ぐぐ
masasi9991
DONEおでんを食べてるデググラあつあつおでん「あちちち」
「ちゃんとフーフーしたか?」
「うううん。あふあふ。む?」
熱いけれども一度口に入れてしまったものは仕方がない。それにうまい。出汁のよく染み込んだ餅巾着をがぶっとかじって、中のおもちを伸ばしつつ一口食べる。うまい。そしてアツアツ。はふはふだ。
そんなおれのほっぺたを、ひんやりした指がピタリと触った。
「火傷してないか。赤くなってる」
グランツの指がこしょこしょしながら動いて、おれの下唇をふにっと触った。やっぱりひんやりとしていて、おでんのあつあつにびっくりした唇に気持ちいい。
「むむむむ……。うん! 大丈夫だ。熱いのは得意なんだ! それより、おまえの手は冷たくなっているな」
「あはは。火傷を冷やすのにちょうどいいだろ?」
525「ちゃんとフーフーしたか?」
「うううん。あふあふ。む?」
熱いけれども一度口に入れてしまったものは仕方がない。それにうまい。出汁のよく染み込んだ餅巾着をがぶっとかじって、中のおもちを伸ばしつつ一口食べる。うまい。そしてアツアツ。はふはふだ。
そんなおれのほっぺたを、ひんやりした指がピタリと触った。
「火傷してないか。赤くなってる」
グランツの指がこしょこしょしながら動いて、おれの下唇をふにっと触った。やっぱりひんやりとしていて、おでんのあつあつにびっくりした唇に気持ちいい。
「むむむむ……。うん! 大丈夫だ。熱いのは得意なんだ! それより、おまえの手は冷たくなっているな」
「あはは。火傷を冷やすのにちょうどいいだろ?」
masasi9991
DONEいちゃいちゃしてるデググラ見えるところに このへん、な気がする。指で触れてみると少し熱を持っているような感覚があるから。でも自分じゃちょっと見えないな。鏡の前で後ろ髪をたくし上げてみたところで、自分のうなじを見ようにも限界がある。
感覚だけは確かにあるから、ひたすらもどかしい。
鏡がもう一枚あれば見えそうではある。手鏡か何か、部屋に取りに戻ろうか。でももう服も脱いでしまったしな。
「おばんです! グランツ! わひゃっ」
「あれっ?」
脱衣所のドアを勢いよく開けて、デグダスが入ってきたかと思ったらすぐに回れ右をして出ていった。
ドアの上の部分のすりガラスに、向こう側にいるキミの頭がぼんやり透けて見えている。赤毛の後ろ髪だ。あっちを向いて、モジモジしているらしい。
1460感覚だけは確かにあるから、ひたすらもどかしい。
鏡がもう一枚あれば見えそうではある。手鏡か何か、部屋に取りに戻ろうか。でももう服も脱いでしまったしな。
「おばんです! グランツ! わひゃっ」
「あれっ?」
脱衣所のドアを勢いよく開けて、デグダスが入ってきたかと思ったらすぐに回れ右をして出ていった。
ドアの上の部分のすりガラスに、向こう側にいるキミの頭がぼんやり透けて見えている。赤毛の後ろ髪だ。あっちを向いて、モジモジしているらしい。
kamenaki0428
DOODLE深夜らくがき。元ヤマハ生としては好きすぎるギャグです。切なギャグのファンアートは増えそう(ない)。
明日ぐらいに公式動画上がりそうな予感なのでぜひ元ネタ見て頂きたいです…
(追記)上がりました→https://www.youtube.com/watch?v=eQN-dOhpIIc&t=28s
ちなみにヤマハ系曲で一番好きなのは「にじいろのうた」です(ググった)。
hinano3595
PROGRESSぐぐったところ、てて本編の時間軸でも、牛乳を生で飲んでるか確認できなかったので、、、ふわっとね、雰囲気をば、、(2/7)加筆
あとで修正したら支部にあげる予定。蜂蜜の価値の高さを知っている昆虫学者から「貴方、愛されているのね」って呟かれる探を書くはずが入りきらなかったoze
絆レベルカンスト間際の写探
(4/26)加筆修正して支部にup済み
蜂蜜とガチャリ……。
静かな音がして、ゆっくりと意識が浮上する。けれど情事が終わった後の心地良い倦怠感で、身体がゆるりと重い。
ノートンが寝ている間に、恋人がノートンの身体を清めてくれていたようで、清潔感のある寝床は、ノートンを温かい眠りに誘う。
「……ん」
もそり…と、隣にいるはずの温もりを探す。
いつもは手を伸ばせば、どこからともなく恋人の細い指がノートンの手を優しく包み込んでくれる。
その手が見当たらない…ということは、彼は先ほどの部屋を出ていったんだろう。
うとうと…心地良くまどろみながら、恋人の帰りを待つことにする。せっかく意識が浮上したのだから、彼の優しい声を聞いて寝つきたい。
恋人がいたはずの場所は、少しだけ彼の香りが残っていた。
2706静かな音がして、ゆっくりと意識が浮上する。けれど情事が終わった後の心地良い倦怠感で、身体がゆるりと重い。
ノートンが寝ている間に、恋人がノートンの身体を清めてくれていたようで、清潔感のある寝床は、ノートンを温かい眠りに誘う。
「……ん」
もそり…と、隣にいるはずの温もりを探す。
いつもは手を伸ばせば、どこからともなく恋人の細い指がノートンの手を優しく包み込んでくれる。
その手が見当たらない…ということは、彼は先ほどの部屋を出ていったんだろう。
うとうと…心地良くまどろみながら、恋人の帰りを待つことにする。せっかく意識が浮上したのだから、彼の優しい声を聞いて寝つきたい。
恋人がいたはずの場所は、少しだけ彼の香りが残っていた。
masasi9991
DONEおやすみなさいのデググラ狭くて困ってる 寝袋に入るときには順番が決まっている。おれが先に入ると、キミが入れない。まず先にキミにゆっくり入ってもらって、その後に横の隙間にお邪魔させてもらう。
