花月ゆき
DONE赤安は恋人同士。ミイラ男なあかいさん。なんでも許せる方向け。お題「ハロウィン」 今年もハロウィンがやってきた。
昨年のこの時期は首に爆弾をつけられ、ハロウィンどころではなかった。
今年のハロウィンも公安としての仕事が山積みだったが、それはもう終わりが見えている。
十月三十一日。現時刻は、午後十一時過ぎ。まだまだ油断はできない状況だが、例年通り渋谷は大混雑をみせたものの、平穏なハロウィンだったといえるだろう。
スマホのバイブ音が鳴り、降谷はスマホの画面をタップする。電話をかけてきたのは風見だった。
『降谷さん、こちらはもう大丈夫です。そろそろ休まれてください』
「ああ、そうさせてもらうよ」
仕事はタイミングよくやってきてはくれない。ありとあらゆる仕事が山のように重なり、降谷はこの一週間、まともに睡眠をとることができていなかった。仮眠室に二度ほど入った記憶はあるが、ほんの数時間で仕事を再開させている。自分がまともに休んでいないことに風見も気づいていて、落ち着いたタイミングで電話をかけてきたのだろう。
3230昨年のこの時期は首に爆弾をつけられ、ハロウィンどころではなかった。
今年のハロウィンも公安としての仕事が山積みだったが、それはもう終わりが見えている。
十月三十一日。現時刻は、午後十一時過ぎ。まだまだ油断はできない状況だが、例年通り渋谷は大混雑をみせたものの、平穏なハロウィンだったといえるだろう。
スマホのバイブ音が鳴り、降谷はスマホの画面をタップする。電話をかけてきたのは風見だった。
『降谷さん、こちらはもう大丈夫です。そろそろ休まれてください』
「ああ、そうさせてもらうよ」
仕事はタイミングよくやってきてはくれない。ありとあらゆる仕事が山のように重なり、降谷はこの一週間、まともに睡眠をとることができていなかった。仮眠室に二度ほど入った記憶はあるが、ほんの数時間で仕事を再開させている。自分がまともに休んでいないことに風見も気づいていて、落ち着いたタイミングで電話をかけてきたのだろう。
かとうあんこ
DONE学パロ赤安、朝が弱い大学生✖︎優等生DK※組織のない平和な世界🌍🕊️
『僕の彼氏は左ハンドル』「赤井っ、起きて!」
ベッドの上で緩くウェーブした黒髪が四方八方に散らばっている。その中心で持ち主が「んん」と呻いた。
僕の彼氏は今日も腹が立つほどセクシーだ。
「れい……」
声を辿って僕に向かって伸ばされた長くたくましい腕を寸でのところで避けた。
危なかったな……あれに捕まったら学校に行けなくなるところだった。
前に「明日起こしに来てほしい」と頼まれた時は赤井の腕にベッドの中に引きずり込まれてベッドの中でもみくちゃにされ、結局二時間目になってようやく教室にたどり着いた。くしゃくしゃになった制服のワイシャツを見た友人たちに「朝から何やってんだよ」と呆れられたりニタニタ笑われたりしたことは今でもはっきり覚えてる。
3555ベッドの上で緩くウェーブした黒髪が四方八方に散らばっている。その中心で持ち主が「んん」と呻いた。
僕の彼氏は今日も腹が立つほどセクシーだ。
「れい……」
声を辿って僕に向かって伸ばされた長くたくましい腕を寸でのところで避けた。
危なかったな……あれに捕まったら学校に行けなくなるところだった。
前に「明日起こしに来てほしい」と頼まれた時は赤井の腕にベッドの中に引きずり込まれてベッドの中でもみくちゃにされ、結局二時間目になってようやく教室にたどり着いた。くしゃくしゃになった制服のワイシャツを見た友人たちに「朝から何やってんだよ」と呆れられたりニタニタ笑われたりしたことは今でもはっきり覚えてる。
花月ゆき
DONE秀零の日。記憶喪失&身体だけ縮んだ赤安(中学生)が、工藤邸で一緒に住んでいる設定です。
②:https://poipiku.com/1436391/9538548.html
Heartfelt Memories(旧題:記憶は心の底に)①―コナンSide 10月―
コナンが工藤邸を訪れると、赤井と降谷の二人の声が玄関まで漏れ聞こえてきた。
