スレ違い
りうたがお
MOURNINGイベントで無配した、はちみつ卍のコピー本です。ショタ時代なので、まだラブラブになる前のすれ違いなお話です。最後わかりずらいかもしれないんですけど、タカチャンはハッカイチャンに対しても年長者であろうとしてるんだけどもうっかりハッカイチャンにときめいてしまい、それをドラケンクンに相談するも、それを聞いたハッカイチャンは「やっぱりオレよりドラケン君の方が心のランキングが上なんだなぁ…」って闇。です。 8
chigiru
PROGRESS新刊サンプル*Between the Sheets(R18)
フロ監♀
モブ女子が出て来ますが、モブ女子と関係を持つような描写はありません。すれ違いハッピーエンドのお話です🦈🦐✧︎*。
すけべページ以外、途中まで出来たので
申請したところまで載せてます🙋🏻♀️💡
(🐯さんに申請したサンプルより数枚多めです)
支部に上げ直したら、こちらは非表示になります👏🏻 13
bros801
TRAINING🍣ブラフェイ🎧(全年齢)🔰052022.08.21🍣がエリチャンに投稿した内容を見た🎧の心境(🍣←←←🎧)を妄想したら心がしんだので、すれ違い🍣→←🎧にマンデーナイトリーディング兄弟回を添えてみました。
🌭や🌱の面倒を見る兄の姿、に、何も思わない子だったなら、これまで数々の拗らせ反応を見せてこなかったはず(逆説)だと思っています。妄想です。
# ただ一言の 誘いすら◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
もしも を考えた瞬間が、なかったとは言えない。
いだいた憧れを憧れのまま、口にした夢は夢のままで、あのキッズテントの中にそっとしまい込んでおいたなら。同じ道を歩もうとせずに、目指さずにいたなら。
あのやわらかな眼差しとやさしい温もりに包まれた日々は、今も変わらず、そこにあったのだろうか。
当たり前のように与えられていた愛情を疑うこともなく、相手に受け入れられないことなど想像もせずに全身で伝えていた愛は拒まれることなく、今日まで過ごしていたのだろうか。
ブラッドの隣に並び立ち、支え、忠義を尽くすことを揺らぎない指針としているオスカーを――その逞しい背中を見送って。多忙を極めながら、たまに実家に顔を出す二人それぞれから、互いの活躍を聞かせてもらう。そんなもしもが、あったのだろうかと。
3322もしも を考えた瞬間が、なかったとは言えない。
いだいた憧れを憧れのまま、口にした夢は夢のままで、あのキッズテントの中にそっとしまい込んでおいたなら。同じ道を歩もうとせずに、目指さずにいたなら。
あのやわらかな眼差しとやさしい温もりに包まれた日々は、今も変わらず、そこにあったのだろうか。
当たり前のように与えられていた愛情を疑うこともなく、相手に受け入れられないことなど想像もせずに全身で伝えていた愛は拒まれることなく、今日まで過ごしていたのだろうか。
ブラッドの隣に並び立ち、支え、忠義を尽くすことを揺らぎない指針としているオスカーを――その逞しい背中を見送って。多忙を極めながら、たまに実家に顔を出す二人それぞれから、互いの活躍を聞かせてもらう。そんなもしもが、あったのだろうかと。
C-3PK
DOODLE遅刻も甚だしい兄様誕です。うちの木田君と兄様はこういうすれ違いがきっと多い。このあと仕方なく鯖を連れて予約してたお店に行くけど、延々と「先輩としての在り方」「最近の若い子の扱い」について話し続けるよ木田君。だけど次の日には「昨日はすみませんでした」ってコーヒー淹れてくれるしリポDも添えてくれる兄様…誕生日おめ。3iiRo27
DONEritk版深夜の60分一発勝負第九十一回 お題:「倦怠期」「知らない一面」
大学生となり多忙な毎日を送る中、すれ違いすぎて類への感情がわからなくなる司のお話。
司視点 年齢改変あり 5243
jerkin0130
DONE8/10お誕生日のフォロワーさんリクエストの🏹🍮両片思いすれ違い小説です!個人的にも良く書けたと思ってるので皆さんも楽しんでいただけると嬉しいです!
