片思い
85_yako_p
DONE想雨と心霊現象です。想楽くんの片思い。(2023/8/10)お呼びでない 人を好きになった。
初恋だなんて言わないけれど『これが最後の恋ならば』だなんて青春じみたことを思ってしまう程度には、僕は雨彦さんに惚れている。
好きになったきっかけなんて覚えてないけど、いまの僕が雨彦さんのどういうところを好んでいるのかはわかっているつもりだ。
どこが好きかと聞かれたら答えるけれど、雨彦さんは何も聞いてくれない。片手の指で足りるほどだけど、何度も告白してるのに。
好きなんですー、と伝えると「ありがとうな」だなんて返してくる、ひどい男。そんな男が珍しく、僕に質問を返してきた。
「北村は、俺のどういうところが好きなんだ?」
自分の気持ちは言わないくせに僕の気持ちの深くまでを求めてくるなんて、本当にひどい男だ。それでも僕はこの恋が進展することを願って、自分の気持ちをどう口にするべきか考える。
1697初恋だなんて言わないけれど『これが最後の恋ならば』だなんて青春じみたことを思ってしまう程度には、僕は雨彦さんに惚れている。
好きになったきっかけなんて覚えてないけど、いまの僕が雨彦さんのどういうところを好んでいるのかはわかっているつもりだ。
どこが好きかと聞かれたら答えるけれど、雨彦さんは何も聞いてくれない。片手の指で足りるほどだけど、何度も告白してるのに。
好きなんですー、と伝えると「ありがとうな」だなんて返してくる、ひどい男。そんな男が珍しく、僕に質問を返してきた。
「北村は、俺のどういうところが好きなんだ?」
自分の気持ちは言わないくせに僕の気持ちの深くまでを求めてくるなんて、本当にひどい男だ。それでも僕はこの恋が進展することを願って、自分の気持ちをどう口にするべきか考える。
gorogorohuton
DONE8/20、SCC関西にて発行予定の新刊サンプルとなります。Twitter(投稿当時の名称)にぽちぽち上げました、短編(手直しあり)の再録+書き下ろしとなります。両思い・両片思い・ifの未来の話が入っています。
『色とりどりの君たちは、』
文庫/本文212頁(空白あり)/全年齢/1300円(予価)
色とりどりの君たちは、(後夜祭)
夜空に吸い込まれるようにして燃え上がる炎をぼんやりと眺めた。文化祭の最終日の夜である後夜祭の最後はキャンプファイヤーを行うのが恒例だ。特にフォークダンスを踊るでもなく、実行委員会を中心にそれぞれが祭の終わりを惜しみ、最後のひと時を楽しんでいる。
そういう時に、好きな相手に告白をするというのは何もこの学校に限ったことではないだろう。
「よ、お疲れ」
「ああ、お疲れ様」
ぽんと缶ジュースを投げた。片手でキャッチしてにこりと微笑む。確かオレンジジュースが好きだと言っていた、それも炭酸でないもの。校内の自動販売機コーナーは長蛇の列で、仕方なく近くのコンビニエンスストアへ走った。その苦労を知ってか知らずか、タブを軽く弾いて開けると一気に煽った。一緒になって、スポーツドリンクの缶に口を付ける。
27530夜空に吸い込まれるようにして燃え上がる炎をぼんやりと眺めた。文化祭の最終日の夜である後夜祭の最後はキャンプファイヤーを行うのが恒例だ。特にフォークダンスを踊るでもなく、実行委員会を中心にそれぞれが祭の終わりを惜しみ、最後のひと時を楽しんでいる。
そういう時に、好きな相手に告白をするというのは何もこの学校に限ったことではないだろう。
「よ、お疲れ」
「ああ、お疲れ様」
ぽんと缶ジュースを投げた。片手でキャッチしてにこりと微笑む。確かオレンジジュースが好きだと言っていた、それも炭酸でないもの。校内の自動販売機コーナーは長蛇の列で、仕方なく近くのコンビニエンスストアへ走った。その苦労を知ってか知らずか、タブを軽く弾いて開けると一気に煽った。一緒になって、スポーツドリンクの缶に口を付ける。
dankeimotorute
DOODLEhttps://privatter.net/p/10260381これの続き、マッチングアプリ経由で再会する三暮
片思い拗らせ木暮編その①
解砕①(三暮)※プロ選手の三井と会社員の木暮がくっつく現パロ
※木暮の恋愛遍歴を片っ端から捏造したあげく、元恋人のモブが堂々と出てきます(恋人っぽいムーブはしません!)
