大切なもの
ゆめの
DONE2024年1月28日のコルダオンリー(レゾハ)に発行する源唯本「本当に大切なものは」の書き下ろし部分です。A5・P16・全年齢です。
※こちらは初稿ですので、実際の内容と変更している箇所がございますので、ご了承ください
※当サークルの頒布物を購入される方は無料でおつけします
※それ以外の方には100円で頒布します
何よりも大切なものは……ー横浜の空は随分と澄んでいるものだね。
星奏学院を前にした御門浮葉は空の青さに気づいてため息を吐く。
今日、星奏学院では体育祭が開かれており、関係者以外でも観覧は自由とのことらしい。それで朝日奈唯が「もしよろしければ……」というメッセージとともに招待してくれたのであった。
自分なんかが行ってもいいのだろうか…という気持ちもあったが、唯はぜひにと誘ってくる。そのため、訪れることにした。
門をくぐり、校庭に向かっていると歓声が聴こえてくる。
自分もつい1年前まではこのように青空の下で学校生活を送ってきたはずであるが、そんな日々は遙か遠くに過ぎ去ってしまったことに気がつく。
すると浮葉の耳に聞き覚えのある声が響く。
2613星奏学院を前にした御門浮葉は空の青さに気づいてため息を吐く。
今日、星奏学院では体育祭が開かれており、関係者以外でも観覧は自由とのことらしい。それで朝日奈唯が「もしよろしければ……」というメッセージとともに招待してくれたのであった。
自分なんかが行ってもいいのだろうか…という気持ちもあったが、唯はぜひにと誘ってくる。そのため、訪れることにした。
門をくぐり、校庭に向かっていると歓声が聴こえてくる。
自分もつい1年前まではこのように青空の下で学校生活を送ってきたはずであるが、そんな日々は遙か遠くに過ぎ去ってしまったことに気がつく。
すると浮葉の耳に聞き覚えのある声が響く。
猫子(ねこ)
DONE◈14色の日常◈◇大切なもの◆
💎🐶🌿
#14色の稀石
京「おはよー!」
姫花「あ、おはよ。…うーーーーん…」
京「どうしたの?」
姫花「うーん、なーんか、もうちょっとなんだよなー...」
京「?」
姫花「...あ!ちょっとそこで待ってて!すぐ戻る!」
京「うん?」
…
…
…
姫花「おまたせ!ちょっとじっとしてて?」
京「こう?」
姫花「うーん、これだと普通すぎるし、んー、これはなんか違うなー...あ、ごめん、頭痛くない?」
京「うん!へーき!」
姫花「ありがと。もうちょっとそのままね」
京「…?」
姫花「よし、できた!いい感じ!」
京「うーん?」
姫花「ね、これ見て」
京「おー!なんかついてる!」
姫花「ヘアピン。京の髪ってさ、綺麗な色してるからこれつけると合うんじゃないかなって」
京「どうどう?」
1695姫花「あ、おはよ。…うーーーーん…」
京「どうしたの?」
姫花「うーん、なーんか、もうちょっとなんだよなー...」
京「?」
姫花「...あ!ちょっとそこで待ってて!すぐ戻る!」
京「うん?」
…
…
…
姫花「おまたせ!ちょっとじっとしてて?」
京「こう?」
姫花「うーん、これだと普通すぎるし、んー、これはなんか違うなー...あ、ごめん、頭痛くない?」
京「うん!へーき!」
姫花「ありがと。もうちょっとそのままね」
京「…?」
姫花「よし、できた!いい感じ!」
京「うーん?」
姫花「ね、これ見て」
京「おー!なんかついてる!」
姫花「ヘアピン。京の髪ってさ、綺麗な色してるからこれつけると合うんじゃないかなって」
