mitotte_kazu @mitotte_kazu 自機ルガオスとエタバン相手のヴィエラとかよそよその話とかNPCよその話とか置いとく場所。リアクションとても嬉しいですありがとうございます ☆quiet follow Yell with Emoji POIPOI 82
ALL ディンエラ mitotte_kazuINFO🦍の設定的なのとかテンプレとか資料的なのとか 19 mitotte_kazuPAST瀬島さん(@Doggy_t_ff14 )に自機概念ピアスを素敵な解釈と共に作って頂いたので衝動的に書いてしまった🦍と🐇さんと耳飾りのお話耳飾 ねぇねぇ、とリンクシェルの通信に応じると同時に聞き慣れたヴィエラの声が届いた。 「今、何してる?」 日課のペルペル族の依頼を完了し、報告していたところだったのでその旨を伝える。今日の分まだだった!とひとりごちた彼女が指輪を用いたテレポで飛んできた。モンクに切り替わり駆け足で受注した依頼の中でモンスターを討伐するものがあったらしく、上目遣いで見つめて来られる。苦笑して頷くと、にっこり満足気に微笑み返された。 「で、何の用だったんだ?」 ひと段落した辺りを見計らって声をかけると、あぁ!と思い出したかのように彼女はいつもの踊り子の姿に変わる。見て見て、と背伸びしてきた彼女の耳元で、見慣れないイヤリングが揺れていた。 1476 mitotte_kazuPASTヴァレンティオンを満喫している🦍と🐇の短いお話贈呈 毎年恒例になりつつある、海都でのヴァレンティオンの催事場巡りに今回も付き合っていた。ヴィエラに付き添っていただけの当初に比べて多少慣れてきたルガディンも、露天を覗き見比べる余裕が出来てくる。 「これは今年の新作か」 「そう〜!去年から定番になったこっちも美味しいよ!」 少しわかってきたと思っていたが、やはり彼女の知識量などには勝てない。真剣な顔で次の店の品定めをする彼女の手から、戦利品の入った紙袋を苦笑しながら受け取った。ありがと、と身軽になった身体で手早く会計をすませる彼女を遠巻きに眺めていた。 「ここの好き」 何軒目かを巡っていた時に彼女が呟いた店のチョコレートや包装に見覚えがあった。以前貰ったものだな、と何気なしに視界に入った価格を二度見して、目を剥いてしまう。横に書かれた説明を流し見て、ブランド物のククルビーンを手間暇かけて加工してウルダハで販売している有名店だとようやく把握できた。通りで高価で美味いはずだと1人納得している横で、また真剣な表情で陳列されている商品を吟味している彼女が頷いた。これとこれください、と慣れている彼女の指がチョコレートの上を滑っていく。彼女が選んだ商品が丁寧に包まれていくのを眺めながら、パッケージまで可愛いな、などと思った。 805 mitotte_kazuMOURNINGせっかくの頭割り開催中なのでおセンシティブなエーテル交感(意味深)な🦍と🐇のお話※例の数字 5207 mitotte_kazuPASTせっかくの頭割り開催なので以前skebで描いて頂いた時に嬉しすぎて書き上げてしまった🦍と🐇の短いお話絵画「あ、」 並んで歩いていたヴィエラが呟き、急に歩みを止めた。すぐ気付いたルガディンはどうしたかと彼女へと歩み寄る。そんな彼の裾を引っ張り、見てみて、と街中の一角を指し示す。穏やかな表情のルガディンがミニオンのナマズオを引き連れ、路上で絵を描いていた。風景や街中に目を向け、時折冒険者の依頼を受けてそれに応じた絵を描いているようだった。 「すごいね」 目を輝かせ呟いた彼女に頷いて同意する。種族のせいにするつもりはないが、自身の不器用さ故に芸術系統に関してはビエルゴ神も苦笑するだろうレベルの彼には、絵師とも呼べるルガディンが工神にも並んで見えた。すみませーん、と物怖じせず件のルガディンの絵師に声をかける彼女に慌てて駆け寄った。 