ムー(金魚の人)
DONEモクチェズWebオンリー『忍ぶ恋には仮面をつけて2』開催おめでとうございました〜!!当日の無配展示作品でした。
※ゲーム本編および、ドラマCD『ヴィンウェイより愛をこめて』のネタバレを含みます。公式ツイでのチェズレイの誕生日動画の内容にも触れています。
※山小屋から街に出て体勢を立て直す間の話
※原作にない設定や捏造があります。すべて一個人の妄想です。 7331
yukishio_bmb
MAIKING12/12忍ぶ恋には仮面をつけて2にて公開しましたヴ愛・同時試聴会を踏まえたモクチェズ南国漫画(作画途中)です。
※モク母を捏造しています。
+10~ページ(R18)加筆して2月の新刊になる予定です。 18
ゆ籾がら
DONE2021/12/12「忍ぶ恋には仮面をつけて2」おめでとうございます!南国療養後期にはいくらかリハビリが進んでいて欲しい〜!なモクチェズ漫画です(某ミステリーと内容の関係はないです) 5
AmatsuBmb
DONE幸福だった過去に囚われろ――そんな敵の催眠に落ちたことを謝罪する、モさんの幸福について。#モクチェズ版ワンドロワンライ 「謝罪」です。
幸福な日々「ごめんな、チェズレイ」
「いえ、もういいのですよ」
体術でこの無敵の武人に敵う者はいないのだが、昨晩の敵はモクマとの相性が悪かった。精神を攻撃する相手だったのだ。
チェズレイが情報を得るために潜入した部屋。部屋の外で見張りをしてたモクマが倒れたのは、チェズレイがちょうど、敵が使う薬物や暗示についての調査を終えたところだった。
意識を曖昧にする薬物を混ぜた空気を吸わせ、暗示をかけることで敵を無力化する。
――幸福だった過去の夢に囚われろ、と。
遠い過去に囚われている者ほど、眠りは深く濃くなる。もう戻らない幸福に焦がれ、無意識に現実に戻ることを恐れ、長い間目覚めなくなる。
幸福な夢? 知るものか。そこがどれほどに甘美な世界であろうと、チェズレイを置いて、一人だけ夢の中に逃げ込むなど許さない。許してなるものか。
1604「いえ、もういいのですよ」
体術でこの無敵の武人に敵う者はいないのだが、昨晩の敵はモクマとの相性が悪かった。精神を攻撃する相手だったのだ。
チェズレイが情報を得るために潜入した部屋。部屋の外で見張りをしてたモクマが倒れたのは、チェズレイがちょうど、敵が使う薬物や暗示についての調査を終えたところだった。
意識を曖昧にする薬物を混ぜた空気を吸わせ、暗示をかけることで敵を無力化する。
――幸福だった過去の夢に囚われろ、と。
遠い過去に囚われている者ほど、眠りは深く濃くなる。もう戻らない幸福に焦がれ、無意識に現実に戻ることを恐れ、長い間目覚めなくなる。
幸福な夢? 知るものか。そこがどれほどに甘美な世界であろうと、チェズレイを置いて、一人だけ夢の中に逃げ込むなど許さない。許してなるものか。
palna_f
MEMOH EROチョイス同道後、初夜を迎えるモクマとチェズレイのH EROチョイス!
