居候
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DONEでぇななに匿ってもらってるときの和服のオッビさん胸元開いててどえろいなと思って…けど居候させてもらってる上に状況的にもエチしてる場合ではないから真面目な二人はエチなんてしねぇんだよ!という己との解釈違いに苦しんだ結果、盛っちゃったものは仕方ないので手でしてあげるだけくらいは許せるかなっていう絵(説明が長い)
むねちか
DONE※月蝕以降、女体から戻らなくなったジャンさんがゆうくんのおうちにしばらく居候する事になったぞ!「なんでいっつもそんなエロ…布面積少ない服着てんだよ!」
「これ結構楽なんだぜ?通気性いいし、急に宅配のにいちゃん来ても困らねぇしな」
「この格好で宅配出るな!痴女だと思われっぞ」
「最初はビビってたけど、次来た時はすげぇ親切だったぜ」
「おまえピンポン鳴っても絶対出んな!」
rotten_Mame
DONE2022/11/05 いていな2展示作品人間の家族ができたネロが、家族の死後にファウストの元を訪れて居候する話。
ネロとファウストの間に恋愛感情はありません。ネロ×モブ人間の描写が中心です。
パスワードはお品書きに記載してあるので、そちらをご参照ください。
長い展示品になってしまいましたが、メッセージボードに書き込みなどしてくださると励みになります。
花が枯れたら会いに来て 洗濯物が溜まった日の朝は早く起きる。そうでなければ昼過ぎに起床して、朝昼兼用の食事を取る。洗濯物があったとしても天気が悪ければやっぱり昼過ぎに起床する。それがファウストの、嵐の谷での生活だった。ここ東の国は、晴れの日が他国と比べて少ない。それに加えて谷での生活は天気に左右されやすいので、晴天の朝を逃すと着るものに困ってしまう。
昨晩、ファウストは寝る前に戸締りをしながら、次の日が快晴になると察した。何百年も生きているからか、はたまた彼が魔法使いだからなのか、その因果関係は不明だけれど、ファウストは150歳を超えたあたりから、次の日の天候を空気中の水分量や風の動き、その土地の精霊のざわめきによって予測できるようになった。同じことを言う魔法使いもいれば、何百年も生きていてもその感覚自体がわからないという者もいる。
41642昨晩、ファウストは寝る前に戸締りをしながら、次の日が快晴になると察した。何百年も生きているからか、はたまた彼が魔法使いだからなのか、その因果関係は不明だけれど、ファウストは150歳を超えたあたりから、次の日の天候を空気中の水分量や風の動き、その土地の精霊のざわめきによって予測できるようになった。同じことを言う魔法使いもいれば、何百年も生きていてもその感覚自体がわからないという者もいる。
藤鷹リリー
DONEVentangle ルナ・マリス成人向けシステムでBLするキャラ!攻めお兄さん。
おうちは転々と居候してきたけど今は恋人の家に居候してます。生活費を良かれと思って使い込むタイプ。うわ〜!
らくた
DOODLE知久くんとても良い…明るいけどどこか淡々としてる様にも見えるのは、家柄色んな事を度々諦めてきたからかなぁ(妄想
ファンだった先生の所に居候とか内心めちゃくちゃ嬉しかったろうに
そりゃピザ窯もこさえちゃうよね
国重くんは鶴松ファンですって態度に凄く出てたけど、知久くんはこう…態度がサラッとしてる分腹にあるものが重たそうで…
そもそも編集者になりたいと思ったきっかけ鶴松先生の本だったりするのかな??
