ミスラ
にな子
SPOILER晶くんメーカーミスラ√シナリオに関して考えてたことや思ったことなど
※ネタバレ解禁でせっかくだし何かあげたかったってだけです
※あくまでもこんな風に考えて書いたよ〜、こんな風に思うかも〜っていう自分の感想まじりの文章
※解釈を押し付けるつもりは全くないしむしろ読んだ人がそれぞれ感じたままに(特にゲームなのでスチルやBGMや演出等あるし)好きに解釈して、それぞれの未来を考えてほしいです 1013
saranoumi
DOODLE「眠らない子どもたち」眠らない子供のもとにくると言われる魔物の話をするオーエンとネロ。ブラッドリー不在ですが、師弟・養父子色強めの元相棒とそれを厳しくも温かく見守っているお兄さん達の昔話です。
ミスラ・オーエンが過去のネロをある程度知っていることになっています。 6050
Kirin_muzi
PROGRESS5/5超賢マナ新刊の小説パートのサンプルです。断片一
「ティコ湖にはさ、人魚の伝説があるんだって」
髪が雲みたいにたなびいて、ゆるゆると、揺れている。肩も、腹も、胸も、全部が揺れている。魂を揺らしながら笑っているのだ。
ミスラはそれを見るのが好きだ。胸にオレンジ色の花が甘ったるく咲くみたいな、くすぐったくうねるような感じがする。
「空から隕石が落ちてきてさ、他にいないような生き物たちがいっぱい生まれてね、その中には人魚もいたんだって」
「ふうん」
「だから、人魚は、星から生まれてきたんだよ」
突然、チレッタはお気に入りのベッドに横たわるみたいに、自然に後ろに倒れ、そのまま、湖に落ちていった。水はするりとチレッタを受け入れる。
「どう、人魚みたい?」水面に金の髪がふわりと広がっている。
5351「ティコ湖にはさ、人魚の伝説があるんだって」
髪が雲みたいにたなびいて、ゆるゆると、揺れている。肩も、腹も、胸も、全部が揺れている。魂を揺らしながら笑っているのだ。
ミスラはそれを見るのが好きだ。胸にオレンジ色の花が甘ったるく咲くみたいな、くすぐったくうねるような感じがする。
「空から隕石が落ちてきてさ、他にいないような生き物たちがいっぱい生まれてね、その中には人魚もいたんだって」
「ふうん」
「だから、人魚は、星から生まれてきたんだよ」
突然、チレッタはお気に入りのベッドに横たわるみたいに、自然に後ろに倒れ、そのまま、湖に落ちていった。水はするりとチレッタを受け入れる。
「どう、人魚みたい?」水面に金の髪がふわりと広がっている。
みやこ
MOURNINGカイオエのギャグ。シンデレラオマージュ。友情出演・・・スノウ、ホワイト、オズ、ミスラ、クロエ、ブラッドリー、ネロ、アーサー、ラスティカ、ルチル。
あるところに、超皮肉屋・超毒舌の自称悪い子、オーエンがいました。そしてオーエンは、とても長寿な双子、スノウとホワイトにこき使われていたのです。
「これ、オーエンちゃん!掃除してって言ったでしょ〜?」
「オーエンちゃん、我チュロス食べた〜い♡」
双子は次から次へと注文をしてきます。彼らの弟子が逃げたのも納得でした。
「うるさいな、自分でやればいいだろ…。チッ、フィガロのやつ逃げやがって…」
かといって言うことを聞かないとつら〜いお仕置きが待っているので、オーエンは渋々双子に付き合っていました。悪いことをすると、双子の弟子の1人であるオズに雷を落とされるのです。
ある日、オーエンが適当に掃除をしていると、双子がきゃっきゃっと笑いながら駆け寄ってきました。オーエンは心底気味悪がりました。
5349「これ、オーエンちゃん!掃除してって言ったでしょ〜?」
「オーエンちゃん、我チュロス食べた〜い♡」
双子は次から次へと注文をしてきます。彼らの弟子が逃げたのも納得でした。
「うるさいな、自分でやればいいだろ…。チッ、フィガロのやつ逃げやがって…」
かといって言うことを聞かないとつら〜いお仕置きが待っているので、オーエンは渋々双子に付き合っていました。悪いことをすると、双子の弟子の1人であるオズに雷を落とされるのです。
ある日、オーエンが適当に掃除をしていると、双子がきゃっきゃっと笑いながら駆け寄ってきました。オーエンは心底気味悪がりました。
okayu_gohan25
PROGRESSミス晶♂りん血ミスラとドルオタ晶くんの冒頭。
ドルオタ晶くんが推し(ミスラ)に貢ぎ過ぎたため金欠に。
金欠を解消しようと新しいバイトを探す話。
本当序盤だけです……。ドルパロは必ずやりたいので違うところで出せたら形にしたいです…!
