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    kanamisaniwa

    pixivメインに二次創作(刀剣乱舞、ツイステ、グラブル、FGO等)やってます。超雑食でオリキャラ大好き病を患う腐女子です。ポイピクにはかきかけだったりネタだけの文章を投げたいです。

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    MAIKING
    三ヶ月後。
    アズール先輩からの提案で参加を申請したアジーム家雇用希望者の選抜試験当日、私はジャミル先輩、エリムさん、そして面白がってついてきたフロイド先輩(本当は諸々ド素人の私を心配してついてきてくれたのをちゃんと知ってる)と一緒に熱砂の国にあるアジーム家所有の別荘の隣に設置された試験会場控えにいた。
    エリムさん曰く、アジーム家所有の不動産の中では中規模ながら市街から遠くて使い勝手が悪く最低限の手入れしかしていなかった別荘で、確かに選抜試験をするには丁度良い物件だとか。なんなら爆発させても大丈夫ですよ、と言ったエリムさんの顔はわりとまじだった。
    そしてその別荘の隣に建てられた仮設の集合場所兼待機場所で簡単な説明を受けた。といっても事前にアズール先輩が収集してくれていた情報と内容はほぼ同じで、あえて追記するなら試験会場である別荘のあちこちにライブカメラもとい監視カメラが設置されていて、その映像はリアルタイム公開されるので別荘内の様子はもとより他の参加者の様子を逐次確認できること、そして本当に魔法でもなんでも使用可、建物への損害も免責するから全力で目標を破壊してみろ、という言葉が説明担当からあったことくらい。
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    MAIKING超演算機兄妹+組織&デアン「あ、あわない…」
    「なぜだ…」
    組織(というよりほぼイルザ隊と呼んだ方がただしい)の会計係の四人が頭を抱えて撃沈していた。
    時は四半期決算佳境、まさに真っ只中だった。
    かつて組織が大きくなりすぎ中にさらに膿を抱えていた頃に比べれば、人数が減り扱う金額も減額ぎみ(それはすなわち予算が削られたということでそれはそれで問題だが)だが、それでも会計決算というものは面倒なのだ。
    それでも過去を教訓に金の流れを明確にしようというイルザの号令に忠実に従う彼らは四半期ごとに決算に挑んでいたのだが…どういうことか今期にかぎって出納簿の借方と貸し方で一致しない。
    四人がかりでやれ請求書だ領収書だとひっくり返したがそれでもどうしてもあわないのだ。
    金額的には微々たるもので、使用不明金として計上しても問題ない、が、やはり過去の苦い経験から1ルピたりとも差額をだしたくないというのが、憧れのイルザ教官から新組織の財布をまかされた彼らの矜持だった。
    だったのだが、ここにきて揺らぎそうになって撃沈しているのである。

    「失礼します。先輩方、イルザ教官から差し入れっす」
    「ありがとうグウィン…休憩しましょう」
    「うお 2528

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    DONE第五回デアアイワンドロ参加作品呪文を唱えるように彼の名前を呟いた。
    空の民にとっては恐怖そのものだろう彼の名前を。
    「デアン…」
    彼は侵略者でありあまりにも強すぎる戦士であり、何より空の世界の敵だった。
    それゆえに空の民は全力で彼と戦い、倒したという。当初予定していなかった、ほとんど反則じみた武器ヤーマを使って、細胞レベルで分解することでやっと止められた、と。
    あまりにも強すぎる戦士だったと、封印武器の中でも特異なグロウノスと半融合しなお肉体と精神のコントロールを失わなかった空の民のなかでも極めて優れた戦士であるバザラガをしてそう言わしめた。
    それなのに、そんな彼の最期の言葉は、『これで、ようやく眠れそうだ…』と、そんならしくないものだったとも。
    「アドレナリンが過剰だから眠ることができなくなった、そんなことを月で言ってたっけね…まさか最期の言葉にするほど困っていたなんて…知らなかった、は卑怯だね。僕が、僕だけが、知ることができたはずなのにその努力を怠ったんだから。君は月であれだけ僕を気に掛けてくれたのに…僕はなにも返せないまま自分の事だけに精一杯であげく裏切って逃げ出して…はは、僕は本当にひどい奴だね」
    手に持 1105