nenene_cat
DOODLE(色々和解したり解決したりした後も居候したままだったちーがなんやかんやあってちさとおちさになりかけており、二人でお出掛けするよ、という長すぎる前提を踏まえた上での)いり(→)ちーmochifu
REHABILI現パロ。道内在住、喫茶店店主のキラウシ(37)と居候のカドクラ(49)が、ふたりで赤ん坊の面倒をみる話です。
(※門キラです。付き合ってます)
北海道の地理がわかりません。
方言も雰囲気です。
(本文には出てきませんがキラウシくんの父親は他界しており、喫茶店は元は父親の店です) 33
センリ°F
DONE現パロ🃏💋🐯宅の居候猫こと🌸*💋🐯はお休み
-🃏(🦩)相手プラスだけど逆ハー気味
-🐯は🃏💋宅の同居人
-🃏がある日🌸を拾ってきた
-恋人というよりもほぼペット扱い
-ゆるいシリーズ
デートの話ドフラミンゴは珍しく、外出先でも自然と口角が上がるのを自覚しながらティーカップを持ち上げた。
たとえ急な積雪で頼んでいた荷物──プレゼントの到着が遅れても、そもそも向こうからバレンタインをすっぽかされても、だ。なぜなら昨夜、出不精の猫が久々に「土曜日はデートしたいな」などと呟いたから。家で共に休日をまったり過ごすのもいいが、デートの誘いを断るなんてとんでもない。疲労が全部吹き飛んだ多忙な男は、ひとつ返事で「もちろんだ」と答えた。
(──外に出すと尚更カワイイなコレは)
バレンタインには間に合わなかったが、プレゼントはどうにか到着したので、家を出てくる前に手ずから付けてやったのだ。ゴールドの小振りなフープイヤリングが、ふわふわの巻き髪から覗いている。
1579たとえ急な積雪で頼んでいた荷物──プレゼントの到着が遅れても、そもそも向こうからバレンタインをすっぽかされても、だ。なぜなら昨夜、出不精の猫が久々に「土曜日はデートしたいな」などと呟いたから。家で共に休日をまったり過ごすのもいいが、デートの誘いを断るなんてとんでもない。疲労が全部吹き飛んだ多忙な男は、ひとつ返事で「もちろんだ」と答えた。
(──外に出すと尚更カワイイなコレは)
バレンタインには間に合わなかったが、プレゼントはどうにか到着したので、家を出てくる前に手ずから付けてやったのだ。ゴールドの小振りなフープイヤリングが、ふわふわの巻き髪から覗いている。
センリ°F
DONE現パロ🃏💋🐯宅の居候猫こと🌸*💋🐯お休み、❄️が出ます
-🃏(🦩)相手プラスだけど逆ハー気味
-🐯は🃏💋宅の同居人
-🃏がある日🌸を拾ってきた
-恋人というよりもほぼペット扱い
-ゆるいシリーズ
猫の手を借りた話馬子にも衣装ならぬ、ニートにもオフィスカジュアルだなと、ヴェルゴは感心した。無論、心がいたく動かされたのは旧友のセンスの良さにである。
「おさらいするぞ。挨拶したらどうするんだ?」
「名刺をもらってパンフレットを渡す」
「上出来だ」
トレードマークのピンクのコートは本日休業。スーツにネクタイという珍しい出立ちのドフラミンゴには、普段のカジュアルな姿とは打って変わって洗練された美しさがあった。ヴェルゴも今日はシャツの腕を捲らずに、相棒から贈られた揃いのブランドのネクタイを締めている。
──ここはドンキホーテグループの本社ビル。代表のドフラミンゴがいるのは当然であるが、今日はどうしようもない事情があって、普段この時間はドフラミンゴ家のリビングでドラマの再放送を観ているドラ猫が連れて来られていた。
3008「おさらいするぞ。挨拶したらどうするんだ?」
「名刺をもらってパンフレットを渡す」
「上出来だ」
トレードマークのピンクのコートは本日休業。スーツにネクタイという珍しい出立ちのドフラミンゴには、普段のカジュアルな姿とは打って変わって洗練された美しさがあった。ヴェルゴも今日はシャツの腕を捲らずに、相棒から贈られた揃いのブランドのネクタイを締めている。
──ここはドンキホーテグループの本社ビル。代表のドフラミンゴがいるのは当然であるが、今日はどうしようもない事情があって、普段この時間はドフラミンゴ家のリビングでドラマの再放送を観ているドラ猫が連れて来られていた。
センリ°F
DONE現パロ🃏💋🐯宅の居候猫こと🌸*💋🐯はお休み、🐊1️⃣が出ます
-🃏(🦩)相手プラスだけど逆ハー気味
-🐯は🃏💋宅の同居人
-🃏がある日🌸を拾ってきた
-恋人というよりもほぼペット扱い
-ゆるいシリーズ
甘酒の話大男たちは嫌悪感を隠さずに「げ」と声に出した。それを見た片方の連れは「ああ」と新年から面倒事の気配を察し、もう片方の連れは「あ!」と新年から素敵なひとたちとの再会を喜んだ。