1711 mitotte_kazuPAST前に上げた抱擁と繋がる気もするけど個別で楽しめる(といいなあ)🦍と🐇の短い小話包容 特に大した事ではない事象を思い出したり、連日周囲に振り回されてしまうと自覚しない内に疲労が蓄積してしまうようだった。自覚していない内の蓄積というのがたちが悪いもので、少し腰を下ろしぼんやりと休むことにする。 「何してんの?」 突然姿を現したヴィエラに驚くこともなくちょっと休憩を、と返した。ルガディンの返答にふぅんと呟き、その隣にちょこんと腰掛けて彼女は悪戯っぽく笑う。 「確かに疲れた顔してる」 頬杖をついてにんまり笑った彼女にバレるぐらい顔に出てしまっていたようだ。つられて苦笑する。 「おっぱい揉む?」 休憩を終えて2人で気分転換にダンジョンを回っていた時に不意に彼女が言った。動揺のあまり帰還させてしまったフェアリーを再度召喚しながら、急に何事かと尋ねる。 1151 mitotte_kazuPAST昔書いてた聖夜を楽しむオルしるの短い話聖夜の話 イシュガルドの街並みはどこか浮ついた雰囲気だった。幸せそうな男女や家族とすれ違いながら、そんな人達から溢れた幸せに触れた気がしたオルシュファンは微かに口角を上げる。木々や街中が星などで彩られ、星芒祭に染まっていた。かつて争いや諍いが絶えなかった時代、戦争孤児達にイシュガルドの近衛兵達が自身の緋色の外套を着せ兵舎に招き入れた事が由来とされているその祭は、今やエオルゼア全土へ広まり祝われている。不思議な感覚だと微笑んだまま、ショーウィンドウに目が留まった。星や雪の結晶があしらわれたケースに収まった化粧品だった。ふむ、と顎に手を添えしばらく化粧品を眺めていると、 「贈り物ですか?」 店員に声をかけられた。いや、と反射的に答えてしまい、少し考え込んでそうだな、と続ける。 2545 mitotte_kazuPAST🐇さんが子供になって振り回される周囲のお話子供の話英雄殿が大変な目にあったらしい、と耳にして彼女がいると聞いたモードゥナへとチョコボを走らせた。彼女と親しくしているというヤシュトラが紅茶を出してくる。それに手を付けることもなくオルシュファンは彼女の安否を確認する。 「……無事ではあるわ」 少し考え込んだヤシュトラの返答に安心しかけるも、何か含みを感じさせられて深く問い詰めた。話しづらいことであれば無理にとは言わないが、と続けたオルシュファンに眉を下げて、彼女は手を鳴らした。間もなく幼いヴィエラを肩車したサンクレッドが姿を表した。 どこか見慣れた面影のヴィエラの少女からオルシュファンはヤシュトラに視線を戻す。無言で深く頷いた彼女に信じたくはなかったが、と思わず漏らしてしまった。と、俯いた彼の頭頂部に温かなものが触れる。視線を上げると肩車をされたままのヴィエラがオルシュファンの頭を撫でていた。よしよし、と小さく呟きながら真剣な表情で頭を撫でてくる彼女に思わず吹き出してしまう。面食らったように一瞬手を止めたヴィエラが首を傾げる。 1006 mitotte_kazuPASTナマコさん(@namakomesi)から素敵なお題を頂いたので勝手なイメージで書き上げた🦍と🐇さんのお話たなごころのうえ ヴィエラに呼び出されたのはいつもの喫茶店だった。定番となったメニューとドリンクを前に、他愛のない話に花を咲かせる。 「そういえば、何の用事だったんだ?」 どちらともなく話が途切れ珈琲で口を潤し、忘れない内にとルガディンが彼女に尋ねた。両手で持っていたカップを卓上に置き、悪戯っぽく彼女が口角を上げる。薄々嫌な予感がしてきたが特に予定もなかったので、温くなった珈琲をもう一口飲みつつ彼女の返答を待った。しなやかな指を絡めた手を顎の下に添え、卓上に肘を突いた彼女が歌うように呟く。 「どうしよっかなぁ」 悩んでいる表情すら様になっている彼女からカップの中に視線を向ける。