に答えてみました!ヴ愛前です。ヴ愛後もできたら書いてみたいです。
https://twitter.com/golden_naginata/status/1399710160600305668 3
💤💤💤
MAIKINGヴ愛後のモクチェズ。モ母を捏造してるよ。モがぐるぐる要らないことを考えたものの開き直る話。間に合えば加筆の上で忍恋2の日にパス付きでR18部分を加えて展示します。
【モクチェズ】その辺の犬にでも食わせてやる 何度か画面に指を走らせて、写真を数枚ずつスライドする。どんな基準で選んでるのか聞いてないが、選りすぐりです、と(いつの間にか傘下に加わっていた)"社員"に告げられた通り、確かにどの子も別嬪さんだ。
(…………うーん、)
けど残念ながら全くピンと来ない。これだけタイプの違う美女を並べられてたら1人2人くらい気になってもいいはずなんだが。
(…………やっぱ違うよなぁ)
俺はタブレットを置いてため息をつく。
チェズレイを連れて母親に会いに行ったのはつい数日前のことだった。事前に連絡を入れてたものの、それこそ数十年ぶりに会う息子が目も覚めるような美人さんを連れて帰ったもんだから驚かれて、俺の近況は早々に寧ろチェズレイの方が質問攻めになっていた。やれおいくつだの、お生まれはどちらだの——下手すりゃあの訪問中、母とよく喋ったのはチェズレイの方だったかもしれない。それで、数日を(一秒たりとも暮らしてない)実家で過ごした後、出発する俺達に向かって名残惜しそうにしていた母はこう言った——『次に来る時は家族が増えてるかもしれないわね』と。
2639(…………うーん、)
けど残念ながら全くピンと来ない。これだけタイプの違う美女を並べられてたら1人2人くらい気になってもいいはずなんだが。
(…………やっぱ違うよなぁ)
俺はタブレットを置いてため息をつく。
チェズレイを連れて母親に会いに行ったのはつい数日前のことだった。事前に連絡を入れてたものの、それこそ数十年ぶりに会う息子が目も覚めるような美人さんを連れて帰ったもんだから驚かれて、俺の近況は早々に寧ろチェズレイの方が質問攻めになっていた。やれおいくつだの、お生まれはどちらだの——下手すりゃあの訪問中、母とよく喋ったのはチェズレイの方だったかもしれない。それで、数日を(一秒たりとも暮らしてない)実家で過ごした後、出発する俺達に向かって名残惜しそうにしていた母はこう言った——『次に来る時は家族が増えてるかもしれないわね』と。
rio_bmb
INFO「骨は珊瑚」B6/36ページ/300円位?(未定)12/12 モクチェズWEBオンリー発行予定の短編小説本です。フロマージュさんのエアイベ利用予定。残部は2月のミッションコンプリートに持っていきます。
【内容】
ドラマCDの約1年後、モクチェズがずーっとピロートークしてるだけの短めの話です。直接的な性描写はないので全年齢。ヴィン愛まで聴いてる前提でドラマCDのネタバレも割としてます 5
nochimma
DOODLEヴ愛ばれ ハラ決まり幸福おじさんモクチェズ(未満)らくがき「詐欺師の恋」☆チェがバブ!少女漫画!
「……モクマさん」
「んー?」
「あの、さっきのはなんだったんですか…?」
「え? なにが? おじさんなにか変なこと言ってた…!?」
「……」
ヴィンウェイでの騒動が終わって、満身創痍のチェズレイの療養のため、モクマの母親の住む南の島へ飛んで。
ゆっくり傷を癒したあと、ついに数十年ぶりの再会を果たした母親に、モクマは頭を下げて感謝と共に語ったのだった。「幸福と出会えたのは、この命あってのこと」と――。
で、その帰り道。詐欺師は頭を悩ませていた。
モクマはどうやら――幸福と出会った、らしい。
幸福。というのは、まさか……、
(……いや、彼はひととの繋がりを大事にする人だから、そういう絆が宝物とか幸せとか、きっとそういうことなのだろう。ほら、いかにもボスなら言いそうですし、この人もなんだかんだ光属性ですし……それらのかけがえのない絆に出会えたことは産んでもらったからこそ……と)
2354「……モクマさん」
「んー?」
「あの、さっきのはなんだったんですか…?」
「え? なにが? おじさんなにか変なこと言ってた…!?」
「……」
ヴィンウェイでの騒動が終わって、満身創痍のチェズレイの療養のため、モクマの母親の住む南の島へ飛んで。
ゆっくり傷を癒したあと、ついに数十年ぶりの再会を果たした母親に、モクマは頭を下げて感謝と共に語ったのだった。「幸福と出会えたのは、この命あってのこと」と――。
