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    ラブコメ

    kasounokuma

    MAIKINGご都合呪いで後天性にょたすぐとさとるのラブコメ②
    私、女の子になっちゃった!編

    (ついったで呟いていたネタをゆっくり書いていけたらと思ってます)
    (7月原稿始めるのでほんとのほんとにのんびり書きます)
    (そのうちにょたエロになる予定なので苦手な方はご注意ください)
    ラブコメディは突然に2


    「呪われてんな」
    「……やっぱり?」
    家入のひと言に、夏油ははぁ……と盛大な溜息を吐いた。大抵の場合、認めたくないことほどその事実は揺るがないものである。
    趣味特技格闘技と豪語する夏油の日々鍛え上げられ、がっちりとした健康的な骨太のごつごつとした体躯の影は今やどこにもなく、いつも普段着にしている白いTシャツから伸びる腕は細く、シルエットはこじんまりとしていて、子どもが大人の服を着ているのかというぐらい、ぶかぶかでまるでサイズが合っていない。だが出るところは出て、とても柔らかで、そしてまろやかな曲線を描いている。
    何ヶ月ぶりに五条と夏油が珍しくコンビを組んでの任務があり、まるでスキップでもするかのように軽やかに出かけていったのは数時間前。駅もコンビニもないぐらいのド田舎の山奥で、出現条件が特殊らしい一級相当の呪霊がいるらしいという窓からの穴だらけの情報のせいで、人手不足だというのに特級術師が二人も駆り出されることになった。
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    kasounokuma

    MAIKINGご都合呪いで後天性にょたすぐとさとるのラブコメ①
    一緒の任務でご機嫌編

    (ついったで呟いていたネタをゆっくり書いていけたらと思ってます)
    (7月原稿始めるのでほんとのほんとにのんびり書きます)
    (そのうちにょたエロになる予定なので苦手な方はご注意ください)
    ラブコメディは突然に1


    容赦のない日差しは眩し過ぎて、頬を撫でていった風はいつの間にかむわっとむせ返るような温い匂いを孕んでいる。あぁ、夏がやって来ているな、と学生服の下がいつの間にかしっとりと汗をかいて、シャツが濡れて張り付く感触で実感する。木陰を選んで携帯電話を確認していると、傑、と耳によく馴染んだ声に名前を呼ばれた。
    「遅いよ、悟」
    「オマエが置いていくからだろ」
    「武具を取りに先に行くねって言ったじゃないか。そんな私より後から来るってどういうことなの」
    「大して遅れてないんだからガミガミ言うなよ」
    待ち合わせ時間は少し前に過ぎたというのに相変わらず悪びれた様子もなく飄々としている五条に「私だって小言を言いたい訳じゃない」とはっきり言うとまた話がややこしくなって長くなる、というのはこの二年間でよくよく学んだ夏油は、今から任務だと思うとはぁ、と小さく溜息を吐いただけで済ませることにした。まぁ、そうなるだろうと思って補助監督が指定してきた時間より十分早い時間を伝えてあるので問題はないのだけれど。
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    matsuge_ma

    DONE学校に二人が迎えにくるドタバタバカラブコメ
    ソルティスのAiと不霊夢が遊作と尊を迎えにくる話「ゲッ」と尊が呻き声を上げたのと、ざわめきが遊作の耳に届いたのはほぼ同時であった。
    「なんでいるんだよ……ソルティスでは絶対学校に来るなって言ったのに~……」
     尊は唸りながら小さく地団駄を踏んで、遊作のブレザーの袖を掴む。まるで黄色い悲鳴から身を隠そうとするように擦り寄ってくるので、遊作は少しよろけた。尊は「あ、ごめん」と一言謝罪したが、それでも掴んだ袖は離さない。助けを求めているようだ。しかし実際のところは遊作も尊と同じような状況なので、なんの手助けをすることも叶わないのだった。
    「ねえ遊作、知らんぷりして裏門から帰らない?」
     掴んだ袖をぐいぐいと引っ張り、遊作の身体を揺らしながら尊が小声で言った。制服がシワになるからやめてくれ。そう言ってやろうとしたが、結局その文句は音にならずに再び遊作の喉を滑り落ちていった。掴まれてシワになりかけている制服より、ぐわんぐわんとゆすられる自身の身体より、校門で注目を浴びている二人の美丈夫(以前草薙がそう表現した)からどう逃げ果せるのか、そちらの方が重要な課題だったからだ。顔に出ていないだけで、遊作はずいぶんと焦っている。
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    おんじゃ@ojachanco

