mitotte_kazu @mitotte_kazu 自機ルガオスとエタバン相手のヴィエラとかよそよその話とかNPCよその話とか置いとく場所。リアクションとても嬉しいですありがとうございます ☆quiet follow Yell with Emoji POIPOI 105
ALL ディンエラ mitotte_kazuPAST引越しにて今は亡き場所となった🐇さんこだわりハウジングのお話。空間 ヴィエラに呼び出され彼女の家を訪問したルガディンを出迎えたのは唐突な抱擁だった。腰に回された細くしなやかな腕と押し付けられた柔らかな胸の感触からあえて意識を逸らし、何があったのか彼女に尋ねる。 「特に何も」 こちらの胸元に思い切り押し付けられていた顔を上げ、彼女は短く答えた。その表情や声色は思っていたよりも明るく、安心しながらそうかと彼女の頭を撫でる。数回瞬きしてから綻んだ表情で彼女はもう一度力強く抱き付いてくる。何事かと思ったがとりあえず自身の掌にすっぽりと収まる彼女の後頭部を撫で続けた。 あ、そうだといきなりこちらを見上げてきたヴィエラが見て見てとルガディンの腕を引いて地下へと駆けて行く。急になんだと思いながらも特に抵抗はせず、彼女に導かれるまま階下へ向かっていく。 1249 mitotte_kazuPAST某怪ウォッチコラボ初実装時に書いた🦍と🐇の短いお話身体 袋の中からメダルを取り出し、枚数を確認する。必要枚数には微妙に足りておらず、微かに溜息を吐いて元に戻した。その様子を眺めていたヴィエラが何かを察したように立ち上がり、あと何枚?と声をかけてくる。少し間を置いて無言で枚数分の指を立てて答えるとあからさまに肩を落とし溜息を吐かれ、苦笑してしまう。 それでも必要枚数が揃うまで付き合ってくれた彼女に礼を述べた。フェイトが終わる度に生じる倦怠感と体力のラグからぐったりしている彼女に向けて白魔法を放つ。ありがとー、と疲労を隠し切れない彼女が頬を緩ませた。視線を下ろし彼女の露出された肩や胸元を見つめる。ヴィエラ族らしい細身だが豊満な身体や彼女の好みに合わせて投影された装備は見た目の割に防御力が高いのだといつか誇らしげに言っていたのを思い出した。それでもその身体に刻まれた傷跡は少なくはないのだろう。 763 mitotte_kazuPAST表情が乏しい人の表情筋は発達してないので柔らかいという小ネタの🦍と🐇 mitotte_kazuPASTバレンタインなのでチョコ渡す🐇さんとチョコ食べる🦍の短い話片割 この海の街にもイベントの余波が来ているようで、浮ついた雰囲気が漂っていた。幸せそうな人を見るのは嫌いではないが、この空気の中独り歩くルガディンはどこか居た堪れなさを感じていた。 それでもイベントのおかげで普段ならあまり手を出さないようなチョコレートが並んでいる店頭を眺めるのは楽しいものだった。買ったところで勿体なくて食べられないのは目に見えているし、貧相な自身の舌はどれを食べても美味しく感じるのだろう。折角だからと思いつつ平凡な板チョコレートを手に取る。と、掌からチョコレートが消えた。目線を掌から上げるとルガディンから取り上げたチョコレートを興味深そうに眺めるヴィエラがいた。 「買うの?」 握ったチョコレートをひらひら翳しながらヴィエラが首を傾げた。まぁ、とルガディンが頷くとふぅんと数回頷いた彼女がそれを棚に戻す。買うと言ってるのに、と棚のチョコレートに伸ばされた彼の手をヴィエラの手が掴んだ。ルガディンが何なんだと困惑している間に人気の少ない通りまで引っ張り出される。されるがままだったルガディンの離された掌にちょこんと小箱が載せられた。どこか見覚えのあるデザインの小箱をしばらく眺めてから、目の前のヴィエラに視線を向ける。