おふとん
REHABILI6月の鍛冶屋師弟のお題だったんですが諸事情で上げれなかったのでここで。
一応ろんのばですがえっちはありませんが
ワンクッション入れてあります
カプ名アルファベット4文字+名工年齢 1791
UtN5bk
MOURNINGタグ企画 #橙いろの魔族の悪癖 に寄せて。萱草さん、ステキタグ企画の立ち上げありがとうございます❣️
初めて書くlnnvというのに、暗めの小話ができました。
おそらく古典レベルのロンノヴァ死ネタです。
死ネタを受け付けない方は回覧をお控え下さい。
拙いものですが、雰囲気が伝わりますように… 276
JIRO52274304
DOODLE現パロlnnvを考えるとき、同じスピードで歳を重ねる幸せを噛みしめたい。という思いでジジィlnnvの前世の記憶あり現パロです。
エスプレッソが冷えた時アップルパイも冷えていた「お前老けたな」
そう言う先生の方がボクよりだいぶお年を召しているわけだけど。
齢70になろうとしている先生は、それでもとてもセクシーだ。
黒髪よりも白髪の方が増えた髪を一つにまとめて結い、いく筋かのほつれたおくれ毛がとても色気があり、少し色の入ったシニアグラスはまるでお洒落の為に誂えたようにとても似合っている。
体型だって美意識の高い先生は若い頃と変わらぬスタイルを保ち続けている。
本日は少し着崩したジャケットにスキニーなジーンズを履きこなして、60歳目前のボクよりもよっぽど若々しく周囲の視線を集めていた。
ボクはと言えば最近は加齢もあって出歩くのが億劫になり、若干脇腹の肉が気になりつつあるわけだが。
先生は、そんな出歩くのが億劫と言うこともなく…そのお歳とは思えない位に、今もアクティブでボクを連れては外出を楽しんでいる。
1839そう言う先生の方がボクよりだいぶお年を召しているわけだけど。
齢70になろうとしている先生は、それでもとてもセクシーだ。
黒髪よりも白髪の方が増えた髪を一つにまとめて結い、いく筋かのほつれたおくれ毛がとても色気があり、少し色の入ったシニアグラスはまるでお洒落の為に誂えたようにとても似合っている。
体型だって美意識の高い先生は若い頃と変わらぬスタイルを保ち続けている。
本日は少し着崩したジャケットにスキニーなジーンズを履きこなして、60歳目前のボクよりもよっぽど若々しく周囲の視線を集めていた。
ボクはと言えば最近は加齢もあって出歩くのが億劫になり、若干脇腹の肉が気になりつつあるわけだが。
先生は、そんな出歩くのが億劫と言うこともなく…そのお歳とは思えない位に、今もアクティブでボクを連れては外出を楽しんでいる。
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DOODLEハッピーバレンタイン!滑り込み!現パロlnnvの甘いやつです。
Happy Valentine's Day with Lots of Love!
日本式バレンタインデーあなたが甘い物をあまり好まないのを知ったのは、この数か月のこと。
そもそも、あなたの母国ではあまり浸透していないらしい習慣なので、わざわざやらなくてもいいんじゃないかと悩み始めたのは1月の終わりごろ。
ちらほらとテレビでも、そのイベント特有のコマーシャルが流れ始め街もそのイベント用のディスプレイが増えてくる。
まあ、あなたはお菓子売り場にそもそも近づくことも少ないけれど、周囲の雰囲気が変わったことは何となく感じられるだろう、と察した。
じゃあ、いっそ思い切り俗っぽくイベントを過ごすのもいいかと思いながらイベントの特設ホームページやお菓子売り場の専用コーナーを覗いたり、レシピ本を読んでみたりしていた2のは月のはじめごろ。
2295そもそも、あなたの母国ではあまり浸透していないらしい習慣なので、わざわざやらなくてもいいんじゃないかと悩み始めたのは1月の終わりごろ。
ちらほらとテレビでも、そのイベント特有のコマーシャルが流れ始め街もそのイベント用のディスプレイが増えてくる。
まあ、あなたはお菓子売り場にそもそも近づくことも少ないけれど、周囲の雰囲気が変わったことは何となく感じられるだろう、と察した。
じゃあ、いっそ思い切り俗っぽくイベントを過ごすのもいいかと思いながらイベントの特設ホームページやお菓子売り場の専用コーナーを覗いたり、レシピ本を読んでみたりしていた2のは月のはじめごろ。
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DOODLE遅刻ですが現パロで「姫はじめ」書きました。色々好きなシチュエーションと癖をこめました。
エチしかないのに無駄に長いです。
そしてエッチしかないのでPASSの入力お願いします。
※PASSは名工の年齢 8684
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PASTアップしたあとで、どうにも蛇足に思えて仕方なかった部分を削除して修正したので、既読の方で気になるという方がいらっしゃたら用です。恥ずかしいけど念のためと、反省をこめて。
鋼の小箱・星の天使 修正・削除部分9頁目の最後の方をまるっと変更しました。
→→
決意を込めて先生の顔を見上げる。
長い黒髪が顔を隠すように落ちてくる、先生はいつだってボクだけを見ていてくれる。
だから頑張れるのだ。決意をこめて触れるだけのキスを送った。
---------ここから------------
その日は夕方になって近所のマルクトを少し散歩する。
グリューワインのカップはデポジットを払っているので持ち帰えっても良いと言われて先生とボクのカップを持ち帰ることにした。今年、先生と過ごした記念、毎年コレクションしてもいいかも。
マルクトから帰ったら、夕飯を食べて先生の晩酌に付き合って、日付の変わる前にベッドで抱き合った。
昨晩のような激しいものではなくて触れているだけのような微温湯のようなゆっくりとしたもの。
1036→→
決意を込めて先生の顔を見上げる。
長い黒髪が顔を隠すように落ちてくる、先生はいつだってボクだけを見ていてくれる。
だから頑張れるのだ。決意をこめて触れるだけのキスを送った。
---------ここから------------
その日は夕方になって近所のマルクトを少し散歩する。
グリューワインのカップはデポジットを払っているので持ち帰えっても良いと言われて先生とボクのカップを持ち帰ることにした。今年、先生と過ごした記念、毎年コレクションしてもいいかも。
マルクトから帰ったら、夕飯を食べて先生の晩酌に付き合って、日付の変わる前にベッドで抱き合った。
昨晩のような激しいものではなくて触れているだけのような微温湯のようなゆっくりとしたもの。
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DOODLEpixivにあげたクリスマスのロンノヴァのおまけ②です。鋼の小箱・星の天使(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18952735)
というか入りきらなかった部分を勿体なので再利用しました。
おまけ② シュトーレン坊やがドイツに来ると決まった。
甘いもの好きの坊やのためにシュトレーンを作るかと思い立つ。