お誕生日おめでとうございます! 2912
お絵描き練習帳
DONE「夕暮れはもう違う色」ファースト終末の谷辺りの🍅🍥(概念)
すれ違い出してからの🍅🍥のイメソンなので描くしかないと思いました
相変わらず差分めちゃくちゃあります( ◜ω◝ )
お気に入りなので写輪眼+呪印多め 31
yomoya_32
DOODLE「現パロ同棲しているけど忙しくてすれ違い生活気味なふたりがひさしぶりにデートに出かけたらお互いへのドキドキが増し増しになってしまうというベタな月鯉」という最高のお題をいただいて書きましたdate. 二人の休みが合ったのは、じつに一ヶ月半ぶりだった。
わたし──鯉登音之進は、コンサルティングファームでコンサルタントとして働いている。最近はもっぱらテレワークで、出社することはあまりない。
恋人は刑事で名を月島基という。近頃は盗人の捜査をしていたらしく、昼夜関係なく妙な時間に帰ってきては、わたしを驚かせた。何しろいろんな格好をしていたので。
一緒に住んで長いが、お互い仕事の話はほとんどしない。が、月島が、わざとらしくはないが妙なコスチュームで帰宅するのを三度ほど目にしたとき、流石に何をやっているのかと聞いた。どうやら二四時間体制で容疑者を尾行していたらしい。様々なスーツ、オフィスカジュアルに、作業着、遊び人みたいなラフな格好に、つなぎ……一番興奮したのは、そうだな──大工なのか鳶職なのか、そういう服だ。季節は残暑の厳しい九月で、汗や粉塵で薄汚れた月島が職人のようないでたちで束の間の休息のためと家に戻った。その後すぐ顧客対応がなければ、急用だ何だと理由をつけてきっと一時離席していたと思う。
2519わたし──鯉登音之進は、コンサルティングファームでコンサルタントとして働いている。最近はもっぱらテレワークで、出社することはあまりない。
恋人は刑事で名を月島基という。近頃は盗人の捜査をしていたらしく、昼夜関係なく妙な時間に帰ってきては、わたしを驚かせた。何しろいろんな格好をしていたので。
一緒に住んで長いが、お互い仕事の話はほとんどしない。が、月島が、わざとらしくはないが妙なコスチュームで帰宅するのを三度ほど目にしたとき、流石に何をやっているのかと聞いた。どうやら二四時間体制で容疑者を尾行していたらしい。様々なスーツ、オフィスカジュアルに、作業着、遊び人みたいなラフな格好に、つなぎ……一番興奮したのは、そうだな──大工なのか鳶職なのか、そういう服だ。季節は残暑の厳しい九月で、汗や粉塵で薄汚れた月島が職人のようないでたちで束の間の休息のためと家に戻った。その後すぐ顧客対応がなければ、急用だ何だと理由をつけてきっと一時離席していたと思う。
96tea_k
DOODLE今までの練りとか絵とか色々まとめ練り故に大体同じような絵が多い
最後のはベルとジェイとの共通?点
ジェイが働いてた飲食店に、
彼が店を辞めたあと
見習い期間終える頃のベルが
通うようになった、という図
うちうちすれ違い
接点があるようで関わりがなかった2人
(シェリーちゃんは飲食店の店員
2人の共通の知り合い的な感じ) 8
まっぴーの残念創作
REHABILI【楽の日記 6日目/颯の闇】楽の日記というタイトルではありますが、今回は楽ちゃんの幼なじみで同期で兄弟弟子でもある颯ちゃんの日記です。楽が思う颯と颯が思う楽のすれ違いが書いてみたかったので。
本編に直結している内容なので、ひとりで勝手に切なくなってしまいました。今回も暇つぶしになれば。
楽の日記 6日目/颯の闇 私には自信があった。
馬術も武術も読み書きも全てにおいて同期たちより卒なくこなせ何でも一番である自信。睿様や先輩方もそのように認めて下さるし、兄弟姉妹たちからは羨望の眼差しを向けられる。いつからなのか。その心地よさに慣れてしまっていたといえば否定できない。だが当然だと思った。事実私は優秀だ。否定できる者がいるか?