にんまりと意味深に笑った彼女が覚えてる?と首を傾げた。ルガディンが数回頷いて開けても良いか了承を得ると、勿論、と微笑まれた。 903 mitotte_kazuPAST初回カフェでっかわの忘備録的なもの。色んな人を覚えているだけ。問題あれば消しますでっかわ「カフェの店員をやらないか?」 唐突に知人のルガディンであるユウに誘われ、予定もなかったため困っているならとカズは了承する。業務内容を確認すると、ただご飯を食べるだけで良いのだと返された。業務?と首を傾げていると、 「ルガディンやロスガルが美味しそうに食事しているところが見たい富豪?がいるんだ」 朗らかに笑いながら続けられた。報酬等の出所もそこからかと腑に落ち、なるほどと頷いていると、そうそう、と更に付け足される。 「メイド服で」 先ほどより表情の険しさと角度を増しつつ首を傾げたカズに、そうなるよなとユウは楽しそうに笑った。 「そういうコンセプトカフェをご所望だそうだ」 持ってなければ衣装も支給されるのだという。彼らが所持する土地がゴビュレットビュートということも含めて、果たして信用していい筋なのか不安にもなりかける。しかし彼の人柄などを考慮すると純粋にそういう好事家なのだろうと思い、受けた依頼などの都合で少し遅れるかもしれないと事前に謝罪しておいた。 4158 mitotte_kazuMOURNING新年明けましてなイルしる※色々捏造注意※新年の姫といえばなアレ※例の数字 1995 mitotte_kazuPAST🐈🐇🐑🦍が美味しいものを食べるだけの話会食 立て続けの依頼を終え、ようやく一息つけるとヴィエラは適当に目についた店に入った。食事時から外れた時間帯もあって、まばらに空いた座席に腰を下ろす。そのまま倒れ込みそうなのを堪えてメニューを開いた。季節限定などのメニューも魅力的だったが定番で当たり外れのない、無難なものを選んで注文する。こんな疲れた時に、そういうメニューでハズレを引きたくないという打算だったが、他のテーブルに目を向けてみるとそうでもない気がしてきた。それでも穏やかな店員の対応に少し癒され、メニューを眺めながら頼んだ品が来るのを待つ。少しの時間を置いて、飲み物と共に運ばれてきたパンを齧る。さっくり焼き上げられた表面ともちもちした食感が楽しく、口の中に小麦の甘さとバターの風味が広がった。好きなやつ、と思いながらパンを頬張る。サラダとかスープも頼めばよかったかな、と思いつつ空腹も少し落ち着き、店内を見渡した。インテリアなどにも拘られており、居心地は良い。テーブルや椅子の高さも種族ごとの配慮もされていた。もしや割と良い出会いなのでは、と皿に載っているもう一つのパンを齧りつつ、頬を緩めた。 5614 mitotte_kazuPAST12/12はダズンローズデーだそうなのでそんな感じの🦍と🐇の短い話薔薇「ダズンローズデーを知っているかい?」 依頼の報告を受けた後、ミューヌが柔らかく微笑みながら尋ねてきた。たおやかな笑みの店主にルガディンは傾げていた首を振って答える。 「12本のバラの日、という意味でね。結婚生活に必要な、12の言葉全てをパートナーに誓うというものなんだ」 感謝、希望……永遠、と薔薇の花に込められた言葉を店主は指折り教えてくれた。なるほど、と納得したように頷く。 「勉強になった」 彼の短い言葉に満足気に目を細め、 「奥様によろしくね」 意味深な呟きと共に手を振って見送られた。 そんな事を思い出したルガディンは花屋の店先を覗く。色とりどりの薔薇の中から12本か、とつい眉間に皺が寄ってしまう。声をかけてきた店員にとりあえず赤と黒と紫の薔薇をそれぞれ4本ずつ纏めてもらうことにした。微かに手元から漂う薔薇の香りに気恥ずかしさを覚えながら、足早にラベンダーベッドのヴィエラの家に向かう。 