mona5770
DOODLE2024.11.10おさすなの日によせて。付き合い始めた日もはっきりしない、そんなおさすなの記念日のはなし。
(治角名)はじまりのひ 正直なところ記念日はなにひとつ覚えていない。
つきあった日だとか、はじめてデートした日だとか、ほかにも恥ずかしい文字が北さんちのカレンダーに書き込まれていて、うわあと思わず声が漏れた。
「お前さあ元カノの誕生日を忘れていて平手打ちされたじゃん」
「いつの話しとるねん? いまの俺は愛に生きる男やねん」
「キモ……」
「はあ? せやけど付き合うた日くらいは覚えとるやろ?」
さすがに誕生日は祝ってるけど、付き合った日か。
え? いつ?? 初めてエッチした日? 治から好きって言われたのそれよりずっと後だ。
エッチ、正式には未遂だけど治の熱に触れたのは夏だった。
あれは高校一年の夏、たしか初めての夏合宿が終わった日だった。
2786つきあった日だとか、はじめてデートした日だとか、ほかにも恥ずかしい文字が北さんちのカレンダーに書き込まれていて、うわあと思わず声が漏れた。
「お前さあ元カノの誕生日を忘れていて平手打ちされたじゃん」
「いつの話しとるねん? いまの俺は愛に生きる男やねん」
「キモ……」
「はあ? せやけど付き合うた日くらいは覚えとるやろ?」
さすがに誕生日は祝ってるけど、付き合った日か。
え? いつ?? 初めてエッチした日? 治から好きって言われたのそれよりずっと後だ。
エッチ、正式には未遂だけど治の熱に触れたのは夏だった。
あれは高校一年の夏、たしか初めての夏合宿が終わった日だった。
55migiwa
DOODLE2024.12.1新刊の表紙と登場人物紹介――高校卒業式翌日、北さんは失踪した。
五年越しの再会を果たした侑がひたすら暴走して、治も暴走して、角名の倫理観がぶっ壊れてるシリアス風味のエロ本です。
最後は侑北で着地します。そして北さんの初恋は宮侑(重要)
東3ホール レ05b 「アイポ」で参加しています。
イラストはハコさんです! 3
しらい
MOURNING軍パロ「Chain」の最後、ボツになった微エロ?を置いときます。設定としては治角名二人とも軍人で、角名はトラウマで首を触られるのがダメ。治としては角名を泣かせたいと思ってる。
その先の未来−another− それでも許してくれたのは、俺に気を許してくれているから。そう思うと気分がいい。
「なんかされたら嫌なことあるか?」
「……首、触られるこ」
「それは却下や」
「チッ」
聞く気ねぇじゃんと角名が零し、それ以外でと俺が指定する。不機嫌になりながらも暫し考え、思いついたのか角名はゆっくりと口を開く。
「……じゃあ、手」
「手?」
「治の手、掴んでていい?」
伏し目がちにそう言われ、思わぬ要求に可愛いと思ってしまった。「ええよ、そんくらい」と承諾すると、掌ではなくがっちりと手首を掴まれる。
「……なあ角名。手ぇ、握るんやないん?」
「んなこと言ってねぇだろ。……まだ、殺されない保険かけとかないと、怖い、から」
ごめんと小さく零す角名の額に触れるだけのキスを送れば、パッと目線を上げるので綺麗な瞳がよく見える。不安そうな顔は俺がさせているのに、そんな表情もええなと思っている俺はやっぱり人でなしかもしれない。俺に嫌われるのが怖いと思ってくれているのだろう、なんて初心で可愛いのか。きっと今俺は、とても締まりのない顔をしているのだろう。好きなやつに特別に想ってもらえるのが、こんなに嬉しいなんて知らなかった。
5102「なんかされたら嫌なことあるか?」
「……首、触られるこ」
「それは却下や」
「チッ」
聞く気ねぇじゃんと角名が零し、それ以外でと俺が指定する。不機嫌になりながらも暫し考え、思いついたのか角名はゆっくりと口を開く。
「……じゃあ、手」
「手?」
「治の手、掴んでていい?」
伏し目がちにそう言われ、思わぬ要求に可愛いと思ってしまった。「ええよ、そんくらい」と承諾すると、掌ではなくがっちりと手首を掴まれる。
「……なあ角名。手ぇ、握るんやないん?」
「んなこと言ってねぇだろ。……まだ、殺されない保険かけとかないと、怖い、から」
ごめんと小さく零す角名の額に触れるだけのキスを送れば、パッと目線を上げるので綺麗な瞳がよく見える。不安そうな顔は俺がさせているのに、そんな表情もええなと思っている俺はやっぱり人でなしかもしれない。俺に嫌われるのが怖いと思ってくれているのだろう、なんて初心で可愛いのか。きっと今俺は、とても締まりのない顔をしているのだろう。好きなやつに特別に想ってもらえるのが、こんなに嬉しいなんて知らなかった。
しらい
MOURNINGよく角名を失踪させがちで自分から諦めようとさせがちだけど、ワンチャン治もありえるんじゃないかと思ったがゆえの治角名。あなたの愛を退ける 高校卒業してもお付き合いはそのまま継続してて、遠距離だけどなんとか休みを合わせて会ったりもして変わらないお互いの気持ちに満足して。角名が大学のレギュラーになってからの試合も観に行ったし、治のバイト先に角名が来ることもあった。
そんなある日、テレビが騒いでいたのはある有名人のスキャンダル。熱愛発覚と銘打ったそれは大々的に報じられてて、外に出る時はより一層慎重になったと侑が言っていたことを思い出す治。
一足早くプロの世界に入った侑も、会社やチームにどこで撮られるかわからないから節度を持った行動をと釘を刺されていたらしい。応援してくれるファンがいるのだから裏切るような行為はするなと。そこで、はたと気づく。
2113そんなある日、テレビが騒いでいたのはある有名人のスキャンダル。熱愛発覚と銘打ったそれは大々的に報じられてて、外に出る時はより一層慎重になったと侑が言っていたことを思い出す治。
