書いてみた
kisaragi_hotaru
DONEガンマト(+巻き込まれポプ要素含む)ガンガさんの眼鏡とか耳とかがあれなことになるの書いてみたかっただけの超絶短文です。ガンガさんの視力が悪い設定です。
「……これはオレが悪いのか……?」
ポツリと呟かれた声は不機嫌なもの。あいにくと顔はぼやけて見えないのでガンガディアは相手――大魔道士マトリフの心身の状態をその声色のみで判断するしかない。
ほんの少しだけ痛む顔はそのままにガンガディアはむしろ自分の痛みなどよりもよほど気にするべき相手の様子に、困惑した別の感情的な意味を持って眉間に皺を寄せた。
マトリフの手にはガンガディアのかけていた眼鏡がある。ガンガディアにとっては小さいがマトリフにとってはけっこうな大きさの眼鏡。ただし、それはレンズが割れてしまっていた。つい先程のことだ。マトリフの放ったバギマがガンガディアの顔面に見事にクリティカルヒットした。故の眼鏡の末路である。
1488ポツリと呟かれた声は不機嫌なもの。あいにくと顔はぼやけて見えないのでガンガディアは相手――大魔道士マトリフの心身の状態をその声色のみで判断するしかない。
ほんの少しだけ痛む顔はそのままにガンガディアはむしろ自分の痛みなどよりもよほど気にするべき相手の様子に、困惑した別の感情的な意味を持って眉間に皺を寄せた。
マトリフの手にはガンガディアのかけていた眼鏡がある。ガンガディアにとっては小さいがマトリフにとってはけっこうな大きさの眼鏡。ただし、それはレンズが割れてしまっていた。つい先程のことだ。マトリフの放ったバギマがガンガディアの顔面に見事にクリティカルヒットした。故の眼鏡の末路である。
セプナ
SPOILER⚠️ナポリ山脈シナリオネタバレ⚠️七浦(NPC)の過去口調性格捏造
大方本筋をなぞった内容だけど、書いてみたかったし読みたかった七浦視点。
pixiv ver【https://www.pixiv.net/content_upload_share.php?i=18250537&t=ほら、やっぱり来た%E3%80%82&sf_flg=0&type=novel&is_new_series=0】 1962
秋月蓮華
TRAINING久しぶりにエロっぽいのを書いてみた女審神者の笑った顔が好きだったはずなのに、自分の下で顔を真っ赤にして快楽に怯えながら泣く女審神者に興奮してしまっている自分に呆れる宗三。
で、かけてるかはなぞ
お題練習「そうざ、宗三……怖い、です」
宗三左文字は自身の妻である彼女のことを産まれた時から知っている。宗三左文字の元主に仕えていた歌仙兼定とその本丸の補佐として
やってきた女審神者の長女、それが彼女であり、今の主だ。現在は外見は二十代、刀剣男士と人間との子である半神であり、
女系一族で曾祖母の代から、刀剣男士と番ってきた一族の娘である妻は人間の血の方が薄い。
寝室で宗三は自身の男根を彼女の蜜壺に埋めている。繋がった状態でゆるゆると腰を動かしていた。
「何が怖いのですか。――」
彼女の名を呼ぶ。
幼いころから見てきた。彼女の母親が、自身の双子の妹が彼女を庇い瀕死になった際、半身がどうしようもなくなってしまったせいで
心を壊した母親によって彼女も心に傷を負った。泣きじゃくる彼女を見て、宗三は彼女を主として密かに気に掛けていた。
638宗三左文字は自身の妻である彼女のことを産まれた時から知っている。宗三左文字の元主に仕えていた歌仙兼定とその本丸の補佐として
やってきた女審神者の長女、それが彼女であり、今の主だ。現在は外見は二十代、刀剣男士と人間との子である半神であり、
女系一族で曾祖母の代から、刀剣男士と番ってきた一族の娘である妻は人間の血の方が薄い。
寝室で宗三は自身の男根を彼女の蜜壺に埋めている。繋がった状態でゆるゆると腰を動かしていた。
「何が怖いのですか。――」
彼女の名を呼ぶ。
幼いころから見てきた。彼女の母親が、自身の双子の妹が彼女を庇い瀕死になった際、半身がどうしようもなくなってしまったせいで
