Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    タイトル未定

    shinri_doe

    SPUR MEなないた新作書けてるとこまでタイトル未定。
    いつ恋愛すんのってくらいものすごくまごまごする。
    書いてる間孤独すぎて耐えられなくなってきたから誰か読んでそして頑張れと言って……
    未定(なないた) 感情をゴミ箱に捨てられたらいいのに、と虎杖は思う。
     顔を見るたびに、声を聞くたびに振り回されるのはもううんざりだ。
    (卒業、か)
     校庭の桜は卒業式の今日に合わせたかのように満開だ。桜吹雪の下には人だかりができ、みんなで写真を撮ったり抱きしめあって泣いたりしている。
    「悠仁くん!こっちおいでよ!」
     クラスメイトの吉野に手招きされる。おー、と曖昧に返事をしながらあたりを見回した。虎杖の探す社会科教師の姿はない。
     最後くらいきちんと挨拶したかった。これでもう、二度と会うこともなくなるのだから。



     工業系の専門学校を出て、大手運送会社に就職した。理由は単純で、車を運転するのが好きだったからだ。
     職場での朝のラジオ体操が好きだ。出勤は午前八時なのだが、虎杖は七時四十五分から始まるラジオ体操に欠かさず出席していた。営業所長がドライバーは腰を痛めやすいからと始めたラジオ体操の習慣に次第に人が集まるようになり、楽しくなった社員の一人がスタンプカードを作った。参加するとハンコがもらえる。最も、夏休みの児童向けのような気の利いたスタンプではなく「夜蛾」という所長の名前が刻まれた簡素なものだ。それでも、スタンプが溜まっていくのは楽しい。いっぱいになったら何かもらえるんですか、と聞いたら、夜蛾が手製の編みぐるみはどうかと提案してきたので丁重に断った。結果、スタンプを溜めた者が五人になったら飲みに連れて行ってもらえることになった。虎杖はあと三個だ。
    11524

    HakurenTask

    MAIKINGタイトル未定
    弁ポエオメガバースR-18(サンプル部分は全年齢)
    4/2から発行、5/3のイベントにて現品があります。
    弁ポエ作品もっと増えてーの気持ちなのでイラスト、漫画、小説など、あなたの弁ポエ作品と交換してください!
    こちらはR-18作品となりますので成人済みの方のみの対応とさせて頂きます。
    未定その1
    「んで?金が払えないっていうのはどういうこと」
    「えっと…その…」
    応接室のソファーで肩を震わせながら言葉を濁す男を見下ろす。βの身でありながら運命の相手を探して街中でフリーハグをしていたところを補導された。そのまま告訴されて被疑者となって~ってとりあえずこの裁判は俺が勝った。それでいい。問題は、この目の前にいる松野カラ松被告が勝訴したというのにも関わらず弁護士費用を1円も払えないとぬかしやがる、そのことだ。一応、働く気はあったのかハロワには通っているようだし、まぁそれはいいとしてそもそもいい大人が貯金1円もねぇってのはどう考えても人生なめてんだろ。そんなんだからβなのに運命だのなんだのぬかすんだ。イラついてるのを見せつけるように舌打ちして大きくため息を吐く。それだけでジワリと目に涙を浮かべるのだから格好だってただの見せかけなんだろう。クールだなんだと騒ぐ髑髏の付いたらいだーすじゃけっとも、ダメージって言っていいのかって言いたくなるようなダメージジーンズも異様に胸元の空いた白いシャツもお気に入りらしいサングラスも何もかも。痛々しいっていうかなんて言うか、ワイルドでクールな男はこうだ、という意志の元選んでいるらしいが着ている本人の気質が弱すぎる。俺がちょっと不機嫌なさまを見せただけで半泣きになって、何がワイルドなんだか。
    4161

    6__ws

    PROGRESS🎈🌟(タイトル未定)。後日完成版を支部に投稿予定。
    精神的にやられた🌟を🎈が救う話。
    ※前回の🍬バナーイベストまでのネタバレ含
    ※🌟の内面捏造有り
    ※ルツの皮をかぶった「⭐️の王子様」布教作品。参考・引用文献は最後に書いています。
    精神的にやられた🌟を🎈が救う話――「王子さまは、バラの花をながめました。花がみな、遠くに残してきた花に似ているのです。」

    ――「遠くに残してきた花は、じぶんのような花は、世界のどこにもない、といったものでした。それだのに、どうでしょう。見ると、たった一つの庭に、そっくりそのままの花が、五千ほどもあるのです。」

    ――「『ぼくは、この世に、たった一つという、めずらしい花を持ってるつもりだった。ところが、じつは、あたりまえのバラの花を、一つ持ってるきりだった。…………』」

    ――「王子さまは、草の上につっぷして泣きました。」

    ***

     司が右足首を捻挫したとき、周囲には誰もいなかった。

     ワンダーステージで1人倒れたままうずくまり、患部を両手で抑えながら痛みに顔を歪める。なんとか起き上がり座った司は歯を食いしばって「くそッ……!」と自分に対する情けなさを吐き出した。普段の頼もしさは息を潜めており、数分前から広がり始めた暗闇が司の背中に覆いかぶさっている。
    2648

    さらさ

    MAIKING実は出発点はちっこくなったロイドだったという。どうしてそうなった。
    エリュシオンの遺物として残っていたロイドそっくりのホムンクルス(というか多分まんま複製で幼くした)を某場所で見つけたロイドがひょんな事から体を明け渡されて子供からまたやり直す話。
    ランロイにしたいけど余りに特殊すぎてどうしてみようもないけどとりあえず冒頭だけ。タイトル未定
    「まだ、だ……!」