実は料理は嫌いではない。
凝り性の己の性分を知っているからむやみに手を出さないだけで、旨い酒があればそれに合う旨いツマミを作ったりもした。
だが、パンや菓子をいった類は作ったことがなかった。
12月になりレシピを参考に、まずはドライフルーツの下準備を始める。
市販のものはどうも甘すぎて食指が動かないが、自分で作るとなれば別だ俺と坊やの趣向のギリギリのラインで甘いが甘すぎないところを目指す。
ただまあ、ドライフルーツをラム酒漬けは多めに入れよう。
風味は大事だろう。
次の日は生地を作る、思ったよりも手順が多いが基本混ぜるだけ分量さえ間違わなければ俺にも出来そうだった。
708甘いもの好きの坊やのためにシュトレーンを作るかと思い立つ。
実は料理は嫌いではない。
凝り性の己の性分を知っているからむやみに手を出さないだけで、旨い酒があればそれに合う旨いツマミを作ったりもした。
だが、パンや菓子をいった類は作ったことがなかった。
12月になりレシピを参考に、まずはドライフルーツの下準備を始める。
市販のものはどうも甘すぎて食指が動かないが、自分で作るとなれば別だ俺と坊やの趣向のギリギリのラインで甘いが甘すぎないところを目指す。
ただまあ、ドライフルーツをラム酒漬けは多めに入れよう。
風味は大事だろう。
次の日は生地を作る、思ったよりも手順が多いが基本混ぜるだけ分量さえ間違わなければ俺にも出来そうだった。
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DOODLEpixivにあげたクリスマスのロンノヴァのおまけ①です。鋼の小箱・星の天使(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18952735)
というか入りきらなかった部分を勿体なので再利用しました。
おまけ① アドベントカレンダードイツでクリスマスを過ごすと決めてから、すぐに先生からプレゼントが届いた。
開けてみればツリーの形をしたアドベントカレンダー。
でも、よくよく見ればす後半がほとんど開けてある。
おかしいと思いつつもプレゼントが届いたことをその日夜にリモート通話で報告する。
「プレゼント届きましたよ!ありがとうございます」
「無事届いてよかった」
「でも、なんだか途中の期間だけすでに開いてて」
リモートの画面にカレンダーを映せば、先生が「ああ」知ってるようだった。
「それは、お前がこっちに来てる期間の分だ」
「え?」
東京においてきたら開けられないだろう?だから先に開けて預かってる。
ドヤ顔で言われて思わず笑ってしまった。
「こっちに来たら毎日1つずつ渡してやるよ」
575開けてみればツリーの形をしたアドベントカレンダー。
でも、よくよく見ればす後半がほとんど開けてある。
おかしいと思いつつもプレゼントが届いたことをその日夜にリモート通話で報告する。
「プレゼント届きましたよ!ありがとうございます」
「無事届いてよかった」
「でも、なんだか途中の期間だけすでに開いてて」
リモートの画面にカレンダーを映せば、先生が「ああ」知ってるようだった。
「それは、お前がこっちに来てる期間の分だ」
「え?」
東京においてきたら開けられないだろう?だから先に開けて預かってる。
ドヤ顔で言われて思わず笑ってしまった。
「こっちに来たら毎日1つずつ渡してやるよ」
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DOODLE現パロの書きたいところだけ書いてます。書いてる人間が名工にマッチョの夢を見てるせいで、弟子がだいぶヘンタイみたいなこと言ってます。
トレーニングについてのあれこれは想像で書いてるので正しくなくとも、フィクションでファンタジーなので、何卒ご容赦ください。
しれっとラーさんがトレーナーとしていますが、この話ではとくに話には絡んできません。
先生と雄っぱい先生は大変にスタイルがよろしい。
それを知ったのはお付き合いを開始して初めてキス以上の性的な接触をした時だった。もちろん服の上からでもスタイルがいいのは分かっていたんだ。
背は高いし、肩幅もある、ウェストは少しだけ細いが華奢というわけではない。モデルみたいな体型だなって思ってたんだけど…そうじゃなかった。
曲がりなりにもボクはスポーツ科学を専攻しているので体の部位や筋肉について一般の人よりは知識もあるし、ボク自身がアスリートだったので鍛えてもいたし。人の体について見識があると思っていた。
その日、先生とキスをして気分が高揚してきてお互いに素肌に触れたくなって、先生がボクの着ていたシャツを捲り上げて素肌の脇腹に触れてきた、突然自分以外の体温が触れたことで思わずビクリと体を震わせたら、それが先生の興奮をさらに煽ったのか、さらに奥まで手が滑り込んできて、ボクはだんだんと息が荒くなって自分だけそんな状態なのが恥ずかしくて、ボクも先生のシャツの裾から手を差し入れて、初めて先生の生身に触れたんだ。
3030それを知ったのはお付き合いを開始して初めてキス以上の性的な接触をした時だった。もちろん服の上からでもスタイルがいいのは分かっていたんだ。
背は高いし、肩幅もある、ウェストは少しだけ細いが華奢というわけではない。モデルみたいな体型だなって思ってたんだけど…そうじゃなかった。
曲がりなりにもボクはスポーツ科学を専攻しているので体の部位や筋肉について一般の人よりは知識もあるし、ボク自身がアスリートだったので鍛えてもいたし。人の体について見識があると思っていた。
その日、先生とキスをして気分が高揚してきてお互いに素肌に触れたくなって、先生がボクの着ていたシャツを捲り上げて素肌の脇腹に触れてきた、突然自分以外の体温が触れたことで思わずビクリと体を震わせたら、それが先生の興奮をさらに煽ったのか、さらに奥まで手が滑り込んできて、ボクはだんだんと息が荒くなって自分だけそんな状態なのが恥ずかしくて、ボクも先生のシャツの裾から手を差し入れて、初めて先生の生身に触れたんだ。
kawaO_1008
DONE10/15・16開催ロン・ベルク&ノヴァwebオンリー「superNOVA」に参加した作品です。ロン・ベルク×ノヴァと言いながら、CP要素はほぼ皆無です。
回復しないロン・ベルクの腕。原因究明に奔走するノヴァ。果たして解決策は……? 17048
つーさん
DONEラーヒュンとロンノヴァだけど、攻め二人しかいない。寿命の違いというどう足掻いても越えられない壁について、ラーハルトに忠告してくれるロンさんの話。
運命を知る(ラーヒュン&ロンノヴァ)「お前、ちゃんと分かってんのか?」
「…………何のことだ?」
鎧の魔槍の手入れに訪れたラーハルトにかけられた言葉は、彼の理解の範疇外だった。目の前の名工に首を傾げるラーハルト。その姿に、ロン・ベルクはため息を一つついた。
分かっちゃいねぇんだなとため息と共に吐き出された言葉に、ラーハルトはやはり首を傾げる。彼は言葉遊びが得意な人種ではない。腹芸も苦手だ。つまりは、回りくどい言い方をされても察するのが苦手なのである。
魔槍の手入れは既に終わり――腕の使えないロン・ベルクに代わり、押しかけ弟子のノヴァが師の指導の下行った――今は雑談をしているだけとなる。ノヴァが食材の買い出しに出かけると聞き、ヒュンケルが同行してしまったからだ。