京「どうどう?」
matsuba_kiku
DONE消失の喪失ifで0о√に至る🍓さん
自分に関する皆の記憶をまるっと消して0оQに上がる決断をした寂しがり屋の子供
全員に「何か大切なものを失くした」って喪失感だけ残していくやつ… 2
llowwell
PAST転転未満のキリエ+桃悟くんSSです。leeさんに送ります…。桃悟くんの大切なものが無くなってしまったお話。
2人とも🦅寮です。
キリエ+桃悟くん 突然、隣の気配が遠のいた。
ふと振り向くと、数歩後ろで足を止めた桃悟がいる。
「……桃悟?」
キリエは疑問に思いながらも近付き、桃悟の顔を覗き込んでみたが、口を噤んだまま固まっているようだ。
つい先ほどまで雑談を交えながら、次の授業へと向かっていたはずだった。
肩を並べて歩いていたのだが、立ち止まった今の桃後は床を見詰めたまま、そこから動こうとはしなかった。ニフラーのチャチャが彼の肩で「きゅうきゅう」と声をあげている。小さな体を慌ただしく動かしながら、家族の心配をしているようだ。
「どうしたの、具合悪い?」
キリエは静かに問いつつ、チャチャの頭を撫でて落ち着かせた後、桃悟の背に軽く触れて言葉を促したが、彼の顔色は次第に青ざめていくようだった。言葉を発することもなく、よく見ると体を震わせている。手のひらに伝わる体温は、いつもよりも低く感じられた。
1570ふと振り向くと、数歩後ろで足を止めた桃悟がいる。
「……桃悟?」
キリエは疑問に思いながらも近付き、桃悟の顔を覗き込んでみたが、口を噤んだまま固まっているようだ。
つい先ほどまで雑談を交えながら、次の授業へと向かっていたはずだった。
肩を並べて歩いていたのだが、立ち止まった今の桃後は床を見詰めたまま、そこから動こうとはしなかった。ニフラーのチャチャが彼の肩で「きゅうきゅう」と声をあげている。小さな体を慌ただしく動かしながら、家族の心配をしているようだ。
「どうしたの、具合悪い?」
キリエは静かに問いつつ、チャチャの頭を撫でて落ち着かせた後、桃悟の背に軽く触れて言葉を促したが、彼の顔色は次第に青ざめていくようだった。言葉を発することもなく、よく見ると体を震わせている。手のひらに伝わる体温は、いつもよりも低く感じられた。
yosaku_14neko
PROGRESS進捗ぽいぽい。表情も感情も死んでて、まだほっぺに傷ないし、お腹に鎌で割かれた傷ないし、大切な人も大切なものもない頃のうちの子と、
表情も感情も生きてるけど、ほっぺに傷あるし、お腹に鎌で割かれた傷あるし、大切な人も大切なものがいっぱい出来たうちの子。
1000_3
DOODLE目覚めたばかりで大切なものがなかったから翼をロスト、って自我がないまま物理的なパーツを欠損してると思うと神界怖…ってなる🫠てか翼がないと戦術の幅めちゃくちゃ狭くなると思うと「エクセリオンが使える」ってそれを凌ぐほどのことなんだろなーとかなんとか。
nakamiiri
SPOILER「回に祝呪」現行未通過× がっっつりR18ですご注意。せきさんに描いてほしいとリクエストもらったアレです。
ちゃんとしたエロ絵描くの人生二回目なので色々多めに見てください
※大切なもの描き忘れてたので足してついでにちょっと加筆しました。
このふせったー https://onl.la/82mEsCm (現行未通過×だよ)を読むと状況がわかりやすいです
PW:通過済み?