3993 mitotte_kazuPASTいい服の日なので良い服を仕立ててもらう🦍と仕立て屋🐇さんの短い話 mitotte_kazuPAST11/26のいい風呂の日に上げ損ねた一緒に入浴する🦍と🐇の短い話湯浴 グリダニアで用事を済ませたついでに、久々にヴィエラの家に向かっている時だった。ぽつりぽつりと降ってきた滴がやがて大雨になる。チョコボに跨ったルガディンは空を見上げ、小さく溜息を吐いてチョコボにレインコートを被せた。 「え、そのまま来たの?」 ずぶ濡れの彼が扉を開けると、たまたま室内に居た彼女が困惑した表情を浮かべた。頷いて答えると風邪引くよ、とタオルを渡される。 「身体は丈夫だからな」 タオルを頭に載せ、荷物が濡れていないか確認している彼にそういうわけじゃなくて、と彼女が手を伸ばした。 「心配してるんだよ」 心配。自身から程遠い言葉を投げかけられ、一呼吸置いてから彼はそれは悪かった、と謝る。 「まぁここなら風呂もあるからいいかと思ったのもあるが」 924 mitotte_kazuPASTいい夫婦の日なので熟年っぽい🦍と🐇の短いやつ年齢 変わらないな、とルガディンが掠れた声で呟いた。微かに白色が混じった黒と赤の彼の頭を見上げたヴィエラは嫌味?と悪戯っぽく笑う。 「いつまでも綺麗って事だ」 「そんなこと言えるようになったんだ……!」 恥ずかしげもなく言い放たれた言葉に絶句している彼女を、楽しそうに彼は笑った。目を閉じた彼が外した眼鏡のレンズを拭う。とうとう伊達ではいられなくなった、と彼が笑っていたのは何年前だったか。彼の顔に刻まれた皺は深いが、その中に刻まれているものが苦難だけではないと彼女は知っている。 「そっちは増えたね、白髪」 「ロマンスグレーとか言うやつだ」 悪くないだろう、と微笑んだ彼に彼女はつい吹き出してしまう。 「誰かさんみたいに染めないと駄目か?」 818 mitotte_kazuPASTいい夫婦の日なのでそれっぽいオルシュファンと🐇手料理の話 マーケットを歩いている時だった。そこの兎のお姉さん、と声をかけられたヴィエラがそちらに視線を向ける。気さくそうなララフェルの店主がヒラヒラと手を振っていた。歩み寄ってみると海産物が並べられていた。 「もう店じまいしようと思ってね。そんなタイミングで見慣れない種族のお姉さんが通りがかったから、つい声かけちゃった」 安くしておくよ、と柔和な笑みを浮かべた店主に釣られて頬が緩んでしまう。イシュガルドの民にしては気さくだな、と思いつつ魚介類を品定めしていく。どれも新鮮そうで捌いただけでも食べられそうだな、と少し考え込んでいると、店主がこれとかオススメだよ、と貝類を示した。 「良い出汁が出るから、こんな寒い日にスープにすると最高だよ」 1710 mitotte_kazuMOURNINGいいおっπの日なので🐇さんのπを堪能する🦍のかなり短いお話※一応揉むもの揉んでるので例の数字 mitotte_kazuMOURNINGいいおっπの日なので🐇さんのそれをあれする🦍のとても短いお話※申し訳程度のセンシティブ※例の数字 1088 mitotte_kazuMOURNINGいいお腹の日なのでおなかいっぱいな🐇のとても短いお話※仄かにセンシティブ※例の数字 566 mitotte_kazuMOURNINGいいお腹の日なので短めのセンシティ文🦍🐇※細やかにセンシティブ※例の数字 mitotte_kazuPAST守護天節で仮装してる🐇さんに悪戯される🦍の話※悪戯(意味深)なので例の数字 4816 mitotte_kazuPASTベーカリーの🦍と🐇さんのお話麵麭 意気揚々とトングとトレーに手を伸ばしたヴィエラが嬉しそうに店内を見渡す。