4535「…………何のことだ?」
鎧の魔槍の手入れに訪れたラーハルトにかけられた言葉は、彼の理解の範疇外だった。目の前の名工に首を傾げるラーハルト。その姿に、ロン・ベルクはため息を一つついた。
分かっちゃいねぇんだなとため息と共に吐き出された言葉に、ラーハルトはやはり首を傾げる。彼は言葉遊びが得意な人種ではない。腹芸も苦手だ。つまりは、回りくどい言い方をされても察するのが苦手なのである。
魔槍の手入れは既に終わり――腕の使えないロン・ベルクに代わり、押しかけ弟子のノヴァが師の指導の下行った――今は雑談をしているだけとなる。ノヴァが食材の買い出しに出かけると聞き、ヒュンケルが同行してしまったからだ。
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DOODLE息抜きにまったく毛色が違う鍛冶屋師弟。蛇のような容姿で、かわいい弟子を食べたい名工です。
カニバリズムではないです。
名工の容姿を蛇ぽく捏造しております。
闇落ち寸前くらいのメンタルよわよわ名工です。
あとポエムっぽいです。
いつかお前は胎の中己の肌を初めて見せた時の弟子の顔は見物だった。
驚いてしまった事を失礼な事と思ったのか、悲鳴を耐えて息を飲むに止めたのは、さすが北の勇者を名乗っただけの胆力というところだ。
そういうところが気に入っていた。
己の肌は今まで人間に晒したことはなかった。
常に袖の長い衣服とマントで全身を隠してほぼ顔と首回りしか見せていなかったのは、己の肌は人間のそれとはまったく違うのだ。
日中の明るい陽の下であれば目立たないが、夜、ランタンや蝋燭の灯りの元では分かってしまう、この肌は鱗に覆われている。
細かな模様が複雑に光を反射して肌を光らせている。
他にも人間と違うところはある、例えば牙やこの舌だ。
二股に分かれた人よりも長い舌。不自然に長い犬歯が二本。
954驚いてしまった事を失礼な事と思ったのか、悲鳴を耐えて息を飲むに止めたのは、さすが北の勇者を名乗っただけの胆力というところだ。
そういうところが気に入っていた。
己の肌は今まで人間に晒したことはなかった。
常に袖の長い衣服とマントで全身を隠してほぼ顔と首回りしか見せていなかったのは、己の肌は人間のそれとはまったく違うのだ。
日中の明るい陽の下であれば目立たないが、夜、ランタンや蝋燭の灯りの元では分かってしまう、この肌は鱗に覆われている。
細かな模様が複雑に光を反射して肌を光らせている。
他にも人間と違うところはある、例えば牙やこの舌だ。
二股に分かれた人よりも長い舌。不自然に長い犬歯が二本。
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DOODLEオンリー用の展示品の読み返しが辛くて、同じ話を何度も読むの辛くて。まったく関係ない話を書きたくなったラクガキです。
現パロで先生とモデルをする弟子の話。
職業とかふわっと読んで頂ければ。
宣材写真のはなし「少しイメージと違う」
カメラマンとディレクターと思われる人達が先生の作品を撮影しながら、困っていた。先生の作った作品とモデルさんを並べて何度も撮影しては、写真をチェックして決めかねているようだった。
今日は先生の作品のイメージフォト撮影があるというので、どんなもんかと先生について見学にきていた。
当然のように美しくてスタイルの良いモデルの男女が作品と一緒にポーズをとりながら何枚も何枚も写真に収められていく。
素人の僕からすれば、どの写真も完璧に美しく何でこれがダメなのかまったくわからない。
「モデルさんて大変ですねえ」
「それが仕事だからな」
「そうですけど、何かダメなんですかね?」
と先生を仰ぎ見れば、先生の眉間に寄った深い皺と恐ろしい形相でディレクターを睨んでいる視線で悟った。
1824カメラマンとディレクターと思われる人達が先生の作品を撮影しながら、困っていた。先生の作った作品とモデルさんを並べて何度も撮影しては、写真をチェックして決めかねているようだった。
今日は先生の作品のイメージフォト撮影があるというので、どんなもんかと先生について見学にきていた。
当然のように美しくてスタイルの良いモデルの男女が作品と一緒にポーズをとりながら何枚も何枚も写真に収められていく。
素人の僕からすれば、どの写真も完璧に美しく何でこれがダメなのかまったくわからない。
「モデルさんて大変ですねえ」
「それが仕事だからな」
「そうですけど、何かダメなんですかね?」
と先生を仰ぎ見れば、先生の眉間に寄った深い皺と恐ろしい形相でディレクターを睨んでいる視線で悟った。
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DOODLE今年の初物の桃を頂いたので。桃で遊んではいけません。桃を食べたらバナナも食べましょう(下ネタ)
どっちも師弟が美味しく頂きました(下ネタ)
ちょっとだけエチなので(パス:名工年齢) 1503
JIRO52274304
DOODLE書きたいところだけの現パロ捏造もりもりです。鍛冶屋師弟は同棲前です。
のば君は1LDKの築15年くらいの学生向けじゃないマンション住まい(ボンボン)
ジャンク夫妻は町の洋食店やってる。
俺の為に味噌汁を痛むこめかみを抑えてベッドルームからようようリビングに移動した。
そこに昨日はともにいなかったはずのノヴァの姿を認めて、周りを見渡せば自宅ではなく所帯じみたノヴァの部屋のようだった。
じゃあこれは夢かと、また寝床に戻ろうとしたところで、そのノヴァに朗らかに声をかけられた。
「おはようございます」
「…」
「とりあえず水分を補給してください。きっと声もガラガラでしょう?」
そういって未開封の水のペットボトルを渡してきた。
とりあえず夢の続きではなさそうなので、素直に受け取って一口二口飲み込むうちにようやくぼんやりと昨夜のことを思い出す。
「今朝がたスティーヌさんが心配して電話をくれましたよ。」
そういう声音は少し怒りが感じられ「ああこれは説教されてるんだな」と霞のかかった脳みそで何と言えば、坊やのご機嫌をとれるのか考えてみる。
1927そこに昨日はともにいなかったはずのノヴァの姿を認めて、周りを見渡せば自宅ではなく所帯じみたノヴァの部屋のようだった。
じゃあこれは夢かと、また寝床に戻ろうとしたところで、そのノヴァに朗らかに声をかけられた。
「おはようございます」
「…」
「とりあえず水分を補給してください。きっと声もガラガラでしょう?」
そういって未開封の水のペットボトルを渡してきた。
とりあえず夢の続きではなさそうなので、素直に受け取って一口二口飲み込むうちにようやくぼんやりと昨夜のことを思い出す。
「今朝がたスティーヌさんが心配して電話をくれましたよ。」
そういう声音は少し怒りが感じられ「ああこれは説教されてるんだな」と霞のかかった脳みそで何と言えば、坊やのご機嫌をとれるのか考えてみる。
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DOODLE例によってかきたいところだけ書いてます。以前にのば君の出身地が東北のりんご県であれば方言話すの萌えるな!ってなった時にカッとなってやりました。方言のば君可愛いと思うんだ!