心を壊した母親によって彼女も心に傷を負った。泣きじゃくる彼女を見て、宗三は彼女を主として密かに気に掛けていた。
りら@ぽいぴく
TRAININGソウキサ3年生時CP成立後秘密裏に交際中・夏公演後。いろいろ捏造しています。
ゲームの舞台では夏公演が一番好きなので、
その続編を書く創ちゃんはいつか書きたいと思っていました。
秋公演で続編は演じるような話になってしまいましたが、
そちらのシナリオとストーリーの交錯するような話もいつか書いてみたいなとは思っています。 5563
のうきん
TRAINING両片想い類司が、怪奇現象の起こる部屋に閉じ込められる話。夏っぽくホラーを書いてみたくて……。
でも、あんまり怖くなりませんでした。
フェス限サイストに出てくる例のアイテムが当たり前に出てきます。
どのキャラのでもいいので、サイスト読了後に読むことをおすすめします。 4605
tri_032
MOURNING小説のようなものを書いてみたかったのですが、よく分からなくなってしまったので供養…👽💦
一応宿虎👅🐯注意です💨
・死、人外、生まれ変わり表現
・双子パロ
を含みます。
忘れもの閉め忘れていた窓が密かに部屋中を冷たい空気で満たした頃俺は目を覚ました。壁掛け時計に目をやると時刻は2:15ーー丑三つ時を指している。何故か真夜中だというのに目は冴えており2度寝する気にもなれなかった俺はただ床を眺めていた。
ふと向かい側の方に目を向けると随分と使われていない埃の被ったシーツが目に入る。この部屋は幼少期、 別々に寝る事を怖がった俺に見兼ねた両親が同室にしてくれたもので、事故にあったまま帰らぬ人となった弟のベッドは片付ける気にもなれずそれから5年経った今でもそのまま置かれている。
ベッドを注視しているとどうもじっとしていられなくなり、俺は窓を閉めようと窓際に向かった。
そっと窓縁に手を伸ばした時、視線上に1匹の猫が目に入る。その猫は紅色の目にサーモンピンクの毛、目の下には小さな傷が入っていた。まるで亡き弟を彷彿させるような見た目に思わず俺は
625ふと向かい側の方に目を向けると随分と使われていない埃の被ったシーツが目に入る。この部屋は幼少期、 別々に寝る事を怖がった俺に見兼ねた両親が同室にしてくれたもので、事故にあったまま帰らぬ人となった弟のベッドは片付ける気にもなれずそれから5年経った今でもそのまま置かれている。
ベッドを注視しているとどうもじっとしていられなくなり、俺は窓を閉めようと窓際に向かった。
そっと窓縁に手を伸ばした時、視線上に1匹の猫が目に入る。その猫は紅色の目にサーモンピンクの毛、目の下には小さな傷が入っていた。まるで亡き弟を彷彿させるような見た目に思わず俺は
m_s_1ya
DONEロナくんおたおめ!と言うことでサクッと書いてみた!間に合って良かった!
ドラちゃん視点ばっかり書いてるけど、思いついたのかこれだから仕方ないね!
ドラ→ロナ 付き合ってない
三十年後を添えて。
23時59分その日もいつものように夕方までには家事を終わらせて、仕事に向かうロナルド君を見送った後、夜の散歩にジョンと一緒に興じていた。夏の暑い盛りに入り、夜でも蒸し暑いシンヨコの夜だが、これはこれで嫌いではなく、むしろ短い夜の時間は楽しまなければ損である。最近はこの街にもなれてきて、簡単な外出くらいならマントも外して少々ラフな格好で居ても気にならなくなってきた。ジョンも好きなように地面を掘ってみたり、草の匂いを嗅いだり楽しそうにしている。
「今日も蒸し暑いねぇ、ジョン。あんまり無理せずに早めに切り上げようか。」
「ヌー…」
「ええ、まだ遊びたいのかい?仕方ないねぇ」
土遊びに興じるジョンに、苦笑しながらも、涼やかな風が吹き抜ける土手なら、もう少しゆっくりしても大丈夫かな、と腰を下ろした。
4535「今日も蒸し暑いねぇ、ジョン。あんまり無理せずに早めに切り上げようか。」
「ヌー…」