しかし物心ついた頃から私の隣にいた楽は全くの正反対だった。体も小さくて自分たちより少し幼く見えた楽は何をやっても上手くできない。いつも私の後にぴったりとくっついて離れず、何をやるにも見よう見まねで私に食いついてきた。そして人よりずっと遅れて出来た時覚えた時、彼はまず私に報告をしてきたのだ。満面の笑みで。最初は鬱陶しかった。私まで不出来に見えるのではと思った。しかしそれが私の引き立て役になると気付いた時、初めて兄弟弟子としての愛情が沸いた。だからそう割り切ってからは楽の隣はとても居心地が良かった。優越感からだとわかっている。私はなんと狡い男なんだろう。
3253馬術も武術も読み書きも全てにおいて同期たちより卒なくこなせ何でも一番である自信。睿様や先輩方もそのように認めて下さるし、兄弟姉妹たちからは羨望の眼差しを向けられる。いつからなのか。その心地よさに慣れてしまっていたといえば否定できない。だが当然だと思った。事実私は優秀だ。否定できる者がいるか?
しかし物心ついた頃から私の隣にいた楽は全くの正反対だった。体も小さくて自分たちより少し幼く見えた楽は何をやっても上手くできない。いつも私の後にぴったりとくっついて離れず、何をやるにも見よう見まねで私に食いついてきた。そして人よりずっと遅れて出来た時覚えた時、彼はまず私に報告をしてきたのだ。満面の笑みで。最初は鬱陶しかった。私まで不出来に見えるのではと思った。しかしそれが私の引き立て役になると気付いた時、初めて兄弟弟子としての愛情が沸いた。だからそう割り切ってからは楽の隣はとても居心地が良かった。優越感からだとわかっている。私はなんと狡い男なんだろう。
藍@まったり書く
DONEタバグラ 告白編全文会話です。
自分の中のタバグラの大前提を一度出力しておきたくて書きました。すれ違いからのハピエン見てやったーーーー!!!!!!!ってするのが大好きなのでそういうタバグラをいくらでも吸いたい。
ちなみにシャスポーはこの二人の様子を見てきて何もどかしいことしてるんだコイツら……と薄ら思っていた(無事想いを伝え合えたと聞いて内心ほっとした) 1597
komaya13hm
MENU❷スターフェス展示作品〖French Kiss〗
(若干のR18表現アリ⚠)
以前Twitterにあげた、
「すれ違いざまにマァムの耳元でボソッと「今晩抱くぞ」と宣告するヒュンケル」の続きとして描いたものの、力尽きて放置してたものです;キス止まりですがこちらで供養します。
余談ですが、調べたら英語ではFrenchKissがディープキスのことだそうです。知らなかった! 2
ruriko_rip
PROGRESS薬→→審神者🚺の無自覚片思いからの盛大すれ違い両思いを書きたいんですが、例の如く導入だけで終わりそう薬さに導入だけ 19時、仕事を終えて帰路に着く。すっかり日は落ちていて、夜桜が潮風に揺れている。なんというか、暫くまともに日光を浴びていない気がする。年度の切替の時期だから事務仕事がてんてこまいで、19時に帰れただけでも両手を挙げて喜びたいぐらいの多忙さだ。
今日は早く帰って寝よう。年度末決算に備えて1ミリでも英気を養いたい。一刻も早くお布団に入って体力を最大まで回復したい。
人通りの少ない住宅街を急ぎ足で歩いていると、鞄に入れていたスマートフォンが揺れる。電話だ。発信元は“担当さん”……政府の担当者さんだ。何事かと思い電話に出ると、酷く取り乱した様子の担当者さんに繋がった。
『繋がった!良かった!!ご無事ですね??今どこにいらっしゃいますか??』
1473今日は早く帰って寝よう。年度末決算に備えて1ミリでも英気を養いたい。一刻も早くお布団に入って体力を最大まで回復したい。
人通りの少ない住宅街を急ぎ足で歩いていると、鞄に入れていたスマートフォンが揺れる。電話だ。発信元は“担当さん”……政府の担当者さんだ。何事かと思い電話に出ると、酷く取り乱した様子の担当者さんに繋がった。
『繋がった!良かった!!ご無事ですね??今どこにいらっしゃいますか??』
ksnkz02
DONEタイトルはアレだけど悲しくはないよ。こんな内容は、憂太が本誌で頑張ってるときには絶対書けなかったから、最近ようやく書けるようになった。ちょっと伏乙ですれ違いが生じてるけど、お互いに重い愛カップルだから大丈夫でしょう。
僕は遺書を書いている特級術師として再度認定を受けた際、五条先生から「大事な話がある」と呼び出された。
多分、これからの任務についての話だろうなというのは分かっていた。かつて僕が一度、特級術師として認定されていたのは、僕が作り上げていた呪いを特級として認定していたわけだし、僕が特級術師として任務を受けたことはなかった。四級から今に至るまでの間に、複数人や単独での任務はそれなりにこなしてきてはいるけど、同級生の友達に比べれば数は少ない。僕には実践が足りない。それは誰の目にも明らかなことだった。
「じゃあ、今から大事な話をするよ。一回しか言わないから、しっかり聞いてね。」
「はい。」
「憂太、遺書を書きなさい。」
「へ?」
遺書って、あの遺書?
