コクシ
DOODLE🚬×🦊🏍力尽きそうな所でちゃんと来てくれました🚬
エーテル以前にKKおじの想いと祈りが暁人くん特攻で、紋を通してハチャメチャに効いているというアレです 今後も暁人くんがバッテリー切れそうになる都度に継続される光景😘
takeke_919
CAN’T MAKEまだ終わりません。いい加減エセホラー終わらせようね🤤
夕闇の路地裏 昼日中のものとは違い、少し肌寒さを感じさせる風が柔らかく吹き抜ける。日増しに強さを増す陽光に育まれ、新緑に生い茂る若芽の枝葉がそれに遊ばれゆらゆらとさんざめいていた。
西の空は鮮やかな茜色に染まり往く。家路を急ぐ人も、動物も、そして物の怪すらも。その輪郭がぼんやりと朧げに見える程、皆平等にその背を夕暮れ色に包み込んでいた。
黄昏時───『誰そ彼時』とは言い得て妙だろう。
日中の熱度は徐々に上がり、日脚は日に日にその長さを伸ばしている。数ヶ月前であれば既に宵の口にとっぷりと浸かり込んでいた頃合いでも、今や日暮れの頃合いに留まっている。
人知れず、夏の足音が刻一刻と近付きつつある兆候だろう。
その証拠に、都会からしばし離れ田圃を持つ家々はその地に水を張りつつある。河鹿の声に耳を傾けながら祈るその思いたるや。皆一様に秋に実りを見せる、金色の瑞穂の波への冀望であろう。
9331西の空は鮮やかな茜色に染まり往く。家路を急ぐ人も、動物も、そして物の怪すらも。その輪郭がぼんやりと朧げに見える程、皆平等にその背を夕暮れ色に包み込んでいた。
黄昏時───『誰そ彼時』とは言い得て妙だろう。
日中の熱度は徐々に上がり、日脚は日に日にその長さを伸ばしている。数ヶ月前であれば既に宵の口にとっぷりと浸かり込んでいた頃合いでも、今や日暮れの頃合いに留まっている。
人知れず、夏の足音が刻一刻と近付きつつある兆候だろう。
その証拠に、都会からしばし離れ田圃を持つ家々はその地に水を張りつつある。河鹿の声に耳を傾けながら祈るその思いたるや。皆一様に秋に実りを見せる、金色の瑞穂の波への冀望であろう。
32honeymoon
DONE1日1K暁◇イラストお借りしました編本日は片思いフォロー様のイラストお借りして小説にしてみったー編です。
女狐チャンに宿った妖怪の力でえっちしたくてたまらなくなった暁人くんが
ひとりえっち&お誘い路地裏連れ込みえっちの2本立て。
今回は勝手ながら相互フォロ限とさせて頂きますm(__)m
でもR20指定なのでもし万が一20歳未満の相互さんいたらそっ閉じしてね…! 5724
みらい
DONE※注意書き※本当にひどいし、キャラ崩壊、下品です。キャラ崩壊が苦手な方は回れ右してください。
腐女子麻里ちゃんと絵梨佳ちゃんがK暁に強請る話
前回の話から一年経ち、付き合っていると公言した後のお話だと思ってください!