で、その帰り道。詐欺師は頭を悩ませていた。
モクマはどうやら――幸福と出会った、らしい。
幸福。というのは、まさか……、
(……いや、彼はひととの繋がりを大事にする人だから、そういう絆が宝物とか幸せとか、きっとそういうことなのだろう。ほら、いかにもボスなら言いそうですし、この人もなんだかんだ光属性ですし……それらのかけがえのない絆に出会えたことは産んでもらったからこそ……と)
motomura_3
SPOILERヴ愛後の初夜(全年齢)pixivに上げたものと同じです
読みやすい方でどうぞ
体温に触れる その日の様々な用事をこなして宿に戻ったときに肩に伸し掛かった疲労感は相当なものだったが、それでもかなりの充実感に満たされていて気分は悪くなかった。いや、むしろ昂揚感がずっと続いていたと言っていい。
だから、ベッドに並んで腰を下ろしたとき、〝その〟気になったのはモクマの中では至極自然なことであった。
「チェズレイ……」
宿のベッドは二つ。それでも相棒と同じベッドに腰掛けたのは、少しの距離でも離れ難かったからだ。チェズレイの艷やかな髪を一房手に取りながら、彼の目を真っ直ぐに見つめて言う。
「お前に触れたい。許してくれるか」
「……ええ。いずれこうなる予感はしていました」
「その回答は百点とは言えんね。俺はお前さんの意思を訊いてる」
6019だから、ベッドに並んで腰を下ろしたとき、〝その〟気になったのはモクマの中では至極自然なことであった。
「チェズレイ……」
宿のベッドは二つ。それでも相棒と同じベッドに腰掛けたのは、少しの距離でも離れ難かったからだ。チェズレイの艷やかな髪を一房手に取りながら、彼の目を真っ直ぐに見つめて言う。
「お前に触れたい。許してくれるか」
「……ええ。いずれこうなる予感はしていました」
「その回答は百点とは言えんね。俺はお前さんの意思を訊いてる」
ranha_FP
SPOILERヴ愛のモチェについては皆さん悶絶しながら素晴らしさや感動を伝えて頂いてるので、私がグッときた変態部分を捏造込みで披露します。それにしてもヴ愛のモクマさんはずっとカッコよかったなぁ・・・はぁ・・・ 4nishioka1226
DONEヴィン愛モクチェズ妄想漫画描いてたんですが発送されちまったので清書できてないけど一番描きたかったとこだけ供養~~~~~※ネーム描いたのがニン夢前だったのでそういう意味でも許されたい 2syadoyama
DOODLEモクチェズのチェス話。プロモーションから連想したけど文字数オーバーしちゃったからナシ……promotion「お前さん、思ったとおり似合うねえ。チェスの王様みたいだよ」
「モクマさぁん……チェスのキングは優秀なコマではありませんよ」
かつ、と硬い音がする。チェスのコマを動かした音だろう。のんきな声が答える。
「あ、そうでした。王将とおんなじだったね」
「ええ。褒め称えるつもりなら、クイーンとお呼びください」
「チェズレイがクイーン……似合ってドキドキしちゃうね……! しかし、肝心要なのは王将だ。お前がいくら縦横無尽のクイーンでも、それは変わらんよ」
嬉しげにクスクスと笑う声。水筒からとぽとぽと注ぐ水音。きん、とカップがソーサーと打つかる音。
「ではモクマさんはさしずめ、このポーンでしょうか」
「まーたツルンとしたシンプルな……歩かあ」
1019「モクマさぁん……チェスのキングは優秀なコマではありませんよ」
かつ、と硬い音がする。チェスのコマを動かした音だろう。のんきな声が答える。
「あ、そうでした。王将とおんなじだったね」
「ええ。褒め称えるつもりなら、クイーンとお呼びください」
「チェズレイがクイーン……似合ってドキドキしちゃうね……! しかし、肝心要なのは王将だ。お前がいくら縦横無尽のクイーンでも、それは変わらんよ」
嬉しげにクスクスと笑う声。水筒からとぽとぽと注ぐ水音。きん、とカップがソーサーと打つかる音。
「ではモクマさんはさしずめ、このポーンでしょうか」
「まーたツルンとしたシンプルな……歩かあ」
pieesuke_kun
MOURNINGチェ誕・ヴ愛の圧に耐えきれず、もはやこれを書ききることはないでしょう……と判断したものです日記と赤面と両片思い「チェ〜ズレイ、ほんとに平気?」
「えぇ、大事ありません」
チェズレイが入院することになった。
入院といっても大きな怪我をしたじゃない。ただ少しばかり頭を打ったことを口実に、働きづめのチェズレイが療養するためのものだから、心配することはなにも無い。