     ロイドの体力も意識も、限界に近かった。そんな時だった、何処からか声がする。強い光がロイドを包む。

    「どうか僕の体を使ってくれ。僕がこのまま自我をもつより君が僕の体を使った方が世界の為だろう」

    そんな声が聞こえた。何の事だろう、そういえば自分は何を見て――?薄れる意識の中で先程までの事を思い返す。事の始まりはある一つの支援要請だった。

     クロスベル再独立から一段落して通常業務へと戻って三ヶ月経った頃だった。エリュシオンの遺物が残っていないか調査して欲しいという匿名の支援要請が入ったのは。誰のものかはおおよそ予想がついたし、今後影響がないとも限らない。調査範囲が広いことから手分けする事となったのだが、ロイドは一人で太陽の砦の捜査に当たったのである。諸々曰く付きである事から後でツァイトも合流する手筈になっていたのだが、予想外の事が起こった。
    3512

    いこめ

    PROGRESS監ジェイ小説の進捗です。
    小説から一部抜粋。短くてすみません!
    タイトル未定。
    一万〜一万五千文字位の小説になる予定です。

    あらすじ
    「俺の話を聞いてくれませんか。ただそれだけでいいんです」監督生からの相談は、非常に単純なものだった。別世界から来たという監督生に興味を持っていたジェイドは、監督生との"お話会"を通して、彼の内面に触れていくことになるのだった。
    「お話会……ですか」
    「ええ。これから続けていくなら、何か呼称があった方が分かりやすくていいかと思いまして。契約、とだけでは、少々堅苦しいでしょう?」
     首を傾げる監督生。ジェイドが提案したのは、自分たちが交わした契約に呼び名を付けることだった。
    「それは良い提案だと思うんですけど、その呼び方、ちょっと子供っぽくないですか」
    「そうですか? 決して、監督生さんが子供っぽいから、というような思いで名付けた訳ではありませんよ」
     ジェイドは鏡のように、監督生の動きを真似して首を傾げる。その言葉が本当であれ嘘であれ、監督生の反応を楽しんでいることには間違いなかった。
    「僕達が話を聞くのですから、むしろ、監督生さんから監督生さんのことを教わっている、という風な解釈の仕方もできますね。よろしくお願いします、先生」
    「なんか嫌ですねその言い方! 絶対からかってるじゃないですか」
     ジェイドは監督生のツッコミを受けると、満足したようにくすりと笑った。
    「ふふ、冗談です。では、アイスブレイクはこの辺にして、本題に入りましょうか」
     今のはジェイドなりの雰囲気作りだったらしい。全くもってそうとは思えない 565

    harkas_

    MAIKINGタイトル未定、白鳩戦でフォーリンラブが解けなかったリングアベルが襲い受けする話。
    導入途中(R-18になる予定)
    どこか遠くから、誰かを呼ぶ声が聞こえる。トーンが高く、良く言えば耳に残る声。ティズ、ティズと泣きじゃくるようなその声が自分を呼んでいるのだと唐突に理解する。あれ、僕はどうしていたんだ?思考にもやがかかった様にはっきりとしない。動物の毛が焼けた様な匂いと、べったりとまとわりつく鉄の匂いにここが戦場であった事を思い出した。指の先、足の先、それぞれがある事を、動く事を確認して、それから息を吐く。上手く出来なくて少しむせて、それからゆっくりと重たい瞼を開いた。
    「イデア…そんなに…揺すらないで…」
    僕を呼んでいたのはイデア。僕は彼女にずっと揺さぶられていたようだ。軋む身体を懸命に起こすと、半泣きの彼女に抱きつかれた。
    「ティズ!気がついたのね!」
    そう言ってわんわんと泣きじゃくる。その様子からすると、僕は蘇生されたのだろう。あの大きな鳥の骨がベールを被った様な魔物に何らかの魔法をかけられたところまではぼんやりと思い出したが、その後の事がさっぱりだ。倒せたのか、倒されたのか。いや、そんな事より。
    「イデア、君1人だけ?」
    問い詰める様に言うと彼女ははっとして、
    「だ、大丈夫、アニエスは近くの川ま 1100

    岩藤美流

    MAIKINGタイトル未定 続きが欠けるかわからないので もしかしたら供養になるかもしれないアズイデちゃん

    内容的には恋に無自覚なあずにゃんが自主規制する話 そんなにえっちなものではないです
    そこは恐らく、行ったこともないイデアさんの部屋だ。よくタブレットで撮影したものを見せてくれていた。新しいグッズが手に入ったとか、オルトさんが綺麗に片付けてくれたとか、そういう、僕にとってはどうでもいい報告を重ねていたから、本物は知らなくても密やかな香りまでわかるような気がする。
     イデアさんからはいつも独特の香りがした。香り、というほどのものではないかもしれない、それほど微かなものだ。それは不快なものではなくて、むしろ僕にとっては落ち着くものだ。何の香りなのか、彼自身は香水など使わないだろうし、しかし石鹸の類でも無い。例えるなら、薄暗い蛸壺の中に一人眠る時のような、穏やかで静かな、優しい夜を思い出す、そんな香りだった。
     イデアさんはあのいつだって散らかっているベッドを何故だか整えていて、その上に乗って僕を待っている。僕は、吸い寄せられるように彼に触れた。温かい髪、熱い程に上気した頬。金色の瞳は僅かに濡れ、揺れている。表情は不安げだから、安心させるように彼を抱きしめて、その額にキスをした。
     それは子供にするようなものだったのだけれど。僕はもっと彼に触れたくなった。唇を瞼に、頬に重ね、 4929