毒薬を飲んで身体が縮み、記憶まで失くして中学生となってしまった二人の声は、自分が知るそれと比べると随分と幼い。しかし、話し方も話す内容も、小学生である自分よりはるかに大人びている。大人の赤井と降谷の姿が頭の中に散らつくせいで、最初は違和感が凄まじかったが、最近は不思議と慣れつつあった。
二人はコナンが部屋に入ってきたことを気にも留めず、壁に視線を向けたまま、あーでもないこーでもないと言い合っている。
「二人ともいったいどうしたの?」
コナンが話しかけると、ようやく二人がこちらを意識する。降谷が壁にかかった日めくりカレンダーから視線を外して言った。
2016コナンが工藤邸を訪れると、赤井と降谷の二人の声が玄関まで漏れ聞こえてきた。
毒薬を飲んで身体が縮み、記憶まで失くして中学生となってしまった二人の声は、自分が知るそれと比べると随分と幼い。しかし、話し方も話す内容も、小学生である自分よりはるかに大人びている。大人の赤井と降谷の姿が頭の中に散らつくせいで、最初は違和感が凄まじかったが、最近は不思議と慣れつつあった。
二人はコナンが部屋に入ってきたことを気にも留めず、壁に視線を向けたまま、あーでもないこーでもないと言い合っている。
「二人ともいったいどうしたの?」
コナンが話しかけると、ようやく二人がこちらを意識する。降谷が壁にかかった日めくりカレンダーから視線を外して言った。
花月ゆき
DONE予知夢を見るようになった赤安が、ある日、お互いにキスをする夢を見てしまい…予知夢-降谷Side-
一週間ほど前からずっと、不可思議な現象が続いている。それは、夢で見た光景が現実で起こってしまうというものだ。最初はただの偶然かと思ったが、この一週間ずっと、この現象は例外ひとつなく続いている。
一昨日は、風見が何もないところでコケる夢を見た。いくら風見でもそんなドジはしないだろう。そう思ったが、昨日、夢の中の光景を再現するかのように、風見はコケた。
そして、いよいよ降谷が予知夢を疑いはじめたところで、昨日の夢である。その夢の中で降谷は、あの赤井とキスをしていたのだ。
朝、目を覚ましてからずっと、降谷は頭を抱えていた。今日は日米合同の捜査会議がある。もちろん赤井も参加することになっているので、夢が現実になるための舞台は、揃っているといってもいい。
9503一週間ほど前からずっと、不可思議な現象が続いている。それは、夢で見た光景が現実で起こってしまうというものだ。最初はただの偶然かと思ったが、この一週間ずっと、この現象は例外ひとつなく続いている。
一昨日は、風見が何もないところでコケる夢を見た。いくら風見でもそんなドジはしないだろう。そう思ったが、昨日、夢の中の光景を再現するかのように、風見はコケた。
そして、いよいよ降谷が予知夢を疑いはじめたところで、昨日の夢である。その夢の中で降谷は、あの赤井とキスをしていたのだ。
朝、目を覚ましてからずっと、降谷は頭を抱えていた。今日は日米合同の捜査会議がある。もちろん赤井も参加することになっているので、夢が現実になるための舞台は、揃っているといってもいい。
ゆら🦈
MOURNING安定のクソ短作業時間クオリティですが、「おいで」と「いかないで」と赤安が書きたかっただけなんです( ; ; )れ〜くんのことはカメラで監視してるのでどっか行ったらすぐ分かるし、どこにいようと秒で帰ってくる。
この後は一生共依存ルートを切に希望します(続きを放棄するな)
⚠️赤井さんがヘラってる、自傷します
何でも許せる方のみ閲覧お願いします。 4
ゆら🦈
TRAININGいただいたセリフでSS書くタグのやつやってみました。急いで書いたので内容薄いですが🙏🏻💦めっちゃ中途半端に終わりますが、この後はまあお察しの通り赤井さんちに連れ帰られ、日付まで貼って管理された降谷さんのゴミや所持品を嬉々として見せつけられる羽目に……
拗らせキモ井さんしかいないので、何でも許せる18歳以上の方のみ閲覧してください(՞ .ˬ.՞)" 4
いちろ。
DONE夢の中の登場人物・ライバボ(純組織しゅ×ハムれいくん)
現実の登場人物
・「僕」:元店員、現在「大家さん」の元で療養中。
・大家さん:「僕」が働く店の常連。医師らしい。療養が必要な「僕」を自宅に住まわせている。