※同性愛に対して無理解な言説が登場します。必要に応じて読み飛ばしてください
※全方位の苦手要素を詰め込んでいる可能性があるので、心して読んでください
「似たような男ばっか引っかけて懲りないの?お前、マジで好みわかりやすいよね」
繁華街の隅、行きつけのバーで並びに座った友人がウイスキーを呷った。久しぶりに顔を合わせた彼と近況報告をするうち、話題はいつの間にか色恋の方向に流れていた。少し前に恋人と別れたのだと教えてやると、慰めより先に無礼な発言が返ってきたというわけだ(別に慰めてほしいわけでもないが)。
4122※木暮の恋愛遍歴を片っ端から捏造したあげく、元恋人のモブが堂々と出てきます(恋人っぽいムーブはしません!)
※同性愛に対して無理解な言説が登場します。必要に応じて読み飛ばしてください
※全方位の苦手要素を詰め込んでいる可能性があるので、心して読んでください
「似たような男ばっか引っかけて懲りないの?お前、マジで好みわかりやすいよね」
繁華街の隅、行きつけのバーで並びに座った友人がウイスキーを呷った。久しぶりに顔を合わせた彼と近況報告をするうち、話題はいつの間にか色恋の方向に流れていた。少し前に恋人と別れたのだと教えてやると、慰めより先に無礼な発言が返ってきたというわけだ(別に慰めてほしいわけでもないが)。
terurin
DOODLE五悠 朝ラクガッキ8/4と8/5の間キスとコカーン擦り付けくらいしかしてません
純朴なごゅのままが良いんです!
って方は回れ右です…
擦り付けるのが好きでして…🤦♀️
5⃣パィ←🐯だったけど、実は5⃣も🐯が好きで両片思いのふたりが、じゃれ合いから、先輩後輩以上に発展してしまったという設定 5
akachankenja
MAIKINGカイオエPatio4 展示②含⇒カイオエ・カイオエ♀ ちょっとエッチです オエ女体化 女装 両片思い
途中で絵が力尽きていきすみません…………
カオPa4開催おめでとうございます♪♪ 10
minorushim
DONE支部にも上げてるのですがこちらでも。初投稿でございます。ソファと棺桶9開催おめでとうございます!
無自覚両片思いからのモダモダのお話です。よろしければご覧下さいませ。
アイワナホールドユアハンド【今日も明日も明後日も】
クソ砂と喧嘩した。
喧嘩だけなら毎分毎秒しているので珍しくもない、が、今回はちょっと違う。
ジョンとあいつがここに住むようになってからちょうど一年経った日、そんなことを俺はすっかり忘れていた。恋人との交際記念日とかでもないのだから、それを責められる筋合いはない。それをあいつはめちゃくちゃ覚えていて、何なら特別に思ってた、ってことを後から知った。
「お、おま、このクソ雑魚砂!! 何回言ったら分かんだよ! 俺の前にそれを出すなあまつさえ食事に混ぜるな殺すぞ!!!」
「殺してから言うなこの暴力特化型単細胞ハゲゴリラ!! このドラちゃんが手間暇かけて作り上げたディナーだぞ? いい加減好き嫌いとか克服してスマートに食えるようになれ五歳児! ああそうか五歳児だから食べられないんでちゅね〜」
16332クソ砂と喧嘩した。
喧嘩だけなら毎分毎秒しているので珍しくもない、が、今回はちょっと違う。
ジョンとあいつがここに住むようになってからちょうど一年経った日、そんなことを俺はすっかり忘れていた。恋人との交際記念日とかでもないのだから、それを責められる筋合いはない。それをあいつはめちゃくちゃ覚えていて、何なら特別に思ってた、ってことを後から知った。
「お、おま、このクソ雑魚砂!! 何回言ったら分かんだよ! 俺の前にそれを出すなあまつさえ食事に混ぜるな殺すぞ!!!」
「殺してから言うなこの暴力特化型単細胞ハゲゴリラ!! このドラちゃんが手間暇かけて作り上げたディナーだぞ? いい加減好き嫌いとか克服してスマートに食えるようになれ五歳児! ああそうか五歳児だから食べられないんでちゅね〜」
iktrdkdkrwrr
DOODLEアルカヴェ♀カーヴェ♀ ※女体化注意
全3p カ♀の服に対するアのぶっちゃけと
意外過ぎてびっくりするカ♀ 両片思い
その内分からせられるかもしれないしないかもしれない 3
m_rotktn