「ええ、まだ遊びたいのかい?仕方ないねぇ」
土遊びに興じるジョンに、苦笑しながらも、涼やかな風が吹き抜ける土手なら、もう少しゆっくりしても大丈夫かな、と腰を下ろした。
巡(メグル)@20216575z
TRAININGガーデンバース忘羨 の企画に合わせて書いてみました。設定生かしきれていないし、尻切れ感満載ですが雰囲気だけでも書いてみたいなと思って。ということで自主練してみました。
ブート二エール▶︎花結、連理と表現してます。
花生み▶︎藍忘機
花食み▶︎魏無羨
原作軸、本編終了後道侶世界線です。
麗しの含光君麗しの含光君。
近頃姑蘇藍氏二公子である藍湛、藍忘機はそう市井の人々に呼ばれている。名門世家の公子である彼の存在はその見目からも非常に目立つ存在であり、含光君という号が示す通り輝かしいものであることは今に始まった事ではない。だが、あえて今そう呼ばれるのには訳がある。
彼は花生みである。
その身に白の百合や木蓮の花を纏って街に現れ、道侶の酒や身の回りのものを買いに現れるとその芳香と美しさに姑蘇の民はくらりと目眩を覚えるほど。
そしてその花は花結である彼の道侶によってのみ食まれるのだ。
「ふぁ…んん…も、あさ…?」
「うん、まだ卯の刻だからまだ眠っていなさい、湯浴みの用意をするから、魏嬰」
目覚めから愛しい道侶の世話を焼くことはいつもの事。この時刻に目を覚ます方が稀で。
1106近頃姑蘇藍氏二公子である藍湛、藍忘機はそう市井の人々に呼ばれている。名門世家の公子である彼の存在はその見目からも非常に目立つ存在であり、含光君という号が示す通り輝かしいものであることは今に始まった事ではない。だが、あえて今そう呼ばれるのには訳がある。
彼は花生みである。
その身に白の百合や木蓮の花を纏って街に現れ、道侶の酒や身の回りのものを買いに現れるとその芳香と美しさに姑蘇の民はくらりと目眩を覚えるほど。
そしてその花は花結である彼の道侶によってのみ食まれるのだ。
「ふぁ…んん…も、あさ…?」
「うん、まだ卯の刻だからまだ眠っていなさい、湯浴みの用意をするから、魏嬰」
目覚めから愛しい道侶の世話を焼くことはいつもの事。この時刻に目を覚ます方が稀で。
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MOURNING夏休みの五相たまにはしっとり落ち着いた2人も書いてみたくて
夏の日の2人は「今年も行けなかったな、花火」
五十嵐が誰に対してでもなく、ぽつりと呟いた。
夏休みといっても特別な出来事なんてほとんどなくて、寝て、起きて、時々アイスを食べて1日が過ぎ去っていってしまう。せっかくの夏休みなら何かしたらいいのに、と思うだろう。
でも五十嵐がしたい事は何一つ叶わないのだ。だって、したいことの主語には必ず“勝平と”がついてしまうから。
肝心の“勝平”は勉強に勤しんでいる。もちろん理解はしているつもりだ。応援だって。だけどやっぱり寂しいものは寂しいのだ。世の恋人達みたいに祭りやら花火やら海やらと浮かれてみたい。来年こそはきっと。高校生から大学生に肩書きが変わっているであろう未来の2人に想いを馳せた時、ドアが開く音がした。こうしてこの家に帰ってくる人なんて、1人しかいない。
2840五十嵐が誰に対してでもなく、ぽつりと呟いた。
夏休みといっても特別な出来事なんてほとんどなくて、寝て、起きて、時々アイスを食べて1日が過ぎ去っていってしまう。せっかくの夏休みなら何かしたらいいのに、と思うだろう。
でも五十嵐がしたい事は何一つ叶わないのだ。だって、したいことの主語には必ず“勝平と”がついてしまうから。
肝心の“勝平”は勉強に勤しんでいる。もちろん理解はしているつもりだ。応援だって。だけどやっぱり寂しいものは寂しいのだ。世の恋人達みたいに祭りやら花火やら海やらと浮かれてみたい。来年こそはきっと。高校生から大学生に肩書きが変わっているであろう未来の2人に想いを馳せた時、ドアが開く音がした。こうしてこの家に帰ってくる人なんて、1人しかいない。