夢に焦がれた小夜啼鳥は。④(完)「この家で殺人事件、ですか?」
「はい。大家さんなら何かご存じないですか?多分、そんな昔の話ではないと思うんですけど」
夢の中で発射された銃弾の痕跡が現実で見つかった。
つまり、あれは全て実際に起こっていた出来事で、ライもバーボンも実在しているということになる。
そして、ライが死んだという事実も。死体が発見されたならニュースに取り上げられている可能性も考えた。が、銃殺した遺体を事故死に偽装するとなると手間がかかる。手っ取り早いのは何処かの山林にでも埋めるか海に捨てるかして失踪という形に収めることだ。
バーボンなら、どうするか。恐らく彼なら、組織を欺くために下手に発見されるリスクを背負って遺体を遺棄するよりその時が来るまで自分の目が届く場所に留めておくだろう。そう考えると、この家の何処かに死体を埋めたという線が一番濃厚だ。
4792「はい。大家さんなら何かご存じないですか?多分、そんな昔の話ではないと思うんですけど」
夢の中で発射された銃弾の痕跡が現実で見つかった。
つまり、あれは全て実際に起こっていた出来事で、ライもバーボンも実在しているということになる。
そして、ライが死んだという事実も。死体が発見されたならニュースに取り上げられている可能性も考えた。が、銃殺した遺体を事故死に偽装するとなると手間がかかる。手っ取り早いのは何処かの山林にでも埋めるか海に捨てるかして失踪という形に収めることだ。
バーボンなら、どうするか。恐らく彼なら、組織を欺くために下手に発見されるリスクを背負って遺体を遺棄するよりその時が来るまで自分の目が届く場所に留めておくだろう。そう考えると、この家の何処かに死体を埋めたという線が一番濃厚だ。
いちろ。
DONE夢の中の登場人物・ライバボ(純組織しゅ×ハムれいくん)
現実の登場人物
・「僕」:元店員、現在「大家さん」の元で療養中。
・大家さん:「僕」が働く店の常連。医師らしい。療養が必要な「僕」を自宅に住まわせている。
夢に焦がれた小夜啼鳥は。③バーボンがライを殺した。夢から跳ね起きた僕は今までにないくらい背中がびっしょりと濡れていて、僕の体は恐怖でしばらく震えが止まらなかった。バーボンが浴びた返り血の感触が残っているのも恐ろしかったが、何より恐怖したのは拳銃を発砲した時の反動が寝起きのはずの僕の手にしっかりと残っていることだった。
「夢、なんだよな……?」
誰かに肯定してほしくて寝起きのかすれた声で呟いてみる。当然その問いに答えてくれる人間はいなかった。実在する部屋を舞台にした夢の中の殺人事件。あの時撃っていなければ、バーボンがどうなっていたかわからない。ライの言葉を信じるとすれば命までは奪わないと言っていたが、どんなに特殊な関係を築いていたとしてもあいつは組織側の人間だ。裏切られ拷問されていた可能性もあったと考えると、バーボンの判断は正しかったと思う。彼はあの後どうしたんだろうか。古巣に戻ったのだろうか。それとも、そのままライの死を偽装して潜入を続けたのだろうか。
1666「夢、なんだよな……?」
誰かに肯定してほしくて寝起きのかすれた声で呟いてみる。当然その問いに答えてくれる人間はいなかった。実在する部屋を舞台にした夢の中の殺人事件。あの時撃っていなければ、バーボンがどうなっていたかわからない。ライの言葉を信じるとすれば命までは奪わないと言っていたが、どんなに特殊な関係を築いていたとしてもあいつは組織側の人間だ。裏切られ拷問されていた可能性もあったと考えると、バーボンの判断は正しかったと思う。彼はあの後どうしたんだろうか。古巣に戻ったのだろうか。それとも、そのままライの死を偽装して潜入を続けたのだろうか。
いちろ。
DONE夢の中の登場人物・ライバボ(純組織しゅ×ハムれいくん)
現実の登場人物
・「僕」:元店員、現在「大家さん」の元で療養中。
・大家さん:「僕」が働く店の常連。医師らしい。療養が必要な「僕」を自宅に住まわせている。 2629
すいまー
DONEスイマーよ!!(B'z)で盛り上がったので🤣『僕を噛んで』なんて知性と気品を備えた色男にしか許されない言い回しなんだよなー…!!