推しに貢献したい晶くん「う〜〜〜ん………」
真木晶は悩んでいた。
スマホの画面に立ち上げた通帳アプリは己の全財産を表示している。そのあまりにも心許な過ぎる数値にかれこれ一時間以上支出管理アプリと見比べながら頭を抱えている。
「だめだ、これ以上生活費を削ったら人間として最低限の暮らしすら怪しい……」
肺に溜まった空気全てを吐き出す程の大きなため息。
真木晶、二十歳。都内在住の大学二年生。
彼は今とてつもない危機に直面していた。
「うぅ〜〜〜…!!!この前の物販で買いすぎたよなぁ…。でもあれはビジュが良過ぎたのがいけない……俺は悪くない……」
そう、金欠である。
親元をを離れ、一人暮らしをする晶の主な財源は親からの仕送りと自身が稼ぐバイト代。以前まではそれで問題なくやり繰りできていたし、特に足りなくなるだなんてことも無かった。
1890真木晶は悩んでいた。
スマホの画面に立ち上げた通帳アプリは己の全財産を表示している。そのあまりにも心許な過ぎる数値にかれこれ一時間以上支出管理アプリと見比べながら頭を抱えている。
「だめだ、これ以上生活費を削ったら人間として最低限の暮らしすら怪しい……」
肺に溜まった空気全てを吐き出す程の大きなため息。
真木晶、二十歳。都内在住の大学二年生。
彼は今とてつもない危機に直面していた。
「うぅ〜〜〜…!!!この前の物販で買いすぎたよなぁ…。でもあれはビジュが良過ぎたのがいけない……俺は悪くない……」
そう、金欠である。
親元をを離れ、一人暮らしをする晶の主な財源は親からの仕送りと自身が稼ぐバイト代。以前まではそれで問題なくやり繰りできていたし、特に足りなくなるだなんてことも無かった。
11_1ito
DONE晶ちゃんオンリー4🥰開催おめでとうございますめでたい!!!!🎉🎉🎉
私は相変わらず漫画の進捗が思わしくないオタク!
こっちは推しでも見たかったラブライナーパロのようなもの
(パスはおしながきへ🙆)
21時頃:ミスラ増えました!💪
明日また別の展示増やせたら…いいな…ッ 4
まちゃーしぃ@やってみた
INFO【ポイピクやってみた64日目】ファンアートサイト【やってみた】
更新しました!
ファンアート 描いてみた
【ドラゴンクエスト_モンスターズ_
ホイミン_ホイミスライム】
ホイミスライムは可愛い子しかいない・・・!
IXIIIZD
DOODLEブラッドリーに絡まれたいしミスラに助けられたい欲張りすぎる夢妄想「人たらしで顔がいいので、それ以上絡まれたら好きになっちゃいそうだから避けてた」
7枚目はエピローグ的な
🗝フライドチキンの歌の続きを歌っていた人 7
chakppppppy
DONE2024年辰年なので妖異譚ミスルチ!1stおせち食べさせたミスラさん、ドカンとしたやつが良いって言ってましたね?ルチルのお料理は具が全部デカくてドカン!としてますが??