一足早くプロの世界に入った侑も、会社やチームにどこで撮られるかわからないから節度を持った行動をと釘を刺されていたらしい。応援してくれるファンがいるのだから裏切るような行為はするなと。そこで、はたと気づく。
しらい
MOURNING長距離ドライバーの治と売り専の角名の現代パロ。まだまだ序章だが書ききる自信はない。奇妙な男 本当に、たまたまだったのだ。その日は朝早くからの出勤で、いつも通り運送先の確認や運転前のアルコール検査、車両のチェックをおこなって荷物を積みに行く途中。どちらかといえば郊外に当てはまる道を走り、駐車スペースの広いコンビニに滑り込む。昔はこんなに広くなんていらないだろうと思っていたが、この仕事を始めてその有難さがよくわかった。
季節は秋のはじめで緩やかに寒くなり、陽が落ちるのも早くなってきていた頃。助手席に置いていた上着を引っ掴んで運転席から降りると、ぽつんとした影を見つける。コンビニの入り口近くの駐車スペース。その車止めに腰かけ、膝を抱えて丸くなっている、おそらく男。コンビニの裏手側から入ってきたため気づかなかったが、トラックが停まっても近くを人が通りかかってもびくともしない。
5343季節は秋のはじめで緩やかに寒くなり、陽が落ちるのも早くなってきていた頃。助手席に置いていた上着を引っ掴んで運転席から降りると、ぽつんとした影を見つける。コンビニの入り口近くの駐車スペース。その車止めに腰かけ、膝を抱えて丸くなっている、おそらく男。コンビニの裏手側から入ってきたため気づかなかったが、トラックが停まっても近くを人が通りかかってもびくともしない。
しらい
DONE喧嘩した治が夢で幼い角名と出会う話。幼い角名の捏造が甚だしいが、大天使だと信じてやまない民より。寝ても醒めても やっと訪れた休日前夜。いつも通り飯を食ってのんびりして、角名の気分が乗ったら一緒に風呂入って、そんでそのあとはお楽しみ…となるはずだった。少なくとも先週はそうだったから、今週もと期待していた、のに。
「もうええわ!勝手にせえ!!」
そんな捨て台詞を吐いて引っ込んだ寝室。同棲を始める際、ベッドは大きいのを買って一緒に寝ようと決めた。個人の部屋はあった方がいいと言われたが、これだけは譲れなくて。お互いそれなりにガタイのいい体躯をしているため、必然的にベッドも通常サイズでは収まらない。個人の部屋でそれぞれにそのスペースをとるより、寝室をひとつ設けた方が自室を広く使えるのではないかと提案した結果である。
5019「もうええわ!勝手にせえ!!」
そんな捨て台詞を吐いて引っ込んだ寝室。同棲を始める際、ベッドは大きいのを買って一緒に寝ようと決めた。個人の部屋はあった方がいいと言われたが、これだけは譲れなくて。お互いそれなりにガタイのいい体躯をしているため、必然的にベッドも通常サイズでは収まらない。個人の部屋でそれぞれにそのスペースをとるより、寝室をひとつ設けた方が自室を広く使えるのではないかと提案した結果である。
wakaka_yryr
DONERTで回ってきた某少年漫画の設定をお借りした治角名パロディ。おにぎり大好き高校生×どんな願いも叶えてくれる神様のお話。
当初予定していた内容とは大幅に変わってしまいましたが楽しかったです。 12289
しらい
DONE今さらながらの呪術パロ。なんでも許せる人向け。あんまり治角名してない…。配役イメージは、双子は双子ちゃん、北さんは夏油、角名は冥冥です。
治角名呪術パロ 最近、どうにも懐かれているような気がしてならない。
どの組織にも属さない俺はフリーという形で呪術師を続けており、金の額によって受ける仕事を決めている。守銭奴だと揶揄されていることは知っているが、これほどわかりやすくて信用のおけるやつもそういないんじゃないかと思うんだけど。だって金さえ払えばどんな仕事でもするんだよ? 自分たちがしたくない汚れ仕事や面倒な仕事を押しつけたりできるなんて最高じゃない? それなら相応の対価を望んでもおかしくないでしょ。対価も用意できないやつがいくら陰口を叩こうが気にしないから別にいいんだけどさ。
一回の仕事の額がデカいからそんなマメに働くことなんてしなくていいんだけど、貰えるもんは貰っとく主義だから依頼は余程のことがない限り断らない。が、最近の俺への依頼はもっぱら子守に費やされている。赤ん坊をあやすとかじゃなく、ただ単にガキの面倒を見させられているのだ。
3476どの組織にも属さない俺はフリーという形で呪術師を続けており、金の額によって受ける仕事を決めている。守銭奴だと揶揄されていることは知っているが、これほどわかりやすくて信用のおけるやつもそういないんじゃないかと思うんだけど。だって金さえ払えばどんな仕事でもするんだよ? 自分たちがしたくない汚れ仕事や面倒な仕事を押しつけたりできるなんて最高じゃない? それなら相応の対価を望んでもおかしくないでしょ。対価も用意できないやつがいくら陰口を叩こうが気にしないから別にいいんだけどさ。
一回の仕事の額がデカいからそんなマメに働くことなんてしなくていいんだけど、貰えるもんは貰っとく主義だから依頼は余程のことがない限り断らない。が、最近の俺への依頼はもっぱら子守に費やされている。赤ん坊をあやすとかじゃなく、ただ単にガキの面倒を見させられているのだ。
あお。
MEMO前に呟いた治角名(♀)の思いついたメモ✍です。他校のお嬢様学校(女子校)に通うすなちゃと崎に通うおさむくんのおさすなちゃ出会い
