g_negigi
MAIKING五歌。歌が京都に引っ越す前日、五が歌を連れて逃避行しようとする話。進捗確認のために投げる。
どこへも行かないで とある春の夕暮れ、歌姫は呪術高専東京校の学長室にいた。
歌姫と向かい合っていた夜蛾は口を開いた。
「いよいよ明日から京都か」
歌姫は唇の端を上げ、頭をゆっくりと下げた。
「はい。先生、長い間本当にお世話になりました」
「お前なら京都校でも上手くやるだろう。楽巌寺学長にも宜しく頼んであるから、何かあったら頼りなさい。……寂しくなるな」
「私も寂しいです。他の皆にも宜しく伝えてください」
「うむ。……お前がいなくなると、色々と心配だ」
それを聞いた歌姫はふふっと笑いを漏らした。
「心配することなんて何もないじゃないですか。後輩たちも皆、立派に活躍してますし」
歌姫とは対照的に、夜蛾は頭痛がするかのようにこめかみの辺りを押さえた。
3298歌姫と向かい合っていた夜蛾は口を開いた。
「いよいよ明日から京都か」
歌姫は唇の端を上げ、頭をゆっくりと下げた。
「はい。先生、長い間本当にお世話になりました」
「お前なら京都校でも上手くやるだろう。楽巌寺学長にも宜しく頼んであるから、何かあったら頼りなさい。……寂しくなるな」
「私も寂しいです。他の皆にも宜しく伝えてください」
「うむ。……お前がいなくなると、色々と心配だ」
それを聞いた歌姫はふふっと笑いを漏らした。
「心配することなんて何もないじゃないですか。後輩たちも皆、立派に活躍してますし」
歌姫とは対照的に、夜蛾は頭痛がするかのようにこめかみの辺りを押さえた。
shi_minona_new
MAIKING親友ちゃん「暑いねえ」
「……ん」
通りに面した商家の軒先で重雲はうずくまり、僕は柱に背を預けた。水筒の茶は既にぬるくてまずい。一口飲んだそばから、汗が滴り落ちて石畳を濡らす。
終わりかけの夏が、最期の力を振り絞って熱波を放出しているようだった。太陽は薄い雲の影に隠れていたものの、纏わりつく湿気がひどく不快だった。商会の屋敷から大通りまで出てきただけなのに、重雲はもうぐったりしているし、僕もこれ以上先に進む気にはなれなかった。
しゃがみ込んでいた重雲が、僕のフリルの袖の端を掴んだ。暑さで頭が朦朧としているのだろう、幾分か幼い様子で、菓子でもねだるようにくいくいと引いてくる。
「行秋……」
「どうしたんだい? もう帰る?」
691「……ん」
通りに面した商家の軒先で重雲はうずくまり、僕は柱に背を預けた。水筒の茶は既にぬるくてまずい。一口飲んだそばから、汗が滴り落ちて石畳を濡らす。
終わりかけの夏が、最期の力を振り絞って熱波を放出しているようだった。太陽は薄い雲の影に隠れていたものの、纏わりつく湿気がひどく不快だった。商会の屋敷から大通りまで出てきただけなのに、重雲はもうぐったりしているし、僕もこれ以上先に進む気にはなれなかった。
しゃがみ込んでいた重雲が、僕のフリルの袖の端を掴んだ。暑さで頭が朦朧としているのだろう、幾分か幼い様子で、菓子でもねだるようにくいくいと引いてくる。
「行秋……」
「どうしたんだい? もう帰る?」
toyo
MAIKING群青、かける月へ賢太郎容姿捏造、いつもの途中ちらほら下描きです(後日差し替えます)
吸い込まれるような青い空に、ぼくらの願いはどこまで届くだろうという話。
…music…
GalileoGalilei 「夏空」
ORANGESTAR 「快晴」 27
ぽんじろう
MAIKINGふとある曲を聴いて思いついたお話。御曹司の🐬×🐬のクローンである世話役🦈のジェイフロのパロ。まだ序盤です。薄暗い空間でやたら大きな水槽から発せられる淡く碧い光が室内を照らす。配線がいくつもその水槽内の何かから伸び、大きな機械に繋がっている。コポリ、と大きな泡がその何かから発せられる。そう、それは息をしているのだ。胎児のように体を丸め、息をしている。ゆったりと、その光と似たターコイズブルーの髪が水中に漂う。