2461多分、これからの任務についての話だろうなというのは分かっていた。かつて僕が一度、特級術師として認定されていたのは、僕が作り上げていた呪いを特級として認定していたわけだし、僕が特級術師として任務を受けたことはなかった。四級から今に至るまでの間に、複数人や単独での任務はそれなりにこなしてきてはいるけど、同級生の友達に比べれば数は少ない。僕には実践が足りない。それは誰の目にも明らかなことだった。
「じゃあ、今から大事な話をするよ。一回しか言わないから、しっかり聞いてね。」
「はい。」
「憂太、遺書を書きなさい。」
「へ?」
遺書って、あの遺書?
16natuki_mirm
DONEリクエストありがとうございました!「悪周期のま様と、ま様に好きな人が居ると知って魅了で聞き出そうとするあずくんのすれ違い」です。ご指定が具体的だったのであれよあれよと長文に…素敵なリクエストありがとうございました☺️💕楽しく書かせていただきました~!都合上、あずの家系能力が魅了ということになっております。 3574
ria
MOURNINGワンライで出そうかなって思って書いたけど、ちょっと色々分からなくなったので出さなかった話です。付き合ってる彰司。もだ〜からのめちゃめちゃ甘です(当社比)
素っ気ないってお題で一応書きました。しかし誰にも配慮してない私の為に書いたすれ違い?からのイチャコラ彰司なので苦手な方はスルーでお願いします。
なんか前にもこんな話書いた気がするけど、何度書いたってこのシチュは大好きなのさ!! 5950
saltsalt__shio
PROGRESSすれ違い最高魏無羨、藍忘機とお別れする1話
少なくとも俺は、こうして囲われる為だけに藍湛と付き合い始めたわけではなかった。居場所が欲しかった俺に、「隣」という帰る場所を与えてくれたのは間違いなく藍湛。だけども俺が本当に欲しかったのは、広い高級マンションの一室で穀潰しのように悠々自適に暮らせる環境でも、名ばかりの恋人という立ち位置でもなかったのだ。
確かに藍湛を付きまとい続けたのは俺だろう。潔癖で気高く誰からも一線を引いているような近寄りがたい雰囲気をまとっていて、俺はいつもその顔を崩してみたかった。それがどんな理由であっても、俺が原因であるなら何でもいい。ただ笑ってほしくて、ひたすらに藍湛の背を見つけては追いかけ続けていた。江澄に何を言われたって、聶懐桑に揶揄われたってやめることができない。藍湛はモテる男だったが、それは俺にとっても例外でなくそれはそれは魅力的な男だったのだ。でもだからと言って藍湛を好きになったのは何も顔がタイプだったからというわけではない。俺は美しいものが好きだけど、顔だけで選んだ相手に自分自身を捧げられるほど自己肯定感の低い人間ではないのだ。
9481少なくとも俺は、こうして囲われる為だけに藍湛と付き合い始めたわけではなかった。居場所が欲しかった俺に、「隣」という帰る場所を与えてくれたのは間違いなく藍湛。だけども俺が本当に欲しかったのは、広い高級マンションの一室で穀潰しのように悠々自適に暮らせる環境でも、名ばかりの恋人という立ち位置でもなかったのだ。
確かに藍湛を付きまとい続けたのは俺だろう。潔癖で気高く誰からも一線を引いているような近寄りがたい雰囲気をまとっていて、俺はいつもその顔を崩してみたかった。それがどんな理由であっても、俺が原因であるなら何でもいい。ただ笑ってほしくて、ひたすらに藍湛の背を見つけては追いかけ続けていた。江澄に何を言われたって、聶懐桑に揶揄われたってやめることができない。藍湛はモテる男だったが、それは俺にとっても例外でなくそれはそれは魅力的な男だったのだ。でもだからと言って藍湛を好きになったのは何も顔がタイプだったからというわけではない。俺は美しいものが好きだけど、顔だけで選んだ相手に自分自身を捧げられるほど自己肯定感の低い人間ではないのだ。
ともえ
PAST2022年双子誕祝い『終焉』2017年6月11日発行の既刊のweb掲載
※死後ネタです※
命を全うし終焉を迎えたサガとカノン。
生前すれ違いばかりだった双子の行きつく場所は――――