mokeraroba
DONE以前呟いた「ポも早kw家もナユも失ったデは大切なものはしまっておくことを覚え、転生して記憶なし早アを大事に大事にしまっておく話」の5話です。宝箱の維持今度こそ絶対、何を犠牲にしても。
宝箱の維持
朝5時。目覚まし時計の音が鳴る。
脱走もできないので、とりあえずこの暮らしに順応する。パワーから昔の話を聞くたびにデンジへの嫌悪感は少しずつ減ってきた。だからと言ってここから出たい気持ちがなくなったわけではない。今はここで暮らしながら出る方法を考えるしかない。
学校に行ってないから早起きしなくてもいいのだが、パワーが「ご飯は3人揃って食べたい」と言うので、それに付き合っている。出かけるデンジの時間に合わせて食事を用意するためには早起きしなければならない。なお、張本人はぐうすか寝ており、怒りを通り越して呆れるばかりだ。
今日は簡単にトーストと目玉焼きとサラダでいいだろう。作っているとデンジが起きてきた。
2648宝箱の維持
朝5時。目覚まし時計の音が鳴る。
脱走もできないので、とりあえずこの暮らしに順応する。パワーから昔の話を聞くたびにデンジへの嫌悪感は少しずつ減ってきた。だからと言ってここから出たい気持ちがなくなったわけではない。今はここで暮らしながら出る方法を考えるしかない。
学校に行ってないから早起きしなくてもいいのだが、パワーが「ご飯は3人揃って食べたい」と言うので、それに付き合っている。出かけるデンジの時間に合わせて食事を用意するためには早起きしなければならない。なお、張本人はぐうすか寝ており、怒りを通り越して呆れるばかりだ。
今日は簡単にトーストと目玉焼きとサラダでいいだろう。作っているとデンジが起きてきた。
aoitori5d
DONEローコラと旗揚げ組と星の話。ローにとっての美しいもの、大切なもの、二度と失いたくないものについて。蛍火はここに 夜空に瞬く星の光。朝焼けに白く輝く雪原。東から昇っては西に落ちていく太陽の動き。鳥の歌うような囀りに、風が木の葉を揺らす密やかな音。おはようと言うとおはようと返ってくる声。パチパチと油を跳ねさせるソーセージの音と、挽きたてのコーヒーの香り。
トラファルガー・ローが、自然の姿や日常のささやかな出来事に美しいと、愛おしいと思えるようになったのはここ最近のことだ。スワロー島はローの育ったフレバンスとも、三年の時を過ごしたスパイダーマイルズとも異なる、“北の海”を象徴するような極寒の冬島だった。それでも、この島で出会った二人やシロクマのミンク族などは慣れているようで、毎朝薄氷が張った桶の水で顔を洗い、燃え尽きた灰を掻き出して薪を追加する。そうして部屋が十分に温まったあと、ようやく起き出してきたローに向かって明るい声でこう言うのだ。
12633トラファルガー・ローが、自然の姿や日常のささやかな出来事に美しいと、愛おしいと思えるようになったのはここ最近のことだ。スワロー島はローの育ったフレバンスとも、三年の時を過ごしたスパイダーマイルズとも異なる、“北の海”を象徴するような極寒の冬島だった。それでも、この島で出会った二人やシロクマのミンク族などは慣れているようで、毎朝薄氷が張った桶の水で顔を洗い、燃え尽きた灰を掻き出して薪を追加する。そうして部屋が十分に温まったあと、ようやく起き出してきたローに向かって明るい声でこう言うのだ。
tofu44kiti
DOODLEポケマスのヒガナスペシャル衣装が可愛くて、ヒガナがぱっつん系なので、宮坂さんにもお似合いになるのではと…
怪盗ミヤサカ参上!