現パロで歳の差国際カップル、先生はデザイナー、のば君大学生…知らなくても問題ないです。
※方言を蔑む意図はございません。
※方言はネット調べのため微妙にニュアンスが違うかもしれません
ご了承くださいますようお願いいたします。
異国の言葉じゃないですよ電話を終えて先生が座っていたソファの方へ戻ると、先生が怪訝そうな顔でこっちを見ていた。
「おい、今のはフランス語か?」
「は?」
「いや、お前今だれと話してた?」
「え?地元の友達です」
「地元の友達ってのは日本人じゃないのか?」
「え?」
どうにも話が嚙み合わない。
そう思っていたのは先生も同じだったらしく「お前が今話していた言葉が日本語に聞こえなかった」とのことだった。
元々、外国人の先生なので日本語じゃないと感じたけど、いったいそれがどこの国のこと言葉なのか分からなかったらしい。
「はあ、それでフランス語なんですね」
「一番近い気がして聞いていたが、意味がわからなかった」
「…盗み聞き?」
僕の電話が気になって聞いていたなんてちょっと可愛いな。
1530「おい、今のはフランス語か?」
「は?」
「いや、お前今だれと話してた?」
「え?地元の友達です」
「地元の友達ってのは日本人じゃないのか?」
「え?」
どうにも話が嚙み合わない。
そう思っていたのは先生も同じだったらしく「お前が今話していた言葉が日本語に聞こえなかった」とのことだった。
元々、外国人の先生なので日本語じゃないと感じたけど、いったいそれがどこの国のこと言葉なのか分からなかったらしい。
「はあ、それでフランス語なんですね」
「一番近い気がして聞いていたが、意味がわからなかった」
「…盗み聞き?」
僕の電話が気になって聞いていたなんてちょっと可愛いな。
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DOODLE診断メーカーの罠。とくにやってない淫紋ネタ
サキュバスに淫紋つけられた弟子と1週間アレした「また厄介な…」
大戦後、困った事のひとつに魔界のパワーバランスの崩れがある。
その頂点に君臨していた大魔王バーンがいなくなったこと、また地上のモンスターと魔族を統率していたハドラーも居なくなったことで、地上と魔界の境界がひどく危ういものになってしまった。
今はまだ、敗戦直後であまり目立った動きはないが、頭の切れる魔族は気付き始めている。それに伴って魔界から人間界へ繋がる各所を探し出しては斥候のような者を送り出して来ている。
そのことを知っているのは大戦時の主要国要人とアバンの使途達、そして俺とノヴァ位なものだった。市井の人々にはまだ知らせるべきではないないというのがレオナやアバンの見解であり、魔界につながる場所を先んじて封印する為にアバンの使途達が各所に散って行った。
1376大戦後、困った事のひとつに魔界のパワーバランスの崩れがある。
その頂点に君臨していた大魔王バーンがいなくなったこと、また地上のモンスターと魔族を統率していたハドラーも居なくなったことで、地上と魔界の境界がひどく危ういものになってしまった。
今はまだ、敗戦直後であまり目立った動きはないが、頭の切れる魔族は気付き始めている。それに伴って魔界から人間界へ繋がる各所を探し出しては斥候のような者を送り出して来ている。
そのことを知っているのは大戦時の主要国要人とアバンの使途達、そして俺とノヴァ位なものだった。市井の人々にはまだ知らせるべきではないないというのがレオナやアバンの見解であり、魔界につながる場所を先んじて封印する為にアバンの使途達が各所に散って行った。
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DOODLE書きたいところだけ書きました。lnnv現パロのラクガキ。
甘くて平和なの書きたくなって辛抱たまらんかったので。
先生の利き手は左手で、おそらく乗ってる車は某イギリス車です。
手に纏わる現パロ2編【右手】
先生の車は左ハンドルなので、先生の車に乗せてもらう時は自然と先生の右隣に座っている。
ボクは先生の車に乗せてもらうのが好きだ。
運転してる先生はこの上なく格好いい、いや何をしてても恰好いいけど。
他愛もない話をしながら先生に見惚れていたら、先生が右手で胸のポケットの煙草を探りかけてすぐ止めた。
先生はチェーンスモーカーなんだけど、ボクが初めて車に乗せてもらった時にその匂いにすごく嫌な顔をしたのを見て察したのだろう、車で煙草を吸っているのはその1回しか見たことがない。
そんな気遣いがまた格好いいんだよな~とニヤけていたら
「ん…」
急にその右手をボクむけて差し出した。
「?」
コーヒーかな?とテイクアウトしておいたコーヒーを差し出した。
1285先生の車は左ハンドルなので、先生の車に乗せてもらう時は自然と先生の右隣に座っている。
ボクは先生の車に乗せてもらうのが好きだ。
運転してる先生はこの上なく格好いい、いや何をしてても恰好いいけど。
他愛もない話をしながら先生に見惚れていたら、先生が右手で胸のポケットの煙草を探りかけてすぐ止めた。
先生はチェーンスモーカーなんだけど、ボクが初めて車に乗せてもらった時にその匂いにすごく嫌な顔をしたのを見て察したのだろう、車で煙草を吸っているのはその1回しか見たことがない。
そんな気遣いがまた格好いいんだよな~とニヤけていたら
「ん…」
急にその右手をボクむけて差し出した。
「?」
コーヒーかな?とテイクアウトしておいたコーヒーを差し出した。
JIRO52274304
TRAININGlnnvの現パロ、捏造しかないです。いつか書くために投下。
良く調べてない捏造と妄想しかない。
ちょっとだけ誤字脱字を直しました…
【この世界のどこかIFの話】先生との出会いは夏休みに訪れたフィンランド。
なんでフィンランドだったかと言えば小さい頃に亡くなった母の故郷で祖父母が今も住んでいるからだった。
僕はと言えば、高校まで陸上で頑張っていて実業団入りを目指していた。
でも高校2年の夏にダイという天才の存在を知り、そして僕の進路は路頭に迷ってしまった。
ダイの名誉の為に断言するが、ダイのせいじゃない。
もちろん実力差もあったけど、ちょうど2年の冬になった頃に大きな怪我をしてしまった。もう同じようには走れないとドクターストップがかかったのが理由だった。
そこからは裏方に徹するためスポーツ科学分野で有名な大学に進むことに決めて、受験は推薦で早めに決めてしまったので、時間出来た僕は夏休みに初めて一人で海外に出かけたのだ。
1687なんでフィンランドだったかと言えば小さい頃に亡くなった母の故郷で祖父母が今も住んでいるからだった。
僕はと言えば、高校まで陸上で頑張っていて実業団入りを目指していた。
でも高校2年の夏にダイという天才の存在を知り、そして僕の進路は路頭に迷ってしまった。
ダイの名誉の為に断言するが、ダイのせいじゃない。
もちろん実力差もあったけど、ちょうど2年の冬になった頃に大きな怪我をしてしまった。もう同じようには走れないとドクターストップがかかったのが理由だった。
そこからは裏方に徹するためスポーツ科学分野で有名な大学に進むことに決めて、受験は推薦で早めに決めてしまったので、時間出来た僕は夏休みに初めて一人で海外に出かけたのだ。
みはいく
DONEノヴァ君の故郷リンガイアはまぎれもなく青森県だと思うのですが、北国ですし、北欧の文化が交ざっていても面白いかなと考え、物語にフィンランドの風習を取り入れています。リンガイアの夏至祭を二人でお祝いするお話です。ノヴァ君が母親の記憶を辿って、少しホロッとしてます。
私得設定で、リンガイアは15歳で元服して成人扱いです。 5556
みはいく
DONE2022.6.11まだ自覚していない頃のふたり。ノヴァ君が先生のお酒を飲んでしまい、倒れてしまいます。酔っぱらってちょっとだけ先生に甘えます。
先生とノヴァ君の一人称で物語が進みます。
*リンガイア王国は十五歳で元服を済ませる私得設定なので、ノヴァ君は成人扱いです。
*ゴッチェ・インペリアルは実在するお酒です。度数なんと92度!