考える猶予のためにもう少しゆっくり飲んだ方がいいかな、などと思いながら、彼も一度カップを卓上に置いた。 3136 mitotte_kazuPASTやまめさん(@yamameGT )宅のツァスさんと🦍のファーストインプレッションを描いて頂いたのがとても可愛くて最高だったので文章に書き起こしたもの初対面 生来抜けたところがある。普段なら体格の良いルガディンなので注意していたが、油断してしまっていた。マーケットボード横に立っていたララフェルが知人に似ていたのでそちらに気を取られている内に、肩にトン、と何かがぶつかった。それがマーケットボード前に立っていたアウラの肩だと認識するより先に、ドスの効いた声で怒鳴られる。 「ドコ見て歩いてやがんだクソがッ!」 サングラス越しに鋭い三白眼で睨みつけられ、余所見をしていた後ろ暗さや自身の非もあり反射的に謝罪する。冒険者らしく、素早く避ける間もなくネクタイに掴み掛かってこられた。こちらを威嚇するように覗き込んできた彼の口が開く。 「デケェ図体して、」 重なるように響いた重量級の腹の虫にかき消されたが、その部分だけは聞き取れた。空腹で苛立っている所に鈍臭いルガディンにぶつかられたら、それは気分を害しただろう。両手を軽く上げて害意がないことをアピールしながら、あの、と遠慮がちに切り出してみる。 1413 mitotte_kazuPASTポッキーの日にちなんでベタなネタの🦍と🐇さんの小話ぽきげ 友人のルガディンに勧められた本に没頭していた。彼も恋人のエレゼンに面白いと紹介されて気に入ったので、と言っていただけあって夢中で読み耽ってしまっていた。じわりと眼球が熱を帯び、文字の羅列が霞む。栞を挟んだページを閉じ、本を傍に置く。眼鏡を外した目元を鼻筋に向けて指圧していると、 「はい」 ぴとりと頬に何かが触れた。横目で確認すると猫舌の自分に合わせて温度を調整してくれたであろうホットドリンクが入ったカップが密着していた。カップを両手に保持してこちらを見下ろすヴィエラに礼を述べ、カップを受け取る。コーヒーにしては淡い色合いの液体の香りを確認していると、カフェラテだよ、と隣に腰掛けた彼女に微笑みかけられた。なるほどと返しカップを傾けると、ミルクでまろやかになった焙煎の苦味とは微かに香ばしい風味が舌に広がった。思わず首を傾げてしまうと、隣から小さく笑い声が聞こえた。 1705 mitotte_kazuPASTいいおっπの日にかこつけてそういう🐇さんと🦍の大変短いお話抱擁「大丈夫?おっぱい揉む?」 また疲れた顔をしてしまっていたのか、討伐戦を繰り返していたルガディンに何の前触れもなくヴィエラが言った。半ば呆れと困惑が入り混じった表情の彼とは裏腹に、彼女はいつも通りの表情で首を傾げている。鎖骨と胸元が強調された柔らかそうな薄手の生地越しにふにふにと件の箇所に触れながらいいの?と彼女は再確認をとった。 「……お前は、」 溜息を吐きながら口を開いたルガディンに胸元を触る手を止めうんうんとヴィエラが頷いた。その様子を眺めて再度溜息を吐いた彼が指を三本立ててやや口早に話し始める。 「そういう事を気軽に言うな、男がそれをすれば簡単に喜ぶと思うな、俺も男だという危機感を持て」 以上、頼んだ。彼はどこか照れたような表情で顔を逸らし気まずそうに黙り込んだ。後ろでまとめた髪を揺らしながら彼女が少し考え込み、指を立て反論する。 762 mitotte_kazuPAST暁月辺りでオルシャに降り立った頃ぐらいの🦍と🐇さんのお話観光※捏造を含みます 初めて降り立つ土地の空気の中で微かに潮の香りを感じ、海に面した土地なのだと再認識する。きょろきょろと興味深そうに周囲を見渡すヴィエラをルガディンは眺めていた。同じ海に面した都市でもリムサロミンサとはまた異なる空気だと目を細めた彼と、見上げてきた彼女の視線がかちあう。 「……初めて来るとこでしょ?