AratamaWing
DONE文食満チャレンジ011 ★女体注意にょけまちゃんが流行ってたので、便乗というか……「私は女の子書けなかったよな?」と思って書いてみたけど。やっぱり書けなかったです
🍙「胸を触って確認するな……」
🐔「すげえ。ぽよぽよしてる…触るか?」
🍙「触らねぇよ!」
🐔「触らねえのかよ!」
🍙「脱ぐなーっ!!」
伊那弥彪
DONE転生パロ宇妓、「天元君10歳、妓夫太郎君5歳」軸の短編、何でも許せる方向け自分の小学校がこうだったので宇妓で書いてみた。
天元君小学6年生、妓夫太郎君小学1年生その日は新入生歓迎遠足の日だった。遠足は慣例によって、6年生が1年生と手を繋いで目的地まで行く事となっているのだが…
「…」
6年生宇髄天元は顔を顰めていた。何故なら…
「俺後藤って言うんだ。今日はよろしくなー」
「よ、よろしくお願いしますっ。しゃばなぎゅうたろうです」
同じクラスの後藤が自身の最愛の相手・妓夫太郎の相方だった為である…。この相方は出席番号で決まる為しょうがないのだが、天元は諦めきれなかった。
出発の校長先生の挨拶までもう少しの時に、天元は後藤を手招きする。手招きされた後藤は素直に天元の元にやって来たが、後藤は後にそれを後悔した。
「なぁ後藤…」
「ん?」
「替 わ れ」
「…は?」
後藤の肩にポンッと手を置いては、天元は後藤に満面の笑顔でそう告げる。いや、脅してきたと言った方が正しいか。その満面の笑顔には間違いなく、威圧が込められていたのだから…。
1107「…」
6年生宇髄天元は顔を顰めていた。何故なら…
「俺後藤って言うんだ。今日はよろしくなー」
「よ、よろしくお願いしますっ。しゃばなぎゅうたろうです」
同じクラスの後藤が自身の最愛の相手・妓夫太郎の相方だった為である…。この相方は出席番号で決まる為しょうがないのだが、天元は諦めきれなかった。
出発の校長先生の挨拶までもう少しの時に、天元は後藤を手招きする。手招きされた後藤は素直に天元の元にやって来たが、後藤は後にそれを後悔した。
「なぁ後藤…」
「ん?」
「替 わ れ」
「…は?」
後藤の肩にポンッと手を置いては、天元は後藤に満面の笑顔でそう告げる。いや、脅してきたと言った方が正しいか。その満面の笑顔には間違いなく、威圧が込められていたのだから…。
ToGXf3AJb8FRP8c
MEMO自分で前に呟いたネタ。リクでももらったから、とりあえず一場面だけちょっと書いてみた。健ちゃんの嘘を聞き分けちゃって、過去の父親のことがフラッシュバックする深くん。
未定思わず、力一杯手で耳を塞いだ。圧迫された耳からはごうごうと風が吹いているかのような音が響いている。目を閉じる間際、高槻と佐々倉が何かを言っているのが見えたけれど、その声も風の音に邪魔されて今の自分には聞こえない。
もはや掴むようにして押さえている手に触れる耳が心底疎ましい。この耳は自分を育ててくれた家族でさえ壊した呪いの産物だ。尚哉から多くのものを奪ったこの耳は、たった今やっと得られた居場所ですらも壊そうとしている。
(聞きたくて聞いてるんじゃ無い!)
いつだって、この耳が聞き分けた嘘は誰かを傷つけてしまう。
(こんな耳聞こえなければ良いのに…!!)
急に強い力で腕を掴まれて、ハッと目を開ける。
もう何も聞きたくなくて、必死で耳を押さえていたのに、高槻がひどく焦った表情で腕を外してくる。抵抗しようにも、鍛えている高槻と非力な自分の腕力ではどうしようもできない。
541もはや掴むようにして押さえている手に触れる耳が心底疎ましい。この耳は自分を育ててくれた家族でさえ壊した呪いの産物だ。尚哉から多くのものを奪ったこの耳は、たった今やっと得られた居場所ですらも壊そうとしている。
(聞きたくて聞いてるんじゃ無い!)
いつだって、この耳が聞き分けた嘘は誰かを傷つけてしまう。
(こんな耳聞こえなければ良いのに…!!)