そんな何かを熱い目で見つめ、水槽のガラスに手を置く男が一人。
「ようやく完成した…早く目を醒ますんだ。被検体1号…」
そんな声に答えるかのように薄っすらと何かは目を開く。
その右瞼からはシトリンの輝きが宿っていた。
「ねぇジェイド~!そんな勉強ばっかしてねぇで遊ぼうよぉ」
「僕は貴方のように暇ではないんです。将来は父の仕事の跡を継がなければいけない…というか僕の事はジェイド『様』と呼びなさいと言ったでしょう?貴方は僕の友人でも兄弟でもない。ただの僕の世話役、使用人ですよ。暇なら主人の為にお茶でも淹れてきなさい」
11245そんな何かを熱い目で見つめ、水槽のガラスに手を置く男が一人。
「ようやく完成した…早く目を醒ますんだ。被検体1号…」
そんな声に答えるかのように薄っすらと何かは目を開く。
その右瞼からはシトリンの輝きが宿っていた。
「ねぇジェイド~!そんな勉強ばっかしてねぇで遊ぼうよぉ」
「僕は貴方のように暇ではないんです。将来は父の仕事の跡を継がなければいけない…というか僕の事はジェイド『様』と呼びなさいと言ったでしょう?貴方は僕の友人でも兄弟でもない。ただの僕の世話役、使用人ですよ。暇なら主人の為にお茶でも淹れてきなさい」
liliput
MAIKINGついったで話が出たのでかつてバレンタイン用にこねていた書きかけを晒します。続きができるかどうかは未定です。うさちょむ前提うさしい、しいなさんが🐰さんちで一緒にチョコレートを作るだけの話です。多分……
ちらりと腕時計に目を走らせて時間通りであることを確認すると、しいなは深呼吸した。そして目の前のマンションの扉を見上げる。クラシックな雰囲気の品の良い低層集合住宅、いわゆるヴィンテージマンションと呼ばれるタイプのそれは、大きな都立公園の傍らの閑静な住宅地に佇んでいた。向こう十数年は絶対に価格が下がらないだろうそれは、銀行員が選ぶ物件としていかにもそれらしい。
しいなは意を決してインターフォンを押した。すぐに柔らかな男性の声がはい、と聞こえ、エントランスの扉が開く。建物の奥の角、彼の部屋の扉を叩くと、いつもと変わらぬ柔和な笑顔がしいなを出迎えた。
宇佐美銭丸、しいなの恐ろしい上司。
いらっしゃい、上がってくださいという声に従い、しいなは宇佐美の後に続いた。穏やかな冬の陽が射す室内は機能的ながら質の良い調度でまとめられ、すっきりと片付いている。一人暮らしにはやや広すぎるが、来客が頻繁にあるなら必要な広さなのかもしれない、という程度のゆったりとした間取りである。いかにも宇佐美の部屋、という印象だ。しいなは素早く室内の隅に目を走らせ、半ば職業的な癖で値踏みし、そして宇佐美らしい丁寧な資産維持に密かに感服した。宇佐美はそんなしいなの視線など全く気付かぬ態度でしいなをダイニングに通すと、どうぞ座ってくださいと言ってキッチンに立った。
3014しいなは意を決してインターフォンを押した。すぐに柔らかな男性の声がはい、と聞こえ、エントランスの扉が開く。建物の奥の角、彼の部屋の扉を叩くと、いつもと変わらぬ柔和な笑顔がしいなを出迎えた。
宇佐美銭丸、しいなの恐ろしい上司。
いらっしゃい、上がってくださいという声に従い、しいなは宇佐美の後に続いた。穏やかな冬の陽が射す室内は機能的ながら質の良い調度でまとめられ、すっきりと片付いている。一人暮らしにはやや広すぎるが、来客が頻繁にあるなら必要な広さなのかもしれない、という程度のゆったりとした間取りである。いかにも宇佐美の部屋、という印象だ。しいなは素早く室内の隅に目を走らせ、半ば職業的な癖で値踏みし、そして宇佐美らしい丁寧な資産維持に密かに感服した。宇佐美はそんなしいなの視線など全く気付かぬ態度でしいなをダイニングに通すと、どうぞ座ってくださいと言ってキッチンに立った。
