しんした @amz2bk主に七灰。文字のみです。原稿進捗とかただの小ネタ、書き上げられるかわからなさそうなものをあげたりします。 ☆quiet follow Yell with Emoji Tap the Emoji to send POIPOI 87
しんしたPROGRESS1月の新刊予定。記憶喪失になった灰原くんに恋人だと嘘をついてしまう七海の七灰。灰原くんのために頑張ったりでも嫉妬したりまた好きになったり忙しい七海です。まだ嘘はついてません。次でつきます。灰原くんは一生懸命で健気。読み返してないのでいろいろとご了承ください。1月七灰原稿② 連絡を受けて駆けつけた担当医と家入に灰原が目覚めてからの流れを説明した七海は、二人が灰原に話を聞き始めるとそのまま黙って部屋を出た。 灰原の力になりたい。いつもそう思っていたはずなのに、自分も現状を把握できていない状況で灰原を安心させる言葉はなかなか出てこず、結局沈黙ばかりが流れてしまった。それに、一度は素の笑顔を見せてくれたものの、灰原から見知らぬ人間へ向ける視線を受け続けることはどうもにも居心地が悪かった。 このまま高専へ戻った方がいいだろうか。だが、散々待たせた担当教諭の説教を聞いてから一人で授業を受けるなんて、そんな気分には到底ならない。手持ち無沙汰になった七海はとりあえず選んだホットコーヒーを片手に、自販機横のソファでぼんやりと時間が過ぎるのを待った。 9514 しんしたPROGRESS1月の新刊予定。記憶喪失になった灰原くんに恋人だと嘘をついてしまう七海の七灰です。①ではまだ嘘ついてないです。いろいろ迷走したのでまるっと書き直すかもしれません。1月七灰原稿①春が過ぎ、長かった夏も終わり、やっと本格的に秋が訪れた頃になれば、初めての経験が減って少し気が緩んでくるものだろう。 入学当初は呪術師という世界の特異さやそこで生きる人間のおかしさにいちいち驚いていたし、悍ましい呪霊を前にする度に今まで自分が目にしてきた呪いが随分と甘っちょろいもので、この世界は果てしなく闇深いのだと落胆した。とはいえ、人間は慣れる生き物だ。腐りきった大人たちを目にすることも、能力的にも人間的にも規格外の先輩たちから絡まれることも、胸糞悪い呪霊と対峙することも、いつの間にか日常になっていた。 それに、高専入学後数ヶ月の間で七海にとって完全に予想外の出来事が起こった。 たった一人の同級生に、恋をしたのだ。 7517 しんしたDOODLE生存if七灰。夏の太陽の下で生徒たちと汗流してる教員はいばらくんを遠くから眺めるななみ。はいばらくんは20代後半でもぱっと見学生に見えたらいいな〜という幻覚を持っています。 茹だるようなという表現がぴったり当てはまる、夏の日の午後。 眩しい陽射しの下にいる彼は、まるであの頃と同じように見えた。 * 珍しく予定通り終わった任務の報告書を提出し、本日の仕事が無事に終了したのは十五分ほど前のこと。 さっさと帰って、明日の休みを満喫するための支度に取り掛かっても何の問題はない。しかし、せっかくならその休みを一緒に過ごす相手の顔を一目見ておきたいという小さな願望が、駐車場へ向かいかけた脚を戻していた。 こんなに暑いのだから、きっと教員室にいるだろう。 そんな単純な予想をたてて教員室を覗いたが、結果はハズレ。夏休みで人気のない教員室に、彼の姿はどこにも見当たらなかった。 「ああ、灰原先生ならさっき一年生の教室の方へ行かれましたよ」 5528 しんしたPROGRESS8月発行予定の七灰本(2冊目)寝しなと寝起き本で朝チュンにした夜の場面を集めたすけべしてるだけの本。20歳くらいのふたりの夜で、はいばらくんがななみに見惚れてるとこ抜粋(ちょっとだけです)仕事終わってからも原稿頑張りたいからupしました。元気になりてえ〜〜パス:18↑? 523 しんしたPROGRESS8月発行予定の七灰本(2冊目)寝しなと寝起き本で朝チュンにした夜の場面を集めたすけべしてるだけの本。20歳くらいのふたりの夜で、はいばらくんがななみにお口でしてあげてるとこ抜粋。モチベ保つためにupしました。パス:18↑? 1436 しんしたPROGRESS8月発行予定の七灰本(2冊目)寝しなと寝起き本で朝チュンにした夜の場面を集めたすけべしてるだけの本。初夜のお話から抜粋。すけべisなに。パス:18↑? 4906 しんしたPROGRESS8月発行予定の七灰。七灰のいろんな寝しなと寝起きの場面を切り取った連作の予定。9話目の一部抜粋。スクショでタイムラインに流すのなんか恥ずかしかったのでぽいぴくへ。