治くんが駅で拾ったチベスナキーホルダーをなんやこのぶっさい狐と思っていると「あの、すみません」と声をかけられる。振り向くと黒髪に切れ長の目が綺麗な女の子。細い指が治くんの手の中にあるチベスナキーホルダーに向けられていた「それ、私の」「あっ、これ」「ありがとうございます。お気に入りで」治くんがはいと差し出したチベスナを両手で受取り、見つかってよかったと笑うすなちゃにドキッとする治くん。「あの今これしかなくて良かったら」といって小包のチョコレートをくれる。「おおきに」「本当にありがとうございました」といって去っていくすなちゃを治くんはもらったチョコレートを握りしめて見送った。
(高鳴る鼓動溶けるチョコレート)
2765治くんが駅で拾ったチベスナキーホルダーをなんやこのぶっさい狐と思っていると「あの、すみません」と声をかけられる。振り向くと黒髪に切れ長の目が綺麗な女の子。細い指が治くんの手の中にあるチベスナキーホルダーに向けられていた「それ、私の」「あっ、これ」「ありがとうございます。お気に入りで」治くんがはいと差し出したチベスナを両手で受取り、見つかってよかったと笑うすなちゃにドキッとする治くん。「あの今これしかなくて良かったら」といって小包のチョコレートをくれる。「おおきに」「本当にありがとうございました」といって去っていくすなちゃを治くんはもらったチョコレートを握りしめて見送った。
(高鳴る鼓動溶けるチョコレート)
あお。
MOURNING治の部屋の鏡が異世界に繋がってた(寮設定)。異世界には角名くんそっくりな御曹司と治くんそっくりな執事がいて…というファンタジーパロのつもりだったものです。思いつく限り書いただけなので供養。異世界組はすなくんとおさむくんの姿をした誰かみたいになってしまったのでキャラ崩壊注意です🙏🏻💦後半はほぼ会話です。いつかもう少し修正したい。「」→崎『』→異世界組崎の治角名+異世界の治角名治の部屋の鏡を除くと違う世界に繋がっていた。何言ってんだこいつと思うかもしれないが、俺も意味がわからない。でも実際に目の前で起こっているのだ。しかも……鏡の中には俺にそっくりのやつがいた。
「いや、意味わかんないんだけど」
「まぁ同じ顔なんて俺らで見慣れてるやん」
「それとは話が別だろ……」
事の発端は少し前。週末に出された課題を一緒にやろうと言う話になった。丁度同室の侑が部屋を空けるからと治たちの部屋で。
「どーぞぉ」
「おじゃまします。綺麗にしてんね」
「だいたいこんなもんやろ」
同じ間取り、同じ家具でもやはり住んでる人たちの個性は出るものだ。机の上に無造作に積まれた教科書に今月号のバレー雑誌。ズボンなのかシャツなのかわからないがクローゼットの隙間から布がはみ出していて、急いで散乱している衣類を放り込む治の姿が目に浮かんだ。だいたいこんなもんやろなんて言ってたけど、急いで片付けたんだろうなと思うと自然と広角が上がる。
7536「いや、意味わかんないんだけど」
「まぁ同じ顔なんて俺らで見慣れてるやん」
「それとは話が別だろ……」
事の発端は少し前。週末に出された課題を一緒にやろうと言う話になった。丁度同室の侑が部屋を空けるからと治たちの部屋で。
「どーぞぉ」
「おじゃまします。綺麗にしてんね」
「だいたいこんなもんやろ」
同じ間取り、同じ家具でもやはり住んでる人たちの個性は出るものだ。机の上に無造作に積まれた教科書に今月号のバレー雑誌。ズボンなのかシャツなのかわからないがクローゼットの隙間から布がはみ出していて、急いで散乱している衣類を放り込む治の姿が目に浮かんだ。だいたいこんなもんやろなんて言ってたけど、急いで片付けたんだろうなと思うと自然と広角が上がる。
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MOURNING治角名のパロ。年の差。昭和初期っぽい。転生もの。書く気がなくなっちゃったのであらすじだけ晒します。治角名のパロ本家の当主である祖父が若い芸者を引き取ったのは治が十の時であった。女中の話を盗み聞いた話では、知多だかどこかで踊り子をしていたそうで、腕前はたいそう評判だったと言う。しかし不幸があって脚の腱を痛めてしまい、踊れなくなって路頭に迷っていたところを祖父が拾ったらしい。
「年はまだ十六、七やて」
「あれまあ。上のお孫さんより若いやないの」
「養子や言うとるけど、ようはお妾さんやろ?お子様方は嫌な顔なさるやろなぁ」
「当たり前や。そんなどこの馬の骨かも分からん情夫に遺産の分け前渡ってまうんやから。うちかてええ気せんわ」
女中の口振りからなんとなく良くないことなのだと察せられたが、行き場のない人を助けたのだから、祖父はいいことをしたはずなのになぁと治は内心思っていた。
6933「年はまだ十六、七やて」
「あれまあ。上のお孫さんより若いやないの」
「養子や言うとるけど、ようはお妾さんやろ?お子様方は嫌な顔なさるやろなぁ」
「当たり前や。そんなどこの馬の骨かも分からん情夫に遺産の分け前渡ってまうんやから。うちかてええ気せんわ」
女中の口振りからなんとなく良くないことなのだと察せられたが、行き場のない人を助けたのだから、祖父はいいことをしたはずなのになぁと治は内心思っていた。
あお。
MEMOn番煎じだと思うのですが治角名(♀)で2/14の話(付き合ってない、両片思い)妄想してたらリプでは長いかなってなったのでポイピク💬2/14のおさすなちゃバレンタインデー当日の朝
隣のクラスの女子達の会話が聞こえてきた。
「治くん今年はチョコ貰ってくれへん〜」
「えっ彼女でもできたん?」
「彼女からしか貰わんてことなんかな」
それを聞いたあと治と1ヶ月ほど前にした会話が蘇ってくる。
「なぁ、来月バレンタインやんか」
「うん。そうだね」
「…すな誰かにチョコやるん?」
「女バレで交換するかな」
「俺には?」
「ん?」
「俺には…くれへんの?」
「…欲しいの?」
「おん」
あの会話はなんだったのだろう…。
「(私の欲しいって言ったよね?)」
じゃあ私からのは貰ってくれるのだろうか…
他の子のは断っているのに?
