sirome0_0DONE寧々ちゃんが、悲しみの中にいる時(3人が一緒にまた笑い合えるのを楽しみにしている単行本派人間) 403 sirome0_0DONE京を離れる許可「京を離れる許可をください。」 口から言葉がこぼれた。 僕の言葉に土方さんは驚いたように目を丸くし、ひどくかすれた声で「…新選組が京を離れるからか。」と言葉を返す。それがなんだかおかしくて、ふっと笑いが漏れる。 「いえ、療養をしようと思いまして」 しんとした部屋には僕の声がよく響く。 「どうして急に。」 「急じゃあリませんよ。ずっと土方さんも近藤さんも僕に療養しろって言ってたじゃないですか。」 「そうじゃない。どうして今なんだと訊いている。」 苛立つ土方さんの声も、よく響く。 「僕、漸く分かったんです。今のままじゃ役には立てないと。きちんと療養をすることが剣を握る一番の近道なんだって。」 僕の言葉に近藤さんは深く頷き、土方さんは僕の言葉が本物かどうか見極めようとしているようだった。 1316 sirome0_0DOODLEすごくくだらない、聖夜決戦編NGシーン思いついてしまったんだ千冬「お前バカなのかよ。 強がってんだよ。痛いに決まってんだろ。」 八戒「なんで…」 千冬「お前に背中見せるために決まってんだろ。三ツ谷くんは計算ができる男だ。」 八戒「計算なら俺も…」 千冬「ちっっげぇよっ足し算とか引き算とかじゃねぇよ。わかんだろ、かけ、かけ…かけ算だよ」 武道「駆け引きだよ、バカッ」 156 sirome0_0DONEよりを戻した🏐カップル月島 「見てるから、見てて」 月島くんのことを自分ばっかり見てて目が合わない、辛いって一回離れた彼女さん。 その日から、月島くんの方が彼女さんのことを目で追うようになって、敢えて月島くんを見ないようにしていた彼女さんとは当然目が合わないしどれだけそれが辛いことか身を持って知ることになる。 普通に声をかけてもうまいこと躱されるのはわかっているから、彼女さんが目の前を通った時に手首をつかんで二人になれるところに連れて行く。 「…何か用」 「ごめん、…だからそんな冷たい声で僕のこと拒絶しないで…」って弱々しい声で言う。 今まで月島くんのそんな声を聞いたことない彼女さんは勿論驚いてしまうし、「なんでそんな話し方するの」って訊くと「知らなかった僕末っ子だよ。…だから、君にも多分甘えてたんだと思う。視線が合わないのがこんなにも辛いなんて思わなかった。」 1805 sirome0_0DONE彼羽織と彼羽織とワスレナ 斎藤「無いと思えばここにあったか。いや今宵は冷える羽織っていろ。」 今から届けに向かおうと思っていたのですが、と洗濯物を畳んでいる下女ちゃんが言うと、そのまま着ているよう手で制止する。 「何だか、皆さんの仲間になったみたいですね。」なんて下女ちゃんが言えば、「仲間だろう。お前が皆の世話を焼かなければ、皆飢え死んでいたかもしれない。」なんてすごく真面目な顔で言う斎藤さん。その真っすぐな言葉に笑顔を返そうとするも上手く笑えない下女ちゃん。 「…何だその顔は。」 「いえ、嬉しくて。」 「答えになっていない。」 それでも涙が止まらない下女ちゃんをちゃんと抱きしめてくれる斎藤さんでした。 藤堂「なんか、ちんちくりんに見えるな。あはは、嘘だよ、あんまりにもちんちくりんすぎて守ってやりたくなる。」 1274 sirome0_0DONE二人の恋の応援⚠本人不在のリョ桜表現あります 788 sirome0_0DOODLE1年のピクニック朋香「お味はどうですか、リョーマ様」 リョーマ「まあまあ」 朋香「そんなに褒めちゃ」 堀尾「あれって褒めてるのか」 桜乃「リョーマくん美味しそうに食べてる」 カチロー「なーんか、会話噛み合ってないようで噛み合ってるよね、あの2人」 堀尾「竜崎も、あれぐらい図太く行かねぇと越前のヤツは気づかねぇよ。」 朋香「だぁれが図太いですって」 堀尾「うわ、地獄耳かよ。」 桜乃「リョーマくん、」 リョーマ「何」 桜乃「あの、私のも食べて貰えませんか」 リョーマ「いや、食べてるけど。」 桜乃「えっ」 リョーマ「えっ、」 263 sirome0_0DONEイライラしてたらそばにいてくれる819男子日向「元気、ナイデスカ」 壁からそろそろって覗きながら様子を窺ってくる日向くん。 「···」 「あの、〇〇さん。」 返事がなくて大分わたわたしちゃう。 でも、返事がないってことは参っているってことだから後ろからぎゅって抱きしめてくれる。 「···なんですか、日向さん。」 って彼女さんが言ったら、「俺のパワーを分けようと思いまして。」って言う日向くんに、少しキュンとする彼女さん。 「で、ではお言葉に甘えて…」と真正面から手を広げる彼女さんにこちらもキュンとしてぎゅーーーーっと抱きしめる日向くんでした。 