グリダニアの一角、こぢんまりとしたベーカリーへ彼女に続いてルガディンは身を屈め入った。店内中を占める香ばしい匂いを、彼女は深呼吸をして胸一杯に吸い込んだ。 「あー……いい香り……」 うっとりと微笑んだ彼女の視線が所狭しと並べられたパンに移る。忙しない彼女から店内に彼が視線を向けると、硝子越しに厨房が見えた。小柄なララフェルがちょこまかと動き回り、パンの生地を捏ねたり焼き上がりを確認している。その身体でこれだけの量を、と感心していると彼女に服の裾を引っ張られた。ねぇねぇ、と並んだパンを凝視しながら彼女が小声で尋ねてくる。 「チョコとマーマレード、どっちが好き?」 2857 mitotte_kazuPAST🦍🐇死別ネタ mitotte_kazuPAST月を見ていた🦍と🐇さんの話 mitotte_kazuPAST満月とオルシュファンと🐇さんの話 mitotte_kazuMOURNING兎は最後数ヶ月から発情しっ放しという話を踏まえてヴィエラに定期的に発情期が来るといいなという捏造🦍と🐇の話※発情期に伴いいささかセンシティブ※例の数字 3282 mitotte_kazuPAST今の時期にたまに見かけるハウジングに遊びに行く🦍と🐇の話屋敷 リムサ・ロミンサらしいカラリとした暑い日だった。黒渦団への納品を終え冒険者ギルドを後にしたところ、通りすがりの冒険者が大声を上げている姿が目についた。 「ラベンダーベッドにて期間限定でお化け屋敷を開催していま〜す!今だけの夏季限定!ぜひぜひご覧くださ〜い!」 どうやらハウジングのお披露目も兼ねてのシャウトらしい。以前友人達と訪れた水族館を思い出しながらその冒険者が声高に叫ぶ住居区域をルガディンはなんとなしに手帳に書き残しておいた。 「……お化け屋敷?」 自宅のハウジングがひと段落着いたヴィエラが首を傾げる。話の種に、とルガディンが数日前に街中で見かけた冒険者の話をしたところ、彼女の目がキラリと輝いた。 2126 mitotte_kazuPAST結構な期間一緒に居る🦍と🐇の話失念 光の戦士と呼ばれるヴィエラから、数歩引いた所でルガディンは佇んでいた。依頼を終えた彼女に礼を述べ、ささやかな品を差し出した住人ににこやかに応じていた彼女が大きく手を振りながらこちらへ駆け寄ってくる。 「見て!果物くれた!!」 「良かったな、後でもらおう」 美味そうだと微笑んだ彼の左肩の上で、妖精も嬉しそうに羽を震わせた。 「……てかさっきの戦闘、ちょっと無茶したでしょ」 彼女から荷物を受け取り、なんのことやらと彼は首を傾げる。 「迅速魔のリキャストより詠唱早かったもん」 「ルインラは無詠唱で撃てるんだ」 間髪入れず返してきた彼に彼女は頬を膨らました。 「あの威力はルインだったもん!」 付き合いが長いだけあって、その辺りの見極めができるようになったか。彼は微かに口角を上げる。 1839 mitotte_kazuPAST🦍と🐇と赤児の短いお話赤児🐇無題 「赤ちゃん、できるかなぁ」 ルガディンの腕の中、一糸纏わぬ姿でシーツに包まっているヴィエラが小さく呟いた。かつて迷子を見つけたものの声をかけただけで泣かれてしまった彼の代わりに、ミコッテと一緒に対応していた時の彼女が頭をよぎる。子供苦手なんだよねぇ、と苦笑していた彼女から聞こえた予想外すぎる発言にそっと自身の頬を抓った。彼の動きに何してんの?と背後を覗き込もうとする彼女に、頬の痛みや痕を気取られないよう何でもない、と返す。 「欲しいのか?」 異種族間での着床率は把握していないが、ヴィエラ族については彼女から多少聞き齧った程度は知っていた。念の為確認してみるとううん、と彼女は首を振る。違うのかと不思議に思っていると、そっちは?と聞き返される。 2112 mitotte_kazuDOODLE迷DPSだぞえ!