也「大切なものを盗まれました…僕の心です…💘」
garasusky
PROGRESSBLファンタジー風御曹司トキヤの第一章これにて完結です。名前と呼び方は迷ったのですが、ご都合主義でそのままにしています。
やっぱり名前は大切なものなので。
続きも早めに纏められるように頑張ります! 2376
mokeraroba
DONE以前呟いた「ポも早kw家もナユも失ったデは大切なものはしまっておくことを覚え、転生して記憶なし早アを大事に大事にしまっておく話」の4話です。まだアキデンになりません宝箱の幸福知らない方が苦しくないよ。
宝箱の幸福
デンジの部屋での生活も長くなってきたある日、また1人誘拐されたらしい。この部屋に麻色の髪の女の子が住むことになった。
「おお!チョンマゲもおったのか!」
「いるって言っただろ〰」
「聞いておらぬ!」
その女の子は誘拐されてきたとは思えないほどとても賑やかだった。デンジのことを恐れることもなく、むしろ親しそうである。
「チョンマゲとは久しぶりじゃな!」
「え、だれ…?」
えー…なんだこいつ。デンジもなんでこんなヤバいやつ誘拐してきてんだよ。選択基準おかしいだろ。
「こいつはパワー。アキ、面倒見てやってくれ」
「ワシのことを忘れてるとは嘆かわしいのお!」
ヤバイやつと関わりたくない気持ちが大きかったから目を逸らした。絶対会ったことない。断言する。
1589宝箱の幸福
デンジの部屋での生活も長くなってきたある日、また1人誘拐されたらしい。この部屋に麻色の髪の女の子が住むことになった。
「おお!チョンマゲもおったのか!」
「いるって言っただろ〰」
「聞いておらぬ!」
その女の子は誘拐されてきたとは思えないほどとても賑やかだった。デンジのことを恐れることもなく、むしろ親しそうである。
「チョンマゲとは久しぶりじゃな!」
「え、だれ…?」
えー…なんだこいつ。デンジもなんでこんなヤバいやつ誘拐してきてんだよ。選択基準おかしいだろ。
「こいつはパワー。アキ、面倒見てやってくれ」
「ワシのことを忘れてるとは嘆かわしいのお!」
ヤバイやつと関わりたくない気持ちが大きかったから目を逸らした。絶対会ったことない。断言する。
mokeraroba
DONE以前呟いた「ポも早kw家もナユも失ったデは大切なものはしまっておくことを覚え、転生して記憶なし早アを大事に大事にしまっておく話」の3話です。宝箱の鍵暮らしやすいここは恐ろしい何かの宝箱
「宝箱の鍵」
血まみれのデンジが帰ってきた日、俺は布団の中で怖くて眠れなかった。人だと思っていた隣で寝ているそれは得体の知れない何かで、自分は殺されるかもしれない、死ぬより辛い目にあうかもしれない。そう思うとすごく怖かった。
でも、外に出れないのも、両親や友達に会えないのはもっと嫌だ。今まで何も考えずに享受してきた日常に戻りたい。しかも、デンジは仕事と称して、相手に出血させるようなことをしてるならば、自分の身も危ないかもしれない。悠長にしてられない。
この家は内側からドアを開ける時にも鍵が必要なドアになっている。そのため、デンジが仕事に行っている時は逃げられない。逃げるならばデンジが寝ている夜中しかない。
1976「宝箱の鍵」
血まみれのデンジが帰ってきた日、俺は布団の中で怖くて眠れなかった。人だと思っていた隣で寝ているそれは得体の知れない何かで、自分は殺されるかもしれない、死ぬより辛い目にあうかもしれない。そう思うとすごく怖かった。
でも、外に出れないのも、両親や友達に会えないのはもっと嫌だ。今まで何も考えずに享受してきた日常に戻りたい。しかも、デンジは仕事と称して、相手に出血させるようなことをしてるならば、自分の身も危ないかもしれない。悠長にしてられない。
この家は内側からドアを開ける時にも鍵が必要なドアになっている。そのため、デンジが仕事に行っている時は逃げられない。逃げるならばデンジが寝ている夜中しかない。
mokeraroba
