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    ankounabeuktk

    @ankounabeuktk

    あんこうです。オル相を投げて行く場所

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    POIPOI 173

    ankounabeuktk

    DONEオフ会(?)にコピ本持ってく文化があるっていうから……
    やまうごく【オル相】 寮での酒盛りは、規模感はあれど恒例の催しものからほぼ日常になりつつあった。皆が食材を持ち寄るので食事代わりに酒を呑まず腹を満たして行くものもいるし、食物には目もくれずひたすら命の水を流し込む輩もいる。つまり、好きにしていい。
     なにしろ開催場所はエントランスから丸見え、女性棟と男性棟へ別れる、絶対に通りかかる共用部分で行われているから姿を隠して部屋に帰るなんてことはできない。勿論強制ではないし、ミッドナイトの誘いに乗らないこともできる。少しは食い下がられても、断るにはそれなりの理由があるのだとわかっているから女傑は去るものは追わない。
     断ったことはいつまでも覚えているが。
     そんなわけで、明日は祝日のため今夜の酒盛りは大人数で大層盛り上がり、場の隅の方でオールマイトも話に相槌を打ちながら烏龍茶を飲んでランチラッシュが作ったというポテトサラダをちまちま口に運んでいた。その隣、体はオールマイトと反対側を向いて相澤がミッドナイトに捕まって結構な量の酒を飲まされていた。嫌そうに飲まされていたのは最初のうち、一定のラインを超えた相澤は並ぶ缶ビールの中から適当に選びながら、オールマイトが二度見する早さで次々と空にしていた。
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    ankounabeuktk

    DONE自慰をしないと出られない部屋に閉じ込められた
    オールマイトと相澤消太のいくつかの話。

    この話は下記の通り読み進めてください。
    1.【はじめに】ナイトミーティングはすべからくトゥルーエンド 
    この部分が導入部です
    2.プルプラあんこうなべサークルページよりweb拍手へ
    web拍手(1日10回まで)押すとパスワードが掲示されます
    パス入力でポイピク内の番号に対応した話が読めます
    全4パターン全R18
    【はじめに】ナイトミーティングはすべからくトゥルーエンド【オル相】 雄英バリアなる言葉がある。
     つまり、学校の敷地内はセキュリティが万全で(盲信はよろしくないが)この中に仕掛けて来ることのできる敵は手練れも手練れ、そんな事態になろうものなら四月の比ではない被害が出る。
     だから、まさかその堅牢なセキュリティに守られた敷地に建つ職員寮のミーティングルームのドアの向こうにぶっ飛んだトラップが待ち受けているなんてことは想像もせずドアノブを握ったオールマイトは疑うこともなく部屋の中へ一歩踏み出し、打ち合わせ前にコーヒーを淹れて来るべきだったかと若干の迷いを持ちながら相澤もその後に続いた。
    「オールマイトさん、俺やっぱりコーヒー淹れて来ていいで」
     すか、という言葉だけ、急に立ち止まったオールマイトの背にぶつかってもごもごという音になる。
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    ankounabeuktk

    DONE両片思いの潜入捜査、というリク。

    【この話に含まれるもの】
    名前のあるモブ
    別パートナー描写
    ハピエン

    しばらく小説を書いてなかったので
    リハビリを兼ねて行き当たりばったりで書いたら
    やっぱりちょっと長くなってしまいました。
    プロットって大事だなあって思いました。

    結局日和ってR18のシーンはありません。
    行き当たりばったりだ!!!ってのがわかる展開です。
    対戦よろしくお願いします。
    お伽話の続きを【オル相】 会合というのは非常に面倒臭い。勿論情報はあるに越したことはないが、それと面倒ごとに巻き込まれる心労を天秤に掛けたらどちらが下がるか。
     答えは平行線のまま、相澤は今夜他人と恋人のふりをしてとあるパーティーに参加を余儀なくされている。
     他人と恋人のふりをするのは特に何の問題もない。特にこんなパーティー会場においては、別に軽く腕を組んで時折パーソナルスペースを無視するように近づいて髪についたゴミを取るような仕草をするくらいで済む。薬物や手が早い下世話なパーティーならばもっと現場はえげつないし、品のいい恋人のふりなどはそもそも求められない。
    「今日のパートナーが君で良かったよ」
     初老の紳士は白髪を染めて隠す気はないらしい。相澤は雑踏に掻き消されるだろうに、更に周囲に聞こえないような大きさでどうもと素っ気なく返事をし、車を降りてドアを開けるとエスコートのために手を差し出す。しかしながら、紳士はその手を取ることなく車から降りた。年齢の割にしっかりとした体格、相澤とさほど変わらぬ身長の男は宙に投げ出されたままの相澤の手を自分の肘に絡めるように回させた。
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