でも思ってよりヤバい男になってしまった…🥺
これはところ構わずれーくんを揺さぶりにかかっている赤→→→→→→→→→←安くらいのふたり
(当然のように合同捜査中)
hisbra246911
DONE第1話『邂逅』赤安の出逢いまで★赤安和ファンタジーパロ。降谷:昼(食事処の給仕)・夜(鬼面の検非違使)・異界(九尾の狐)の3フェイス。赤井:昼(変装して仕事をさぼる陰陽師)・夜(仕事に真面目な陰陽師)・異界(雷神)。人物相関兼簡易プロットイラストアップロード参照
https://poipiku.com/3337510/ 6083
hisbra246911
PROGRESS来年どこかで1冊出したい。赤安和ファンタジーパロ。降谷:昼(食事処の給仕)・夜(鬼面の検非違使)・異界(九尾の狐)の3フェイス。赤井:昼(変装して仕事をさぼる陰陽師)・夜(仕事に真面目な陰陽師)・異界(雷神)。人物相関兼簡易プロット 3ゆら🦈
MAIKING和解済赤安降谷への想いが高じて強硬手段に出る赤井①
(そのうち続き上げたいと思ってます。中途半端に終わってすみません🙏🏻)
⚠️拘束表現、やや監禁、攻めの自慰あります
なんでも許せる18歳以上の方のみ閲覧お願いいたします。 4
花月ゆき
DONE恋人未満の赤安。組織壊滅作戦直前。
新(コ)蘭要素あり。諸々正体バレ済。捏造あり。なんでも許せる方向けです。
お題『かわいい』 組織壊滅作戦直前。日本の公安をはじめ、各国の捜査機関が日本の警察庁に集まり、日々、会議や調査に明け暮れていた頃。それは起きた。
その日、降谷は調査資料をまとめるため、朝からノートパソコンに向き合っていた。
組織壊滅作戦のための合同会議が行われる会議室は、会議のない時間は、各捜査機関が自由に出入りすることができるようになっている。人の足音や話し声、パソコンや電子機器を取り扱う音。様々な音が入り乱れ、周囲はざわざわと騒がしい。だが、そうした音も気にならないほど、降谷は資料作成に没頭していた。
降谷の周囲に人はおらず、他国の捜査官が、挨拶のために席に近づいてくる程度である。
それゆえに集中して作業できていたのだが、あともう少しで資料が完成するかというときに、降谷の仕事を邪魔する者が現れた。
3908その日、降谷は調査資料をまとめるため、朝からノートパソコンに向き合っていた。
組織壊滅作戦のための合同会議が行われる会議室は、会議のない時間は、各捜査機関が自由に出入りすることができるようになっている。人の足音や話し声、パソコンや電子機器を取り扱う音。様々な音が入り乱れ、周囲はざわざわと騒がしい。だが、そうした音も気にならないほど、降谷は資料作成に没頭していた。
降谷の周囲に人はおらず、他国の捜査官が、挨拶のために席に近づいてくる程度である。
それゆえに集中して作業できていたのだが、あともう少しで資料が完成するかというときに、降谷の仕事を邪魔する者が現れた。
すいまー
DOODLE赤井との苦いキスしか知らない零くんめちゃくちゃ萌えるなぁと思って描きました年齢を重ねても初めての経験がある赤安って良いですよねぇ〜〜〜😭
(清書諦めて中途半端ですがこれでよしとします😇) 6
花月ゆき
DONE赤安(沖安)が、子どもたちと一緒に水族館に行くお話。組織壊滅前。赤安は恋人同士。姿は沖安。中身は秀零。
話の展開上、色々捏造しているので、なんでも許せる方向けとなります。