「鳥野郎、なんでてめェがここにいやがる」
よそいきの慇懃無礼な態度をすっかり忘れているクロコダイルの口からは、いつもの“ドフラミンゴ君”という嫌味な敬称は出てこない。
「大企業の社長が新年から商売繁盛祈願に来ちゃアいけねェのか?鰐野郎」
ドフラミンゴはそれに対峙しながら「これから御祈祷なのに運気が下がるじゃねェか」と真面目な顔で吐き捨てるのだから、ダズは笑いを堪えるのに多少苦労した。鉄仮面を貼りつけてこそいるが、この大人気ないふたりは稀にガキ顔負けの喧嘩をすることがある。
2605「鳥野郎、なんでてめェがここにいやがる」
よそいきの慇懃無礼な態度をすっかり忘れているクロコダイルの口からは、いつもの“ドフラミンゴ君”という嫌味な敬称は出てこない。
「大企業の社長が新年から商売繁盛祈願に来ちゃアいけねェのか?鰐野郎」
ドフラミンゴはそれに対峙しながら「これから御祈祷なのに運気が下がるじゃねェか」と真面目な顔で吐き捨てるのだから、ダズは笑いを堪えるのに多少苦労した。鉄仮面を貼りつけてこそいるが、この大人気ないふたりは稀にガキ顔負けの喧嘩をすることがある。
センリ°F
DONE現パロ🃏💋🐯宅の居候猫こと🌸*ゆく年くる年
-🃏(🦩)相手プラスだけど逆ハー気味
-🐯は🃏💋宅の同居人
-🃏がある日🌸を拾ってきた
-恋人というよりもほぼペット扱い
-ゆるいシリーズ
こたつが狭い話こたつの上にはみかんの盛られた籠。リモコンは遠くにある。テレビでは年末特番が流れていたが、こたつの住人たちはその内容を理解する気もなく、ただただ背中を丸めていた。
「ローくん、カニとエビって仲間?」
「甲殻類だし仲間だろ」
猫はともかく、今夜はローも反射で口をきいている。
無駄口を叩いているのには理由がある。何か喋っていないと寝そうなのだ。
長方形の大型こたつを導入しておいてよかった。この家の人間は規格外にデカい。今はその長辺の1つに、猫とふたり、並んで座っているローはぬくい体の方へ身体を寄せていた。くっついていると寒くない。
190センチの男に潰されたくはないので、猫は思いきり体重をかけて寄りかかっているのだが、ローにとってはふわふわのクッションに同じである。
2817「ローくん、カニとエビって仲間?」
「甲殻類だし仲間だろ」
猫はともかく、今夜はローも反射で口をきいている。
無駄口を叩いているのには理由がある。何か喋っていないと寝そうなのだ。
長方形の大型こたつを導入しておいてよかった。この家の人間は規格外にデカい。今はその長辺の1つに、猫とふたり、並んで座っているローはぬくい体の方へ身体を寄せていた。くっついていると寒くない。
190センチの男に潰されたくはないので、猫は思いきり体重をかけて寄りかかっているのだが、ローにとってはふわふわのクッションに同じである。
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DOODLEドが兄宅へ居候を始めて1年目の年末の話 まだドは配信者として名を馳せてはいないけど後に再生数10万回を超える企画の原点 #伝説の始まり ってタグが第1回大掃除ドラフト会議についてたらいいな大掃除ドラフト会議 episode0 お前と話し合うのめちゃくちゃ疲れるから大掃除誰がどこやるかじゃんけんで決めるぞ。
元ヤクザが愛しの我が家に住み着いてからはじめての年の瀬の休日昼下がり。いつの間にか奴の私室と化していた物置部屋のドアを乱暴に開け放ってらしくもなくパソコンに向かってなにやらカタカタやっている居候に大門がそう投げかけると、なんで俺が、とでも言いたげに、はあ?とこれ以上ないほど不服そうな顔をしてこちらを振り返った。
「あ?なんだよ年末は大掃除するだろ。まさか家主に従えないって言うのか?」
「名義はな。家賃は折半してんだろうが。」
「家事も折半しろよ!」
「してんだろ!今日のお前を構成する栄養素誰が生み出してやったか言ってみろ。」
2507元ヤクザが愛しの我が家に住み着いてからはじめての年の瀬の休日昼下がり。いつの間にか奴の私室と化していた物置部屋のドアを乱暴に開け放ってらしくもなくパソコンに向かってなにやらカタカタやっている居候に大門がそう投げかけると、なんで俺が、とでも言いたげに、はあ?とこれ以上ないほど不服そうな顔をしてこちらを振り返った。
「あ?なんだよ年末は大掃除するだろ。まさか家主に従えないって言うのか?」
「名義はな。家賃は折半してんだろうが。」