「(あっ治)」
そんなことをもんもんと考えながら教室に向かう途中治の姿を見つけた。治と、もう1人美人だと噂の3年生の先輩咄嗟に隠れて様子を伺う。
1950隣のクラスの女子達の会話が聞こえてきた。
「治くん今年はチョコ貰ってくれへん〜」
「えっ彼女でもできたん?」
「彼女からしか貰わんてことなんかな」
それを聞いたあと治と1ヶ月ほど前にした会話が蘇ってくる。
「なぁ、来月バレンタインやんか」
「うん。そうだね」
「…すな誰かにチョコやるん?」
「女バレで交換するかな」
「俺には?」
「ん?」
「俺には…くれへんの?」
「…欲しいの?」
「おん」
あの会話はなんだったのだろう…。
「(私の欲しいって言ったよね?)」
じゃあ私からのは貰ってくれるのだろうか…
他の子のは断っているのに?
「(あっ治)」
そんなことをもんもんと考えながら教室に向かう途中治の姿を見つけた。治と、もう1人美人だと噂の3年生の先輩咄嗟に隠れて様子を伺う。
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MEMOリクエスト語り。彼女がいる「ど」ノンケ治への片思いを拗らせた角名くんの話。
火曜日は忙しい毎週火曜日、部活が休みの日にはさっさと帰ることにしている角名くん。その日は週に一回のとても大切な用事があるのだ。
『優しいパパ』が会いに来てくれる日——角名くんはいつも心待ちにしている。だからその日の放課後はホームルームが終わったらすぐに帰り、電車に乗って少し先の駅まで行って、仕事を終わらせて駆けつけてくるパパを待つのだ。パパは角名くんを奥さんよりも娘よりも大切にしてくれるので、絶対に嘘はつかない。約束は破らない。どんなに遅くなっても必ず来てくれる。「会いたかった」と嬉しそうに笑って、デパートのレストランで美味しいご飯を食べさせてくれて、欲しいと伝えておいたプレゼントを渡し、更にはお小遣いもくれる。角名くんが上手に『御礼』ができたらもっとたくさん、欲しいものを欲しいだけくれる。
1225『優しいパパ』が会いに来てくれる日——角名くんはいつも心待ちにしている。だからその日の放課後はホームルームが終わったらすぐに帰り、電車に乗って少し先の駅まで行って、仕事を終わらせて駆けつけてくるパパを待つのだ。パパは角名くんを奥さんよりも娘よりも大切にしてくれるので、絶対に嘘はつかない。約束は破らない。どんなに遅くなっても必ず来てくれる。「会いたかった」と嬉しそうに笑って、デパートのレストランで美味しいご飯を食べさせてくれて、欲しいと伝えておいたプレゼントを渡し、更にはお小遣いもくれる。角名くんが上手に『御礼』ができたらもっとたくさん、欲しいものを欲しいだけくれる。
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MOURNING公園で花壇の手入れをする角名とおにぎり屋のお兄さんの話君に紫苑の花束を公園の管理組合で働く角名は花壇のお手入れをするのが仕事。朝出勤したら公園中の花に水をやり、草をむしったり土を整えたり株を入れ替えたりして一日を終える。終わったあとは必ず日誌を書くのが決まり。いつどこで何の手入れをしたか、日が経っても思い出せるように。それに倣って、角名は夜寝る前にも日記を書くように決めている。どちらもたまに忘れてしまいそうになる時は、同僚の管理人や一緒に住んでいる妹が教えてくれるので、どうにか毎日続けられている。
そんなある日、角名は公園で花の植え替えをしている時に、自転車に乗った男の人に声を掛けられた。
「ご精が出ますね」
見たことのない男性。背が高くて筋肉質で、黒いTシャツに黒いキャップをかぶっている。誰だこの男は。角名は初めて会う人物を警戒する。するとその人は慌てて両手を軽く上げて、
2072そんなある日、角名は公園で花の植え替えをしている時に、自転車に乗った男の人に声を掛けられた。
「ご精が出ますね」
見たことのない男性。背が高くて筋肉質で、黒いTシャツに黒いキャップをかぶっている。誰だこの男は。角名は初めて会う人物を警戒する。するとその人は慌てて両手を軽く上げて、
しらい
MEMO治角名893パロの概要?とりあえず浮かんだとこだけ。裏切り者の恋 組から「最近関西で幅利かしてる稲荷崎組を調べてこい」と言われて単身関西へ。とりあえず稲荷崎組のシマのバーで働いていると、関西圏ではないその筋の下っ端のようなやつが店に来て騒ぎ出す。困ったフリをしていると、たまたま様子を見に来た侑と銀が対処する。自分の管轄の店の人間は覚えている銀とはじめましてした角名は「こいつはイケる(チョロい)な」と判断。関西は初めてだということでいろいろ相談に乗ってもらいながら、ちょいちょい探りを入れていく(稲荷崎のシマの範囲、協力・敵対関係の組はどこか、構成員の詳細、収入源などなど)。銀もさすがに簡単には口を割らないけど、酒が入ったら少しは緩くなるのでその時に何気ない話題に紛れて聞き出してた。それでも組の不満がほぼ出てこないので、自分の組とは雲泥の差だなと少し羨ましくなる。
2123しらい
MEMO角名は老舗呉服問屋の一人息子で、治は廻船問屋の息子。まだ、っていうかこの二人はまだ両片想いにすらなってない。