なんでそんな落ち着いてるの」 可愛くない、と唇を尖らせた彼女に苦笑する。 「初めてといえば嘘になるか」 港から微かに見える巨大なエーテライトに視線を移した彼が小さく呟いた。不思議そうに首を傾げた彼女から、なんでもないと目を逸らす。教えてくれるまで離れない、と抱き付いてきた彼女をやんわりと引き剥がしながら、彼は溜息を吐いた。 3346 mitotte_kazuDOODLE守護天節の🦍と🐇さんのよくあるベタなネタのやつ mitotte_kazuPASTナマコさん(@namakomesi )から素敵なお題を頂いたので勝手なイメージで書き上げた🦍と🐇さんのお話紅茶とジャム 普段は珈琲を好んでいるヴィエラもたまには紅茶を嗜む。基本的にホットドリンクが好きで、更にそこに仄甘い焼き菓子が添えてあるだけで彼女にとってはご褒美になるらしい。ダンジョンで遭遇した相性が良くない野良冒険者や依頼を達成する上で生じたトラブルなどで損なわれそうな機嫌を、そういったもので整えている姿をしばしば見かけた。本日、例に漏れず人件費を削減したがる倹約家の依頼者からの無茶振りに応じた彼女もそうだった。 「本っ当あり得ない!!」 依頼者の前では冷静に落ち着いて対応していたものの、休憩と称して寄った喫茶店で彼女は声を荒げていた。ぷりぷりと怒りながら愚痴を溢す彼女に本当にお疲れ様だったとルガディンはメニューを差し出す。全くもう!と唇を曲げていた彼女が開かれたメニューに目を走らせた。眺めている内に纏っていた空気から棘が少なくなるように感じられ、安心したように彼も自分の分を広げ視線を落とした。食事を摂るには半端な時間だが小腹が空いている。軽食の写真が載せられたページを眺めていると、目の前の彼女も微かに唇を引き締めて真剣な表情でメニューに視線を向けていた。ペラペラとページを往復し、むう、と眉間に皺を寄せている。 5095 mitotte_kazuPAST10/01は眼鏡の日だそうで申し訳程度の眼鏡が出てくる🦍と🐇さんのお話眼精疲労 自室のドアを閉じ、少し無理しすぎたなとルガディンは充血した眼を閉じる。焦点などを定める必要もなくなりじわりと熱を帯びた目元が淡い暗闇に包まれた。深く息を吐いて、こういう時は温めて血行を良くすべきなんだろうが、などと考える。のたうち回る程の痛みでもなく、ジリジリとウルダハの熱波に灼かれるような痛みが続いていた。しばらく休んでエーテルが回復すれば治るため、温めたタオルなど用意する気力もなければ必要性もない。そのまま腰を下ろしていたベッドへ後ろ向きに倒れ込んだ。そのまま仰向けで休んでいるとお邪魔しま〜す、と軽やかな声と共にドアが開く音がする。施錠しておくのを忘れた、と考えている間に、声の主であるヴィエラがてくてくとこちらに歩み寄ってくる気配がして身体を起こした。 1122 mitotte_kazuSPOILER母親のトンチキ発言をカフキワさんに代理させたものその2 9 mitotte_kazuSPOILER母親のトンチキ発言をカフキワさんに代弁してもらったやつ 5 mitotte_kazuDOODLEいいねしてくれたよその子さんにやった事あるバイト(ゲーセン・コンビニ・ステーキショップ)をさせるタグで書いた短文 10 mitotte_kazuDOODLEフォロワーさんに言われたものについて🦍がどう思ってるかのタグで書いた短文 11 mitotte_kazuPASTレドリアさん(@ryudran663 )の誕生日を祝うナイトさん(@haruorigin )の話生誕祭 依頼を終え帰宅した自分を待っていたのは豪勢な食卓だった。早かったなと鉄板に乗った塊肉のローストを手に呟いた彼に何事かと尋ねてしまう。新しく聞いたレシピを試したかっただけだと後頭部を掻いた彼がまたキッチンへと消えていく。温かな湯気が立ち昇る食卓へと視線を落としていると、座って待ってろ、とキッチンから鋭い声がした。