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    ご都合主義

    tonanashi_1074

    DONEマイ武 みっち視点
    ご都合主義な未来軸の話です。
    何てことの無い日々を生きるマイ武の話ですが、マイは一言も話しません。
    「ぐっ…うぅ……?」

     武道は腹部の重苦しさに、ぼんやりと昼寝から目を覚ました。

     武道は先日、レンタルビデオ店の平社員から店長に昇進したばかりだが、名ばかりの管理職の役割は主に出勤簿の穴を埋めることであり、生活は不規則の極みと言うべき惨状であった。

     一方、龍宮寺たちと共にバイク店を営む万次郎もなかなかに多忙な日々を送っており、同棲しているとはいえ、ここ最近は共に過ごす時間の少ない毎日である。


     そんな中、今日は久しぶりに互いの休日が重なるため、昼前に食糧などの消耗品の買い出しを終わらせ、午後からバイクで流しにでも行くか、と予定を立てていた。

     公正なるじゃんけんの結果、珍しく敗北し、買い出しに出掛けた万次郎の帰りを待つつもりが、いつの間にか寝入ってしまったようだ。まだ覚醒しきっていない意識の中で視線を彷徨わせると、自身では掛けた覚えのない薄い毛布と、この世で一等大好きな人が眠っている姿が目に入った。自分が床で大の字になり、爆睡している間に万次郎は帰宅しており、毛布まで掛けてくれたようだ。唯我独尊、傍若無人と謳われた元総長様にこうして世話を焼いて貰うことは気恥ずかしくもある一方で、愛されている、という確かな充足感を与えてくれる。
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    awaawaburo

    MAIKING風信←慕情っぽい何か。オタクなら(きっと)みんな大好き例の短歌をもとにしています。
    ※モブ出てきます(台詞あり)
    ※記憶喪失ネタ、女々しい慕情注意
    ※ご都合主義グッズ出てきます

    自分の書きたいところだけ書いたら満足してしまって収拾のつかなくなった乱文を供養します。中途半端なところで終わっているけど、終わりまでのビジョンが長すぎて見えなくなりました。
    しのぶれど※何でも許せる方向け



     ずっとずっと、恋をしていた。
    …ずっとずっと、隠していくつもりだった。


     人は誰しも秘密を持っている。今は神の身ではあるが慕情も例外ではない。神官で、かつ800年以上も生きていれば尚更だ。知られてもなんともない些細なことから、神界のどろどろとした知りたくなかった事柄まで大小様々な秘密を抱えて生きている。
     その中にたった1つ、慕情には墓場まで持っていくと決めた秘密があった。
     それは小さな小箱。見た目は精巧な寄せ木細工だが、地味であまり印象には残らない。掌におさまるくらいの小さな小箱だ。
     この小箱には、慕情の恋が入っている。


    しのぶれど


     会合が終わったざわざわとした空気の中、この場に残る理由もない慕情は退出するべく門へと向かった。次の任務や霊文殿からの依頼について考えを巡らせていると声がかけられた。
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    Luli

    MAIKINGTwitter企画『ドルあんず姫』の参加作品🎀
    西洋ファンタジーパロの宗あんです。
    政略結婚させられることから始まる、小国の姫・あんずと大国の第二王子・宗によるお話。
    いろいろとご都合主義なのでゆるっとご覧ください。

    ふたりの出会いのシーンを書きました。続きも構想はあるので、投稿期間内に書き上げられたら頑張りたい……!

    2023.02.01
    リボンの姫と薔薇の君 いつかの時代、どこかの地に、自然と歴史が共存する美しく小さな王国がありました。
     その国の王様とお后様の間にはお姫様がひとりだけいました。名を『あんず』といい、実に純真で愛らしい姫でした。
     あんず姫は長い髪をリボンで結うのがお好きでしたので、両陛下は世界中からさまざまな色や模様のリボンを取り寄せては姫に贈りました。姫はこれを大層気に入り、とても大切にしていました。そのため城の者や国の民からは『リボンの姫』と呼ばれることもありました。
     あんず姫は両陛下に愛情を注がれ健やかに成長していきましたが、両陛下が跡継ぎとなる男子に長らく恵まれなかったため、後継者として隣に位置する大国の王子を迎え入れ、姫と結婚させようという運びになりました。あんず姫はまだ結婚をするつもりはありませんでしたが、国の民と平和のため、そしてほかならぬ御両親のためとすんなり受け入れられました。
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    hai_kujira

    MOURNING4スのふんわり現パロ、うっすら転生。この世は全てご都合主義に干支のうさぎ要素を入れた過去一(頭が)ゆるゆるな話です。
    4くん視点→スレちゃん視点になっています。

