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    ラディアン

    pagupagu14

    DONE自分を大事に/イーティファ(ラディアンテイル)
    厄介客に絡まれるティファリアと非番のイーオンの話
    自分を大事に 「イーオン、ごめんね。せっかくの非番の日なのに手伝ってもらったりして」
    「自分が好きでやってることだ、ティファリアが謝る必要はない」
    「イーオン…」
    イーオンの真っ直ぐな優しさに頷くとイーオンが作ったばかりの日替わりランチプレートをトレイに乗せホールへとティファリアは向かっていった。
    「お待たせしました!注文の日替わりランチプレート、こちらがAセット。そしてそちらのお客様にはBセットでございます」
    テーブルの上へと配膳されたプレートを見て、女性二人の客は顔を喜びの色に染める。美味しそう、写真撮ってもいいですか?の言葉に満面の笑みを浮かべティファリアは頷いた。
    「ごゆっくり、お過ごしください」
    そしてキッチンの方へと戻ろうとしたティファリアだったがカランと金属音がしたことにより条件反射のように振り向き、落ちた食器を拾い落とした客に謝った。相手は二人の男性客でありいつも決まってこの時間に来ては忙しい時間であることを理解してティファリアに構ってもらいにくる、迷惑な客であった。そしてそれをキッチンの方から見ていたイーオンはわなわなと肩を震わせた。
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    pagupagu14

    DONEお前のために贈る花/ザフォティファ(ラディアンテイル)
    ザフォラハピエン後クルトラの街にてティファリアに贈るための花束を買う話です。ザフォティファのティファリアはイエローとかオレンジが似合う感じするよね
    お前のために贈る花 「花束を見繕ってくれないか。」
    クルトラの街のある花屋、そこに現れた迷宮守の姿に店員は表情を明るくさせる。
    「ザフォラ様、花束ですか…ティファリア様にですか?」
    その言葉に思わず咽せてしまうザフォラ。
    「…ノーコメントだ」
    そんな様子を見せればバレバレだというのにザフォラはそうやって誤魔化した。
    「どんな花で作りましょう?」
    「……オレンジの、果実を実らせるオレンジの花を使った花束は出来るか?」
    「できますが…」
    「ならそれで」
    「色の雰囲気は?」
    「……イエローとかオレンジとかの明るい色味で頼む」
    「かしこまりました」
    そういうと花束を作り始める花屋を見てふっとザフォラは息を吐くのだった。
    ***
     オレンジの花を選んだのはちょっとした思いつきだった。よく、あいつが淹れてくれるハーブティーと同じものだから。イエローとかオレンジのカラーを指定したのは、なんとなく…本当に何となく、あいつをイメージすると思い浮かぶ色がそれなだけで…他意はない。
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