ぴえん
Hakura
DONEハイノイ6終始暗いわけではないがシリアス強め(多分)
基本設定と流れはその3と同じ
つまり冒頭に暴行事件
事件後がメインなので事件自体の描写は極少(ご想像にお任せします)
前回より増えた薬物関連描写(妄想)
エログロは無いけど一瞬流血あり
セリフのあるモブ登場
また説明役の佐官
やはりノイさん頼みの力技ハピエン
視点交代あり
リアリティより趣味優先
段落頭の一字下げ忘れた
以上です
0803 28873
@maa
DOODLE明日最終幕初日、奪還のロゼ見てきます!緊張する~~😭ハピエンでありますように…皇重護さん本当に素敵な人格者の方でシェリーさんは素晴らしい旦那さんと出会えてよかった…シェリーさんとの馴れ初めからプロポーズまでを映画一本で見たい
サクヤちゃんもいい子…幸せになって
アッシュ兄さんに大切な人ができますように
かとうあんこ
DOODLE拗れすぎて別れる赤安※ハピエン
さよならまで8メートル僕の恋人は完璧だった。
僕を好きにならない一点をのぞいては。
「風見、僕はどうやら平凡な男だったらしい」
「えっ……降谷さんに一番似合わない形容詞だと思いますけど」
「はは、そんなことないさ」
因縁の組織を壊滅させてから使うようになった鞄を手に立ち上がる。
現在20時32分。
ここ一週間、仕事を詰めていた僕が帰り支度を済ませているのを見て風見はちょっと驚いた顔をした。
「お疲れ様です」
「ああ、君も切りのいいところで帰れよ」
「はい……」
風見は何か言いたそうにしていたが、結局何も言わず、メガネの位置をわずかにずり上げただけだった。
部下の無言の心配に背中を押されて職場を後にしたものの、僕の足取りは重かった。
家にはシャワーと睡眠のために帰っているようなもので、冷蔵庫には食材どころか氷さえない有様だ。
11194僕を好きにならない一点をのぞいては。
「風見、僕はどうやら平凡な男だったらしい」
「えっ……降谷さんに一番似合わない形容詞だと思いますけど」
「はは、そんなことないさ」
因縁の組織を壊滅させてから使うようになった鞄を手に立ち上がる。
現在20時32分。
ここ一週間、仕事を詰めていた僕が帰り支度を済ませているのを見て風見はちょっと驚いた顔をした。
「お疲れ様です」
「ああ、君も切りのいいところで帰れよ」
「はい……」
風見は何か言いたそうにしていたが、結局何も言わず、メガネの位置をわずかにずり上げただけだった。
部下の無言の心配に背中を押されて職場を後にしたものの、僕の足取りは重かった。
家にはシャワーと睡眠のために帰っているようなもので、冷蔵庫には食材どころか氷さえない有様だ。
kocyo_T
MAIKING小説初心者なので、誤字脱字があったらDMとかでこそっと教えてください。(FF外以外からだと🧊される可能性あるのでフォロワーさんが相互さんで…)前にリヌ垢で吐いてた、名前を呼ばれるだけでヌヴィレットが何を求めているのかわかる公爵のシーンを妄想に妄想を重ねた結果。結末は決まってないではハピエン厨なのでハピエンにするかも知れないし、シリアスに行くかも知れない。そもそも書き終わるかがわからない。
今だけは、あんたに与えられたこの立場が憎い「リオセスリ殿、」
「リオセスリ殿…」
「リオセスリ殿…!」
「リオセスリ殿」
あぁ…今だけはあんたに与えられたこの立場が憎い
________________________________
大きな力、圧倒的な力がそこにいる。この国をこの文明を壊さんとする存在が目の前に。
_________________________________
(体が重い、息を吸うだけで苦しい、血を流しすぎた、フォンテーヌの市民は避難を完了したのか…?)
「はぁ、はぁ、くそっ!左肩をやられたか」
そう吐き出し、見下ろした今の身体はすでに傷だらけで所々に赤い血も流れている。
(流石に左肩の処置も今は厳しいな)
そう思い、右手で抑えながら悲鳴をあげる身体に淘汰し、なんとか歩き始める。
1872「リオセスリ殿…」
「リオセスリ殿…!」
「リオセスリ殿」
あぁ…今だけはあんたに与えられたこの立場が憎い
________________________________
大きな力、圧倒的な力がそこにいる。この国をこの文明を壊さんとする存在が目の前に。
_________________________________
(体が重い、息を吸うだけで苦しい、血を流しすぎた、フォンテーヌの市民は避難を完了したのか…?)
「はぁ、はぁ、くそっ!左肩をやられたか」
そう吐き出し、見下ろした今の身体はすでに傷だらけで所々に赤い血も流れている。
(流石に左肩の処置も今は厳しいな)
そう思い、右手で抑えながら悲鳴をあげる身体に淘汰し、なんとか歩き始める。
r7r7_0419
INFO9月のインテサンプル『その②』※タイムリープパロ R18(←サンプルには載せていません)
お話の都合で微死ネタ、キャラとモブとの関係がありますが最後はしっかりハピエンのrongですがご注意下さい。
roが自分の望む未来のために頑張るお話。 11948
404notf1347
DONE【あなたと果て/前半】空港で五ともう一度逢う話。26巻を踏まえた五夢作品※夢主の容姿やセリフあり。
以下の注意事項をよくお読みの上、問題なく楽しめれば……‼
■独自の解釈/夢主の容姿&台詞あり/死を仄めかす表現/本誌の内容の後々あり/見ため明るいけどよく見ると暗い/両片想いだけど気持ちハピエン
PASS:ok 15
くらふと
DONEモブランド4の展示物ですアディショナルタイムに書き上げました!