採掘での野宿のためにこの間買った二人用の寝袋、売り文句は「ゆったりサイズ」だったけど、キミと一緒に入るとその売り文句は完全に誇大広告になってしまった。寝返りを打つのも一苦労。だけどその分暖かいから、悪くはない。洞窟にしろ山にしろ、この季節のキャンプは冷えるから。
「お邪魔いたします!」
「あははっ、それじゃ逆だ。キミはもう入っているんだから、それを言うのはおれの方だ」
「それもそうだな。ということはおれが言うのは……いらっしゃいませ!」
「あっはっは! それもどうかと思うぜ! ふふ、お邪魔します」
1329採掘での野宿のためにこの間買った二人用の寝袋、売り文句は「ゆったりサイズ」だったけど、キミと一緒に入るとその売り文句は完全に誇大広告になってしまった。寝返りを打つのも一苦労。だけどその分暖かいから、悪くはない。洞窟にしろ山にしろ、この季節のキャンプは冷えるから。
「お邪魔いたします!」
「あははっ、それじゃ逆だ。キミはもう入っているんだから、それを言うのはおれの方だ」
「それもそうだな。ということはおれが言うのは……いらっしゃいませ!」
「あっはっは! それもどうかと思うぜ! ふふ、お邪魔します」
masasi9991
DONEおやすみのあとのデググラ子守唄 なんとなく、眠れない。どこか体調が悪いってわけでもなく、ただ落ち着かない。明日も早いから早く寝たいという気持ちだけはあるんだが。どうにも、目を閉じても。
そんな焦りに反して、ベッドの中は相変わらずどうしようもなく心地が良い。キミが隣に居るからだ。だからブランケットの中に潜り込んで、目をつむっているだけで、悪くはない気分。このまま朝まで眠れないままでいてもいいのかもしれない、と思い始めているのも良くないか。
ベッドの中で、キミの穏やかな寝息と心臓の音に合わせてシーツとブランケットが静かに揺れている。キミの暖かな体温の方に向かって寝返りを打って、腕に寄りかかった。
これは腕だな。目を閉じていても触れたらわかる。太くて暖かくて柔らかくて、少しもじゃもじゃの毛が生えている。ベッドの上の方に置いてきてしまった枕の代わりに、キミの二の腕にぎゅっと顔を押し当てた。
1089そんな焦りに反して、ベッドの中は相変わらずどうしようもなく心地が良い。キミが隣に居るからだ。だからブランケットの中に潜り込んで、目をつむっているだけで、悪くはない気分。このまま朝まで眠れないままでいてもいいのかもしれない、と思い始めているのも良くないか。
ベッドの中で、キミの穏やかな寝息と心臓の音に合わせてシーツとブランケットが静かに揺れている。キミの暖かな体温の方に向かって寝返りを打って、腕に寄りかかった。
これは腕だな。目を閉じていても触れたらわかる。太くて暖かくて柔らかくて、少しもじゃもじゃの毛が生えている。ベッドの上の方に置いてきてしまった枕の代わりに、キミの二の腕にぎゅっと顔を押し当てた。
mol_lon
DONE※原作後イメージ花憐ワンドロお題「白雪」から着想しておえかき(時間オーバーと後から提出が恥ずかしくなったのでこちらに
白雪でぐぐったら「白雪芥子」が出てきまして、花言葉の一つに「清純な誘惑」があるそうな…純粋な印象のある白い花弁の中心で目立つ黄色い雄しべから連想されたのだろうという記事にほほーう…となって描いた次第です。白雪の中で際立つ赤。
masasi9991
DONEいちゃいちゃしているデググラマシュマロ?「おまえがそんなにおいしい! と言うのなら、そのマシュマロは間違いないな」
「あれ、知らなかったのか? おれはマシュマロだけは手放しに大好きなんだ」
「そうなのか!? 知らなかった!」
もにゅもにゅしている。グランツのお口に放り込まれたマシュマロが、もにゅっと噛まれている。そしてグランツのほっぺももにゅもにゅとしている。
山で食べるマシュマロは格別だ。海もいい。洞窟でもいい。草原でもいい。家の外で、焚き火などをしつつ食べるのがいい。
本当のところ、採掘の休憩ついでに焚き火で焼いて食べようと思って持ってきたのだが、グランツがそのままもにゅもにゅ食べ始めたでの、その手があったかと思いおれもそのまま食べている。
962「あれ、知らなかったのか? おれはマシュマロだけは手放しに大好きなんだ」
「そうなのか!? 知らなかった!」
もにゅもにゅしている。グランツのお口に放り込まれたマシュマロが、もにゅっと噛まれている。そしてグランツのほっぺももにゅもにゅとしている。
山で食べるマシュマロは格別だ。海もいい。洞窟でもいい。草原でもいい。家の外で、焚き火などをしつつ食べるのがいい。
本当のところ、採掘の休憩ついでに焚き火で焼いて食べようと思って持ってきたのだが、グランツがそのままもにゅもにゅ食べ始めたでの、その手があったかと思いおれもそのまま食べている。
masasi9991
DONEクリスマスのデググラhttps://poipiku.com/955041/5864891.html の続き
いい子にしてたから サンタクロース役はあっという間に片付いてしまった。ロッタナもロックもベッドに入っていい子にしていたから――彼らの寝室に入った瞬間に、「あれっ?」という小さな囁き声が聞こえたけれど。
きっとあれはロックの声だったんじゃないかな。ロッタナの方は勘がいいから、例年と違うサンタ役に驚く前に、事情を察してくれたのだろう。まあともかくそんなイベントは起こったものの、その後すぐに二人ともちゃんとベッドの中でぐっすり眠っているかのような様子で、おれが枕元の靴下にプレゼントを入れるのを黙って待っていてくれた。