病室だと言われてもにわかに信じがたいその豪華な個室の中、ベットの上で佇むチェズレイは不思議と様になっていた。
「お前さんはどんな姿でも様になるねぇ」
「誉め言葉として受け取っておきましょう。それで、モクマさん、頼みたいことなのですが……」
チェズレイは何かに少し悩んだ後、モクマから視線を外して窓の方を見ながら言う。
「私の日記を、持ってきてほしいのです」
「日記?日記なんか付けてたの?」
3842「えぇ、大事ありません」
チェズレイが入院することになった。
入院といっても大きな怪我をしたじゃない。ただ少しばかり頭を打ったことを口実に、働きづめのチェズレイが療養するためのものだから、心配することはなにも無い。
病室だと言われてもにわかに信じがたいその豪華な個室の中、ベットの上で佇むチェズレイは不思議と様になっていた。
「お前さんはどんな姿でも様になるねぇ」
「誉め言葉として受け取っておきましょう。それで、モクマさん、頼みたいことなのですが……」
チェズレイは何かに少し悩んだ後、モクマから視線を外して窓の方を見ながら言う。
「私の日記を、持ってきてほしいのです」
「日記?日記なんか付けてたの?」
nochimma
DOODLEワンドロ「たまご」「あっ」
と、思った時にはもう遅かった。
楕円の形ですべすべで真っ白で、プラスチック製の頼りないベッドに行儀よく並んだ、十個の卵。が、冷蔵庫の定位置におさまろうとしたその時、つるりとモクマの手を滑り落ちて、
「ッ! ッだ~~~っ!!」
ご自慢の瞬発力でキャッチしようとするも、ごっちん。前方不注意のせいで冷蔵室の出っ張りに額をぶつけて、叫びと共に目の前に星が散った。
そうして常ならなんでも掴める守り手の指先はむなしく宙を掻き、結果……、
「うっ、そ、でしょ……」
額を押さえながら呆然としゃがみ込む。
未開封の透明なパックの中で、真っ白だった卵には、どれもこれもヒビが入ってしまっていた。しかも見たところ、ご丁寧に十個全部に。これではすぐにでも使わないとだめになってしまう。
4358と、思った時にはもう遅かった。
楕円の形ですべすべで真っ白で、プラスチック製の頼りないベッドに行儀よく並んだ、十個の卵。が、冷蔵庫の定位置におさまろうとしたその時、つるりとモクマの手を滑り落ちて、
「ッ! ッだ~~~っ!!」
ご自慢の瞬発力でキャッチしようとするも、ごっちん。前方不注意のせいで冷蔵室の出っ張りに額をぶつけて、叫びと共に目の前に星が散った。
そうして常ならなんでも掴める守り手の指先はむなしく宙を掻き、結果……、
「うっ、そ、でしょ……」
額を押さえながら呆然としゃがみ込む。
未開封の透明なパックの中で、真っ白だった卵には、どれもこれもヒビが入ってしまっていた。しかも見たところ、ご丁寧に十個全部に。これではすぐにでも使わないとだめになってしまう。
rio_bmb
MOURNINGけっこう前(6月か7月?)に書いてたけど新情報が出るたびにお蔵入りにせざるをえなかったモクチェズのラブコメ。読み返したら一周回って記念に供養しとくか…という気持ちになったのでお焚き上げです同道後のラブコメ「おじさんを好んでくれる子はいないのかなあ……」
などとわざとらしく鎌をかけてみたこともあったのだが、あの時は正直なところ半信半疑だった。
何せ相手が相手だ。都市伝説になるような詐欺師にとって、思わせぶりな態度を取るなんてきっと朝メシ前だろう。そう思うのと同時に、自分を見つめる瞳に浮かぶ熱が偽りとも思えなかった。
(ひょっとして、脈アリ?)
(いやいや、浮気って言っとったしなあ)
その浮気相手にあれだけ心を砕く律儀者が、本命を前にしたらやはり相討ちも辞さないのではないだろうか。あなたと違って死ぬ気はないとは言っていたものの、刺し違えれば勝てるとなればうっかり命を懸けてしまいかねない。彼の律儀さはそうした危うさを孕んでいた。だからその時は脈があるかどうかより、ただ復讐に燃えるチェズレイの身を案じていたのだ。約束で縛ることは叶わず、己では彼の重石にはなれないのかとじれったく思ったのも記憶に新しい。
5625などとわざとらしく鎌をかけてみたこともあったのだが、あの時は正直なところ半信半疑だった。
何せ相手が相手だ。都市伝説になるような詐欺師にとって、思わせぶりな態度を取るなんてきっと朝メシ前だろう。そう思うのと同時に、自分を見つめる瞳に浮かぶ熱が偽りとも思えなかった。
(ひょっとして、脈アリ?)