マレウス×創作寮生(ルーカス)の短編です。CP要素はほとんどありません。
このあとの話も書きたい 超ド級ハッピーエンドの(ハピエン厨)
思い出と紙切れ 深夜の散歩を終え心地よい夜風の中寮へ戻ったマレウスは、談話室を通り過ぎようとして、ふと足を止めた。現在時刻は午前1時ごろ。普通なら生徒は寝静まっている時間に、ぼんやりとした灯りが付いているのを発見したからだ。マレウスは特段咎めるつもりもなかったが、一体誰が、何をしているのだろうと気になって階段を降りていく。興味のままに近付くと、マレウスが覗きにくるのを分かっていたかのようにその男と目が合った。
「お前か、ヴァレンシュタイン」
「ああ。君は夜の散歩か?」
「そうだ」
談話室のソファに腰掛けていた生徒は、マレウスと同じく3年のルーカス・フォン・ヴァレンシュタイン。1年生の時、1学期の中間考査が終わったかと思えば恐れ知らずにもマレウスを「ライバル」と呼び、寮長の座をかけた決闘を申し込んできた男だ。勿論すぐに叩きのめしたが、決闘の申し込みが止むことはなかった。結局、決闘が面倒になったマレウスは学期末に1回の挑戦を許すことでルーカスと合意し、一度も善戦させることなく3年生になった。それでも懲りないのだから、驚くべき人間である。
4998「お前か、ヴァレンシュタイン」
「ああ。君は夜の散歩か?」
「そうだ」
談話室のソファに腰掛けていた生徒は、マレウスと同じく3年のルーカス・フォン・ヴァレンシュタイン。1年生の時、1学期の中間考査が終わったかと思えば恐れ知らずにもマレウスを「ライバル」と呼び、寮長の座をかけた決闘を申し込んできた男だ。勿論すぐに叩きのめしたが、決闘の申し込みが止むことはなかった。結局、決闘が面倒になったマレウスは学期末に1回の挑戦を許すことでルーカスと合意し、一度も善戦させることなく3年生になった。それでも懲りないのだから、驚くべき人間である。
カミオ🫠
PROGRESSDomが「Switch」のCommandを出せる可能性を見つけて書いちゃいました…肉付けはこれから。どうやら私は自分で首を絞めることが好きみたいです…😌これがどこと繋がってどうハピエンになるかはもう少しお待ち下さい…Arasawa
DONEハピエン前提で、愛する女に嫌われ逃げられてる七海が好きな人にオススメの話です。前回のお話
https://poipiku.com/3203356/10482794.html
七海の出戻りが解釈違いな元カノの話 2『七海が毎日高専に来てるんだよねぇ』
「……ふーん」
『休日だって顔を出して毎日毎日誰かさんのことをハチ公みたいに待ってるよ。未練タラタラだねぇ』
「だから何」
『おー、機嫌悪う』
「わざわざ電話で言う?」
『来なくなったんだから電話しかないでしょ?ん?そういえば来なくなった時期って七海が来始めた時期と一致してるけど……ハッ!まさか七海が待ってる人って……』
「うるさい」
白々しい推理を披露する同期の電話をブツ切りして深くて長い溜息を吐いた。
七海と顔を合わせたくなくて、結局あれ以来一度も高専に足を運んでいない。悟の言うことが真実だとしたら、それはそれで結局腹が立つ。未練タラタラなくらいどうだって言うんだ。絶対にあの時の私の方が未練タラタラだったし、生死に関わるレベルでメンタルに支障をきたしていた。休みの日まで顔を出している?暇すぎるんじゃないのか。今度高専に用があるから七海が休みの日に行こうと思っていたのに、どうしたらいいんだろう。……次遭遇してしまった時に、ガツンと言えばなんとかなるのかも。いや、でも結構ハッキリ言ったと思うんだけど。
3700「……ふーん」
『休日だって顔を出して毎日毎日誰かさんのことをハチ公みたいに待ってるよ。未練タラタラだねぇ』
「だから何」
『おー、機嫌悪う』
「わざわざ電話で言う?」
『来なくなったんだから電話しかないでしょ?ん?そういえば来なくなった時期って七海が来始めた時期と一致してるけど……ハッ!まさか七海が待ってる人って……』
「うるさい」
白々しい推理を披露する同期の電話をブツ切りして深くて長い溜息を吐いた。
七海と顔を合わせたくなくて、結局あれ以来一度も高専に足を運んでいない。悟の言うことが真実だとしたら、それはそれで結局腹が立つ。未練タラタラなくらいどうだって言うんだ。絶対にあの時の私の方が未練タラタラだったし、生死に関わるレベルでメンタルに支障をきたしていた。休みの日まで顔を出している?暇すぎるんじゃないのか。今度高専に用があるから七海が休みの日に行こうと思っていたのに、どうしたらいいんだろう。……次遭遇してしまった時に、ガツンと言えばなんとかなるのかも。いや、でも結構ハッキリ言ったと思うんだけど。
