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    masasi9991

    @masasi9991

    妖怪ウォッチとFLOとRMXとSideMなど
    平和なのと燃えとエロと♡喘ぎとたまにグロとなんかよくわからないもの

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    DONEおやすみ前にいちゃいちゃしているデググラ
    ごきげんなので 今日はごきげんな日だ。もう寝る時間だというのがもったないくらいの素晴らしい胸のワクワク。眠りたくない。しかしこうしてお布団の中に沈み込んでいるこの時間も含めて、今日というとってもいい日の一部なのだ。
     少し冷えるような秋の夜だがお布団の中はとてもとても暖かい。あと少し重い。胸の上にグランツが乗っかっているのだ。そしてこの重さがまた、非常にちょうどいい。安心する重さだ……、とても暖かいし。それはさっきも考えたか。しかし何度考えたっていいじゃないか。おれの胸の上に乗っかってゴロゴロしているグランツは暖かくてちょうどいい重さで、とてもすごい。
     こんないい日の夜に、本日の採掘で見つけた宝石のカケラを指につまんで覗き込んでいる。爪の先より小さなトルマリンの原石は売ってもあまり高い値は付きそうになかった。この小ささなのに中心に黒鉄鋼らしき不純物も入っているし。しかしそれが何かの目のような、優しい形にも見える。特にこうしてランプに透かしてみていると、なおのことだ。キラキラ。どこかで見たことのある青いキラキラが、ランプの灯りを静かに反射している。
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    DONEキャンディーひとつでいちゃいちゃしてるデググラキャンディーとほっぺ


     さっき妹のロッタナからもらったキャンディーを口の中に放り込んでから、キミの顔はさらに幸せでいっぱいになった。口の中でキャンディーが右に左に転がっている。横で見てるだけで、もごもご動いている唇や頬を眺めているだけで、こっちまで楽しくなってくる。キミは今日も幸せそうだ。
    「キャンディーを食べているだけでかわいいからキミはずるいな」
    「ンン?」
     と返事をしてから丸い目をして少し慌てて、口元が動いて頬が丸く膨らむ。今はそこにキャンディーが入っているらしい。とてもわかりやすい。
    「ム……なんだって?」
    「なんでもないさ。いつものやつだ」
    「ん?」
     頬にキャンディーが入ったままじゃ喋りにくそうで、ちょっと舌っ足らずになっている。困ったな。こんな些細なことでも、おれは今日も幸せだ。
    「リスみたいになってるぜ」
     膨らんだ方の頬を指でつつくと、キミは大いにくすぐったそうにぎゅっと目を閉じる。それからまた口がもごもご動いて、キャンディーを口の中で転がし始めた。
     またこっち側の頬に来たらつついてしまおうかな。狙いをつけて人差し指を立てていると、キミはそれを不思議そうに眺め 504

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    DONEキスの日のデググラです『キス』の日


    「グランツ、今日はキスの日らしいぞ!」
     急に思いもよらないことを言われて、思わずそこに立ち止まった。隣を歩いていたキミの顔を見上げる。キミはそのままトコトコと先に歩いていってしまった。道の曲がり角まで行ってから、「あれ?」と首を傾げて立ち止まったキミを、おれは慌てて追いかけた。
    「どうしたんだ? 急に立ち止まったりして。残像かと思ったぞ」
    「ぷはっ。ふふ、だってキミが急にそんなことを言い出すからさ」
    「そうかそうか、やっぱりおまえも今日がキスの日だとは知らなかったんだな」
    「祝日とかではないしな。どうする、デグダス? 今日の晩飯は魚にするか」
    「魚?」
     また隣に並んで歩き出したデグダスは、顎に手を当てて首をひねる。あんまりひねる過ぎると前が見えなくなりそうで危ないな、と顎に当ててない方の手を握って、手をつないで歩くことにした。
    「ほら、海で釣れる鱚のことだ。違ったか?」
    「ああ! なるほどなるほど! キスと鱚……うぷぷっ。違うぞぉ、キスと言ったら、いつもおまえとしている……ムフフ。ムフフな方らしい! おれも今日知ったんだがな。それにしてもグランツがうっかりしている 849