治角名和装パロ 和装パロの治角名は時代的には江戸くらいなんで、男色にもそこそこ理解があったと思うんですよね。だから女物みたいな派手な着流し着てる角名のことを歌舞伎役者みたいな塩顔も相俟って伊達男みたいに見て女は見惚れるし、男は男娼みたいな色気垂れ流してるのを見てあてられる。治は顔がいいのはもちろんのこと身体もいいんで女が騒ぐのは当然だけど、男らしい身体つきなのにちょっとぽやっとしてるからそのギャップであてられる男もいる。
角名は普段は店の宣伝も兼ねて派手な着流し着てて、食事のために町に来てた治も「えらい歌舞伎もんやな」くらいにしか思ってなかったんだけど、何度目かの仕事終わりの食事の後に甘味が食べたくなって団子屋に入ったら満席で、たまたま相席したのが角名。雰囲気で気取ってるやつかと思ったら、団子屋に来てるのにうどんを頼んでるのを見て「は?うどん?」と零してしまう。「なに知らないの?ここ、うどんも美味しいんだよ」って言って一口くれて食べたら美味しかったから追加でうどんも頼む治。なんやこいつ、ええやつやんって認識を改めて、そこから少しずつ話すようになる。
1406角名は普段は店の宣伝も兼ねて派手な着流し着てて、食事のために町に来てた治も「えらい歌舞伎もんやな」くらいにしか思ってなかったんだけど、何度目かの仕事終わりの食事の後に甘味が食べたくなって団子屋に入ったら満席で、たまたま相席したのが角名。雰囲気で気取ってるやつかと思ったら、団子屋に来てるのにうどんを頼んでるのを見て「は?うどん?」と零してしまう。「なに知らないの?ここ、うどんも美味しいんだよ」って言って一口くれて食べたら美味しかったから追加でうどんも頼む治。なんやこいつ、ええやつやんって認識を改めて、そこから少しずつ話すようになる。
しらい
MOURNINGハピエンまでの道のりが遠い第二弾。両片想いの罰ゲームおさすなちゃ 治は罰ゲームで好きな子に告白することになって、すなちゃは罰ゲームで告白を受けてキスされそうになったら別れるミッションをすることに。
治は知らないけど、すなちゃは治が罰ゲームで告白してきたことは知ってる(好きな子にってのは知らない)。だから嬉しいけど哀しくて、手の早い治にしては全然手を出してこないのを当然かと思ったり、このまま手を出されなかったらずっと一緒にいられるのになって思ってた。
でも委員会が終わって一緒に部活に向かう時、誰もいない教室でキスされそうになって触れる寸前で突き飛ばす。急すぎたかと慌てる治に「…別れよっか」と言うすなちゃ。そんなに嫌やった!?とテンパる治に「罰ゲームで告白してくれたんでしょ?」と告げると、さあっと血の気が引いて顔色悪くなる治。
825治は知らないけど、すなちゃは治が罰ゲームで告白してきたことは知ってる(好きな子にってのは知らない)。だから嬉しいけど哀しくて、手の早い治にしては全然手を出してこないのを当然かと思ったり、このまま手を出されなかったらずっと一緒にいられるのになって思ってた。
でも委員会が終わって一緒に部活に向かう時、誰もいない教室でキスされそうになって触れる寸前で突き飛ばす。急すぎたかと慌てる治に「…別れよっか」と言うすなちゃ。そんなに嫌やった!?とテンパる治に「罰ゲームで告白してくれたんでしょ?」と告げると、さあっと血の気が引いて顔色悪くなる治。
itoko_hq
DONE治角名と侑北の侑の話。侑・治・角名には元カノがいます。
治角名は稲荷崎卒業前くらいに付き合いだしたつもりで書いてます。
(稲荷崎卒業後もみんな兵庫か関西にいる。)
エッチなことはしていませんが、下ネタの話しかしていないのでワンクッション。 5463
しらい
MOURNING魔女の子の角名で治角名考えてたけど、暗くなりすぎたのでボツにした残骸。独りぼっちの魔女の子 街の子どもの飼っていた猫がいなくなったということで探してあげてた治。裏手の森の入り口で見つけ、捕まえようとするもさらに奥へと入っていくので追いかける。やっと捕まえて周りを見渡せば、古びた小屋を発見。明らかに人の棲んでいる気配がするので窓から覗いてみようとしたところ、後ろから角名に声をかけられる。
「ここは魔女が棲んでた小屋だから、近づかない方がいいよ」
角名はこの近くに生えている薬草を採りに来ただけらしい。小屋を壊そうにも、なにが起きるかわからないからそのままなのだという。後ろ髪を惹かれつつも森を出て、猫の飼い主の子どもの元へと向かう治。…威力弱まったかな、と魔法を新たにかけ直して小屋へ戻る角名。
4203「ここは魔女が棲んでた小屋だから、近づかない方がいいよ」
角名はこの近くに生えている薬草を採りに来ただけらしい。小屋を壊そうにも、なにが起きるかわからないからそのままなのだという。後ろ髪を惹かれつつも森を出て、猫の飼い主の子どもの元へと向かう治。…威力弱まったかな、と魔法を新たにかけ直して小屋へ戻る角名。
しらい