あっという間だ。でも案外、緊張するもんだってのがわかった。喜んでくれるだろうか? ――おれが選んだプレゼントじゃない。デグダスが選んだんだから間違いない。だけどサンタ役がおれで良かったのかどうか。おれなんかでちゃんと務まっただろうか。本物のサンタクロースじゃない――本物がいないことは幼い子供でも知っているとしても、こういうのは家族でやるイベントなんだろうし。
2894きっとあれはロックの声だったんじゃないかな。ロッタナの方は勘がいいから、例年と違うサンタ役に驚く前に、事情を察してくれたのだろう。まあともかくそんなイベントは起こったものの、その後すぐに二人ともちゃんとベッドの中でぐっすり眠っているかのような様子で、おれが枕元の靴下にプレゼントを入れるのを黙って待っていてくれた。
あっという間だ。でも案外、緊張するもんだってのがわかった。喜んでくれるだろうか? ――おれが選んだプレゼントじゃない。デグダスが選んだんだから間違いない。だけどサンタ役がおれで良かったのかどうか。おれなんかでちゃんと務まっただろうか。本物のサンタクロースじゃない――本物がいないことは幼い子供でも知っているとしても、こういうのは家族でやるイベントなんだろうし。
Re_AGaTegoat
TRAINING練習。とりあえず本を見ながら。
気を付けたことは、・身体のパーツの比率と外面の骨・筋肉の凹凸。
人体については、ベースは本を見つつ、分からんところはググって写真を見たり講座を見たり……がいいかもしれない。
肋骨周りの凹凸が、骨なのか筋肉なのか迷走している。
猫耳ビキニは単なる趣味です…… 2
masasi9991
DONEクリスマス準備中のデググラ今夜の支度 まだ落ち着かない。ちょっと気を抜いたら、思い出して笑ってしまう。いけないな、笑って手元が狂うと危ないし、何よりもうこんな時間だ。騒ぐと下の階で寝ている二人が起きてしまう。ま、元々まだ寝ていないとは思うが。
「大丈夫か? 元に戻るだろうか?」
「元通りは無理だろうな。おれの裁縫の腕を信用しないでくれよ」
「しかしおれがやるよりずっと上手だ!」
ベッドに座って作業をしているおれの手元を、キミが心配そうに、そして申し訳無さそうに、さらに大焦りで覗き込む。
二人してベッドの上に座っているが、おれたちこそ今夜はまだ眠る気はない。ただ想定外の裁縫の仕事に、ちょうど適した場所が他になかっただけだ。それに裸のキミは、ブランケットにでもくるまって暖まってもらわないと。
2249「大丈夫か? 元に戻るだろうか?」
「元通りは無理だろうな。おれの裁縫の腕を信用しないでくれよ」
「しかしおれがやるよりずっと上手だ!」
ベッドに座って作業をしているおれの手元を、キミが心配そうに、そして申し訳無さそうに、さらに大焦りで覗き込む。
二人してベッドの上に座っているが、おれたちこそ今夜はまだ眠る気はない。ただ想定外の裁縫の仕事に、ちょうど適した場所が他になかっただけだ。それに裸のキミは、ブランケットにでもくるまって暖まってもらわないと。
らいむぎ🌾
DONEオデルくんとクリスマスマーケット🎄買い物のために一回わかれて待ち合わせしたら大人になっているぞ!?というやつです。
クリスマスマーケットをぐぐったらホットワインがあまりにおいしそうだったので、未成年にはでかマグのチョコレートドリンク、大人にはホットワインを買ってもらいました。 2
masasi9991
DONEおやすみ後のデググラまぶしい 目を閉じて真っ暗でも、キミの隣りだとなぜだか少し眩しいような気分でいられる。少しおかしい感覚かもしれないな。夜も遅くて、寝室のランプも消して、二人で黙って目を閉じて、眠りに落ちる瞬間を……多分、待っているんだけど、眠らずにこのまま目を閉じているだけでも充分満ち足りている。
昔のおれは、夜ってのはどこかに取り残されたような気分になるから好きじゃなかった。今は全く違う。夜は好きだ。昼間離れてても、夜にはこうしていられるし。
ベッドの中を手探りで、キミの身体をまさぐる。キミは結構寝相が悪いから、毎晩色んなポーズで眠っている。おれはそんなキミの身体のあちこちを触りたい。それじゃ変態みたいだな。でもそれが本心だから仕方がないか。触りたいのは腕も足も背中も、色々だ。今日は腕がいい。隣に並んでとても近くで寝ているんだけど、今は特にキミの腕が恋しい。だからベッドの中で少し探さないといけない。どうせ目を開けても暗闇だから、目は閉じたまま。
1351昔のおれは、夜ってのはどこかに取り残されたような気分になるから好きじゃなかった。今は全く違う。夜は好きだ。昼間離れてても、夜にはこうしていられるし。
ベッドの中を手探りで、キミの身体をまさぐる。キミは結構寝相が悪いから、毎晩色んなポーズで眠っている。おれはそんなキミの身体のあちこちを触りたい。それじゃ変態みたいだな。でもそれが本心だから仕方がないか。触りたいのは腕も足も背中も、色々だ。今日は腕がいい。隣に並んでとても近くで寝ているんだけど、今は特にキミの腕が恋しい。だからベッドの中で少し探さないといけない。どうせ目を開けても暗闇だから、目は閉じたまま。
masasi9991
DONEお祭りのデググラ危険な食べ物「あ」
「どうした? ポカンとして。おれの顔に何か付いているか?」
「ふふ、顔……じゃないな。いや、顔か。デグダス、ちょっと笑ってみせてくれ」
「わっはっはっはっは! なんだか照れるな!」
「あっはっはっはっは! じゃなくて、ニコッと」
「ニコッ」
「そう。……ぷっ。あははっ、やっぱり歯に青のりが付いてる」
「えっ!? それはお恥ずかしい!」
慌てて口元を隠したキミは、モゴモゴとくぐもった声を出した。手で隠した下で頬がムニムニと動いている。