Arasawa
DONEハピエン前提で、愛する女に嫌われ逃げられてる七海が好きな人にオススメの話です。七海の出戻りが解釈違いな元カノの話 1呪術師としての物心がつく前から七海はそばにいた。七海は、私が二年の時に入学してきた。彼のことは大好きだった。彼も実は私のことが好きだったと判明して、学年が上がる前に付き合い始めた。そこからずっと、灰原が亡くなっても夏油が離脱しても、ずっとずっと七海のそばにいた。七海がいない人生なんて考えられなかった。だからこそ、私は高専卒業と共に呪術師を辞めようとした七海を必死で引き留めた。七海に地獄を味わわせ続けるとしても、そばにいてほしかった。当時高専を卒業して一年目だった私は、七海がいない人生が考えられなかった。
七海は誰よりも何よりも心の支えだった。支えを失った自分がどうなるのかなんてわからなくて、七海がいない人生なんて考えるだけで背筋が凍るほど寂しくて、時には冷静に時には情けなく泣きじゃくりながら説得したけれどまるで効果がなかった。七海は七海で、私をこの地獄から連れ出そうとしてくれた。お互いにお互いを熱く説得しあって、険悪にもなる日もあったし見えない心を身体で分かり合うように貪りあう日もあった。大きな紆余曲折を経て、結局私は七海と共に過ごす人生よりも、この地獄で支えを失ったまま生きる道を選択してしまった。
2300七海は誰よりも何よりも心の支えだった。支えを失った自分がどうなるのかなんてわからなくて、七海がいない人生なんて考えるだけで背筋が凍るほど寂しくて、時には冷静に時には情けなく泣きじゃくりながら説得したけれどまるで効果がなかった。七海は七海で、私をこの地獄から連れ出そうとしてくれた。お互いにお互いを熱く説得しあって、険悪にもなる日もあったし見えない心を身体で分かり合うように貪りあう日もあった。大きな紆余曲折を経て、結局私は七海と共に過ごす人生よりも、この地獄で支えを失ったまま生きる道を選択してしまった。
こめたろ
DONE🟡🟠/🇹🇼cafeパロ顔も名前も知らない「運命の人」を探し続ける猫又の🟠と、「運命の人」探しの手伝いをしている鬼面の🟡の話。
※悲恋の過去(18歳×15歳)→妖怪転生後のハピエンです。身長180と152のイメージです。
※名前は出てこないけど人外の👟がいます。
※最後の1500字くらいは過去話のちょっとした補足になります(読まなくてもok)
🔑:🟠誕生日4桁 11482
8_atmn
DONE片想いを拗らせて一回だけキスをねだった🦚と、それに応じたものの🦚に逃げられる🛀(ハピエン)#ratiorine1w より お題「一度だけ」をお借りしております。
冷房の効いた飲食店を出ると、レイシオは湿度の高いぬるい外気に包まれて思わず眉を寄せた。すぐ隣からも「暑いね」と笑う声が聞こえ、眉間に皺が寄っていることを指摘される。
「せっかく整ってる顔が台無しだよ、レイシオ」
「そんなことを言うのは君ぐらいだがな」
それは君が石膏で隠しちゃうからだろ?とくすくす笑いながら歩く姿は、普段の彼がいる苛烈なポジションを感じさせない程度には朗らかで隙のあるものだった。
「うーん、暑いのは苦手かい?」
「暑さというよりは湿度だな。本も髪も具合が悪くなる」
「あはは、確かに毛先は踊ってるけど」
かわいいと思うけどなぁ、と目尻を下げながら見上げてくる姿に、まるで口説かれているような気持ちになる。ただのビジネスパートナーに感じ取るものではないのかもしれないが、もしかすると彼の氏族特有の美しさがそうさせるのかもしれない。
11405「せっかく整ってる顔が台無しだよ、レイシオ」
「そんなことを言うのは君ぐらいだがな」
それは君が石膏で隠しちゃうからだろ?とくすくす笑いながら歩く姿は、普段の彼がいる苛烈なポジションを感じさせない程度には朗らかで隙のあるものだった。
「うーん、暑いのは苦手かい?」
「暑さというよりは湿度だな。本も髪も具合が悪くなる」
「あはは、確かに毛先は踊ってるけど」
かわいいと思うけどなぁ、と目尻を下げながら見上げてくる姿に、まるで口説かれているような気持ちになる。ただのビジネスパートナーに感じ取るものではないのかもしれないが、もしかすると彼の氏族特有の美しさがそうさせるのかもしれない。
mokotin_55
DOODLE※モブ女性との結婚・子供の捏造🦋でポストした🚀⭐️転生話の描けるとこだけネリネリしました。漫画は直接描いたので汚くて読みにくいかもしれないです。恥ずかしいのであんまり見ないでください