MOURNING拗らせカップルの二人の傍には、知らずのうちにキューピッドがいるんじゃね?と滾ったので。似合わないし本人たちは認めようとしないけど。…いや、古森は言うか( ˘ω˘ )治角名のキューピッドになる侑と古森 翌日が休みだから練習終わりに角名の家で呑んでた古森。テレビも飽きたしゲームやろうって言い出して、じゃあなんか賭けるか!ってなって、じゃあ負けた方はこのつまみ食べちゃだめとか軽い賭けをしてて、負け続ける古森が「なんで!?」って訊いたら「友だちに教えてもらった」と笑う角名。「うーわっ、ずる!お前そりゃないわ!」って古森はふざけながら笑うけど、それに角名はちょっと間を置いて「…そうだよ、俺ってずるいやつなの」と自嘲気味に笑う。いつもと違う様子の角名にどうした?って訊くと、忘れてくれたら話すというので頷く古森。
─── 高校の時、すっごく好きなやつがいたんだよね。付き合えると思ってなかったから告白されて嬉しかったのに、卒業式の後にこっぴどく振ったの。そんなに好きじゃなかったみたい、って嘘までついて。そいつ、将来のためにこれから忙しくなる時でさ。俺はその邪魔にしかならないから、だから別れたの。俺は関西離れるし、ちょうどいいじゃんって思って。今でも忘れられないくらい好きだけど、でもあの時俺はそいつのこと傷つけちゃったから。だから、あれ以来連絡もとってないんだよね。どの面下げて連絡してきてんだってなるじゃん。顔も見たくないと思うでしょ、普通。
2041─── 高校の時、すっごく好きなやつがいたんだよね。付き合えると思ってなかったから告白されて嬉しかったのに、卒業式の後にこっぴどく振ったの。そんなに好きじゃなかったみたい、って嘘までついて。そいつ、将来のためにこれから忙しくなる時でさ。俺はその邪魔にしかならないから、だから別れたの。俺は関西離れるし、ちょうどいいじゃんって思って。今でも忘れられないくらい好きだけど、でもあの時俺はそいつのこと傷つけちゃったから。だから、あれ以来連絡もとってないんだよね。どの面下げて連絡してきてんだってなるじゃん。顔も見たくないと思うでしょ、普通。
しらい
MOURNINGおに宮と、ヒモだと思ったら実は有名ピアニストだった角名のパロ。書きたいとこだけなんで出会いとクライマックスだけ。五線譜と愛しい人 ある日の夜、店じまいを終えてごみを出しに外へ出ると人が倒れている。ぎょっとしながら駆け寄ると倒れているというより寝ているようで、ただの酔っ払いかと思いつつも無視はできないので一応声をかけてみる。
「なあ、起きぃって。こんなとこで寝たらあかんで」
声は届いていないのか反応はなく、仕方なく肩を揺すって再度声をかけるとゆっくりと開いていく瞼。切れ長のその瞳は寝起きだからかゆらゆらと揺れており、視線が合うと一瞬停止してそろりと口が開く。
「…だれ…?」
「そこで店やってるもんや。こないなとこで寝とらんと、はよ帰りや」
すると、ぽつっと鼻先に当たる雫。ぱらぱらと降り出した雨に、そういえば夜は雨が降ると予報が出ていたことを思い出す。それでも男は気にした様子もなく、また寝に入ろうとする。
4714「なあ、起きぃって。こんなとこで寝たらあかんで」
声は届いていないのか反応はなく、仕方なく肩を揺すって再度声をかけるとゆっくりと開いていく瞼。切れ長のその瞳は寝起きだからかゆらゆらと揺れており、視線が合うと一瞬停止してそろりと口が開く。
「…だれ…?」
「そこで店やってるもんや。こないなとこで寝とらんと、はよ帰りや」
すると、ぽつっと鼻先に当たる雫。ぱらぱらと降り出した雨に、そういえば夜は雨が降ると予報が出ていたことを思い出す。それでも男は気にした様子もなく、また寝に入ろうとする。
しらい
MOURNING男子の試合で治角名にクソデカ感情が生まれてしまったので…。治がバレーを辞めるってなった時の二人って、いくつもパターンがあるんじゃないかと思った末のn番煎じ妄想の塊。
それぞれの道【パターン01:治がまだ自信持って言えなかった場合】
「ばっかじゃないの」
はっきりと言われた。顔を見て、目を逸らすことなく、真っ直ぐに。進路希望調査票。そんな紙切れが配られてクラスがざわつき出した頃、前に座る角名が振り返って訊いてきた。治、もう決めた?と。決めているもなにも、昔から思い続けてきたことだった。飯に関する仕事に就きたい。いつからなんて覚えてないけれど、ずっとずっと胸に秘めてきた。まだ誰にも、家族にも片割れにさえ言ったことのない秘め事。それを初めて口にしたのに、返ってきたのは冒頭の言葉。いや、正確には、違うけども。
もう決めた?と訊かれたから、飯の仕事をやりたいと答えた。やから、バレーは高校で辞めるとも。そう返したら、「ばっかじゃないの」ときた。
3757「ばっかじゃないの」
はっきりと言われた。顔を見て、目を逸らすことなく、真っ直ぐに。進路希望調査票。そんな紙切れが配られてクラスがざわつき出した頃、前に座る角名が振り返って訊いてきた。治、もう決めた?と。決めているもなにも、昔から思い続けてきたことだった。飯に関する仕事に就きたい。いつからなんて覚えてないけれど、ずっとずっと胸に秘めてきた。まだ誰にも、家族にも片割れにさえ言ったことのない秘め事。それを初めて口にしたのに、返ってきたのは冒頭の言葉。いや、正確には、違うけども。
もう決めた?と訊かれたから、飯の仕事をやりたいと答えた。やから、バレーは高校で辞めるとも。そう返したら、「ばっかじゃないの」ときた。
mona5770
MOURNING(治角名)男子バレーカナダ戦で見たフェイクセット。かつて治が見せたそれに重なるように身体が動く角名が見えて死んだ。