影山「···やる。」 イライラというか元気なさそうな🌸ちゃんを見て、まず好きそうなものを1個渡してくる。 🌸ちゃんが受け取ってくれたら次々「やる、」「これもやる」って物を渡してくる。 2099 sirome0_0DONE「ありがとな」の意味と次期三年「宍戸さんの夢は」 「秘密だ」 「…ありがとな、長太郎。」 あの時どうしてすぐに気づかなかったのだろう。この宍戸さんの感謝の言葉が、夢の一つの終わりを意味していると。 どうしてもっと… 「鳳、おい、鳳。」 「…何。」 「ぼさっとするな、練習の邪魔だ。」 「ねぇ、日吉。俺は宍戸さんの夢を一つ奪っちゃったのかな。」 「は」 言葉の意味に気がついた日から、なんだかうまく立てない。 練習に身が入らない。 日吉の言う言葉が正しい。 でも、宍戸さんがいないこのコートに吹く風があまりに冷たくて、何度も何度も温かいあの声を思い出してしまう。 「…宍戸さんが、そう言ったのか」 「え」 「宍戸さんが、お前に、そう言ったのか」 日吉はそんな俺にただ、淡々と言葉を投げてくる。 622 sirome0_0DOODLE一番1年生らしい瞬間堀尾「越前ってなんか俺にだけ冷たくない」 カチロー「出会い方が良くなかったんじゃない」 カツオ「あることないこと言うのもね。」 カチロー「テニス歴2年だしね。」 堀尾「それ、関係なくないか」 リョーマ「とてもテニス歴二年とは思えないフォームが良くないんじゃない」 堀尾「噂をすれば、」 リョーマ「なんだよ。」 堀尾「静かに出てくるのやめろよっ、びっくりしちゃうだろ」 リョーマ「知らないよっ、堀尾がいつもうるさいんだろ。」 カチロー「ねぇ、カツオくん。僕思うんだけど、」 カツオ「何、カチローくん。」 カチロー「リョーマ君って堀尾くんといるとあー同い年なんだなって感じるよね。」 カツオ「テニスしてる時に、1年生って思えないものね。」 324 sirome0_0DOODLE僕らの子どもコルビー「僕には言うべきだったんじゃないかあの子は僕らの子どもだっただろう。」 「ごめんなさい、コルビー」 ダニエル「〇〇、次移ど…待て、僕らの子どもってなんだ」 「それは…」 コルビー「待て、言うな。それは秘密のはずだろ。」 ダニエル「は、えこ、子どもがいるのか」 「それは、」 コルビー「あぁ、いる。」 ダニエル「…ダメだろ。」 コルビー「守仁には育てる許しも貰ってた。」 ダニエル「は…ダメだ、理解が…」 「かわいい男の子なんだよ。」 ダニエル「………そ、そうか。」 ロビン「…くくっ。」 ケビン「ロビン、さっきから何見てるのさ。」 ロビン「面白いもの。」 アイビー「なになに、面白いものが見れるの」 ロビン「アイツらちゃんと情報を伝え合わなくなって意味のわからない方向に話が曲がって行ってるんだよ。今はコルビー·フレイと〇〇の間に子どもがいるとかって話になってダニエルが困惑してる。」 501 sirome0_0DOODLE日向→🌸→山口→谷地🌸「山口くんの魅力にみんなが気づき始めた。」 日向「···山口優しいからなー?いいヤツだし」 🌸「···モテなくても良いのに。」 日向「···情緒不安定〇〇サンも、行ってくりゃいいのに。」 🌸「いや、私は遠目で拝むのが幸せなので。」 日向「〇〇は、山口に伝えねぇの」 🌸「いやー、私なんかおこがましいと言いますか。」 日向「相手に告白するのに好きだからって気持ち以外いる」 🌸「っていうかさっきから日向、私が山口くんのこと」 日向「なんで好きって知ってるのって…知ってるよ、好きなんでしょ。」 🌸「…日向のくせに敏感だ。」 日向「〇〇わかりやすいし。」 🌸「日向は、周りに気づかれる前にちゃんと告白しそうだよね。」 454 sirome0_0DONE自分のファンの子が話しかけてきたときと、自分の想い人がファンだと伝えてきたときの対応について。🎾、🏐、⚽️の子達の対応【ファンの子に声をかけられたよ】 ー🎾の人たち。ー リョーマ「ふーん、すごいね、アンタ。」 多分、慣れてる。マスコミにインタビュー受けるのも慣れてるし、英語も日本語も話せるから誰に声をかけられるようがある程度会話をしてくれる。 自分について調べてくれてたり、ファンですってリョーマ君の切り抜きでコラージュしたものを見せられても、「サンキュ。」とか「すごいね、」とか素直にさらっと言う。 跡部「アーン、知ってて当然なことばっかだな。」 こっちは、周りが優秀すぎる環境で育ってきてるからちょっとやそんじょの情報量じゃ塩対応しかしない。もしくは、スルーする。「行くぞ、樺地。」って言って。 ただ、ファンの子がコラージュしたの見せてくれたりしたら通り過ぎざまに、「次も見てろよ。」とか「もっと俺様の情報調べておけよ。」