「取れたかな?」
「取れた」
「よかった」
安心したのか胸をなでおろし、もう一度ニコッと笑ってこっちを見た。うん、いつも通りの白い歯だ。
「焼きそばは危険な食べ物だな」
「でもお祭りと言ったらコレじゃないか?」
772「どうした? ポカンとして。おれの顔に何か付いているか?」
「ふふ、顔……じゃないな。いや、顔か。デグダス、ちょっと笑ってみせてくれ」
「わっはっはっはっは! なんだか照れるな!」
「あっはっはっはっは! じゃなくて、ニコッと」
「ニコッ」
「そう。……ぷっ。あははっ、やっぱり歯に青のりが付いてる」
「えっ!? それはお恥ずかしい!」
慌てて口元を隠したキミは、モゴモゴとくぐもった声を出した。手で隠した下で頬がムニムニと動いている。
「取れたかな?」
「取れた」
「よかった」
安心したのか胸をなでおろし、もう一度ニコッと笑ってこっちを見た。うん、いつも通りの白い歯だ。
「焼きそばは危険な食べ物だな」
「でもお祭りと言ったらコレじゃないか?」
osmtmkn11222
DONE喧嘩するユキモモハマってすぐぐらいに描いてたやつ…3部読んで4部読む前ぐらいかな?今となってはなんか違うな?と思うんですがこれはこれで当時の記念でいいのかもなと思えたので仕上げました。 8
masasi9991
DONEおめかしするデググラちゃんと鏡に映らない「いつもおまえを頼りにしてしまってお申し訳ないと思っているのだが、どうしても自分一人ではうまくできないんだ」
「『お』もいらないし『申し訳ない』も必要ないさ。おれが好きでやってるんだ」
「ウーム、グランツはおしゃれさんだものな。裁縫師になっても、きっと素晴らしい服や服……それに服なんかを作っていたのだろう」
「キミにおれが好きな服を勝手に着せてるだけなんだから、一から作る裁縫師とはわけが違うと思うぜ」
「そうだろうか? しかし考えてみれば料理も上手だから料理人もできそうだし、宝石を使ったアクセサリーへのセンスも素晴らしいから錬金術師もアリだな。腕っぷしも強いから傭兵の道もある」
「一体誰の話をしているんだ?」
1313「『お』もいらないし『申し訳ない』も必要ないさ。おれが好きでやってるんだ」
「ウーム、グランツはおしゃれさんだものな。裁縫師になっても、きっと素晴らしい服や服……それに服なんかを作っていたのだろう」
「キミにおれが好きな服を勝手に着せてるだけなんだから、一から作る裁縫師とはわけが違うと思うぜ」
「そうだろうか? しかし考えてみれば料理も上手だから料理人もできそうだし、宝石を使ったアクセサリーへのセンスも素晴らしいから錬金術師もアリだな。腕っぷしも強いから傭兵の道もある」
「一体誰の話をしているんだ?」
masasi9991
DONE採掘しているデググラとくべつな足音 足音を立てずにそっと近づいて、キミの背後に陣取る。ピッケルをおおきく振りかぶって、カーンと高い音を立てて打ち付ける。カーン、カーン、と何度も。力任せにやっているように見えて、実のところとても繊細な動きだ。鉱脈の流れをしっかりと腕に受け止め、次はどこにどれだけ力を加えるべきかを瞬時に判断している。
採掘師ってのは泥臭い仕事のように思われるが、実際は地中に眠る貴重な鉱石の塊を真っ二つにしちまわないよう、常に繊細な仕事が求められている。
今日もピッケルを振り上げては下ろすキミの動きは実に見事だ。ピッケルを支える腕の筋肉は力強く緊張して膨れ上がり、身体を支える腰と足は巨岩のように地面に突き立って、どれだけ激しくピッケルを打ち込もうとピクリとも動かない。首筋に汗が浮かんで、背骨の横を流れ落ちてタンクトップの襟首に吸い込まれる。洞窟の壁に掲げたランタンがキミの肉体だけを照らしている。
1719採掘師ってのは泥臭い仕事のように思われるが、実際は地中に眠る貴重な鉱石の塊を真っ二つにしちまわないよう、常に繊細な仕事が求められている。
今日もピッケルを振り上げては下ろすキミの動きは実に見事だ。ピッケルを支える腕の筋肉は力強く緊張して膨れ上がり、身体を支える腰と足は巨岩のように地面に突き立って、どれだけ激しくピッケルを打ち込もうとピクリとも動かない。首筋に汗が浮かんで、背骨の横を流れ落ちてタンクトップの襟首に吸い込まれる。洞窟の壁に掲げたランタンがキミの肉体だけを照らしている。
tontoronoheya25
SPOILERからくりサー〇スのパロ!最終回ネタバレにつき、伏せます。なお、私は最終回まで読めていないのですが、たまたまググッてたらこちらのセリフを発見し、素敵なセリフだなと思いましてん。早くこのセリフにたどり着きたいという思いで、信瘣でパロ……グハァ。この2人、信瘣で再生されるー
信は愛しているとかあんまり言わなさそうだし、言うなら好きだったかもだけど、ここぞと言うときに言って欲しいなああ
masasi9991
DONE楽しそうなデググラ大きさの差「うーん、それじゃ少し小さすぎるんじゃないか」
「そうかな? 充分でっかくしてるつもりなんだが」
「いやいやまだまだ、おまえはそんなものじゃないはずだ!」
「んふっふっふっふっふ、そんなに期待をかけられてしまうと……アハハっ。期待ってのは違うか」
「当たらずとも遠かわず……だ! 大きいに越したことはない。おれも大きいほうが大好きだ!」
「あはっ、正しくは遠からず、だな」
「ん? カラスだったか?」
「ふっふっふ。確かにキミのは見事な大きさだ。相変わらずでっかいな! そんなサイズ、おれに入るかどうか」
「ンむふっ、まあ自慢ではないが、大きさには自信がございます!」
「ふふっ。キミは手もデカいしな」