MEMOはいあ〜んエピを拗らせた両片思いが事故っている。毒物を食ったり食わせたりしています。
※文章まとめていないざっくりアウトプットなのでディテールは甘いです
とある微小特異点攻略から帰還した直後、霊基異常に見舞われ少年の姿になってしまったドゥリーヨダナ。
簡易検査、および翌日の精密検査を経ても、肉体年齢の退行に伴うステータス変動は生じていたものの、それ以外の特筆すべき事項は見られず、霊基を維持できないなどの状態に陥っている訳でもないようなので、とりあえずしばらくは様子見で。と結論が出た直後にある問題が発覚する。
「毒だな」
医務室に運び込まれたドゥリーヨダナの様子をひとしきり診察した後、医神は淡々と言う。彼が食事中、咽喉を押さえながら倒れた現場に居合わせた者たちには幾らか予想がついた回答でもあった。
弱体解除のスキルにより解毒はなされ、容態はすぐに回復。速やかに閉鎖された食堂中、つぶさに調査が入ったが、結果ドゥリーヨダナが真っ先に齧り付いたバゲットからだけ毒物が検出された。
10042簡易検査、および翌日の精密検査を経ても、肉体年齢の退行に伴うステータス変動は生じていたものの、それ以外の特筆すべき事項は見られず、霊基を維持できないなどの状態に陥っている訳でもないようなので、とりあえずしばらくは様子見で。と結論が出た直後にある問題が発覚する。
「毒だな」
医務室に運び込まれたドゥリーヨダナの様子をひとしきり診察した後、医神は淡々と言う。彼が食事中、咽喉を押さえながら倒れた現場に居合わせた者たちには幾らか予想がついた回答でもあった。
弱体解除のスキルにより解毒はなされ、容態はすぐに回復。速やかに閉鎖された食堂中、つぶさに調査が入ったが、結果ドゥリーヨダナが真っ先に齧り付いたバゲットからだけ毒物が検出された。
flower_nashi07
DOODLE前者は3️⃣。後者は6️⃣です。自分の中で相手がどう変わって行ったのか。
この関係を変えたいようで変えたくない。
恋心を大事にしまいたい3️⃣とこじ開けて自分のものにしたい6️⃣。
両片思いタミカネです。
宝箱を開けて。初めは、兄のようで心地が良い友達で幼馴染。
次にいつも僕を助けてくれるヒーローで大事な親友。そして今は、そんな君に恋している。
同性という壁以前に、僕はクラスのいじめっ子たちからは目つき悪いんだよ、ブサイク!と言われるぐらい見た目も良くないし、かと言って勉強もできなければ運動もできない。おまけに根暗で性格も良くない。
しかも、生まれてくる時に運を使い果たしたのではないか?と思うくらいのタミヤ君との14年間の絆に日々を入れることはとても勇気のいることだ。
同じく親友のダフにだって迷惑をかけるかもしれない。
だからこんな気持ちは伝えたくない。
この気持ちが君に伝わってどう変化するのか。
好奇心よりも恐怖が勝つ。
「俺のことそんなふうに思ってたんだな…親友だと思ってたのに」
1437次にいつも僕を助けてくれるヒーローで大事な親友。そして今は、そんな君に恋している。
同性という壁以前に、僕はクラスのいじめっ子たちからは目つき悪いんだよ、ブサイク!と言われるぐらい見た目も良くないし、かと言って勉強もできなければ運動もできない。おまけに根暗で性格も良くない。
しかも、生まれてくる時に運を使い果たしたのではないか?と思うくらいのタミヤ君との14年間の絆に日々を入れることはとても勇気のいることだ。
同じく親友のダフにだって迷惑をかけるかもしれない。
だからこんな気持ちは伝えたくない。
この気持ちが君に伝わってどう変化するのか。
好奇心よりも恐怖が勝つ。
「俺のことそんなふうに思ってたんだな…親友だと思ってたのに」
flower_nashi07
DOODLE8/3。8️⃣と3️⃣の日ということで。8️⃣の0️⃣話に付き合わされる3️⃣。しかしちゃんと聞いていない3️⃣にちょっとした悪戯をします。
タミカネ両片思い前提です。
そんなことになるとは思わないでしょ「ゼラはすごいよね」
そう話しかけてきたのは、自分が少し苦手に感じている雨谷…光クラブでいうアハトのジャイボ。