前→https://poipiku.com/5178582/6862362.html
ネタがほしいんです!2「ねえ、お兄ちゃん、今からKKさんとセックスしてきて!」
『ネタがほしいんです!2』
「は?」
書類の山がのったテーブルを挟んだまま、暁人はKKと二人で依頼について話をしていた。突如、ローテーブルで絵梨佳と二人で仲良く話をしていたはずの麻里が真剣な顔をして立っていた。声をかけるよりも早く面と向かって、麻里から堂々と告げられた言葉に暁人は絶句する。思わず、切れ気味で答えてしまった。
「だから!セックス‼」
「やめて、聞きたくない!」
「同人誌のネタに欲しいの!」
「身内を同人誌にするな‼」
まさか、妹からそんな単語を聞かされるとは思っていなかった。いや、今から忘れたい言葉だ。耳を塞ぎたくなる衝動に駆られる。今まで散々、ネタにされ続けてきたが、妄想だけで留まると思っていたのに、同人誌という単語に叫んでしまう。
1183『ネタがほしいんです!2』
「は?」
書類の山がのったテーブルを挟んだまま、暁人はKKと二人で依頼について話をしていた。突如、ローテーブルで絵梨佳と二人で仲良く話をしていたはずの麻里が真剣な顔をして立っていた。声をかけるよりも早く面と向かって、麻里から堂々と告げられた言葉に暁人は絶句する。思わず、切れ気味で答えてしまった。
「だから!セックス‼」
「やめて、聞きたくない!」
「同人誌のネタに欲しいの!」
「身内を同人誌にするな‼」
まさか、妹からそんな単語を聞かされるとは思っていなかった。いや、今から忘れたい言葉だ。耳を塞ぎたくなる衝動に駆られる。今まで散々、ネタにされ続けてきたが、妄想だけで留まると思っていたのに、同人誌という単語に叫んでしまう。
takeke_919
DONE昨晩完成した、初のおホラー。ホラー味があるかどうかはちょっと置いておきますが、これも突っ込んどいちゃう。
「おーい」「おーぃ…」
宵闇に包まれた参道、その傍から声が聞こえた気がした。思わず立ち止まった暁人は辺りをきょろきょろと見渡すが、自身の歩む石灯籠に照らされた参道以外、夜の闇に呑まれてしまい目を凝らしたとて何も見えはしなかった。……それにあんな暗闇の中に誰某かが居るとも思えない。
きっと空耳か何かであったのだろう。そう思った彼は再び歩を進めようと足を踏み出したが……。
「……ぉーい」
やはり、声がする。
先程のと比べて、今度は方角が分かる程度には自身の耳へと届いた。……それは恐らく後方から。
きっと誰かが己に呼び掛けているに違いない。もしかしたら何かトラブルにでも見舞われ困っているのかも。そう思い至った彼が振り返ろうとした瞬間だった。
5663宵闇に包まれた参道、その傍から声が聞こえた気がした。思わず立ち止まった暁人は辺りをきょろきょろと見渡すが、自身の歩む石灯籠に照らされた参道以外、夜の闇に呑まれてしまい目を凝らしたとて何も見えはしなかった。……それにあんな暗闇の中に誰某かが居るとも思えない。
きっと空耳か何かであったのだろう。そう思った彼は再び歩を進めようと足を踏み出したが……。
「……ぉーい」
やはり、声がする。
先程のと比べて、今度は方角が分かる程度には自身の耳へと届いた。……それは恐らく後方から。
きっと誰かが己に呼び掛けているに違いない。もしかしたら何かトラブルにでも見舞われ困っているのかも。そう思い至った彼が振り返ろうとした瞬間だった。
takeke_919
DOODLEつい先日垂れ流してた雨の日のけけとあきと小さな神様の話。ポイピクに突っ込んでおーくー✌︎('ω'✌︎ )雨の街角林の細道、街角の小路、町中の四ツ辻。
そんな有り触れた場所に人知れず、ひっそりと設けられた小さな木のお社や石の祠に辻地蔵。
その存在自体何ら珍しいものではない。ある程度大きさがあれば花などの供物が供えられている事もあるのだが、ごく小さな出立のこれらは些か人々の目に留まり辛い様だ。
雨降り頻る中、傘を差し足早に目の前を通り過ぎる人々は足元に座す路傍の神々には目もくれない。
お社の扉に朽ちがあろうが、祠の屋根に罅が入ろうが、地蔵の前掛けが取れかかっていようが気にも掛けない。
しかしそれは、忙しなく日々を生きる現代人にとっては仕様の無い事なのかもしれない。けれど、どれだけ小さく、些細な物であったとしても『物』という時点でそれらには魂が宿るというもの。そして古来より、それらには幾つもの名がある。
