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    フィクション

    kouyamaki

    DONEpixivに上げた「青木の選択」シリーズの続き。
    #9「悪計」

    悪戯の後、薪さんと青木がくっつくまでの話。他のシリーズとは別軸の2人です。

    福岡の土地勘無しで色々フィクションで書いています。おかしな点が多々あると思います。お目こぼし頂ければ幸いです。

    この話では季節はまだ冬です。

    このシリーズはあと1~2回で完結の予定です。お付き合い頂ければ幸いです。
    #9「悪計」 青木はクリスマス時期に取った休みを、予定通り消化しきれなかった。
     例年12月下旬に固まる予算案の決定がずれ込み、年越しとなった。来年度中は諦めていた分の研究計画予算をどさくさに紛れて計上すべく、青木は休みを切り上げて霞が関へ向かった。
     ここにきて、新しい省庁の設置が見込まれている。そこに新たな権益を確保すべく、警察庁もこどもに関する行政に急に積極的な姿勢を見せている。
     利用できるものは利用する。
     警察官僚出身の政治家へのレクチャーは、秋にミドリのもとを訪れた件の児童精神科医が協力してくれた。彼の計画への参画もほぼ確実となった。
     立場上、青木はミドリやつばき園の子供達には直接何もできない。せめてできるのは、子供達のその後を長期に渡って追う、この新たな研究計画を軌道に乗せることだ。
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    みなりーむー

    DONEばじふゆが足つぼマッサージに行ったお話です。
    ギャグです。
    仲良く悶絶して欲しくて書きました^^

    ・名前ありモブ(店員)が出てきます。
    ・直接的ではありませんが二人が致してるシーンがあるので苦手な方はご注意。
    ・実際のリフレクソロジーとはいろいろ異なりますので、あくまでフィクションとしてお楽しみください。
    ばじふゆが足つぼマッサージに行ったらいろいろバレた話「あっ……ぁ、……それっ…………もぉむりっ……」
     千冬は耐えきれず身を捩って膝にかかるバスタオルをぎゅうっと掴んだ。
    「千冬ぅ……もうヘバんのかよ……さっきまでの勢いはどーしたぁ?」
     場地が額に汗を滲ませながら、ニヤリと不敵な笑みを浮かべる。
    「だっ……て……こんなんだとは思ってなくて……っ……あっ……やっぱむりっ……」
    「無理とか言うんじゃねーよ……もっといけんだろ」
    「場地さんだって……限界な癖にっ……やっ……オレ、もうっ……」
     千冬はバスタオルを握りしめる指にぐっと力を込めた。堪えきれず涙の滲む目で場地に訴える。
    「あっ……むりっ……そこだめっ……うぁっ……ぁ……」
     千冬の体が不規則にビクビクと跳ね、どこでもいいから何とか体を逃がそうともがく腕が背もたれに伸びる。
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    aji

    MEMOアガルタ配信の頃、FGOを始めました。
    最初にシェヘラザードを引き、それからずっとリアルタイムで考えています…2部ではクトゥルフや異聞帯なんかが出てきて上手く繋がってくれたので締めまで辻褄が合うといいんだけど

    フィクションの話に語り部が来た…なんだか運命感じない?
    私のカルデアの話冬木でシェヘラザードの召喚に成功したぐだとマシュは、喧嘩したり仲直りしたりしながら3章まで攻略。
    暇潰しにクトゥルフ神話など読んでもらいながら(※まさか実装されるとは全く考えていませんでした、ただ最高の語り手に最高の創作ホラーを読んでほしかったのです)柳生やアンデルセンや楽しい仲間たちも増えて和気藹々と世界を救うも束の間、
    4章の難易度に敗れ、絶対君を死なせないと約束したシェヘラザードがジャックの凶刃により瞬殺。
    パニックになったぐだは令呪を使い座に還りかけた彼女を無理矢理引き戻した。
    サーヴァントと人間の区別を付けていなかったのが彼/彼女のアキレス腱だった。

    その後令呪が足りずにソロモン王に殺されたぐだ、ああ…私が呼ばれたのはここで…とシェヘラザードはアンデルセンと組み独断で宝具を展開「もしもマスターが生きていたら?」の物語を、世界記憶、アカシックレコードを綴り語ることにした。
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    AwiQLjK97B7xBiu

    DONEUNDERTALE 覚まし時計のネタが少しだけ含まれてます。
    soriel未満。恋愛要素は無いけど、2人がメインの話となります。
    ⚠️なんでも許せる人向け、誹謗中傷お断り
    フィクション
    医学知識無し。治療法を促すものではありません。
    サンズがどうしようもなくダサいセーターを着る理由 モンスターが地上に出てから数年が経った頃、ある街で不思議な噂があった。

    「この街に奇妙な格好をしたモンスタースケルトンがいる」と。

    「そのモンスターはいつも同じ格好をしていて、いつも同じ時間に現れる」と。

    何故、いつも同じ時間に現れるのか。また、奇妙な格好をしている理由は何なのか。

    そのモンスターに話しかけても軽く受け流されるだけ。理由を知るものはいなかった。


    ◆◆◆


    1人のモンスターがある場所へ赴く。
    すれ違う人間の女性達はモンスターを見て呟いた。
    「ねぇ、あのスケルトンが着てる服見て」
    「草。何あの服」
    そのモンスタースケルトンが向かう先は……。



    ◆◆◆



    半年前―

    「植物状態?」
    「睡眠や呼吸、意識など生命維持に必要な機能はし続けていますが、大脳が機能していない状態のことを言います。命に別状はありませんが、今までのように日常生活を送ることは困難でしょう」と医師は言う。
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    waremokou_2

    DOODLE吉川のエプロンについての返歌です。
    その節は大変美味しいスイーツコンビをありがとうございました。
    今日改めて8回読み返し、ゲヘゲヘしています。
    美味しい小説をありがとうございました。

    ※これはスイーツ組のファンフィクションです。
    青空の夢を みんなが各々騒ぐ声を聞きながらする皿洗いは家事の中でも好きなものの一つだった。とはいっても、特に嫌いな家事があるわけでもなく――確かに、排水溝のゴミを捨てるのはいい気持ちではないし、虫の駆除は無理だけど――そんな風に思えるのはひとえに、みんなが分担してくれているからだ、というのが大きいだろう。今日は深津が夕飯作りを担当してくれて、俺が皿洗い。彼の料理は山内さん仕込みだと聞いているから、毎食丁寧で感動する。本人が〝そんなことない〟と謙虚なのもまた好ましいのだから、彼にファンが多いのも頷ける。さらには料理中片付けまでしてしまうのだから、こちらとしては彼の後皿洗いをするのは楽でいい。もっと散らかしていい、というのだが、癖だから、気になるから、と料理の片手間にさっさとキッチンまで整えてしまう。俺はと言えば、そのあとみんなで食べた残りの食器を呑気に洗うだけ。そりゃ、家事が嫌いじゃないなんてのうのうと言えるだろうな、と改めて自分の呑気さに呆れた。残りはグラスを濯いでしまえば終わり、という頃になっておおい、とリビングから呼ぶ声がする。
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