wjnanatu
MAIKINGwipシェズレス(レスシェズ♂)・レトシェズ♀のちょっと前から描きたかったやつ
肝心の寿司と分かるしゃもじと桶の中身部分がさ…
構図のせいでもう奥側向きなわけ
ダメよ僕は……
寿司桶1つ描けやしない
あまとうとてんぱ
MAIKINGマダミス、エイダのドラゴ役フルニキ🐉あのデカくて長いかわいい尻尾を肩に置いてたらかわいいなって思って描きました!(捏造なのでワンクッション)
かきかけというよりも塗りかけ( ˇωˇ )
久しぶりに指で描いたら指痺れてきたのでここで断念
ar_rn_3150
MAIKING小説家の蟻生(32)大学生の凛(19)
が同じアパートに住んでいて隣人だったらいいな〜!蟻生くんに煙草吸ってほしいな〜!という願望です
猫飼いは煙草を吸わないべきですが、BLはファンタジーなので許してください
小説家隣人パロ その男は、まるで風景でも見るかのように俺を一瞥して通り過ぎたあと、ぎょっとした顔をして振り返った。頭のてっぺんから爪先までぐっしょりと濡れて、古びて少し傾いたアパートの外廊下に座り込んでいる人間を見たら誰でも驚くだろう。驚かせて申し訳ない、と思った。
しかしそいつはその後、何事もなかったかのようにドアノブに手をかけると手前に引き、その隙間に薄い体を滑り込ませると静かに扉を閉めて姿を消した。それで俺はやっと、そいつがアパートの左隣の部屋に住む人間だったことを知る。
数ヶ月、前引っ越しの挨拶をするために訪ねた時は留守にしていたそいつの顔を、俺はこれまで一度も見たことがなかった。ドアに鍵をかけていないのか。不用心な奴だ。こんなボロアパートの鍵などあってないようなものだが、なるほど。鍵をかけなければ俺は今こんな状況に陥っていないわけだから、あいつのやり方も道理にあっているのかもしれないと、冷えた体でぼんやりと考えながら今日の災難について思い返していた。
8442しかしそいつはその後、何事もなかったかのようにドアノブに手をかけると手前に引き、その隙間に薄い体を滑り込ませると静かに扉を閉めて姿を消した。それで俺はやっと、そいつがアパートの左隣の部屋に住む人間だったことを知る。
数ヶ月、前引っ越しの挨拶をするために訪ねた時は留守にしていたそいつの顔を、俺はこれまで一度も見たことがなかった。ドアに鍵をかけていないのか。不用心な奴だ。こんなボロアパートの鍵などあってないようなものだが、なるほど。鍵をかけなければ俺は今こんな状況に陥っていないわけだから、あいつのやり方も道理にあっているのかもしれないと、冷えた体でぼんやりと考えながら今日の災難について思い返していた。
siiba_n
MAIKING※書きかけで未完結。2021年に書いていたものです※捏造100%/なんでも許せる人向け/流血注意
魔法使いによる襲撃を受けた魔法舎で、賢者は瀕死の重傷を負ってしまう。
『道連れにしますね、晶』
そう言ってミスラに意識を奪われ、目が覚めた時に賢者は北の国の雪原にたった一人取り残されていて──
終焉がそこにはあった#1〜301
短い人生の中で、一番大きな事故といえば思いつく限りで家の階段から落ちたことだった。まだ俺がよたよたと足取りもおぼつかない赤子の頃、母親が少し目を離したすきにごろごろと転げ落ちたらしい。当然のように俺はその事故を覚えていないが、額にはその時に切ったという傷跡が今でもうっすらと残っている。五ミリほどの裂傷は肌に馴染んでいるため今では気にすることもないが、思い出話として母親は時折口にした。「貴方はとってもお転婆だったのよ」と。果たして、お転婆の使い方としてあっているかどうかは疑問をもつところではあったが。