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    MAIKING【ヒットマンパロdeベリファー】
    (※支部で書いてるパロの続き?です)
    空の世界で悔しくも特異点に敗北してから幾百月。ベリアルがただの人間として青い海と丸い大地に生を受けたとき、ベリアルは至極全うな健全な人間であった。
    "昔"、つまり空の世界での知り合いに会ってこの話をするたびにダウト!と叫ばれるのだが、事実なのだから仕方ない。それどころか、生まれたときは10年いきられないかもしれないと言われるほど病弱で、死神から命を守り長生きできるようにとの願いから悪魔に由来する『ベリアル』と名付けられ、優しい父と美しい母と平凡で退屈でそれゆえに大切な人生を歩み始めていた。嘘のような本当の話だ。
    そして、その時点では"堕天司ベリアル"の意識は覚醒しておらず、ただの人の子として毎日をいきていた。
    だが、そんな平凡な人間としての人生は突然奪われることになる。
    先祖代々の土地を狙ってきたマフィアに両親が殺されたのだ。無惨に銃で撃ち殺された両親の血塗れの死体の横で呆然とする幼いベリアルを、マフィア達はにやにやしながら眺め、
    「子供はボスに土産に」「いや売った方が金になる」「きれいな顔立ちをしてる、飼ってやっても」「どのみち獣(ペット)同然」
    とげらげらと笑いながら皮算用していた 3027

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    DONEデアン即再構成√デアアイ続きポートブリーズ南端、ポット着地地点で再生の録音音声記録。
    『機関(セントラルアクシズ)からの指令、"漏洩した旧機情報の回収および偽機破壊"について、多少の修正がある。まず、旧機情報の流出先は空の世界ではなく幽世であること、またその幽世によって作られた偽機は空の民によって破壊されたことだ。
    空の世界と異なり、幽世については機関を含め正確な情報が少なく、情報の回収は極めて困難が予想される。
    ここからはそれを踏まえた上での任務遂行のための進言だ。ω3デアン、エンジニア・アイザックとコンタクトを取り、彼を通じて"組織"と情報共有することを薦める。偽機撃破はアイザックおよび封印武器の契約者達によるもの、結果的に情報は組織に集まっている。
    老婆心からのアドバイスだが、コンタクトの際はくれぐれも行動に注意してくれ。具体的には空の民と戦闘になることは徹底的に避けろ。一般的に空の民が友好的と判断する行動を取り、空の世界に溶け込め。潜入任務のようなものだ。"ω3デアン"はすでに一度空の世界と敵対し彼らと戦っている。その不信感を払拭し情報を共有できるかどうかが今後の任務遂行の鍵になるだろう』
    『乱暴駄目、絶 7954

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    MAIKING600年後の未来から来たカシウスが組織メンツとラートゥガする話(ユスカシ風味)『デアンとヤチマから連絡が入った。あちらの掃討は完了。月侵攻部隊のまともな残存戦力は目の前のあれだけになった』
    『よし。なら、その二人をまって…』
    『待たない。来るぞ』
    『くっ!皆構えろ!!って、カシウス待て!一人で前に出る気か?!』
    『まともに機神と戦えるのはここでは俺だけだ。俺が牽制している間にお前はフラメクに雷電を装填しろ。タイミングを間違うなよ……来月生まれる子供の顔を見るまでは死ねないだろう』
    『だからって…!それを言ったらお前も死ねないだろうが!俺の子供の名前をつける約束だろう!今度こそ守ってもらうぞ!!本当は俺の名前をつけるはずだったのに、ふらふら10年もここに寄らなかったって父さんに何度愚痴を聞いたか…!』
    『ああ、あのときは悪いことをした。そうだった…もう随分…遠くまで来たな』

    カシウスは呟きながら思う。
    月の民の感覚ならば600年など大した長さではない。実際、約束の時間を10年も勘違いしてこの男の父親にしこたま叱られたこともあった。
    だが今は、遠くまできたと、長い時間がたったとカシウスは思ったのだ。
    それは遠く600年前、カシウスが空の世界を己の居場所と定めた理由 4455