サガ×カノン部分は誕生日祝いには向かないかなとカットさせて頂きました。
続きは既刊お持ちの方のみほくそ笑んでいただければ幸いです^^ 25
ゆき📚
DONE【ロ兄術】【恋愛初心者狂騒曲】Ⅳ・前編長くなったので前後編とわけました。
初致しから約二週間が経った頃お互いに距離を測りかね、思考のすれ違いを見せる中とある任務で一泊二日の出張を二人でする事になり―
※呪いの話が出ていますがガバ設定もいい所です。
※原作軸設定で書いていますがそのへん雑、ご了承
※大丈夫、どんなものでもどんとこい!な方よかったら読んでやってください
【恋愛初心者狂騒曲】Ⅳ・前編 「二回目ってどうやって誘ったらいいの?」
高専内の廊下で珍しく神妙な顔をして「話したいことがある」と言ってきた五条に家入はその場で詳細を聞かず誘われるがままに居酒屋の個室に来た事をその時、少々後悔した。
「知るかよ」
心底どうでもいいという感情を込めて言えばテーブルを挟んで向かいに鎮座する五条が「真面目に答えてくれよ」と必死感を込めて叫んだ。
そんな相手を無視するように家入はメニュー表を手に取りぱらぱらとめくる。奢ってくれるという言質は取っているので夕飯を済ませてしまおうと視線を動かしていると
「ちょっと、硝子聞いてる?」
「聞いてる聞いてる」
「絶対嘘じゃん」
唇を尖らしているのが長年の付き合いで見ていなくてもわかる。
11506高専内の廊下で珍しく神妙な顔をして「話したいことがある」と言ってきた五条に家入はその場で詳細を聞かず誘われるがままに居酒屋の個室に来た事をその時、少々後悔した。
「知るかよ」
心底どうでもいいという感情を込めて言えばテーブルを挟んで向かいに鎮座する五条が「真面目に答えてくれよ」と必死感を込めて叫んだ。
そんな相手を無視するように家入はメニュー表を手に取りぱらぱらとめくる。奢ってくれるという言質は取っているので夕飯を済ませてしまおうと視線を動かしていると
「ちょっと、硝子聞いてる?」
「聞いてる聞いてる」
「絶対嘘じゃん」
唇を尖らしているのが長年の付き合いで見ていなくてもわかる。
かのん
TRAINING弊社小説まとめ駄文1~4 🍮 弊社とリー、ときどき御社とカムイ
5~6 弊社(椿)と弊社の幼なじみ(梗)の話
7~8 桔梗 (お題3つ)
9~10 梗椿の何~となく書いたちょいえろ🔞
11~12 リーの起動日の話 リー弊指 (付き合ってる時空)
13~15 ブルーハワイ リー弊指
16~18 すれ違い
19~20 🦐さんに頂いたネタ リー弊指 (要書き直し)
最終 10/7 20
chika_kekkai
DOODLEスティーブンはクラウスに全てを捧げてるだけで割と満足なのかもしれないなーでもクラウスはそれだけじゃダメなんだよーとか読んでてにやけつつクラウスとスティーブンの両片思いのすれ違いコメディめっちゃ好き「尻…だな」は笑うところだろ…?と思ってる
とらhttps://bit.ly/3weW6JS
フロマhttps://bit.ly/3ldYU3S
ブースhttps://bit.ly/3PnoWiP
pk_3630
MAIKING平安時代AUの曦×澄♀ ⑤曦臣の元を離れようと画策する江澄とそれを知ってしまった曦臣
すれ違いが加速してます
平安時代AU 第5話江澄は朝の光がさす部屋で文机に向かい、さらさらと返歌をしたためていた。
「姫様、そろそろ宮殿に向かいませんと」
「今行く」
侍女に呼ばれ部屋を出ようとして、ふと振り返る。曦臣から贈られた部屋、逢瀬の思い出に満ちた場所がきらきらと光を取り込んでいた。
(この部屋で暮らすのも、蓮花の香を纏うのも後少しになるだろう。宮中を去ることをいつ曦臣に切り出そうか。)
女官の職を辞し宮中を去ることを告げた時、曦臣はどんな反応をするだろうか。引き留められるのも辛いし、実父のように無関心に振舞われるのも辛い。では快く送り出されれば辛くないのだろうか、きっとそれも違う。