お題『なつやすみ』 赤井が沖矢昴に変装し、阿笠邸にスイカの差し入れを持っていくと、ちょうど子どもたちが集まって話をしているところだった。
阿笠博士と一緒にスイカを切り分けながら、子どもたちの会話に耳を傾ける。どうやら最近リニューアルしたばかりの東都水族館に遊びに行く予定を立てているようだ。子どもたちはもう夏休みに入っていて、学校に行く必要はない。こうして阿笠博士の家に集まって、遊んだり、宿題をしたり、子どもたち同士で楽しい時間を過ごしているようだった。
切り分けたスイカを子どもたちのもとへ運ぶと、光彦が話しかけてきた。
「昴さん、大人が夏休みを取るのは難しいんですか?」
「それは職種によるんじゃないかな……何かあったのかい?」
10810阿笠博士と一緒にスイカを切り分けながら、子どもたちの会話に耳を傾ける。どうやら最近リニューアルしたばかりの東都水族館に遊びに行く予定を立てているようだ。子どもたちはもう夏休みに入っていて、学校に行く必要はない。こうして阿笠博士の家に集まって、遊んだり、宿題をしたり、子どもたち同士で楽しい時間を過ごしているようだった。
切り分けたスイカを子どもたちのもとへ運ぶと、光彦が話しかけてきた。
「昴さん、大人が夏休みを取るのは難しいんですか?」
「それは職種によるんじゃないかな……何かあったのかい?」
ゆら🦈
MOURNING赤井をベッドの下に潜ませたいっていう幻覚から取り急ぎ書き起こしたよく分からない産物です。(そもそも降谷が赤井の気配に気付かないことってないと思うけどって書きながら思ってた😀)
かっこいい赤井はいない、キモ井さんしかいない。
なんでも許せる方のみ閲覧してください(՞ .ˬ.՞)" 6
いちろ。
DONE赤安続き。宅飲み会。
怖いさんがお隣に引っ越してきた!⑤隣に赤井が引っ越してきて数ヶ月経った。
最初は怪しんでいたけれど話してみると良い人だということもすぐにわかって。今ではたびたび、一緒に食事をとる仲になっていた。
「いらっしゃい。おつまみできてますよ。飲み物は持ってきてくれました?」
「ああ、酒類は色々買ってきたが今日は話したおすすめのバーボンもついでに持ってきたんだ。後で一緒に飲もう」
定刻通りに鳴らされた呼び鈴に来客を出迎えれば、今日も赤井は片手にビニール袋を下げて立っていた。
中へ招き入れれば、もうすっかり宅飲みにも慣れた赤井は勝手に冷蔵庫を開けて持ってきた酒缶を詰めていく。
冷蔵庫の前で丸く屈められた背中を眺めながら僕は僕で出来上がった料理をテーブルに並べていく。最初こそ気を使って取り箸も準備していたけれど、今となってはお互いにもう気兼ねせず自分の箸で食べたいものをつつくようになっている。
2044最初は怪しんでいたけれど話してみると良い人だということもすぐにわかって。今ではたびたび、一緒に食事をとる仲になっていた。
「いらっしゃい。おつまみできてますよ。飲み物は持ってきてくれました?」
「ああ、酒類は色々買ってきたが今日は話したおすすめのバーボンもついでに持ってきたんだ。後で一緒に飲もう」
定刻通りに鳴らされた呼び鈴に来客を出迎えれば、今日も赤井は片手にビニール袋を下げて立っていた。
中へ招き入れれば、もうすっかり宅飲みにも慣れた赤井は勝手に冷蔵庫を開けて持ってきた酒缶を詰めていく。
冷蔵庫の前で丸く屈められた背中を眺めながら僕は僕で出来上がった料理をテーブルに並べていく。最初こそ気を使って取り箸も準備していたけれど、今となってはお互いにもう気兼ねせず自分の箸で食べたいものをつつくようになっている。