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    DONEデアアイと残された大砲のお話、友情出演は偽デアン(幽世の輩)月の最上位の戦士達、ω3のうちファラとエルドは月で倒され、唯一デアンのみ空の世界で兵器ヤーマによって分解され倒された。
    組織、いや、組織の残存勢力をまとめたイルザ隊の最終報告書に乗っている事実はこの一文にまとめられる。
    それがどれほどの強敵であったか、それを知るのは実際に戦った者たちのみ……否、ごくわずか個人的なかかわりを持ったものも含まれるだろうが、ごく一握りだけだ。
    そして今、その極一握りの者たちが集結し、青い顔で突如おきた緊急事態にあたっていた。
    緊急招集をかけたイルザを中心に、元組織メンバーのゼタ、バザラガ、グウィン、騎空団を代表してジータとルリア、ビイ。そしてオブザーバーのアイザックだった。

    「そんな、信じられない……本当に、その拠点を襲ったのはデアンなのかい?」
    「間違いない。わずかに生き残った拠点の監視カメラの映像解析の結果がこれだ」

    終結した屈強な者たちの中で唯一風変わりな者、戦う戦士ではなくエンジニアであり、そして月の者たちと個人的なかかわりを持ったことがある唯一の空の民アイザックが青い顔で尋ねたそれにイルザが硬質な声でテーブルの上に写真を投げて答えた。
    そこには 8828

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    DONEデアアイ600年後√(子孫と再構築)、友情出演ヤチマ月の侵攻は、600年前よりも苛烈だった。
    月側は600年前のディアスポラ撃破をインシデントとし、少数精鋭での各島毎の殲滅に舵を切った。
    そのため、月の侵攻を空の民が認識したと同時に小さいが島が一つ落ち、翌日にはそのとなりの中規模の島に先行部隊のω3が侵攻。あっという間に空の民達を駆逐していった。
    だが、月側にもトラブルがないわけではなかった。

    (侵攻は計画より47%遅延。不確定要素を計算にいれても遅れすぎている。先代ω3ヤチマの離反だけでは理由として不十分だ)

    ω3の中でも戦闘に特化した最強の戦士であるデアンは、そんなことを思考しながら目の前に躍り出てきた空の民を一なぎにする。
    骨が砕ける音、悲鳴、逃げ惑う声、破壊音。
    そのどれもがデアンの興味をひくものではない。ただアドレナリン消費の足しになるだけだ。
    やがてあらかた砕きつくし周囲が静まり返ったときだった。
    かたり、とわずかに聞こえた物音、ω3のなかでも戦闘特化であるがゆえに拾えた音をデアンはたどった。
    慌てていたのか乱雑に隠された地下室への扉を蹴り破る。短い階段を降りたさきにいたのは、ひょろりと細い男だった。

    「まだ居たか」
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    DONE最終章後生存√デアアイ。デアンはアラヤチとともに月で復興作業なうなお話です。友情出演は鮫←「えっ?なに、ヤチマなんだって??」
    『バケだ。デアンはバケに行く』
    「聞き返しても同じだった!色々突っ込みたいんだけどちょっと待って!」

    アイザックは耳元にあてた通信機から聞こえるヤチマに叫ぶように返事をしながらアウギュステの砂浜をジグザグに走っていた。
    アウギュステの砂浜を走ると行っても可愛い彼女と「ほーら捕まえてごらんなさい♪」みたいな楽しいことをしているわけでは決してない。
    骨の髄までエンジニアであるアイザックには物心ついてこの方彼女らしき女性が出来たことはなく、あわせて夏のアウギュステなんて高級リゾートに縁はなかった。
    だが、アイザックは今年は散々世話になったグランサイファーの団員達に誘われてここアウギュステに来ており、ンニだのンナギだのといった海の恵みに舌鼓をうっていたのだが。
    いたのだが。

    『アイザック、なにか忙しい?』
    「忙しいというよりなにかがおかしいかな?!」
    『落ち着けアイザック。状況を冷静に報告しろ』
    「やぁ相棒久しぶり!状況はアウギュステで空から鮫が降ってきているよ!!」
    『は?』
    「だから!!空から鮫が!!降ってる!!」

    シャァァァクなる鳴き声を上げな 2173

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    MAIKING炎博でエンカクが殺されて静かにガチギレしえげつない復讐するドクターの話死因・スナイパーライフルによる狙撃。戦場でドクターを狙ったそれを身を呈して庇い被弾。運悪く心臓を直撃し即死。