*酔っぱらっているので、ノヴァ君の父親の呼び方が普段と違います。
サフランの雫 ランカークスの森の更に奥深く、他人がほとんど訪れない入りくんだ地形に、オレとオレの弟子が住む工房がある。
オレの腕が壊れてから、人間の坊やを弟子にとって、こうやって工房に住むことになった。ヤツは鍛冶について学びながら、腕が利かなくなったオレの身の回りの世話もしてくれている。
ヤツはオレにとって、そして他の人間たちにとって、いや地上の生きとし生けるものの命の恩人だ。言ってどうなるものでもないから言わないが、あのままなす術もなく手をこまねいていたら、地上はバーンのものになって、消し炭にされていたに違いない。この地上がそんな姿になるなど死んでも見たくない。ヤツがいてくれたからオレはあの剣を使う気になったし、つまるところ、オレの心は死なずに済んだのだ。バーンの所為で心が二度も殺されるなんて、まっぴらごめんだった。
6381オレの腕が壊れてから、人間の坊やを弟子にとって、こうやって工房に住むことになった。ヤツは鍛冶について学びながら、腕が利かなくなったオレの身の回りの世話もしてくれている。
ヤツはオレにとって、そして他の人間たちにとって、いや地上の生きとし生けるものの命の恩人だ。言ってどうなるものでもないから言わないが、あのままなす術もなく手をこまねいていたら、地上はバーンのものになって、消し炭にされていたに違いない。この地上がそんな姿になるなど死んでも見たくない。ヤツがいてくれたからオレはあの剣を使う気になったし、つまるところ、オレの心は死なずに済んだのだ。バーンの所為で心が二度も殺されるなんて、まっぴらごめんだった。
みはいく
MEMO名工さんが初めて人界に来たときの感動を、何度か短編で書きました。Feeling good という楽曲の歌詞がもうそのまんま名工さんの気持ちを歌っていると昨日気づいて驚愕した私。よく聴くのに、遅いよ……。
名工さんを想像しながら対訳しました。イメージはエド・シーランよりもマイケル・ブーブレです。
毎度の事ながら、かなりの意訳です。 1863
みはいく
TRAINING子供の頃から疑問だった鎧化の仕組みを、自分なりに妄想してみました。今回も捏造の嵐です。魔法に彩られているだけではなく、魔界の科学って、きっとすごく進歩していたのではないかな?と空想しています。
ここに出てくる魔力炉は、あれとは別物です。
何処に刺さるのかよく分からない物語で、完全に私得です。
ル・ロンギニウム ギルドメイン山脈の南西の麓、ランカークスの森の更に奥深くに、ロン・ベルクとノヴァの住まう工房がひっそりと佇んでいる。
工房の付近では、朝から鉈の音が森にこだましている。ここのところの、ノヴァの朝の習慣になっている、炭切りの仕事が行われているのだ。
もともと勘がよく、生来持っている几帳面で真面目で熱心な彼の性格が、みるみるうちにその技術の習得を可能にさせていた。
もともとは炭切り三年などと呼ばれる下積みの仕事だ。だが、彼の工房には未だ自分では鎚も振るえぬ師がいるだけで、次々とまっとうな技術の習得を進めていかなければ、他の誰も師の鍛冶技術を体現することはできない。
知識や技術を求めるノヴァの熱く貪欲な姿勢がいち早い技術の学びと習得を後押ししていた。
6564工房の付近では、朝から鉈の音が森にこだましている。ここのところの、ノヴァの朝の習慣になっている、炭切りの仕事が行われているのだ。
もともと勘がよく、生来持っている几帳面で真面目で熱心な彼の性格が、みるみるうちにその技術の習得を可能にさせていた。
もともとは炭切り三年などと呼ばれる下積みの仕事だ。だが、彼の工房には未だ自分では鎚も振るえぬ師がいるだけで、次々とまっとうな技術の習得を進めていかなければ、他の誰も師の鍛冶技術を体現することはできない。
知識や技術を求めるノヴァの熱く貪欲な姿勢がいち早い技術の学びと習得を後押ししていた。
みはいく
TRAININGR-18ですので、閲覧にはパスワードが必要です。特別な服は特別な日が過ぎ去ったら脱がなければなりません!ノヴァ君が盛装を解いて、先生と情を交わすお話です。ノヴァ君が先生と情を交わして気持ちよくなります。 7298
みはいく
TRAINING今度はnv君が先生への愛を再認識する番です。nv君がお洒落をして、友人の結婚式に出席します。オリキャラが出てきてます。オリキャラが苦手な方はご注意下さい。物語の構成上、地の文だけでは重すぎて、台詞を話させなくては表現できませんでした。ご容赦下さい🙇💦nv君が纏う盛装は私たちの世界の、中世ヨーロッパの貴族のお洒落服です。わりと着た切り雀さんが多いので、妄想の中で豪華な着せかえをしてみました。
サムシング・オールド「結婚式、だと?」
聴き慣れない単語を耳にして、ノヴァが淹れた茶を飲みながらロン・ベルクが聴き返した。思わず単語を強調してしまうほど、ロンにとっては縁のない言葉だ。
「はい。結婚式です」
「ジャンクから聴いたことがある……番いになる男女がする儀式みたいなものだろう? 儀式を完遂するために、ひとが大勢集まるやつだ」
ロンの認識だと、ちょっと殺伐としているような気がして、ノヴァは昼餉の後片付けをしながらクスクスと笑った。魔方陣でも描いて、まるで何かを召喚するようだ。ノヴァがなぜ笑っているのか分からぬまま、ロンは怪訝そうな表情をする。
「……誰の?」
「ボクの幼馴染みです。リンガイアの壊滅から奇跡的に生き延びていたんです。お互いの生死も分からなかったんですが、先日ベンガーナの王宮に父からの手紙が届いたんです。父がリンガイアで復興の活動をしている時に、ボクの幼馴染みが戻って来たそうなんです」
10995聴き慣れない単語を耳にして、ノヴァが淹れた茶を飲みながらロン・ベルクが聴き返した。思わず単語を強調してしまうほど、ロンにとっては縁のない言葉だ。
「はい。結婚式です」
「ジャンクから聴いたことがある……番いになる男女がする儀式みたいなものだろう? 儀式を完遂するために、ひとが大勢集まるやつだ」
ロンの認識だと、ちょっと殺伐としているような気がして、ノヴァは昼餉の後片付けをしながらクスクスと笑った。魔方陣でも描いて、まるで何かを召喚するようだ。ノヴァがなぜ笑っているのか分からぬまま、ロンは怪訝そうな表情をする。