「あ! そうかわかったぞ! ではおれがグランツに貸してあげようじゃないかこの手を! つまり、おれがグランツに、でっかいおにぎりを作ってやろう!」
912「そうかな? 充分でっかくしてるつもりなんだが」
「いやいやまだまだ、おまえはそんなものじゃないはずだ!」
「んふっふっふっふっふ、そんなに期待をかけられてしまうと……アハハっ。期待ってのは違うか」
「当たらずとも遠かわず……だ! 大きいに越したことはない。おれも大きいほうが大好きだ!」
「あはっ、正しくは遠からず、だな」
「ん? カラスだったか?」
「ふっふっふ。確かにキミのは見事な大きさだ。相変わらずでっかいな! そんなサイズ、おれに入るかどうか」
「ンむふっ、まあ自慢ではないが、大きさには自信がございます!」
「ふふっ。キミは手もデカいしな」
「あ! そうかわかったぞ! ではおれがグランツに貸してあげようじゃないかこの手を! つまり、おれがグランツに、でっかいおにぎりを作ってやろう!」
masasi9991
DONE採掘後にいちゃいちゃしているデググラおいしそうな キミが今日の戦利品を広げながら、じーっと考え事をしている。今日は宝石が多かった。掘り出されあた後に、きれいに丸く磨き上げられたライトブルーの一粒がある。ちょっとしたいたずらを思いついた。
「それ、うまそうだな。その握ってるやつ」
「んっ?」
ちょうどキミはその一粒を手のひらの上に乗せたところだった。話しかけられてびっくりしたのか、その一粒をぎゅっと握りしめる。
「どれだ? おいしそうなおにぎりは?」
「おにぎりは昼に山頂で食べてしまったじゃないか。あははは、あれも確かにおいしかった!」
「そういえばそうだった! うーん、あれはおいしかった。デッカイおにぎりを朝からにぎった甲斐があったな」
「採掘だけじゃなく山もかなり登ったわけだし、疲れている分なおさらだったな。明日の弁当もおにぎりにしようか」
1492「それ、うまそうだな。その握ってるやつ」
「んっ?」
ちょうどキミはその一粒を手のひらの上に乗せたところだった。話しかけられてびっくりしたのか、その一粒をぎゅっと握りしめる。
「どれだ? おいしそうなおにぎりは?」
「おにぎりは昼に山頂で食べてしまったじゃないか。あははは、あれも確かにおいしかった!」
「そういえばそうだった! うーん、あれはおいしかった。デッカイおにぎりを朝からにぎった甲斐があったな」
「採掘だけじゃなく山もかなり登ったわけだし、疲れている分なおさらだったな。明日の弁当もおにぎりにしようか」
masasi9991
DONE深夜のデググラ成功だけど失敗 夜遅くに帰ってきてすぐに、ソファに倒れて眠ってしまった。今日の仕事は激しかったらしく、おれに「おかえり」と「おはよう」をどうにか言うだけの体力しか残っていなかったようだ。それじゃどっちも逆じゃないかと吹き出しそうになったが、近所迷惑なので思いとどまる。なにしろ真夜中だ。
ソファの上、慌てて受け止めようとしたおれの上で、キミがスヤスヤと安らかな寝息を立てている。弱く灯したリビングの明かりの中でキミの可愛い寝顔を見て、規則正しい寝息を聞いて、他になんにもない。いい夜だ。おれもこのままここで寝てしまおうかなんて思わなくもない……けど、キミに押しつぶされてるおれはともかく、仕事終わりの汗のたっぷり染み込んだ作業着のままのキミが風邪をひきかねないから。
1894ソファの上、慌てて受け止めようとしたおれの上で、キミがスヤスヤと安らかな寝息を立てている。弱く灯したリビングの明かりの中でキミの可愛い寝顔を見て、規則正しい寝息を聞いて、他になんにもない。いい夜だ。おれもこのままここで寝てしまおうかなんて思わなくもない……けど、キミに押しつぶされてるおれはともかく、仕事終わりの汗のたっぷり染み込んだ作業着のままのキミが風邪をひきかねないから。
かりん
DOODLE『焼きたて!!ジャぱん』より諏訪原戒さんとモニカ・アデナウアーさんです。ググってみたらお二人はくっつく感じなんですかね・・とか思いつつ楽しく書きました(アニメは初期の時に見てました)メモ帳
DONE10月に書きたかった話を今更完成させたやつ。月一公式の燃料から膨らませた話。詳しく知りたい人は「sdvx 2021 10月 エンドシーン」でググって。そして気になったら公式のキャラ紹介ページ(https://p.eagate.573.jp/game/sdvx/vi/chara/index.html)見て。ついでにゲーセン行ってゲームやって。頼む。ザクロと君の色 あーん、と可愛らしい声とともに、白い指が眼前に迫る。ふとした拍子に折れてしまうのではないかと不安になるほど細い指先には、小さな赤があった。不格好な多角形のそれは、毒々しいほど鮮やかだ。透き通り、光を受けてどこかきらめく様はガラスの欠片を思わせた。
差し出されたそれに、恋刃は小さく眉をひそめる。健康的な色をした唇が引き結ばれ、口角が悩ましげに下がる。きらめく粒と同じほど赤い瞳は、いつだって真っ直ぐに相手を見据える彼女らしくもなくうろうろと宙を彷徨っていた。逡巡、少女は震える口を小さく開き、指の持ち主に向けてわずかに身を乗り出す。あーん、と再び愛らしい声。あーん、とかすかに震え掠れた復唱。白を飾る透る赤は、血肉の色をした舌の上に乗せられ口内へと消えた。華奢な顎が動き、少女は迎え入れたそれを咀嚼する。瞬間、紅玉の瞳が険しげに細められた。