結局どんな反応にせよ江澄の心は乱れ、生涯乱れた心が凪ぐことはないのかもしれない。それ程に曦臣のことを想っている。本当は曦臣の反応を目にするのが怖くて、何も言わずにひっそりと宮中を去ってしまいたい。けれど今日まで情けをかけてくれた曦臣に何も告げないという不義理を働き、その元を辞する真似はしたくなかった。
2147「姫様、そろそろ宮殿に向かいませんと」
「今行く」
侍女に呼ばれ部屋を出ようとして、ふと振り返る。曦臣から贈られた部屋、逢瀬の思い出に満ちた場所がきらきらと光を取り込んでいた。
(この部屋で暮らすのも、蓮花の香を纏うのも後少しになるだろう。宮中を去ることをいつ曦臣に切り出そうか。)
女官の職を辞し宮中を去ることを告げた時、曦臣はどんな反応をするだろうか。引き留められるのも辛いし、実父のように無関心に振舞われるのも辛い。では快く送り出されれば辛くないのだろうか、きっとそれも違う。
結局どんな反応にせよ江澄の心は乱れ、生涯乱れた心が凪ぐことはないのかもしれない。それ程に曦臣のことを想っている。本当は曦臣の反応を目にするのが怖くて、何も言わずにひっそりと宮中を去ってしまいたい。けれど今日まで情けをかけてくれた曦臣に何も告げないという不義理を働き、その元を辞する真似はしたくなかった。
pk_3630
MAIKING平安時代AUの曦×澄♀ ④両想いなのに徐々にすれ違いが生じてきました。
ちゃんとハピエンにしますので…!
平安時代AU 第4話昼間は帝と女官という関係だが、夜になれば曦臣は江澄の部屋に訪れ二人は逢瀬を楽しんでいた。曦臣の寝所から江澄への部屋へは外からは決してわからない秘密の廊下で繋がっており、二人の逢瀬を知っているのはお互いの最も近しい侍女のみだった。
「阿澄、最近困ったことはない?」
「何も。次の祭事も問題なく準備できています。」
「ふふっ、祭事のことではなくあなた自身のことだよ。」
「私の?」
頭を僅かに横に傾け涼やかな目をきょとんとさせている様がどうにも愛らしく、抱きしめる腕につい力が入ってしまう。抱き寄せた身体から蓮花の香がすることがただただ幸せだった。最初に調合した蓮花の香にわずかに自分の香も混ぜて江澄に贈っており、江澄は毎日その香を使ってくれている。逢瀬の時に自分の香が江澄に移り周囲にそれを指摘されることを危惧して調合を変えたのだが、昼間も自分と同じ香を纏っていると思うと、秘めていた独占欲が満たされていくようだった。
3370「阿澄、最近困ったことはない?」
「何も。次の祭事も問題なく準備できています。」
「ふふっ、祭事のことではなくあなた自身のことだよ。」
「私の?」
頭を僅かに横に傾け涼やかな目をきょとんとさせている様がどうにも愛らしく、抱きしめる腕につい力が入ってしまう。抱き寄せた身体から蓮花の香がすることがただただ幸せだった。最初に調合した蓮花の香にわずかに自分の香も混ぜて江澄に贈っており、江澄は毎日その香を使ってくれている。逢瀬の時に自分の香が江澄に移り周囲にそれを指摘されることを危惧して調合を変えたのだが、昼間も自分と同じ香を纏っていると思うと、秘めていた独占欲が満たされていくようだった。
IiW6zNvv5LT2B6i
SPUR ME両片思い(片方無自覚)すれ違いニキ燐前半出来てうれしいのでアゲ 後半はこれから頑張る
平日、午後七時。羽目を外すにはいささか早い時刻も、ライブハウスの扉をくぐればそこは既に無法地帯だ。思い思いに体を揺らし、ライトを振る。その振動は地面を伝いステージ上にまで響いた。ホール中の熱が塊になってとぐろを巻いている。
ニキはその熱が好きだ。口いっぱいにほおばるように息を吸えば、肺だけでなく胃袋まで熱で満たされた気がした。イヤモニから聴こえる音に微かに意識をかたむけながら、ステージ上をそれこそ蜂のように動き回る。ここが自分達の縄張りなのだ、そう思えるほどには四人ともアイドルとして日々を重ねてきた。始まりは決して良いものではなく、一波乱どころかむしろ一瞬の静寂すらないような日々だったけれど。熱にうかされた客席の様子を見ると満たされたような、悪くない気持ちになる。