言われた通り腰を下ろしていると、中央に開けられていたスペースにそっとケーキが載せられる。 「これは、」 思わず顔を上げると照れたように口角を下げた彼が何も言うなと言わんばかりの表情で蝋燭に火を灯し出した。ここでようやく今日が何の日か思い出して彼を見ると、気まずそうに目を逸らされる。おめでとう、と素っ気なく言われるが、彼なりの照れ隠しなのはよく分かる。対面に座った彼が火の灯された蝋燭か刺さったケーキを差し出してきた。ありがとうと返し、一息で吹き消す。 2997 mitotte_kazuPAST上げた日がネタバレになるアルバートと🐇さんの話甘味の味見 美味しそうに焼き菓子を頬張るヴィエラをアルバートは眺めていた。クリスタリウムの住民の頼まれごとに快く協力し、その中でお礼にどうぞ、と渡されたものだった。 「美味そうに食うな」 丁寧に淹れられた紅茶と共に大切に焼き菓子を味わっていた彼女に声をかけると一度深く頷かれた。慌てたように口内のものを咀嚼し飲み込もうとする彼女にゆっくり食べてくれたらいい、と掌を見せてアルバートは笑いかける。再度頷き返した彼女が紅茶を一口飲んで満足げに溜息を吐いた。 「好きなんだよねぇ」 こういうお菓子。幸せそうに頬を緩めて歌うようにヴィエラは言った。あぁ、と頷いてアルバートは返す。 「女子はそういうの好きだからな」 そうそう、と頷いて彼女は続ける。 825 mitotte_kazuMOURNING5/23はキスの日なのでキスとかなんやら致してる🦍と🐇※申し訳程度のキス要素※申し訳程度のセンシティブ※例の数字 5529 mitotte_kazuPASTユウさん(@namakomesi )とジャックさん(@Kuraki_kazuma )と流れでダブルデートする🦍と🐇さんの話買物 新商品のカットソーを棚から取り出し、ヴィエラは自身の胸元へと当てる。シンプルながら襟のデザインが可愛く、手持ちの服とも合わせやすそうで微かに口角が上がった。買ってもいいかもと値段を確認するとデザイン程可愛くないお値段で口角がすかさず下がってしまう。残念ながら予算オーバーと小さく肩を落とし、簡単に畳んで棚へと戻した。それでも手ぶらで店を後にするのも悔しくて値下げされている棚まで向かう。セール品でも良さそうな品があったが普段は着ないような色しか残っておらず、まぁそんなもんだよね、と眉を顰めつつ広げては見比べてを繰り返していた。何枚目かを持ち上げ目線の高さで広げていた際に、見覚えのあるエレゼンと棚越しに視線がかち合う。 3967 mitotte_kazuPAST引越しにて今は亡き場所となった🐇さんこだわりハウジングのお話。空間 ヴィエラに呼び出され彼女の家を訪問したルガディンを出迎えたのは唐突な抱擁だった。腰に回された細くしなやかな腕と押し付けられた柔らかな胸の感触からあえて意識を逸らし、何があったのか彼女に尋ねる。 「特に何も」 こちらの胸元に思い切り押し付けられていた顔を上げ、彼女は短く答えた。その表情や声色は思っていたよりも明るく、安心しながらそうかと彼女の頭を撫でる。数回瞬きしてから綻んだ表情で彼女はもう一度力強く抱き付いてくる。何事かと思ったがとりあえず自身の掌にすっぽりと収まる彼女の後頭部を撫で続けた。 あ、そうだといきなりこちらを見上げてきたヴィエラが見て見てとルガディンの腕を引いて地下へと駆けて行く。急になんだと思いながらも特に抵抗はせず、彼女に導かれるまま階下へ向かっていく。 1249 mitotte_kazuPAST某怪ウォッチコラボ初実装時に書いた🦍と🐇の短いお話身体 袋の中からメダルを取り出し、枚数を確認する。必要枚数には微妙に足りておらず、微かに溜息を吐いて元に戻した。その様子を眺めていたヴィエラが何かを察したように立ち上がり、あと何枚?と声をかけてくる。