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    カキツバタ

    Rahen_0323

    DONEスグリ対策考えてたカキツバタif、最終話です。全て幻覚。
    怪我の描写とか色々好き勝手してるのでなんでも許せる方向け。1〜8話と過去作の「お前を殺す夢を見た」を先に読むことを推奨します。
    一応今回で終わりです。お付き合いいただきありがとうございました。書きたいシーンがまだあったりするので補完話も書く……かも……?って感じですね。既に大分満足してるので分かりませんが書きたい気持ちだけはあります。
    地獄の沙汰もバトル次第 9(終)検査が「異常無し」ということで終わり、僅かに負った擦り傷の処置をされた後。
    エリアゼロは一応パルデアにあったので、僕はオレンジアカデミーの先生や保護者であるママを呼ばれてそれはもう心配されてしまった。大穴に入ったのはアカデミー理事長でもあるオモダカさんの許可の上とはいえ、クラベル校長やジニア先生はとても怒っていて。校長なんて「私の方から理事長に抗議します!」とまで言っていた。
    ママもぎゅうぎゅうと僕を抱き締めて凄く叱ってきた。「冒険するのはいいけど、そういう場所に行くならせめて事前に伝えて」と。以前無断で侵入したのもより不安を加速させてしまったのだろう。それについては何度目か深く反省した。
    「とにかく、手当ては済んだのでしょう。理事長への報告などもブライア先生からされると聞きました。今日のところはアカデミーなりご実家なり、落ち着ける場所でお休みを……」
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    Rahen_0323

    SPUR MEスグリ対策考えてたカキツバタif、八話目です。全て幻覚。
    エリアゼロ編。やたら長くなってしまった。
    怪我の描写があったりします。とても好き勝手してるのでなんでも許せる方向け。1〜7話と過去作の「お前を殺す夢を見た」を先に読むことを推奨します。
    多分次で最後です。
    地獄の沙汰もバトル次第 8「君達には私と……エリアゼロと呼ばれる秘境を共に探索して欲しいんだ!」
    ブライア先生のお呼び出しに従い教室に来たオイラ、スグリ、ゼイユ、ハルトの四人は、その前置きの後に概要を説明された。

    パルデアの大穴、秘境エリアゼロ。普段は立ち入り禁止とされている未知にして危険な地帯。

    そこは過去のポケモンが居るとか、まるで天国だとか、様々な憶測だか説だか伝説だかがあり。ブライア先生はテラスタル現象の調査や結晶の採取、そして伝説のポケモン『テラパゴス』の発見を果たすことを目的としているらしい。

    途中で現れたパルデアリーグ委員長オモダカさんと四天王チリさんも加わり、委員長から説明が続いた。

    なんやかんや小難しいことを言っていたが、要するにエリアゼロから凶暴なポケモンが飛び出しそうになる事案等が起こり、再調査をしたいと考えていて。その為の人員や時間をパルデアリーグでは捻出出来なかったので、前々から大穴の調査申請をしていたブライア先生に白羽の矢が立った、ということらしい。
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    Rahen_0323

    SPUR MEスグリ対策考えてたカキツバタif、七話目です。全て幻覚。
    またしてもなにも知らない主人公到着編。結局ハルトくんにしましたね。バトルは割と控えめになってしまった。
    むちゃくちゃ好き勝手してるのでなんでも許せる方向け。1〜6話と過去作の「お前を殺す夢を見た」を先に読むことを推奨します。
    次回、多分エリアゼロ行くと思う。最終話になるかは分からない。
    地獄の沙汰もバトル次第 7パルデア地方オレンジアカデミーに所属している僕、ハルトは、イッシュ地方のブルーベリー学園という場所に交換留学することが決まった。

    突然の連絡とシアノ校長先生直々のお迎えに、まあそれなりにビックリしたけど。僕は即座に留学の話に『YES』を返した。

    何故なら、ついこの間の林間学校で出会った友人姉弟がそこに通っているから。そもそもが姉の方であるゼイユの推薦が決め手だったらしいから。行かない理由は無いだろう。

    ゼイユの弟、スグリともなんだかスッキリしない別れ方をしてしまったし……純粋に二人と会いたかったんだ。

    アカデミーの親友達には「寂しい」と凄く落ち込まれてしまったけれど、定期的に連絡することを約束しなんだかんだと見送ってもらい、僕はイッシュ地方へと旅立った。
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    Rahen_0323

    SPUR MEスグリ対策考えてたカキツバタif、六話目です。全て幻覚。
    地獄のチャンピオン交代ループと保護者召喚です。バトルシーンは書けなかった。無念。
    超好き勝手してるのでなんでも許せる方向け。1〜5話と過去作の「お前を殺す夢を見た」を先に読むことを推奨します。
    次回、またしてもなにも知らない主人公登場。多分主人公視点になります。バトルもあるかもしれない。
    地獄の沙汰もバトル次第 6日照りの中、結晶が砕けリザードンが倒れ伏した。