作画コストとやましい気持ちを全部抱きしめてくれる寝間着にありがとう。 9
もけけ
DONE妖異譚の竜ミスラがまほ軸に逆トリ(?)してまだくっついてないミス晶♀にちょっかいかける話。 ぱかりと瞼が開く。暖かい布団が心地良い。まだ朝は肌寒い季節、もそもそと潜り込んだ。右手に温もりを感じてそちらに視線をやる。白い透き通るような肌の美青年がこちらを向いてすやすやと眠っている。癖のある髪が寝癖でさらにぴょこんと跳ねている。それにふふと少し息が漏れた。吐息を感じてか、ごろりとミスラが寝返りをうって仰向けになる。眠ったままのようだが、ミスラの自由な右手がざり、と前髪をかきあげた。
その時不意に、晶の腰がくん、と後ろに引かれる。そちらは誰もいないはずで、さらに言うなら腰に腕が回っている。つまり、背後に誰かがいる。
ぞぞ、と背筋が粟立つ。悲鳴を上げるか悩んだ。これでムルであったりなどしたらただのお騒がせでしかない。尤もムルの場合はミスラが気が付かないはずはないのだが。そう、ミスラが気が付かずにすやすやと眠っているということは恐ろしいことの可能性もあるのだ。不用意に声をあげるのは良くないかもしれない。逡巡のすえ、そろりと首を動かす。
13791その時不意に、晶の腰がくん、と後ろに引かれる。そちらは誰もいないはずで、さらに言うなら腰に腕が回っている。つまり、背後に誰かがいる。
ぞぞ、と背筋が粟立つ。悲鳴を上げるか悩んだ。これでムルであったりなどしたらただのお騒がせでしかない。尤もムルの場合はミスラが気が付かないはずはないのだが。そう、ミスラが気が付かずにすやすやと眠っているということは恐ろしいことの可能性もあるのだ。不用意に声をあげるのは良くないかもしれない。逡巡のすえ、そろりと首を動かす。
すすき
DOODLE【ミスブラ/パラロ】めちゃくちゃ懐いてくるミスラちゃんに振り回されるボスの話。モブいます
前にやったミスブラすごろくで、ミスラちゃんをポンコツ呼びするボスっていいよねってお話ししたのを思い出して書いてみたくなりました。
本当はオーエンちゃんも出したかった
何が楽しいのか、髪の毛を一本一本確かめているらしかった。二色の髪色は確かに珍しい部類に入るが、ブラッドリーしかいないわけではない。シティポリス内にも数人いるのだからそっちにしろと手を振り払った。不満げな声が邪魔をするなと生意気に文句を言っている。
「大人しくしてねえと追い出すっつっただろうが」
「だから、大人しくしてます」
ここから動いてないので、とブラッドリーより上背があるくせに子供のようなことを言う。実際、生まれてから二桁も過ぎていないアシストロイドなんて子供同然なのだろう。鮮やかな赤い髪を揺らして、緑の瞳がどことなく自慢げに瞬いた。思わずため息を吐く。
本当はこの署長室になど入れたくはなかったのだが、どこぞの研究機関のトップからの要望だ。無下にはできなかった。これをブラッドリーに預けて何がしたいのかは知らないが。
1421「大人しくしてねえと追い出すっつっただろうが」
「だから、大人しくしてます」
ここから動いてないので、とブラッドリーより上背があるくせに子供のようなことを言う。実際、生まれてから二桁も過ぎていないアシストロイドなんて子供同然なのだろう。鮮やかな赤い髪を揺らして、緑の瞳がどことなく自慢げに瞬いた。思わずため息を吐く。
本当はこの署長室になど入れたくはなかったのだが、どこぞの研究機関のトップからの要望だ。無下にはできなかった。これをブラッドリーに預けて何がしたいのかは知らないが。
すすき
DOODLE【ミスブラ/海賊】誕生日のブラッドリーに賭けを持ちかけるミスラの話。
ボイスが良かったのでそれで書こうとしたら何故か海賊になったし、ボイスの台詞ちょろっと言うだけになってしまった。
私が以前出した海賊パロ本の設定を引き継いでいるのですが、ミスラがブラッドリーに耳飾りをプレゼントしたことだけ把握しといてもらえれば大丈夫です✌️
今日の宴はずいぶん豪勢だな、と手元のジョッキを見つめた。ミスラにはよくわからないことだが、船員が言うには、この酒はめったにお目にかかれない上物らしい。一気に飲み干す。まずくはないがやっぱりよくわからなかった。空になったジョッキに気づいた船員が機嫌良さそうにおかわりを注いでくる。浮かれた調子の歌は、どこかで聞いたことがあった。
「それ、何の歌ですか」
「そりゃあ、キャプテンの誕生日を祝う歌さ! こんなめでてえ日、歌わずにはいられないだろ!」
ミスラも歌えよと返事も聞かずに肩を組まれ、かと思えばワンフレーズだけで満足して去っていく。スキップするような足取りは、何も今の船員だけじゃなかった。船中が浮かれ、笑い、祝いの声であふれている。
1238「それ、何の歌ですか」
「そりゃあ、キャプテンの誕生日を祝う歌さ! こんなめでてえ日、歌わずにはいられないだろ!」
ミスラも歌えよと返事も聞かずに肩を組まれ、かと思えばワンフレーズだけで満足して去っていく。スキップするような足取りは、何も今の船員だけじゃなかった。船中が浮かれ、笑い、祝いの声であふれている。
すすき
DOODLE【ミス+ショタブ/現パロ?】ミスラちゃんとショタブの心温まる(?)コミュニケーション話???かもしれない???