転生ネタは自分だけ前世の記憶がある攻めが悩み苦しい思いをして頑張る姿が好きです。ハピエン厨なので最終的にハッピーエンドにしますが道中はめちゃくちゃ厳しい目に遭ってほしいです。 16
8_atmn
MAIKING片想いを拗らせて一回だけキスをねだった🦚と、それに応じたものの🦚に逃げられる🛀(ハピエンよてい)
冷房の効いた飲食店を出ると、レイシオは湿度の高いぬるい外気に包まれて思わず眉を寄せた。すぐ隣からも「暑いね」と笑う声が聞こえ、眉間に皺が寄っていることを指摘される。
「せっかく整ってる顔が台無しだよ、レイシオ」
「そんなことを言うのは君ぐらいだがな」
それは君が石膏で隠しちゃうからだろ?とくすくす笑いながら歩く姿は、普段の彼がいる苛烈なポジションを感じさせない程度には朗らかで隙のあるものだった。
「うーん、暑いのは苦手かい?」
「暑さというよりは湿度だな。本も髪も具合が悪くなる」
「あはは、確かに毛先は踊ってるけど」
かわいいと思うけどなぁ、と目尻を下げながら見上げてくる姿に、まるで口説かれているような気持ちになる。ただのビジネスパートナーに感じ取るものではないのかもしれないが、もしかすると彼の氏族特有の美しさがそうさせるのかもしれない。
2179「せっかく整ってる顔が台無しだよ、レイシオ」
「そんなことを言うのは君ぐらいだがな」
それは君が石膏で隠しちゃうからだろ?とくすくす笑いながら歩く姿は、普段の彼がいる苛烈なポジションを感じさせない程度には朗らかで隙のあるものだった。
「うーん、暑いのは苦手かい?」
「暑さというよりは湿度だな。本も髪も具合が悪くなる」
「あはは、確かに毛先は踊ってるけど」
かわいいと思うけどなぁ、と目尻を下げながら見上げてくる姿に、まるで口説かれているような気持ちになる。ただのビジネスパートナーに感じ取るものではないのかもしれないが、もしかすると彼の氏族特有の美しさがそうさせるのかもしれない。
huyu_ota108
PAST【エア新刊】幾星霜の出会い転生パロ、記憶無しコラさん×記憶ありローの小説。ハピエン✌
ローだけが転生した全ての記憶を有している中、どの生でもコラさんと出会うが・・・というお話です!元は4/1ネタとしてツイッターに公開したものです。
こういうのを考えるのが一番好き。いろんなコラロに幸あれ!💕 2
U3Zmb
MENU既刊④【夢華・幸】毎日タルタリヤが泣く夢を見る鍾離。そんな鍾離が、悪夢の原因を探しながら自分の中にある感情を理解する話です。
こちらはハピエンバージョンになります。
※捏造有、モブが出てきます。
夢華・幸 暗いくらい世界の中で、タルタリヤは一人座っていた。瞳からはらはらと涙を流し、ただ前だけを見て。その顔に感情はない。嬉しいも、悲しいも、悔しいも何も無い顔。その、無表情とも呼べる顔を見ながら、鍾離は一人唇を噛み締める事しか出来ないのだ。
一面を覆い尽くす闇は、タルタリヤだけをほんのりと照らしていて、後は深淵を生み出している。日差しなどは、どこにもない。あるのは、一面を覆い尽くす静寂と……ほろほろと流れ落ちる涙だけ。ほろほろと流れ落ちた涙は、タルタリヤの身体を沈めるように、少しずつ……少しずつ……地面に水を張っていく。そんな異質とも呼べる世界の中で、鍾離はただ立ち尽くすことしか出来ないのだ。瞳から流れ落ちた涙で濡れていくタルタリヤを前に、鍾離が出来ることなど最初から用意されていないとでも言われているかのように。
9172一面を覆い尽くす闇は、タルタリヤだけをほんのりと照らしていて、後は深淵を生み出している。日差しなどは、どこにもない。あるのは、一面を覆い尽くす静寂と……ほろほろと流れ落ちる涙だけ。ほろほろと流れ落ちた涙は、タルタリヤの身体を沈めるように、少しずつ……少しずつ……地面に水を張っていく。そんな異質とも呼べる世界の中で、鍾離はただ立ち尽くすことしか出来ないのだ。瞳から流れ落ちた涙で濡れていくタルタリヤを前に、鍾離が出来ることなど最初から用意されていないとでも言われているかのように。
うすにび
DONEワードパレットfromHell19番よりお借りしてきたツナ獄です地獄とか救いがないとか停滞がテーマのパレットでしたが、うすにびハピエンがいい〜〜〜‼️と駄々こねたため普通にハッピーエンドになりました
ご了承ください
リクエストありがとうございました💋 2594
ニキニキ
DOODLEしずま君だけ転生パロの思いつきメモこの設定でハピエンになるルートが全く思いつかなくて戦慄してます!!何も考えずに始めてしまった!!顔が良いせいで〜〜〜!!