「……誰の?」
「ボクの幼馴染みです。リンガイアの壊滅から奇跡的に生き延びていたんです。お互いの生死も分からなかったんですが、先日ベンガーナの王宮に父からの手紙が届いたんです。父がリンガイアで復興の活動をしている時に、ボクの幼馴染みが戻って来たそうなんです」
みはいく
TRAININGノヴァ君が炭を切る修行を始めるお話です。先生がノヴァ君への愛を再認識します。たった二人きりで惚気あっているような気もします。十字星と北極星のくだりは、既出でしたらごめんなさい。この二つの星、私たちの世界の星ですね。いつもの通り捏造妄想過多です。
熾火ギルドメイン山脈の麓、奥深い森の中にロン・ベルクとノヴァの住まう工房がひっそりと佇んでいる。
辺りは初夏の清々しい空気に満ち溢れ、朝もやの中、木々の隙間を縫って清らかな光が幾筋も降り注いでいる。
新しく増築した工房に、朝早くから鉈の音が響いている。ロンに教えを受けたノヴァが炭を切る練習をしているのだった。
ノヴァにはさすがに自分で炭を焼く技術は無かったので、ランカークスの村外れに住まう老人から炭を買い求めていた。松を材料とした黒炭を大量に買い付け、文字通り朝から晩まで炭を切って修行している。
師曰く、炭の大きさで炉の温度を調節するため、炭を的確な大きさで均等に切る技術は、まともな剣を打つ為にどうしても必要不可欠な技なのだという。
4690辺りは初夏の清々しい空気に満ち溢れ、朝もやの中、木々の隙間を縫って清らかな光が幾筋も降り注いでいる。
新しく増築した工房に、朝早くから鉈の音が響いている。ロンに教えを受けたノヴァが炭を切る練習をしているのだった。
ノヴァにはさすがに自分で炭を焼く技術は無かったので、ランカークスの村外れに住まう老人から炭を買い求めていた。松を材料とした黒炭を大量に買い付け、文字通り朝から晩まで炭を切って修行している。
師曰く、炭の大きさで炉の温度を調節するため、炭を的確な大きさで均等に切る技術は、まともな剣を打つ為にどうしても必要不可欠な技なのだという。
みはいく
TRAININGお互いの寝入り端に見惚れる短編です。一緒に暮らしているのですから、相手の眠る瞬間を見つめる時もあったのではないかと想像しました。何の変哲もない物語ですが、こういった日常が積み重なって、かけがえのない魂の伴侶になっていくのでは……要するにいつもの妄想です。 1996みはいく
TRAININGR-18ですので、閲覧にはパスワードが必要です。ヒントはプロフィールの【橙】欄をご覧下さい。驟雨(しゅうう)は主に夏に降る強い雨の事です。春の終わり頃に降るものを春驟雨というようです。二人の仲にも突然激しい雨が降りました。 6088
みはいく
TRAINING運命の水色の糸は、わりと腐界には浸透している設定ではあります。原典があるのですが、ちょっと曲解しました。水色って、二人を語る時に外せない色だと思うのです。nv君の髪の色、先生の肌の色……。冒頭の詩は一人称を「ボク→僕」で表現していますが、「オレ」でも良いのかも知れません。
今回も他文化が混合しています。しかもいくつも。苦手な方はご注意下さい。
L'amour est bleu 甘美なる恋は水色に揺蕩う
あなたにいだかれるとき
僕のいのちは歓喜にふるえる
甘美なる恋は水色に揺蕩う
あなたに添うとき
僕のたましいは甘くせつなくうちふるえる
ベンガーナの王立機関からのモンスター討伐を何件かこなすうちに、ノヴァは新しい工房の増築改修費用のほとんどを貯める事ができていた。
目標額まであと一歩だ。ノヴァは計画当初から達成額を決めており、達成次第何処かへ普請を借りて、改修工事に当たってもらおうと考えていた。
建築家や大工はベンガーナにいるので、賃貸も同じ街で借り受けることにした。
増築と改修には二ヶ月から三ヶ月程かかるとの事で、それだけの期間があれば残りの費用も貯められる上に、家賃も支払うことが可能だ。
4344あなたにいだかれるとき
僕のいのちは歓喜にふるえる
甘美なる恋は水色に揺蕩う
あなたに添うとき
僕のたましいは甘くせつなくうちふるえる
ベンガーナの王立機関からのモンスター討伐を何件かこなすうちに、ノヴァは新しい工房の増築改修費用のほとんどを貯める事ができていた。
目標額まであと一歩だ。ノヴァは計画当初から達成額を決めており、達成次第何処かへ普請を借りて、改修工事に当たってもらおうと考えていた。
建築家や大工はベンガーナにいるので、賃貸も同じ街で借り受けることにした。
増築と改修には二ヶ月から三ヶ月程かかるとの事で、それだけの期間があれば残りの費用も貯められる上に、家賃も支払うことが可能だ。
みはいく
TRAINING相変わらず捏造過多です。ノヴァ君の熱意に当てられた人達が出てきます。物語を分けたのは、続編に年齢制限を入れたいが為です。三冬尽くⅠ工房の建築の請負人が見つかってから、ノヴァは足繁くベンガーナの城下町を訪れていた。ノヴァの熱のこもった想いを聴いて賛同してくれた人々と、新しい工房と普請の細かい打ち合わせをするためだ。
ノヴァが熱く語ったあの時、最初に立ち上がってくれたのは、第一線を退いている高齢の建築家だった。彼女はノヴァを自分の孫のように出迎えてくれた上に、彼女の自宅兼事務所に仲間たちを参集してくれた。
図面を見て話す時、彼女の柔和な顔が引き締まり、鋭い眼光でもって検分が行われていく。彼女の疑問をノヴァや仲間の大工たちと共有して、図面でしかない机上の空論を地上に下ろしていく。
リビングを見直され、暖炉ではなくきちんと別の竈を造って料理をした方が良いと進言された。食は命の源だと彼女は言い、ノヴァもその通りだと思った。
2714ノヴァが熱く語ったあの時、最初に立ち上がってくれたのは、第一線を退いている高齢の建築家だった。彼女はノヴァを自分の孫のように出迎えてくれた上に、彼女の自宅兼事務所に仲間たちを参集してくれた。
図面を見て話す時、彼女の柔和な顔が引き締まり、鋭い眼光でもって検分が行われていく。彼女の疑問をノヴァや仲間の大工たちと共有して、図面でしかない机上の空論を地上に下ろしていく。