「家事も折半しろよ!」
「してんだろ!今日のお前を構成する栄養素誰が生み出してやったか言ってみろ。」
センリ°F
DONE現パロ🃏💋🐯宅の居候猫こと🌸*💋🐯はお休み、🕶さんがでます
-🃏(🦩)相手プラスだけど逆ハー気味
-🐯は🃏💋宅の同居人
-🃏がある日🌸を拾ってきた
-恋人というよりもほぼペット扱い
-ゆるいシリーズ
シャツを借りた話師走の慌ただしさが過ぎ去って、オフィスの灯が昨日ようやく消えた。世間様よりいくばくか早い冬休みが到来し、ヴェルゴが真っ先にしたのは家中の掃除である。とはいえ物が少ないので、大掃除というにはスムーズに終えてしまったのだが。
コーヒーでも淹れて一息つくかと立ち上がったとき、インターホンが鳴った。モニター越しに窺うと、すぐに玄関へ向かう。それが30分ほど前のこと。
「ぃくちッ!」
「すまん相棒、まさか軒先の雪が直撃するとは……フフ、ちょくげき……」
「…まあ、怪我がなくてよかったよ」
旧友の手には有名店のチュロスの箱があった。そちらは無事だったのだが、隣の猫がなぜか頭からびしょ濡れであったので、ヴェルゴは来訪者にすぐ風呂を貸したのだ。
2330コーヒーでも淹れて一息つくかと立ち上がったとき、インターホンが鳴った。モニター越しに窺うと、すぐに玄関へ向かう。それが30分ほど前のこと。
「ぃくちッ!」
「すまん相棒、まさか軒先の雪が直撃するとは……フフ、ちょくげき……」
「…まあ、怪我がなくてよかったよ」
旧友の手には有名店のチュロスの箱があった。そちらは無事だったのだが、隣の猫がなぜか頭からびしょ濡れであったので、ヴェルゴは来訪者にすぐ風呂を貸したのだ。
センリ°F
DONE現パロ🃏💋🐯宅の居候猫こと🌸*💋🐯はおやすみ
-🃏(🦩)相手プラスだけど逆ハー気味
-🐯は🃏💋宅の同居人
-🃏がある日🌸を拾ってきた
-恋人というよりもほぼペット扱い
-ゆるいシリーズ
灯りの話年末に向けて慌ただしくなるばかりで、街がイルミネーション一色であることにクリスマスイヴ当日になってようやく気が付いた。師走の汚れはあとでまとめてクリーニングに出そう。さっさとバスルームに入ってすぐに出たドフラミンゴが時計を見ると、そろそろ日付が変わろうとしている。
誰もいないリビングは静まりかえっていた。聖夜だ何だと騒ぐ大人も、はしゃぐガキもいないのだから当然だ。この家には忙しい男と、夜勤の男と、多忙な医学生と、暇な猫しかいない。
そういえばクリスマスの食べ物やプレゼントを強請らないのだな、と気が付いて、ドフラミンゴは寝室のドアを静かに開けた。予想に反して眠っていなかった猫は、出窓のキャンドルライトに照らされた顔で「おかえり」と言った。
3090誰もいないリビングは静まりかえっていた。聖夜だ何だと騒ぐ大人も、はしゃぐガキもいないのだから当然だ。この家には忙しい男と、夜勤の男と、多忙な医学生と、暇な猫しかいない。
そういえばクリスマスの食べ物やプレゼントを強請らないのだな、と気が付いて、ドフラミンゴは寝室のドアを静かに開けた。予想に反して眠っていなかった猫は、出窓のキャンドルライトに照らされた顔で「おかえり」と言った。
スーパー無益
DOODLE⚠無印完結まで&デイアフタートウモロコシ&マルコスのネタバレを含む為、アニメだけ追っている方の閲覧はおすすめしません以前から温めてたSK様が炎に居候する話の導入
(とにかく双子とアンナちゃんを同居させたかった)
出てくるのは葉アンナたまおハオです。
続くかは気力次第で...原作の設定と違う箇所があっても目をつぶって頂ければ。 6
センリ°F
DONE現パロ🃏💋🐯宅の居候猫こと🌸*🃏💋はお休み、🌷🌐が出ます
-🃏相手プラスだけど逆ハー気味
-🐯は🃏💋宅の同居人
-🃏がある日🌸を拾ってきた
-恋人というよりもほぼペット扱い
-ゆるいシリーズ
友達の話ローはあからさまに「また面倒なことになった」と溜め息を吐きながら、電子マネーで支払いをスマートに終えた。猫が「暇だからコンビニに行きたい」と言ったので、ちょうどエナドリが切れていたからと軽率に同行してやったのが悪かったのだ。
店の外にはいかついバイクが2台、その横にはヘルメットを外したいかつい顔がふたつ。鉢合わせて「あ」とマヌケな声を出したのは猫と、真っ赤な頭と唇の男である。それに加えて、今日は向こうにもツレがいるらしい。
「キッドくんのお友達ですか?」
「まあそんなところだ」
ホットスナックを大量に購入しているユースタス・キッドの横で、缶コーヒーと惣菜パンを会計しているキラーへ、猫が話しかけている。