DONE以前呟いた「ポチタも早川家もナユタも失ったデは大切なものはしまっておくことを覚え、転生して記憶なしアを大事に大事にしまっておく話」の2話です。宝箱での生活快適な宝箱。いきなり詰められたけど、慣れればとても暮らしやすい。でも帰りたい。
宝箱での生活
誘拐されて1ヶ月が経った。
どんなひどいことをされるかと思ったが、朝昼晩に飯が出て、夕方にはお風呂に入り、夜には暖かい布団でねていて、全てに誘拐犯が付いてくるという点以外は一般的生活を送っていた。
最初は怖くて怖くてたまらなかったが、10日過ぎたあたりから怖がっていることに体力を使うのがもったいなくて、図々しく使えるもの使うし、食べれるものは食べている。体力を落とさないよう筋トレもはじめた。逃げる準備をしていると勘付かれるかとおもったが、「アキは昔から筋トレ好きだよな…」と言われただけでお咎めなしだった。
誘拐犯のデンジはずっと家にいる。俺を見張っているのだろう。今は難しいが、いつか油断した時に絶対逃げてやる。
1993宝箱での生活
誘拐されて1ヶ月が経った。
どんなひどいことをされるかと思ったが、朝昼晩に飯が出て、夕方にはお風呂に入り、夜には暖かい布団でねていて、全てに誘拐犯が付いてくるという点以外は一般的生活を送っていた。
最初は怖くて怖くてたまらなかったが、10日過ぎたあたりから怖がっていることに体力を使うのがもったいなくて、図々しく使えるもの使うし、食べれるものは食べている。体力を落とさないよう筋トレもはじめた。逃げる準備をしていると勘付かれるかとおもったが、「アキは昔から筋トレ好きだよな…」と言われただけでお咎めなしだった。
誘拐犯のデンジはずっと家にいる。俺を見張っているのだろう。今は難しいが、いつか油断した時に絶対逃げてやる。
mokeraroba
DONE以前呟いた「ポチタも早川家もナユタも失ったデは大切なものはしまっておくことを覚え、転生して記憶なしアを大事に大事にしまっておく話」の1話です。宝箱の中身何もわからないまま箱に詰められた。元の場所に帰りたい。
「宝箱の中身」
寒い夜だった。塾の帰り道、あまりにも寒くて早く帰りたかった。
そこで、近道を通ることにした。その近道は暗いトンネルを通らなければならないが、今のところ何も起こったことはないから大丈夫だろうとたかを括っていた。
トンネルを通ろうとした時、奥から男の声がした。
「アキ…?」
暗いトンネルから自分の名前が呼ばれたことに驚いた。
街灯が少なくどんな男か分からない。しかし、聞いたことのない声だったため知らない男であることは確かだと思った。
現状を知れば知るほど怖くなって、返事をせず踵を返して走ってこの場を去ることにした。
どんなに寒くても近道ではなくいつもの明るい道を通ろうと考えていると、後ろから走る音が聞こえた。
1049「宝箱の中身」
寒い夜だった。塾の帰り道、あまりにも寒くて早く帰りたかった。
そこで、近道を通ることにした。その近道は暗いトンネルを通らなければならないが、今のところ何も起こったことはないから大丈夫だろうとたかを括っていた。
トンネルを通ろうとした時、奥から男の声がした。
「アキ…?」
暗いトンネルから自分の名前が呼ばれたことに驚いた。
街灯が少なくどんな男か分からない。しかし、聞いたことのない声だったため知らない男であることは確かだと思った。
現状を知れば知るほど怖くなって、返事をせず踵を返して走ってこの場を去ることにした。
どんなに寒くても近道ではなくいつもの明るい道を通ろうと考えていると、後ろから走る音が聞こえた。
mokeraroba
DONE以前呟いた「ポチタも早川家もナユタも失ったデは大切なものはしまっておくことを覚え、転生して記憶なしアを大事に大事にしまっておく話」の0話です。きっといつかアキデンになるはず。0話は私が辻褄合わせたいがために書いたやつなので読まなくても大丈夫です。宝箱の持ち主きれいな宝箱にいっとう大事なものを入れてしまっておこう。もう二度となくならないように。
「宝箱の持ち主」
幼少期にポチタと出会い、ずっと助け合ってきた。
最初は、俺が血をあげる代わりにポチタは俺をたすける契約で、都合が良いから一緒に行動していた。