    地雷無き方のみお進み下さい。
    きみと一緒にいたいから スレッタ・マーキュリーと僕が一緒に暮らし始めて、長い時間が過ぎた。

     まだ眠気に浸る意識の外で、持ち主よりも早起きな聴覚が物音を拾う。それを足掛かりとして他の感覚も一つ一つ機能しだした。
     真っ暗なのは布団の中に潜っているからで、安心する匂いに包まれているのはここがスレッタのベッドだから。温かさが半分になっているのは、彼女が起きてしばらく後だから。
    「おはようございます、エランさん。すみません、起こしてしまいましたか?」
    「……おはよう、スレッタ」
     埋もれていた布団から顔を出すと、スレッタがそこにいた。もう身支度を整えた後の様だ。背中に広がる長い髪もいつも通り一つに結えられている。
     彼女はこの後、マフラーを巻いて出かけて行く。今日のように寒い日は、首を温めることで体温を保つらしい。手に持つ長い布がそれだと僕は知っている。ある日「見て下さい、エランさんと同じ色のマフラーなんです!」とスレッタが嬉しそうにしていたからだ。
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    すず@ブルロ沼

    DONE未来if凛潔+潔大好き監獄メンバーと少しだけ冴兄ちゃん
    他の監獄メンバーに知らせないまま同棲開始→同棲バレまで。だいたい凛潔がイチャついてます。
    ご都合主義な妄想も多いですが、あまり深く考えないで読んで貰えると嬉しいです。

    そのうち別視点でR18凛潔もアップ予定
    手繰り寄せるは完全なる勝利「ほらよ」

    そう言って凛の手から放たれた何かは一瞬キラリと光って潔の手に収まる。

    「え、は?なに…」
    「お前のだ」

    そう言われ、恐る恐る手の中に収まったものを見る潔。それを捕らえた瞬間、目を見開く。

    「凛…これっ…」
    「無くすんじゃねーぞ、無くしても俺は開けてやらんからな」

    それだけ告げると、スタスタと歩き始める凛。その様子に潔は口元が緩むのを感じる。

    「ははっ、素直じゃねーやつ!」

    楽しげに笑って潔は前を行く凛に駆け寄り、その勢いのまま腰に抱きつく。

    「おい……」
    「なぁ、最初はせーので一緒に入ろうぜ」
    「あ?なんだそりゃ、面倒くせぇ…」
    「いいじゃん!何事も最初の一歩は大事って言うだろ」

    目的の部屋の前に到着し、潔は先程受け取った銀色に光るそれを扉の鍵穴に差し込んで捻る。カチリ、と音が鳴ったのを確認して引き抜き、ドアノブに手をかける。
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    つーさん

    DONEエンディング後の謎時空、ハドラーも親衛騎団もゴメちゃんも復活してて、ダイも普通にいるというご都合主義設定です。
    謎の遺跡を探索してくれと頼まれたアバンの使徒と親衛騎団が、入り口のトラップで別々の場所に飛ばされて即席バディを組むという話。今回はハドアバのターン。相変わらず何か拗らせてる。
    基本的に書きたいところだけ書いてます。同じシリーズは「即席バディ」タグで。
    謎の遺跡 SIDE:大勇者&武人(ハドアバ) 突然現れた謎の遺跡を調査して欲しい。そう請われた大勇者アバンは、自らの弟子である使徒(と何故か当たり前のように混ざってきたパプニカの王女レオナ)と共にその地へ向かった。また、向かったのは彼らだけではない。彼らと共闘する形で、ハドラーとその配下である親衛騎団もその地へ足を踏み入れている。
     どう考えても過剰戦力であろう、というのが皆の共通認識だった。「このメンツで行くとか、無駄に豪華すぎません?」と正直に口にしたのはポップ。その言葉を否定することは誰にも出来なかった。
     それでも、人知及ばぬ謎の遺跡の出現とあっては、念には念を入れてということなのだろう。とはいえ、誰も何も心配してなどいなかった。戦力としても、知識としても、何一つ不安要素などない12人なのだから。
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    つーさん

    DONEエンディング後の謎時空、ハドラーも親衛騎団もゴメちゃんも復活してて、ダイも普通にいるというご都合主義設定です。
    謎の遺跡を探索してくれと頼まれたアバンの使徒と親衛騎団が、入り口のトラップで別々の場所に飛ばされて即席バディを組むという話。今回はポップとシグマのターン。
    基本的に書きたいところだけ書いてます。同じシリーズは「即席バディ」タグで。
    謎の遺跡 SIDE:次兄&騎士 突然現れた謎の遺跡を調査して欲しい。そう請われた大勇者アバンは、自らの弟子である使徒(と何故か当たり前のように混ざってきたパプニカの王女レオナ)と共にその地へ向かった。また、向かったのは彼らだけではない。彼らと共闘する形で、ハドラーとその配下である親衛騎団もその地へ足を踏み入れている。
     どう考えても過剰戦力であろう、というのが皆の共通認識だった。「このメンツで行くとか、無駄に豪華すぎません?」と正直に口にしたのはポップ。その言葉を否定することは誰にも出来なかった。
     それでも、人知及ばぬ謎の遺跡の出現とあっては、念には念を入れてということなのだろう。とはいえ、誰も何も心配してなどいなかった。戦力としても、知識としても、何一つ不安要素などない12人なのだから。
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