急に強い力で腕を掴まれて、ハッと目を開ける。
もう何も聞きたくなくて、必死で耳を押さえていたのに、高槻がひどく焦った表情で腕を外してくる。抵抗しようにも、鍛えている高槻と非力な自分の腕力ではどうしようもできない。
ギギ@coinupippi
REHABILIココイヌが事故物件住む話の導入部分だけ書いてみた。続くかも知れない。
事故物件に住むココイヌ 何時までもアジトを寝ぐらにしてる乾の事を気に掛けて、何処かまともな場所で寝食をと考えた。とはいえ、乾は焼けて無くなってしまった実家や関係が悪化した両親の元には戻れない。
となると、ここは自分が動くしかない。このままで居たらこのボロい雨風凌げる程度のアジトで乾に冬を過ごさせる事になってしまう。
そんな事、とてもじゃないが九井は見過ごせる訳がなかった。真冬の寒さの中、震えて薄い毛布に包まり耐える乾の姿を想像したら…弱音を吐かない乾はきっと痩せ我慢をするに違いない。
それで風邪でも引かれたらたまったものではない。乾にはせめて体くらい健康に居て欲しい。そう思ったら行動は早かった。
九井の"仕事"相手の中からどうにか未成年の身でも保証人等を通さず、また収入面や職場にも言及されないようなそんな物件を紹介してくれないかと無理難題を依頼した。
2630となると、ここは自分が動くしかない。このままで居たらこのボロい雨風凌げる程度のアジトで乾に冬を過ごさせる事になってしまう。
そんな事、とてもじゃないが九井は見過ごせる訳がなかった。真冬の寒さの中、震えて薄い毛布に包まり耐える乾の姿を想像したら…弱音を吐かない乾はきっと痩せ我慢をするに違いない。
それで風邪でも引かれたらたまったものではない。乾にはせめて体くらい健康に居て欲しい。そう思ったら行動は早かった。
九井の"仕事"相手の中からどうにか未成年の身でも保証人等を通さず、また収入面や職場にも言及されないようなそんな物件を紹介してくれないかと無理難題を依頼した。
まっぴーの残念創作
REHABILI【楽の日記 6日目/颯の闇】楽の日記というタイトルではありますが、今回は楽ちゃんの幼なじみで同期で兄弟弟子でもある颯ちゃんの日記です。楽が思う颯と颯が思う楽のすれ違いが書いてみたかったので。
本編に直結している内容なので、ひとりで勝手に切なくなってしまいました。今回も暇つぶしになれば。
楽の日記 6日目/颯の闇 私には自信があった。
馬術も武術も読み書きも全てにおいて同期たちより卒なくこなせ何でも一番である自信。睿様や先輩方もそのように認めて下さるし、兄弟姉妹たちからは羨望の眼差しを向けられる。いつからなのか。その心地よさに慣れてしまっていたといえば否定できない。だが当然だと思った。事実私は優秀だ。否定できる者がいるか?
しかし物心ついた頃から私の隣にいた楽は全くの正反対だった。体も小さくて自分たちより少し幼く見えた楽は何をやっても上手くできない。いつも私の後にぴったりとくっついて離れず、何をやるにも見よう見まねで私に食いついてきた。そして人よりずっと遅れて出来た時覚えた時、彼はまず私に報告をしてきたのだ。満面の笑みで。最初は鬱陶しかった。私まで不出来に見えるのではと思った。しかしそれが私の引き立て役になると気付いた時、初めて兄弟弟子としての愛情が沸いた。だからそう割り切ってからは楽の隣はとても居心地が良かった。優越感からだとわかっている。私はなんと狡い男なんだろう。
3253馬術も武術も読み書きも全てにおいて同期たちより卒なくこなせ何でも一番である自信。睿様や先輩方もそのように認めて下さるし、兄弟姉妹たちからは羨望の眼差しを向けられる。いつからなのか。その心地よさに慣れてしまっていたといえば否定できない。だが当然だと思った。事実私は優秀だ。否定できる者がいるか?