生存ifで卒業後、別々に暮らしてる二人です。ちゃんと読み返してないのでその辺はあしからず。8月七灰原稿③人の手で遊び始めた灰原をぎゅうっと腕の中へ閉じ込めた。「もぉ」と小さく不満の声があがったが、本気でないことは分かり切っている。そのまま黒髪へ鼻を埋めて静かに呼吸を繰り返していると、じわじわ眠気が広がってきた。 朝起きても、灰原はここにいる。だが、夕方にはまた灰原を見送らなければならない。こんな状況でも、そんな寂しさを感じてしまう自分に少し嫌気がさした。 それぞれのやるべきことがあるのだから、あの頃のようにずっと一緒にいることはできないとわかっている。けれど、もし同じ帰る場所が同じだとしたら、どうなるのだろう。 朝は早起きの灰原に起こされてばかりかもしれない。慌ただしく支度をして、朝食はなるべく一緒にとって。それから、玄関先でいってきますと言葉を交わす。任務を終えて自宅の玄関を開けた時、灰原におかえりなさいと出迎えられたら疲労は軽くなるだろう。反対に灰原が疲れ果てて帰ってきたら思いきり労わってあげたいし、お互いヘトヘトだったら家事は適当に済ませて二人でさっさと寝てしまったらいい。 824 しんしたPROGRESS8月発行予定の七灰。七灰のいろんな寝しなと寝起きの場面を切り取った連作の予定。だいたい布団の中の話(notすけべ)です。二本目は恋する灰原くん視点。ちゃんと読み返してないので誤字脱字その他おかしい部分はスルーしてください。8月七灰原稿②『二〇〇六年七月』 知らないきみを知れるのは、とても嬉しいことで。 知らないきみを知るたび、きみのことを、もっと。 * 夏休みも近付くよく晴れた夏の日。今日も気温は三十度を軽く超えて、そろそろ夕方だというのに外はまだ熱気で満ちているのだろう。 どうして疑問形なのかというと、昼過ぎから冷房の効いた七海の部屋で課題に勤しんでいるからだった。 任務が入るたびに出される、補習代わりの課題プリントの束。昼食を食べてから真面目に取り組んだおかげか、束の厚みは随分と薄くなっていた。 次のプリントは一番苦手な数学。しかも、文章題ばかりがみっちりと。二問目まではなんとか自力で解くことができたが、それ以降は問題の難易度が上がりペンの動きも鈍くなっていく。そろそろ集中力も切れてくる頃合いだが、斜め向かいに座る七海は黙々と英語の長文へ目を走らせている。肘をついた灰原は、考えるふりをしながらその横顔をこっそりと見つめた。 4198 しんしたPROGRESS8月発行予定の七灰。七灰のいろんな寝しなと寝起きの場面を切り取った連作の予定。だいたい布団の中の話(notすけべ)です。一本目はまだ無自覚な七海視点。ちゃんと読み返してないので誤字脱字その他おかしい部分はスルーしてください。8月七灰原稿①『二〇〇六年五月』 一つのベッドにふたつの体温。 自分以外のぬくもりで温められた布団の中は、優しくて、心地よくて、安心で満ちあふれている。 その中で聞く眠気をまとった彼の声は、不思議と耳に残っていた。 * 午前の授業終わりに担任から出張任務を言い渡された七海が灰原と向かったのは、北の大地、北海道。つい一週間前は一つ上の先輩たちの補助として沖縄へ行ったというのに。寒暖差で身体がおかしくなりそうだ。 そんなことを思いながら、七海は一〇〇万ドルの夜景とも称される街を見下ろした。 今回の依頼は、展望台近くに出没するという呪霊の討伐任務。 呪霊自体は一年ふたりでなんとかなる程度の等級で、大した怪我もなく祓うことができた。しかし、観光客が少なくなってから祓い始めたせいで、終わった頃にはロープウェイもバスも動いていなかった。ハイキングコースが整備されており徒歩で下山は可能だか、長距離移動と任務で疲れた身体にはなかなかきつい。宿泊先のビジネスホテルへ辿り着いた時には、一刻も早くベッドに倒れ込みたい気分だった。 3854 しんしたDOODLE呪専七灰。ふたりで大盛りのお店に行くお話。七海が灰原くんに絶賛片想い中。だいたいご飯食べてます。やっと訪れた貴重な休日。いつもなら、アラームはかけず、目が覚めてもごろごろしつつ読みかけの本をめくり、腹が空いてくる昼頃になってやっとベッドから動き出す。 しかし、今朝はアラームよりも前に目覚め、一切の未練なくベッドから抜け出し、テキパキと出掛ける準備にいそしんでいた。 七海が普段とは全く違う行動をしている理由。 それは、数日前。 「あのさ!七海土曜日空いてる?」 三杯目のカレーを綺麗に平らげた灰原が、嬉々とした表情で口を開いたことが発端だった。 