1207そんな有り触れた場所に人知れず、ひっそりと設けられた小さな木のお社や石の祠に辻地蔵。
その存在自体何ら珍しいものではない。ある程度大きさがあれば花などの供物が供えられている事もあるのだが、ごく小さな出立のこれらは些か人々の目に留まり辛い様だ。
雨降り頻る中、傘を差し足早に目の前を通り過ぎる人々は足元に座す路傍の神々には目もくれない。
お社の扉に朽ちがあろうが、祠の屋根に罅が入ろうが、地蔵の前掛けが取れかかっていようが気にも掛けない。
しかしそれは、忙しなく日々を生きる現代人にとっては仕様の無い事なのかもしれない。けれど、どれだけ小さく、些細な物であったとしても『物』という時点でそれらには魂が宿るというもの。そして古来より、それらには幾つもの名がある。
32honeymoon
REHABILI◇1日1K暁番外編<映像が見えるような小説を目指して>色々悩んで、少しでも読み手さんの心に残るものを書きたいと
着手した1本です。できるだけ情景描写を丁寧に書きだすことを意識しては
みましたが、どうでしょうか。
日曜日の朝の軽い読み物として、皆様のお近くに在れればと思います。
どうしても不穏な終わりにしたくなくて、結局無理やりハッピーエンドにしてしまいました。K暁を幸せにし隊なんで…ゆるして…
にちようびのあさ、ひとりがこわかったあのひのこと。ー夢を見た。
彼がまだ、自分の中に居て、自分と同じ景色を見ていた、あの日の夢を。
彼岸花の咲く川辺に、横たわる自分と。
それを見下ろしている、彼が居て。
まるであの日の再来のような光景に、身動きが取れないまま、
暁人はただ自分を見下ろす彼を見つめ返した。
物言わぬままの彼がそっと、胸に手を当てて。ーそのまま、深く。手刀が抉るように、暁人の胸を、貫いた。
ばちん、と目の前が赤く染まる。
痛みよりも何よりも、視界から彼が消えてしまうことを恐れて、暁人は喉が潰れそうになるのも構わず、彼の名を呼ぼうと口を開いた。
喉からはひゅうひゅうと息が鳴るばかりで、もはや言葉にはならなかったけれど、
彼は確かに、その”言葉”を聞いたようだった。
3228彼がまだ、自分の中に居て、自分と同じ景色を見ていた、あの日の夢を。
彼岸花の咲く川辺に、横たわる自分と。
それを見下ろしている、彼が居て。
まるであの日の再来のような光景に、身動きが取れないまま、
暁人はただ自分を見下ろす彼を見つめ返した。
物言わぬままの彼がそっと、胸に手を当てて。ーそのまま、深く。手刀が抉るように、暁人の胸を、貫いた。
ばちん、と目の前が赤く染まる。
痛みよりも何よりも、視界から彼が消えてしまうことを恐れて、暁人は喉が潰れそうになるのも構わず、彼の名を呼ぼうと口を開いた。
喉からはひゅうひゅうと息が鳴るばかりで、もはや言葉にはならなかったけれど、
彼は確かに、その”言葉”を聞いたようだった。
みらい
DONEhttps://poipiku.com/5178582/6886129.html の後日談です。K暁で、挿入まで行ってませんが、ギリギリエッチなので、R18です!
軍服パロ最高!!
本に掲載済みです。 3550
みらい
DONE伊月兄妹逆転パロです。K→→←暁 K暁です。
未成年表現あるので、苦手な方は回れ右
設定としては、
姉、麻里 (21)
弟、暁人 (17)
KK (33)
私の可愛い弟「ねえ、KKさんって、恋人いるかな?」
「さ、さぁ、いないんじゃないかな?」
目を泳がしながら、顔を赤らめる四つ下の弟が声をかけてくる。その様子に今日も私の弟は可愛いと考えるも、質問の内容に思わず動揺し固まった。私たち姉弟は、あの夜にKKという男性に救われた。KKと共に弟を取り戻した麻里は彼に感謝している。けれど、弟の恋人候補は駄目だ。
「そっかー、ありがと」
「……」
ほっとした顔をして、自室に籠る暁人の背を固まったまま凝視した。
『私の可愛い弟』
「KKさん、絶対に弟に手を出さないでくださいね!」
「……おい、俺が手を出すと?」
夕焼け彩る夕方に、麻里はアジトで寛いでいるKKへと訴える。周囲には暁人と絵梨佳以外の面々が各自作業をしていた。突如の事に一瞬、言葉に詰まるも、麻里の発言に心外な顔をしながら、返事をする。
