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    土佐弁

    subaru_no_iine

    PROGRESS以ぐだ♀ オメガバース β×α
    ・ゆるふわ土佐弁
    ・ご都合主義
    ・ふたなり
    ・メリバの予定
    ジュンブラで本になります。
    両想いになります!話自体は両想いで終わる予定なんです(すれ違いも盛り込まれますが)幸せな空気を目いっぱい吸っている以ぐだちゃんだけを見ていたいですけどこの話オメガバなんですよ(ゲス顔)お互いに相手をわかり合ってるのいいですよね🙆‍♀️
    すてきなわたしの夢 7 金曜の夜、イタリアンバルのドアの前で、会計を済ませる立香を待つ。
     ほどなく、上機嫌の立香が出てきて以蔵の腕にしがみついた。
    「いぞーさん、お待たせ~」
     ハートの絵文字が見えるような口調だ。
    「そしたら、行こっか。いいお茶買ったの、淹れて飲もう」
    「茶か……茶なら、ちっくと飲むがが遅れたちえいろう?」
    「え?」
     以蔵の言葉が思いがけなかったのだろう、立香は目を丸くした。
    「ケーキ買うてあるがじゃ。今夜はうちん家に来んかえ」
    「ケーキ……なんで?」
    「おまんと食いとうて」
    「なんで、うちじゃなくて?」
    「おまんと話いとうて」
    「何の話だろ……」
    「着いたら話す。おまんがえいなら行くぞ」
    「はい」
     以蔵の腕に掴まり、立香はふわふわと歩を進めた。
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    subaru_no_iine

    PROGRESS以ぐだ♀ オメガバース β×α
    ・ゆるふわ土佐弁
    ・ご都合主義
    ・メリバの予定
    ジュンブラで本になります。
    実は漫画家鉄蔵先生という設定はこれありきではなく展開の都合上生まれたのですが、天才が存在する・絵がうまいからやっていけるわけではないというのがキャラクターに合ってるなと思ってます。
    少し風向きが変わってきて、二人はどうなるんでしょうね。
    わたしのすてきな夢 6 何度か『取材』を重ねた。
     少しずつ、立香のクレバスの様子が変わりつつある。
     硬直していた襞に柔軟さが宿り、一本だけなら以蔵の指を受け容れられるようになった。
     しかも、縁の花弁の厚みがわずかだが増した。
    (こがぁにざんじ変わるがかのう……?)
     と、疑問を覚えるが、ネットにはαやβがホルモンバランスを崩してΩへと変化してしまったという話もあるので、そんなものだろうという感覚でいる。ネットの話に信憑性を見出すのも間違っているかもしれないが。
     人一人の身体を作り替えてしまっている、ということの恐ろしさも感じるものの、
    (まぁ、本人がえい言いゆうことじゃき。わしは知らん)
     今夜も立香のしなやかな脚の間に陣取って、長く伸びたものと狭い穴に愛撫を施した。
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    subaru_no_iine

    PROGRESS以ぐだ♀ オメガバース β×α
    ・ゆるふわ土佐弁
    ・ご都合主義
    ・メリバの予定
    割と岡田の行動が酷い男寄りです。純情を踏みにじられたと怒っているので、今は見逃してやってつかあさい。βは『男が会計を持つもの』と思っていますがαは『αが持つもの』と思ってそうです。そういう常識のギャップを描くのも楽しいです。
    前半パートと後半の頭をWebで公開して残りは本に入れようと思っています。
    わたしのすてきな夢 5 最寄り駅のロータリーに、知らされていた通りの黒に近い濃紺の色のセダンが滑り込んだ。
    「以蔵さん!」
     車窓から身を乗り出して手を振る立香を危なっかしいと思いながら、以蔵は助手席に乗り込んだ。
    「お待たせ」
    「言うほど待っちゃぁせんよ」
    「じゃぁ、待ってなかったってことにしようかな」
     くすくすと小さく笑いながら、立香はアクセルを踏んだ。
     先日のオフィスカジュアルもフェミニンだったが、私服だとよりその傾向が増すらしい。
     ショート丈の白いジャケットに、紫色のシアースカートを合わせている。メッシュ素材が運転席のレバーなどに引っかかりはしないかと心配してしまうのだが、本人は気にしていないらしい。
    「車らぁ、持っちょったがか」
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    subaru_no_iine