少し間を置いて無言で枚数分の指を立てて答えるとあからさまに肩を落とし溜息を吐かれ、苦笑してしまう。 それでも必要枚数が揃うまで付き合ってくれた彼女に礼を述べた。フェイトが終わる度に生じる倦怠感と体力のラグからぐったりしている彼女に向けて白魔法を放つ。ありがとー、と疲労を隠し切れない彼女が頬を緩ませた。視線を下ろし彼女の露出された肩や胸元を見つめる。ヴィエラ族らしい細身だが豊満な身体や彼女の好みに合わせて投影された装備は見た目の割に防御力が高いのだといつか誇らしげに言っていたのを思い出した。それでもその身体に刻まれた傷跡は少なくはないのだろう。 763 mitotte_kazuPAST表情が乏しい人の表情筋は発達してないので柔らかいという小ネタの🦍と🐇 mitotte_kazuPASTバレンタインなのでチョコ渡す🐇さんとチョコ食べる🦍の短い話片割 この海の街にもイベントの余波が来ているようで、浮ついた雰囲気が漂っていた。幸せそうな人を見るのは嫌いではないが、この空気の中独り歩くルガディンはどこか居た堪れなさを感じていた。 それでもイベントのおかげで普段ならあまり手を出さないようなチョコレートが並んでいる店頭を眺めるのは楽しいものだった。買ったところで勿体なくて食べられないのは目に見えているし、貧相な自身の舌はどれを食べても美味しく感じるのだろう。折角だからと思いつつ平凡な板チョコレートを手に取る。と、掌からチョコレートが消えた。目線を掌から上げるとルガディンから取り上げたチョコレートを興味深そうに眺めるヴィエラがいた。 「買うの?」 握ったチョコレートをひらひら翳しながらヴィエラが首を傾げた。まぁ、とルガディンが頷くとふぅんと数回頷いた彼女がそれを棚に戻す。買うと言ってるのに、と棚のチョコレートに伸ばされた彼の手をヴィエラの手が掴んだ。ルガディンが何なんだと困惑している間に人気の少ない通りまで引っ張り出される。されるがままだったルガディンの離された掌にちょこんと小箱が載せられた。どこか見覚えのあるデザインの小箱をしばらく眺めてから、目の前のヴィエラに視線を向ける。にんまりと意味深に笑った彼女が覚えてる?と首を傾げた。ルガディンが数回頷いて開けても良いか了承を得ると、勿論、と微笑まれた。 903 mitotte_kazuPAST初回カフェでっかわの忘備録的なもの。色んな人を覚えているだけ。問題あれば消しますでっかわ「カフェの店員をやらないか?」 唐突に知人のルガディンであるユウに誘われ、予定もなかったため困っているならとカズは了承する。業務内容を確認すると、ただご飯を食べるだけで良いのだと返された。業務?と首を傾げていると、 「ルガディンやロスガルが美味しそうに食事しているところが見たい富豪?がいるんだ」 朗らかに笑いながら続けられた。報酬等の出所もそこからかと腑に落ち、なるほどと頷いていると、そうそう、と更に付け足される。 「メイド服で」 先ほどより表情の険しさと角度を増しつつ首を傾げたカズに、そうなるよなとユウは楽しそうに笑った。 「そういうコンセプトカフェをご所望だそうだ」 持ってなければ衣装も支給されるのだという。彼らが所持する土地がゴビュレットビュートということも含めて、果たして信用していい筋なのか不安にもなりかける。しかし彼の人柄などを考慮すると純粋にそういう好事家なのだろうと思い、受けた依頼などの都合で少し遅れるかもしれないと事前に謝罪しておいた。 4158 mitotte_kazuMOURNING新年明けましてなイルしる※色々捏造注意※新年の姫といえばなアレ※例の数字 1995 mitotte_kazuPAST🐈🐇🐑🦍が美味しいものを食べるだけの話会食 立て続けの依頼を終え、ようやく一息つけるとヴィエラは適当に目についた店に入った。食事時から外れた時間帯もあって、まばらに空いた座席に腰を下ろす。