リビングを見直され、暖炉ではなくきちんと別の竈を造って料理をした方が良いと進言された。食は命の源だと彼女は言い、ノヴァもその通りだと思った。
みはいく
TRAININGお弟子をとるって、どういう意味があるのでしょう?先人の知恵と技術を、魂をこめて教え込む。お弟子さんの一生涯を左右してしまう。教える側にもそれ相応の覚悟が必要だと思うのです。先生はあまり善悪には拘らない気質なようでいて、伝えるべき事、注意させるべき事を、きちんと教えているんじゃないかな、と思っています。冬来たりなば「先生……ここ……ここですか?」
「……違うな」
「じゃあ、もっと……こっち?」
「そこも違う」
「どこがいいんですか……ここは?違う?」
「そうじゃない」
「もう、どこから入れれば良いのか……分かりません……」
「自分で探ってみろ」
「難しいです……ボク、初めてなのに……」
ロン・ベルクとノヴァが穏やかな小春日和に、ぴたりと寄り添って一生懸命に励んでいる。文字通り手取り足取り教えてもらっているはずなのだが、師の言うポイントがノヴァには一向に分からない。
「ヒントはやっただろう?」
「どれだったのかなぁ……」
テーブルの上の設計図にデッサン用の木炭を転がして、椅子の背もたれに身体を預けると、ノヴァは天を仰いだ。
6954「……違うな」
「じゃあ、もっと……こっち?」
「そこも違う」
「どこがいいんですか……ここは?違う?」
「そうじゃない」
「もう、どこから入れれば良いのか……分かりません……」
「自分で探ってみろ」
「難しいです……ボク、初めてなのに……」
ロン・ベルクとノヴァが穏やかな小春日和に、ぴたりと寄り添って一生懸命に励んでいる。文字通り手取り足取り教えてもらっているはずなのだが、師の言うポイントがノヴァには一向に分からない。
「ヒントはやっただろう?」
「どれだったのかなぁ……」
テーブルの上の設計図にデッサン用の木炭を転がして、椅子の背もたれに身体を預けると、ノヴァは天を仰いだ。
みはいく
TRAINING原作終了後の妄想です。付喪神は私たちの文化の概念ですが、あちらの世界にもあったら面白いな、と思い書きました。他文化混合が苦手な方はご注意下さい。また、今回も薫っております。付喪神の恋「貴様、まさか、このオレに敵うとでも思っているのか。逆らっても無駄だ、やめておけ。オレは貴様をどうにでもできる。意のままにな。貴様はこのままでは後がない。本気でオレを怒らせる前に進退を決めた方がいいな」
ロン・ベルクは至極真剣な表情で、膝を付き合わせて目の前の相手を説き伏せている。表情からしてよほど赦せないらしい。相手はテーブルについて、微動だにせずロンの言葉を聴いているようだ。
「……そうか、どうしても認めないというわけか。だとしたらオレは貴様を棄てざるを得ない。この結果は貴様の逆運の証だ」
ロンは目の前の相手に冷たい視線を送った。ロンの目の前、テーブルの上にはノヴァの護身用のナイフが鎮座していた。
6491ロン・ベルクは至極真剣な表情で、膝を付き合わせて目の前の相手を説き伏せている。表情からしてよほど赦せないらしい。相手はテーブルについて、微動だにせずロンの言葉を聴いているようだ。
「……そうか、どうしても認めないというわけか。だとしたらオレは貴様を棄てざるを得ない。この結果は貴様の逆運の証だ」
ロンは目の前の相手に冷たい視線を送った。ロンの目の前、テーブルの上にはノヴァの護身用のナイフが鎮座していた。
みはいく
TRAINING今までとまったく違う環境下で懸命に順応しようとする我慢強いノヴァ君。なんでもないように装ってしまう。でも、無理をしすぎて本当は心が悲鳴をあげているのではないかと思いました。それにいち早く気づくのは、きっと本人ではないでしょう。それに気づいた者の発する言葉や表現や考え方が次第に変わっていく…こんな切ない夜もあったんじゃないか、という、そんなお話です。
蒼白き夜半の切先 実用性の高さか、はたまた優美さか。両方あれば良いのか。質実剛健か華美か。間を取れば良いだけの問題か。好みの問題か。
ノヴァが所有する護身用のナイフについて話が及んだとき、ロンとノヴァの尽きることのない装飾への想いがせめぎ合った。
ノヴァは城塞王国リンガイアの出身だ。一年の多くを冬が支配する北の大地の生まれだけあって、忍耐強く、頑強で、素朴で、情や義に篤い。他者と協力し合うのに慣れているのは、厳しい環境下でも生き残る術だからだ。反面、冬籠もりで他者と隔絶されることも苦ではない。
生きるためにエネルギーを貯蓄し、無駄なパワーは使わない。厳冬下で無駄をすると死が待っている。小さな頃から剣の道を選んだ事もあり実用性を重視している。
4511ノヴァが所有する護身用のナイフについて話が及んだとき、ロンとノヴァの尽きることのない装飾への想いがせめぎ合った。
ノヴァは城塞王国リンガイアの出身だ。一年の多くを冬が支配する北の大地の生まれだけあって、忍耐強く、頑強で、素朴で、情や義に篤い。他者と協力し合うのに慣れているのは、厳しい環境下でも生き残る術だからだ。反面、冬籠もりで他者と隔絶されることも苦ではない。
生きるためにエネルギーを貯蓄し、無駄なパワーは使わない。厳冬下で無駄をすると死が待っている。小さな頃から剣の道を選んだ事もあり実用性を重視している。
みはいく
TRAINING名工がお弟子を呼びます。面映ゆいので、名前では呼べないようです。翡翠を呼ぶ声はじめはなんと言われたのか分からず聴き返した。戦場で応急処置を受けたロン・ベルクが、懐の酒を更にひとくちもらうためにノヴァに声をかけたのだ。他の誰かの声と混じったのか、はたまた空耳か、自分の聴き間違いだと思いノヴァはそれ以上質すこともせず、視線を辿って彼のもとへと近づいた。
次に呼ばれたのはピラァ・オブ・バーンの黒の核晶を凍らせに往く時だった。包帯でぐるぐる巻きにされた腕を一瞥したあと、ロンは柱のある方角に首を傾げて脅威を指し示した。暗に「オレも連れていけ」と言っているのが分かって、この怪我人、どうしようかとノヴァは心底迷った。迷っていたので、不思議な言葉は直ぐに忘れた。
やっぱり変な単語で呼んでいると思ったのは、柱の足元で天辺を睨み付けている時だった。ロンを連れてどうやって柱の最上部まで飛ぶか考えている最中だった。