とか言って頭に手を一度ぽんと乗せて行くからそれだけでファンの子はハートを射止められる。怖い男。 2082 sirome0_0DONE桜の花と⚽️男子と付き合っていないあの子。4️⃣1️⃣、🐆、💤4️⃣1️⃣「もう桜の花が咲く時期か…1年って早いよな 」 桜を眺めているといつの間にか並んで立っている4️⃣1️⃣くん。 「…なんでいるの」って訊くと、「始業式だから」って逆に首を傾げて訊かれる。 1年前は、会話をしたことも数回しかないただのクラスメイトだったのに、なんでこの人は私に話しかけてくるんだろうの気持ちでいっぱいの🌸ちゃん。 「潔くん、なんかブルーロックに行ってから雰囲気変わったよね。」 「…そう、かな。」 「うん、何ていうか大人っぽくなった。こんな私にまで気遣って声をかけてくれるくらい周りを見てるし。」 そう桜を見続けながら話していると、「待って待って待って、俺気遣いとかで話しかけてないしバリバリ下心なんだけど。」なんて赤くなった顔を片方の手の掌で隠しながら言う4️⃣1️⃣くん。 1575 sirome0_0DONE1年トリオが進級したよ。モテ始めたカツオ堀尾「カツオがっ、モテてる」 カチロー「カツオくんは優しいから。」 堀尾「くっっ」 カチロー「堀尾くんは相変わらずモテないのにね。」 堀尾「なっ」 カチロー「でも、良いじゃない。堀尾くんには見ててくれる人がいるでしょ」 堀尾「ほんとかドコドコやっぱ俺の魅力に気づいちゃう奴もいるんだよなー。」 カチロー「すぐ調子に乗る…」 朋香「ねぇ、ちょっとうるさいんだけど」 カツオ「本当に、うるさい。」 カチロー「カツオくん、僕このあと試合だから堀尾くんのことお願いね。」 カツオ「なるべく早く戻ってきて。」 堀尾「なんだよ2人揃って俺のこと赤ちゃんとでも思ってんのかよ。」 カツオ「そうだよ。」 朋香「部活でも子守されてるのね、アンタ。」 605 sirome0_0DOODLE違う高校に進んだ理由。上ノ山「何で真冬は同じ高校に進まなかったんだ」 柊「あー…真冬にそれ訊いた」 上ノ山「あぁ。したら…めっちゃ明後日の方向むきながら、「ショウライノタメ、ダヨ。」って」 柊「ぷっ、あっははははっ」 上ノ山「やっぱ違うのか」 柊「いや、回り回って合ってる。ほら、真冬って頭いいだろ」 上ノ山「ああ。」 玄純「でも答えを出すのにすごく時間がかかる。」 上ノ山「ああ、」 柊「受験って待ってくんねぇじゃん考えてる間にお前と同じ高校勧められて、あれよあれよという間に話は進み、迷ってるうちに合格した。」 上ノ山「…え、」 柊「進路って誰も口出しできねぇし、わざわざ俺たちのレベルに合わせることもねぇじゃん。ま、今は自分でこれからのこといろいろ考えてるんだろうし、LIVEのチケット受け取ってもらえなかったとしても落ち込まず、待ってやろうぜ。」 494 sirome0_0DOODLE橘日向、恐ろしい子。日向「武道くん私の言う言葉を繰り返して。」 武道「わかった、。」 日向「花垣武道は」 武道「は、花垣武道は」 日向「いつも突然現れます。」 武道「いつも突然現れます。」 日向「花垣武道は」 武道「花垣武道は」 日向「友だちがたくさんいます。」 武道「友達がたくさんいます。」 日向「花垣武道は」 武道「花垣武道は」 日向「橘日向を愛しています。」 武道「橘日向を、愛しています、てええっ」 日向「ごめん、今のはひなが聞きたい言葉だった。」 武道「…えぇ…ひな、」 日向「何武道くん。」 武道「あんまり可愛いことしないで。心臓に悪すぎる。」 274 sirome0_0DONE見つけたあぁ、前のバンドが終わる…。 柊の誘いを受け入れて、必死で曲を完成させた。 俺の知らない人間の作ろうとした曲を、大切な人の大切な人の曲を始めなくちゃいけない。 「やりたくない」、のオンパレードだった日々だったけど柊と玄純の目を見てああ、この2人も覚悟を決めてこの曲と向き合おうとしているのだと思うと完成させてみたくなった。 真冬は、来てくれるのだろうか… このところ、うまく避けられ続けて話もろくにできていないけど。 聴いてくれるだろうか、俺が聴かせたくなったこの曲を。 畜生、ステージに立つのってこんなにも怖かったっけ。 あぁ、客席が暗くて良かった。 じゃなきゃ俺は真っ先に真冬を探してしまう。 必死にフリをした、機材をいじるふりを、ギターの弦を確認するふりを、前を、客席を見ないように。 632 sirome0_0DONE違和感コルビーは最近変だ。〇〇のことばかり気にしている。本人は自覚がないみたいだけど今日も自分の言葉の後にアイツのことを目で追っていた。 あれ、なんで〇〇は不機嫌なんだだって。 少し前までは、別にそんなこと口にしなかったのに。 「コルビー、気になるのか。〇〇のこと。」 