バンジージャンプもスカイダイビングもしたことのない、落下初心者の俺には難易度の高い紐なしバンジーダイビング中、このまま死んでしまうのだろうかと、そんな取り留めのない記憶を思い出していた。
30542短い人生の中で、一番大きな事故といえば思いつく限りで家の階段から落ちたことだった。まだ俺がよたよたと足取りもおぼつかない赤子の頃、母親が少し目を離したすきにごろごろと転げ落ちたらしい。当然のように俺はその事故を覚えていないが、額にはその時に切ったという傷跡が今でもうっすらと残っている。五ミリほどの裂傷は肌に馴染んでいるため今では気にすることもないが、思い出話として母親は時折口にした。「貴方はとってもお転婆だったのよ」と。果たして、お転婆の使い方としてあっているかどうかは疑問をもつところではあったが。
バンジージャンプもスカイダイビングもしたことのない、落下初心者の俺には難易度の高い紐なしバンジーダイビング中、このまま死んでしまうのだろうかと、そんな取り留めのない記憶を思い出していた。
とこのべ
MAIKING75afterparty II展示SSイチャイチャさせたかった七五。途中まで。
匂い(仮題) 玄関が開かれる気配を察知したのは丁度シャワーを浴びている最中だった。
「え?七海?」
水音の向こうに聞こえた物音と捉えた呪力にシャワーを止める。からり、と風呂場の戸を開けて廊下の向こうに声をかけた。
「なーなーみー?」
廊下を進んでいた足音が止まる。そうして開けられたドアの向こうから疲労を滲ませた七海が顔を見せた。
「おかえり。早かったじゃん」
「ただいま帰りました。急な変更があって今日は早々に上がれました」
五条の姿を認めて七海の表情がふっと緩む。それを愛しく思いながら五条はにんまりと笑って濡れた手先を揺らした。
「オマエもさっさと汗流したいだろ。一緒に入ろうぜ」
久々に会えた恋人。しかも明日七海は休みで自分は夕方に高専に行けばいいのでゆっくりできる。となればすぐにでもいちゃつきたいに限る。そう思っておいでおいでと手招いたのに、七海はビタッと動きを止めて五条の元には来てくれない。
3225「え?七海?」
水音の向こうに聞こえた物音と捉えた呪力にシャワーを止める。からり、と風呂場の戸を開けて廊下の向こうに声をかけた。
「なーなーみー?」
廊下を進んでいた足音が止まる。そうして開けられたドアの向こうから疲労を滲ませた七海が顔を見せた。
「おかえり。早かったじゃん」
「ただいま帰りました。急な変更があって今日は早々に上がれました」
五条の姿を認めて七海の表情がふっと緩む。それを愛しく思いながら五条はにんまりと笑って濡れた手先を揺らした。
「オマエもさっさと汗流したいだろ。一緒に入ろうぜ」
久々に会えた恋人。しかも明日七海は休みで自分は夕方に高専に行けばいいのでゆっくりできる。となればすぐにでもいちゃつきたいに限る。そう思っておいでおいでと手招いたのに、七海はビタッと動きを止めて五条の元には来てくれない。
yokoyoko221
MAIKINGち〜が大丈夫じゃないときに、大丈夫って言わなくていいようになってほしいちがしゃきの話。マジでこんなんばっか書いてるな。でもこれ書き終わりたいですだいじょうぶ夜中に目が覚めたら、俺が眠った時には人がいたはずの隣のベッドの掛け布団はめくれて空っぽの中身があらわになっていた。あれ、先輩どこ行っちゃったんだろ。少し不安になり、でも、夜中に起き出してしまうことくらい、だれにでもあるかと思い直して、でも、なんだか引っかかって、俺も水でも飲むかとキッチンへ向かう、向かうために部屋を出て中庭でふと見上げた空には満月、いやにきれいだな、……あ?、2階の窓に足を掛けて外に乗り出しているあの緑の頭は、
……は?なにしてんのあのひと
はやまっ……………?