(いやいや、浮気って言っとったしなあ)
その浮気相手にあれだけ心を砕く律儀者が、本命を前にしたらやはり相討ちも辞さないのではないだろうか。あなたと違って死ぬ気はないとは言っていたものの、刺し違えれば勝てるとなればうっかり命を懸けてしまいかねない。彼の律儀さはそうした危うさを孕んでいた。だからその時は脈があるかどうかより、ただ復讐に燃えるチェズレイの身を案じていたのだ。約束で縛ることは叶わず、己では彼の重石にはなれないのかとじれったく思ったのも記憶に新しい。
ムー(金魚の人)
SPOILERボイスドラマ後。酔いつぶれちゃったチェズを部屋に持ち帰ったモさん。チェズはほとんどしゃべってない。モさんの独白多め。メテオライトショーの1日、チェズは愉しげでそして寂しげだったのかなあ。 3209
nochimma
DOODLEモクチェズワンドロ『衣替え』「な……」
「お、おかえりチェズレイ~♪」
玄関から遠いこの部屋でも、訪れたひとの纏った冷たい外気はモクマの肌をひやりとくすぐった。
対してチェズレイは、耳と指先を赤くしながら、驚いた猫みたいに目をまんまるにしている。
おおきな仕事を終えて、しばらくの休暇となり。二人で旅立ってから一番の長い休みを過ごすのに、相棒が招いてくれたのは、ずいぶん前から所有しているという雪国にあるお屋敷であった。クラシカルで豪奢な調度品で揃えられたその内装は古いながらも手入れがゆき届いており、気にせずくつろいでくださいと言われたが昨日は借りた猫状態で、しかしこのままじゃ向こうにも気を遣わせてしまうと、チェズレイが買い物に出掛けた隙に自分の荷物をがさがさ漁っていたのだけれど……、
6285「お、おかえりチェズレイ~♪」
玄関から遠いこの部屋でも、訪れたひとの纏った冷たい外気はモクマの肌をひやりとくすぐった。
対してチェズレイは、耳と指先を赤くしながら、驚いた猫みたいに目をまんまるにしている。
おおきな仕事を終えて、しばらくの休暇となり。二人で旅立ってから一番の長い休みを過ごすのに、相棒が招いてくれたのは、ずいぶん前から所有しているという雪国にあるお屋敷であった。クラシカルで豪奢な調度品で揃えられたその内装は古いながらも手入れがゆき届いており、気にせずくつろいでくださいと言われたが昨日は借りた猫状態で、しかしこのままじゃ向こうにも気を遣わせてしまうと、チェズレイが買い物に出掛けた隙に自分の荷物をがさがさ漁っていたのだけれど……、
hnrmr4132
DONEフランケンの怪物×博士なハロウィン🎃モチェ※断面ないし元気だけど千切れてるので注意
「無茶はしないでくださいと何度言えば理解していただけるのでしょうかねェ?」
「でもチェズレイさえ生きてればまた治るし…」
nochimma
DOODLEきずとよくぼう 初夜後のチェの傷痕とモの欲望のはなし 初夜後だけどぜんぜんやらしいかんじではないです「……あのさ」
「はい……?」
喉から出た声は掠れてみにくかった。
けほ、と咳払いをすると、となりのおとこはぎょっと目を開いて、あわてて起き上がると水差しに手を伸ばした。……甲斐甲斐しいことだ。
寝転がったまま、緩慢な動きで首を傾ける。あわい間接照明が、おとこの背をぼんやり照らしている。発達した筋肉で覆われて、山みたいに凹凸のあるそこに、細く伸びる引っ掻き傷。
「……ごめん、無理させたね」
「いいえ……、私も、背中を」
起き上がるのにも手を借りなくてはならぬ体たらく。水の中にいるかのよう、芯の芯まで、身体が重たい。
差し出されたグラスの中の水はぬるかったが、痛む喉にはちょうどよかった。
飲み干してやや体裁をととのえた声で指差し言うと、自覚がなかったらしい、首を回してみとめて、「ああ」と笑った。
6466「はい……?」
喉から出た声は掠れてみにくかった。
けほ、と咳払いをすると、となりのおとこはぎょっと目を開いて、あわてて起き上がると水差しに手を伸ばした。……甲斐甲斐しいことだ。
寝転がったまま、緩慢な動きで首を傾ける。あわい間接照明が、おとこの背をぼんやり照らしている。発達した筋肉で覆われて、山みたいに凹凸のあるそこに、細く伸びる引っ掻き傷。