先に白状しとくんですけど私がただショタブを書いてみたかっただけです✌️☺️
なあ、と近くで声が聞こえた。
ミスラが仕方なくアイマスクを持ち上げると、子供と目が合った。背中で落ち葉ががさりと音を立てる。子供が大きな赤い瞳をぱちりと瞬かせた。
「こんなところで、何してんだ?」
「寝てます」
「……じめんで?」
「いけませんか?」
今日もミスラは眠れなかった。ベッドにいても眠れないのだから他を探すしかない。机の上やクローゼットの中はもう試したし、やっぱり眠れなかったのだ。だったら外で眠れるものを探すしかなかった。この公園は落ち葉もあって丁度よさそうだと思ったのだが。アイマスクを取って体を起こす。今日も眠れなかった。
ため息を吐くと、子供の瞳が急に忙しなく動き出す。
「……じゃましたか?」
「はあ。まあ、そうですね」
1239ミスラが仕方なくアイマスクを持ち上げると、子供と目が合った。背中で落ち葉ががさりと音を立てる。子供が大きな赤い瞳をぱちりと瞬かせた。
「こんなところで、何してんだ?」
「寝てます」
「……じめんで?」
「いけませんか?」
今日もミスラは眠れなかった。ベッドにいても眠れないのだから他を探すしかない。机の上やクローゼットの中はもう試したし、やっぱり眠れなかったのだ。だったら外で眠れるものを探すしかなかった。この公園は落ち葉もあって丁度よさそうだと思ったのだが。アイマスクを取って体を起こす。今日も眠れなかった。
ため息を吐くと、子供の瞳が急に忙しなく動き出す。
「……じゃましたか?」
「はあ。まあ、そうですね」
すすき
DOODLE【ミスブラ/魔法舎】依頼で西に来たブラッドリーが西の魔女に誘われて、それを目撃したミスラが「俺のものです」って奪ってくし何ならマーキングもしちゃう系の話
グラスを置いたタイミングを見計らうように、真っ赤に塗られた爪が一瞬だけ手首に触れた。
「ねえ。あたくしの宝を奪うつもりはおありかしら?」
花のような香水のにおいを纏った女が爪と同じ色の唇を小さく開く。バーの騒めきにかき消されそうな声がブラッドリーの名を呼んだ。ちらりと視線を向ければ女の魔力が歓喜に揺らぐ。まさに西らしい魔女だった。欲望と好奇心に塗れた赤い瞳が、じっとりとブラッドリーを見つめている。どこぞの賢者の魔法使いを思い起こさせた。
女のやり口は悪くない。余計な言葉を飾り立てない冷静さと、黙ったままブラッドリーの言葉を待っていられる自信を持っている。常ならば遊んでやっても構わないが、今日はここに賢者も来ている。慣れぬ雰囲気に表情を硬くして依頼人の元へと向かった背中を思い返すと頷いてやる気にはならなかった。
1575「ねえ。あたくしの宝を奪うつもりはおありかしら?」
花のような香水のにおいを纏った女が爪と同じ色の唇を小さく開く。バーの騒めきにかき消されそうな声がブラッドリーの名を呼んだ。ちらりと視線を向ければ女の魔力が歓喜に揺らぐ。まさに西らしい魔女だった。欲望と好奇心に塗れた赤い瞳が、じっとりとブラッドリーを見つめている。どこぞの賢者の魔法使いを思い起こさせた。
女のやり口は悪くない。余計な言葉を飾り立てない冷静さと、黙ったままブラッドリーの言葉を待っていられる自信を持っている。常ならば遊んでやっても構わないが、今日はここに賢者も来ている。慣れぬ雰囲気に表情を硬くして依頼人の元へと向かった背中を思い返すと頷いてやる気にはならなかった。