しるこさん mitotte_kazuPAST向日葵とオルシュファンと🐇さんの話 mitotte_kazuPAST🦍の眼鏡の話眼鏡「それって伊達なの?」 不意に投げかけられてきたヴィエラの言葉にルガディンは首を傾げる。主語が曖昧だが恐らく眼鏡のことだろうと推測し、まぁ、と頷いて返した。ふぅん、と歩み寄ってきた彼女がこちらに両手を伸ばしてくる。眼鏡を取りたいのだろうなと思い、ルガディンは自室の隅に適当に配置されたベッドに腰掛けた。彼女と目線が合う。予想通りに眼鏡を手に取った彼女はふむ、とひとりごちてありふれたそれを興味深そうに観察していた。 何故か彼の眼鏡をかけた彼女が、なんで?と不思議そうに首を傾げた。サイズが合っていないため、ずれた眼鏡を両手で挟むように整えた彼女は彼の返答を待っている。何故俺の眼鏡を身に付けているのかこっちが聞きたいと思いつつ、ルガディンが口を開く。 893 mitotte_kazuPASTとても短いいささかセンシティブなイルしる短文※例の数字 mitotte_kazuPAST🐇さんにマッサージする🦍の話指圧 はぁ、とため息を漏らしてヴィエラが首や肩を回すのを見ていた。連戦が応えたか、それとも最近入れ込んでるクラフトによるものかと思い多分両方だろうなと自己完結する。流石にそればかりは回復魔法ではどうしようもないだろうなと思っていると、視線に気付いたようなヴィエラと目が合った。 「……あ〜、肩凝ったなぁ」 しなやかな指先で自身の肩を揉みながら、彼女は何かを求めるような視線をこちらに向けてくる。試しにエスナを詠唱してみるが、やはり効果はないようで彼女が不服そうな表情を浮かべた。 だろうな、と苦笑しながら杖を仕舞うと関節をほぐすようにヴィエラは身体を伸ばす。 「白魔道士ならそういう知識ないの?」 もしくは学者のあの本に載ってたりしない?と上目遣いで尋ねてきた彼女に首を振って返した。肩凝りは肩の筋肉の血行不良などから生じる筋緊張であって、あくまで治癒を促すものである白魔法に血行を良くする働きは期待出来ないし、そもそも学者は軍学者の略称であるから彼女の求める知識も情報もないだろうと思う。その旨を伝えると、あからさまにがっかりしたように彼女は肩を落とした。それでもしんどそうな彼女を見ていると何かしてやりたいというお節介が顔を覗かせないこともなく、それに応えられるものを自身が持っている自負もあった。 1518 mitotte_kazuPAST手合わせするオルしる手合わせの話 久しぶりに訪れたキャンプ・ドラゴンヘッドの駐在兵達は相変わらず温かくヴィエラを迎えてくれた。その中の一人が恐れ多いのですが、と前置きして手合わせを求めてくる。曰く、多くの蛮神や帝国兵との戦闘を乗り越えた彼女の戦いから多くが学べると考えた、とのことだった。人の役に立てるなら、と軽い気持ちで了承し、魔法と剣技の両方を見せられる赤魔道士での手合わせを提案する。感激したように礼を繰り返す兵に笑って応える。 お互い本気ではないとはいえ、勝負は呆気なく決まる。威嚇程度の魔法で怯み、それでも逃げることなく此方に向けられた剣を躱して翻弄していく。流石です、と息を切らしながら満足そうに呟いた兵に何か学べた事があると良いのだけれど、と返すと力強く頷かれた。 1480 mitotte_kazuPAST下ネタと遭遇する🦍と🐇の話※題名通りいささか下ネタ下世話 その店の名物はアップルパイのようだった。 青魔法を覚えるために周回を繰り返しようやく二人が目当ての技を覚えたのは夜中で、たまたま入った店だった。昼はカフェ、夜はバーのようになっており、店主の意向か夜中にもスイーツが食べられるらしい。メニューに誇らしく大々的に描かれたアップルパイを見て、目の前に座っていたヴィエラが目を輝かせる。 