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    DONEすごくいちゃいちゃしているデググラおいしいものをたくさん


     大きな口をモグモグと動かして、大きな一口分を食べている。閉じた唇も、モグモグ、と一緒に動いていて、その唇の端は見ているうちにニコニコと嬉しそうな形に変わっていった。
    「うまい! これはうまいぞ、グランツ!」
    「ん」
     食べ終わってすぐに、嬉しそうな一言。キミがおいしいものを食べている瞬間は、ただ見てるだけのおれも幸せを感じてしまう。
    「これこれ。食べてみてくれ! あーん」
     キミは自分が注文した皿の上から、ローストされた大きな塊の肉をナイフとフォークでちょっと不器用に切り取っておれの前に差し出した。
    「ふふ。あーん」
     楽しくなって笑ってしまう。キミが早く早くともどかしそうにフォークを揺らす。もっと笑いそうになるのを我慢して、口を開く。キミはそっと優しい手付きで、おれの口の中に料理を入れた。
    「もぐもぐ。ちょっと硬いからよく噛むんだぞ。もぐもぐ」
     もぐもぐ? キミがそれを言うのか?
    「ンフッ、んっ……ふ、ふふ……っ。はあ。あはは。おいしいな! でも食べてる途中だってのに、そんなに笑わせないでくれ!」
    「むむ? おれが笑わせてしまったのか?」
    「ああ。とっ 1165

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    DONEお休みの日の朝のデググラおはようのジレンマ


     今日は日曜日だ! と、いうことにベッドから飛び起きてカーテンを開いた瞬間に気がついた。
     日曜日。二階にある寝室の窓から見下ろすお休みの日のビレッジは、やっぱりいつもと違うのんびりかつワクワクした空気があるのだ。それが実際なんなのかはおれ自身よくわからんが、とにかく今日が日曜日だと思い出した瞬間にワクワクした。
     二度寝がうれしい日曜日の朝だ!
     仕事の朝より少し高い太陽からの光を顔面にいっぱいに浴びたのち、くるっとベッドの方へ向き直る。目は醒めた。でもやっぱり、二度寝だな。なにしろベッドの中にはまだグランツがいる。
     お仕事だと思って急いで起こさなければと慌てていたけど、その必要はなくなったというわけだ。
     窓を開けて、既に明るくなった寝室で再びベッドに戻る。すごいぞこれは。たいへんな背徳だ。ブランケットをめくってさっきまでと同じ場所に潜り込むと、太陽のホカホカにも似てまだ暖かだ。おれがここで寝てたからか? それとも、グランツが隣でまだスヤスヤしているからか?
     グランツはこっち向いて寝ている。お布団に戻ったおれは、ごそごそ動いてどんどん近づく。あんまりごそ 1153

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    DONEお昼寝しながらいちゃいちゃしてるデググラお昼寝と夢のこと


     昼食も終わって、キミがウトウトし始めたのが十分ぐらい前だろうか。確かに今日はいい天気で絶好の昼寝日よりだと思う。おれは午前に使った道具の手入れをしたかったからキミと一緒に昼寝はしなかったけど、隣ですやすや眠っているキミの寝息や寝言を聴いてるのはかなりいい気分だった。おかげで作業が捗る。
     もうそろそろ、午後の採掘に出かけようかな。手入れも終わって腹ごなしも充分だ。だけど隣のキミはまだ気持ちよさそうに寝ている。寝入って十分ぐらい、それで起こしちゃかわいそうな気もする。
     起こすか、起こすまいか、悩みつつ。でもすぐ起きるかどうか、少し頬に触ってみて確かめる……なんて、そのぐらいはいいかな? ただのイタズラだけど。
     が、その前に道具をいじって汚れた手を洗った方がいい。採掘してるとどうせ手も顔も泥まみれになると判っていても、こんなに気持ちよさそうに寝てるキミの顔をあえて汚すのも気が引けるし。すぐ近くに小川が流れている。
     そして立ち上がって、川の方へと向かったときだった。
    「うん、大丈夫だ!」
    「あれ? 起きたのか?」
     背後でデグダスが大きな声を出した。振り返って見 1813