しかし物心ついた頃から私の隣にいた楽は全くの正反対だった。体も小さくて自分たちより少し幼く見えた楽は何をやっても上手くできない。いつも私の後にぴったりとくっついて離れず、何をやるにも見よう見まねで私に食いついてきた。そして人よりずっと遅れて出来た時覚えた時、彼はまず私に報告をしてきたのだ。満面の笑みで。最初は鬱陶しかった。私まで不出来に見えるのではと思った。しかしそれが私の引き立て役になると気付いた時、初めて兄弟弟子としての愛情が沸いた。だからそう割り切ってからは楽の隣はとても居心地が良かった。優越感からだとわかっている。私はなんと狡い男なんだろう。
まきまき
PAST絵じゃないですが🙃以前書いた# 夏という言葉を使わずに夏を一人一個表現する物書きは見たらやる × ゆうわた で書いてみたやつです。センシティブな内容は特に書いてないと思います。
ユは代謝がいいので絶対汗っかき🥰
「っ寒……」
腕がひやりとする感覚に意識が押し上げられる。この感覚はいつまでも慣れない。
心当たりのある方へ視線を移すと、やっぱり。
ユウ、エアコン切り忘れてる。寝る前消してって言ったのに。通りで寒いわけだよ。
エアコンはこうこうと唸っている。
明け方。四時二十二分。
カーテンに透ける外は、既に少し明るいけど雀が鳴くにはまだ早いかな。
起きる時間まであと……四時間もないけど、それまで休ませてあげよう。ヘッドボードに手を伸ばしてリモコンをなんとか捕まえる。ピ、という電子音を合図に、エアコンは待ってました、と羽をしまった。
ふと、隣でぐーすか眠る恋人に目を向ける。僕はこんなに寒いのに、悔しい程かっこよくついた筋肉のせいでかけらも寒くないらしい。年の割に、寝顔は幼くて、何だか気が抜ける。
720腕がひやりとする感覚に意識が押し上げられる。この感覚はいつまでも慣れない。
心当たりのある方へ視線を移すと、やっぱり。
ユウ、エアコン切り忘れてる。寝る前消してって言ったのに。通りで寒いわけだよ。
エアコンはこうこうと唸っている。
明け方。四時二十二分。
カーテンに透ける外は、既に少し明るいけど雀が鳴くにはまだ早いかな。
起きる時間まであと……四時間もないけど、それまで休ませてあげよう。ヘッドボードに手を伸ばしてリモコンをなんとか捕まえる。ピ、という電子音を合図に、エアコンは待ってました、と羽をしまった。
ふと、隣でぐーすか眠る恋人に目を向ける。僕はこんなに寒いのに、悔しい程かっこよくついた筋肉のせいでかけらも寒くないらしい。年の割に、寝顔は幼くて、何だか気が抜ける。
みすみ
DONE同学年のアダ暦(愛暦)を書く練習に、書いてみたかった頭痛もちの🌺くん設定も追加して書いてみた習作。折角なのでこそっと投稿。同じ学校の同級生パロ。🌺くん視点。
書いてて楽しくなったので、調子に乗って❤️さん視点も書いてしまいました☺️💦
なんでも許せる方向けです。
そのぬくもりに、癒されて side R 授業と授業の合間。
束の間の自由に賑わう教室で、次の授業で使う教科書を出しながら、チリ、とこめかみの辺りを掠めた痛みに暦は顔を顰めた。
窓の外を見上げると、黒い雲が重たく広がっている。五月に入ってすぐ梅雨入りした沖縄では、六月に入っても連日じっとりと湿気の多い空気と、重たい雲、突然の雨がセットでやってくる。
チリチリと強くなってきた感覚に思わずきつく目を閉じて、次の授業は寝て過ごそうと決めると、教科書を申し訳程度に立ててもぞりと己の腕を枕に机に伏せた。
なんとか授業をやり過ごし、明確に痛みを主張し始めた頭を片手で抑えながら、弁当箱を片手にふらりと教室を出る。授業中に降りだした雨はまだ勢いが衰えず、このまま暫く降りそうだ。
4476束の間の自由に賑わう教室で、次の授業で使う教科書を出しながら、チリ、とこめかみの辺りを掠めた痛みに暦は顔を顰めた。
窓の外を見上げると、黒い雲が重たく広がっている。五月に入ってすぐ梅雨入りした沖縄では、六月に入っても連日じっとりと湿気の多い空気と、重たい雲、突然の雨がセットでやってくる。
チリチリと強くなってきた感覚に思わずきつく目を閉じて、次の授業は寝て過ごそうと決めると、教科書を申し訳程度に立ててもぞりと己の腕を枕に机に伏せた。