マヌケな退店の音楽を鳴らして早々にコンビニを後にしたいところだが、なぜか妙にキッドに懐いている猫は一直線に派手な色したバイクへ向かった。オイ、とローが止めても聞かない。
1960店の外にはいかついバイクが2台、その横にはヘルメットを外したいかつい顔がふたつ。鉢合わせて「あ」とマヌケな声を出したのは猫と、真っ赤な頭と唇の男である。それに加えて、今日は向こうにもツレがいるらしい。
「キッドくんのお友達ですか?」
「まあそんなところだ」
ホットスナックを大量に購入しているユースタス・キッドの横で、缶コーヒーと惣菜パンを会計しているキラーへ、猫が話しかけている。
マヌケな退店の音楽を鳴らして早々にコンビニを後にしたいところだが、なぜか妙にキッドに懐いている猫は一直線に派手な色したバイクへ向かった。オイ、とローが止めても聞かない。
センリ°F
DONE現パロ🃏💋🐯宅の居候猫こと🌸-🃏相手プラスだけど逆ハー気味
-🐯は🃏💋宅の同居人
-🃏がある日🌸を拾ってきた
-恋人というよりもほぼペット扱い
-ゆるいシリーズ
〆の話昆布の沈んだ黄金色の出汁はいま、くたくたに煮えた白菜と白滝の残骸が浮かび、すっかり旨味と甘味で濁っていた。その半分を土鍋から取り出して、ラーメン鍋に移し、醤油出汁を足して沸騰させているドフラミンゴは、こたつには入っていない。
「鍋の〆といったら雑炊だろう」
「今日はうどんがたべたいの」
珍しく兄妹分たちが言い合っている。だからこうしてわざわざキッチンまで土鍋を持ってきて、雑炊とうどんを作り分けてやっているのだが。大概、この男は“家族”に甘い。
「まあまあ、今ドフィがどっちも作ってくれてるだろ?みかんでも食って待とうぜ」
土鍋を持ってきたのは、誰かがドジってみかんを鍋にブチ込まないため、というのもあるのだが、本人は気づいていないのでよしとする。ちなみにロシナンテもどちらかと言うと〆は雑炊派だ。
1629「鍋の〆といったら雑炊だろう」
「今日はうどんがたべたいの」
珍しく兄妹分たちが言い合っている。だからこうしてわざわざキッチンまで土鍋を持ってきて、雑炊とうどんを作り分けてやっているのだが。大概、この男は“家族”に甘い。
「まあまあ、今ドフィがどっちも作ってくれてるだろ?みかんでも食って待とうぜ」
土鍋を持ってきたのは、誰かがドジってみかんを鍋にブチ込まないため、というのもあるのだが、本人は気づいていないのでよしとする。ちなみにロシナンテもどちらかと言うと〆は雑炊派だ。
センリ°F
DONE現パロ🃏💋🐯宅の居候猫こと🌸*某ぬいぐるみが出ます
-🃏相手プラスだけど逆ハー気味
-🐯は🃏💋宅の同居人
-🃏がある日🌸を拾ってきた
-恋人というよりもほぼペット扱い
-ゆるいシリーズ
ニャンコの話愛くるしい瞳…いや、サングラスしてるしな。茶色いふわふわの毛並み…いや、なんか毛もピンクだよな。かわいい首輪…いや、そもそもコート羽織ってるし。
ロシナンテは“それ”をどう形容していいかわからず、ついでに煙草がどんどん短くなるのにも気づかず、換気扇の下に立ち尽くしていた。
「かわいい…!」
「いや、可愛くはねェだろ、ソレは」
「フッフッフ…ロー、おまえ分かってねェな」
兄上の手のひらが猫の額へ乗る。“それ”を頭の上で掲げるように抱っこした彼女は、瞳をキラキラさせてはしゃいでいた。その横で思い切りしかめ面をしているローに、今日は同意だ。
「ドフニャ!あなたドフニャっていうのね!」
「いや、おまえ勝手に付けたろ、名前」
2373ロシナンテは“それ”をどう形容していいかわからず、ついでに煙草がどんどん短くなるのにも気づかず、換気扇の下に立ち尽くしていた。
「かわいい…!」
「いや、可愛くはねェだろ、ソレは」
「フッフッフ…ロー、おまえ分かってねェな」
兄上の手のひらが猫の額へ乗る。“それ”を頭の上で掲げるように抱っこした彼女は、瞳をキラキラさせてはしゃいでいた。その横で思い切りしかめ面をしているローに、今日は同意だ。
「ドフニャ!あなたドフニャっていうのね!」
「いや、おまえ勝手に付けたろ、名前」
センリ°F
DONE現パロ🃏💋🐯宅の居候猫こと🌸*💋🐯はお休み
*🕶さんがいます
-🃏相手プラスだけど逆ハー気味
-🐯は🃏💋宅の同居人
-🃏がある日🌸を拾ってきた
-恋人というよりもほぼペット扱い
-ゆるいシリーズ
お揃いの話カワイイな…。ドフラミンゴは声には出していないがジンジャーブレッドラテを飲みながら、目の前のふたりを眺めていた。整髪料のついていない髪からはシャボンの香りがしている。