すすき
DOODLE【ミスブラ/海賊】自分だけ頭なでなでされなくて不満なミスラちゃんと、ミスラだけに渡すものがあるから頭は撫でないブラッドリーの話
前に書いた話の設定のつもりだけどやっぱりただのいちゃいちゃになった。
最後の力尽きた感がすごい
よくやった、と手下の髪を乱してやると、嬉しそうに歓声を上げて張り切って宴の準備に駆けていった。いつもするわけではないが、今日は特別だ。今日の敵船は中々上物の宝をたんまりため込んでいたし、美食家でも連れていたのか食糧庫の中も豪勢だった。ブラッドリー好みの酒も手に入った。ここ最近で一番の収穫と言っていい。船中が浮かれていた。寄港地も近付いているため、今日の宴は大いに盛り上がるだろう。
すれ違う手下がこんなに仕留めたと自慢してきたので同じように髪を撫でてやる。弾む足取りで去っていく手下を見送り、ちらりと背後に目を遣った。
「で? てめえはどこが気に入らねえんだ?」
ミスラと呼びかけると、緑の瞳がゆっくり瞬いた。いつもと同じような顔をして、そのくせ殺気が隠しきれていない。こんなに浮かれていなければ誰も近づいては来なかっただろう。何せ、宝を運び込んでからずっとブラッドリーの傍を離れないのだ。気に入らないと無言で主張しながら。
1219すれ違う手下がこんなに仕留めたと自慢してきたので同じように髪を撫でてやる。弾む足取りで去っていく手下を見送り、ちらりと背後に目を遣った。
「で? てめえはどこが気に入らねえんだ?」
ミスラと呼びかけると、緑の瞳がゆっくり瞬いた。いつもと同じような顔をして、そのくせ殺気が隠しきれていない。こんなに浮かれていなければ誰も近づいては来なかっただろう。何せ、宝を運び込んでからずっとブラッドリーの傍を離れないのだ。気に入らないと無言で主張しながら。
すすき
DONE【ミスブラ/海賊】ブ受マンスリー11月お題「日誌」
航海日誌を書いてるブラッドリーを真似するけど結局飽きてブラッドリーにちょっかいかけるミスラの話。
以前書いた話(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19613426)と同じ設定で書いたつもりですが、ただのイチャイチャ両思いミスブラになってしまった
ペンが踊るように紙の上を走っている。よくそんなに書くことがあるなとミスラは思うが、ずいぶん大切な物らしい。航海日誌と言ったか。船に乗るものは全員書くものらしい。ミスラはブラッドリーがこうして書いているのを見るまで知らなかったが。そう告げるとブラッドリーは目を細めて、それはそうだろうなと言うだけだった。その時を思い出して少しむかっとする。
放置されていたペンを一つ手に取り、そこらへんに置かれた紙を引き寄せた。航海していた時間はミスラの方が長いのだ。日誌を書くのならブラッドリーより上手く書けるに決まっている。
ブラッドリーはちらりとこっちを見たが何も言わなかったので使ってもいいだろう。だめだと言われたところで聞く気はなかったが。
1332放置されていたペンを一つ手に取り、そこらへんに置かれた紙を引き寄せた。航海していた時間はミスラの方が長いのだ。日誌を書くのならブラッドリーより上手く書けるに決まっている。
ブラッドリーはちらりとこっちを見たが何も言わなかったので使ってもいいだろう。だめだと言われたところで聞く気はなかったが。
すすき