「特に予定はないけど」 「ほんと!じゃあ、一緒にお昼ご飯食べに行かない?」 「別に構わないが」 「やったぁ!」 心底嬉しそうに声を上げた灰原は「もうちょっとだけ食べよっ」と鼻歌まじりに皿を持って立ち上がった。 5842 しんしたDOODLE七灰家族パロ。子煩悩な七海視点。生存if30代前半くらい。一級術師の七海、呪専教員の灰原くん。灰原くんが産んだお子(双子の男児)がいます。灰原くん似→建志、七海似→雄志。お子たちとの絡み多めですが、最後はふーふでラブラブしてるだけ。※全部幻覚です。七灰家族 みんな寂しんぼ数少ない一級術師ということもあり、一週間家を空けることは珍しくなかった。 地方への出張が重なり、一か月間家に帰れないことも度々。しかし、灰原と結婚し、数年後双子を授かってからは極力家を空ける時間を少なくしようと働き方を見直した。 呪術師という職種で、月曜から金曜という固定勤務は難しい。だが、それまでまちまちだった週休は必ず二日確保し、なるべく連休になるよう調整した。事前に予定されていた任務以外にも深夜早朝に呼び出されることももちろんあったが、子どもたちへ「おはよう」か「おやすみ」のどちらかを言える時間にはできる限り家にいるように心掛けた。 「ただいま」 ふたつ並んだベビーベッドを覗き込んでそう話かける瞬間、胸の中は幸福に満ち溢れていた。 4848 しんしたMEMO七灰にょた百合メモ付き合ってる設定 それまでも二人で出掛けることは普通にあったけど、デートらしいデート(水族館とか?)の計画を立ててた時、お互いにオフの日を挙げてたら灰原くんに「この日予定入ってるんだ」って言われた。 理由を聞くと少し躊躇ってから「買い物行くんだ、夏油さんと」って答えた灰原くん。 ちょっともやってしてしまった七海だけど、元々灰原くんは夏油さんと買い物行くことはあったし、普通に送り出す。でも、買い物に行くと言った時の灰原くんの態度がどこかぎこちなかったことが気になって悶々としてしまう。 244 しんしたPROGRESS3月の新刊予定の七灰。原作の世界観のまま、灰原くんが天使という設定。灰原くんのターンはこの章で終わりです。次の七海視点でハピエンになります。一応3月の新刊なので、七海視点の進捗はあんまり上げないかもです。(おかしいところはまた書き直します)天使は恋をしない③【天使は愛をささやかない】 修行が終わったあとのこと。 一人前の天使として、人々へ手を差し伸べる。たとえ、誰からも存在を認識されることがなくとも、ただひたむきにこの身を尽くす。 疑問を持ったことはなかった。それが、天使の存在意義だからだ。 けれど、気が付いてしまった。 忘れられる悲しみを。 そばにいられない切なさを。 * 幸か不幸か、次の日に七海との任務は入らなかった。寮の部屋は隣同士ではあるが、授業もなく食堂や共同の台所や顔を合わさずに過ごすことは以外と難しくない。日課のランニングは少し時間を早めればトレーニングへ向かう七海と出くわすこともなく、ちょっと部屋を出ようと思った時も、軋む床板や建て付けの悪い扉のお陰で、人の気配が完全に無くなってからそっと廊下を通り抜ければなんとかなる。 10145 しんしたPROGRESS3月の新刊予定の七灰。原作の世界観のまま、灰原くんが天使という設定。今まで知らなかった感情に戸惑いまくる灰原くん。おかしいところはまた書き直します。天使は恋をしない②【天使は涙をこぼさない】 本格的な夏の到来と共に、学生の特権である夏休みが始まった。とはいえ、呪術師界隈は年中人手不足であり、呪術高専の学生は一か月半丸々休めるというわけではない。座学はないものの体術や基礎的な呪力操作の鍛錬は自主的に行い、任務が舞い込むと速やかに現場へ赴くのだ。授業がない分、学期中よりもいくらか時間的に余裕がありそうなものだが、自主練に任務、そして長期休みに見合った寮の宿題を片付けなければならず、思っていたよりも毎日あっという間に時間が流れていった。 八月に入ると希望する学生は帰省が許されて、灰原も突発的に任務が入りやすいお盆を終えてから一週間ほど実家で過ごした。数か月ぶりに顔を合わせた妹は心底嬉しそう歓迎してくれ、実家にいる間はべったりとくっ付いて離れなかった。 13893 しんしたPROGRESS3月の新刊予定の七灰。原作の世界観のまま、灰原くんが天使という設定。とりあえず呪専で七海に正体がバレるところまでなんとか書けたのでモチベ維持のためupしました。天使とは?の説明が多めかなと思います。