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    DONEおやすみ前のデググラすぐに眠くなる


     キミはあっという間にいびきを立てて眠り始めた。おれはまだ眠れそうにない。いつものことだけど、まだ身体も心も、ドキドキして息が上がって落ち着かない。
     きっとキミも同じように興奮して疲れているはずだ。額に汗が滲んでいる。身体のどこを触っても、普段よりも、なにもしていないときよりも熱く、汗ばんでいる。寝息だけが穏やかだ。口を大きく開いて時々いびきを立てて。その無防備なかわいい唇にしゃぶりつきたくなるけど、起こしてしまうわけにはいけないから我慢。ただゆっくり眠ってるキミをこうして眺めてられるだけでも感謝しなきゃな。
     ベッドの中でキミと思う存分くっついてると、だんだんキミの熱が引いてくるのがわかる。おれを抱いて興奮していたキミの熱が、どこかに消えてしまうのは寂しい……と思いつつも、こっちも次第に落ち着いてきて、やっと眠たくなってきたような気がする。
     いつも少し寝付きが悪い。ベッドに入ってからキミと激しい運動をしているせいだというわけではなくて――むしろそんな日はよく眠れる方だけど、なにもない日はもっと夜が長い。困るほどじゃないが。キミがそこに居るから。
    「んぐ……ぐぉ 1081

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    DONEいちゃいちゃを我慢するデググラ口移しチョコレート


    「はい、あーん」
    「うぶわ」
    「んっ、プフッ」
     チョコレートで口を塞がれたキミの一言……いや、言葉にもなってない困惑の唸り声みたいなのが、あまりにもかわいかったので吹き出してしまった。ここが小洒落たレストランでなければ、腹を抱えて笑っていたかもしれない。
    「ンワわわ、ンワワ、わなわな?」
    「フッフッフッフッ。ふふ、いや、それはキミのだから、ンフフ」
     大声で笑うのを堪えていると、どうしてもおかしな含み笑いになってしまう。これじゃ少し、いやらしい声みたいになってないかな? 周囲に訝しがられるほど騒がしくはしていないつもりだけど、でもキミのかわいいところを見つけたってのに、こっそり笑わなければいけない状況はいつも苦しい。
    「ムムム………」
     キミは不服そうに口を結んで、ついでに目も閉じてムムと唸りながら口の中いっぱいのチョコレートを咀嚼した。モグモグ、なんて擬音が浮かんで見えるほどしっかり噛んで食べている。
     キミの口で大きかったんだから、多分さっきのチョコレートは一口で食べるようなものじゃないな。一口で食べさせたのは、おれだが。キミが口いっぱいに食べ物を含んでい 1730

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    DONEお昼寝直前いちゃいちゃデググラあくびにいたずら

     ちょうど手頃な木陰に腰掛けたキミが、瞼をぱしぱしと瞬かせ始めた。今日もいい天気だし、さっき昼飯をたらふく食ったばかりだし、午前の採掘もいい具合に一区切りついたわけだし、それも仕方がないな。と思って見ていると、案の定口をポカンと開きかける。
     一度、開いて深呼吸。しかし中途半端に開けて閉じる。それを何回か繰り返す。相変わらず両目も瞬いている。一生懸命眠気を堪えているってところだ。
    「デグダス」
    「ほわ、ぁぁぁぁ……」
     返事をしようと口を開いたのがまずかったのか、ついに大きなあくびになった。
     ずっと我慢していたぶん、ずいぶん長いあくびだ。開きっぱなしのキミの口を見ていると、思わず手が出た。
    「んああぁぁ……んが?」
    「ふっふっふ。眠そうだな」
    「んあ。あえおんいいえ、うえ」
    「あっはっはっは! なんだって?」
    「ん、あ、ん、う!」
    「くすぐったいな、これ」
     あくびのまま大きく開いた口で、返事ができずにキミはムムムとうなりながら首をかしげた。視線がゆっくり下を向いて、自分の口に突っ込まれたおれの人差し指をまじまじと見る。
     噛まないように触れないように、キミは口を 705