なんとか授業をやり過ごし、明確に痛みを主張し始めた頭を片手で抑えながら、弁当箱を片手にふらりと教室を出る。授業中に降りだした雨はまだ勢いが衰えず、このまま暫く降りそうだ。
よーでる
PROGRESS二次創作の初稿をぱぱっと書いてみるテスト。DOD2でずっと書いてみたかったネタ。続きます。封印破壊後、マナ発狂中。
罪の終わり、贖いの果て(1) 自分が赤黒い洞に佇んでいるのに気づいて、マナは不安に空を仰いだ。頭上に広がる闇が重くのしかかり、胎動する紅が自分を小さく押し潰そうとする。
ああ、ここは、わたしの心の中だ。
自分が逃げ出したのを悟って、マナは苦く笑った。見下ろした自分の体が、赤いドレスを纏っている。十八年前と同じ、天使の教会の司教としての衣装。
幼い頃は威厳を被せてくれた衣装は、今の自分には淫らがわしかった。成熟した体に赤い布地が貼り付いて、凹凸を顕にする。世界を滅ぼした魔女には相応しい。自覚して、マナは顔を覆った。
罪を償いたかった。十八年前、滅ぼしてしまった世界に。困窮した人々に。何よりも、カイムに。償いきれるものではないと知りながら歩んだ、その道のりは間違いだった。
653ああ、ここは、わたしの心の中だ。
自分が逃げ出したのを悟って、マナは苦く笑った。見下ろした自分の体が、赤いドレスを纏っている。十八年前と同じ、天使の教会の司教としての衣装。
幼い頃は威厳を被せてくれた衣装は、今の自分には淫らがわしかった。成熟した体に赤い布地が貼り付いて、凹凸を顕にする。世界を滅ぼした魔女には相応しい。自覚して、マナは顔を覆った。
罪を償いたかった。十八年前、滅ぼしてしまった世界に。困窮した人々に。何よりも、カイムに。償いきれるものではないと知りながら歩んだ、その道のりは間違いだった。
K_8WA
DONEハイプトオク『再会は正午、ターミナルで』https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17529969
これの続きとして書いたものです。恋人同士で同棲中のふたり。蛇足かもと思いつつ、ハイプトの感情も書いてみたくなって書いちゃいました。校正前で読みにくいと思いますが、楽しんでもらえたら嬉しいです! 6859
haribote_san
DOODLEグッズを受けてざかざかーと書いてみたくらおうです。大学生だしモブがいます。ふわり。寝坊して慌てて家を出てきたせいで朝食を抜いてきた身にはあまりに毒な、柔らかく甘い匂いが鼻腔をくすぐった。くそう。心の中で毒づく。猛ダッシュしてなんとか授業開始十分前に滑り込めた真面目な学生になんて仕打ちだ。これならばコンビニにでも寄れば良かったかもしれない。遅刻しなくて良かったという安堵が少しずつ後悔に傾きはじめたその矢先。
「……」
ちらりちらりと自らに視線が向くのはわかるが勘弁してほしい。だが自らの腹の虫は制御できるものでもない。くそう。再び心の中で毒づく。今日は厄日だ、そうに違いない。俯きながら思わず下唇を噛む。
「……その」
「……あ、俺?」
「ああ、もしよかったら、これを貰ってくれないか」
1848「……」
ちらりちらりと自らに視線が向くのはわかるが勘弁してほしい。だが自らの腹の虫は制御できるものでもない。くそう。再び心の中で毒づく。今日は厄日だ、そうに違いない。俯きながら思わず下唇を噛む。
「……その」
「……あ、俺?」
「ああ、もしよかったら、これを貰ってくれないか」
china_bba
DONE #140字まいにちサカキ様 で毎日書いてて、もう少し書いてみたいなと思ったお題を少し長く書きました同じような事は今後もやると思います
サカキ×夢主♀
ふたりぼっち ジムリーダーとして、挑戦者やトレーナーと話している時。ロケット団の総帥として、部下達と話をしている時。しばしば、どうしようもなく大きな感情に包まれる。
果てのない暗闇。終わらない砂漠の道。きっとこれは孤独、というものだ。
戯れに、女に打ち明けてみたことがある。真面目に、かと言って暗くなる訳でもなく、落ち着いて話を聞いてくれた。
「なんだか、わかる気がする。
人をたくさん引き寄せる力を持っているのに、その中には誰一人として、あなたを理解できる人がいないんだ。
ねえ、わたしといる時も、孤独?」