「フィッシャーは気にならないのか」 「あぁ、気にならない。別にあいつにどう思われてもどーってことない。嫌われたってへっちゃらだ。」 「…そう。」 「お前はそうじゃないのか」 「…わからない。」 「何だよそれ。」 「フィッシャーが、そう言うならそうだと思うけど、たぶん違うって思うからそう訊いたんだろ」 「…おかしいぞ、お前。あいつは純血じゃない。」 「でも、みんなが一目置く魔女だ。」 433 sirome0_0DONE湯上がり彼女と🏐彼氏日向 「オフロアガリデスカ」 お風呂上がりにばったりと出会った日向くんと彼女さん。ピシッという効果音がつきそうな感じで固まってしまう日向くん。 「日向、おーい、ひーなーたー。」 何度呼んでも反応のない日向くん。 やっとのことで、返事が返ってきたかと思ったら「戻って刺激が強すぎるから危ない。」とグイグイ背を押される。 「何が危ないの」って訊くと「ほら、月島とか、影山とか先輩たちとかに出くわすとさ、危ない。」って最初は言う日向くんですが、最後の方に耳元で「俺も、男だから、危ない…です。」って小さな小さな声で囁く日向くん。 影山「……わりぃ。」 お風呂上がりにばったり出くわした、影山くんは、目が合った途端に謝ってくるものだから、意味がわからない。 1440 sirome0_0DONEふと目線を外にむけると、名前も知らない鳥が二羽楽しげに飛んでいた。もう一度、納得してるんだ、俺は潔に勝ってから何処かおかしかった。 もう、勝つために必要な次のエゴが見つからなかった。 「御影くんは」 知ってるくせに… 「玲王くんは」 分かってるくせに… 別に嘲笑われたっていい。 自分が一番よくわかってる。 自分をよく知ってくれている人もいる。 最初は凄く嫌だった。 意味分かんないことばっか言われて、競わせられて、面倒くさいことばっかさせられて。 それがどれだけ必要なことなのかなんて考えなかったから。 でも、玲王がいて、斬鉄がいて、潔がいて、蜂楽がいて、ちぎりんがいて國神がいて、馬狼がいて…絵心がいて… 考えて考えて、それが楽しくて仕方なくなった。 一分一秒でも、もっともっと長くあの場にいたかったなんて今更気づいても遅いけど。 484 sirome0_0DONE愛を伝えるゲーム永倉さんと愛を伝え合う永倉「好きだよ、小鳥ちゃん、愛してる、何度だって言う。」 町で、たまたま耳にした言葉。 お互いに好意を伝えて照れたら負けというそれをお前とする想像をすると、想像の中のお前はあまりにも可愛かったものだから、すぐに試してみたくて屯所へと帰る足も急ぎ気味になる。 「小鳥ちゃん。」 屯所に戻ると、廊下ですれ違った平助との挨拶もそこそこに炊事場に向かう。 きっとお前はそこにいるから。 声をかければ、「おかえりなさい。」と笑顔で出迎えてくれるお前に俺はすぐに今日聴いた話をする。 途端に、顔を赤らめる小鳥ちゃんを抱きしめたい気持ちを抑えてこの言葉を口にする。 「大好きだよ、小鳥ちゃん。」 ありったけの思いを込めて、伝えるんだ。 730 sirome0_0DOODLE山吹中との試合でかっこよかったリョーマくんリョーマ「これは、カチローの分。」 カチロー「リョーマくん…。」 菊丸「あれはズルいニャ、」 桃城「あんなんされたら惚れちまうなぁ、惚れちまうよ。」 リョーマ「ちょっ…うるさいッス。」 カチロー「リョーマくん、ありがとうっ」 リョーマ「あーっ、もうっどういたしまして。」 亜久津「小僧、次行くぞ。」 リョーマ「どーぞ。」 菊丸「いやぁ、それにしても今日のおチビはカッコよかった。」 リョーマ「まだ、言ってんっすか。」 桃城「マジでかっこよかった。もうすぐあの1年女子2人もくるんじゃねぇか」 リョーマ「来なくていいっすよ。」 朋香「呼びましたかリョーマ様。」 リョーマ「呼んでない。」 桜乃「リョーマくん、今日も凄かったね。おめでとう。」 443 sirome0_0DONE朝起きたらダニエルくんとだけ会話ができなくなりました言葉が伝わらなくなったダニ主今朝起きてから、ずっと変だ。ダニエルの言葉だけが全く理解できない。 昨日までは普通に話をしていたのに。 「_____ 」 「ダニエル、何言ってるの全然分からないよ」 「____」 ダニエルの様子から、こっちの言葉はうまくダニエルに伝わっているらしい。 ダニエルは手足をバタバタして何かを言って、部屋を出ていった。 「なんで俺だけ〇〇と話せないんだ何か薬作ってくるって。〇〇と話せないのがすごくストレスみたい。」 「そう…」 「〇〇もすごくイライラしてるね。」 なんとか平静を装っていたものの、アイビーにはバレバレだったみたいだ。 「うん、もやもやする。いつも通りじゃないって嫌だよね。」 そう言うと、それだけとアイビーは笑みを浮かべた。 