掴みどころがなく、僕に「自殺とか考えないの〜?」とひどいことをさも世間話を話すように言ってくる。そんな、自由気ままで危ないジャイボは光クラブの帝王ゼラのお気に入りだ。何一つ文句を言って無事でいれることがない。だから、必要以上関わりたくない。
「人が話しかけてるんだから、返事しなよ!」
「んげ!?」
どうやって逃げようか考えてる間に、返事を返さない僕にイライラして首を掴んできた。
「な、何するの…!もし、首折れちゃったら」
万が一のことを考えて欲しい。
そんな僕の苦情は左から右に流され、「ゼラってすごいよね〜」っと話を勝手に再開されてしまった。
2264そう話しかけてきたのは、自分が少し苦手に感じている雨谷…光クラブでいうアハトのジャイボ。
掴みどころがなく、僕に「自殺とか考えないの〜?」とひどいことをさも世間話を話すように言ってくる。そんな、自由気ままで危ないジャイボは光クラブの帝王ゼラのお気に入りだ。何一つ文句を言って無事でいれることがない。だから、必要以上関わりたくない。
「人が話しかけてるんだから、返事しなよ!」
「んげ!?」
どうやって逃げようか考えてる間に、返事を返さない僕にイライラして首を掴んできた。
「な、何するの…!もし、首折れちゃったら」
万が一のことを考えて欲しい。
そんな僕の苦情は左から右に流され、「ゼラってすごいよね〜」っと話を勝手に再開されてしまった。
a__gin0
DOODLE洋三は両片思いが似合うんだ。三井は、洋平は花道の事が大好きで、花道中心で生きてるから恋愛に全く興味を持っていない。好きになってもらうとかいう以前の問題だと思っていてる。
対する洋平は、三井はバスケ一筋で恋愛は二の次なんだろうなと思っている。思っていたのに三井がポロッと「俺好きなやついるから」とこぼしてしまい、遠慮なんかせずにガンガン攻めとけば良かったな、その好きなやつが俺だったらな…とかもだもだ
Frosty
DOODLEしっかり考えて書く小説に疲れて何も考えずに書きました❗
一二三を泣かせたかった❗
キャラ崩壊注意❗
独歩の頭がおかしいです❗
一二三の頭もちょっとおかしいです❗
しかしこれは余談ですが、片思い歴長い一二三、独歩のこと好きすぎて、独歩が少し触っただけでびくんびくん感じると思うんだよなぁ。かわいそう(かわいい)
頭のおかしいどひふ「一二三、好きだ」
「は?」
「は?」
自分の言った言葉に驚いて立ち尽くす。
ここは玄関だ。スーツも脱いでないしカバンも持ったままだ。
目の前に立ったエプロン姿の一二三も驚いた様子で目をパチクリさせている。
「いや、今日いつもの三倍は忙しいしハゲ課長には怒られるしもう何もかもが嫌になって、今やっと帰ってきて出迎えてくれたお前を見たら、ああ飯作って待っててくれたんだなぁって…好きだなぁって……あれ」
自分が何を言っているのか自覚した途端に顔が熱くなる。唇に手を当て止めようとするが言葉は止まらなかった。
「お前を誰にも渡したくない…一二三、好きだ」
時が止まったのかと思うほど微動だにしない一二三をつつく。
「おい…、大丈夫か」
1608「は?」
「は?」
自分の言った言葉に驚いて立ち尽くす。
ここは玄関だ。スーツも脱いでないしカバンも持ったままだ。
目の前に立ったエプロン姿の一二三も驚いた様子で目をパチクリさせている。
「いや、今日いつもの三倍は忙しいしハゲ課長には怒られるしもう何もかもが嫌になって、今やっと帰ってきて出迎えてくれたお前を見たら、ああ飯作って待っててくれたんだなぁって…好きだなぁって……あれ」
自分が何を言っているのか自覚した途端に顔が熱くなる。唇に手を当て止めようとするが言葉は止まらなかった。
「お前を誰にも渡したくない…一二三、好きだ」
時が止まったのかと思うほど微動だにしない一二三をつつく。
「おい…、大丈夫か」
藍宮アサギ
DONEまだお迎えしてないのに残片いっぱいくれるタルタリヤ。でも異夢もすごい頻度でくれるので可愛げがあるなと思ってるといいな…!
空くん好きなのでとにかく残片渡しまくるタルタリヤと
毎週欠かさず通う無自覚空くんの両片思いタル空。
zukedon_mh
DONEココデカツにて展示させていただいたマンガです💚🧡※プロヒ設定、両片思いの出→←勝
※かっちゃんファンのモブが出ます
トーンが間に合わず白くてすみません、、!