    DONEどうも初投稿&初執筆でございます。
    以前投稿したのが完成しましたm(_ _)m
    フィンに一目惚れの初恋をしてしまった主人公による苛烈で理不尽なドタバタハートフルラブコメ少女漫画風フィン主です。

    ※主人公の名前は「青空ツグミ」元ネタは漫画「あそびあそばせ」のあの子。
    ※ネタバレ、捏造、シナリオ改変、キャラ崩壊、稚拙な文面等々様々な問題がございますがそれでも宜しければお願いします。
    路は短し、恋せよ少年 邂逅編ー感情の起伏が乏しい、無表情、お人形さんみたい
     散々他人から言われてきたが自覚はしている、それはダアトに飛ばされナホビノとして戦っている今でも変わらない。
     ーただ、成り行きで此処まで来た
     どんな苦境や鬼門だってその一言ですべて乗り越えて、くぐり抜けてきた。最初は恐れていた悪魔も逆に自分に恐怖を覚えるようになる程だ
     ー今日もやり過ごせるだろう、そう思っていたのに…

       あの瞳の、あの輝きを見た瞬間。

     芽生えた知らない感情に、心の臓を揺さぶられー



    樹島を攫ったラフムを追うためダアト品川区を進み続ける僕と磯野上はアオガミが探知した気配を便りにコウナン四丁目方面へ向かうべく御楯橋を渡っていた、この辺りに悪魔はいない事を確認し、彼女と慎重に歩を進めていた。
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    pandatunamogu

    DONE「銭湯のお話描きたいねん」と言うののちゃんのひと言で私がガツガツ書き始めた銭湯の番台の天使新ちくんと、自宅の風呂がリコール対象になって一ヶ月自宅の風呂が使えなくなったハム安降の銭湯ラブコメの第1話。
    ゼロイチの湯-第1話-ゼロイチの湯
     運命の出会い、というやつが
     まさか自分にももたらされるだなんて
     いったい誰が予測できたことだろう


           1.番台の天使

    「え……。今日から一ヶ月、ですか」
    「申し訳ないです、降谷さん。ちょっとうちのマンションのバスルームを手掛けたメーカーさんの商品にリコールが出ちゃいましてね。そのリコール対象がドンピシャでうちのマンションが使用しているシステムバスなんですよ。どうやらそのリコール対象がバスタブらしくてですね、それを丸々取っ替えるのに一ヶ月はバスタブ使えないんです。幸いうちの近所には最近話題の銭湯がありましてね。なんて言うんです? リノベーション? と言うんでしたか? もう百年は続いてる歴史ある銭湯なんですが、昨年有名な建築デザイナーにリノベーションを依頼したらしくて、めちゃめちゃ綺麗でオシャレに生まれ変わったんですよ。私も詳しくは知らないんですが、その銭湯、今すごく人気があるみたいで、連日沢山のお客さんが入っているのだとか」
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    卵白🍳

    MAIKING⑨尾の🦊とキケンな同居と言う韓国ドラマを見てイデアズでやって欲しい~!と思った九尾のキツネ💀×人間(?)🐙のラブコメの書きかけ。この後宝玉を守るために同居を提案してくる💀に🐙がキレたり、相性の悪い星座の男(宝玉に反応して身体が痛む)から💀に守られて🐙がときめいたり、いっしょに暮らす為の契約書を作ったりしてラブになってくはず。
    九尾のキツネとキケンな同居 都心のバークラブは週末のせいもあってか活気づいていた。シャンデリアの下がる薄暗い店内。ベルベットのボックスソファに腰かけて、モストロコーポレーションのCEOアズール・アーシェングロットは注がれたばかりの酒のグラスをゆらゆらと揺らしながら、ホステス達の話しに耳を傾けていた。
    「こわ~い! 九尾のキツネに化かされちゃう!」
    「キツネ?」
     アズールの隣に座っていた取引先の男がそう聞き返すと、給仕にあたっていたホステスがそのうつくしい口角をいっそうほころばせてたのしそうに笑った。
    「街で出ている噂話ですよ」
    「なんだ、くだらない」
     文脈と関係のない単語が気になっただけなのだろう。男はすぐに興味を無くしたのか、手元のビールジョッキに視線を落とした。
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