735 sirome0_0DONEただ自分以外を好きな人に片思いするtksmくんが見たかったんです 623 sirome0_0DONE付き合ってないけど好きな人、の誕生日って覚えてますか?好きな子の誕生日当日と⚽️男子4️⃣1️⃣「誕生日、って聞いて…」 好きな子がお友達と話しているのをたまたま聞いてそれからずっと覚えてる。好きな子に関しての情報は本当によく覚えてそうな4️⃣1️⃣くん。 ただ、プレゼントとかは急に渡されても困るかなとか思って用意してない。 好きな子が一人のタイミングを見つけて、「今日、誕生日って聞いて…」って切り出す4️⃣1️⃣くん。 「おめでとう、ございます。」 「ありがとうございます」 「なんで疑問形なの」 「潔くんがなんか言葉に詰まってたから、合わせてみた。」 「ぷっ、なにそれ、俺疑問形じゃなかったでしょ」 なんて、どんなときでも会話を和ませてくれることろが4️⃣1️⃣くんが好きになったら理由だったりして。 1508 sirome0_0DONEライブの後こんな話があればいい。ライブの後ライブのあと、柊が泣いていた。柊は玄純がいうようにいつも突然泣き出す。だから慣れたっちゃ慣れた。ただきっと柊も会場にいた真冬を見つけたのだろう。 見たのだろう。真冬が大粒の涙をこぼしているのを。 それだけでこの曲をやってよかったと思えた。 伝えたいもの全部伝えることができたから。 「…柊、玄純」 「…ずびっ。」 「何だ」 まだ涙が引っ込まず鼻水をすすっている柊と、玄純の目が俺に向く。 「俺にこの曲を教えてくれてありがとう。バンドに参加させてくれてありがとう。」 「「」」 そう言うと二人は驚いた顔で俺を見つめるから、居心地が悪くなって目をそらす。 「おうっ」 「あぁ。」 「何だよ、上。やっと俺に感謝したくなった」 492 sirome0_0DONEあまーいあまーいお汁粉はいりませんか?お汁粉とwsrn斎藤「…甘い匂いがするな。汁粉か。」 「汁粉です。」 自主稽古から戻るとき甘い匂いがしてその匂いに釣られるようにやってくる斎藤さん。 「飲みますか」 と下女ちゃんが聞くと「…いいのかいや、違う。俺は最後でいい。」と。 飲みたい気持ちは山々なのに、咳払いをした後言い直す斎藤さん。 「…ところで、お前は味見をしたのか」 話をしている内に何かを見つけて訊くと恥ずかしそうな下女ちゃんが「少しだけ。」って答えるし、「なら、それを貰おう。」って口元についているあんこを口づけで取るのが斎藤さん。 平助「今日、汁粉があるって聞いてさ、急いで帰ってきたんだよ。っつってもちゃんと見回りはしてきたぞ。」 急いで帰ってきたんだよ、の部分まで聞いてジト目をする下女ちゃんに笑いながら付け加えるのが藤堂さん。 1653 sirome0_0DOODLEリョーマ君と朋ちゃんの会話ももっと見たいホントはね朋香「リョーマ様、あの時やっぱり怒ってたよね」 リョーマ「だから、何の話」 朋香「ほら、城西湘南とか言う学校の親衛隊とか言う女の子たちともめた時…」 リョーマ「………そうだっけ。強烈な監督さんに絡まれたことは覚えてる。」 朋香「またまた、照れちゃって〜。」 桜乃「………」 堀尾「竜崎、何してんの」 桜乃「朋ちゃん達なんの話してるんだろうって」 堀尾「小坂田と越前あの2人なんだかんだで仲いいよな。越前もそんな邪険にしてないし。小坂田の方も一線は越えないっつーか。」 桜乃「……うん。」 堀尾「そんなに気になるなら行けばいいだろ呼んでやろーかおーい、越むぐっ」 桜乃「呼ばなくていいよ、堀尾くん。」 堀尾「だったらなんでそんな顔してるんだよ。」 341 sirome0_0DONE好きって言わせたい🏐男子好きって言って欲しいんです。日向「〇〇さん、お願いがあるんですが…」 珍しく元気がなく肩にコツンって頭を乗せてくる日向くん。そんなに元気のない姿を見るのはなかなか無いものだから、すごくびっくりしちゃう彼女さん。 「どうしたんですか、日向くん。」 「1回だけ…好きって言ってもらえませんか…」 肩に乗せられた頭から伝わる熱で顔が赤いことが伝わってくる。 「好きですよ。凄く、凄く好きです。」 それに気づかないふりをしてそう口にすれば、ばっっと肩から熱が離れていく。 飛び退くように、離れた日向くんが「俺っ一回って言った」って勢いよく言うから「だめだった」って訊くと「駄目、じゃ無いけど…その…」思ったより嬉しくてどうしたらいいかわかんなくなる。 1931 sirome0_0DOODLE虎視眈々と狙ってたあの子四文字熟語。「解せない。月島くん、恋人と親友どっちが大事なの」 月島「友達。」 「…くっもういい、今日から私は日向に嫁ぐ。」 日向「は、え」 「日向、仮初めの役でいいから。さよなら、月島くん。」 日向「ちょ、ちょっと待って。