ゆら🦈
DONE多分そしかい後ぐらいから付き合ってたであろう赤安。怖井というより、気づいたらただのメンヘラ激重赤井さんになってました。
新一くん都合のいい巻き込まれごめんなさい()
⚠️自殺暗示、自傷、他傷表現あり
いつものごとく勢いで書いてますので、何でも許せる18歳以上の方のみ閲覧お願いします^ ^ 5
花月ゆき
DONEあかいさんのシャツに、ふるやさんが乗り移る話。赤安は恋人同士です。某アニメが元ネタです。なんでも許せる方向け。
お題『Tシャツ』 明日は久しぶりに、降谷と休みが重なる日だ。
今日、仕事が終わったら、降谷を誘い、二人きりでゆっくり過ごそうと赤井は思っていた。しかし、降谷のスマホにメッセージを送っても一向に返事がない。何かトラブルにでも巻き込まれているのではないかと風見に連絡をしたが、「降谷さんなら、とっくに帰宅されましたよ」と言う。
帰宅しているのなら尚更、返事がないのは妙だ。幸い降谷の家の合鍵を持っていたので、赤井は降谷の家に急いで向かうことにした。玄関の呼び鈴を鳴らす時間も惜しく、合鍵を使って降谷の部屋に入る。すると、アンッ、アンッ、と、降谷の愛犬が出迎えの挨拶をしてくれた。ハロの鳴き声を聞いて、降谷が玄関へと駆けてくる。
6036今日、仕事が終わったら、降谷を誘い、二人きりでゆっくり過ごそうと赤井は思っていた。しかし、降谷のスマホにメッセージを送っても一向に返事がない。何かトラブルにでも巻き込まれているのではないかと風見に連絡をしたが、「降谷さんなら、とっくに帰宅されましたよ」と言う。
帰宅しているのなら尚更、返事がないのは妙だ。幸い降谷の家の合鍵を持っていたので、赤井は降谷の家に急いで向かうことにした。玄関の呼び鈴を鳴らす時間も惜しく、合鍵を使って降谷の部屋に入る。すると、アンッ、アンッ、と、降谷の愛犬が出迎えの挨拶をしてくれた。ハロの鳴き声を聞いて、降谷が玄関へと駆けてくる。
いちろ。
DONEとある日の喫茶店にて。おしゃべりしてる赤安。怖いさんがお隣に引っ越してきた!④「いらっしゃいま、あ!赤井さんじゃないですか。こんにちは」
午前中のまだ客足も少ない時間帯の事だった。テーブルを拭いていた僕が来客を知らせるベルに顔を上げると、見覚えのある人が立っていた。思わずこの間覚えたばかりの名前を口にする。突然呼ばれてこちらを向いた彼は僕に気付くと目を丸くした。
「おや、君は……安室くん、か」
多分、まだ完全に名前と顔が一致していないのだろう。数秒考えた後で記憶を探りながら出てきた名前に頷いてみせる。
「名前覚えていて下さったんですね。嬉しいです」
布巾を畳み、お好きな席へどうぞと案内すると赤井さんは店内を見渡してカウンター席の角に腰を下ろした。
お冷を持っていくと真剣な表情でメニュー表を睨みつけていた。まるで紙面で重大な記事でも読んでるみたいだなと思いつつ、厨房へと引っ込めば数分と経たない内にカウンターを隔てて珈琲を一つ、ブラックで、とオーダーが入る。
2793午前中のまだ客足も少ない時間帯の事だった。テーブルを拭いていた僕が来客を知らせるベルに顔を上げると、見覚えのある人が立っていた。思わずこの間覚えたばかりの名前を口にする。突然呼ばれてこちらを向いた彼は僕に気付くと目を丸くした。
「おや、君は……安室くん、か」
多分、まだ完全に名前と顔が一致していないのだろう。数秒考えた後で記憶を探りながら出てきた名前に頷いてみせる。