そのまま倒れ込みそうなのを堪えてメニューを開いた。季節限定などのメニューも魅力的だったが定番で当たり外れのない、無難なものを選んで注文する。こんな疲れた時に、そういうメニューでハズレを引きたくないという打算だったが、他のテーブルに目を向けてみるとそうでもない気がしてきた。それでも穏やかな店員の対応に少し癒され、メニューを眺めながら頼んだ品が来るのを待つ。少しの時間を置いて、飲み物と共に運ばれてきたパンを齧る。さっくり焼き上げられた表面ともちもちした食感が楽しく、口の中に小麦の甘さとバターの風味が広がった。好きなやつ、と思いながらパンを頬張る。サラダとかスープも頼めばよかったかな、と思いつつ空腹も少し落ち着き、店内を見渡した。インテリアなどにも拘られており、居心地は良い。テーブルや椅子の高さも種族ごとの配慮もされていた。もしや割と良い出会いなのでは、と皿に載っているもう一つのパンを齧りつつ、頬を緩めた。 5614 mitotte_kazuPAST12/12はダズンローズデーだそうなのでそんな感じの🦍と🐇の短い話薔薇「ダズンローズデーを知っているかい?」 依頼の報告を受けた後、ミューヌが柔らかく微笑みながら尋ねてきた。たおやかな笑みの店主にルガディンは傾げていた首を振って答える。 「12本のバラの日、という意味でね。結婚生活に必要な、12の言葉全てをパートナーに誓うというものなんだ」 感謝、希望……永遠、と薔薇の花に込められた言葉を店主は指折り教えてくれた。なるほど、と納得したように頷く。 「勉強になった」 彼の短い言葉に満足気に目を細め、 「奥様によろしくね」 意味深な呟きと共に手を振って見送られた。 そんな事を思い出したルガディンは花屋の店先を覗く。色とりどりの薔薇の中から12本か、とつい眉間に皺が寄ってしまう。声をかけてきた店員にとりあえず赤と黒と紫の薔薇をそれぞれ4本ずつ纏めてもらうことにした。微かに手元から漂う薔薇の香りに気恥ずかしさを覚えながら、足早にラベンダーベッドのヴィエラの家に向かう。 3993 mitotte_kazuPASTいい服の日なので良い服を仕立ててもらう🦍と仕立て屋🐇さんの短い話 mitotte_kazuPAST11/26のいい風呂の日に上げ損ねた一緒に入浴する🦍と🐇の短い話湯浴 グリダニアで用事を済ませたついでに、久々にヴィエラの家に向かっている時だった。ぽつりぽつりと降ってきた滴がやがて大雨になる。チョコボに跨ったルガディンは空を見上げ、小さく溜息を吐いてチョコボにレインコートを被せた。 「え、そのまま来たの?」 ずぶ濡れの彼が扉を開けると、たまたま室内に居た彼女が困惑した表情を浮かべた。頷いて答えると風邪引くよ、とタオルを渡される。 「身体は丈夫だからな」 タオルを頭に載せ、荷物が濡れていないか確認している彼にそういうわけじゃなくて、と彼女が手を伸ばした。 「心配してるんだよ」 心配。自身から程遠い言葉を投げかけられ、一呼吸置いてから彼はそれは悪かった、と謝る。 「まぁここなら風呂もあるからいいかと思ったのもあるが」 924 mitotte_kazuPASTいい夫婦の日なので熟年っぽい🦍と🐇の短いやつ年齢 変わらないな、とルガディンが掠れた声で呟いた。微かに白色が混じった黒と赤の彼の頭を見上げたヴィエラは嫌味?と悪戯っぽく笑う。 「いつまでも綺麗って事だ」 「そんなこと言えるようになったんだ……!」 恥ずかしげもなく言い放たれた言葉に絶句している彼女を、楽しそうに彼は笑った。目を閉じた彼が外した眼鏡のレンズを拭う。とうとう伊達ではいられなくなった、と彼が笑っていたのは何年前だったか。彼の顔に刻まれた皺は深いが、その中に刻まれているものが苦難だけではないと彼女は知っている。 「そっちは増えたね、白髪」 「ロマンスグレーとか言うやつだ」 悪くないだろう、と微笑んだ彼に彼女はつい吹き出してしまう。 