3532差し出されたそれに、恋刃は小さく眉をひそめる。健康的な色をした唇が引き結ばれ、口角が悩ましげに下がる。きらめく粒と同じほど赤い瞳は、いつだって真っ直ぐに相手を見据える彼女らしくもなくうろうろと宙を彷徨っていた。逡巡、少女は震える口を小さく開き、指の持ち主に向けてわずかに身を乗り出す。あーん、と再び愛らしい声。あーん、とかすかに震え掠れた復唱。白を飾る透る赤は、血肉の色をした舌の上に乗せられ口内へと消えた。華奢な顎が動き、少女は迎え入れたそれを咀嚼する。瞬間、紅玉の瞳が険しげに細められた。
masasi9991
DONEドーナツを食べるデググラドーナツひとくち「むむっ、かけすぎてしまったか!?」
「ドーナツってこんなもんじゃないか」
「そうか? 食べにくくはないか?」
むむむ、と唸って口をへの字にする。確かにキミはうっかり砂糖をかけすぎたのかもしれない。でもドーナツってのはこんなものだ、ってのも一理あるんじゃないか。そして食べにくいってのも、どんなドーナツでも一緒だ。
「あはっ。口の周りを砂糖だらけにして食べるのが、ドーナツの醍醐味だろ?」
「言われてみればそれもそうだ。罪な食べ物だなぁ」
「あっはっはっはっは。ま、とにかく食べちゃおうぜ。もうおあずけはなしだ、待ちきれない」
「ああ!」
砂糖をまぶしている間もキミは幸せそうな顔。かけすぎた! と慌てた困り顔も、それはそれでイイ顔だった。おれが食べにくいんじゃないかと心配してる顔まで、全部たまらない。
1090「ドーナツってこんなもんじゃないか」
「そうか? 食べにくくはないか?」
むむむ、と唸って口をへの字にする。確かにキミはうっかり砂糖をかけすぎたのかもしれない。でもドーナツってのはこんなものだ、ってのも一理あるんじゃないか。そして食べにくいってのも、どんなドーナツでも一緒だ。
「あはっ。口の周りを砂糖だらけにして食べるのが、ドーナツの醍醐味だろ?」
「言われてみればそれもそうだ。罪な食べ物だなぁ」
「あっはっはっはっは。ま、とにかく食べちゃおうぜ。もうおあずけはなしだ、待ちきれない」
「ああ!」
砂糖をまぶしている間もキミは幸せそうな顔。かけすぎた! と慌てた困り顔も、それはそれでイイ顔だった。おれが食べにくいんじゃないかと心配してる顔まで、全部たまらない。
masasi9991
DONEドーナツを食べようとしているデググラドーナツ揚げたて なんて嬉しそうな顔をするんだろう。家のドアを開けた瞬間から、ただいま! とキミは大きな声で言って――そのとき家に帰ってきたのはおれの方だったんだが、キミはいつものうっかりをした。
「あっはっは。それを言うならおかえりだろう?」
「あ! そうだった! おかえり、グランツ!」
「ただいま。なんだかいい匂いがしてるな」
「わかるか? むふふ。食いしん坊さんめ」
「台所の方からいい匂いがする……ってことは、キミがなにか美味しいものを作ったわけだ。あってるだろ?」
「名探偵だな」
「ふふっ、おれは食いしん坊だから、キミの作るものはなんでも大好物なんだ。揚げ物かな?」
「そうだ」
キミはスキップで台所の方に戻る。キミの大きな歩幅でスキップしたらほんの二、三歩の距離だが、たったそれだけの距離でもキミはしっかりとしたステップを忘れない。そして台所のカウンターの中から手招きする。
1036「あっはっは。それを言うならおかえりだろう?」
「あ! そうだった! おかえり、グランツ!」
「ただいま。なんだかいい匂いがしてるな」
「わかるか? むふふ。食いしん坊さんめ」
「台所の方からいい匂いがする……ってことは、キミがなにか美味しいものを作ったわけだ。あってるだろ?」
「名探偵だな」
「ふふっ、おれは食いしん坊だから、キミの作るものはなんでも大好物なんだ。揚げ物かな?」
「そうだ」
キミはスキップで台所の方に戻る。キミの大きな歩幅でスキップしたらほんの二、三歩の距離だが、たったそれだけの距離でもキミはしっかりとしたステップを忘れない。そして台所のカウンターの中から手招きする。
chummn
MEMO何年も使ってて結構気に入ってるけど謎に難読漢字だよねこのペンネーム…とお友達と話してて、ふと気になって栂(つが)でググったら植物の名前で御神木に使われる木だったんですね😲知らなかった そんなの…(知らずに使い続けていたというアホが露呈するオタク、我〜ッッ!)masasi9991
DONE温泉でいちゃいちゃしているデググラ二人専用「なあ、そっち行ってもいいか?」
「おう。ちょうどここに座りやすい岩がある!」
おれが手招きするとグランツがパッと笑って、お湯の中に顔を半分沈めてすいすいっと泳いでやってくる。楽しそうだな! おれも泳ぎたい、がグランツはもうこっちにやってきてしまった。
「おれがそっちに行けばよかったなぁ」
「あっはっは! それじゃダメだな。おれがこっちに来た意味がない」
「うん?」
泳いできたグランツは、おれの腕の中にすっぽり入った。お湯から顔を出しておれの鼻先にそのお鼻をちょん、と。お湯の中でお鼻もポカポカになって、ピンク色だ。ううむ、近すぎてよく見えないが、暖かいのは間違いない。
「おれがここに来ちゃダメだったか?」
1289「おう。ちょうどここに座りやすい岩がある!」
おれが手招きするとグランツがパッと笑って、お湯の中に顔を半分沈めてすいすいっと泳いでやってくる。楽しそうだな! おれも泳ぎたい、がグランツはもうこっちにやってきてしまった。
「おれがそっちに行けばよかったなぁ」
「あっはっは! それじゃダメだな。おれがこっちに来た意味がない」
「うん?」
泳いできたグランツは、おれの腕の中にすっぽり入った。お湯から顔を出しておれの鼻先にそのお鼻をちょん、と。お湯の中でお鼻もポカポカになって、ピンク色だ。ううむ、近すぎてよく見えないが、暖かいのは間違いない。
「おれがここに来ちゃダメだったか?」