    DONE以ぐだ♀ オメガバースパロ β×α
    ・ゆるふわ土佐弁
    ・ゆるふわ漫画業界
    ・今後バッド~メリバエンドになります
    ぐだちゃんと岡田が逢いました!次はRがつきます。漫画業界の話をするとここがオメガバースの世界だってことを忘れそうになりますが、オメガバの世界だってみんな普通に生活してるんだよな…と思い出します。βから見たαとΩを考えるのも楽しいですね。
    わたしのすてきな夢 3『やりました!』
     立香は歓声を上げた。
    『五百バズですよ!』
     しかし以蔵は現実を知っているから諌める。
    「漫画で五百らぁ、珍しゅうもないですき」
     イラストで『バズった』と言われるには、最低でも一万はいいねがついていないといけない。
     以蔵はそんなにいいねをもらったことがない。コミックスの表紙イラストを発表した時でさえ、千いいね程度だった。
    (しかもほれも、わしの実力でもろうたわけやないきのう……)
     けれど立香は、興奮を抑えない。
     きっと頬を赤くして、目をきらめかせているだろう――と考えてから、
    (わしはこん人の顔も知らん)
     と、当たり前のことに思い至る。
    『わたしは漫画やイラストのことはわからないですけど、このブランドを担当してから五百いいね行ったのは初めてなんです!』
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    DONE以ぐだ♀ オメガバースパロ β×α
    ・ゆるふわ土佐弁
    ・ゆるふわ漫画業界
    ぐだちゃん登場です。わたしの中のぐだちゃんはブルドーザーαなんです…普通に土佐弁と意思疎通できてますがそういうものだと思ってください、後で直すかもしれません。わたしも天才作家(まだ内実はない)土井鉄蔵先生と一緒に創作作業がしたい…これはもしや初めての共同作業なのでは?
    わたしなすてきな夢 2 藤丸立香と名乗った女とスカイプでフレンドになった。
     コスモスの花をアイコンにした立香は広告代理店の営業だと言う。
     初手は通話とチャットでやり取りすることにした。
     活発そうな声で、立香は話しかけてくる。
    『すぐ仕事お願いできる漫画家さん探してて、土井先生のツイッターとポートフォリオ拝見したんです。あっ、うまいなって』
     通話で妙に高い熱量をぶつけられる。
     今の以蔵にとって、『うまい』は褒め言葉ではない。
     精確な絵を描ける技術があっても、北斎のように世界の美しさを切り取って紙の上で鮮やかに再現させたり、ティーチのように既視感を抱かせない世界で血湧き肉躍る読後感を与えられなければ、宝の持ち腐れだ。
     コミカライズは小説やゲーム媒体へのハードルを高く感じてしまっている読者とコンテンツを橋渡しする仕事で、確かに意味はある。けれど、自分のあずかり知らないところでトラブルが起きたらどうしようもない。
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    subaru_no_iine