    「勝者、チャレンジャースグリ!!こ、これによりランキング変動!!ブルベリーグチャンピオンは、スグリとなります!!」

    観客席が騒つく。三天王とゼイユが絶句している。
    その中オイラとスグリは、ただ静かに互いを見据えていた。
    「……本当、強くなったねぃ、お前」
    「はぁっ、はぁ…………は、はは、勝てた……見ろよ、やっぱり俺は正しかった………!!頑張れば才能にも主人公にも勝てるんだ!!」
    「……………………」
    ただ、向こうはオイラを見ているようで見ていなかった。相変わらず何処か遠くのなにかを見ている。
    人のことを勝手に捻じ曲げないで欲しいなあ。オイラはお前が認めて欲しいと思うヤツを知りもしないんだぜ?ていうか『主人公』ってなんのことよ?
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    Rahen_0323

    SPUR MEスグリ対策練ってたカキツバタif、三話目です。全て幻覚。
    付け焼き刃スグリvs楽しもうという精神はあるカキツバタです。
    大分好き勝手してるのでなんでも許せる方向け。前作と前々作と過去作の「お前を殺す夢を見た」を先に読むことを推奨します。
    次はまたバトルになるかもしれない。ギスギスがどんどん加速していきます。
    地獄の沙汰もバトル次第 3オイラがチャンピオンに戻り、スグリが四天王に都落ちしてから二日が経った。
    「あ〜〜〜やっと終わったぁ」
    「お疲れ様です」
    「カキツバタにしては頑張った」
    オイラはたった今、やっと書類の山を片付けられて、ペンを放り出しながらテーブルに突っ伏した。

    スグリとのポケモン勝負に勝った後からずっと大変だった。なにせチャンピオンに戻った途端、アイツに辞めさせられた、もしくは愛想を尽かして自ら辞めた部員が次々「もう一度リーグ部に!」と押し掛けてきたのだから。

    まあそれだけならいい。彼ら彼女らは不当な扱いを受けたと知っていたから、受け入れるさ。

    だが、分かっちゃいたが仕事は山積みで。元チャンピオンの設けたふざけたルールの撤廃に、それに伴っての顧問との面談に、ポーラスクエアや四天王業務の引き継ぎに、通常の仕事まで。もう一生分働いたってくらい色々やらされた。
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    Rahen_0323

    SPUR ME呟いてた「スグリ対策を密かに練っていたカキツバタ」のif話です。全て幻覚。
    ネタバレ、捏造、妄想、自己解釈、原作改変とやりたい放題です。カキツバタもやりたい放題してます。私はゲーム内でもバトル下手な部類なのでバトルシーンはフワッと読んで欲しい。
    二ヶ月前の「お前を殺す夢を見た」の派生なのでそちらから読んだ方がいいかもしれません。一部端折ったりもしてるので。
    続きは未定です。尚現在ひんしです。
    全ての始まりを、あの少年が歪んでしまったきっかけをオイラは知らない。
    それは他の仲間達殆ど全員にも言えることのようで、気付けばアイツは狂ってしまい、気付けばオイラ達もその暴走に巻き込まれていた。
    理不尽な侮辱に、よく知りもしない上での否定。追放。糾弾。自分も他人も追い詰めて追い詰めて。

    その果てにあるのは孤独と虚無のみと知る由も無い子供は狂って、「自分は強い」「お前らは弱い」と言い張り、"なにか"を盲信する。

    「バカげてんな」

    オイラは知ってる。強いだけでは『特別』にはなれないと。いや、少し考えれば大多数のポケモントレーナーは気付くことだ。
    だが狂気に呑まれ弱さと自分を忌み嫌った愚かな少年は気付かない。仲間として先輩として、まあ哀れには思った。誰かが目を覚まさせてやらなくてはいけない、と。
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    Rahen_0323

    MAIKINGカキツバタが居なくなる話六話目です。完全シリアス。捏造過多でなんでも許せる方向け。
    シリーズなので「アレは死んだ(一話)」「SOS?(二話)」「堪えた悲鳴(三話)」「円盤(四話)」「王者(五話)」から読むことをオススメします。
    気付いたらこのシリーズ一ヶ月止まってたらしいです。申し訳ねえ。色々間違ってないか不安になりながら投稿してるので後から修正入る可能性があります。
    愛と後悔「先ず、一番重要な点から伺います。……カキツバタくんは、死んだんですか?」
    僕が念の為覚悟を胸に静かに問うと、スグリが怖い顔になり、アカマツくんがギュッとフライパンを握り締めた。
    アイリスさんはそんな僕達を順に見て、言葉を選ぶように暫し沈黙して考え込む。
    数分にも数時間にも感じた静寂が過ぎ去った後、飛んだ答えはこれまた不可解だった。