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    DONEデググラいちゃいちゃしてるだけ!退屈


     くわーっと大きく口を開いてあくびをしてしまったことまでは気がついた。なんだかこれはまずいぞ、と。しかしあくびとともに目を閉じた途端にもう、白くてふんわりとした気持ちのいい気分に飛び込んだ。
    「……んあ」
     覚えているのはそこまでだ。次に気がついたのは、自分の変な声にちょっと驚いた瞬間だ。
     なんだ? 驚きはしたものの、ふわふわした気分はそのまま。周りが見えないし、いい匂いがする。鼻をお花畑に突っ込んでいるみたいだ。
     なんちゃって。お花じゃないことはわかっているぞ。このサラサラでいい匂いの感じは、グランツの髪の毛だ!
    「お? ホワッ」
     いびき。いや、寝言。自分の二度目の寝言にびっくりして、今度こそ目が覚める。目の前いっぱいに青い色が広がって、慌てて顔を引き離した。
     うっかり寝てしまっていた! その上隣りに座っているグランツの頭に自分の頭を乗っけていた!
    「す、すまな」
    「シッ」
    「むむ?」
     慌てて謝ろうとしたら、グランツがこっちを見上げて唇に人差し指を当てている。ちょっとすぼめた唇がいかにも柔らかそうで、いいや実際に柔らかいのをおれは知っているがために。
     思わず吸い 935

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    DONEバレンタインのデググラこの世界はみんなバレンタイン初心者


     やっとだ。今日は一日、いつもより長かった気がする。仕事を終えてキミとこうして寝室で落ち着くまで、ずいぶん。仕事の帰りが遅くなったってわけでも、普段より他の予定が多かったってわけでもなく、ただ単純に待ち遠しくて、ソワソワして。
     もう夕食も風呂も済ませて明日の準備も問題なし、後は寝るだけ。しかしまだ眠る気はない。まだ眠くない。キミも同じか偶然か、まだまだ目が冴えているようで、ベッドの縁に腰掛けて、おれを待っていた。
    「グランツ! 遅かったじゃないか!」
     寝室に入ってすぐに、キミはパッと顔を上げて出迎えてくれた。
     すごく嬉しそうな顔をしてる。もしかしたらキミも今日のイベントのことをどこかで知ったのかな?
    「何をしていたんだ? 湯冷めしてしまうぞ!」
     ベッドのブランケットをめくって、ポンポンと叩いて催促する。まだ眠くないから、ベッドに入る気はないんだ。でも。
    「デグダス!」
     キミに誘われたのが嬉しくて思わずそこに飛び込んだ。ベッドの上……じゃなくて、キミの胸に。
    「うわっ、わわわっ」
    「ふっ、あは! あははっ! デグダス、キミはやっぱり強いな 2379

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    DONE寝起きのデググラです冬の朝


    「朝だぞ、グランツ! ほら! ものすごく朝だ!」
    「うーん……寒い……」
     デグダスが布団の上からおれの身体を揺さぶってくる。今日はいつもより起こし方が激しい。大きな手に力がこもって、がっちりとおれの肩と腰を掴んでいる。ゆさゆさ、と身体が揺れる。その揺れも逆に気持ちよくて、もっと眠くなってくる。
     それに、とても寒いし。
     キミが起こしてくれるのは嬉しいけど、身体がどうしても起きようとしない。揺さぶられてちょっとはだけた布団の隙間から冷たい隙間風が入り込んで、身体が縮こまる。おれはベッドの上でさらに丸くなって、布団の中に潜り込んだ。
    「まだ起きないつもりだな?」
     キミを困らせるのは本意じゃないが……でも今朝のキミは、とても楽しそうだ。声もそうだし、おれを揺さぶって楽しんでるみたいだし、それに次にはベッドがズシンと大きく沈んだ。キミがそこに膝を乗せて、ベッドに上がったのがわかった。
     キミはいつでも優しいが、朝おれを起こすのに布団を引っ剥がすぐらいの厳しさももちろん、ある。少しぐらい寒い日でもキミはあまりためらわない。
     ところが今日はそうしないらしい。キミがおれを起こすの 1395