1657「さ、さぁ、いないんじゃないかな?」
目を泳がしながら、顔を赤らめる四つ下の弟が声をかけてくる。その様子に今日も私の弟は可愛いと考えるも、質問の内容に思わず動揺し固まった。私たち姉弟は、あの夜にKKという男性に救われた。KKと共に弟を取り戻した麻里は彼に感謝している。けれど、弟の恋人候補は駄目だ。
「そっかー、ありがと」
「……」
ほっとした顔をして、自室に籠る暁人の背を固まったまま凝視した。
『私の可愛い弟』
「KKさん、絶対に弟に手を出さないでくださいね!」
「……おい、俺が手を出すと?」
夕焼け彩る夕方に、麻里はアジトで寛いでいるKKへと訴える。周囲には暁人と絵梨佳以外の面々が各自作業をしていた。突如の事に一瞬、言葉に詰まるも、麻里の発言に心外な顔をしながら、返事をする。
32honeymoon
TRAINING・先日アップした画像版に修正を加えて、今までとおなじ横書きにしました。前回読みにくかった皆様はよければこちらで。・修正したのは暁人くんの心情描写が主です。まだKのことを好きになりかけてきたところで、信じる心と無くしてしまう不安の板挟みになっている雰囲気がちょっと出てないかなと感じたので、台詞回しを少し変えてみました。まあ内容は同じなので、再読頂かなくとも問題ないと思います…単なる自己満足。
【明時の約束】「ねえ、KK。たとえば今、僕がこの右手を切り落としたとして、ーあんたの宿っているこの魂は、何処に宿るのかな」
ー突然。自らの右手に在る、そのあたたかな光と靄のかかる手のひらに向かって、突拍子もないことを言い出したその体の持ち主に、KKは呆れたように何いってんだ、と返した。
『ーオレの魂が宿る場所は、ココ、だろ。手を失ったとて、消えるわけがねえ。ああ、ただー大切なものが欠けちまったって言う事実に対して、クソみてえな後悔だけは、一生残るだろうな』
気を抜いたままで容易に操れるその右手。ぶわりと深くなった靄を握り込むようにぐっと力を込めると、とんとん、と胸を軽くたたく。
「後悔、?」
『ああ、後悔だ』
「どうして?これは、僕の体だ。例え使えなくなったとしても、あんたには何の影響も無い筈だよね。それとも、使い心地が悪くなったとでも文句を言う気?ーああごめん、言い過ぎたかも。…でも、そうだろ」
2932ー突然。自らの右手に在る、そのあたたかな光と靄のかかる手のひらに向かって、突拍子もないことを言い出したその体の持ち主に、KKは呆れたように何いってんだ、と返した。
『ーオレの魂が宿る場所は、ココ、だろ。手を失ったとて、消えるわけがねえ。ああ、ただー大切なものが欠けちまったって言う事実に対して、クソみてえな後悔だけは、一生残るだろうな』
気を抜いたままで容易に操れるその右手。ぶわりと深くなった靄を握り込むようにぐっと力を込めると、とんとん、と胸を軽くたたく。
「後悔、?」
『ああ、後悔だ』
「どうして?これは、僕の体だ。例え使えなくなったとしても、あんたには何の影響も無い筈だよね。それとも、使い心地が悪くなったとでも文句を言う気?ーああごめん、言い過ぎたかも。…でも、そうだろ」
IDLER
SPUR ME行け 小さな矢よ危うくパパ活させられるところを間一髪おけーけーに助けられるおあきとの話です。
生活安全課の案件にどうして捜査一課のおけーけーが関わってるのか考えると……闇が深い気がする。
Go little arrowいらっしゃいませ。ありがとうこざいました。
こちら温めますか?お箸は何膳おつけしましょう?レジ袋はご入用でしょうか?
入れ代わり立ち代わりする客をベルトコンベアで捌く様な流れ作業。
昨今はレジすら非接触型が提唱され始め益々作業が脳死化していくなと暁人は感じた。
暇な時間は、店頭に並ぶ商品の数が減っていれば補充して、商品の在庫状況をチェックし、在庫が怪しければ店長に確認して注文。
レジ横のホットスナック類も出方を見て、油の臭いに辟易しながら揚げて
何もすることがなくても、取り敢えずはきちんと働いていますという顔をしてモップをかけたりして、ようよう時間を潰す。
「お疲れ様。上がっていいよ。」
「お疲れ様です。お先に失礼します。」
5063こちら温めますか?お箸は何膳おつけしましょう?レジ袋はご入用でしょうか?