読み返してないんでおかしなところはスミマセン。またなおします。天使は恋をしない①* 天使とは。 見護るもの。 手を差し伸べるもの。 分け隔てなく慈しむもの。 天使とは、誰かのために生きるもの。 【序章】 灰原雄は人間ではない。 修行中の天使である。 天使は神様からほんの少しだけ与えられた奇跡の力を使い、人間の手助けをする。そのために、天使は自分たちが庇護する人間という存在の、表と裏も光と闇も尊さと愚かさも知らなければならない。生まれたばかりの天使は神さまによって地上へ送られる。灰原もとある人間の夫婦の間に舞い降り、彼らの第一子として過ごしながら人間と人間が暮らす世界について日々学んでいた。 幼い天使のできることは、ほんの少しの奇跡の力を除くと人間の子どもと大差ない。灰原は優しい人間の両親のもと、ただの人間の子どものように穏やかな数年間を過ごした。 12432 しんしたPROGRESS1月インテの新刊予定の進捗リーマン七×お花屋さん灰くんのパロ灰原くんは先っぽって言うと思うんですよね…… 573 しんしたPROGRESS1月インテの新刊予定の進捗リーマン七×お花屋さん灰くんのパロ初夜でイチャイチャしてるとこ灰原くんに「すけべ」って言わせたかった 534 しんしたPROGRESS1月インテの新刊予定の進捗リーマン七×お花屋さん灰くんのパロずーっとこんな感じでイチャイチャしてますっていうご報告。 775 しんしたPROGRESS1月インテの新刊予定の進捗リーマン七×お花屋さん灰くんのパロ(灰原くん視点)支部に上げてる七海視点でさらっと流したところを自分の書きたいように書いてます。ロマンスしてる二人しかいません。ざっと書いてるだけなのでおかしなところあるかもしれません。花のある生活 side灰原②* ただ、名前を交わしただけ。けれど、名前を知る前と後では心理的な距離はかなり変わった気がする。 翌週、灰原は思い切って七海の年齢を聞いてみた。 「え!?同い年!?」 しかも自分の方が誕生日が早いとを知ったあと、灰原は思わず声を上げた。しかし、七海も相当驚いていたようで、切れ長の瞳をまん丸くさせてから小さく息を漏らして笑っていた。 「あれですよね、落ち着いてるっていうか!」 「二十代後半で落ち着いてないほうがどうかと」 「まあ、たしかに」 「……正直、二十二、三だと思ってました」 「うそでしょ!?」 高校の同窓会で毎回「ほんっと変わらないよな」と言われていたが、一種の恒例行事だと思っていた。だが、七海は表情を緩めたまま首を横に振るだけだった。 2556 しんしたPROGRESS1月インテの新刊予定の進捗リーマン七×お花屋さん灰くんのパロ(灰原くん視点)支部に上げてる七海視点でさらっと流したところを自分の書きたいように書いてます。ロマンスしてる二人しかいません。ざっと書いてるだけなのでおかしなところあるかもしれません。花のある生活 side灰原①* これまでの人生の中で、花というものはいつもすぐそばにあった。 母方の実家が古くから生花を取り扱う仕事をしており、家の中にも外にも季節に合わせて花が置かれ、大叔父が営む生花店にも幼い頃から出入りしていた。土曜の早朝に祖父の運転する軽トラックの助手席に乗って生花市場に行くことも、その足でまだ閑散とした商店街へ向かい大叔父の店の前に花の段ボールを積んでいくことも、雄くんのおすすめはあるかと開店直後にやってくる常連客と雑談をしながらショーケースの中にある自分が運んだ花を選ぶことも、当たり前の日常だった。 花はその人の日常にちょっとした彩りをもたらしてくれる。 それに関われる花屋という仕事を自然と好きになっていた。 6252 しんしたPROGRESSタイトル通りの七灰③webオンリー合わせの新刊。猫の姿で頑張る七海とめちゃくちゃ恋してる灰原くん。硝子さんがすごく後輩思い(私の願望です)誤字脱字その他おかしいところはまた直します。ご都合〜で猫になった七海と事情を知らない灰原くんのラブコメ③* いつもより早く起きた灰原は、少し眠たげな顔をしながらもテキパキと朝食を用意してくれた。 「朝ご飯は車の中で食べるから、今日はケント一人で食べてね。夕方には帰るし、お昼ご飯は家入さんにお願いしてるからね。じゃあ、行ってきます!」 そう言って頭を撫でてから、灰原は廊下へ続く扉を開ける。その瞬間、七海は廊下へと飛び出して行った。 「え?ケント待って!」 灰原は集合時間の五分前には着くように部屋を出る。そして、今日同行する夏油も時間に少し余裕を持って行動するタイプだ。