言だけ名前を呼ぶと、手に持っていたものを投げ寄越す。慌てて受けとると、濃い紫の液体が入ったガラス瓶だった。
「なんだよ、これ」
尋ねると、プラシドは僅かに口角を上げた。ルチアーノから視線を逸らしたまま、淡々とした口調で言う。
「ワインだ」
「それくらい見れば分かるだろ。どこで手に入れたんだよ」
ルチアーノはぶっきらぼうに言う。ラベルを見る限り、それなりのブランドの品であることは確かだろう。アルコール度数は低いし、テイストは甘めのようだ。ジュースと変わらないようなものだと思った。