記憶喪失
mochikaeru193
DONEhttps://poipiku.com/7954671/8999113.html の続き八×怪異/記憶喪失真(その4)
以前pixivにあげたものの改稿版です。
とりあえず一区切り。 9011
すね🔥🤝🌊(プロフ追記)
MAIKING記憶喪失🔥×🔥の子供を身籠る🌊の話、過去編と再会編をつなぐラーマ旅立ち編。遂にプロローグ後の時間軸に帰還。
※プロローグ+過去編3話の続編です。
※相変わらず各種設定捏造しまくりなので苦手な方は自衛ください!
※若干ラマ←シタ要素有(🔥🌊前提)
やっと上げたのにやたら長いし全然話進んでなくてすみません🥲並行して短編など書きたいのでのんびりお付き合いください。
🔑数字、年 12311
雨うさぎ
MEMO記憶喪失ネタのモブ霊です。年齢操作ありで思いつくままに書いてみたメモ。書くかもしれないし書かないかもしれない。記憶喪失ネタのモブ霊事故かなんかで記憶をすべて失ってしまった霊幻。
自分の名前すら忘れてしまってる。
両足が麻痺して動かない。
目覚めた当初からずっといる青年の力借りてリハビリに励む。
体に後遺症が残っており、車いす生活。
たまにフラッシュバックする記憶に混乱。
介護してもらう間に、青年と恋愛感情になる。
なんか雰囲気に流されてキスする。
そして体の関係を結ぶ。
そのとき、青年が泣いてるのが気にかかり、また記憶がよぎる。
お得意の洞察力で青年と恋人関係だったのかと推測。
しかし本人に聞く勇気はなく、そのままずるずると。
ある日、人魂をみる。
オカルト的なこと信じてなかった師匠、パニック。
しかし人魂、自分のこと知ってるっぽい。
そして人魂に何か忠告される。
1330自分の名前すら忘れてしまってる。
両足が麻痺して動かない。
目覚めた当初からずっといる青年の力借りてリハビリに励む。
体に後遺症が残っており、車いす生活。
たまにフラッシュバックする記憶に混乱。
介護してもらう間に、青年と恋愛感情になる。
なんか雰囲気に流されてキスする。
そして体の関係を結ぶ。
そのとき、青年が泣いてるのが気にかかり、また記憶がよぎる。
お得意の洞察力で青年と恋人関係だったのかと推測。
しかし本人に聞く勇気はなく、そのままずるずると。
ある日、人魂をみる。
オカルト的なこと信じてなかった師匠、パニック。
しかし人魂、自分のこと知ってるっぽい。
そして人魂に何か忠告される。
2shikiG
SPUR MEベリサン神父バディパロ漫画【AIREMRA ENELIS】
※大いなるオリジナル設定が含まれます!
なんでも許せる方向け。
バディといいながらBLしてます
サンちゃんは記憶喪失 11
jerkin0130
DONE記憶喪失🥧の🥧🍮♀ 友情出演🍫🥧誕生日祝いに書いたんですけど、思いのほか暗い話になってしまった……。
後日記憶を取り戻したバージョンの🥧🍮♀小説書くので許してください……。 3416
@t_utumiiiii
MAIKING寮制私立学校に通うウッズさん(花蕊)が記憶喪失になったのでピアソンさんと交際してくれてる現パロ泥庭の交際直後 ピアソンさんが手を出しかねて一人でドギマギしてる※直接的な表現と自慰行為の描写
(前提)https://poipiku.com/5119712/8785271.html 7047
straight1011
PROGRESSこういう流の夢を書こうとしてる記憶喪失
タイトル未定 自分より背の低い男の子が、こちらを見ている。じっと、まるで何かを訴えるように。その子の手には、少し汚れたバスケットボールがあった。
長い睫と丸い瞳は一見女の子のようだったが、何故か男の子だと確信できた。いや、見た目で判断したわけではなく、ずっと前からその子のことを知っていたのだろう。