仮初とかだめでしょ、嫁がれるなら、ちゃんと養うし。」 「日向しか勝たん。」 影山「虎視眈々」 山口「影山正解」 月島「山口黙って。てか、虎視眈々って何日向この子のこと狙ってたの」 日向「下剋上。」 山口「日向正解。」 月島「山口黙って。」 231 sirome0_0DONE卒業していく先輩たちと恋人な監督生ちゃんのお話卒業とtwst🌹「泣くのはおよし、卒業してもボクはボクのままだよ。」 まず今日までキミがここにいることにびっくりだよ、と少し呆れた顔の🌹先輩。 べしょべしょに泣いてる監督生ちゃんの涙を優しくローブの袖で拭ってくれる。 「リドル先輩、そんな事するんですね。」 「どういう意味だい」 「ティッシュとか渡してくるのかと。」 そう言うと今更恥ずかしくなって顔が真っ赤になる🌹先輩。 「卒業式の日に、ハンカチを持参しないがハートの女王の、法律で決まっているからね。」 「…リドル先輩の香りがします。」 「キミは相変わらず変なことを言うね。ボクのローブだからボクのにおいがして当然だろう。」 そういう🌹先輩の顔も耳も真っ赤になっている。 「卒業してからも、好きでいていいですか」 1042 sirome0_0DONEいろんなパターンでよくできました、と言ってもらいましょう。よくできました、と⚽️男子4️⃣1️⃣多分年下の子にサッカー教えてる時に出る。 それを見て彼女ちゃんがおねだりする。 「潔コーチ、出来ました」 「何それ。」 「昼間、はちびっこ達に『おお、よくできました』って言ってた」 「…え、何。」 そんな話の中、私も潔コーチによくできました、って褒められたいよーって言う彼女ちゃん。 何がしたいのか分かったものの急に言われると、と恥ずかしくなる4️⃣1️⃣くん。 「え、俺そんなこと言ってた」なんて頬をポリポリ。 「言ってた言ってた潔コーチ」 「…わかった、じゃあちょっとこっち来て。」と呼ぶと素直に寄ってくる彼女ちゃんに「よくできました。」って言った後は自分の顔が見えないよう背後からバックハグかます。 1768 sirome0_0DOODLE小さい頃、段ボールをかぶればいつでも星が見えると思っていた段ボールの穴小さな頃、いたずらをして怒られると思った時に段ボールをかぶっていたことがある。僕はただの荷物。ここにはいないよ。 そう思って。 段ボールの独特な匂いにいつの間にか寝てしまった僕は、目を開けた瞬間真っ暗な視界の中でいくつかの星を見つけた。 今思えばそれは、段ボールの隙間から入ってきた光なのだけれど。 その日から、夜空を見上げるのがほんの少し怖くなった。 地球、という段ボールの中に閉じ込められているような気がして。 誰かにこの星の上から本当はずっと監視されているような感じがして。 「本当は、いくつかを除いて星は存在しないのかも」 昼間の空に手をかざし、指のすき間から漏れる光を見てつぶやいた。 303 sirome0_0DONE傘ってさすの難しいですよね傘が苦手な、君と俺人間には得手不得手というものがあるのだろう。 歌が上手い奴がいれば下手くそな奴もいる。全てを得意とする人間なんてごく僅かだろう。 それに、別に他人の得手不得手なんて自分にとっては今まで大して興味のなかったことだ。 それが今、かなりピンチに陥っている…。 正直言ってここまでとは思わなかった。 「…下手くそにも限度ってものがあるとは思わないか」 「…はい、私も今自分に驚いております。」 そもそも、俺が傘を忘れたのが悪かった。だから黙っていたのだが二人で一本の傘を使うのがこんなにも大変な行為だとは思っていなかった。 「相合傘ってどっちかの肩が少し濡れるくらいだと思ってたんですが…」 「あぁ、そうだな。」 「しかもさしている側の配慮によるものだと。」 590 sirome0_0DOODLEテニス部一年の日常⚠微微リョ桜風味私の好きとあなたの好き、桜乃「朋ちゃんはすごいね。」 朋香「何が」 桜乃「応援、とか。」 朋香「一緒にやってるじゃない。」 桜乃「でも、」 朋香「あのね、多分みんな気づいてると思うんだけど、私のは恋愛とは違うレベルだと思うの。でも桜乃は違うでしょ。リョーマ様が好きなんでしょ。」 桜乃「それは、その…」 朋香「下向かない良いじゃない、胸張って好きって言えば」 桜乃「みんな、朋ちゃんみたいにはっきり言える性格じゃないよ。」 朋香「それって、リョーマ様にも失礼じゃない胸張って好きだって言ってもらえないってことでしょそれに、レギュラー陣はみんな人気者だからぼやぼやしてたら先を越されちゃうわよ。」 桜乃「うん…」 堀尾「うげっ、小坂田。」 480 sirome0_0DOODLE朋ちゃんと堀尾のことが気になるリョーマくん早く気づくといいねリョーマ「…」 朋香「リョーマ様、~~~~~」 リョーマ「小坂田、運動得意なの」 朋香「得意かどうかはものによるけど、好きですよ。」 