この時代フイルム高級品ではっていうのは無視します
U3Zmb
MENU既刊本 その③【籠の鳥は旅立った】自由になりたいと願う人外と、傍に居て欲しいと願う人外の悲しいお話。
※死要素・眷属・転生・戦闘による流血表現・その他捏造有
※物語はシリアスですが、最後はハピエンで終わります。
籠の鳥は旅立っただらんとソファーに身を預けながら、タルタリヤは眉を寄せて口角を上げた。二人掛けのソファーの上で横向きに座って、ひじ掛けに背中を預ける。そうして、靴を脱がないままソファーの上に足を置いて笑みを浮かべている姿に、鍾離の瞳は何の色も示さなかった。ただ無言でタルタリヤを見下ろし、その鍾離の視線に答えるように、タルタリヤが緩く顔を上げる。そんな異質な空間がそこにはあった。
永遠を切り取って持って来たような時間の中で、タルタリヤはふはっと笑って鍾離の目を見つめ続ける。そのタルタリヤの瞳は、彼本来の色とは遠く離れた石珀のような色に染まっていた。黄色のような橙色のような、それでいて、黄金を振り撒きそうなその瞳には、ハイライトが入っていない。ビー玉のようにキラキラと輝くその瞳の中は、あの時の同じ深淵のままだった。神をも喰らおうとする瞳をきゅっと細め、嘲笑うように息を零して、お綺麗な唇から流暢に言葉を紡ぎ始める。
3918永遠を切り取って持って来たような時間の中で、タルタリヤはふはっと笑って鍾離の目を見つめ続ける。そのタルタリヤの瞳は、彼本来の色とは遠く離れた石珀のような色に染まっていた。黄色のような橙色のような、それでいて、黄金を振り撒きそうなその瞳には、ハイライトが入っていない。ビー玉のようにキラキラと輝くその瞳の中は、あの時の同じ深淵のままだった。神をも喰らおうとする瞳をきゅっと細め、嘲笑うように息を零して、お綺麗な唇から流暢に言葉を紡ぎ始める。
龍月(りゅうげつ)の隠れ家
PROGRESS🐠さんの概念を元に構想を練っている小説の進捗。途中で終わってる。これじゃまだ終われない。
ここからハピエンにしていく。
読みにくかったらごめん。
🛸🍃死ネタ(仮)とある日、holoXのアジトにて
「いろは、おはよう」
早朝、目が覚めた総帥は、
用心棒の部屋に入り声を掛ける。
しかし、用心棒は目を覚まさない。
「……なぁ、そろそろ起きてくれよ。
戦いで疲れてるのは知ってるけど、
さすがに数年は寝すぎじゃないか?」
彼女がどれだけ話しかけても、
用心棒が反応することはない。
「……また、お前の笑う顔が見たいよ」
寂しげに呟いた彼女は、
用心棒の指先へ口付けを落とした。
「……お前の目覚めを、みんな待ってるから」
そう言い残して彼女は部屋から去っていった。
遺体の腐食を防ぐ為に冷え切った部屋から。
まるで現実から目を背けるように。
さて、今日は何をしようか。
彼女は食事の後、何をする訳でもなく
1707「いろは、おはよう」
早朝、目が覚めた総帥は、
用心棒の部屋に入り声を掛ける。
しかし、用心棒は目を覚まさない。
「……なぁ、そろそろ起きてくれよ。
戦いで疲れてるのは知ってるけど、
さすがに数年は寝すぎじゃないか?」
彼女がどれだけ話しかけても、
用心棒が反応することはない。
「……また、お前の笑う顔が見たいよ」
寂しげに呟いた彼女は、
用心棒の指先へ口付けを落とした。
「……お前の目覚めを、みんな待ってるから」
そう言い残して彼女は部屋から去っていった。
遺体の腐食を防ぐ為に冷え切った部屋から。
まるで現実から目を背けるように。
さて、今日は何をしようか。
彼女は食事の後、何をする訳でもなく
koyakoya_yy
MAIKING真武の同人誌のサンプルになります。後日通販を行いますので、その際はX(Twitter)及びPixivにて告知いたします。子どもの真一郎君の下に武道君がタイムリープしてくる話。ハピエンです。
【真武】ヒーロー、君を守るよ【サンプル】ヒーロー、君を守るよ
履きなれた運動靴で地面を蹴る度、背中のランドセルがカタコトと音を立てる。中に放り込んだ筆箱の中身が暴れているようだったが、真一郎は耳に届く音を気にしてはいなかった。
はっはっ、と息を切らせて神社までの小道を走る。頭上から照り付ける日差しは九月に入って穏やかなものに変わってきていて、背中をぐっしょりと汗で濡らすようなことはなかった。それでも小学校から立ち止まることなく走り続ければ疲れは出てくる。真一郎はようやく神社の前までたどり着いたところで深呼吸した。荒くなっていた息を整え、ふぅぅっと大きく息を吐く。
住宅街の中にある神社は他の場所を知らない真一郎にはよくわからなかったが、大きい部類に入るらしい。真一郎の背の何倍もある鳥居がずんっと入り口に立っていて、そこから奥へと続く石畳の参道も幅が広い。数人なら並んで歩けそうな程だったが、平日の昼過ぎである今の時間に神社の中を歩いている人影はなかった。
19315履きなれた運動靴で地面を蹴る度、背中のランドセルがカタコトと音を立てる。中に放り込んだ筆箱の中身が暴れているようだったが、真一郎は耳に届く音を気にしてはいなかった。
はっはっ、と息を切らせて神社までの小道を走る。頭上から照り付ける日差しは九月に入って穏やかなものに変わってきていて、背中をぐっしょりと汗で濡らすようなことはなかった。それでも小学校から立ち止まることなく走り続ければ疲れは出てくる。真一郎はようやく神社の前までたどり着いたところで深呼吸した。荒くなっていた息を整え、ふぅぅっと大きく息を吐く。