「……頼めばいいだろう」 適当な酒と食事を選んでいたルガディンがそう言うと彼女は一層表情を輝かせ軽やかに手を挙げ店員を呼んだ。 作り置きが出てくると思ったらわざわざ焼き上げて提供されるらしく、デザートとしてアップルパイが出てくると店員に言われた。 「お腹のスペース、空けとかなきゃね」 1256 mitotte_kazuPAST🐇さんの相手(🦍・イルベルド・アルバート・オルシュファン)で耳に触れる小咄アソート詰め合わせ耳に触れる ヴィエラの特徴的な耳に手を伸ばす。想像通りの手触りで、痛くないよう注意しながらその感触を堪能する。そのまま顔のラインに沿ってルガディンは手を滑らせた。白く滑らかな頬を彼の人差し指がなぞる。柔らかく包み込むように彼の親指が続き、彼女の唇を横切った。上目遣いで見つめてきた彼女に応じるように、通過しかけた親指で唇に優しく触れる。ふにふにと感触を楽しんでいると不満げに睨み付けられた。手の中で微かに膨らまされた彼女の頬を掌でやんわりと押し返すと、彼女が彼の指を噛む。痛くない程度に加減された彼女の甘噛みに苦笑すると、また上目遣いで睨み付けられた。あ、と開かれた彼女の口に流石に本気で噛まれるか、と覚悟した瞬間だった。微かに音を立てて吸い上げた彼の指を、彼女が唇で食む。本当に煽るのが上手い、と思いながら彼は彼女の唇を優しく割り開いた。 1096 mitotte_kazuMOURNINGいささか(当社比)センシティブなイルしる※例の数字※諸々捏造注意 6197 mitotte_kazuPAST食べ物作る🦍と🐇の話※以前書いたロランベリージャムの続きロランベリーシロップ ジャム作りで余ったロランベリーを分けて欲しい、と切り出したルガディンにいくらでもどうぞ、とヴィエラは返した。 「独り占めするの?」 彼女の問いにそんなつもりはない、と彼は苦笑した。 「腐らせるぐらいならシロップでも仕込んでおこうかと思ってな」 シロップ、と繰り返した彼女が難しいの?と首を傾げる。いや、と必要な器具を準備しながら彼は返す。 「火を使わない分、ジャムより手軽だとは思う」 砂糖に手を伸ばした彼を眺めながら、見てていい?と彼女が尋ねる。ご自由に、と彼は笑った。 細かく賽の目に刻んだロランベリーをスプーンで掬い、煮沸消毒した瓶に入れていく。瓶の底一面に満遍なく敷き詰めた上を埋めるように砂糖を加え、またロランベリーを均等に詰めては砂糖で埋める。詰めて埋める作業を刻まれたロランベリーがなくなるまで交互に繰り返した。 881 mitotte_kazuMOURNING例の部屋に閉じ込められた🦍🐇※例の部屋なので比較的センシティブ※例の数字 8991 mitotte_kazuMAIKINGフラダンスを生で見る機会があって感動したので🦍🐇で書いたやつ。思いついたら続くかもしれない舞踏 トントントントン、とヴィエラの長い脚がリズムを刻むようにステップを踏む。一定のリズムで四拍子を刻みながら、すらりとしなやかな腕を広げたり、揺らめかせたりしていた。両手で大きな弧を描いたかと思えば滑らかに手首を揺らし、緩く何かを包むように両掌を揃え、翻しながら舞っている。頬杖を突きながら無言で見入っているルガディンに時折顔を向けながら、指先に視線を移したり目を伏せたりする。周囲の踊り子達に比べて場数や経験も足りていないため拙さは多少感じられるものの、それを差し引いても目を引く姿だった。 きっかけはたまたま訪れたメリードズメイハネで伝統の舞踏が披露されていたところだった。話を聞くと観光サービスの一貫で時折行われているらしく、ヴィエラとルガディンは思わず感嘆を漏らす。近く行われる予定の祭典でのお披露目前に新人の踊り子達が人目に慣れるように、との理由で行われていた事だった。