「……ごめん、無理させたね」
「いいえ……、私も、背中を」
起き上がるのにも手を借りなくてはならぬ体たらく。水の中にいるかのよう、芯の芯まで、身体が重たい。
差し出されたグラスの中の水はぬるかったが、痛む喉にはちょうどよかった。
飲み干してやや体裁をととのえた声で指差し言うと、自覚がなかったらしい、首を回してみとめて、「ああ」と笑った。
hnrmr4132
MOURNINGおいちゃ誕🎂だったIQ2のモチェ※全裸🎀のチェズがいます
誕生日っぽく祝われコーデにしたは良いがオフィナデでみんなに祝ってもらった後自室に戻ったらデザート用意されてたみたいになっちゃった…
オフィナデでプレイすな…となったので何だコレ…何も考えずに描くからこうなる……
さきょんのバミ
MOURNING多分マジで使えなくなるなコレ と形になりそうならそうしよう、と塩漬けしてたモクチェズプロットの一部投下
3月19日更新ってある 早いんよ 出した本はあんなのばっかなのに
こういうプロットは実は結構あるんよ
ちなみにこのテキストのファイル名は「わからセックス」である
プロット抜粋供養愛撫で高めるのに確信に触れないモさん
「2人になって随分立つのに、オジサンを勘定に入れてないことがあるのが腹が立つ」
お前が一人でなんでもできるのは知ってるし、認めてもいるんだけどね
自分を1人だなんて勘違いさせないから
どうしたってほかに手がない時もあるかもしれない
性分なんです
あなただって未だに不必要な時でさえ私を庇うでしょうに
たしかにそりゃおじさんの中々抜けない悪癖の一つかもしれんけどね
2人でなきゃ庇うこともできない
違うかい?
どんな時でも俺を勘定に入れろ
わ……(軽率に返事しようとして、逡巡
…善処、します…
キチンと考えたみたいだから今日のところは許してあげよう
301「2人になって随分立つのに、オジサンを勘定に入れてないことがあるのが腹が立つ」
お前が一人でなんでもできるのは知ってるし、認めてもいるんだけどね
自分を1人だなんて勘違いさせないから
どうしたってほかに手がない時もあるかもしれない
性分なんです
あなただって未だに不必要な時でさえ私を庇うでしょうに
たしかにそりゃおじさんの中々抜けない悪癖の一つかもしれんけどね
2人でなきゃ庇うこともできない
違うかい?
どんな時でも俺を勘定に入れろ
わ……(軽率に返事しようとして、逡巡
…善処、します…
キチンと考えたみたいだから今日のところは許してあげよう
nochimma
DOODLEワンドロの「リモート」で書こうとしてあんまりリモートしなくなってしまったらくがき モクチェズ バデオラ見た後だとチェの元気具合とかモさんの許容値とかこれくらいでもいいか…!?と思って書いた チェがすごくげんき 大きめのタブレットを横向きに机の上に置いて、アプリを起動してそわそわと待つ。その横には乾きものがメインのつまみとどぶろくの瓶がひとつ、おちょこにはなみなみと白い液体が注がれている。
時間は夜半、ひとりっきりのしんと静かなセーフハウスの二階の、大きな大きな窓から月明りがこうこうと覗く、ふたりでいつも晩酌をするダイニングに、無機質なコール音だけがしばらく空気を震わせて……、
『……お待たせしました』
ぱっと画面が切り替わって、そうして現れた顔と声に、モクマはぱっと表情を明るくした。
「チェズレイ!」
『モクマさん。お元気そうでなによりです』
「へへへ。元気元気。お前さんは何飲むの?」
『私はアイスワインを。一杯でやめておきますが』
6266時間は夜半、ひとりっきりのしんと静かなセーフハウスの二階の、大きな大きな窓から月明りがこうこうと覗く、ふたりでいつも晩酌をするダイニングに、無機質なコール音だけがしばらく空気を震わせて……、
『……お待たせしました』
ぱっと画面が切り替わって、そうして現れた顔と声に、モクマはぱっと表情を明るくした。
「チェズレイ!」
『モクマさん。お元気そうでなによりです』
「へへへ。元気元気。お前さんは何飲むの?」
『私はアイスワインを。一杯でやめておきますが』