いろいろ消化できなくて吐き出した、ただの妄想です。
(治角名)それはきっとどうしようもないことで「角名!」
侑の声にたんと床を蹴り、右手を大きく振りかぶる。
目の端には向かいのコートで動く壁、そしていくつもの床を蹴る足。
その刹那、身体が自然に動き、ふわりとレフトにボールをあげていた。
ハッハという侑の声につられるように、自然と笑みがこぼれる。
ゆるく弧を描いたボールが、スパイカーのしなる手で鋭い矢となって相手のコートの床に刺さった。
背後から体当たりしてくるいくつもの熱、大きな手が俺の髪を撫で背を叩く。
最後に侑と拳をあわせて、ああそうかとすとんとなにかが腑に落ちて、笑いながら涙がひとつ床を濡らした。
俺はずっと寂しかったんだ。
お前がコートにいないことが
ずっと気づかないふりをしていたけれど。
1359侑の声にたんと床を蹴り、右手を大きく振りかぶる。
目の端には向かいのコートで動く壁、そしていくつもの床を蹴る足。
その刹那、身体が自然に動き、ふわりとレフトにボールをあげていた。
ハッハという侑の声につられるように、自然と笑みがこぼれる。
ゆるく弧を描いたボールが、スパイカーのしなる手で鋭い矢となって相手のコートの床に刺さった。
背後から体当たりしてくるいくつもの熱、大きな手が俺の髪を撫で背を叩く。
最後に侑と拳をあわせて、ああそうかとすとんとなにかが腑に落ちて、笑いながら涙がひとつ床を濡らした。
俺はずっと寂しかったんだ。
お前がコートにいないことが
ずっと気づかないふりをしていたけれど。
wakaka_yryr
MOURNINGSSではなく、書きたいことを書き連ねたあらすじ治角名。治がバレー続けていたらどうなっていたのかを妄想するにも、公式の未来以外に考えられなくなったので、そこに角名くんを放り込んでみました。
ifの世界部屋にいたはずの角名が、気づいたら馴染みの試合会場にいて、あれ?なんで?と周りを見回したら、治がMSBYのユニフォーム着てコートに立ち、練習に混ざっていた。
「お前なんの冗談?店どうしたんだよ!?」っとドッキリ仕掛けられたと思って近づくと、治はキョトンとして「試合に来てたら変なん?」っと返事をする。冗談を言っているようには見えなくて、周りも誰も何も言わず、むしろおかしなことを言っているのは角名だけのような雰囲気。よく見ると治は角名が知っている治より引き締まったアスリートとしての体つきで、ますます混乱する角名。
様子がおかしい角名が「お前はバレー辞めただろ」と話すのを聞いて、治がもしかしてこれは「治がバレーを辞めなかったifの世界線なのでは」と結論を出す。「角名んとこの俺は飯屋やってるん?」「うん、おにぎりのお店で、よく会場に出店してて」「へえ、すごいなぁ」と、人ごとみたいに笑う治は、コートに立つと高校の時よりピリッとした緊張感を出して、侑に劣らないプレーをする。
1948「お前なんの冗談?店どうしたんだよ!?」っとドッキリ仕掛けられたと思って近づくと、治はキョトンとして「試合に来てたら変なん?」っと返事をする。冗談を言っているようには見えなくて、周りも誰も何も言わず、むしろおかしなことを言っているのは角名だけのような雰囲気。よく見ると治は角名が知っている治より引き締まったアスリートとしての体つきで、ますます混乱する角名。
様子がおかしい角名が「お前はバレー辞めただろ」と話すのを聞いて、治がもしかしてこれは「治がバレーを辞めなかったifの世界線なのでは」と結論を出す。「角名んとこの俺は飯屋やってるん?」「うん、おにぎりのお店で、よく会場に出店してて」「へえ、すごいなぁ」と、人ごとみたいに笑う治は、コートに立つと高校の時よりピリッとした緊張感を出して、侑に劣らないプレーをする。
mona5770
MAIKING(治角名)0721の日「自分でやってるところを見たい」という治に角名は……という話。
(治角名)ひとりでできるもん「ほな角名が自分でやっとるとこ見たい」
治のとこに帰っている間は朝ご飯は治、昼ご飯は俺が作るのがルールだ。
昼といっても店の営業が終わったあと、夜の仕込みが始まる前のせわしない時間にかきこむのだから、簡単なものでいいから俺にもできる。
今日は朝ごはんのあとに漬け込んだマグロとアボカドの丼。それをがつがつと食べながら急に治が「なあ賭けへん?」と言い出した。
「ひさびさだね。それ。で、何賭けるの?」
で、返ってきたのが自分でやるところを見たいって言葉。
自分でやるってやっぱりオナれってことだよね?
見たいってことは治の目前でヤれってこと。
10年前のこと、覚えてないのかな。こいつ。
高校の頃クラスが一緒になって急に距離が近づいたころからか、俺たちは何かを賭けてよく勝負をしていた。
7311治のとこに帰っている間は朝ご飯は治、昼ご飯は俺が作るのがルールだ。
昼といっても店の営業が終わったあと、夜の仕込みが始まる前のせわしない時間にかきこむのだから、簡単なものでいいから俺にもできる。
今日は朝ごはんのあとに漬け込んだマグロとアボカドの丼。それをがつがつと食べながら急に治が「なあ賭けへん?」と言い出した。
「ひさびさだね。それ。で、何賭けるの?」
で、返ってきたのが自分でやるところを見たいって言葉。
自分でやるってやっぱりオナれってことだよね?