住宅街の中にある神社は他の場所を知らない真一郎にはよくわからなかったが、大きい部類に入るらしい。真一郎の背の何倍もある鳥居がずんっと入り口に立っていて、そこから奥へと続く石畳の参道も幅が広い。数人なら並んで歩けそうな程だったが、平日の昼過ぎである今の時間に神社の中を歩いている人影はなかった。
もどる
DONEwebオンリーイベント「読み切れなくて続く夜2」展示読ロド4コマ漫画です 全年齢全8ページ両片思いのハピエンです。
パスワードはお品書きをご確認くださいませ。➡︎パスワード解除しました! 10
diego_zorro18
MOURNINGアフスト読んでどうにも消化しきれないというか、読まなかったことにしたいくらいなんだけどできないので無理やりその後をスミイサハピエンに持ち込んだ小説。無駄に長い。普通に感想書こうとおもったけど、自重しないとクッソ罵ることになりそうだったので、こういう形にしました。ていうか自分を落ち着かせるための文章なので、それでも良ければ。
スミ推しのスミイサ(スミス=ブレイバーン大前提)の人間が書いてます。 4884
lil
MOURNING*注意書き*以下でも大丈夫であれば
①スは苦悩で自暴自棄
②いや、そんなの微塵も原作に無いんだけど?は色々あります。
③4スレですが4号は6話退場、スレも寿命の死ネタあり、両者謎時空&死後再会方面のハピエン
④プロママはあまり好きではない、適度な距離感必須
*その他設定*
パーメットスコアか上がって見える幻覚は自分の願望と自覚して見える幻覚、エリクトだけは本人の意思(見る人の願望ではない)
スレッタとエランの呪いと祝福1. 4号の独白
どうせ明日死ぬのだ。身軽な方がいい。最大の荷物は大きな心残りだったが、なんとかそれを置いて行けるよう、4号は寮の自室から既に暗くなった窓の外を眺めつつ、静かに何かを描き始めた。
***
名も無い僕から君に届くことは無い手紙。
君に出会って、僕の隣に深淵が現れたと重った。
深淵を覗き込めば、深淵もまたこちらを覗き込んでいる、とはよく言った言葉だと思った。
僕には何も無かったんだ。
名前も、過去も未来も、何一つ。
社会的に存在すらしていない。
僕の人生に価値なんて無い。
学園に初めて来た日、ここにいるのはエランケレスであって僕ではない、僕は存在していない、そう実感した。
その時から僕は自分が死ぬまで透明人間として呪われたんだと自覚した。
12154どうせ明日死ぬのだ。身軽な方がいい。最大の荷物は大きな心残りだったが、なんとかそれを置いて行けるよう、4号は寮の自室から既に暗くなった窓の外を眺めつつ、静かに何かを描き始めた。
***
名も無い僕から君に届くことは無い手紙。
君に出会って、僕の隣に深淵が現れたと重った。
深淵を覗き込めば、深淵もまたこちらを覗き込んでいる、とはよく言った言葉だと思った。
僕には何も無かったんだ。
名前も、過去も未来も、何一つ。
社会的に存在すらしていない。
僕の人生に価値なんて無い。
学園に初めて来た日、ここにいるのはエランケレスであって僕ではない、僕は存在していない、そう実感した。
その時から僕は自分が死ぬまで透明人間として呪われたんだと自覚した。
@hmk135_
DONEJBF2024お疲れ様でした!無配をお手に取って頂き、ありがとうございます。楽しんでもらえたら幸いです。3420くらいの一緒に住んでる霊モブ。モブが大学生。
めちゃくちゃ夏ですが冬の話です。
若干文章が暗いですがハピエンのつもりです。 2267
SU1SU1__
DOODLE▼【定義】しあわせしゃちすい🐬🥃 とは💭PASS:いつもの❣️
───────
最近暗めな内容が続いたので、私なりに頑張って描いてみました!!
けどこれはしあわせなんだろうか……🤔
皆様が思う"しあわせ🐬🥃"、お待ちしております…♡(欲)
※因みにこう見えて私はハピエン至上主義です!(説得力無し) 2
Meri0_cherry
DONE朱桜家の庭に咲く桜の木、その“人格”がこはくに移ってしまったお話お分かりの通り特殊設定ですので「何でも許せる方」向けです
不穏だけどハピエンなこはつかになる予定
サクラ、サクラ、巡りゆく 第一話 ある日、小鳥が現れた。白い羽をめいっぱい広げて、一本の木の枝に降り立つ。
小鳥は枝を一度つつくとピーピーと鳴いた。鳴き声はごく普通の鳥のまま、止まっている木の“魂”に語りかける。
『心を決めたか』
それに呼応して木の枝が揺れる。小鳥の“魂”への返事だ。カサカサと葉が重なる音が響く。
『うん、決めた』
小鳥がまた鳴く。
『最後に確認する。お前は想いを告げたら必ずこの桜の木に戻ることとなる。それでも良いのか』
『うん』
『今のお前の記憶は“向こう”では不完全になり得る。即ちそれは、お前の想い人の記憶も、その感情も、消えてしまう可能性があるということ。それでもお前は、想い人の傍を望むのか』
3386小鳥は枝を一度つつくとピーピーと鳴いた。鳴き声はごく普通の鳥のまま、止まっている木の“魂”に語りかける。
『心を決めたか』
それに呼応して木の枝が揺れる。小鳥の“魂”への返事だ。カサカサと葉が重なる音が響く。
『うん、決めた』
小鳥がまた鳴く。
『最後に確認する。お前は想いを告げたら必ずこの桜の木に戻ることとなる。それでも良いのか』