15448ニキはその熱が好きだ。口いっぱいにほおばるように息を吸えば、肺だけでなく胃袋まで熱で満たされた気がした。イヤモニから聴こえる音に微かに意識をかたむけながら、ステージ上をそれこそ蜂のように動き回る。ここが自分達の縄張りなのだ、そう思えるほどには四人ともアイドルとして日々を重ねてきた。始まりは決して良いものではなく、一波乱どころかむしろ一瞬の静寂すらないような日々だったけれど。熱にうかされた客席の様子を見ると満たされたような、悪くない気持ちになる。
okojyoGC
DOODLE別れる寸前のサンジェホ。この後別れません。お互い相手が別れたいんだろうと思っているすれ違いミステリー。ラバーバンドシャワーから出るとサンウクの背中があって、息をのみそうになった。なんでもない顔を作る。足取りぶれないよう気をつけて冷蔵庫を開けた。
違う、水は冷蔵庫に入れていないだろう。
「またちょっと寒くなりましたね」
誤魔化さなくてもいいはずなのに口からそんなことが出ていった。
「ああ」
後ろで座っている人のことを考えながらキッチンの台に手を置きコップ二杯飲んでいた。
前は、サンウクの定位置であるその向かいに理由もなく座れていた。そんな前でもない。そういえばこの間、などといって、後からは思い出せないささいなことを言いながら座れていた。
洗面所に戻る時に、視界の隅で多分サンウクがこちらを見ていた。
歯ブラシを濡らしながらその音に紛れさせて長く息をついた。一つのゴムの端と端、サンウクと自分、それぞれ掴んで、弛まないように切れないように綱引きしている。
1997違う、水は冷蔵庫に入れていないだろう。
「またちょっと寒くなりましたね」
誤魔化さなくてもいいはずなのに口からそんなことが出ていった。
「ああ」
後ろで座っている人のことを考えながらキッチンの台に手を置きコップ二杯飲んでいた。
前は、サンウクの定位置であるその向かいに理由もなく座れていた。そんな前でもない。そういえばこの間、などといって、後からは思い出せないささいなことを言いながら座れていた。
洗面所に戻る時に、視界の隅で多分サンウクがこちらを見ていた。
歯ブラシを濡らしながらその音に紛れさせて長く息をついた。一つのゴムの端と端、サンウクと自分、それぞれ掴んで、弛まないように切れないように綱引きしている。
asagi_di7
DONEワードパレットから。吐息で告げた
少し屈んで/恥ずかしがり屋/聞こえない
付き合いたてすれ違い環壮
その熱に触れたい「そーちゃん、あの、さ」
壮五よりも背の高い彼が少しだけ屈んでくる。
ああ、キス、されてしまう。
きゅ、と壮五は目をきつく閉じた。
そんな壮五を見て環は寂しそうに笑う。そして、
「そーちゃん、まつ毛ついてんよ」
と頬に手を伸ばした。
壮五よりも高い体温のその指先が頬に触れたと思った瞬間に離れていった。
「環くん、あの」
「おやすみ」
するりと頭を撫でて環は部屋を出て行ってしまった。
環と付き合い始めて数ヶ月。
好きになることが当然だと言うように気付けば環のことを好きになっていた。
それはきっと彼のことを一番に理解したいとか、お互いにわかり合いたいとか、とにかくその一心で環のことを見つめていた。その中で世界で一番かけ離れている存在だと思っていた彼を一番大好きな人だと思うようになったのだ。
2559壮五よりも背の高い彼が少しだけ屈んでくる。
ああ、キス、されてしまう。
きゅ、と壮五は目をきつく閉じた。
そんな壮五を見て環は寂しそうに笑う。そして、
「そーちゃん、まつ毛ついてんよ」
と頬に手を伸ばした。
壮五よりも高い体温のその指先が頬に触れたと思った瞬間に離れていった。
「環くん、あの」
「おやすみ」
するりと頭を撫でて環は部屋を出て行ってしまった。
環と付き合い始めて数ヶ月。
好きになることが当然だと言うように気付けば環のことを好きになっていた。
それはきっと彼のことを一番に理解したいとか、お互いにわかり合いたいとか、とにかくその一心で環のことを見つめていた。その中で世界で一番かけ離れている存在だと思っていた彼を一番大好きな人だと思うようになったのだ。
貧血玉子