見たいってことは治の目前でヤれってこと。
10年前のこと、覚えてないのかな。こいつ。
高校の頃クラスが一緒になって急に距離が近づいたころからか、俺たちは何かを賭けてよく勝負をしていた。
mona5770
DONE(治角名)家に戻ると机に置きっぱなしにしてたAV、それも角名にちょっと似た女優がでてるやつを角名が手にしていて「これなに?」って聞かれたんだけどって話。ちょっと詳しく話を聞かせてもらいましょうかー
「ねえ治、これはなに?」
この週末こっちで試合とは聞いていたし、もちろんここも角名の家やねんから、時間があれば帰ってきてくれるにこしたことはないんやけど、明日が移動日だと聞いていたから油断してたんや。
ひらひらと角名の手で揺れるのはチープなパッケージのAV。
たまたま昨日探し物をしていてひょっこりでてきたそれを、机に置いたまま下で仕事をしていた。もう捨ててしまおうと思ったけど一回も見てないし、じゃあ夜にでもちょっと見てみるかななんて下心が仇となった。
「ねえ」
「……おん」
「だからこれは何なのかな?治クン?」
声色は面白そうなものを見つけた時のそれに近いが、目が全然笑ってへん。
これは完全に怒っとる。
「……あんな」
4872「ねえ治、これはなに?」
この週末こっちで試合とは聞いていたし、もちろんここも角名の家やねんから、時間があれば帰ってきてくれるにこしたことはないんやけど、明日が移動日だと聞いていたから油断してたんや。
ひらひらと角名の手で揺れるのはチープなパッケージのAV。
たまたま昨日探し物をしていてひょっこりでてきたそれを、机に置いたまま下で仕事をしていた。もう捨ててしまおうと思ったけど一回も見てないし、じゃあ夜にでもちょっと見てみるかななんて下心が仇となった。
「ねえ」
「……おん」
「だからこれは何なのかな?治クン?」
声色は面白そうなものを見つけた時のそれに近いが、目が全然笑ってへん。
これは完全に怒っとる。
「……あんな」
mona5770
MEMO(治角名)事後の朝:治角名ver目覚めた角名はいつもはべたりと張りついて眠る治が、背を向けていることにさみしさを覚えそっとベッドを抜け出した。
いつだってカーテンの隙間からわずかに光が滲む。まだ早朝と呼ばれる時間に目を覚ますと、いつもは角名を抱きこんで眠る男の大きな背中が見える。
いつもは抜け出すのに苦心する、角名を柔らかく閉じ込める檻は身体の向こう側に投げ出されたまま。
裸足のままペタペタとキッチンに向かうとペットボトルの水を口に含む。
まだ熱を持つ身体に冷えた水が心地よい。
ふう
窓のカーテンを朝の涼しい風がふわりと揺らすのをぼんやりと見つめる角名の背に、ぺたりと熱がはりつき恋人の香りに包まれる。
「おれも」
ペットボトルを差し出すと「すなー」と不満げな声が漏れる。
なんだよ。背を向けて寝てたくせに。
ぐいと水を含むと治に向き直り、首に両手を回すとゆっくりと口づける。少しずつ水を流し込むとこくりと喉が動く。
1296いつもは抜け出すのに苦心する、角名を柔らかく閉じ込める檻は身体の向こう側に投げ出されたまま。
裸足のままペタペタとキッチンに向かうとペットボトルの水を口に含む。
まだ熱を持つ身体に冷えた水が心地よい。
ふう
窓のカーテンを朝の涼しい風がふわりと揺らすのをぼんやりと見つめる角名の背に、ぺたりと熱がはりつき恋人の香りに包まれる。
「おれも」
ペットボトルを差し出すと「すなー」と不満げな声が漏れる。
なんだよ。背を向けて寝てたくせに。
ぐいと水を含むと治に向き直り、首に両手を回すとゆっくりと口づける。少しずつ水を流し込むとこくりと喉が動く。
mona5770
MEMO(治角名)リモート会議に参加する角名と甘えにくる治リーマン軸は彼らにはないはずなのに、自分の土俵に入れようとするのはやめなさい。
いやでも角名は午前中だけでも会社員のはずだ。よし。
(バレー関係、仕事関係は完全捏造です)
無難に総務とかに配属されてコピーしてるのも想像したけど、角名はSNSとか得意なんでしょって無茶ぶりでHPメンテとかの仕事してるイメージ。
リーマン角名に夢を見る。仕事中はPCメガネ着用よろしく。ご時世もご時世だし「シーズンオフの出社は最低限でいいよ」と言われた。選手としてはともかく会社員としては絶対にいなければ困る存在かと言われたらそうでもないし、毎日がちがちに出社しないと困るような仕事量でもないことは自分でもわかっている。
仕事内容もパソコンさえあればどこでもできるものだし。
となれば躊躇せずに「ありがとうございます」とその提案をありがたく素直に受け入れるしかない。つかほんとにありがたいし。
もちろん代表関係の招集もあるから完全なオフではないし、出社しなくていいだけで、リモートワークで決められた仕事はこなすわけで。
もちろん会議やミーティングがあれば参加しなければならない。
とはいえ出社が免除されればどこを拠点にしても、それが招集されたときに困るほどの僻地でなければまったく問題はなくなるのだ。
4146仕事内容もパソコンさえあればどこでもできるものだし。
となれば躊躇せずに「ありがとうございます」とその提案をありがたく素直に受け入れるしかない。つかほんとにありがたいし。
もちろん代表関係の招集もあるから完全なオフではないし、出社しなくていいだけで、リモートワークで決められた仕事はこなすわけで。
もちろん会議やミーティングがあれば参加しなければならない。
とはいえ出社が免除されればどこを拠点にしても、それが招集されたときに困るほどの僻地でなければまったく問題はなくなるのだ。