「うん?どうしたんだドフィ」
顔に似合わず甘党の相棒は、ジャンクフードが好きだ。普段はハンバーガーショップのストロベリーシェイクを飲みながら、頬にポテトをくっつけているのだが、今日はクリスマス限定のチョコレートストロベリーフラペチーノを飲みながら、頬にマフィンのかけらをくっつけている。
ドフラミンゴが、今日はいつ「ついてるぞ」と、食べカスにしてはやけに大きなそれを取ってやろうかと思案しているとも知らず、ヴェルゴは旧友の視線にニコリと微笑んだ。
1420「うん?どうしたんだドフィ」
顔に似合わず甘党の相棒は、ジャンクフードが好きだ。普段はハンバーガーショップのストロベリーシェイクを飲みながら、頬にポテトをくっつけているのだが、今日はクリスマス限定のチョコレートストロベリーフラペチーノを飲みながら、頬にマフィンのかけらをくっつけている。
ドフラミンゴが、今日はいつ「ついてるぞ」と、食べカスにしてはやけに大きなそれを取ってやろうかと思案しているとも知らず、ヴェルゴは旧友の視線にニコリと微笑んだ。
センリ°F
DONE現パロ🃏💋🐯宅の居候猫こと🌸*💋🐯はお休み
-🃏相手プラスだけど逆ハー気味
-🐯は🃏💋宅の同居人
-🃏がある日🌸を拾ってきた
-恋人というよりもほぼペット扱い
-ゆるいシリーズ
茶碗蒸しの話二日酔いも筋肉痛も、コントロールする気になればどうとでもなると思って生きてきた男は、最後の最後で根性論に縋り付く癖があった。それは普段の彼を見ている者からは想像が付かないのだが、結局体調は気の持ちようと自己管理だけでコントロールしてしまえばいいと、ドフラミンゴは常々そう思っている。
きっかけはほんの少しの違和感。しかしその違和感に気づかぬほど、この男は愚かではない。誰もいなくなってからオフィスでこっそり体温を測り、ピルケースからビタミン剤をざらざらと手のひらに開ける。
誰にも気づかれないのは、誰にも気づかれたくないからだ。ドフラミンゴはいつものように適度な残業をしてからオフィスを出、愛車のハンドルを自ら握って帰宅した。リビングのソファには、退屈そうな猫だけがちんまり座っていた。
1851きっかけはほんの少しの違和感。しかしその違和感に気づかぬほど、この男は愚かではない。誰もいなくなってからオフィスでこっそり体温を測り、ピルケースからビタミン剤をざらざらと手のひらに開ける。
誰にも気づかれないのは、誰にも気づかれたくないからだ。ドフラミンゴはいつものように適度な残業をしてからオフィスを出、愛車のハンドルを自ら握って帰宅した。リビングのソファには、退屈そうな猫だけがちんまり座っていた。
センリ°F
DONE現パロ🃏💋🐯宅の居候猫こと🌸*🃏お誕生日おめでとう
*💋はお休み
-🃏相手プラスだけど逆ハー気味
-🐯は🃏💋宅の同居人
-🃏がある日🌸を拾ってきた
-恋人というよりもほぼペット扱い
-ゆるいシリーズ
朝焼けの話あかく染まる秋空へ、めいっぱい若葉の手を伸ばす子たちの声がする。ぶらんこが揺れる音がする。葉が落ちるまえのさいごの木々が、ざわめく音がする。
「今日、アイツは帰ってこねェぞ」
「ウン」
ローは夕方になっても窓辺で空を見つめている猫の、秋風でもつれた髪を撫でた。昨日からぐっと寒くなったというのに窓を開け放っているから、頬が冷たい。にも関わらずメロンソーダにバニラアイスを浮かべる天邪鬼に、ホットのカフェモカを淹れてやったのだ。
ドフラミンゴは朝早く家を出て行った。今日は忙しいんだ、とかそんな免罪符を口にして。
“家族”の誕生日はどこまでも豪勢に祝うくせに、自分の当日は家の中からすっかり消えてしまうのは昔からだ。
2418「今日、アイツは帰ってこねェぞ」
「ウン」
ローは夕方になっても窓辺で空を見つめている猫の、秋風でもつれた髪を撫でた。昨日からぐっと寒くなったというのに窓を開け放っているから、頬が冷たい。にも関わらずメロンソーダにバニラアイスを浮かべる天邪鬼に、ホットのカフェモカを淹れてやったのだ。
ドフラミンゴは朝早く家を出て行った。今日は忙しいんだ、とかそんな免罪符を口にして。
“家族”の誕生日はどこまでも豪勢に祝うくせに、自分の当日は家の中からすっかり消えてしまうのは昔からだ。
まこと
DOODLE雲霧家族パロ(通称:六道さんち)まとめ。好きな設定を詰め込みすぎた身内ネタです。今までアップしてたものも含めて全部まとめました。
家族構成的なあれ。
★六道さんち
長男:スペード(茄子)
次男:デイモン(アニスペ)
三男:25骸