「名前覚えていて下さったんですね。嬉しいです」
布巾を畳み、お好きな席へどうぞと案内すると赤井さんは店内を見渡してカウンター席の角に腰を下ろした。
お冷を持っていくと真剣な表情でメニュー表を睨みつけていた。まるで紙面で重大な記事でも読んでるみたいだなと思いつつ、厨房へと引っ込めば数分と経たない内にカウンターを隔てて珈琲を一つ、ブラックで、とオーダーが入る。
いちろ。
DONE怖いさん、念願のれい君との対面。(れい君は面識ない)
れい君視点。
怖いさんがお隣に引っ越してきた!②この街に潜伏して数ヶ月。組織の情報を掴む為、僕は偽名を使いながら日中はバイト先の喫茶店で過ごし、夜は本業の任務と二重の生活を送っていた。
そんな慌ただしい日々の中でも、今日は久しぶりのオフ。
さて、朝から何をしようか。たまには惰眠でも貪ってみようかなんて思いつつ、カーテンの隙間から差し込む陽光になんだかそれでは勿体ない気もして。結局、寛ぐのもそこそこに軽く朝食を済ませるとひとまず捨てるためにまとめたゴミ袋を手に外へ出た。
一日のスケジュールを脳内で組み立てながら見上げた空は真っ青で。あちこち錆びついた階段を降りていくと劣化の激しい鉄製のそれは、一歩踏み出す事にカンカンと甲高い音を立てた。
ふと、階下を見ると見慣れない男がこちらを背に立っているのが目に入った。忙しなく左右に視線を移しているが何かを探しているのだろうか。ふいに振り向かれ視線がばちりとぶつかった。切れ長の鋭い眼差しに、灰色がかった深緑色の瞳。目鼻立ちは整っているのに、目元を飾る濃い隈の存在がどこかミステリアスで近寄りがたい雰囲気を醸し出していた。黒のニット帽を被った黒服という出で立ちが空気の澄んだ早朝に見かけるにはあまりに不釣り合いで。加えて辺りを見回しているのだからどう見ても不審者にしか見えない。正直職質にかけたいところだが安室の立場ではそれは不可能だ。
3297そんな慌ただしい日々の中でも、今日は久しぶりのオフ。
さて、朝から何をしようか。たまには惰眠でも貪ってみようかなんて思いつつ、カーテンの隙間から差し込む陽光になんだかそれでは勿体ない気もして。結局、寛ぐのもそこそこに軽く朝食を済ませるとひとまず捨てるためにまとめたゴミ袋を手に外へ出た。
一日のスケジュールを脳内で組み立てながら見上げた空は真っ青で。あちこち錆びついた階段を降りていくと劣化の激しい鉄製のそれは、一歩踏み出す事にカンカンと甲高い音を立てた。
ふと、階下を見ると見慣れない男がこちらを背に立っているのが目に入った。忙しなく左右に視線を移しているが何かを探しているのだろうか。ふいに振り向かれ視線がばちりとぶつかった。切れ長の鋭い眼差しに、灰色がかった深緑色の瞳。目鼻立ちは整っているのに、目元を飾る濃い隈の存在がどこかミステリアスで近寄りがたい雰囲気を醸し出していた。黒のニット帽を被った黒服という出で立ちが空気の澄んだ早朝に見かけるにはあまりに不釣り合いで。加えて辺りを見回しているのだからどう見ても不審者にしか見えない。正直職質にかけたいところだが安室の立場ではそれは不可能だ。
いちろ。
DONE赤安。れい→ハムれい君。組織を追うために安として働いてる。
しゅ→れい君のストーカー。れい君が組織を追っているので組織入りした。(純組織しゅ)