「もっかい」
彼は少し悔しそうに顔をしかめさせ、そう言った。
「でももうかえらないと」
そう言って彼に背を向け、一歩踏み出した、瞬間けたたましいクラクション。スローモーションで迫る車。
視界は暗転した。
「……」
「ちょっと、遅刻するわよー」
母の声に反応して目を開けると、朝日が嫌がらせのように顔に降り注いでいる。それに顔をしかめながら身体を起こし、時計を見た。
3968長い睫と丸い瞳は一見女の子のようだったが、何故か男の子だと確信できた。いや、見た目で判断したわけではなく、ずっと前からその子のことを知っていたのだろう。
「もっかい」
彼は少し悔しそうに顔をしかめさせ、そう言った。
「でももうかえらないと」
そう言って彼に背を向け、一歩踏み出した、瞬間けたたましいクラクション。スローモーションで迫る車。
視界は暗転した。
「……」
「ちょっと、遅刻するわよー」
母の声に反応して目を開けると、朝日が嫌がらせのように顔に降り注いでいる。それに顔をしかめながら身体を起こし、時計を見た。
emuemugod
MOURNINGディルガイディの記憶喪失ネタ
展開早すぎたのでここで供養
全部抱えて 屋敷の外で、何やら賑やかな声がする。しばらくして、階段を駆け上がる軽やかな足音が近づいてきた。
扉を叩く音に応え、横たわっていた寝台からゆっくりと上半身を持ち上げる。
「大丈夫か!?ディルックの旦那!」
パイモンはふよふよと浮かびながら、心配の色を浮かべていた。そんな彼女を見て、ディルックは困ったように眉を下げる。
「心配をかけてすまない。本調子とは言えないが、かなり回復したよ」
「本当にびっくりしたんだからな!なぁ、旅人!」
「うん。ディルックが大きな怪我をするなんて珍しいね」
旅人はそう言うと、寝台の側にある椅子に腰掛けた。
「これ、お見舞い。ザイトゥン桃のジュース」
「気を使わせたね。ありがとう」
「どういたしまして」
9722扉を叩く音に応え、横たわっていた寝台からゆっくりと上半身を持ち上げる。
「大丈夫か!?ディルックの旦那!」
パイモンはふよふよと浮かびながら、心配の色を浮かべていた。そんな彼女を見て、ディルックは困ったように眉を下げる。
「心配をかけてすまない。本調子とは言えないが、かなり回復したよ」
「本当にびっくりしたんだからな!なぁ、旅人!」
「うん。ディルックが大きな怪我をするなんて珍しいね」
旅人はそう言うと、寝台の側にある椅子に腰掛けた。
「これ、お見舞い。ザイトゥン桃のジュース」
「気を使わせたね。ありがとう」
「どういたしまして」
結梨愛
MOURNING記憶喪失ネタ。思い出したいのに思い出せないやつ。授業終了のチャイムが鳴り響く。
ぼくはずっと窓の外を眺めていた。
心にぽっかりと空いた穴。
大切な何かを忘れている気がする。思い出さなくてはいけない、誰か。
思い出したいのに思い出そうとすればするほど、眩い光に照らされて何も見えない。
──早く"彼"を見つけないと。
本能が伝えてくる。
"彼"って誰?
──
問いかけても返答はない。
──早く、早く"彼"を見つけないと。
見つけないとどうなる?
──他の人に取られてしまう。
だから、他の人に取られる前に早く"彼"を見つけないと。
このペンダントをくれた、あの人を。
『記憶喪失獣人くん×ご主人様』
2023/07/12
303ぼくはずっと窓の外を眺めていた。
心にぽっかりと空いた穴。
大切な何かを忘れている気がする。思い出さなくてはいけない、誰か。
思い出したいのに思い出そうとすればするほど、眩い光に照らされて何も見えない。
──早く"彼"を見つけないと。
本能が伝えてくる。
"彼"って誰?
──
問いかけても返答はない。
──早く、早く"彼"を見つけないと。
見つけないとどうなる?