四男&長女(双子):15骸、樺根
次女:むくろ
★雲雀さんち
(自宅はあるが六道さんちに居候している)
長男:25雲雀
次男:15雲雀
長女:ひばり
従兄弟:アラ様 20
センリ°F
DONE現パロ🃏💋🐯宅の居候猫こと🌸*💋はお休み
-🃏相手プラスだけど逆ハー気味
-🐯は🃏💋宅の同居人
-🃏がある日🌸を拾ってきた
-恋人というよりもほぼペット扱い
-ゆるいシリーズ
たまご蒸しパンの話パンは嫌いだ。小麦の味がするだけの白いそれは味気ないし、焼いてカサカサになれば口の中にいつまでも貼り付いている。そんな俺が、わざわざパン屋までついてきてやっているのだ。ドフラミンゴには後でそれなりの対価を要求してやろう。
小麦にこだわりがあるらしいそのパン屋は、目つきの悪い長身の男が切り盛りしている。うちのドラ猫のお気に入りの店で、たまに散歩がてら菓子パンやら食パンやらを買い出しに行かされるのだ。
毎回ドーナツをオマケしてもらえるから、コイツも味を占めたらしい。しかし、この猫の目的はソレではない。
ダイニングテーブルで湯呑み片手におかきを摘んでいる俺の目の前には、珍しく猫が座っていた。正しくは“ドフラミンゴがソファに座っているのに”だ。
1643小麦にこだわりがあるらしいそのパン屋は、目つきの悪い長身の男が切り盛りしている。うちのドラ猫のお気に入りの店で、たまに散歩がてら菓子パンやら食パンやらを買い出しに行かされるのだ。
毎回ドーナツをオマケしてもらえるから、コイツも味を占めたらしい。しかし、この猫の目的はソレではない。
ダイニングテーブルで湯呑み片手におかきを摘んでいる俺の目の前には、珍しく猫が座っていた。正しくは“ドフラミンゴがソファに座っているのに”だ。
センリ°F
DONE現パロ🃏💋🐯宅の居候猫こと🌸*🃏はお休み、🐯お誕生日回
-🃏相手プラスだけど逆ハー気味
-🐯は🃏💋宅の同居人
-🃏がある日🌸を拾ってきた
-恋人というよりもほぼペット扱い
-ゆるいシリーズ
シュークリームの話ローが心なしかゲッソリしているので、ロシナンテはコーヒーを淹れる手を止めた。ちなみにすでに2回溢している。
「…ロー、おまえ誕生日なのに何で辛気臭い顔してるんだ?」
「コラさん…誕生日だからだよ…」
ハァ、と吐かれた溜め息。マグカップを受け取ってリビングへ戻っていくロー。ぐるぅりと回転半径が大きい理由を、ロシナンテは背中を見て知った。
「ローくん、ケーキ、買いに行こうよぉ」
一般人より遥かに高い位置にあるローの腰にべったりくっついているのは、朝から元気な我が家の猫である。というか元気すぎて朝からダル絡みしてるな。
ロシナンテはなるほどと独りごちた。そして内心、ドフィが朝早くてよかったとも。このやり取りに兄が参入したら、ローの心労が増すだけだ。
1958「…ロー、おまえ誕生日なのに何で辛気臭い顔してるんだ?」
「コラさん…誕生日だからだよ…」
ハァ、と吐かれた溜め息。マグカップを受け取ってリビングへ戻っていくロー。ぐるぅりと回転半径が大きい理由を、ロシナンテは背中を見て知った。
「ローくん、ケーキ、買いに行こうよぉ」
一般人より遥かに高い位置にあるローの腰にべったりくっついているのは、朝から元気な我が家の猫である。というか元気すぎて朝からダル絡みしてるな。
ロシナンテはなるほどと独りごちた。そして内心、ドフィが朝早くてよかったとも。このやり取りに兄が参入したら、ローの心労が増すだけだ。
dbot_ni
DONEももききの拗らせ小学生の恋模様をニヨニヨ眺めていたい派ですが鳴瓢おじさんが面倒になったらしく・・・。
鳴瓢は出所して一人暮らしといいつつ百貴宅に入り浸り、
飛鳥井は晴れてミヅハノメから出て百貴宅に居候中という設定
ケッコンノススメねぇ、百貴さん
昔、俺に「カエルは椋じゃない」って言ってましたよね。それは理解してますよ。
それはそれとして、飛鳥井さん
俺にとっては、娘みたいな感じなんですよね。見守りたい対象というか無事育ってくれって感覚。まあ、娘にしちゃ育ってますが・・・。
でね、父親としてはやはり娘のことは気になる訳ですよ、悪い虫は付かないかとか、
大人になったらなったでね、いい加減結婚はしないのかってね。独り身じゃ心配じゃないですか。
飛鳥井さんいろいろ特殊なんで、そこらの小僧にって訳にもいかない。んで考えたんですよ
俺の眼鏡に叶う男は誰かって
百貴さん、飛鳥井さんとどうですか?
はぁ?「どう」とは?
結婚ですよ結婚。
はっ?結婚っ!まて、付き合ってもいないのに結婚!?いや、そもそも飛鳥井さんの意志は!