入れ代わり立ち代わりする客をベルトコンベアで捌く様な流れ作業。
昨今はレジすら非接触型が提唱され始め益々作業が脳死化していくなと暁人は感じた。
暇な時間は、店頭に並ぶ商品の数が減っていれば補充して、商品の在庫状況をチェックし、在庫が怪しければ店長に確認して注文。
レジ横のホットスナック類も出方を見て、油の臭いに辟易しながら揚げて
何もすることがなくても、取り敢えずはきちんと働いていますという顔をしてモップをかけたりして、ようよう時間を潰す。
「お疲れ様。上がっていいよ。」
「お疲れ様です。お先に失礼します。」
amberheart_kak
PROGRESS烏天狗長KK×桃娘暁人のパロ作品やっと書き始めれたので進捗を上げ上げ
R-18になる予定ですがまだ健全なシーンしかないです
誤字脱字チェック軽くしかしてないです 3638
32honeymoon
TRAINING1日1K暁◇お題『手』某企画のお題を見て、手といえば二心同体軸K暁デショ…!と思い書いてみたシリーズ。
今回エモさ重視で新書メーカー使ってみました。どうでしょうか。読みにくかったら横書きに戻します。
ゲーム内時間4章はじめくらい。まだお互いのことを意識し始めの頃のふたり。うちのK暁には珍しくK→→→←←←←暁なかんじです。 6
IDLER
MEMOK+暁偶然と必然の間。時間と空間の裏側。
彼はそこにいる。探して。
Famous Last Word『――――――。』
眩い光に溶けるように佇む背中。肩越しに首だけ振り返った誰かが何かを言っている。
耳を欹てても一音も拾えずに、ああきっと大事な事だったなずなのにと焦燥感が押し寄せる。
逆光で顔が見えない。それでも、彼は微笑んでいたとそう思った。
ぶわりと息すらままならぬ程の突風が、砂を巻いて吹き抜けた。
周りの群衆がわぁとか、きゃあとか短い悲鳴を上げて立ち止まる。
それも刹那の事で、人の流れは直ぐと日常の営みに戻っていく。
日本一有名なスクランブル交差点を行き交う雑踏の間を縫う様に歩く。
何かに追われるように脇目も振らずにあくせくと足早に人々は過ぎ去っていく。
通り過ぎる人々の顔を見るとはなしに確認しながら男は違う違うと胸の内で呟いた。
2375眩い光に溶けるように佇む背中。肩越しに首だけ振り返った誰かが何かを言っている。
耳を欹てても一音も拾えずに、ああきっと大事な事だったなずなのにと焦燥感が押し寄せる。
逆光で顔が見えない。それでも、彼は微笑んでいたとそう思った。
ぶわりと息すらままならぬ程の突風が、砂を巻いて吹き抜けた。
周りの群衆がわぁとか、きゃあとか短い悲鳴を上げて立ち止まる。
それも刹那の事で、人の流れは直ぐと日常の営みに戻っていく。
日本一有名なスクランブル交差点を行き交う雑踏の間を縫う様に歩く。
何かに追われるように脇目も振らずにあくせくと足早に人々は過ぎ去っていく。
通り過ぎる人々の顔を見るとはなしに確認しながら男は違う違うと胸の内で呟いた。
みらい
DONE腐女子の麻里ちゃんと絵梨佳ちゃんがK←暁で萌える話。腐女子表現苦手な人は回れ右。苦情は受け付けておりません!
ちゃんと、K暁です。
続き→https://poipiku.com/5178582/6937443.html
ネタがほしいんです!『ネタがほしいんです!』
「お兄ちゃん、何時になったら、KKさんとくっつくの?」
「……」
アジトのソファで寛いでいると、麻里に詰められる。真剣な顔をしている。
「そうですよ、何時くっつくんですか?」
麻里の背後から絵梨佳がやってくる。麻里の肩に手を置き、覗くように顔を出し、頷きながら同意している。リビングには暁人と麻里、絵梨佳しかいない。現在、三人以外の面々は出払っている。
「私たち、今、供給不足なの!だから、早くくっついて、ネタ供給して!」
「そうだ!そうだ‼」
「身内をネタに使おうとしない…」
麻里と絵梨佳は所謂腐女子だ。暁人自身、偏見はない、人の趣味をとやかく言うつもりもない。しかし、ネタに使おうとするのは別である。
1964「お兄ちゃん、何時になったら、KKさんとくっつくの?」
「……」
アジトのソファで寛いでいると、麻里に詰められる。真剣な顔をしている。
「そうですよ、何時くっつくんですか?」
麻里の背後から絵梨佳がやってくる。麻里の肩に手を置き、覗くように顔を出し、頷きながら同意している。リビングには暁人と麻里、絵梨佳しかいない。現在、三人以外の面々は出払っている。
「私たち、今、供給不足なの!だから、早くくっついて、ネタ供給して!」
「そうだ!そうだ‼」
「身内をネタに使おうとしない…」
麻里と絵梨佳は所謂腐女子だ。暁人自身、偏見はない、人の趣味をとやかく言うつもりもない。しかし、ネタに使おうとするのは別である。