──他の人に取られてしまう。
だから、他の人に取られる前に早く"彼"を見つけないと。
このペンダントをくれた、あの人を。
『記憶喪失獣人くん×ご主人様』
2023/07/12
しいげ
CAN’T MAKE暁月の円舞曲、ユリウスと有角。混沌と対峙する直前のやりとり妄想。弥那視点。※以下の仮定
・ユリウスは1999年に「アルカード」と面識あり
・記憶喪失後のJと有角は交流なし
・暁月の悪魔城でユリウスが蒼真と戦ったあとで有角と再会
ここは日食の中の悪魔がいるお城……と説明されても、完全に理解できたわけじゃなかった。ただ、蒼真くんが脱出のため頑張っていることと、私や蒼真くんを助けようとしてくれている人たちがいることは分かったから、待つことも耐えられた。
最後に見た蒼真くんがとても…そうとても、怖い感じがして、「だめだったら、ごめん」なんて口にしたからそれだけはとても怖かったけれど。
悪魔は入れないと有角さんが言ったこの場所に、ハマーさんもいて、運ばれたヨーコさんが目覚めて、それから見たことのない男の人もやってきて…茶色の髪を一括りに結んだ派手な洋服の人。でも挨拶はしてくれたから悪い人じゃないんだと感じた。
それからしばらくして…もうどのくらい時間が経ったのかはわからないのだけど、有角さんが戻ってきた。
2258最後に見た蒼真くんがとても…そうとても、怖い感じがして、「だめだったら、ごめん」なんて口にしたからそれだけはとても怖かったけれど。
悪魔は入れないと有角さんが言ったこの場所に、ハマーさんもいて、運ばれたヨーコさんが目覚めて、それから見たことのない男の人もやってきて…茶色の髪を一括りに結んだ派手な洋服の人。でも挨拶はしてくれたから悪い人じゃないんだと感じた。
それからしばらくして…もうどのくらい時間が経ったのかはわからないのだけど、有角さんが戻ってきた。
ぼさつ
PAST【るかーちゃん記憶喪失になるの巻】連載が終わって原作の時系列に沿った話も描き尽くしてしまってネタに走り始めた頃…定番の記憶喪失でもやるかー!って描いた…謎時空の話
⚠️ぬるいですがえち有り⚠️ セッしたら記憶戻るよ!ネタバレすな!でもお約束だよね…
当時ネームを切ることの意味がよくわからなくて(ついぞわかることはなかったが)いきなり原稿用紙に描いてたのであとで読むとここにもう少し溜めがほしいとかもう一コマ入れたいとか思うことがいっぱい
あとは汁の影にほっそいほっそいトーンを貼ることにめっちゃ命かけた思い出…スキャンで飛ばなくてよかった!そこだけでも見てくれよな!(やけくそ)あんま画質よくないけど!
こちらからは以上です!! 27
shikautata
DOODLE記憶喪失のナレ※れおまま好物捏造してごめんなさい。
*****
真っ赤なりんごのパイ。母さんの好きなもの。
母さんはりんごパイを食べるとき、りんごと同じくらいに頬を赤くして少しずつさくさくと口にしては美味しい、とふわふわとした、わたあめのような笑顔で俺にそう告げる。
美味しいものは大事な、大好きな人と食べると、もっと美味しいのよ、というのは、彼女からの言葉だった。
と、ここまでは現実逃避で。そろそろ返事をしないといけない、と思考を戻した。俺が意識を持っていかれている間も染めた頬をそのままに、やや睨みつけるように立っている俺の相棒。そいつはさっき、なんと言ったんだっけ。今のこいつの顔こそりんごのようだった。
「玲王のことが好き。付き合って」
5605*****
真っ赤なりんごのパイ。母さんの好きなもの。
母さんはりんごパイを食べるとき、りんごと同じくらいに頬を赤くして少しずつさくさくと口にしては美味しい、とふわふわとした、わたあめのような笑顔で俺にそう告げる。
美味しいものは大事な、大好きな人と食べると、もっと美味しいのよ、というのは、彼女からの言葉だった。
と、ここまでは現実逃避で。そろそろ返事をしないといけない、と思考を戻した。俺が意識を持っていかれている間も染めた頬をそのままに、やや睨みつけるように立っている俺の相棒。そいつはさっき、なんと言ったんだっけ。今のこいつの顔こそりんごのようだった。
「玲王のことが好き。付き合って」
秘みつ。
DONE853凪茨▼記憶喪失凪砂リクエストありがとうございました
リク企画http://hi.mi210.com/text/pixivf1000