    DONE以ぐだ♀ オメガバースパロ β×α
    ・ご都合主義
    ・ゆるふわ土佐弁
    ・男体化大人北斎先生
    ジュンブラに出す予定のオメガバです。まだぐだちはおらず、漫画家の鉄蔵先生がただ過去を語ってるだけです。漫画エアプなのでおかしいところがあるかと思いますがお許しください、これからラブで薄暗い以ぐだになります。60日で1600字書けば100,000字書けます。
    わたしなすてきな夢 1 フォルダの中のPSDファイルのアイコンを掴んで、Dropboxにアップする。プログレスバーの点滅が終了したのを確認して、ヘッドセットからDiscordで話しかける。
    「14ページの背景終わりました、確認してつかあさい」
    「了解なり!」
     ティーチの返事に安心しつつ、預かっている25ページのファイルを開く。既にティーチがキャラクターを書き込んでいるが、背景は白い。
     受け取っている参考写真を開き、背景とモブを書き込んでいく。
     定時の八時の前には25ページも終わり、再度Dropboxにアップする、
     八時のアラームが鳴ると、ヘッドセットからティーチが話しかけてきた。
    『みんなたちのおかげで今日もノルマ達成! この分なら締切前に原稿を渡せるでござる』
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    subaru_no_iine

    DONE以ぐだ♀ 書生さん×お嬢さん
    【注意】半分がたお嬢さんの書いた作中作夢小説
    ・ゆるふわ土佐弁
    ・ゆるふわデモクラシー時代
    ・巴さんが和田殿と再婚している
    なんかこう…人を選びます…作中作でどれくらいお嬢さんが書生さんのお迎えを待っていたかがわかるようにはなっているのでそこをお読みいただければと思いますが、20歳の女の子が書く夢小説のトレースは難しかったです…
    夢小説を書くほどに いくら立香本人が「たいしたことではなかった」と言っても、以蔵には負い目がある。実際に、みっともない嫉妬と優越感で立香の一度目の祝言をめちゃくちゃにしたのは以蔵なのだ。
     そのおかげで立香を[[rb:娶 > めと]]ることができる――というのは結果論でしかない。
     だから今度こそ、立香の幸せな門出をともに祝いたい。
     そう思いながら相談と折衝を重ね、途中経過の報告のために藤丸家を訪れた。今日は藤丸家から譲り受けた袴姿だ。
    「まぁまぁまぁ、お前はよくやってくれるわね」
     招かれた居間で、立香の母はうきうきしている。
    「ご両親はどちらに泊まるの?」
    「はい、お屋敷の近辺の宿を取ろうかと」
    「こっちでお式を挙げるのは嬉しいのだけれど……土佐でもお披露目をしなくてもいいのかしら」
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    subaru_no_iine

    DONE以ぐだ♀ 書生×お嬢さん話おまけ
    ・ゆるふわ土佐弁
    ・ゆるふわデモクラシー時代
    ・1円=だいたい1000円
    お嬢さんが書生さんを連れて銘仙を買いに行く+未来の話です。とある企画展の影響を多分に受けています。お嬢さんには前衛的なものも華やかなものも大変に似合うと思います。「似合うちょります」としか言えない書生さんの気持ちわかるわ~
    デパートメントで銘仙を 父が藤丸本家から不機嫌な顔で帰宅した。
    「立香、百貨店で見栄えのいい反物でも買ってきなさい」
     また本家で[[rb:厭 > いや]]な思いをしたのだろう。
     父の本家への敵愾心はなまなかなものではない。
    「本家の娘がまた派手な銘仙を着ておった。あれが普段着だと、私たちや取引先に見せつけたいんだろう」
     またいとこに当たる本家の令嬢に、立香は悪感情を持ってはいない。ただ父や使用人たちが何かにつけ立香と比較したがるから、彼女の話が出ると落ち着かなくなる。
    「あなた、そんなにしょっちゅう着物を買ってばっかりじゃ立香のたんすがいっぱいになってしまいますよ」
    「着なくなったものは売るなり離れにしまうなりすればいい。以蔵のために荷物を寄せていても、まだ行李のひとつふたつなら置けるだろう」
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    iorishin

    SPUR ME坂高(天高)漫画用シナリオざっくり3分の1
    色々捏造。坂高概念を形にしようと簡易言語化したもの。雰囲気で読むのをオススメします
    土佐弁もわかりませぬ(わかる範囲でなおす予定ー)
    歴女というわけでもなく、型月にも詳しくないので
    細部間違ってると思うけど勢いで。
    聖杯授与に独自解釈あります(適当設定)
    おりょうさんはソウルメイトで恋愛ではないかんじ。魂の半分みたいな。応援してくれます
    天地神明に誓う(仮タイトル)坂本くん 笑いかける
    高杉さん(笑いかける)
    顔がいい

    会話してる

    おっと!マスターくんが呼んでる!
    じゃあ、またな!