ふたりで暮らしていく中で、助け合い、仲良くなって、俺にとってポチタはかけがえのない存在になっていった。金も飯も女もないけど、ポチタがいればいつだって楽しかった。ポチタといられることが幸せだった。
でもいなくなってしまった。
俺の心臓となって生き続けているのは分かってるけど、もう話すことも触ったり抱きしめたりすることもできないのは寂しい。
その後、公安に入ってアキとパワーと出会い、生活することになった。
1158「宝箱の持ち主」
幼少期にポチタと出会い、ずっと助け合ってきた。
最初は、俺が血をあげる代わりにポチタは俺をたすける契約で、都合が良いから一緒に行動していた。
ふたりで暮らしていく中で、助け合い、仲良くなって、俺にとってポチタはかけがえのない存在になっていった。金も飯も女もないけど、ポチタがいればいつだって楽しかった。ポチタといられることが幸せだった。
でもいなくなってしまった。
俺の心臓となって生き続けているのは分かってるけど、もう話すことも触ったり抱きしめたりすることもできないのは寂しい。
その後、公安に入ってアキとパワーと出会い、生活することになった。
教祖様の小抽斗
MENU《寄木細工の絡繰小箱》謎に包まれたお里からやってきた 風車作りを生業とする ひょっとこのお面を付けた少年からの贈り物。
器用な手先と絡繰作りの知識から生み出された逸品。
「皆の大切なものをこれに仕舞って欲しい」との願いと共に受け取った。
開け方がわからなくなった時は金槌でブッ壊せとのことだがそれをするのは偲びなく。
開け方は自慢の記憶力にしっかりと刻み込もうと誓った教祖であった。
やすけ@さくらうさぎ御殿
DOODLEUNDERTALE Asriel×Chara(+Frisk)TPルートのおはなし。
Gルートキャラのフラウィへの殺意を「大切なもの(アズリエル)を損なわせたうえ、約束を違い、逃げたから」と一部(独自)解釈するなら。
Pルートは「大切なものを一時とはいえ取り戻し、約束を守ろうとし、向き合った」として許されてよくないですか。フリスクの優しいケツイでキャラも心を一部だけでも取り戻す夢を見ても? 4
tts_mm_cn
DONEヤオさん。いつか……………そこに行くからヤオさんの、大切なもののために自分を含めた何もかもを喪うことに対する躊躇いのなさに覚悟を感じで滅茶苦茶泣く。など。
絵本の1ページみたいにしたくてテクスチャ盛ってみました。2枚目が無加工そのまま
次回作に向けて夜空を練習したくて空の書き込みもやってみたのですが、難しい!!!!!!練習しよ 2
Velkominn
INFODQVII関連のイベント用にまとめたものはとある記念日にごっそり消えるように設定してあります。DQVII語ったり絵を描いてみたりはこの先はわからないです。わからないけど、嫌になった訳じゃない。
自分はそこにはもう居られないって思う。
でも、費やしてきた時間は大切なもので今この瞬間にもずっと残って一緒に進んでる気がします。 2
dosukoi_hanami
MENU誇りの一番弟子開催おめでとうございます㊗️ありがとうございます!ちびヒュンケルと先生が、出会って半年くらいのお話。
ヒュンケルの大切なものを、先生も一緒に大切にしようとしたのではないか思い描きました。 13
tsuruichi164
INFO【つるいちワンライ】第187回お題「川遊び」「うっかり」
自分の大切なものを大切にしてくれる。
そんなつるに家族愛のようなものを感じながらも、まだ初々しいつるいちになりましたなぁ。 5
mado_21
DOODLEあさ君(サブ)についてリトルホイップで小さい男の子。大きくなって強くなって大切なものを守れるようになりたいらしい。捨て地様が憧れ
ぽめとの関係は、姉弟か親子に近い、家族的な存在
どっかのお空に双子で兄弟的な存在の星の子がいる。
yukuri
DONE🦁🖋ボスになりたての🦁くんが🖋くんと一緒に「大切なもの」を探すお話です。
※捏造注意(🦁くんのお父さんが登場します)
題名は、愛について。「うーーん」