連載一覧http://hi.mi210.com/ser 2292
mochikaeru193
DOODLEhttps://poipiku.com/7954671/8825985.html の続き八×怪異/記憶喪失真(その3)
以前pixivにあげたものの改稿版です。
今回は説明回なので話の進展はないです。 14880
Anulus_x
DOODLE記憶喪失になる類の話。突然始まり突然終わる。寧々が練習から帰ると、母親はやけに急いで出かける準備をしていた。バタバタと着替える母にただいま、と声をかけ、「そんなに急いで、どうしたの?」と尋ねる。母親はようやく寧々に気づいたのか、動きを止めゆっくりと寧々を振り返った。その表情を見て寧々は酷く嫌な予感がして、肩にかけたままだった鞄の持ち手を潰した。
────類くんが、事故に遭ったって。
そう聞いたのは先刻のことだ。司の元に連絡が来たのはユニットの中でも最後で、寧々からえむへ、そして泣いてしまった寧々に変わりえむから司へと直接連絡が入ったようだった。
今日は練習が終わった後、司と類が残ってそれぞれ練習と機器の調整を行っていた。司は課題となっていた部分をなんとか飲み込み、一段落着いたところで何か手伝えることはあるかと類に声をかけ、今日は練習もハードだったし終わったなら早く帰った方が良いと返答を受けたのだ。その時の類は手元から目を離さず、声はしっかりしているものの意識の9割は手元に向いていることが分かったため、司はお前も早く帰るんだぞ、と苦笑し帰路についたのだ。数時間後、日が落ち切った頃に類が帰り道を歩いている時、不運にもアクセルとブレーキを踏み間違えた車に突っ込まれたという。
4055────類くんが、事故に遭ったって。
そう聞いたのは先刻のことだ。司の元に連絡が来たのはユニットの中でも最後で、寧々からえむへ、そして泣いてしまった寧々に変わりえむから司へと直接連絡が入ったようだった。
今日は練習が終わった後、司と類が残ってそれぞれ練習と機器の調整を行っていた。司は課題となっていた部分をなんとか飲み込み、一段落着いたところで何か手伝えることはあるかと類に声をかけ、今日は練習もハードだったし終わったなら早く帰った方が良いと返答を受けたのだ。その時の類は手元から目を離さず、声はしっかりしているものの意識の9割は手元に向いていることが分かったため、司はお前も早く帰るんだぞ、と苦笑し帰路についたのだ。数時間後、日が落ち切った頃に類が帰り道を歩いている時、不運にもアクセルとブレーキを踏み間違えた車に突っ込まれたという。
Cute_ukcNN
DOODLE私が好きな記憶喪失忘羨の話。攻めが記憶喪失になって受けをたくさん泣かせたら、責めにも同じ思いをして欲しいタイプの腐女子なのでこうなってしまいました。小説が書ける能力が欲しかった~~
私が好きな記憶喪失忘羨の話私も記憶喪失系のお話大好きだからさ、常々考えてるんだけど、藍湛が邪祟の影響を受けるとしたら絶対魏嬰を庇ってだと思うのね。門弟も連れて一緒に夜狩に出て、門弟が目を離した隙に藍湛が影響を受けてしまって、「おい!大丈夫か!?」って心配する魏嬰の手を思い切り振り払う。「君は誰だ?なぜ姑蘇藍氏とともに行動している?」って声をかけて、一瞬で状況を把握した魏嬰はかなりの衝撃を受けながらも「突然失礼した。先ほど姑蘇藍氏の御一行をお見かけし、何か勉強になることがあるかもしれないとご一緒させてもらっていた」的なその場しのぎの文句で受け答えをする。「魏無羨、という名に聞き覚えはないか」など少しの希望を持って自分の痕跡を探すもなにも出てこなくて魏嬰はいよいよ焦る。近くにいた思追・景儀は混乱しつつも何かが起きてしまったという状況だけは把握して「どうされたんですか?」恐る恐る聞くと、「どうやら藍湛の中から俺がいなくなってしまったようだ」と悲しそうに言う魏嬰。
4013mochikaeru193
PROGRESShttps://poipiku.com/7954671/8758685.html の続き八×怪異/記憶喪失真(その2)
以前pixivにあげたものの改稿版です。
ぼやかしてますがショッキングな表現があるので注意。 13912
ぱん(ぱんこ)
DONEこよいち2で展示の夏メイ小説です。11月アンゼロオンリーで本にしたい、夏井さん記憶喪失シリアス本の導入です。本当に導入すぎて記憶を失うところまで行きませんでした、、、(話を冒頭からしか書けない人) 10
