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    マトリフ

    たらpoipiku

    MOURNINGたまきず時空にて、最終決戦の深層神殿へ行く前夜の会話だけ。
    マトリフ師匠とアバン先生とクロコダインを呑ませたいなと思ってたら、ホントに中身のない会話をしはじめて、まとまらず。呑んだくれているのでテンポもあがらず。
    これ以上、どこにも話が行きそうにないので、とりあえずアップしてみました。

    本当は、師匠が寿命で亡くなってもミラドで逢えるかもって話もしようかと思いましたがそぐわない気がしたのでカット。
    絆の旅路-捏造7章5.6話の別の部屋 呑んだくれな大人たち-マトリフとアバンが割り当てられた部屋にて。
    外で寝るなら床で寝てもいいだろうと誘われたクロコダインがかなりの酒瓶を消費している。



    マトリフ
    「ってぇことは、おめぇが凍ったハドラーをかっぱらった張本人か!」

    アバン
    「マトリフ。『かっぱらった』は無いでしょう。当時のクロコダインの立場からすれば『頼まれて、取り返した』ですよ」

    マトリフ
    「うちの弟子が地面を火炎呪文で掘ったことがある。それはおめぇさんに倣ったってハナシだが。それの大元があの時のハドラー強奪たぁね」

    アバン
    「どこで縁が繋がるかわかりませんね」

    マトリフ
    「オレが使うには気持ちのわりぃ言葉だが、これもピラの言葉を借りると絆が繋がったってやつかね」

    クロコダイン
    2122

    なりひさ

    DONEガンマト+ポプ。ガンガディアはマトリフから愛されてるの気付いてねえなって話
    かわいい弟子と「師匠〜!」
     元気のいい声が洞窟まで響いてきた。その声の主はマトリフの愛弟子である。私はそっとマトリフを見た。マトリフは読んでいた本から顔を上げると、頬杖をついて不機嫌そうな顔を作った。
    「なあ師匠〜いるか〜?」
    「うるせえな。いることくらいわかってんだろ」
     ポップは何冊もの分厚い魔導書を抱えて洞窟へと入ってきた。魔導書を机に置くと私に向かって人好きのする笑顔を向けてくる。私は小さく手を上げて応えた。
    「助けてくれよ師匠〜。この呪文なんだけどさ」
    「なんだよ……おめえ、またこんな古代呪文引っ張り出してきたのか……」
     大魔道士二人は顔を寄せ合って一冊の魔導書を覗き込んでいる。ポップはパプニカの宮廷魔道士をしており、時折こうして魔導書片手にマトリフを訪ねてくる。ポップは古代呪文を研究しているらしく、マトリフに呪文の助言を求めにくるのだ。短くても数時間、長ければ数日間は二人でああでもないこうでもないと議論を交わす。マトリフは面倒臭いなどとぼやきながらも、この時間を楽しみにしていた。私は二人の邪魔をしないようにとそっと席を外した。
    2016