    … 手を振ってるサカリョ

    おいリョーマ にこにこ
    なんだい?おりょうさん

    おまえ、高杉のこと好きだろう 
    上目遣いで覗き込む

    ギク

    えっつ
    どうしてそう思うんだい

    なめるな
    おりょうさんとリョーマは
    霊基を半分こしてるからな
    お見通しだ!

    大体!最近は毎日顔を合わすから
    リョーマの好き好き❤️が溢れ出しすぎてー
    おりょうさんは胸がいっぱいだ!
    霊基半分以上
    好きで溢れてるんじゃないか?!

    (シェアハウス的な霊基)

    このままではおりょうさんも
    あいつの事を…
    スキになってしまいそうだぞ?!

     たかすぎさんたかすぎさん
     なんだいさかもとくん
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    subaru_no_iine

    DONE以ぐだ♀
    ・現パロ・転生なし・坂本探偵事務所
    ・ゆるふわ土佐弁
    ・ぐだ子は立香
    ・武先と田中くんがメイン。岡田は出ません。
    もうどこに上げていいのかわからなくなったのでルビのタグを変えなくていいポイピクへ。岡田を敵視してぐだちゃんにも塩対応する悪者ムーブの田中くんが地雷という方には本当申し訳ないです…
    あなたの過去に触れられなくても 同じ『事務所』と名がついていても、古ぼけた雑居ビルの一室に構えられている坂本探偵事務所とは雲泥の差だ。
     武市瑞山個人と勤王党の管理を兼ねた事務所は、都心のオフィスビルのワンフロアを借り上げている。
     受付カウンターの女性に、
    「田中新兵衛さんと約束をしている藤丸といいます」
     と告げると、女性はすぐに受話器を取った。ほどなく、カウンターの向こうから巨体が現れた。
     新兵衛は苦虫を噛みつぶしたような顔で立香を見下ろす。
    「……こちらへ」
     きびすを返した新兵衛について行くと、応接室のひとつに通された。立香に奥のチェアを勧め、新兵衛は正面の下座に着いた。
     応接室へコーヒーを運んで来た女性職員が、隠しきれないぶかしさを立香に向ける。彼女が退出してからも、しばし沈黙が部屋に流れる。
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    おはつ箱

    DONE土佐組現パロ。
    年齢操作。名前や呼び方余り変えてないです。距離感バグってる土佐組ですが、腐向けではないです。土佐弁はニュアンスで。
    自身が働いていたガソリンスタンドでの記憶を使っている為情報が古いですが、寛大な心でお読み下さいませ…。
    (作中に出てくる恒例行事は実際に行っていた楽しい思い出だったので、3人に体験してもらいました!)(本当に豚汁の屋台があったんですよ!)
    変わらない日々を12月31日
    今年最後の営業日、店は混雑していた。
    毎度の事ながら、どうして皆ギリギリになってまで車を洗うのか?と、肥前は朝からひっきりなしの洗車依頼にウンザリしていた。
    手洗い洗車の他に機械で洗うドライブスルー洗車もあるが、そちらも大行列だ。
    冬休みと言う事もあり、社員・バイトもほぼ総動員で給油、洗車、整備等を捌いている状況だし、陸奥守は朝からピットに入りっぱなしで殆ど顔を見ていない気がする。店長の南海はレジに入ったり備品や洗車機械の洗剤補充、地下タンクの残量を気にしたりと色々な雑務を抱えて忙しそうだった。
    (あ〜…腹減った…寒いし手は荒れるし…
    早く帰りてぇ…)
    ハッキリ言って肥前は疲れていた。いや、肥前だけではない、何故だかガソリンスタンドは12月が忙しく、25日を過ぎると更に忙しい為皆疲れ切っていた。
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    subaru_no_iine