階段を駆けのぼり、二階にある夏油の部屋へ向かう。すると、予想通り夏油は自室から出てくるところで、七海は勢いよく夏油の脚へ飛び付いた。 「うわっ!?って七海か、どうしたんだ?」 5970 しんしたPROGRESSタイトル通りの七灰②webオンリー合わせの新刊予定。灰原くんにお世話されまくって焦る七海と猫(七海)にめちゃくちゃおしゃべりする灰原くん。夏油さんと硝子さんは二人恋路を楽しみつつ応援してる感じ。誤字脱字その他おかしいところはまた直します。ご都合〜で猫になった七海と事情を知らない灰原くんのラブコメ②* 午前中はペアでの呪術実習だったが、灰原一人しかいないため急遽自習となった。 「きみのお世話に充てていいって言われたから、とりあえずお風呂入ろっか!」 お風呂!? 七海はアワアワともがいたが、今は猫なのだから何の意味もなさない。灰原の部屋につき、そのまま脱衣所へ向かう。そっと床に降ろされたが、ぴっちりと扉を閉められてしまえばもうどこにも行くことはできない。背後で衣擦れの音がして、灰原が制服を脱いでいるのだと容易に想像できた。 今までも一緒の部屋で着替えたことはあるし、下着姿も見たことはある。だが、風呂となるとやはり何かが違うのだ。 「準備オッケー!ってあれ?」 そんな、まだ心の準備が。脱衣所の隅でじっと壁の方を向いたが、抵抗むなしく軽々と持ち上げられてしまう。 6898 しんしたSPUR MEタイトル通りの七灰です。webオンリー合わせの新刊予定。両片想いで最終的にくっ付きます。とりあえず尻叩きで上げました。ちゃんと読み返してません。ラブコメってこんな感じであってるのか……?ご都合〜で猫になった七海と事情を知らない灰原くんのラブコメの冒頭* クソ。 本日何度目か分からない悪態が口からこぼれそうになり、七海は代わりに深いため息を吐いた。 日が沈む前に終わるはずだったよくある四級呪霊の一掃任務は、蓋を開けてみれば呪詛師が絡んでいる案件だった。呪詛師は七海よりも格下だったが、面倒なことにそれなりに多くの呪霊を使役していたおかげで時間を食わされた。 結局、全てが片付いたのはすっかり夜が更けてしまっていた。然るべき機関へ呪詛師を引き渡しに行く補助監督とはその場で分かれ、なんとか終電に滑り込んで高専の最寄り駅へ着いた時にはもう日付が変わる頃だった。 本当に人使いが荒すぎる。自ら選んだとはいえ、学生をこんな時間まで働かせるこの業界に対しては文句しか出てこない。 6360 しんしたPROGRESS七灰原稿あの世で再会した七灰(28×17)好きって言ったけどちゅーはしませんでした……なんで……中盤がかなり迷走したので書き直すかも……(誤字脱字等チェックしてないのであればスルーしてください)とりあえずまとめて進捗上げるのはここまでにしようかなと思っています。このあとに七海と再会するまでの灰原くんのお話と、初夜のお話と、最後ちょろっと書くつもりでいるので頑張ります。夏インテ原稿(七灰)④* 灰原に涙を拭われてから、一度きりだった冬の思い出をぽつぽつと振り返った。 あの頃、寮でこたつを持っていたのは灰原だけで、一つ上の先輩たちはよくここへやって来た。灰原の部屋にはテレビゲームのハードもソフトもそれなりに揃っていて、四人でゲームをすることも多かった。その時、いつも五条が画面のよく見えるテレビ正面に座りたがり、そこが定位置である灰原は毎回律儀に席を譲って七海の横へ移動していた。 「あの人は本当に遠慮ってものを知らなかったな」 「別に僕は気にしてなかったよ?」 もちろん、灰原がそう思っていたことはあの頃からわかっていた。それに正直なところ、肩が触れる距離で灰原と座れることは七海にとって好都合だった。 9246 しんしたPROGRESS七灰原稿あの世で再会した七灰(28×17)センチメンタルのち、少しずついちゃつく二人。早くちゅーさせたい。(誤字脱字等チェックしてないのであればスルーしてください)夏インテ原稿(七灰)③* あてもなく、灰原がイメージした思い出の街を歩いた。 ここに時間なんてものがないと頭では理解できる。しかし、いつまでも色の変わらない空を目にしていると、胸の奥から物悲しさが滲んできた。手のひらは繋がったままだったが、灰原がどんなことを思いながらいつまでも変わらない澄んだ秋の空を眺めているのかはわかるはずもなかった。 街の中心部を流れる河沿いを歩いていた時、ずっと口を閉ざしていた灰原がパッと明るい声を上げた。 「さっ、次はどこ行こっか!」 向けられた表情はあの頃からよく目にしていた和やかな笑みだった。 