軽食と飲み物を待ちながら数曲を演者を変えつつ行われる公演を眺める。華やかな舞踏と音楽と共に届いた食事を堪能する。 1668 mitotte_kazuMOURNING※比較的センシティブな🦍🐇例の数字 781 mitotte_kazuPAST鮎(@ayu_14mana)さんのうちよそ、うちうち、NPCうちで無限に見たいシチュ「顔が割れてない状況で追手から逃れるために路地裏等で一般カップルのフリして濃厚にイチャつき、面食らう追手に対し『いま取り込み中だから』と言ってやり過ごす」やつの🦍🐇追手 ルガディンとヴィエラがウルダハのマーケットを覗いていた時だった。商品のイヤリングを眺めていた彼女が着けたイメージ見たいから、と彼に屈むように声をかけてくる。 「後ろの人に心当たり、ある?」 言われた通り屈んだ彼の耳にイヤリングを近付けるのに合わせて、彼女が囁いた。耳に添えられたイヤリングを見る振りをして、背後に視線を向ける。雑踏に紛れて明らかに敵意を隠し切れていない男がこちらを見ていた。首を傾げた彼の耳から手を離し、そっかぁ〜、と彼女は呟く。こっちは?とデザインが異なる商品を選び、先ほどと反対側に翳してきた彼女がまた耳打ちしてくる。 「気付いたのはさっきの屋台から」 無防備に飲み食いしてたところも見られてたかと苦笑してしまった彼を戒めるように彼女が顔を顰めた。追手に気付かれないよう表情を戻し、陳列台に商品を戻しながら小声で相談する。 1909 mitotte_kazuDOODLE7/1のRP会の忘備録的なもの。🦍視点多少の脚色含んでると思いますし、時系列もバラバラです。勝手にお借りしてる部分もあるので何か問題有れば修正します。飲み会「なんかこう、いい飲み物とかないかな……」 制作手帳と睨み合いながら呟いたヴィエラにルガディンは首を傾げた。明日の手土産、と唇を尖らせ制作手帳を捲る彼女にあぁ、と納得して、チャイを作る手を止める。彼女の隣で自身も手帳を捲り、一緒に頭を捻った。 「やっぱお酒が喜ばれると思ったけど……」 「作れるものに酒はないかな……」 「ないかぁ〜」 しまったぁ、と彼女が溜息を吐いた。ドワーフのエール、ワインポートの良質なワインなども悪くはないだろうが、店への手土産に持っていくために用立ててもらうには些か時間が足りない。自身の気の利かなさにうんざりしながらページを捲った彼が、お、と小さく呟いた。それを聞き逃さなかった彼女が何何?と彼の手元を覗き込む。 4168 mitotte_kazuPASTヒラは自身のエーテル使ってるから戦闘後満身創痍なのでは?的なツイートを見かけた結果荒ぶった🐇さんに応えたお話不足 怒涛の敵からの攻撃と周囲に倒れている仲間達の亡骸に、ルガディンは自嘲に近い笑みを浮かべた。攻撃範囲を避けながら詠唱時間を省略し、味方の白魔道士に蘇生を投げる。それだけで体内の魔力もエーテルも枯渇してしまった。それまでのダメージを緩和するためのバリアで魔力を費やしてしまった結果ではあるが、自身の不甲斐なさに奥歯を噛み締めた。愚痴も泣き言も漏らすつもりはないが何はともあれ立て直していく必要がある。敵の攻撃が緩んだ瞬間を見計らい白魔道士が起き上がるのを視界の端で確認しながら、敵からエーテルを少量拝借する。すかさず拝借したエーテルを体内で変換し、白魔道士へと受け渡す。慌てたように詠唱していた白魔道士が少し落ち着き、他者の蘇生へと行動を移した。 2494 mitotte_kazuMOURNING比較的センシティブなイルしる※例の数字 3895 mitotte_kazuPAST捏造が過ぎるイルしる潜入※新生通りにならずクリスタルブレイブがきちんと機能しているif世界線 ※暁月後辺りの話 ウルダハで最近話題の風俗店があるらしい、と不滅隊隊員がヴィエラに小声で耳打ちする。