楽しく描かせていただきました♡
出勝がモブと絡むのがだいすきなおたくです 6
くさかべ
DOODLE今日はモイケイ。ほのぼのと見せかけて唐突に両片思い。(お腹減った……)
ぐう、と聞いた訳でもないのに、自分の腹の音がした気がして目が覚めた。
「うわ、充電してない」
残り十五パーセントのスマートフォンを点け、時間を確認する。
深夜一時。異様な空腹、充電が残り少ないスマートフォン。それだけで、全てを察した。
ひとまず、定期連絡帳と化したメモアプリを開き、ウルフからの伝達事項を眺める。珍しく何も残っていなかったから、どうやら今回は睡眠欲が一番勝ったパターンらしい。それならば、この空腹も納得だ。
ぐう、と今度は本当に腹が鳴った。ウルフに変身する前は何をしていたか思い出す。そういえば連日寝不足だった。
このままもう一眠りしようと思ったが、腹は減った、目は冴えている。スマートフォンを充電ケーブルに差し込んだところで、そのまま眠るはずもない。
1787ぐう、と聞いた訳でもないのに、自分の腹の音がした気がして目が覚めた。
「うわ、充電してない」
残り十五パーセントのスマートフォンを点け、時間を確認する。
深夜一時。異様な空腹、充電が残り少ないスマートフォン。それだけで、全てを察した。
ひとまず、定期連絡帳と化したメモアプリを開き、ウルフからの伝達事項を眺める。珍しく何も残っていなかったから、どうやら今回は睡眠欲が一番勝ったパターンらしい。それならば、この空腹も納得だ。
ぐう、と今度は本当に腹が鳴った。ウルフに変身する前は何をしていたか思い出す。そういえば連日寝不足だった。
このままもう一眠りしようと思ったが、腹は減った、目は冴えている。スマートフォンを充電ケーブルに差し込んだところで、そのまま眠るはずもない。
kakikototoriru
DONEえらく長らく温めていた完全別世界線現代鬼殺隊ぎゆしのラブコメです。一方通行両片思い!ジレジレすれ違うのを堪能したい設定ー✨私はとても楽しいです😊元ネタは某仏産3Dヒーローアニメです。 4
しいな
PROGRESS8/20インテ新刊「ドラマティックな恋じゃない」⚠ 真一郎が非童貞
※直接描写なし
あらすじ
真一郎は十二年こじらせたワカへの片思いに決着をつけようとするも、幼馴染みの武臣に「無理だから諦めろ」と一蹴されてしまう。それでも今のままではいけないと悪あがきをしながら、ある日酒の勢いでワカを抱いてしまい――……。
真一郎→→→→→(?)ワカの話。
推敲・校正前なのでサンプル未満の尻叩き進捗。
ドラマティックな恋じゃない 恋とは、きらきらと輝いて、そっと触れなければ壊れてしまうほど、うつくしくて尊い思い。――なんて、そんな言葉とは到底無縁だった。
自分自身でも抑えきれなくて、おぞましい色で蠢いて、直視することが嫌になる。そのくせ手放そうと思えば思うほど、強くて太い根が張って心から離れない。ほんとうに、簡単に捨て去ることができればどれほど楽になるのだろうか。
もう、十二年。
まだ十代の青臭さが残る少年が見つけた宝物は、今となっては手に負えない呪物になっていた。
「あー……」
ぼんやりと眺めた夜空は相変わらずで、東京のあちこちにそびえ立つビルで切り取られている。
決して綺麗なものではないのに、見慣れているからこそ落ち着けるのか、気がつくといつからか夜空を見上げるクセがついたらしい。仕事終わりに店の裏で煙草を吸いながら、ゆっくりこの十二年間抱えた片思いに別れを告げた。
3190自分自身でも抑えきれなくて、おぞましい色で蠢いて、直視することが嫌になる。そのくせ手放そうと思えば思うほど、強くて太い根が張って心から離れない。ほんとうに、簡単に捨て去ることができればどれほど楽になるのだろうか。
もう、十二年。
まだ十代の青臭さが残る少年が見つけた宝物は、今となっては手に負えない呪物になっていた。
「あー……」
ぼんやりと眺めた夜空は相変わらずで、東京のあちこちにそびえ立つビルで切り取られている。