masasi9991
DONEいい夫婦の日のデググラいい夫婦の日「今日はいい夫婦の日らしいぜ」
「ほおーう」
商品棚の上にある掲示板にそんなことが書いてあるのを見つけて、なんとなく読み上げた。今日はいい夫婦の日ということで、記念日割で魚が安いらしい。まあ単にセールの口実として掲げているだけで、特に意味なんかないんだろう。
でも、そうか。今日はいい夫婦の日か。キミはなんて反応するだろうか? 何の気なしに言ったようなフリをして、反応を伺う。
キミは今日の割引のかまぼこを手にとって、じっと見つめている。
「うーむなるほど。白、ピンク……そうだ! ショートケーキだ!」
「あははっ。色が似てるからか?」
「そうそう。こんなふうに名前を入れてもらったり、顔を描いてもらうのはどうだろう」
1090「ほおーう」
商品棚の上にある掲示板にそんなことが書いてあるのを見つけて、なんとなく読み上げた。今日はいい夫婦の日ということで、記念日割で魚が安いらしい。まあ単にセールの口実として掲げているだけで、特に意味なんかないんだろう。
でも、そうか。今日はいい夫婦の日か。キミはなんて反応するだろうか? 何の気なしに言ったようなフリをして、反応を伺う。
キミは今日の割引のかまぼこを手にとって、じっと見つめている。
「うーむなるほど。白、ピンク……そうだ! ショートケーキだ!」
「あははっ。色が似てるからか?」
「そうそう。こんなふうに名前を入れてもらったり、顔を描いてもらうのはどうだろう」
masasi9991
DONE朝からいちゃいちゃしているデググラその翌朝のこと ふと目が覚めて、なんて気持ちのいい夜だったんだ! と胸をウキウキさせながら背伸びをして布団から身体を起こす。ちょっと名残惜しい暖かさがお布団の中に残っている。まだ少し暗い朝、まだ起きる時間にはちょっと早い明るさのお布団の中を覗き込むと、グランツが丸まって眠っている。
空気に触れた肩が少し寒いと言わんばかりでぷるっと震えた。そしてさらにお布団の奥へもぞもぞと潜り込む。
悪いことをしてしまった! そう思ってめくったお布団を慌てて元に戻す。いや元通り以上にしっかりくるんで包んでおいた。これで安心。
いやしかし、そうは言っても、これじゃグランツの顔が見えない。まだ起こすには早い時間ではあるかもしれないが、でもせっかくだし。せっかくの……いつもと特に、変わらない朝だ。いつもどおりによい朝だ。しかし特にぐっすり気持ちよく、眠れた朝だ。昨日はぐったり疲れて眠ったからな。
1564空気に触れた肩が少し寒いと言わんばかりでぷるっと震えた。そしてさらにお布団の奥へもぞもぞと潜り込む。
悪いことをしてしまった! そう思ってめくったお布団を慌てて元に戻す。いや元通り以上にしっかりくるんで包んでおいた。これで安心。
いやしかし、そうは言っても、これじゃグランツの顔が見えない。まだ起こすには早い時間ではあるかもしれないが、でもせっかくだし。せっかくの……いつもと特に、変わらない朝だ。いつもどおりによい朝だ。しかし特にぐっすり気持ちよく、眠れた朝だ。昨日はぐったり疲れて眠ったからな。
so/soka_@落書きメイン
CAN’T MAKEエデン大人組で、モー●ング21の新曲ポーズを書きたかった、の図。よしよし構図なダンスが素敵ですよね。
ラフでこんなにらしさを表現するのが苦労するとは思わなかった。大変。
落書き程度にしてしまったらすみません。
気になった方はぜひ娘。さんの新曲でググってください。
※ポーズ参考のためにトレスしています。
masasi9991
DONEおいしいものを食べようとしているデググラ板チョコは苦手 大きな背中がうーんうーんと唸っている。絵に描いたような悩み方だ。キミ見ているお店の看板は、店の名前が山盛りの白砂糖で描かれている。近付いただけで甘い匂いが。
キミを悩ます甘いものはいったいどんなものだろう? 興味を惹かれてそっと近付いて覗き込んでみると、そこに並んでいたのはチョコレートだった。
「どれにするんだ?」
「ワッ」
声をかけたら飛び上がりそうなぐらいにびっくりされる。丸い目がいつもより真ん丸だ。その大きな背中でチョコレートについて一生懸命考えていたってギャップが、最高にかわいい。
「どれにしようか、というか買うか買うまいか、というか」
また腕を組んで悩み始める。昼下がりのマーケットどのお店も客は少なくまったりとしている。しかしここみたいな甘いものの店は例外だ。デグダスと同じように、商品の前で悩んでいる客が他にもチラホラ。甘いものの魔力ってやつらしい。
1449キミを悩ます甘いものはいったいどんなものだろう? 興味を惹かれてそっと近付いて覗き込んでみると、そこに並んでいたのはチョコレートだった。
「どれにするんだ?」
「ワッ」
声をかけたら飛び上がりそうなぐらいにびっくりされる。丸い目がいつもより真ん丸だ。その大きな背中でチョコレートについて一生懸命考えていたってギャップが、最高にかわいい。
「どれにしようか、というか買うか買うまいか、というか」
また腕を組んで悩み始める。昼下がりのマーケットどのお店も客は少なくまったりとしている。しかしここみたいな甘いものの店は例外だ。デグダスと同じように、商品の前で悩んでいる客が他にもチラホラ。甘いものの魔力ってやつらしい。
masasi9991
DONE飲み会の席でいちゃいちゃしているデググラ飲みすぎ注意「デグダス!」
とおれに呼びかける声がすぐに聞こえた。お店のドアを開けてすぐ、むしろ開けた瞬間、もしかしたら開けるちょっと前だったかも? なんにせよ非常にありがたい。こえの方向を見れば、すぐにグランツが見つかった!