「次は七海の行きたいとこにしよ!って、僕が割り込んだんだけどねー。次はどこがいいかな?夏、秋って来たからやっぱ冬?まあ、別に順番通りじゃなくていいんだけどさ!」 7860 しんしたPROGRESS七灰原稿あの世で再会した七灰(28×17)いろいろ思い出の中を巡る二人。最後の方はセンチメンタルな感じです。誤字脱字等チェックしてないのであればスルーしてください。夏インテ原稿(七灰)②* 夜の砂浜を歩いていたはずが、徐々にもやが立ち込めて周りの景色は朧げになっていく。そのまま進むともやさらには濃くなり、いつしか辺りは真っ白な空間へと変わっていた。前後左右どころか上も下も白一色で、足を動かしてはいるが本当に歩けているのかわからなくなった。 「ここは」 「境目、かな。四季の場所を繋いでるとこ」 とはいえ、周りはただ真っ白なだけで、他の四季がどこにあるのか見当もつかない。七海がキョロキョロと視線を漂わせていると、灰原は小さく笑って言葉を続けた。 「大丈夫だよ七海。迷子になんてならないから」 「別にそんな心配していない」 「ほんとに?手、繋ごうか?」 そう言った灰原は、少しだけ悪戯っぽく目を細めて手を差し出してきて、七海は微かに瞳を大きくさせた。あの世で再会してから手を繋ぐどころか抱きしめあったりしているのだから、別に今さらという気持ちは少なからずある。しかし、なんだかこれは子ども扱いされているようで少々不服であり、きちんと自分の気持ちを伝えていない状況で灰原の提案に甘じんてしまうことは、やはりどこか悔しかった。 7303 しんしたPROGRESS七灰原稿あの世で再会した七灰(28×17)の導入部分なんとなくいい感じに収まってしまったけど、これからふたりであの世巡りしながら昔を懐かしんだり最終的にラブラブする話になるはず。※6/11最後の方2000字ほど加筆しました。夏インテ原稿(七灰)①* いつだって、きみが先に見つけてくれた。 真っ暗で何もない。少しずつ、自分の境がわからなくなっていく。 これが、死なのか。 あの世なんてものがあるとは信じていなかった。死ねばそこで終わり。仮に呪いへ転じたとしてもそれはただの思念であり、自分という個は心臓が止まり脳が働かなくなった時点で消えると思っていた。 きっと、こうしてグダグダと思考していることも、次第に終わりを迎えるのだろう。 だが、死ぬ直前の光景はしつこく七海の意識にのぼっていた。 帳が下ろされた渋谷の街。五条封印というにわかには信じられない事態。奔走する最中に目にした、傷つけられた仲間の姿。蘇る十年前の記憶と、己への憤り。 自分はさして強くない。守るべき子どもに命運を委ねなければならない後ろめたさはあったが、ただ自分に出来ることをひたすらに遂行した。 7268 しんしたDOODLE呪専七灰ワードパレット20.小雪『夜、額、向かい合わせ』今年から寒がりになっちゃうかもと思う灰原くん。別にさほどエロくはないですが念のためRつけました。 8 しんしたDOODLE七灰(吸血鬼パロ)人間七海×吸血鬼灰原くん己の魂に刻まれていた吸血鬼パロ欲が疼いたので手癖で書きたいとこだけ書きました。雰囲気で読んでいただければと思います。一応出会いからざっくりと考えてるので、また気が向いたら書いてるかも(この一個前の投稿にざっくり吸血鬼パロツイートまとめてます)ちなみにこの小話の七海は十代後半くらい。 4 しんしたMEMO吸血鬼パロ七灰。ずっと若いままの灰原くん(吸血鬼)の側で寄り添い続ける七海(少年期〜壮年期)が見たいという願望。明治〜大正くらいの日本。灰原くんが居るお屋敷は日本家屋。灰原くんの外見は15〜6くらいで原作通り綺麗よりも可愛い系なので血をもらうために声をかける相手は女性よりも男性の方が多い。七海は12〜3くらいで、父の故郷である日本に移り住んできた。外見のことで周りから距離を置かれていて、家族以外とはほとんど交流がない。*ちょっとした好奇心で入った古いお屋敷の中で出会った黒髪のお兄ちゃんと仲良くなった少年七海。彼とはお屋敷の中でしか会えなくて、それに何年たっても初めて会った時と顔が変わらないことに疑問を抱いていく。ある日、暗い夜道で彼を見かけた七海は声をかけようと後を追うが、入り組んだ道の先で見たものは、知らない男の首筋に噛み付いている彼の姿だった。恐ろしい光景のはずが、今まで見たことのない雰囲気の彼が頭から離れなくなった七海は、後日屋敷を訪れ彼に尋ねた。「きみは吸血鬼なのか?」「……七海にはバレたくなかったなぁ」──ごめんね。