決して綺麗なものではないのに、見慣れているからこそ落ち着けるのか、気がつくといつからか夜空を見上げるクセがついたらしい。仕事終わりに店の裏で煙草を吸いながら、ゆっくりこの十二年間抱えた片思いに別れを告げた。
灰瀬.🔰
DONE本作あんスタ処女作になります。個人的にはせななる、なるせなどちらでもと思っています。小説初めての上、新人Pが書きました故だいぶお見苦しいとは思いますがよろしくお願いします。嵐→泉片思いメイン、みか→嵐片想いも含みます。なんでもokの方のみお進みください。誤字脱字あったらすいません。何が起こっても大丈夫ですか? yes/no 1959
Yukkirai_pk
DONEウォロシマ・現パロ
・糖度高い
一番の注意事項
・ショウ(主人公)が両片思いの二人の成就を後押ししている
好敵手 携帯電話を握りしめたまま、小一時間が経過していた。メッセージアプリの、文面の打ち込まれていないトーク画面を開いたまま、ウォロはずっと考え込んでいた。
目的は一つ。冬のうちに、ある人をデートに誘うことだ。多忙な時期が無事に過ぎ、今しかないとリサーチを重ねておすすめのスポットを調べ上げ、誘おうと画面を開いた。そこまでは良かった。
どうしても勇気が出なかった。引かれたらどうしようかと少し立ち止まってしまったのがまずかったに違いない。こういうものは思い切りが大事だというのに。
諦めて携帯電話を机に置こうと伏せた時、ぽん、と軽快な通知音が鳴る。慌てて携帯電話を覗き込むが、そこに来ていたのは期待していた人からの連絡ではなかった。
2147目的は一つ。冬のうちに、ある人をデートに誘うことだ。多忙な時期が無事に過ぎ、今しかないとリサーチを重ねておすすめのスポットを調べ上げ、誘おうと画面を開いた。そこまでは良かった。
どうしても勇気が出なかった。引かれたらどうしようかと少し立ち止まってしまったのがまずかったに違いない。こういうものは思い切りが大事だというのに。
諦めて携帯電話を机に置こうと伏せた時、ぽん、と軽快な通知音が鳴る。慌てて携帯電話を覗き込むが、そこに来ていたのは期待していた人からの連絡ではなかった。
SShumika
DONE蒼さん(https://twitter.com/shiraosann2/status/1683439925046419458?s=46&t=rfTYQ5sewuDhKEQbNuLn1Q)の私イメージのやつであり瓶の国の🏛ネタでけた!🌱🏛というか、両片思い気味なので要素は薄め、更に言うなら個人解釈多め注意です……ピャエ…… 2857
koma_hex
DONEヒュンポプお題「水着」「麦茶」をお借りしました。夏の海でおヒュの片思いが実るお話です。キスまで。
ダイレオもいます。ラは名前だけ。
夏の感触 海に来るまでは浮き立つような気分だった。
照りつける太陽、灼熱の足元、城とは何もかも違う開放的な天地。
姫のお忍び休暇、限られた者だけ連れてやってきた真夏のデルムリン島の午後。
--- Popp
ヒャドで作ってやった氷バケツに飲み物を差し、姫さんの為に大きな傘を砂浜に立ててやり、先に海に入っていたダイに向かってようやく駆け出した。飛び散る水しぶき、青い空! 端の方に陰鬱な白いイケメン!
少しは気が晴れると思っていた。しかし相変わらず背中に張り付く視線が重い。
パプニカでの生活の中で何度も感じた物言いたげな視線。声を掛けてみたがうまく[[rb:躱 > かわ]]され、それなら見るなと言いたいがそれも[[rb:往 > い]]なされ、今日もああして端の方からおれを見てる。言いたい事があるなら言えってんだ。
2003照りつける太陽、灼熱の足元、城とは何もかも違う開放的な天地。
姫のお忍び休暇、限られた者だけ連れてやってきた真夏のデルムリン島の午後。
--- Popp
ヒャドで作ってやった氷バケツに飲み物を差し、姫さんの為に大きな傘を砂浜に立ててやり、先に海に入っていたダイに向かってようやく駆け出した。飛び散る水しぶき、青い空! 端の方に陰鬱な白いイケメン!