1205昔、俺に「カエルは椋じゃない」って言ってましたよね。それは理解してますよ。
それはそれとして、飛鳥井さん
俺にとっては、娘みたいな感じなんですよね。見守りたい対象というか無事育ってくれって感覚。まあ、娘にしちゃ育ってますが・・・。
でね、父親としてはやはり娘のことは気になる訳ですよ、悪い虫は付かないかとか、
大人になったらなったでね、いい加減結婚はしないのかってね。独り身じゃ心配じゃないですか。
飛鳥井さんいろいろ特殊なんで、そこらの小僧にって訳にもいかない。んで考えたんですよ
俺の眼鏡に叶う男は誰かって
百貴さん、飛鳥井さんとどうですか?
はぁ?「どう」とは?
結婚ですよ結婚。
はっ?結婚っ!まて、付き合ってもいないのに結婚!?いや、そもそも飛鳥井さんの意志は!
itk_10win2
DONEルクアロルク(⚠リバだと思っていますが普段ルアを描いているオタクの工場で製造されました。)
載せるタイミング逃してたけどえーい!と載せる
バディエピ16の居候始めたあたり
バディオラ凄かった… 2
センリ°F
DONE現パロ🃏💋🐯宅の居候猫こと🌸*💋🐯はお休み、🐊お誕生日回
-🃏相手プラスだけど逆ハー気味
-🐯は🃏💋宅の同居人
-🃏がある日🌸を拾ってきた
-恋人というよりもほぼペット扱い
-ゆるいシリーズ
アップルパイの話ダズ・ボーネスは善人ではないが、目の前の胸糞悪さを見過ごせるほど気が長くもなかった。
「──ちィと行儀が悪ィんじゃねェのか?」
上司気に入りのアップルパイの店は、人気店なだけあっていつも大行列だ。何がおもしろいのか、上司はこの行列にダズを並ばせたがる。この人が口利きすればすぐに手に入るのにと思っているが、口にしたことはない。ボスがやれと言ったことを遂行することのほか、自分の人生には不要だと思っているからだ。
クロコダイルは今日も葉巻を燻らせながら、車の中からダズをニヤニヤと眺めている。お使いの内容はアップルパイがふたつと、レモンパイがふたつ。
しかし、香ばしい匂いの漂う店先で、目の前に並んでいた少女の前へ、不躾な男が割り込んで並ぶのを見たのでは、せっかくのパイが不味くなる。
3508「──ちィと行儀が悪ィんじゃねェのか?」
上司気に入りのアップルパイの店は、人気店なだけあっていつも大行列だ。何がおもしろいのか、上司はこの行列にダズを並ばせたがる。この人が口利きすればすぐに手に入るのにと思っているが、口にしたことはない。ボスがやれと言ったことを遂行することのほか、自分の人生には不要だと思っているからだ。
クロコダイルは今日も葉巻を燻らせながら、車の中からダズをニヤニヤと眺めている。お使いの内容はアップルパイがふたつと、レモンパイがふたつ。
しかし、香ばしい匂いの漂う店先で、目の前に並んでいた少女の前へ、不躾な男が割り込んで並ぶのを見たのでは、せっかくのパイが不味くなる。
ぎの根
PROGRESSリク頂いた居候ネコチャンと飼い主のところに仁が泊まりに行く話。随時更新。「良く来たな」
そうにこやかに仁を出迎えてくれたのは、かつての伯父である志村だった。昔と違い短髪だかやはり口髭を蓄えている志村に、改めて思わぬ再会となったこの間のことを思い出し、赤くなりそうな顔をごまかすようにぺこりと頭を下げる。
「お邪魔します」
正に連れてこられて以来訪れるふたりの部屋は、やはりやたらと広かった。通されたリビングの入り口で先日正に襲われた大きなソファから目を逸らし、ぶら下げていた袋を志村に差し出した。
「これ、ビールです」
「ああ、ありがとう」
にこりと笑った志村が仁の手から袋を受け取る。手土産はいらないと言われたが、そう言う訳にもいかないと正に食い下がった結果、ならビールを買ってこいと仰せつかったのだ。それでも高くはない銘柄を指定する辺り、正の気遣いが表れていた。
1932そうにこやかに仁を出迎えてくれたのは、かつての伯父である志村だった。昔と違い短髪だかやはり口髭を蓄えている志村に、改めて思わぬ再会となったこの間のことを思い出し、赤くなりそうな顔をごまかすようにぺこりと頭を下げる。
「お邪魔します」
正に連れてこられて以来訪れるふたりの部屋は、やはりやたらと広かった。通されたリビングの入り口で先日正に襲われた大きなソファから目を逸らし、ぶら下げていた袋を志村に差し出した。
「これ、ビールです」
「ああ、ありがとう」
にこりと笑った志村が仁の手から袋を受け取る。手土産はいらないと言われたが、そう言う訳にもいかないと正に食い下がった結果、ならビールを買ってこいと仰せつかったのだ。それでも高くはない銘柄を指定する辺り、正の気遣いが表れていた。