困ったように小さく笑った彼を見た七海は、咄嗟に彼を抱きしめてしまう。「迷惑じゃないなら今まで通りここに来させてくれ。いや、側に居させてくれ 803 しんしたPROGRESS七灰原稿進捗(2021.04.25頒布予定の生まれ変わり本)七海が灰原くんの乳首攻めてるところ抜粋(推敲まだなので誤字脱字等あるかもしれません) 2 しんしたPROGRESS七灰原稿進捗(2021.04.25頒布予定の生まれ変わり本)気に入った部分を細切れにあげていく予定。上から新しい→古い順になってます。丸く収まってから初夜とか編2021.03.21〜*「全然って言ったらちょっと嘘かも。やっぱりいろいろ大変みたいだし。でも、キスしてる時とかさっきとかも七海に触られるのすごい気持ちいいし、七海が必死な顔してるの見てるとドキドキしちゃうし、ちょっと強引なとこも、やじゃないし」言いながら思い出しているのか、灰原の顔がどんどん赤く色づいていく。釣られるように自分の頬も熱を持っていくことに気がついた七海は、小さく目線を下げた。2021.03.23*灰原の最寄り駅との距離はしれていて、スマホをいじるにも気がつくと電車は七海の最寄り駅に着いている。そのせいか、電車がホームに入る時、灰原はいつも顔を上げて、ホームに立つ七海を見つけてはにこりと笑みを向けてくるのだ。その笑顔を見るたびに、好きだな、と思ってしまうことは流石に恥ずかしくて灰原には言っていない。2021.03.21〜 374 しんしたDOODLE生存if七灰でお家でお酒飲んでた時「ほんと、全然よわないよね」ってほんのり赤い顔して言った灰原くんに対して「きみにはずっと酔ってる」って微笑みながら言う七海(28)このツイートをなんとなく膨らませました。灰原くんにメロメロな七海と満更でもない灰原くん。一応ゆるくやってます。 4 しんしたMEMO七灰いちご王子七海といちご農家灰原くんご当地七海のあまおうが可愛い→高専だったらいちご王子七海では?という頭の悪い発想から生まれた、灰原くんが大切に育てたいちごの中からいちご王子の七海(手乗りサイズ)が現れて……というゆるいパロ。前半は会話文のみ。後半になるにつれてネタメモみたいな感じです。🍓ゆるゆるな設定手乗りサイズ七海はいちごを食べると人間サイズになれる。七海はいちごの国の王子なので魔法が使える。灰原くんは古い一軒家で一人暮らし。いちご栽培は始めたばかりor継いだばかりとか。🍓「きみの願いを叶えないと国へ帰れないんです」「願いなんてないんだけどなぁ」「じゃあ、願いが見つかるまでここに居ないと……(乗り気ではない)」「全然いいよ!ちょっと古いけど空いてる部屋いっぱいあるから!」「は?こんなボロ……いえ、なんとかなるので」「遠慮しないでって!」「いや、その」「えー?いちごの精ってことは僕のいちごそんなに良いいちごだったのかな?嬉しいなぁ!あ!じゃあ収穫したばっかりのいちごご馳走しちゃうね!」「……それは頂きます」そして絆されていくいちご王子🍓最初は早く帰りたくて仕方なかった七海だけど、一緒にいちごの世話をしたりしていくうちに灰原くんと一緒にいるのが心地よくなっていく。灰原くんは最初の七海の言葉通り、真剣に願い事を探してくれている。けれど、いつしか願い事がずっと見つからなければいいと七海は思うようになる。灰原くんも 1639 しんしたPROGRESS七灰原稿進捗(2021.04.25頒布予定の生まれ変わり本)気に入った部分を細切れにあげていく予定。上から新しい→古い順になってます。七海視点2021.03.01〜*また巡り会えた。やっと思い出せた。二度と失いたくない。絶対、放したくない。「灰原、頼むから」──もう、どこにも行かないでくれ。七海がそう囁くと、灰原は一瞬大きく目を見開いた。濡れた頬を拭い、そこへ静かに唇を寄せる。黒い瞳からまた涙の雫がこぼれたが、七海はそのまま、薄く開いていた灰原の唇をゆっくりと塞いだ。2021.03.11*彼は暗く澱んだ世界で見つけた、唯一の明かりのようだった。ハキハキとよく通る声で名前を呼ばれると、頬が勝手に緩んでいく。くるくると表情を変える瞳に見つめられると、胸の奥があたたかくなる。大きな口から発せられる言葉はいつも前向きで、自然と背中を押されていた。彼のそばにいると、世界が鮮やかに見えた。辛さや苦しさが、少し楽になる気がした。いつの間にか特別になった。誰よりも大切にしたいと思った。ずっと共にありたいと望むようになった。2021.03.07*メッセージだけでも嬉しいというのに、わざわざ写真まで送ってくれたことに胸の奥があたたかくなる。