DOODLE【ミスブラ/魔法舎】ブラッドリーが口では言えないことミスラにされたとしたらどんなのかな〜と考えて、多分めちゃくちゃ平和で優しくて可愛らしいことの方が嫌がりそうな気がする🤔となり書いたもの。
ミスラがブラッドリーにちゅっちゅする話(ネタバレ)
随分と腑抜けたものだなと思う。ブラッドリーではなく、傍に突っ立ったまま黙り込む男の話だ。木陰で昼寝を決め込んでいることに腹を立てているのかとも考えたが、それにしては魔力の揺らぎもない。自分は厄災の傷で眠れもしないというのに。以前北にいた頃なら問答無用で魔道具を取り出していただろう。
遠くに南の兄弟の気配を感じる。響いてくる笑い声は中央の子供のものだろうか。やけに平和で生温い。けだもののような男がでくの坊になるくらいには。
ブラッドリーにちょっかいを掛ける気がないのならどこかに行けばいいものを、男——ミスラは寝そべるブラッドリーの横に立ったまま動こうとはしなかった。何を考えているのかわからない。さすがに無視するのも限界があった。渋々目を開く。明るい日差しを背に、燃えるような赤髪がそよ風に揺れている。こちらを覗き込む顔は嫌になる程のどかだった。
1728遠くに南の兄弟の気配を感じる。響いてくる笑い声は中央の子供のものだろうか。やけに平和で生温い。けだもののような男がでくの坊になるくらいには。
ブラッドリーにちょっかいを掛ける気がないのならどこかに行けばいいものを、男——ミスラは寝そべるブラッドリーの横に立ったまま動こうとはしなかった。何を考えているのかわからない。さすがに無視するのも限界があった。渋々目を開く。明るい日差しを背に、燃えるような赤髪がそよ風に揺れている。こちらを覗き込む顔は嫌になる程のどかだった。
mhnt_mis
DONEよーいたん設定前提。晶くんがよーいたん世界に来たとき、全部思い出して晶くんを攫いに来たフウィルリンと、追いかけてきたミスラの話。
「晶」
聞き覚えのある声だった。
穏やかで、柔らかい、透き通った声だ。
ファウストに頼まれて薬包紙に薬を包んでいた手を止め、顔を上げて開け払っていた玄関戸の外を見ると、長い白銀の髪の男が立っていた。
「晶、やっと会えた」
「…あなたは」
晶は一瞬押し黙って、思い浮かんだ名前にハッとして、声に出した。
「あなたは、フウィルリン…?」
フウィルリン…、誰だろう、でもその名前を呼ぶと胸がぎゅ、と締め付けられるように熱くなった。
思わず着ている着物の胸元あたりを掴んで、その人から視線を逸らさないまま、玄関に降りてレノックスが拵えてくれた下駄をつっかけた。
晶の目の前に立つその人は、思わず息をとめて見つめてしまうほどに美しい。
3222聞き覚えのある声だった。
穏やかで、柔らかい、透き通った声だ。
ファウストに頼まれて薬包紙に薬を包んでいた手を止め、顔を上げて開け払っていた玄関戸の外を見ると、長い白銀の髪の男が立っていた。
「晶、やっと会えた」
「…あなたは」
晶は一瞬押し黙って、思い浮かんだ名前にハッとして、声に出した。
「あなたは、フウィルリン…?」
フウィルリン…、誰だろう、でもその名前を呼ぶと胸がぎゅ、と締め付けられるように熱くなった。
思わず着ている着物の胸元あたりを掴んで、その人から視線を逸らさないまま、玄関に降りてレノックスが拵えてくれた下駄をつっかけた。
晶の目の前に立つその人は、思わず息をとめて見つめてしまうほどに美しい。
???