Lily46667903
DOODLEアルカヴェの記憶喪失ネタ初投稿なので悪しからず
いつかその雲が晴れるまで紅の瞳が開いた。
その瞳は、ただ何も無い天井を映していた。
緑の瞳が気づいた。 その瞳は、何も無い天井を映している瞳を映した。
緑の瞳―否、アルハイゼンは、紅の瞳…カーヴェに向かって言った。
「目を覚ましたのか」
と。
カーヴェは、己が誰なのか忘れていた。 思い出せない…いや、思い出したくないと言った方が正しいだろう。
カーヴェは言う
「…君は…誰だっけ?」
あまりにも純粋な疑問に、アルハイゼンは吃驚した。
「君は…何も覚えていないのか?」
カーヴェは答えない
―そして、2人の間に長い沈黙が流れた―
すると、アルハイゼンが口を開いた。
「…俺はアルハイゼンだ。」
「僕はっ…」
カーヴェも続けて自己紹介をしようとするが、己の名前を思い出せない。
1256その瞳は、ただ何も無い天井を映していた。
緑の瞳が気づいた。 その瞳は、何も無い天井を映している瞳を映した。
緑の瞳―否、アルハイゼンは、紅の瞳…カーヴェに向かって言った。
「目を覚ましたのか」
と。
カーヴェは、己が誰なのか忘れていた。 思い出せない…いや、思い出したくないと言った方が正しいだろう。
カーヴェは言う
「…君は…誰だっけ?」
あまりにも純粋な疑問に、アルハイゼンは吃驚した。
「君は…何も覚えていないのか?」
カーヴェは答えない
―そして、2人の間に長い沈黙が流れた―
すると、アルハイゼンが口を開いた。
「…俺はアルハイゼンだ。」
「僕はっ…」
カーヴェも続けて自己紹介をしようとするが、己の名前を思い出せない。
倉庫です
DOODLE結構温存していた記憶喪失ネタ次→https://poipiku.com/2688419/8801475.html
あの日から兄は変わってしまった。スクランブル交差点で交通事故にあった。バイクを運転中に車と衝突した。一応命を取り留めて、意識を取り戻したけど、私の知っている兄じゃなくなっていた。
「あの、どちら様ですか?」
記憶を無くしていたのだ。私は泣いた。兄の身を案じて泣くんじゃない。家族の思い出が消えてしまったから悲しくて泣いているんだ。自分のことを何一つ覚えておらず、自分がどういう人間かも分からない兄に毎日会いに行った。最初は怯えていたけれど、次第に打ち解けていって、退院する頃には私のことを妹だと認識してくれていた。けど、時々不安になることがある。このまま記憶を取り戻さなかったらどうしようかと。そう考えるだけで胸の奥が苦しくなる。兄には幸せになってほしい。でもその願いは叶わないかもしれない。だから今日も祈るように願う。
2042「あの、どちら様ですか?」
記憶を無くしていたのだ。私は泣いた。兄の身を案じて泣くんじゃない。家族の思い出が消えてしまったから悲しくて泣いているんだ。自分のことを何一つ覚えておらず、自分がどういう人間かも分からない兄に毎日会いに行った。最初は怯えていたけれど、次第に打ち解けていって、退院する頃には私のことを妹だと認識してくれていた。けど、時々不安になることがある。このまま記憶を取り戻さなかったらどうしようかと。そう考えるだけで胸の奥が苦しくなる。兄には幸せになってほしい。でもその願いは叶わないかもしれない。だから今日も祈るように願う。
ankounabeuktk
INFO6/25発行オル相記憶喪失本『砂糖菓子の罪と噓つきの罰』サンプルです。
サンプル部にシーンありませんが、R18となります。
A5/R18/130P/価格未定
おまけに書き下ろしポストカードが付きます。
大幅な加筆修正はありません。
部数アンケートご協力ください。
https://twitter.com/ankounabeuktk/status/1660237269360594944?s=20
【サンプル】砂糖菓子の罪と噓つきの罰【オル相】「おはよう相澤くん! いい朝だね!」
「おはようございますオールマイトさん。今日は曇りのち雨、降水確率は五〇パーセントです」
「傘なら持ってきた!」
鞄を掲げて折り畳み傘の存在をアピールして見せる。相澤はそうですかといつもの興味のなさそうな相槌を打ち、さかさかと小テストの採点を続ける。赤ペンが紙の上を走る音が心地良い。と思えば、リズミカルな丸が立ち消えてチェックばかりが記されるキュキュッという音と、少しの溜息。