少しは気が晴れると思っていた。しかし相変わらず背中に張り付く視線が重い。
パプニカでの生活の中で何度も感じた物言いたげな視線。声を掛けてみたがうまく[[rb:躱 > かわ]]され、それなら見るなと言いたいがそれも[[rb:往 > い]]なされ、今日もああして端の方からおれを見てる。言いたい事があるなら言えってんだ。
mun_oyu
PASTnais前提のiski 文庫メーカー再掲naとのワンナイトが忘れられない41に片思いするkisの話。
※nais前提。isg両役注意⚠️
※iski要素少
※みんな酷い
※下品な会話有
※バスミュンプロ/内部捏造
※人を選ぶのでなんでも許せる方向け
深層 夢のような一夜だった。この世の頂点を掌握した男の手中に収まったのだから、当然なのかもしれない。
しかしあの晩、酔っぱらった俺—————潔世一を自宅に連れ込んで、見惚れるほど好き勝手にしたノアはそれ以降手を出してこなかった。俺とて、飲み会後のワンナイトなんかで恋人になれたと思い上がってはいない。しかし、憧れとの新たな繋がりに喜んでしまったのは致し方ないことだろう。
俺は、サッカー的な意味でも、男性的な意味でも、ノアに憧れていた。
▼ネスの思惑
バスタードミュンヘン一行が行きつけのバルを貸し切って行ったその飲み会は、深夜にまで及んだ。およそゼロ次会から三次会ほどまでの長い時間をその同じ店で過ごしたのは、ミュンヘンでの知名度的に、まとまって動けば厄介なことになると全員が知っていたからである。
7025しかしあの晩、酔っぱらった俺—————潔世一を自宅に連れ込んで、見惚れるほど好き勝手にしたノアはそれ以降手を出してこなかった。俺とて、飲み会後のワンナイトなんかで恋人になれたと思い上がってはいない。しかし、憧れとの新たな繋がりに喜んでしまったのは致し方ないことだろう。
俺は、サッカー的な意味でも、男性的な意味でも、ノアに憧れていた。
▼ネスの思惑
バスタードミュンヘン一行が行きつけのバルを貸し切って行ったその飲み会は、深夜にまで及んだ。およそゼロ次会から三次会ほどまでの長い時間をその同じ店で過ごしたのは、ミュンヘンでの知名度的に、まとまって動けば厄介なことになると全員が知っていたからである。
dosti_66
DONEフォロワーさんの吹替軸モラハララーマが好きすぎて、自分も不穏なラビにチャレンジしてみました!アクタル推しの精神不安定🔥と不憫な🌊くんです。
書いてて自分が辛かった…
本編後両片思いの状態から話がはじまってます。
吹替え🔥🌊、DV表現が苦手な人は注意です。
パスワード
舞台年+えいじ 5408
偽一郎
DOODLEそこから先はオンリー記念でちょっといろっぽいロカマトが描きたくなったんですが、ニコニコしながら会場を駆け回りつつ酒飲んでたらメチャクチャ酔っぱらってしまったので描きたいとこだけまんがになってしまいました…一応アバン凍結中の話のつもりです。
師匠片思い確定すぎてつらい…言っちまえよ!その先をよ! 2
つなみ
DONE #ささろワンドロライ7月22日お題
「襟足」
盧笙に(物理的に)噛み付く簓の話。
簓は意識済、盧笙は無意識の片思い状態です。
🎋視点→途中登場の0️⃣視点になっています。
オメガバース書いてみたいとはずっと思っているのですが、ダダ漏れの欲望がこんな形になった気がする…… 7
hazama1122
DONE0721の日大遅刻〜!ひとりでするカヴェ→空です。でも両片思いです本当は。自分に自信が無くて告白出来なかったら絶対⛅️君への想い拗らせちゃうよね、🏛は……!って思ったらこんな風に……割と人選ぶかも知れません…すみません!R18なのか?分からない……ので、ポイピクワンクッションです。18↑?(y/n) 1528
みぎした
DOODLEP輝チェンソーマンはいいぞ
両片思いぴてるでPがアイドルに手を出しちゃダメだって我慢してるのにてるがぐいぐいくるやつも良。オレはすぐ手を出す
ハマりたての頃に描いたぴ→てる片思いのやつとか思い出した。あれはいいね(自画自賛)てるになら弄ばれたい
おもち
TRAININGmafiyami。🔮(🐏に片思い中)もいます。両片思いがくっつく話。「めちゃくちゃ優しくて一緒にいると楽しくて、俺のこといつも気にかけてくれるし甘やかしてくれるんだもん。好きにならないほうが無理だって思わない?」
いつも以上に甘くとろけた声は彼の手の中にある赤ワインが原因だろう。食事中は少し機嫌が良いな、くらいのテンションだった浮奇は、デザート用に買ったアイスを食べ始める頃には誕生日席だった一人がけのソファーから大きめな二人がけソファーへと移動して、アイスが溶けるより早く姿勢を崩して隣の人に寄りかかっていた。