…………。
いやはや。
冷静に考えれば、いや、冷静もなにも、あの身軽世界一を狙える三角と屋根でお月見していたとかいう人だ、気分転換にちょっとだけ月に近いところへ腰掛けて夜の静かな空気を吸いたかっただけだろう、だから、なにも心配することなんかないのに、俺は寝ぼけた頭で、てっきり、てっきり。
1294……は?なにしてんのあのひと
はやまっ……………?
…………。
いやはや。
冷静に考えれば、いや、冷静もなにも、あの身軽世界一を狙える三角と屋根でお月見していたとかいう人だ、気分転換にちょっとだけ月に近いところへ腰掛けて夜の静かな空気を吸いたかっただけだろう、だから、なにも心配することなんかないのに、俺は寝ぼけた頭で、てっきり、てっきり。
tooka_4120
MAIKINGBrancoのデフォルメイラスト。桃李くん→ピーチソーダ、しののん→ソーダ(ノーマル)、宙くん→メロンソーダ、藍良くん→レモンソーダ で考え中です。(リアル都合で描く時間あまりないので10月に完成する予定です。)
snow
MAIKINGP5R明主の三学期後を本気出して考えたなんねんたっても これで終わるんだ、と一種満足感さえ得ていた意識がまた形をとる。自分が今どこにいるのか一瞬わからなくなる感覚。あのクソ忌々しく押しつけがましい『現実』とやらにまた戻ってしまったのか。けれど、それにしてはあたりの様子がおかしかった。人の気配がわかる半個室。目の前にはパソコンのモニターが光っている。どこかのネットカフェだろうここは、俺自身ではなかなか選ばないだろう場所だった。今度こそ誰かの策略ではないだろう。明智吾郎がここに存在させられる意味が分からないからだ。
「たしか、あれから……」
一月からこっち、悪夢みたいな現実では定かでなかった記憶。あの男が知らなかったのだろうそれがじわじわと蘇ってくる。
獅堂のパレスで最後に言い残された再戦の約束。認めたくはないが、そのおかげでぎりぎり生還できたようなものだった。自分と同じ顔をした腹の立つ人形をぶっ殺して、あとはなりふり構わず全力で逃げ、しばらくパレスのセーフルームで体を休めて、現実へと戻る。獅堂の手がもう回ってしまっているだろうから、家に帰るわけにはいかなかった。身の安全を確保しようにも『改心』が果たされるまでは警察さえ危険だ。ありったけの現金をさっとかき集め、ほとぼりが冷めるまでネットカフェを転々として。そうして、今へと至る。
6744「たしか、あれから……」
一月からこっち、悪夢みたいな現実では定かでなかった記憶。あの男が知らなかったのだろうそれがじわじわと蘇ってくる。
獅堂のパレスで最後に言い残された再戦の約束。認めたくはないが、そのおかげでぎりぎり生還できたようなものだった。自分と同じ顔をした腹の立つ人形をぶっ殺して、あとはなりふり構わず全力で逃げ、しばらくパレスのセーフルームで体を休めて、現実へと戻る。獅堂の手がもう回ってしまっているだろうから、家に帰るわけにはいかなかった。身の安全を確保しようにも『改心』が果たされるまでは警察さえ危険だ。ありったけの現金をさっとかき集め、ほとぼりが冷めるまでネットカフェを転々として。そうして、今へと至る。
meiko
MAIKINGDom🐘/Sub🐅ユニバース、書きかけなので唐突に始まって唐突に終わります弊Dom/Subは
Dom→褒めたい、信頼してほしい性
Sub→褒められたい、信頼を返したい性
グレア→Domが放つ威嚇のような視線、自分のDom以外からSubが受けると不安定になることもある
プレイ→Dom/Sub間で支配したいされたい欲求を満たすために行われる
みたいな世界観です
パスは英字3文字と🐅誕生日4ケタ 1046