リョーマ「…ふぅん。で、結局のところ堀尾とはどうなの」 朋香「···どうしてアイツなんですか」 リョーマ「…仲良いし。なんかそういう感じなのかなって。」 朋香「誤解よ、リョーマ様」 リョーマ「へぇ…。お互い早めに気がつくといいね。」 朋香「気がつくって何に」 リョーマ「さぁ」 朋香「···え、リョーマ様何に」 リョーマ「…それより竜崎遅くない」 朋香「ほんとだ、私ちょっと見てくるね、リョーマ様。」 280 sirome0_0DONE守りたかった人フォルテヴィータの未来私は守りたかった、ただ、守りたかった。 街行く人の笑顔も、ずっと続くようにと願っていたの。 不吉な運命が水晶に映ったあの日どうしても何かに縋りつきたくなった。 それがたとえ、善なるものでないとしても。 それでこれからも、毎日が大好きな人たちのお祭り騒ぎのような日々を見つめていけるのなら。 どうしても、どうしても防ぎたかったあの火事を。 水晶に映ることを、全部話せていたら今日もいつもも通りの日々を送れていたのかもしれない。 だけど、今目の前に広がるのはどこまでも続く火の海。せめて私も一緒にと思ったのに… どうやら私は連れて入ってもらえないようだ。 今日も私は水晶を撫でる。 この大好きな街、フォルテヴィータの片隅で。 大好きな人たちのことを思いながらきっと最期の日までこの街の未来を見つめていくの。 354 sirome0_0DOODLE好き、嫌い頑張れダニエル「ダニエルっていつも助けてくれるよね、なんで」 ダニエル「何でって、それは「〇〇が好きだからだよ」「ちょっと、ロビン。」おい。…それはお前も助けてくれたから。あと、ロビンとケビンは後で話がある。」 ロビン「うわ、バレたか。」 ケビン「僕止めたんだけど。」 「…ダニエル、私のこと好きじゃないの私は好きだけど。」 ロビン「おっと、」 ケビン「多分〇〇の好きはみんな好きの好き…」 ロビン「ケビン、静かに。」 ダニエル「お、れは好きじゃないとかは言ってないだろ。」 「そっか、それは嬉しいや。へへへ。」 ダニエル「なんだよ、それ。お前は俺に好かれて嬉しいのか」 「勿論、友達だし。」 ロビン、ケビン「「おぉぅ…」」 ダニエル「だよな。友達だもんな。」 389 sirome0_0DOODLE誕生日仮衣装ではしゃぐ コルビーは褒め上手怒るよ「コルビー、見て。誕生日期間だから色んな衣装着れるんだって」 コルビー「綺麗な衣装だね。」 「これは、どう」 コルビー「髪型はさっきのほうが素敵だけど服は今のが似合ってる。」 「…コルビーのこと愚鈍と言ったのは一体誰」 コルビー「」 「こんなすてきな言葉をくれるあなたが愚鈍なわけないでしょう。」 コルビー「〇〇、どうして怒ってるんだ」 「怒りたくもなるわ。じゃー、続きね。これは、どう」 コルビー「んー、一番〇〇っぽい。」 「じゃあ、これにする。」 コルビー「いいのか」 「いいのっ」 251 sirome0_0DOODLE昔からこうだといい、本人片方不在のしずらぎ伝言真冬「柊、まだくっつかないのって由紀が言ってたよ。」 柊「はお前、何言ってんの」 真冬「…違うの」 柊「違うとかじゃないけどってか、違うとかって何だよ」 真冬「柊、うるさい。」 柊「は真冬が変なこと言うからだろ」 真冬「俺は由紀が柊に言えって言うから…興味はそんなない。」 柊「持てよ」 真冬「嫌だ。」 柊「…。」 170 sirome0_0DONE彼ジャージとtwst男子ジャージを借りに来た監督生ちゃん❤「あっらっ、似合ってんじゃん」 ちょっとぶかぶかだけど、なんて一言付け加えて言う❤くん。 「エースが思ったよりデカかった。」と頬を膨らませる監督生ちゃんを見てにこにこしちゃう。 「マジカメ用の写真撮ろーよ」 なんて言いつつ、内心はドキドキしてる。 (え、可愛すぎないずっと着せとこうかな)とか思ってるし、撮った写真は本当はマジカメに載せる気なんてサラサラない。だって他の奴らも監督生にジャージ着せたがるかも知んないし、こんなかわいい姿を見せたくもない。 意外と独占欲強めの❤くんだといい。 🐆「おっと、オレのジャージ羽織るとかセンスいいっすねじゃぁ100マドルで。」 飛行術の授業があることを忘れていて、比較的ダボダボ感がマシかなと思う🐆先輩にジャージを借りに来る監督生ちゃん。 992 sirome0_0DONE彼ジャージと🏐男子ジャージを借りに来た彼女ちゃん日向「ピッタリじゃんぴったり…」 自分のジャージを着ている彼女を見て、にこにこしながら寄ってくる日向くん。 自分のジャージを着てくれてる彼女が可愛すぎて嬉しい反面、サイズ感がそんなにブカブカじゃないことちょっと不満。 「俺、まだ成長期です」 「え」 「まだ、身長のびるので」 「は、はい。」 