Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    出張

    ゆき📚

    DONE【ロ兄術】【恋愛初心者狂騒曲】Ⅳ・前編
    長くなったので前後編とわけました。
    初致しから約二週間が経った頃お互いに距離を測りかね、思考のすれ違いを見せる中とある任務で一泊二日の出張を二人でする事になり―
    ※呪いの話が出ていますがガバ設定もいい所です。
    ※原作軸設定で書いていますがそのへん雑、ご了承
    ※大丈夫、どんなものでもどんとこい!な方よかったら読んでやってください
    【恋愛初心者狂騒曲】Ⅳ・前編 「二回目ってどうやって誘ったらいいの?」

     高専内の廊下で珍しく神妙な顔をして「話したいことがある」と言ってきた五条に家入はその場で詳細を聞かず誘われるがままに居酒屋の個室に来た事をその時、少々後悔した。
     「知るかよ」
     心底どうでもいいという感情を込めて言えばテーブルを挟んで向かいに鎮座する五条が「真面目に答えてくれよ」と必死感を込めて叫んだ。
     そんな相手を無視するように家入はメニュー表を手に取りぱらぱらとめくる。奢ってくれるという言質は取っているので夕飯を済ませてしまおうと視線を動かしていると
     「ちょっと、硝子聞いてる?」
     「聞いてる聞いてる」
     「絶対嘘じゃん」
     唇を尖らしているのが長年の付き合いで見ていなくてもわかる。
    11506

    はるか@haruka_tbv

    DONE監♀受け版ワンドロ&ワンライ

    過去お題参加 第53回 呪(まじな)い

    監♀初書き 男装監♀ 恋人未満

    レオ🦁監♀ですが、つの🐉タロが出張ってます。
    男子がひたすら蘊蓄をしゃべる。
    王族同士間で未来の予定を勝手に牽制するお話。

    お気に入りを並べて愛でたい若様なので、💚感情はないです。

    各種捏造多々

    #女監督生受け版ワンドロワンライ
    #twstプラス
    ラッピングにはリボンを添えて「……ああ、キングスカラーか。相変わらず器用なことだ」

    夜半過ぎのオンボロ寮。
    いつものように夜の散歩ついでに顔を出したツノ太郎が、突然そんなことを言ったので、一瞬意味が分からなかった。
    「え? ……あ、あれのこと?」
    思わずベッドサイドのチェストを見やる。
    その上には、数日前にレオナ先輩から渡された、ブレスレットがのっているのだ。



    ◆◆◆



    放課後の植物園で。
    お昼寝中のレオナ先輩を見付けたので、なんとなく近付いて、ついつい綺麗なお顔とキュートなお耳を眺めていた時だった。
    パチッと目を覚ました先輩は、私を目にすると腹筋だけでのそっと起き上がって、ポイッと何かを放って寄越した。
    慌ててキャッチしてみれば、
    「やる」
    と一言だけ言って、またゴロンと寝てしまった。
    11628

    ギギ@coinupippi

    DONEココイヌだけどココは出て来ない。
    またモブが出張ってる。
    パフェに釣られてイヌピーがJKからココの恋愛相談を受ける話。
    逞しく生きる女の子が好き。
    特大パフェはちょっとだけしょっぱい。乾青宗はその日の夕方、ファミレスで大きなパフェを頬張っていた。地域密着型のローカルチェーンファミレスの限定メニュー。マロンとチョコのモンブランパフェは見た目のゴージャス感と、程良い甘さが若者を中心に人気だった。
     そのパフェの特大サイズは3人前程あり、いつかそれを1人で食べるのが小学生からの夢だった。しかし値段も3倍なので、中々簡単には手が出せない。もし青宗がそれを食べたいと口にすれば、幼馴染はポンと頼んでくれたかもしれない。そうなるのが嫌だったから青宗はそれを幼馴染の前では口にしなかった。
     幼馴染の九井一は、青宗が何気なく口にした些細な事も覚えているしそれを叶えてやろうとする。そうされると何だか青宗は微妙な気持ちになった。嬉しく無いわけでは無いのだが、そんなに与えられても返しきれない。積み重なって関係性が対等じゃなくなってしまう。恐らく九井自身はそんな事まるで気にして無いだろうが、一方的な行為は受け取る側をどんどん傲慢に駄目にしてしまうんじゃ無いかと思うのだ。
    6011

    えだつみ

    PROGRESS無双の強化紋様と絆システムの設定だけを借りた無双設定本(※無双本丸の話ではありません)
    昔はやることやってたつるみかが隠居してご無沙汰だったけどまたやるようになる話です
    伯仲が出張りますが伯仲にはCPはない(ただし書き手はくにちょぎの人間)
    5/4に発行したいので頑張っています 予定は未定
    発行の際は全面改稿の可能性すらあります 作業進捗です
    【つるみか】無双設定本 衣装箪笥の上から二番目、一番左の引き出しには、鶴丸国永の片手袋が入っている。

     三日月は、ずいぶん久し振りにその引き出しを開けた。まだおろしていない予備の手拭いが、たしかそこに入っていたはずだという記憶を辿った末だった。思いがけず、あの、特徴的な手袋を見かけて、三日月は一瞬目を瞠った。何か懐かしい匂いのする風が、不意に一筋部屋を駆け抜けたような錯覚がした。
     そして、静かに引き出しを閉めた。
     あれは以前、鶴丸が部屋を訪れた際、忘れて行ったものだ。次の機会に返そうと思って以来、その機会は訪れていない。
     手拭いは隣の引き出しで見つけた。三日月はそれを手に部屋を出た。
     早朝、起き抜けである。朝起きてまだ一度も鏡を見ていないのでわからないが、大抵寝起きの自分の頭には大層な寝癖が出来ていることを三日月は知っている。顔を洗うついでに、それを直してやらなければならない。あくびを噛み殺しながら洗面所へ向かう。
    10704