    主犯・アレクサンダー
    ロドス所属の狙撃主。ラテラーノ出身で敬虔な神の信徒だったが、レユニオンに家族を殺されたことで信仰が揺らぎ、一人さ迷う中でロドスに保護されオペレーターに志願した。ドクターの戦場指揮でレユニオンがバタバタ死んでいくのを目の当たりにしたことで彼こそが神であるに違いないと勝手にドクターを神格化し信仰するようになる。
    彼にとっての神であるドクターを誑かした(と勝手に思い込んでいる)エンカクを毛嫌いしていたところに、黒幕から言葉巧みにエンカクへの嫌悪(正確にはサルガス嫌悪)を吹き込まれ、思い詰めた末に戦場でエンカクを狙撃(正確にはエンカクが絶対に庇うタイミングでドクターを狙撃)してエンカクを殺した。
    アレクサンダーへのドクターの復讐
    →エンカクとの赤裸々な肉欲まみれの関係を懇切丁寧に説明し、さらにさっそく新しい男を見繕って夜な夜な楽しんでいると吹き込み(友情出演、将軍)アレクサンダーの中の"清廉潔白で全知全能の神たるドクター"を徹底的に破壊し、自身が信仰していたのが 1965

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    MAIKING弊ロドスのドクターが黒毛の美人とナイトデートする話(銀博、炎博)「やぁ、ミス。隣をいいかな?ありがとう。
    ふふっ、偶然とはいえ、こんな夜に麗しい美人とデート出来るなんて嬉しいな。仕事放り出して散歩に出て来てよかった」

    ちらっと寄越された視線を肯定的にとらえ、ドクターが言うところの麗しい美人の隣にたつ。


    「過去ドクターと呼ばれた存在はなぜ己の記憶を消去した上でチェルノボーグの地下の石棺で三年間も仮死状態になることを選んだのか」

    「これは大変なテーマだ。実際上、そんな選択をしたがためにこの資源も人材もなにもかもたらないロドスの現状で、私のサルベージのためにエリートオペレーター二名という犠牲(コスト)を支払う羽目に陥った」



    「当時はバベルだったか、そこでのドクターの作戦指揮も鉱石病の研究も卓越している。瑕疵らしい瑕疵も見当たらない。ま、だからこそ随分と汚名も恨みも被ってるけどねぇ、まるで悪鬼羅刹もかくや…エンカクの部隊を全滅させたのがこの頃なんだろうなぁ」

    「例えば、"目障りだが死なれては困る"そんな輩を生かしたまま無能にする、要は廃人にするだけなら注射一本で事足りる。今の私でも私自身を廃人にするなんて簡単だ。ケルシー先生がオペで不在中に 1235

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    DONEカリジャミ拙作シリーズ、サルマーとムカクの結婚に関するひと騒動ネタ「私はアジーム家の当主の娘だもの、本当はアジーム家の商売ために有力な他の商家とか取引先と政略結婚しなきゃいけないでしょ?でも私はムカクとじゃなきゃ嫌よ。他の男とは結婚しないわ。かといってアジーム家の使用人にアジームの娘が嫁入りなんて不相応だなんだ言う人がいるのもわかってる。
    だからね、お父様。私、お母様が残してくれた財産だけをもって、"アジーム家のお金を一切使わず"お嫁にいくわ。お母様はご自分の結婚のときの持参金を全部私に残してくださったから、当分困らないし、カリムお兄様が財産運用をしてくれるって言ってくれたわ!手数料は兄妹割引してくれるって。
    それで十分暮らしていけるわ。アジーム家のお金を使わないから叔母様方みたいに盛大な結婚式や披露宴は出来ないし、これから贅沢な生活も出来ないけど、それでも私、ムカクと結婚して幸せになりたいの。だから、お父様お願い!私のお嫁入りを祝福して!」



    一時間後。

    「………出来すぎるくらいに出来た娘で結構なことだと思うが。なぜ"そう"なっている」
    「娘の結婚に大喜びで盛大に結婚式と披露宴をしようと晴れ着やら嫁入り道具やら準備しようとしたところで、当の娘 2948