MAIKINGミスラと晶の話花を盗む 湧き立つように咲いた桜の隙間を春の陽射しがちらちらと泳いでいく。ぬくもりを含んだ風が頬を撫でた。不思議な予感をふんだんに溶かした空気があたりを包んでいる。
「待ってたよ」
春の訪れのような笑顔の彼女はこちらに手を振ってみせた。光を編んだような髪が風に靡く。きらきらと陽の光を反射していて眩しい。思わず目を細めた。
「ずいぶんな大荷物じゃない?」
あたりが真っ白になるほどの花吹雪を手でよけながら彼女との距離を縮める。春爛漫という言葉がぴったりの今日。桜並木の小径に二人はいた。花見の客は他に誰もいない。
「まあ、長い旅路だから分からなくもないけど」
彼女はそう言うと、苦笑いをして目を閉じた。風を待っているみたいだ。その横顔をじっと見つめた。「分からなくもない」と言うわりに彼女は手ぶらだった。視線に気づいた彼女はこちらの疑問を見透かしたように答える。
1424「待ってたよ」
春の訪れのような笑顔の彼女はこちらに手を振ってみせた。光を編んだような髪が風に靡く。きらきらと陽の光を反射していて眩しい。思わず目を細めた。
「ずいぶんな大荷物じゃない?」
あたりが真っ白になるほどの花吹雪を手でよけながら彼女との距離を縮める。春爛漫という言葉がぴったりの今日。桜並木の小径に二人はいた。花見の客は他に誰もいない。
「まあ、長い旅路だから分からなくもないけど」
彼女はそう言うと、苦笑いをして目を閉じた。風を待っているみたいだ。その横顔をじっと見つめた。「分からなくもない」と言うわりに彼女は手ぶらだった。視線に気づいた彼女はこちらの疑問を見透かしたように答える。
yutaxxmic
PROGRESSまだ発行できていない本です。ファウ晶♂、恋愛感情はないけれど、添い寝しているミスラがたくさん出てきます。
通販開始次第お知らせいたします。
11月下旬辺りにTwitter上で「ファウ晶♂」を検索して頂ければ恐らく情報に触れることができるかと思いますので、ご興味を持っていただけましたら、気が向いたら折に検索してみてください。
よろしくお願いします。 3
ksn_mh
MEMO※撮影禁止エリアの写真の姿なので問題があるようでしたら消しますまほすてのメモリアルイベントで展示されていたミスラと晶くんの写真(舞台袖かどこかで並んで眺めてる)がすごくよくてその日に買ったドキュメンタリーブックに載ってる事を祈りながら帰宅して確認したら未収録で地面叩いた
ふしんしゃ2
REHABILI入浴中のシノ♀ムル♀アーサー♀のところに任務帰りのミスラがフィガロ、ヒース、ネロ、ファウスト、シャイロック、クロエ、カイン、オーエン、ブラッドリーを連れてアルシムで登場する話。俗にいうラッキースケベ。 4siiba_n
MAIKING※書きかけで未完結。2021年に書いていたものです※捏造100%/なんでも許せる人向け/流血注意
魔法使いによる襲撃を受けた魔法舎で、賢者は瀕死の重傷を負ってしまう。
『道連れにしますね、晶』
そう言ってミスラに意識を奪われ、目が覚めた時に賢者は北の国の雪原にたった一人取り残されていて──
終焉がそこにはあった#1〜301
短い人生の中で、一番大きな事故といえば思いつく限りで家の階段から落ちたことだった。まだ俺がよたよたと足取りもおぼつかない赤子の頃、母親が少し目を離したすきにごろごろと転げ落ちたらしい。当然のように俺はその事故を覚えていないが、額にはその時に切ったという傷跡が今でもうっすらと残っている。五ミリほどの裂傷は肌に馴染んでいるため今では気にすることもないが、思い出話として母親は時折口にした。「貴方はとってもお転婆だったのよ」と。果たして、お転婆の使い方としてあっているかどうかは疑問をもつところではあったが。
バンジージャンプもスカイダイビングもしたことのない、落下初心者の俺には難易度の高い紐なしバンジーダイビング中、このまま死んでしまうのだろうかと、そんな取り留めのない記憶を思い出していた。
30542短い人生の中で、一番大きな事故といえば思いつく限りで家の階段から落ちたことだった。まだ俺がよたよたと足取りもおぼつかない赤子の頃、母親が少し目を離したすきにごろごろと転げ落ちたらしい。当然のように俺はその事故を覚えていないが、額にはその時に切ったという傷跡が今でもうっすらと残っている。五ミリほどの裂傷は肌に馴染んでいるため今では気にすることもないが、思い出話として母親は時折口にした。「貴方はとってもお転婆だったのよ」と。果たして、お転婆の使い方としてあっているかどうかは疑問をもつところではあったが。
バンジージャンプもスカイダイビングもしたことのない、落下初心者の俺には難易度の高い紐なしバンジーダイビング中、このまま死んでしまうのだろうかと、そんな取り留めのない記憶を思い出していた。