『うん』
『今のお前の記憶は“向こう”では不完全になり得る。即ちそれは、お前の想い人の記憶も、その感情も、消えてしまう可能性があるということ。それでもお前は、想い人の傍を望むのか』
もめんどーふ
DONEDKぎゆさねぐっだぐだな恋のはなし
ハピエンですが、さねが別の人を好きだったり、ぎゆに彼女ができたりする場面があります
苦手な方はご注意ください
インコヒーレント×アオハルデイズ 俺の好きな人には、好きな人がいる。
それが分かったのは、好きな人に、恋の相談をされた時だ。
不死川実弥。高校で出会った同級生。響きだけで聞くと女子の名前に思えなくもないが、彼は立派な男だ。俺よりも、ずっと立派な。そんな彼に、俺は恋をしている。
女子はもちろん、男子だって周りにはたくさんいるのに、なぜその中で不死川だったのか。それは未だに分からない。でも、気付いた時には、既に手遅れになっていた。
もちろん、叶う訳がない。同性に恋なんて、きっと、すごく奇妙なことだ。いや、きっとじゃなく、確実に。本人ですらそう思うんだから、他人から見たら尚更だろう。だから、一生懸命隠していた。せめて友達でいられればと、彼の友達で居続けた。
16889それが分かったのは、好きな人に、恋の相談をされた時だ。
不死川実弥。高校で出会った同級生。響きだけで聞くと女子の名前に思えなくもないが、彼は立派な男だ。俺よりも、ずっと立派な。そんな彼に、俺は恋をしている。
女子はもちろん、男子だって周りにはたくさんいるのに、なぜその中で不死川だったのか。それは未だに分からない。でも、気付いた時には、既に手遅れになっていた。
もちろん、叶う訳がない。同性に恋なんて、きっと、すごく奇妙なことだ。いや、きっとじゃなく、確実に。本人ですらそう思うんだから、他人から見たら尚更だろう。だから、一生懸命隠していた。せめて友達でいられればと、彼の友達で居続けた。
鈴森ねこ無
PROGRESS【父水】進捗初めてきちんとプロット(らしきもの)を作ってのろのろ書いている目水→父水になる予定の薄暗い話。水も父も一人であれこれ抱え込んで悩む性質を持っていると思っていて、生々しい感情とか苦しさとかを何とか書いてみたいなぁと思って書き始めたものです。ハピエンになるかどうかも判りません。🔞描写は避けられないなと言うことだけは決まっています。書いてると苦しくなるから進みが遅い。 8
akebino_tane
MENU7/7の2jそにてkgtyのweb再録本出します。グッズもいくつか出す予定です。
日常本と人外本の二冊がメインです。
日常は甘々いちゃらぶハピエン小説ばかりですが、人外の方は特殊性癖詰め合わせ本なので地雷が無い方向けとなっております。人外本の方は部数が少なめです。成人向け作品の為年齢確認出来る物のご提示お願い致します。
passは有名英字、数字、身長差
wakitaP_mas
INFO『白詰草の約束』ザザケタ(漣タケ)
A5/30p(表紙含む)/全年齢
400円
小さい頃にケタルから言われたことをなんやかんや覚えてるザザキがもやもやしたりなんだりするお話。ハピエン!少女漫画!
6/30 ジュンブラにて頒布予定です。
スペNo 東5 も03a 10
saruzoou
DONE6月30日JBF春趙オンリー「一趙一短」新刊のサンプルです。付き合って別れてを繰り返していた二人。ある別れ話の後に、趙が姿を消してしまい…というお話です。最後はもちろんハピエンですが、サンプルは不穏な内容になっていますのでご注意ください。
これを🐉8クリア後すぐに書いたのでメンタルぐだぐだでした…。
【サンプル】ハネムーンを君と異人町のはずれ、あまり治安の良くないエリアにある中華料理店「佑天飯店」。
およそ店の入り口とは思えない無愛想な扉の奥には暗く狭い階段が地下に続いており、そのどん詰まりにある扉を開けてやっと店にたどり着く。
昼時を過ぎた店内に客の姿はほとんどない。
店のオーナーであり、料理人でもある趙天佑は、最後の客を送り出して「ありがとね」と声を掛けた。
そして、扉に『準備中』の札を掛けると店内へと視線を向ける。
視線の先で黙々と料理を口に運んでいるのは、界隈では「ハマの英雄」としてすっかり有名になり、この街の顔にもなった春日一番だ。
客は春日の他に誰もおらず、従業員も帰っていた。
趙は視線を向けたまま、春日の座るテーブル席ではなく、カウンター席に腰を下ろして食事をする春日を眺めていた。
2950およそ店の入り口とは思えない無愛想な扉の奥には暗く狭い階段が地下に続いており、そのどん詰まりにある扉を開けてやっと店にたどり着く。
昼時を過ぎた店内に客の姿はほとんどない。
店のオーナーであり、料理人でもある趙天佑は、最後の客を送り出して「ありがとね」と声を掛けた。
そして、扉に『準備中』の札を掛けると店内へと視線を向ける。
視線の先で黙々と料理を口に運んでいるのは、界隈では「ハマの英雄」としてすっかり有名になり、この街の顔にもなった春日一番だ。
客は春日の他に誰もおらず、従業員も帰っていた。
趙は視線を向けたまま、春日の座るテーブル席ではなく、カウンター席に腰を下ろして食事をする春日を眺めていた。
あいざわ
PASTログ絵展示「くふふのふ軸6927」「自称」めちゃくちゃくふふのふ~ぼくとけいやく~軸に囚われ続けて
アンハッピー(696さまにとってははぴえん)な地獄世界しかない。