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    MAIKING晴道+息子(吉平)+息子(吉昌)『アー、てすてす!こちら安倍晴明の座経由で通信中!安倍吉平の弟吉昌ですがー!兄さーんまたへんな男ひっかけてないよなー?』
    「……突然の情報過多に色々と追い付けない僕マスター。誰かヘルプ…!!」

    ふいにノウム・カルデアの食堂に現れた五星が描かれた掌大の人形の紙がそんな声を発して、立夏は盛大に頭を抱えた。
    いきなり未召喚ならぬ未実装の英霊から通信が飛んできたことも異常だし、それが安倍晴明の息子で吉平の弟というのも驚くしかない。そして、その紙が飛んできた食堂の状況もまた悪かったのがいただけない。

    「んお?なんだなんだまた日本の魔術師かぁ?」
    「こいつらやたら紙を使う術が好きだな。男なら正々堂々直接乗り込んでこいよー」
    「ひっく!そんな紙切れ気にするな!ほら飲め吉平!シンシン秘蔵の酒だぞー!」
    「んー、…ごくん」

    カルデアきっての酒好き達が集合し、やんややんやの飲み会の真っ最中だった。


    「おわぁぁっ!吉平さんもうやめよ?!顔真っ赤だから!!ってこれ奇奇酒?!誰が持ち出したの?!」
    『…まあ、予想の範囲内だが。おーい、カルデアのマスター!父上か道満法師様は呼べないか?』
    「ついさっきま 1690

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    DONE晴道+息子+ぐだのよもやま話(捏造生前有)「父は、一言多い上に一言少ないんです。多い時には神経を逆撫でして大抵恨みを買い、少ない時には思わせ振りがよいといらない情を買う。これはもう僕が子供の頃からで、何度本人に言ってもなおらない不治の病ですね」
    「えぇ…まぁ、うん…ちなみに今回のは多い方?少ない方?」

    立夏が目の前の騒ぎを指差しつつ吉平に問いかける。その指差す先には「晴明ぃぃぃっ!!」「はっはっは!」と言い合い?ながら即死級の術を連発している道満とそれを捌いている晴明の姿があった。
    ノウム・カルデアに安倍晴明が召喚されてしばらくたち、一瞬即発の事態をなんとか回避してきたのだが、とうとう今日本格的に正面衝突してしまったのだ。
    それでもマスター命令で衝突の場をシミュレーションルームに出来たのは不幸中の幸いであり、また、双方に縁ある息子の吉平が万が一の仲介役として同行してくれたので、ギリギリなんとかなっている、というのが現状だった。

    「ちなみに、今回はどっち?」
    「一言少なくて恨みを買う珍しいパターンですね。…大抵道満法師様にしか発動しませんが」
    「……デジマ?ちなみに何て言ったの?」
    「『サーヴァントになってもやっぱり吉平は式 1299

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    MEMO『受けが満足しないと出られない部屋』という美味しいネタがあるときいて!ガタッ!(起立)【カリジャミver】
    普段はカリムの絶倫具合に「もういい加減にしろ!」とか「しつこいんだ絶倫ボンボン野郎!」とか「次やったら二度とシない(ド低温ボイス)」とかジャミルはおこぷん!
    なのに、いざ部屋に放り込まれて「とりあえずヤるか!」とカリムに押し倒された後、とろっとろに可愛がられる。ちなみにカリムは「ジャミルが満足しないと出れないんだな。よし!俺が気持ちよくしてやるからな!」と接待セックス?宣言済み。
    回数片手越えてもドア開かなくて、ジャミルは良すぎて泣きながら「満足した、満足したからぁ!」ってとろんとした顔で言うけど扉は開かず。
    危うく両手の指が足らなくなる直前ジャミルがイキすぎてほぼ気絶してる状態でようやく扉が開く。
    気絶してるジャミルをおんぶしたまだまだ余裕のカリムがてくてく脱出しました。

    「てことは、いつもジャミルは満足してなかったんだな!よし!これから俺もっと頑張るな!」
    「し、死ぬ、死んじゃう…」


    【カリジャミ父ver】
    普段はハールーンが誘って最奥宮に連れ込んで寝てるし、イニシアチブもハールーンが握ってる。そこは"旦那様"なので。とはいえ、長い付き合いなので無理も無 1663