    「私も、死んだのだと聞かされました。でも生きてると思う」

    僕達三人は視線を交わらせる。
    そんなアイコンタクトには気付いているのだろう。イッシュの女王は大きく息を吐き出して続けた。
    「ご存知か分からないけど、私はソウリュウシティの出身でもドラゴン使いの一族の生まれでもないの。竜の里という場所から来た、所謂"余所者"。お祖父ちゃんの後継者だからって、そこは変わらない。だから……一族の仕来りにはまだあまり詳しくなくて。関わることが無かったわけじゃないけど、仲間外れにされることも多いの。あくまで"後継者"で本当に当主になる日も決まってないから、尚更」
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    Rahen_0323

    DONEカキツバタとアイリスとバトルの話。もとい卒業。
    ネタバレ、捏造、妄想、自己解釈注意。特に捏造妄想が激しいです。
    kktbtの日参加作品12作目です!1〜11作目と繋がりは無いので単体で読めます!
    kktbtの日最終日が来てしまいましたね……本当に毎日投稿してうるさかったかと思いますがとても楽しかったです。ありがとうございました。今後も勝手に暴れ狂いますのでよろしくお願いします。
    祝辞あの長いようで短い冒険から、二年近くの時間が経った。
    僕ハルトはブルーベリー学園での交換留学を終え、進級して未来を見据えて、友人達の卒業も見送って。
    二年。当たり前だが、その時間によりまた新たな生徒の卒業が学園とオレンジアカデミー共に決まった。
    ゼイユとネリネさんは先んじて。次にペパーや、オルティガくん達一部スター団。タロちゃんやカキツバタ先輩達ブルーベリー学園現三年生。知ってる人から知らない人まで、沢山の生徒が門出を祝われる。

    ……そう、カキツバタ先輩。僕が『ツバっさん』と呼び慕う、あの三回留年生。

    どういう風の吹き回しか、彼もまた卒業することが決まったのだ。

    それが報された時の友人達の驚きようといったら。混乱のあまり何度も何度も事実確認をする人も居た。微妙に失礼だけど、まあ気持ちは分かる。
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    Rahen_0323

    DOODLEカキツバタのヒスイ入り番外編その4です。番外編のボリュームじゃなくなる予感がしてきました。
    以前書いた「置き去った男」と繋がる話です。そちらの1〜7と一緒に読むことをオススメします。それとシリーズなので「漂流譚」1〜3も先に読むことを推奨します。
    なんでも許せる方向け。2話目より仲良くなってる人とか初対面カットしてる人が居たりします。全部書いたら本当とんでもない長さになりそうなので……
    漂流譚 4オイラがヒスイ地方に迷い込んでから、数日。
    あの後コンゴウ団、シンジュ団、ギンガ団のことやこの地の詳細を伝えられ、それからオイラの処遇も教えられた。

    『本来なら得体の知れない余所者をおいそれと受け入れるわけにはいかないが……アンタの境遇は、ショウやあの人と何処か似ている。それにそのショウがお前を助けてやりたいみたいだからな。一先ずこのコンゴウ団リーダーのセキとギンガ団調査隊隊長シマボシを責任者として、暫くは村に置いといてやる』

    『怪我が良くなったら勿論働いてもらいます。この村に滞在したいのであればの話ですが……とにかく先ずはゆっくり休んで傷を癒してください。細かい部分はまた後ほど』

    どうにも、ショウと"あの人"とやらの助けに繋がるかも、という理由らしいが。それでも叩き出されることは無いようなのでホッとした。
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    Rahen_0323