怖いさんがお隣に引っ越してきた!①組織に入って煩わしかったことが3つある。1つ目は定期的に召集がかかること。2つ目はボスやRUMから直接降りた指令は無視出来ないこと、そして3つ目は召集の度に毎回クソ野郎の顔を拝まなければいけないことだ。
こんな肥溜め今すぐにでも出てやりたいところだが、ここに居るからこそ出来ることはある。そう、例えばこの家だ。セーフハウスであるこの場所は、組織の連中すら知らない。
これからあの子と暮らす地下室には一通り家具も揃えていた。慣れるまではきっと彼も戸惑うだろうから、日用品を中心に出来る限り身の回りの物に関しては今彼が使っているメーカーの物を選んだ。毎日身に着ける為の着替えも用意済。クローゼットの奥にはちょっとした趣向品も潜ませてあるがこれを使うのはまだ暫く先の予定だ。
901こんな肥溜め今すぐにでも出てやりたいところだが、ここに居るからこそ出来ることはある。そう、例えばこの家だ。セーフハウスであるこの場所は、組織の連中すら知らない。
これからあの子と暮らす地下室には一通り家具も揃えていた。慣れるまではきっと彼も戸惑うだろうから、日用品を中心に出来る限り身の回りの物に関しては今彼が使っているメーカーの物を選んだ。毎日身に着ける為の着替えも用意済。クローゼットの奥にはちょっとした趣向品も潜ませてあるがこれを使うのはまだ暫く先の予定だ。
すいまー
PROGRESSオメガバ原稿から抜粋してきましたちょうどスペースで少し触れたのでテンプレートは描かないとと思って描いてる1人でヒートを凌ぐセフレだと思い込んで思い詰める降谷零くん(29)が大好きなんだよなーーーーーーー 2
花月ゆき
DONE両片想い状態の赤安。ふるやさんが海に向かってあることを叫んでいます。なんでも許せる方向け。もちろんハピエンです。
お題『ビーチ』 組織の残党が潜伏しているとされている場所は、都の中心地から離れた海岸沿いにあった。
降谷がひとりで偵察をしに行った日。深夜から朝にかけて様子を窺っていたが、残党たちの動きは特になく、降谷は朝陽が昇ってしばらく経ってから帰路についた。
その帰り道。陽の光を浴びてきらきらと輝く海を横目に見ながら愛車を運転しているうちに、ふと気分転換をしたくなって、降谷は車を停めた。
ひとけのない砂浜へと降りて、降谷は大きく背伸びをする。何時間も車の中で息をひそめていたので、身体がすっかり凝り固まってしまっていた。それをほぐすように伸びを繰り返して、軽く身体を動かす。大きく息を吸い込むと、潮の香りが身体の中にぶわりと入ってきて、海が目の前にあることを実感する。
6664降谷がひとりで偵察をしに行った日。深夜から朝にかけて様子を窺っていたが、残党たちの動きは特になく、降谷は朝陽が昇ってしばらく経ってから帰路についた。
その帰り道。陽の光を浴びてきらきらと輝く海を横目に見ながら愛車を運転しているうちに、ふと気分転換をしたくなって、降谷は車を停めた。
ひとけのない砂浜へと降りて、降谷は大きく背伸びをする。何時間も車の中で息をひそめていたので、身体がすっかり凝り固まってしまっていた。それをほぐすように伸びを繰り返して、軽く身体を動かす。大きく息を吸い込むと、潮の香りが身体の中にぶわりと入ってきて、海が目の前にあることを実感する。
cata_gmhi
DONE一番乗り!!kankin赤安✨
モブに際どいハニトラ仕掛けちゃった後のれーくんはいかにっ!!
「君は俺にこうされたくてわざとあの男を煽ったのか?」
(アカイのセリフは緋月ちゃんより)
⚠️軽く縛られてます。