「こっちだ! あっはっは。報告書、思ったより早く片付いたんだな? お疲れ様、デグダス」
「うむ。今日はもう喉が乾いて喉が渇いて! はやく冷たい麦ジュースを飲みたくて急いでやっつけた! ……でもあとで一緒に確認してくれ」
「ああもちろん」
グランツの横がちょうど空いていたから、そこに座らせてもらった。賑やかな飲み会のテーブルには麦ジュースのグラスがいくつも並んでいる。それにたくさんの料理も。しかしおれの分はない。まあ遅れて来たのだから仕方がない。
1581とおれに呼びかける声がすぐに聞こえた。お店のドアを開けてすぐ、むしろ開けた瞬間、もしかしたら開けるちょっと前だったかも? なんにせよ非常にありがたい。こえの方向を見れば、すぐにグランツが見つかった!
「こっちだ! あっはっは。報告書、思ったより早く片付いたんだな? お疲れ様、デグダス」
「うむ。今日はもう喉が乾いて喉が渇いて! はやく冷たい麦ジュースを飲みたくて急いでやっつけた! ……でもあとで一緒に確認してくれ」
「ああもちろん」
グランツの横がちょうど空いていたから、そこに座らせてもらった。賑やかな飲み会のテーブルには麦ジュースのグラスがいくつも並んでいる。それにたくさんの料理も。しかしおれの分はない。まあ遅れて来たのだから仕方がない。
masasi9991
DONEいちゃいちゃしてるだけのデググラあまがみ お鼻がこちょこちょする。しかしそれもなんだか悪くない。それどころかそのこちょこちょ感がうれしいような、楽しいような、ドキドキするような。それにちょっと眠たくなる、が他の気持ちの方が勝ってこのフカフカのソファの上で寝落ちということだけは免れている、というような今日このごろなのだ。
ソファのフカフカに二人で座っているととても暖かいというのも、眠気を誘う。グランツがおれにぴったりくっついているのでさらに暖かい。そしてさらにもっとくっつくように、おれもグランツを抱き寄せる。グランツはその体勢でめいっぱい背伸びをして、おれの鼻をがじがじしている。いったいなぜだ? よくわからないが、いくら噛まれても痛くない。あまがみというやつだ。がじがじの途中にペロペロもしている。つまりそれがこちょこちょの正体だ。
979ソファのフカフカに二人で座っているととても暖かいというのも、眠気を誘う。グランツがおれにぴったりくっついているのでさらに暖かい。そしてさらにもっとくっつくように、おれもグランツを抱き寄せる。グランツはその体勢でめいっぱい背伸びをして、おれの鼻をがじがじしている。いったいなぜだ? よくわからないが、いくら噛まれても痛くない。あまがみというやつだ。がじがじの途中にペロペロもしている。つまりそれがこちょこちょの正体だ。
masasi9991
DONEおやすみ前にいちゃいちゃしているデググラごきげんなので 今日はごきげんな日だ。もう寝る時間だというのがもったないくらいの素晴らしい胸のワクワク。眠りたくない。しかしこうしてお布団の中に沈み込んでいるこの時間も含めて、今日というとってもいい日の一部なのだ。
少し冷えるような秋の夜だがお布団の中はとてもとても暖かい。あと少し重い。胸の上にグランツが乗っかっているのだ。そしてこの重さがまた、非常にちょうどいい。安心する重さだ……、とても暖かいし。それはさっきも考えたか。しかし何度考えたっていいじゃないか。おれの胸の上に乗っかってゴロゴロしているグランツは暖かくてちょうどいい重さで、とてもすごい。
こんないい日の夜に、本日の採掘で見つけた宝石のカケラを指につまんで覗き込んでいる。爪の先より小さなトルマリンの原石は売ってもあまり高い値は付きそうになかった。この小ささなのに中心に黒鉄鋼らしき不純物も入っているし。しかしそれが何かの目のような、優しい形にも見える。特にこうしてランプに透かしてみていると、なおのことだ。キラキラ。どこかで見たことのある青いキラキラが、ランプの灯りを静かに反射している。
1664少し冷えるような秋の夜だがお布団の中はとてもとても暖かい。あと少し重い。胸の上にグランツが乗っかっているのだ。そしてこの重さがまた、非常にちょうどいい。安心する重さだ……、とても暖かいし。それはさっきも考えたか。しかし何度考えたっていいじゃないか。おれの胸の上に乗っかってゴロゴロしているグランツは暖かくてちょうどいい重さで、とてもすごい。
こんないい日の夜に、本日の採掘で見つけた宝石のカケラを指につまんで覗き込んでいる。爪の先より小さなトルマリンの原石は売ってもあまり高い値は付きそうになかった。この小ささなのに中心に黒鉄鋼らしき不純物も入っているし。しかしそれが何かの目のような、優しい形にも見える。特にこうしてランプに透かしてみていると、なおのことだ。キラキラ。どこかで見たことのある青いキラキラが、ランプの灯りを静かに反射している。
masasi9991
DONE朝からいちゃいちゃしているデググラお返しはこのあと 眩しい朝の気配を感じて寝返りを打った。まだ眠っていたい。今朝は本当に眠い。キミが起こしに来てくれてこんなに嬉しいのに、起こしに来るキミを待つ時間も楽しみたいってのに、今朝は眠くてたまらない。昨晩、ぐったり疲れて眠ったからかな。疲れ切って熟睡した感覚とほんのり残るけだるさがきもちいい。
が、だけど、起きないと。
「グランツ。今日は、お元気……かな?」
そっとめくられたブランケットから、キミの声とキミのにおい……それに窓から入る光を遮るキミの形の大きな影が入ってくる。朝食の匂いや、屋根でさえずる鳥の声なんかも。
キミが起こしてくれてるんだから、起きないと。早く起きたいってときに限って身体は言うことを聞いてくれない。キミだって疲れてるはずなのに、おればっかり寝坊してるなんて……。
1329が、だけど、起きないと。
「グランツ。今日は、お元気……かな?」
そっとめくられたブランケットから、キミの声とキミのにおい……それに窓から入る光を遮るキミの形の大きな影が入ってくる。朝食の匂いや、屋根でさえずる鳥の声なんかも。
キミが起こしてくれてるんだから、起きないと。早く起きたいってときに限って身体は言うことを聞いてくれない。キミだって疲れてるはずなのに、おればっかり寝坊してるなんて……。