「誰かさんみたいに染めないと駄目か?」 818 mitotte_kazuPASTいい夫婦の日なのでそれっぽいオルシュファンと🐇手料理の話 マーケットを歩いている時だった。そこの兎のお姉さん、と声をかけられたヴィエラがそちらに視線を向ける。気さくそうなララフェルの店主がヒラヒラと手を振っていた。歩み寄ってみると海産物が並べられていた。 「もう店じまいしようと思ってね。そんなタイミングで見慣れない種族のお姉さんが通りがかったから、つい声かけちゃった」 安くしておくよ、と柔和な笑みを浮かべた店主に釣られて頬が緩んでしまう。イシュガルドの民にしては気さくだな、と思いつつ魚介類を品定めしていく。どれも新鮮そうで捌いただけでも食べられそうだな、と少し考え込んでいると、店主がこれとかオススメだよ、と貝類を示した。 「良い出汁が出るから、こんな寒い日にスープにすると最高だよ」 1710 mitotte_kazuMOURNINGいいおっπの日なので🐇さんのπを堪能する🦍のかなり短いお話※一応揉むもの揉んでるので例の数字 mitotte_kazuMOURNINGいいおっπの日なので🐇さんのそれをあれする🦍のとても短いお話※申し訳程度のセンシティブ※例の数字 1088 mitotte_kazuMOURNINGいいお腹の日なのでおなかいっぱいな🐇のとても短いお話※仄かにセンシティブ※例の数字 566 mitotte_kazuMOURNINGいいお腹の日なので短めのセンシティ文🦍🐇※細やかにセンシティブ※例の数字 mitotte_kazuPAST守護天節で仮装してる🐇さんに悪戯される🦍の話※悪戯(意味深)なので例の数字 4816 mitotte_kazuPASTベーカリーの🦍と🐇さんのお話麵麭 意気揚々とトングとトレーに手を伸ばしたヴィエラが嬉しそうに店内を見渡す。グリダニアの一角、こぢんまりとしたベーカリーへ彼女に続いてルガディンは身を屈め入った。店内中を占める香ばしい匂いを、彼女は深呼吸をして胸一杯に吸い込んだ。 「あー……いい香り……」 うっとりと微笑んだ彼女の視線が所狭しと並べられたパンに移る。忙しない彼女から店内に彼が視線を向けると、硝子越しに厨房が見えた。小柄なララフェルがちょこまかと動き回り、パンの生地を捏ねたり焼き上がりを確認している。その身体でこれだけの量を、と感心していると彼女に服の裾を引っ張られた。ねぇねぇ、と並んだパンを凝視しながら彼女が小声で尋ねてくる。 「チョコとマーマレード、どっちが好き?」 2857 mitotte_kazuPAST🦍🐇死別ネタ mitotte_kazuPAST月を見ていた🦍と🐇さんの話 mitotte_kazuPAST満月とオルシュファンと🐇さんの話 mitotte_kazuMOURNING兎は最後数ヶ月から発情しっ放しという話を踏まえてヴィエラに定期的に発情期が来るといいなという捏造🦍と🐇の話※発情期に伴いいささかセンシティブ※例の数字 3282 mitotte_kazuPAST今の時期にたまに見かけるハウジングに遊びに行く🦍と🐇の話屋敷 リムサ・ロミンサらしいカラリとした暑い日だった。黒渦団への納品を終え冒険者ギルドを後にしたところ、通りすがりの冒険者が大声を上げている姿が目についた。 「ラベンダーベッドにて期間限定でお化け屋敷を開催していま〜す!今だけの夏季限定!ぜひぜひご覧くださ〜い!」 どうやらハウジングのお披露目も兼ねてのシャウトらしい。以前友人達と訪れた水族館を思い出しながらその冒険者が声高に叫ぶ住居区域をルガディンはなんとなしに手帳に書き残しておいた。 「……お化け屋敷?」 自宅のハウジングがひと段落着いたヴィエラが首を傾げる。話の種に、とルガディンが数日前に街中で見かけた冒険者の話をしたところ、彼女の目がキラリと輝いた。 2126 12