曰く、あのエオルゼアの英雄と同種族の豊満な体躯を堪能できる店と謳って、言葉にするのも憚られるようなことをさせてくれるらしい。英雄以前に女性であることを配慮している様子の隊員が仄めかしてはくれているものの、所謂本番行為まで暗黙で許されているそうだ。あぁ、と間伸びした声で彼女が手を叩く。 「繁殖能力低いもんねぇ」 呑気な物言いに肩すかしを喰らった隊員の前で、彼女は顎に手を添え考え込みだした。 「珍しい種族を揃えるのには広い繋がりが必要になるので、他のグランドカンパニー等と協力しながら捜査を進めている状況なのですが……」 7602 mitotte_kazuMOURNINGいささかセンシティブな🦍🐇※例の数字※🐇さんが幻想薬でメスラになってるお話 4287 mitotte_kazuMOURNINGいささかセンシティブな🦍🐇※例の数字 3615 mitotte_kazuPAST料理作る🦍と🐇アヒージョ ルガディンが客室でアイテムの整頓も兼ねて革細工の制作に励んでいる時だった。けたたましく叩かれるドアに居留守を決め込むわけにもいかず、嫌な予感がしつつドアノブに手をかける。 「やっほー」 ノックのために握られた拳を緩めたヴィエラが軽やかに微笑んでいた。何事かと尋ねると反応が薄〜い、と唇を尖らせられる。とりあえず中に入れて、と断る隙も与えずするりと滑り込んできた彼女は定位置のようにベッドに腰掛ける。改めて用事を尋ねるとにんまりと微笑んだ彼女が鞄から何かを取り出してきた。 じゃ〜ん、と焦らすように取り出されたのは細やかに描かれたラベルの貼られた瓶だった。彼女の様子とラベルの絵や文字に目を走らせて酒か、と呟くとそう!と嬉しそうに耳を立てられる。 2016 mitotte_kazuPAST料理作る🦍と🐇ガレット 客室でリテイナーの所持品やミラージュドレッサー内の整頓をしていると、珍しく扉をノックされた。誰だろうと首を傾げたルガディンが扉を開けるとやっほー、と見慣れたヴィエラが片手を上げる。何事だと困惑している間に客室内へ侵入し、ベッドに腰を下ろした彼女がにんまりと微笑む。 「お腹空かない?」 その問いかけに時計に目をやると、とうに昼を過ぎていた事に気付いた。 どこか行きたい店でも?と尋ねてきたルガディンに、わかってないと言わんばかりに彼女がゆるゆると頭を振る。ベッドの上で彼女が足を揺らしながら今すぐ何か食べたいぐらいお腹が空いてるんだよね、と唇を尖らせた。 「クランペットとかで良ければあるが」 自身の鞄を探るルガディンに肩を落としながら溜息を吐かれた。出来立てのが美味しいじゃん、と呟くヴィエラに嫌な予感がして、鞄を探る手が止まる。同意した場合と詳細を尋ねた場合の展開の予想が薄々つくが、気付かないふりをして鞄の中からハイクオリティ品のクランペットを取り出そうとした。 1739 mitotte_kazuPAST料理する🦍と🐇ホットサンド お腹空いたな、と呟いたヴィエラを無視しながら広い荒野に横たわる冒険者をルガディンは蘇生していた。起き上がった冒険者と手を振り合っていた彼の背中に聞こえてる?と彼女が声をかける。 「そろそろ戻るか?」 結構な時間居たしな、と手にした戦果やクラスターを確認しながら返した彼に嬉しそうに彼女が頷く。ガンゴッシュに着いた瞬間彼女があ、でも、と彼の服を引く。 「お腹空きすぎてもうどこも行く元気ないかも」 悪戯っぽくねだるような上目遣いの彼女の顔を見つめ、少し考え込んだ彼が盛大に溜息を吐いた。 作れと?と確認するルガディンに当然のようにヴィエラが頷き返す。周囲を見渡し歩いていく彼の後を追う。 「そっちの方がレベルが高いだろうに」 1411 123