「伸びるので」 なんて言ってびしっと敬礼する日向くんでした。 月島「どう考えてもでかすぎるでしょ。」 彼ジャージしたいからってジャージを借りに来る彼女ちゃん。 絶対ブカブカ格好悪いから、って思うものの言って聞くタイプの彼女じゃないから渋々渡す。 受け取った瞬間目を輝かせている彼女ちゃん、ジャージを羽織ると案の定腕は出ないしワンピースみたいになってる。それでも、めちゃめちゃ満足げな彼女ちゃん。 1068 sirome0_0DONE彼ジャージと⚽️男子彼女がジャージを着ていました4️⃣1️⃣「えっと、それどこから…」 きちんと畳んで直しておいたジャージのはずなのにいつの間にか4️⃣1️⃣くんのジャージは彼女さんが羽織っててお互いぎょっとしちゃう。 「あ、えーと…」 「……」 「そ、そこにあったので着てみたくなって。」 「…」 「お、こってるよね。ごめんすぐ脱ぐしなんならクリーニングも…」 謝ってる最中に、なぜかスマホで撮影される彼女さん。 「…え、潔さん。」 「…。」 「どうして撮ったの…」 「…今日からこれ俺の待ち受けにするから。」 もうなんていうかエゴさMAX顔で言う4️⃣1️⃣さん。 🐝「いいね、いいね、凄く似合ってる」 🐝くんのジャージを羽織って、ジタジタしている彼女さんを目撃した🐝くん。 953 sirome0_0DONE湯上がり彼女と⚽️修学旅行先でお風呂のタイミングが被りました4️⃣1️⃣「………ごめん、ちょっと話入ってこないかも。」 修学旅行の時、ばったり廊下であった4️⃣1️⃣くんと彼女ちゃん。彼女ちゃんの方は普段通りだし自由行動の日の予定をあれこれ話しかけてくるものの、4️⃣1️⃣くんの方はそうはいかない。もう、何を言われてるのか誰に話しかけられてるのかパニック。あまりにも4️⃣1️⃣くんから反応が返ってこないことを不思議に思った彼女ちゃんが「潔くん」と、顔をのぞき込むと「ちょ、待って。」って口元隠してそっぽを向く4️⃣1️⃣くん。「ちょっと刺激強いっていうか、全然内容入ってこないか、も。10秒いや、1分待って…」って言うけど、1分後も同じことを言ってる。 🐝「なんか、えっちだね」 1451 sirome0_0DONE凍えた心総司くんと俺「左之さんや新さんといるのは楽でいいんだ。でも別に総司くんが苦手ってわけでもないんだよ。」 「平助、僕のことが好きなんですかぁ」 「いや、ああいうところはだいぶ嫌だけどさ。」 縁側に座って外を見ながらお前の淹れた茶を飲んでいた時にふと訊かれて俺は言う。 その時通りかかった総司くんから言葉が飛んでくるなんて思わなかったし、俺の側に座るお前は驚いて縁側から落ちそうになっていた。 当の本人は俺達のそんな姿に満足がいったのかすぐにその場を去っていく。 「俺が、って言うより総司くんが多分距離を置いてるんだよ。」 「沖田さんが···」 「多分、な。総司くんくらい強いとなんつーか色々あるんだと思うよ。いや俺も詳しくは知らねぇけど。」 660 sirome0_0DOODLEきっと彼女は昔物語を作るのが好きだった。たまには、年老いた彼女のお話を当たり前にいた人はある日突然、ほんの些細なことで居なくなってしまう。 友達でも恋人でもそうなのかもしれない。家族でも同じだ。 だから私は大切な人をこれ以上増やさないと決めた。大切が増える分、なくなったときに心が痛くて痛くてたまらなくなるから。 こっちに来ないでくれ、そう思っても人間という生き物は一度外へ出ればいろんな人に出会ってしまう。時には言葉を交わし、相手との関係に名前をつけざるを得ない時だってある、ニンゲンだから。 ニンゲンなんて厄介だ、ひとりぼっち以外を知ればひとりぼっちには戻れない。 …あぁ、生まれ変わったら木になりたい。 木は色んな人の一生を見られるから、それでもその全部が他人事だから。言葉を交わさなくても構わないから。 491 sirome0_0DONE彼女が好きって言って欲しいんだって。好きって言ってよ🏐男子日向 「わかった、何回言えばいい」 好きって言って、って言うとすぐに言おうとする。 何回言えばいい何回言えば伝わるのってすごくまっすぐだけど圧を感じるを目で言ってくるのが日向くん。 「え、いや…やっぱいい。」って彼女ちゃんのほうが言ってもらうのを諦めようとする。 それをたまたま、移動教室で通りかかった月島くんに日向くんが「キミ、圧強すぎるんだよ。」って注意される。 「…なんだよ、圧って。」 「はは。」 本当に無自覚なので、その注意の意味がわからない日向くんと、笑ってごまかすしかできなくなった彼女ちゃん。 菅原 「よーし、じゃあ〇〇も言えよ」 そう言って腕まくりする菅原さん。 「〇〇、「ちょっと待ってください。」何だよ」 1590 1234