    DONE以ぐだ♀ 完結しました!
    ・現パロ・転生なし・坂本探偵事務所
    ・ゆるふわ土佐弁
    ・ぐだ子は立香
    ・ストーカーぐだとこじらせ以
    ・ぐだに声かけるモブがいる(未遂)
    ・ハッピーエンド
    ・書きたいとこだけ書いた
    ・ちょっと伝奇

    こじらせをやめるので今後は心おきなく以ぐだちゃんを仲よくできます。
    蛇足として大学卒業式の日の夜の話も書きます。
    金曜の夜、あなたと/君と スマホが震えた。LINEの通知がポップアップされている。黒いポメラニアンのアイコンに、ため息を吐く。
    『今日ものうが悪いのか』
     一言のメッセージにどう返せばいいのか、十秒ほど考えあぐねる。
     結局白い猫のような犬のような生き物(フォウくんという名前だ)がぐったりしているスタンプを押した。
    『すみません、今日も試験勉強があって』
    『無理しなや』
     黒ポメラニアンが眉根を寄せているスタンプが返ってきた。
     フォウくんが『ごめんなさい』と頭を下げているスタンプを送り、既読がつくのを確認してから、スマホをスリープさせる。
    「……はぁ」
     緊張が解けて脱力する。
     金曜の大学のカフェテリアは、授業の合間に雑談に興じ、また勉強に[[rb:勤 > いそ]]しむ学生で混雑している。週末ということで、待ち合わせてどこかへ行く集団も散見される。
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    subaru_no_iine

    DONE以ぐだ♀
    ・現パロ・転生なし・坂本探偵事務所
    ・ゆるふわ土佐弁
    ・ぐだ子は立香
    ・ストーカーぐだとこじらせ以
    ・後方保護者サカリョ
    ・犯罪教唆の意図はありません


    ぐだちゃんが二十歳になりました。早速お酒でやらかしますけど浅い傷で済ませられてお酒とのつき合い方を学べてよかったです。
    いい加減そろそろ進展するはずです。次あたりで。
    ハッピー・ビター・バースデイ もちろん、以蔵の好きなビールの銘柄は覚えている。普段は発泡酒ばかり飲んでいる以蔵が、懐具合のいい時にビールを買うのも知っている。
     ビールとアルコール度数の低いカクテル缶と、素焼きミックスナッツと一緒に買い物かごに入れ、レジに置く。
     缶のお酒を見たアルバイトの男性店員が、
    「年齢確認できるものを見せてください」
     と声をかけてきた。
     来た!
     立香はぶち上がったテンションのまま、財布から免許証を取り出した。
    「ここ! 見てください! 今日二十歳になりました」
     免許の生年月日欄を指差して主張する立香に、優しい店員は「おめでとうございます」と言ってくれた。
    「ありがとうございます!」
     ご機嫌でエコバッグにお酒とおつまみを詰め、立香は上機嫌でコンビニを出た。
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    DONE以ぐだ♀
    ・現パロ・転生なし・坂本探偵事務所
    ・ゆるふわ土佐弁
    ・ぐだ子は立香
    ・ストーカーぐだとこじらせ以
    ・ゲスト田中くんの悪者ムーブ
    ・書きたいとこだけ書いた
    ・作者は武新が好き