「あはは、浮奇、めちゃくちゃ酔ってる〜」
「ねえ聞いてるのルカ。好きになっちゃったの! どうすればいいかな」
「まずはルカから離れればいいと思う」
僕がポツリと呟いた小さな言葉は酔っ払い二人には届かず、浮奇とルカは変わらずくっついたまま酔っ払いらしく噛み合っていない話を続けた。
3886いつも以上に甘くとろけた声は彼の手の中にある赤ワインが原因だろう。食事中は少し機嫌が良いな、くらいのテンションだった浮奇は、デザート用に買ったアイスを食べ始める頃には誕生日席だった一人がけのソファーから大きめな二人がけソファーへと移動して、アイスが溶けるより早く姿勢を崩して隣の人に寄りかかっていた。
「あはは、浮奇、めちゃくちゃ酔ってる〜」
「ねえ聞いてるのルカ。好きになっちゃったの! どうすればいいかな」
「まずはルカから離れればいいと思う」
僕がポツリと呟いた小さな言葉は酔っ払い二人には届かず、浮奇とルカは変わらずくっついたまま酔っ払いらしく噛み合っていない話を続けた。
L5XU2BQpn8sTSCA
DONE猫耳の🧸ちゃんが見たかった⚠︎ばじえま(幼馴染)(距離感バグ)
⚠︎マイエマ(兄妹)(距離感バグ)(鼻ちゅー)
⚠︎ドラエマ(両片思い→両思い)(ちゅー)
白馬に乗った王子様は子猫を迎えに来るのか『場地、お前動物詳しかったよな』
「好きだけど。それがなに?」
『今すぐうち来い』
「は?なんで」
だよ。と最後まで言葉になる前に、耳元に当てた携帯電話は通話終了を告げていた。
休日の朝っぱらから電話をかけてきた暴君、佐野万次郎の天上天下唯我独尊的言動は今に始まったことではない。理由もなく呼び出されて、意味のわからない暇つぶしに付き合わされることも少なくない。
どうせ今回も同じことだろう。このまま無視して猫の集会所へ行って戯れるのもいいと思うが、後日会った時めんどくさいことになるのが目に見えている。
場地圭介はため息を吐いて愛機のキーを手に取った。
幼い頃から通いなれた、大きな家の門をくぐって中に入る。休日ということもあり、敷地内は静かだ。平日の夕方になれば、自身も通った空手教室によって喧しくなる。ここに住む4人兄妹の兄たちの友人が集まるとさらにうるさい。
5179「好きだけど。それがなに?」
『今すぐうち来い』
「は?なんで」
だよ。と最後まで言葉になる前に、耳元に当てた携帯電話は通話終了を告げていた。
休日の朝っぱらから電話をかけてきた暴君、佐野万次郎の天上天下唯我独尊的言動は今に始まったことではない。理由もなく呼び出されて、意味のわからない暇つぶしに付き合わされることも少なくない。
どうせ今回も同じことだろう。このまま無視して猫の集会所へ行って戯れるのもいいと思うが、後日会った時めんどくさいことになるのが目に見えている。
場地圭介はため息を吐いて愛機のキーを手に取った。
幼い頃から通いなれた、大きな家の門をくぐって中に入る。休日ということもあり、敷地内は静かだ。平日の夕方になれば、自身も通った空手教室によって喧しくなる。ここに住む4人兄妹の兄たちの友人が集まるとさらにうるさい。
misuhaya
DONEwebオンリーお疲れ様でした!両片思いでもだもだしてるアルカヴェ
後日おまけもセットで支部に掲載予定です
いつか君に名前をつけるなら カーヴェは愛を平等に分け与えるくせに、受け取ることが心底下手だった。いや、故意的にしなかったのかもしれない。天才だと持て囃された教令院時代それはもう好意を向けられることが多く、純粋に彼を好きだと言う者や彼の容姿に惹かれた者、将来の安定を狙う者とさまざまだ。そんな奴らにもカーヴェは平等に愛を分け与えた。幼い子どもでも無駄だとわかることをカーヴェは行い続けた。
告白の場面は何度も目にした。カーヴェの優しさについつけ上がって距離感を誤った奴らの末路だ。今日もほら、図書室から駆け抜けていく女生徒と、申し訳なさそうにも嫌悪を抱いているようにも見られる丸い背中。なぜもっと誰も寄りつかない場所を選ばないのかと毎度鉢合わせてしまう俺は一つ溜め息をつけばその背中に声を掛けた。
5460告白の場面は何度も目にした。カーヴェの優しさについつけ上がって距離感を誤った奴らの末路だ。今日もほら、図書室から駆け抜けていく女生徒と、申し訳なさそうにも嫌悪を抱いているようにも見られる丸い背中。なぜもっと誰も寄りつかない場所を選ばないのかと毎度鉢合わせてしまう俺は一つ溜め息をつけばその背中に声を掛けた。