囚われてなかったらスパコミで本なんてふつう出さないんですよ・・・
くふふのふ軸の地獄っぷりをどうぞ堪能してください
狡猾で非道で27くん数々の枝分かれパラレルで自称白蘭サンがぶっこわさなかった
696さまの純粋でうつくしいせかいの軸 7
kono000hana
DONEワードパレットを元に作ったお話。前回書いた同題材のSSとは別のおなしです。大人恋人、別々に住んでる黒研。あと幼少期のお話。
最後は甘々ハピエンです。
※元ポストの注意書きをご確認の上ご覧ください※
https://x.com/kono000hana/status/1802623461912953114
PW:注意書きは確認済みですか?大丈夫ですか? → y/n 11740
しんした
PROGRESS8月東京の七灰原稿進捗③です。灰原くんを亡くしたあとの七海が、灰原くんが残した言葉を読み返すなかで灰原くんへの想いと向き合うお話。ほぼ七海の独白・回想ですがハピエンです。
七海の独白ターン最終話の半分くらいを抜粋しました。
次の章で再会するので早くいちゃいちゃさせたいです。
※推敲はしていないのでおかしな部分はスルーしていただけると助かります。
8月七灰原稿進捗③四.拝啓
二つ折りにした便箋を名前しか書いていない封筒へ入れる。
きっちりと糊付けで封をしたら、同じ封筒だけが入った引き出しへと仕舞う。
机の浅い引き出しの中には、出す宛てのない手紙が増えていくばかりだ。
それでも。
私は、筆を執ってしまうのだ。
*
帳が上がると、七海の頭上に青空が広がった。
砂埃を払うように呪具を軽く振る。そこそこの呪霊だったが、想定していたよりも早く祓えたようだ。古びた雑居ビルの階段を降りると補助監督は少し驚いた表情で出迎えてくれたが、七海は「お待たせしました」といつも通りに声をかけた。
呪術師へ出戻って一年。
あのパン屋を出て五条へ連絡を取ってからの日々はとにかく慌ただしかった。卒業ぶりに顔を合わせた五条に「いつかこうなると思ってたよ」と笑われながら、呪術師へ復帰する手続きを済ませた。勤め先へ退職届を出した時は上司から随分と引き留められたが、もう決めたことなのでと押し通した。(入ったばかりの新人には悪いとは思ったが、かなり細かく引き継ぎをしておいたので大目に見てもらいたい)
4058二つ折りにした便箋を名前しか書いていない封筒へ入れる。
きっちりと糊付けで封をしたら、同じ封筒だけが入った引き出しへと仕舞う。
机の浅い引き出しの中には、出す宛てのない手紙が増えていくばかりだ。
それでも。
私は、筆を執ってしまうのだ。
*
帳が上がると、七海の頭上に青空が広がった。
砂埃を払うように呪具を軽く振る。そこそこの呪霊だったが、想定していたよりも早く祓えたようだ。古びた雑居ビルの階段を降りると補助監督は少し驚いた表情で出迎えてくれたが、七海は「お待たせしました」といつも通りに声をかけた。
呪術師へ出戻って一年。
あのパン屋を出て五条へ連絡を取ってからの日々はとにかく慌ただしかった。卒業ぶりに顔を合わせた五条に「いつかこうなると思ってたよ」と笑われながら、呪術師へ復帰する手続きを済ませた。勤め先へ退職届を出した時は上司から随分と引き留められたが、もう決めたことなのでと押し通した。(入ったばかりの新人には悪いとは思ったが、かなり細かく引き継ぎをしておいたので大目に見てもらいたい)
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DOODLE鍵垢から。あかが好きの桜くんは無口だと知ったのでsdの桜くんが無口だったらと空想しましたが活かせていません。キャラブレブレ。流→花。夢と捏造だらけです。ハピエンに向かう序章。
藍宝石どあほうの雰囲気がいつもと違う。
「ルカワ、1on1しろ」
桜木がボールを脇にかかえオレと対面する。その目は鋭く、かと言って他意は感じず。たまには乗っかってやっても良いかと思っていたオレの口から零れ落ちたのは断る言葉。それはいつもの返答だった。
言った後で気付いたが否定するより先に桜木は静かに引き下がった。また突っかかってくるかと思ったのに今までと勝手が違う反応に戸惑った。その後桜木はちょうど部活に来ていた三井先輩に1on1をお願いして胸を借りていた。
驚いたのは桜木のその様。以前よりもテクニックやフォーム、フェイント等に磨きがかかっていて先輩を躱したり手こずらせたりしている。影で相当努力したのだろう桜木の思わぬペネトレイト向上に2人を眺めていた周りの部員もその一挙手一投足に目を見張っていた。
1550「ルカワ、1on1しろ」
桜木がボールを脇にかかえオレと対面する。その目は鋭く、かと言って他意は感じず。たまには乗っかってやっても良いかと思っていたオレの口から零れ落ちたのは断る言葉。それはいつもの返答だった。
言った後で気付いたが否定するより先に桜木は静かに引き下がった。また突っかかってくるかと思ったのに今までと勝手が違う反応に戸惑った。その後桜木はちょうど部活に来ていた三井先輩に1on1をお願いして胸を借りていた。
驚いたのは桜木のその様。以前よりもテクニックやフォーム、フェイント等に磨きがかかっていて先輩を躱したり手こずらせたりしている。影で相当努力したのだろう桜木の思わぬペネトレイト向上に2人を眺めていた周りの部員もその一挙手一投足に目を見張っていた。