七海は手早く『綺麗に咲きそうだな。明日でも大丈夫だけど灰原はどうだ?』と送った。 1219 しんしたMEMO生存if七灰(同棲している)大腿切断、義足使用の灰原くんとめちゃくちゃ甘々な七海。灰原くんの任務終わりにできるだけ迎えに来る七海、っていうのがめちゃくちゃ好きというだけのメモ。灰原くんは基本的に外では義足を外さないけど、任務後は接合部が痛むことはあって家に帰るまで耐えることが多い。最初の頃はそれを七海にも隠していたけど、七海は気付く男なのでなるべく高専まで迎えに行くし、任務先が近かったら直接迎えに行ったりする。灰原くんと合流したら義足を外してあげるし、灰原くんを抱き上げてあげる。最初は灰原くんも恥ずかしがってたけど、「このくらいさせてくれ」って七海は一歩も引かないし、義足を外す時の手つきがあまりにも優しく丁寧で、時々断端をそっと撫でるので、灰原くんも段々任せるようになっていく。大腿切断なのでお姫様抱っこはではなく縦抱き(?)になるので、灰原くんは少し下にある七海の髪の毛に触ったりおでこにちゅーするようになる。おうちに帰ってからは車椅子あるから灰原くんも自力で動けるけど、甘えたら七海が嬉しそうにするので灰原くんは七海へ向かって腕を伸ばす。という幻覚を見ているんだ…… 460 しんしたPROGRESS七灰原稿進捗(2021.04.25頒布予定の生まれ変わり本)気に入った部分を細切れにあげていく予定。上から新しい→古い順になってます。灰原くん視点。2021.01.25〜02.25 4011 しんしたMEMOたぬきつね七灰メモとあるお稲荷様の眷属である狐の七海と妖狸の灰原くん。ぼろぼろの姿で人間に襲われ神社の敷地内で行き倒れてた妖狸の灰原くんを拾い、療養させていくうちに灰原くんのことを好きになり、種族を越えて(神の眷属と妖)灰原くんと一緒になるネタとその後のネタとざっくり設定。*出会いから一緒になるまでお社の中はあやかしである灰原くんには神聖過ぎるので、七海は敷地内にある木のうろに灰原くんを匿ってお世話をしていた。ただし、お稲荷様(神様)は妖狸のことを良く思ってはおらず(狐と狸は不仲なので)、七海から妖狸の匂いがすることを訝しげに思っている。七海も妖狸については狐より下と見ていて然程良い印象を抱いていなかったが、行き倒れていた灰原くんを助けたのは神社の敷地内で殺生が発生することを避けたかったから。助けた当初、灰原くんが意識を取り戻せば追い出すつもりだった。けれど、灰原くんは聞いていた妖狸とは違い素直で明るくて、七海は灰原くんのことが気になり始める。ずっとお社や神社の敷地内にいる自分とは違い、外のことをたくさん知ってる灰原くんの話を聞くのは新鮮で、次第に灰原くんと時間を共にすることが楽しみになっていく。そして、灰原くんを知るうちにどんどん惹かれていく七海。灰原くんと一緒になりたいと思う七海だが、それは神様の眷属であることをやめることになる。そして、眷属であった時はなかった寿命(通常の狐と同じ)が発生してしまう(お社がある限り眷属の七海は不死) 4374 しんしたMEMOあの任務の夢を見てうなされる七海と大腿切断した灰原くんの小ネタと、灰原くんの脚にキスする七海の小ネタ。小話にもなっていない。ちゃんと形にしたいなと思ってもう半年以上経ってしまった……。義足とか、断端は、いいな……*小ネタ1生存if付き合ってる。あの任務のすぐあとくらい。まだ身の回りに不便が多いので七海と灰原くんが一緒の部屋で寝起きしている。一緒に寝てる時、時々七海がうなされていて「ごめん、灰原」と寝言を言っていることに気付いた灰原くんは、あの任務の夢を見てるんだと思って七海を起こす。けど、夢うつつのまま自分を抱きしめて切断面を恐るおそるなでる七海に心苦しくなる灰原くん。七海は翌朝すみません、と理由は言わず謝ってくれるけど、それが余計に心苦しい。(灰原くんは呪力で操作できる特殊な義足の訓練中で、まだ常時装着することはできずいる)ある日の深夜にも七海がうなされてると気付いた灰原くんは、部屋から抜け出して別の部屋に保管してる義足を着けてまたベッドへと戻る。七海を起こした灰原くんは、いつも通り自分を抱き締めた七海の手をとって義足の方へと持っていく。まだ夢うつつだった七海はどうして脚が、と思うけど一瞬で義足だとわかりはっきりと覚醒して灰原くんを見つめる。「どうして着けてるんだ」七海も義足が別の部屋にあることを知っている。車椅子はベッドサイドにあるけど、移乗するのも灰原くん一人 1725 12