    DOODLEカキツバタのヒスイ入り番外編その3です。今回はカキツバタ失踪時の現代サイドです。地獄です。番外編だから許されると思った。思うな。
    以前書いた「置き去った男」の1〜7と一緒に読むことをオススメします。
    なんでも許せる方向け。マジで誰も幸せじゃないです。カキツバタがフカマルといちゃいちゃしてる間にこうなってたのかと思うとお前早よ戻れやって思いますよね。私も思います。
    漂流譚 3交換留学生にしてチャンピオンだったハルトがブルーベリー学園を去り、少し経ったある日。
    「ふわあ……おはよー……」
    「おはようスグリ!」
    「おはようございます、スグリくん!」
    進級試験が無事に終わり、学園全員の進級と卒業が決まって、またなんてことない平和な一日が始まったと俺は暢気にリーグ部へ顔を出した。
    色々、本当に色々あったけど、ハルトや皆のお陰で幸せな日常が帰ってきた。この部屋を訪れる度に思い出していた罪悪感は最早薄れ、皆とも普通に笑い合えるようになった。
    俺は本当に恵まれてる幸せ者だ。甘えだと何処か自虐的な自分が言うけれど、その甘えを皆は受け入れてくれた。だったらもう迷うことは無くて。
    「スグリくん、ちょっとバトルのことで相談があるんだけど……」
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    DONEカキツバタとアオイとゆれないおまもり。ネタバレ、捏造、妄想、自己解釈注意。皆仲良しこよしの友達です。
    kktbtの日参加作品です!この時をずっと待っていました!開催ありがとうございます!
    賑やかしとして沢山小説を投稿する予定なのでどうかよろしくお願いします!尚準備不足で既に慌てています!頑張ります!
    あなたとおまもりとある日。私アオイが交換留学先としてやって来た、ブルーベリー学園にて。
    「無い!!無い、無い無い!!ウソ、どうしよう!!」
    私は朝早く故にガラガラだったリーグ部の部室にて、一人鞄をひっくり返して騒いでいた。

    「無い!!『ゆれないおまもり』が……無い!!なんで!?」

    そう、こんなに取り乱している理由は、一つの、それでいてとても大事な物である『ゆれないおまもり』を失くしたからだ。
    何度荷物を探っても幾ら自分の部屋や部室を捜索しても見当たらず、私はすっかり青褪めていた。
    昨日のお昼までは確かにリュックに掛かってあった。ブルレクで撮った自撮り写真にしっかり写っていたので、それは確かだ。
    だけどそれ以降が分からない。BPがある程度溜まったので引き揚げて、それから休憩がてらお昼ご飯を食べて、ライバル達と勝負して一日は終わった。そして今朝起きたらおまもりが無くなっていた。なら校舎内の何処かにある筈、と探してるのにまるで見つからない。
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    Rahen_0323

    DOODLEカキツバタのヒスイ入りヒスイ編その2です。ややこしい。
    以前書いた「置き去った男」とつながる話です。そちらの1〜7と一緒に読むことをオススメします。あとこの話は2話目なので1話目から読まないとよく分からないと思います。
    なんでも許せる方向け。カキツバタがドラゴンにデレデレしたりしてます。余談ですが私はずっと旅パにガブリアスを入れてるのでフカマルが可愛くて仕方ありません。その感情が割と出てるな。
    漂流譚 2「カキツバタ、飯持って来たぜー」
    「んぅ……」
    見知らぬ場所だってのにオイラにしてはよく眠っていたところ、ふとセキさんに起こされた。
    生憎あまり寝起きが良い方ではないので、ちょっとグダグダしながら目を開ける。
    「やっと起きたか。疲れてるのは分かるが、もう少しサッと起きた方が時間を無駄にしないぜ?」
    「しょーがねえだろぃ……朝に弱えんだもん……」
    「今はもう夕刻だがな」
    「頭のカテーやつ」
    欠伸して頭を庇いながらゆっくり起き上がる。薬が使われたのか、痛みは少し引いていた。
    ……それでも現代の痛み止めと比べちゃお粗末だろうから、普通に痛いけど。こればっかりは仕方ない。
    「さて!腹が減ってはってやつだぜ。約束通りイモモチを作ったからよ、食っときな」
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    Rahen_0323

    MOURNING押せ押せ全力投球鋼鉄メンタル主人公アオイとトラウマ持ちで結構マトモでアオイに特段そういう興味の無いカキツバタの続きです。くっつかないカキアオです。途中で終わります。
    前回と前々回の話から読むことをオススメします。
    カキ←←←アオ要素とモブツバの香りがあります。捏造妄想自己解釈だらけ。ご注意を。
    ドラゴン兄妹がかなり仲良しです。重いくらい仲良しです。兄妹は仲良くあれ〜〜〜
    くっつかないカキアオ 3また次の日。交換留学終了まであと五日。

    「カキツバタ先輩!!昨日はごめんなさい!!」
    「いーよいーよ許す許す」
    「早い!!軽い!!もっと気にして!?」
    今日は部室にカキツバタ先輩が居たので秒で頭を下げたら秒で許された。
    なんだこの人のこう、この、寛容さというか、危機感の無さは。ブン殴ってくれても全然良かったのに。なんで?
    え、もしかして、口先だけで実は私のこと……?
    「おめでたい勘違いをしてるとこ悪ぃけど、別にそういうんじゃないからな?シンプル気にしてないだけだぜぃ?」
    「もうちょっと夢見させてくださいよ!!」
    「見させて言い触らされたら堪ったもんじゃないし」
    「言い触らしませんよ!!」
    「へっへっへ。信用ならないねー」
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