「どうしたの。さっきから深く考えてるみたいだけど」
木陰に入り混じる春の光がアイクの髪に反射した。二人して腰掛ける木の根元には、涼しい風がそよいでいる。
「ボスとしての自覚が足りないって父さんに言われて」
「仕事で何か失敗でも?」
「特に何かあったとかではないんだけど。それがいけない?みたいな」
ピンと来ていない様子のアイクに説明を付け加えた。
ルカがマフィアのボスに就任してから数ヶ月が経った。父から受け継いだファミリーのメンバー達とは小さい頃から仲良くしていたし、ボスになったからといって彼らとの関係に特別何かが変化することもない。もちろん、ファミリーを背負うものとして自分の行動に伴う責任が何倍にも重くなったことは理解しているつもりである。しかし実の父親、先代ボスの指摘によると「お前はまだボスとしての自覚が足りていない」らしい。「平和な毎日に胡座を描いていてはいつか足元を掬われる」と。説明を求めると、さらに混乱を招く言葉が返って来た。
8660「どうしたの。さっきから深く考えてるみたいだけど」
木陰に入り混じる春の光がアイクの髪に反射した。二人して腰掛ける木の根元には、涼しい風がそよいでいる。
「ボスとしての自覚が足りないって父さんに言われて」
「仕事で何か失敗でも?」
「特に何かあったとかではないんだけど。それがいけない?みたいな」
ピンと来ていない様子のアイクに説明を付け加えた。
ルカがマフィアのボスに就任してから数ヶ月が経った。父から受け継いだファミリーのメンバー達とは小さい頃から仲良くしていたし、ボスになったからといって彼らとの関係に特別何かが変化することもない。もちろん、ファミリーを背負うものとして自分の行動に伴う責任が何倍にも重くなったことは理解しているつもりである。しかし実の父親、先代ボスの指摘によると「お前はまだボスとしての自覚が足りていない」らしい。「平和な毎日に胡座を描いていてはいつか足元を掬われる」と。説明を求めると、さらに混乱を招く言葉が返って来た。
凛花(おがわ)
MOURNING※リンドウ+慶くんです※■リンドウさんの「大切なものを壊してしまう」とはどういうことだろうと考えて書いたお話です。リンドウ→神子前提、慶くん視点。
<作品メモ>
2012年3月にWebサイトで公開したお話です。
みんなみんな君のため 欲しいものが手に入らないなどということは無くて、望めば両の手に納めきれぬ程に与えられた。
ただ傲慢に、この世に得られぬものは無いと信じられたらどれ程良かっただろう。
それが例えば、人ひとりの運命だったとしても。
『二条の御曹司ともあろう方が。あのようなもの、他に良きものは幾らでもありましょうに』
邸の奥へ案内される途中、呆れとも憤りとも取れる声音が漏れ聞こえた。
主の身の上に相応しく、常なら粗相など考えられぬゆき届いた家人しか居ないこの邸にしては珍しいことだ。
案内の先に立つ、古参の女中が小さく詫びを言った。
取り立てて気にすることもなく、客人、江戸幕府奉行職を賜る小栗忠慶はただ嘆息する。
さてはまた、主の悪い癖が出たらしい。
3024ただ傲慢に、この世に得られぬものは無いと信じられたらどれ程良かっただろう。
それが例えば、人ひとりの運命だったとしても。
『二条の御曹司ともあろう方が。あのようなもの、他に良きものは幾らでもありましょうに』
邸の奥へ案内される途中、呆れとも憤りとも取れる声音が漏れ聞こえた。
主の身の上に相応しく、常なら粗相など考えられぬゆき届いた家人しか居ないこの邸にしては珍しいことだ。
案内の先に立つ、古参の女中が小さく詫びを言った。
取り立てて気にすることもなく、客人、江戸幕府奉行職を賜る小栗忠慶はただ嘆息する。
さてはまた、主の悪い癖が出たらしい。
しうち野
DONE私にとっての、基本のジョーチェリ的なお話です。アニメ後の付き合っていない二人が、愛抱夢にビーフを再度挑むかどうかで揉めた挙句に、大切なものを賭けてビーフをするぞ、となる話。
虎次郎がぐだぐだしてます。
パスはイベント会場のお品書きにあります。
南城虎次郎の完全なる敗北 指導者はいなかった。でも、薫がいた。