(…………誰か聞かなくてもなんとなくわかるけど)
オールマイトは鞄を自席に置き、ノートパソコンを開くと電源ボタンを押した。椅子に腰を下ろして一息吐く。
(うん、大丈夫。ちゃんとやれる)
「相澤くん、昨日言われた書類のことなんだけど」
22123「おはようございますオールマイトさん。今日は曇りのち雨、降水確率は五〇パーセントです」
「傘なら持ってきた!」
鞄を掲げて折り畳み傘の存在をアピールして見せる。相澤はそうですかといつもの興味のなさそうな相槌を打ち、さかさかと小テストの採点を続ける。赤ペンが紙の上を走る音が心地良い。と思えば、リズミカルな丸が立ち消えてチェックばかりが記されるキュキュッという音と、少しの溜息。
(…………誰か聞かなくてもなんとなくわかるけど)
オールマイトは鞄を自席に置き、ノートパソコンを開くと電源ボタンを押した。椅子に腰を下ろして一息吐く。
(うん、大丈夫。ちゃんとやれる)
「相澤くん、昨日言われた書類のことなんだけど」
392tk
SPOILER語彙力ないうえに常に感想は記憶喪失するタイプなので文字感想書けない代わりの感想絵。「ねえどうしよう?」って長義くんのおてて最初に見た時からセンシティブなのですが振付パワーアップしてるとお見かけしてて???装備品のマイクはサクッと忘れました@t_utumiiiii
MAIKING寮生私立学校に通うウッズさん(花蕊)が記憶喪失になったのでピアソンさんと交際してくれる現パロウッズさん(花蕊)
全寮制の学校(象牙の塔)で学んでいる高校生 交通事故の衝撃で記憶が飛んだ。家庭に問題がある
ピアソンさん
一般男性 不注意運転で私立校の生徒を轢いてしまい、気が動転するあまり逆に病院に連れて行ったら轢き逃げ犯と疑われたので咄嗟に嘘をついた
(泥庭)※現パロ 夜勤明けに春の暖かな陽気に当てられ、ハンドルを握りながらもふやけたような意識でぼんやりとしていたところ曲がり角から急に出てきた自転車の前輪を、止まりきれなかったバイクでそのまま突き飛ばした――要は、轢いた――その自転車に乗っていた、よりにもよってここらでは一番学費の掛かるだろう全寮制の私立の制服、白い麦わら帽子に紫のベスト、チェックのスカートを履いた娘が、つぶらな目を驚いたように見開きながら宙に浮かんだのを見たとき、ピアソンはこれまでも伊達に修羅場を潜った訳では無いが、ちょっとした「破滅」を見た気分で、文字通り目の前が真っ暗になった(よりにもよって私学の学生だ。あの身柄にどれだけ金がかかっているか、俺にはわかったもんじゃない!)。
8265MondLicht_725
MAIKING0巻後のif話です生きてる夏五(記憶喪失)
【夏五】箱庭 無数の赤い花が揺れている。名前を知っていた気がするのに、思い出せない。
座っていた木製のベンチから立ち上がると、わずかに眩暈がして足元がふらついた。背もたれに手をつき、やり過ごす。こめかみを針で刺されるような鈍い痛みがときどき襲ってくる。
大きく息をついて、軽く頭を振る。
背後には丸太を積み上げて造られた、家とも小屋とも判断がつかない小さな建物がある。
朧げに、この中で寝ていたことを思い出す。今日は天気がいいからと、誰かに支えられて外に出て、このベンチに座った。
すぐ横には白い幹の大きな木が生えていて、屋根の上、左右に大きく広げられた枝が影を作り、強い日差しから守っている。
目の前には真っ赤に彩られた広大な野原があり、遠くに湖と背の低い山が見える。他に人工的な建物はない。
2187座っていた木製のベンチから立ち上がると、わずかに眩暈がして足元がふらついた。背もたれに手をつき、やり過ごす。こめかみを針で刺されるような鈍い痛みがときどき襲ってくる。
大きく息をついて、軽く頭を振る。
背後には丸太を積み上げて造られた、家とも小屋とも判断がつかない小さな建物がある。
朧げに、この中で寝ていたことを思い出す。今日は天気がいいからと、誰かに支えられて外に出て、このベンチに座った。
すぐ横には白い幹の大きな木が生えていて、屋根の上、左右に大きく広げられた枝が影を作り、強い日差しから守っている。
目の前には真っ赤に彩られた広大な野原があり、遠くに湖と背の低い山が見える。他に人工的な建物はない。