2636次に呼ばれたのはピラァ・オブ・バーンの黒の核晶を凍らせに往く時だった。包帯でぐるぐる巻きにされた腕を一瞥したあと、ロンは柱のある方角に首を傾げて脅威を指し示した。暗に「オレも連れていけ」と言っているのが分かって、この怪我人、どうしようかとノヴァは心底迷った。迷っていたので、不思議な言葉は直ぐに忘れた。
やっぱり変な単語で呼んでいると思ったのは、柱の足元で天辺を睨み付けている時だった。ロンを連れてどうやって柱の最上部まで飛ぶか考えている最中だった。
みはいく
TRAINING『君の瞳になりて』の対になる物語です。どちらから読んでいただいても大丈夫です。故郷を、同胞を護りきれなかった苦しみに、自分を責めぬいて容赦しなかったノヴァ君がいたのではないかと考えました。そして、そんな彼が自分自身を赦してポジティブになるのは、どんな時だろうと想いを馳せました。
黒曜石の夢魔族との出会いは最悪だった。
ダイたちに武器を創って携えてきた魔族の男をひとめ見て、心の中に沸き上がる黒い憎悪を隠すのに必死になった。
故郷は魔王軍の超竜軍団に滅ぼされた。遠征していたオーザムから文字通り飛ぶように帰還したこの目に映ったものは…。あの無惨な光景を、一生忘れる事はできないだろう。
超竜軍団を率いていたのはダイの父親だと知って、どうしたらいいのか分からなくなった。その人もダイを守るために命を落とした。灰すら残さずバーンによって焼き尽くされたという。それでもダイは苦しみと哀しみのさなか前に進んだ。
思考が止まった。
思考が止まると、思い出されるのは故郷の凄惨なあの光景だ。何度も、何度も、それは頭の中で繰り返し再生された。
2660ダイたちに武器を創って携えてきた魔族の男をひとめ見て、心の中に沸き上がる黒い憎悪を隠すのに必死になった。
故郷は魔王軍の超竜軍団に滅ぼされた。遠征していたオーザムから文字通り飛ぶように帰還したこの目に映ったものは…。あの無惨な光景を、一生忘れる事はできないだろう。
超竜軍団を率いていたのはダイの父親だと知って、どうしたらいいのか分からなくなった。その人もダイを守るために命を落とした。灰すら残さずバーンによって焼き尽くされたという。それでもダイは苦しみと哀しみのさなか前に進んだ。
思考が止まった。
思考が止まると、思い出されるのは故郷の凄惨なあの光景だ。何度も、何度も、それは頭の中で繰り返し再生された。
みはいく
TRAINING二人の師弟関係の成立を、名工の視点で書いてみました。この物語の世界は季節がない、という設定ですので、冒頭に出てくる春は捏造です。
人嫌いのロン・ベルクさんは命をかけてノヴァ(と人間)を守ったわけですが、出逢って一日かそこらの少年に何かを感じて見いだしたのか、はたまた彼の感情の起伏の激しさでもってノヴァの漢気に一目惚れしてしまったのか、脳内に妄想が溢れかえった次第です。
君の瞳になりて美しい、と思った。一瞬で心を奪われていた。
人界に下り、初めて過ごした昼と夜は、ただただ新しい世界の色彩と音に圧倒された。
木々の隙間から差す幾筋もの清浄な木漏れ日、一葉一葉を優しく揺らすそよ風、頬を照らす温かな陽光、清流が巌に当たり別れる音。見たこともない色とりどりの新緑、野に咲く名も無き花々、その馥郁ふくいくたる香り。春を謳歌する名も知らぬ鳥たちよ。
魔界にも数は少ないが人界を知らせる風土記が伝わっている。しかしそのどれにも洪水のような音と色彩には触れられていなかった。
人界に下った時、人知れず奥深い森に住み着くようになったのも、この人界の美しさに惹かれたから、と言っても過言ではなかった。
1510人界に下り、初めて過ごした昼と夜は、ただただ新しい世界の色彩と音に圧倒された。
木々の隙間から差す幾筋もの清浄な木漏れ日、一葉一葉を優しく揺らすそよ風、頬を照らす温かな陽光、清流が巌に当たり別れる音。見たこともない色とりどりの新緑、野に咲く名も無き花々、その馥郁ふくいくたる香り。春を謳歌する名も知らぬ鳥たちよ。
魔界にも数は少ないが人界を知らせる風土記が伝わっている。しかしそのどれにも洪水のような音と色彩には触れられていなかった。
人界に下った時、人知れず奥深い森に住み着くようになったのも、この人界の美しさに惹かれたから、と言っても過言ではなかった。
mofuri_no
DONEノヴァロン?ロンノヴァ?勢いのまま書きたいように書いたので、いろいろおかしいけどゴメンやで…。
原作後です。
ロンさんの髪、大変やろな…と思ったもので。
もう少し、このままで「先生、用意できました」
「ん、悪いな」
ノヴァが師のために用意したのは、お手製の洗髪台。
ランカークスの街の床屋から払い下げてもらったものを、自分なりにアレンジして、この家で使いやすいように仕上げたものだ。もちろんロンに負担がかからず洗いやすいよう、仰向けで洗う仕様に変更済みである。
お湯はたっぷり沸かしてある。
ロンの長い髪はあらかじめノヴァが念入りに梳ってある。
ロンはリクライニングチェアに体を横たえると、目を閉じた。
「俎上の鯉だな…」
ノヴァは苦笑して、これも手製のシャワーを手に取った。
「流しますね」
ノヴァの助けで日常生活は支障なく送れているが、痛めた両腕で長い髪を洗うのは骨が折れる、というかきちんと洗うのは不可能だ。いっそ切ろうか、と言うロンを、ノヴァは必死で止めた。
2862「ん、悪いな」
ノヴァが師のために用意したのは、お手製の洗髪台。
ランカークスの街の床屋から払い下げてもらったものを、自分なりにアレンジして、この家で使いやすいように仕上げたものだ。もちろんロンに負担がかからず洗いやすいよう、仰向けで洗う仕様に変更済みである。
お湯はたっぷり沸かしてある。
ロンの長い髪はあらかじめノヴァが念入りに梳ってある。
ロンはリクライニングチェアに体を横たえると、目を閉じた。
「俎上の鯉だな…」
ノヴァは苦笑して、これも手製のシャワーを手に取った。
「流しますね」
ノヴァの助けで日常生活は支障なく送れているが、痛めた両腕で長い髪を洗うのは骨が折れる、というかきちんと洗うのは不可能だ。いっそ切ろうか、と言うロンを、ノヴァは必死で止めた。