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    ヒュンケル

    usizatta

    PROGRESSダイ大4巻を元にした話。
    ヒュンケルがキャラ崩壊してるので注意。ごめんなさい、私はヒュンケルのこと、「ボケ」か「ツッコミ」で分けるならボケの人だと思ってる…。
    ショートストーリー・チャレンジ・3巻目 ダイ達の一行に加わってしばらく経ったある日、ヒュンケルは唐突に、不死騎団長としてダイとポップの二人と戦っていた時のことを思い出した。
    「ダイ、あの時は二人の発想に驚かされたものだ。二人で協力してライデインをぶつけてくるとはな」
    「あっ、うん。あれはね、ポップのアイディアだったんだよ。最初にヒュンケルに負けた次の日くらいには、あの作戦を思いついて、ラナリオンを契約してたんだから!」
    「そうか。やるな、ポップ」
    ダイはにっこりと頷いた。ポップの思いつきがすごいのは、ヒュンケル戦の前、クロコダインの時もそうだった。
     とっさにマジックブースターを砕き、その魔法石を使うことでマホカトールをじいちゃんに唱えてくれた。いざという時に、すごい発想を思いついて戦いの流れを変えてくれる友達だ。ポップに言わせれば自分もそうらしいが、でもやっぱり思いつきの、なんというか、種類は違う気がする。ポップって実は頭いい。ダイはそう思っていた。
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    ムーンストーン

    DONEダイの大冒険 リア連載時から疑問だったバルトスの敵討ちについて書き連ねました。
    以下バルトスファンとヒュンケルファンには申し訳ない話しが続きますが個人の感想なのでお許し下さい。

    ハドラー(造物主)のから信頼より子への愛情を取って責任追及された事をメッセージに残す=ハドラーへ遺恨を残すことになりませんかとか魔物と人間とは騎士道精神は共通なのねとか。
    ダイ大世界は生みの親〈〈〈育ての親なのかも。
    20.審判(ヒュンケル/ランカークス村)〜勇者来来「勇者が来るぞ」
    「勇者に拐われるから魔城の外に出てはならんぞ」
    懐かしい仲間たちと父の声が地底魔城の地下深く、より安全な階層に設えられた子ども部屋に木霊する。
    この世に生をうけ二十年余りの人生で最も満ち足りていた日々。
    ヒュンケルがまだ子どもでいられた時代の思い出だ。


    「暗くなる前に帰んなさい!夜になると魔物がくるよ!」
    黄昏に急かされるようにランカークス村のポップの家へ急いでいた時、ふいに聞こえてきた母親らしい女の声と子供の甘え混じりの悲鳴を聞いてヒュンケルとダイは足を止めた。

    ヒュンケルが声の主はと先を覗うと見当に違わず若い母親と4〜5才の男の子が寄り添っていた。
    半ば開いた扉から暖かな光が漏れ夕食ができているのだろうシチューの旨そうな匂いが漂う。
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    omote_tatsuya

    DONEラーハルト×ヒュンケル♀
    ヒュンケルは先天性の女の子です。付き合ってない。川に落ちたヒュンケルをラーハルトが助け、ずぶ濡れになった2人……震えるヒュンケルをラーハルトはどうするのか?!という話です。成人向け。ヒュンケルの一人称はオレ、です。
    とラブるふたり。ある魔界の小さな村にて。
    そろそろ夕暮れ。
    松明をもったヒュンケルとラーハルトは、雨上がりのぬかるんだ橋を渡っていた。が、ヒュンケルはずるりと足を滑らせ、冷たい川にドボンしてしまったのだ。

    ラーハルトはすぐに飛び込み助けたが2人とも流され、びしょぬれになった。
    だが運良く川辺に空き家を見つけ、そこで暖を取ることにした。
    互いに服が濡れたためマントから服、下着まで全て脱いだ。張り付いた冷たい布で、体温が低下しないためだ。
    何とかありあわせの布一枚を羽織ると、ラーハルトは使われてない暖炉に火を起こそうとした。火の気がないため僅かな火薬と木を擦り合わせ、原始的な方法でつけたものの、なかなか部屋は暖かくならない。戦力に置いては誰よりも上であることを自負しているラーハルトだが、こんな時、メラの一つでも使えたら……と、今日ばかりは自分の無力さにため息をつく。ヒュンケルは白い肌を一層白くし、唇が青ざめてきた。大丈夫だ、と言い無理をして微笑む彼女の姿は痛々しかった。
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