虎次郎はスケートボードが好きだ。見飽きた街並にスケートのトリックを組み合わせれば、それだけで祭のように鮮やかに見えて高揚する。技術はあってもルールらしいルールはなく、他の競技より自由に、気分に合わせてやりたいようにできるのもいい。大抵のスポーツは人並み以上にできたなか、スケートボードだけが続いたのは、指導者があまり存在せず、皆が自分の創意工夫だけで上達していくしかない、ある意味ではフラットな環境があっていたというのもある。そして立っているだけでも華のある薫が、どんどん勝手に上達して、ただの風景を変えていくので、負けるものかと、もう夢中になるしかなかった。
「薫ちゃんみたいな優秀な子があんたの友達でいてくれるなんて貴重なことなんだから、大事にしなさいよ」
22977虎次郎はスケートボードが好きだ。見飽きた街並にスケートのトリックを組み合わせれば、それだけで祭のように鮮やかに見えて高揚する。技術はあってもルールらしいルールはなく、他の競技より自由に、気分に合わせてやりたいようにできるのもいい。大抵のスポーツは人並み以上にできたなか、スケートボードだけが続いたのは、指導者があまり存在せず、皆が自分の創意工夫だけで上達していくしかない、ある意味ではフラットな環境があっていたというのもある。そして立っているだけでも華のある薫が、どんどん勝手に上達して、ただの風景を変えていくので、負けるものかと、もう夢中になるしかなかった。
「薫ちゃんみたいな優秀な子があんたの友達でいてくれるなんて貴重なことなんだから、大事にしなさいよ」
rvn_twst
DONE「1番贅沢な願い。」のれん6展示。
誕生日にジャミルがプレゼントをくれる話。
これがカリム君が願う中で1番贅沢で大切なものであると思っています。高価で"良い"ものを知っている彼が1番願うもの…
これからの2人の関係性が凄く凄く楽しみです。
誕生日おめでとうカリム君。 12
あんちゅ
MAIKINGそしかい後、元の姿・宮野志保へと戻った灰原と、そんな彼女の隣りにいる降谷の話「君は、虹の素が何か知っているか?」
タイトルは某アイドルのカップリング曲からお借りしてます。デビュー時から見守ってきたアイドルのユニット曲が宮野志保にしか聞こえなかったもので…。
灰原哀には大切なものができたけれど、宮野志保は明美さんとの時間以外は空っぽの状態だろうなと。降志になる前の冒頭を少しだけ😌
虹の素知らされた時にはすべてが終わっていた。
「…そう。」
小さく呟いたその一言が私が唯一抱いた感想だった。
気づいてはいた。
あの強大な組織を相手に、最終局面を迎えんとしていること。
ずっと試作を続けてきた解毒剤の効果が3、4日は維持出来るようになったことに1人の少年が勘づいていること。
そして、それを私に黙って持ち出していたこと。
わかってはいた。
彼らは例えその最後であろうと、私には何もしらせないこと。
知らせないことで私を危険から遠ざけようとしていること。
そうすることで私を守ろうとしていること。
そして、
それが彼らのやり方であること。
組織との大規模な抗争が終わったことを告げたのは工藤だった。
いつものように博士の家に我が物顔でやってきた彼はなんてことの無いようにさらりと告げたのだった。
1529「…そう。」
小さく呟いたその一言が私が唯一抱いた感想だった。
気づいてはいた。
あの強大な組織を相手に、最終局面を迎えんとしていること。
ずっと試作を続けてきた解毒剤の効果が3、4日は維持出来るようになったことに1人の少年が勘づいていること。
そして、それを私に黙って持ち出していたこと。
わかってはいた。
彼らは例えその最後であろうと、私には何もしらせないこと。
知らせないことで私を危険から遠ざけようとしていること。
そうすることで私を守ろうとしていること。
そして、
それが彼らのやり方であること。
組織との大規模な抗争が終わったことを告げたのは工藤だった。
いつものように博士の家に我が物顔でやってきた彼はなんてことの無いようにさらりと告げたのだった。