    田中くんを悪く書いて申し訳ないと思っています。武先のためなら手を汚すのも厭わない田中くんが見たかったんです…(土下座)
    トサキン内で何があったかは全然考えていません。雰囲気をふわっと感じていただけたら…
    わたしの知らない過去からの来訪者 行きつけのカフェの指定席に、以蔵の姿はない。今日の仕事は外回りだろうか。
     既に常連と言ってもいい立香は流れるように以蔵が普段座る席の手前に座り、ホットのオレンジペコを注文し、温かいおしぼりで手をぬぐった。末端を温めると気分がよくなる。自律神経の働きが整うからだという。
     スマホを取り出しLINEを開き、以蔵へ『着きました』とメッセージを送るが、しばらく経っても未読のままだ。反応の鈍いのはいつものことだが、それでも淋しさがなくなるわけではない。
     とはいえ立香は以蔵のストーカーでしかないのだから、密な連絡を求める方が間違っている。LINEを交換していることを奇跡と思うしかないのだ。
     以蔵の欠落は以蔵で埋めよう。カメラロールの『以蔵さん』フォルダを開き、隠し撮りした写真をスクロールしては甘いため息を吐く。
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    DONE以ぐだ♀
    ・現パロ・転生なし・坂本探偵事務所
    ・ゆるふわ土佐弁
    ・ぐだ子は立香
    ・ストーカーぐだとこじらせ以
    ・ゲストは乙女皇帝コン陛下。コンぐだ♀ではない
    ・岡田の敬語標準語
    ・書きたいとこだけ書いた
    ・伝奇寄り

    推しと推しと彼氏を絡めたかった(自供)
    こんなアラフォーいねぇよ、と思いつつもこうあってほしいコン陛下を書きました。陛下サイコー!
    ぐだちゃんの大学卒業が待ち遠しいです。
    皇帝陛下と恋のしがらみ 坂本探偵事務所所長である龍馬とお竜は便宜的に夫婦と呼ばれているが、紙の上での婚姻をしているわけではない。
     というよりお竜には戸籍がないから婚姻はできない。お竜は[[rb:大蛇 > おろち]]の眷属で、人間ではないのだ。
     お竜の詳しい種族名を以蔵は知らない。聞いていたとしても忘れた。
     そんなお竜と仲睦まじい龍馬の許には時折、怪異との親和性を求めての依頼がある。
     そういった客はたいがい『太い』し、客同士で評判を共有するから、とてもありがたい。普段以蔵が浮気調査や家出人探しなどのケチな仕事をしても糊口をしのげているのは、彼らのおかげである。
     以蔵もどうやらそちら側の素質があるらしく、その手の案件の際に龍馬の手足となって動いている。[[rb:癪 > しゃく]]ではあるが、雇われの身なのでしかたない。以蔵にできるのは目の前の害悪を斬ることだけだ。
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    subaru_no_iine

    DONE以ぐだ♀
    ・現パロ・転生なし・坂本探偵事務所
    ・ゆるふわ土佐弁
    ・ぐだ子は立香
    ・元ストーカーぐだと貞操観念が強い以
    ・シリーズだけど単体でも読めるはず

    性欲に流されない岡田は岡田としてどうなのかと思うけどこの岡田はわたしの妄想するぐだちゃんの彼氏なんです…ごめんなさい…
    マーキングされたい、と思う恋心 なんという厄日だ。
     雨上がりに気をつけていなかった立香にも非はあるのだが。
     以蔵のマンションの前で、乱暴な運転をする乗用車に行き当たってしまった。水たまりの濁った水を頭から思い切りかけられ、立香は思わず悲鳴を上げた。
    「ぴゃぁぁぁぁっ」
     気が動転し、階段を駆け上がって以蔵の家の玄関に入り、改めて己の惨状を見下ろす。
     オレンジ色の髪の先からは水滴が滴り、タイルの敷かれた三和土に垂れている。可愛いブラウスとスカートには黒い水が軌跡を描き、すぐ洗わなければ染みになりそうだ。
     幸いここは、自宅と同じくらいに馴染んだ家である。たぶん立香は家主よりもこの家に詳しい。
     床を汚したくないから玄関で服を脱ぎ、下着姿で洗面所へ入る。よく汚れが落ちると評判の洗濯石鹸(当然立香が持ち込んだ)を塗りつけ、洗濯機をおしゃれ着コースで回す。
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