SPOILERルクファン 描きたかった部分だけ。ルークが手紙に「いつかまた一緒に暮らせたら」と書いてたから、ファントムが一日だけ脱獄してそれを叶えようとするけど、すれ違いで一晩しか一緒にいられなくなったから、ルークがお願いしていっしょに寝る事になったっていうあらすじが一応ある🥺 4
Kakitu_prsk
DONE相互フォロワーさんからのリクエストに応える企画ラスト!びいどろさんとただのさんのリクエスト
「『ペンを落としたら君が来た』とかどうでしょう……!?」
「すれ違いから生まれる疑心みたいな感じの……アンジャッシ〇のコントみたいな感じの🎈🌟」
類がペンを落としたらなんやかんやあって司が告白することになる「そうはならんやろ(なっとるやろがい!)」なお話。ザ・ギャグ100%
ペンを落としたら君が来た――神代類は焦っていた。
その日、セカイでの練習を終えた後に演出のメモをしようとした彼は、丁度そこで"愛用のボールペン"が無くなっていることに気づいたのだ。
鞄の中や舞台袖をくまなく探したものの見つからない。現実世界で落としたかとワンダーステージを見回ったものの、結果は同じだった。
これが普通のボールペンであったなら、適当なお店でまた購入すれば良かっただろう。
だが、そのボールペンは類にとって特別なものでもあったのだ。
「カイトさん、少し良いかい? この近くでカモノハシのストラップがついているボールペンを見なかったかな?」
「カモノハシ?いや、見てはいないけど……」
カイトの回答に類は肩を落とす。
9102その日、セカイでの練習を終えた後に演出のメモをしようとした彼は、丁度そこで"愛用のボールペン"が無くなっていることに気づいたのだ。
鞄の中や舞台袖をくまなく探したものの見つからない。現実世界で落としたかとワンダーステージを見回ったものの、結果は同じだった。
これが普通のボールペンであったなら、適当なお店でまた購入すれば良かっただろう。
だが、そのボールペンは類にとって特別なものでもあったのだ。
「カイトさん、少し良いかい? この近くでカモノハシのストラップがついているボールペンを見なかったかな?」
「カモノハシ?いや、見てはいないけど……」
カイトの回答に類は肩を落とす。
mocha
PASTドラケンが暇つぶしに作ったキュウリ製のバイクを持ち帰ったイヌピーが赤音のことを思い出してモヤモヤする話。同棲しているココイヌ。未来捏造、両片思いのすれ違いネタ。ココはイヌピーと付き合ってるつもりで、イヌピーはココに赤音の身代わりにされているつもりでいます。ココイヌ版ワンドロ・ワンライのお題「お盆」で書いたものです。
天国からの乗り物 この時期にはキュウリを使って馬を作るものらしい。
どこからかそんな話を聞いてきたらしい龍宮寺堅が、乾青宗に渡してきたのは馬ではなくバイクだった。キュウリを使って作ったバイクは、馬よりも早く死者に戻ってきてほしいという意味らしい。
何をバカなことをと思ったが、キュウリのバイクを2台作りながら彼が思い浮かべている死者が誰なのかは察しがついたので、青宗は何も言わずにおいた。別れるはずもないタイミングで別れてしまったひとに、少しでも早く戻ってきてほしい、会いたいという気持ちは青宗にも理解ができる。
だが理解はできるものの、複雑だった。姉には会いたいけれども会いたくない。今、九井一は青宗と同棲しているが、それはあくまで青宗が姉のような顔立ちのままで大人になったからだ。
2952どこからかそんな話を聞いてきたらしい龍宮寺堅が、乾青宗に渡してきたのは馬ではなくバイクだった。キュウリを使って作ったバイクは、馬よりも早く死者に戻ってきてほしいという意味らしい。
何をバカなことをと思ったが、キュウリのバイクを2台作りながら彼が思い浮かべている死者が誰なのかは察しがついたので、青宗は何も言わずにおいた。別れるはずもないタイミングで別れてしまったひとに、少しでも早く戻ってきてほしい、会いたいという気持ちは青宗にも理解ができる。
だが理解はできるものの、複雑だった。姉には会いたいけれども会いたくない。今、九井一は青宗と同棲しているが、それはあくまで青宗が姉のような顔立ちのままで大人になったからだ。