真っ直ぐな目で問いかけてくる。少し悩んだが、嘘は吐けなかった。
「……ああ。そうだ。すまない」
「謝る事ないよ。自覚、あるから。
491果てのない暗闇。終わらない砂漠の道。きっとこれは孤独、というものだ。
戯れに、女に打ち明けてみたことがある。真面目に、かと言って暗くなる訳でもなく、落ち着いて話を聞いてくれた。
「なんだか、わかる気がする。
人をたくさん引き寄せる力を持っているのに、その中には誰一人として、あなたを理解できる人がいないんだ。
ねえ、わたしといる時も、孤独?」
真っ直ぐな目で問いかけてくる。少し悩んだが、嘘は吐けなかった。
「……ああ。そうだ。すまない」
「謝る事ないよ。自覚、あるから。
omoch117
MAIKINGいつもの年上牢と年下刺のコンビを客観的に書いてみたくて始めたもの。年下の牢人と年上の刺客を加えた四人で百鬼九死を突破するまでの、わちゃわちゃバトルしてイチャついてあれやこれやの話。
刺2牢2で、黄昏の分身ステの百鬼九死 パシパシと、頬を叩かれている感触。覚えのあるような、ないような、近いようで全く違う、しかしそれは相棒と同じ声だ。
「おい、起きろ」
急くような言葉に、何か厄介事でも起きたのかと危惧した牢人は、重たい瞼をどうにか抉じ開ける。ところが目の前にいたのは、予想していた男の姿ではなかった。確かに黒い旅人の装束ではあるが、胸元は開いておらず、全体的にしっかりした生地で作られている。
「ようやく、お目覚めか」
うんざりしたような、ホッとしたような、複雑な表情。その声も、顔も、見知った相手とまるで同じではあるが、目の周りのシワなどを注視すれば、年齢はいくばくかこの者の方が上ではないかと思われた。
「お主……何だ?」
8905「おい、起きろ」
急くような言葉に、何か厄介事でも起きたのかと危惧した牢人は、重たい瞼をどうにか抉じ開ける。ところが目の前にいたのは、予想していた男の姿ではなかった。確かに黒い旅人の装束ではあるが、胸元は開いておらず、全体的にしっかりした生地で作られている。
「ようやく、お目覚めか」
うんざりしたような、ホッとしたような、複雑な表情。その声も、顔も、見知った相手とまるで同じではあるが、目の周りのシワなどを注視すれば、年齢はいくばくかこの者の方が上ではないかと思われた。
「お主……何だ?」
kouyamaki
DONEpixivに上げていた読み切りシリーズ。鈴誕に寄せて?あくまでバディな鈴青を書いてみたかったが挫折。カップルにならない鈴薪青。文脈は適当。薪室長、鈴木副室長、駆け出しの青木で。読み切り #9 Cigarette Break「青木、火くれる?」
喫煙所に顔を出した鈴木が、無遠慮にタバコを咥えた口元を近づけてくる。
こういう時、イケメンは罪作りだな。
青木はぼんやり思う。だが、青木も何となく鈴木とのこのキスには慣れてしまった。
青木はすっと鈴木に呼吸を合わせる。
鈴木のチェ・ブランコの先に点った火。
整った鼻筋にほんの一瞬差した赤。
ゆったりと、鈴木の最初の一吸いの香りが広がる。僅かに紅茶のような香ばしさ。
疲れのせいか少々気怠げな様子でも、イケメンはイケメン。
なんだか悔しい。
これじゃ、薪さんが苦労するわけだ。
青木も煙りを吐いて、室長に心から同情する。
薪が大学時代からの親友にして現在は自分の右腕である、副室長の鈴木に微妙な好意を持っているのは、色恋沙汰に疎い青木にもわかる。
3431喫煙所に顔を出した鈴木が、無遠慮にタバコを咥えた口元を近づけてくる。
こういう時、イケメンは罪作りだな。
青木はぼんやり思う。だが、青木も何となく鈴木とのこのキスには慣れてしまった。
青木はすっと鈴木に呼吸を合わせる。
鈴木のチェ・ブランコの先に点った火。
整った鼻筋にほんの一瞬差した赤。
ゆったりと、鈴木の最初の一吸いの香りが広がる。僅かに紅茶のような香ばしさ。
疲れのせいか少々気怠げな様子でも、イケメンはイケメン。
なんだか悔しい。
これじゃ、薪さんが苦労するわけだ。
青木も煙りを吐いて、室長に心から同情する。
薪が大学時代からの親友にして現在は自分の右腕である、副室長の鈴木に微妙な好意を持っているのは、色恋沙汰に疎い青木にもわかる。
kkkkkkkk801
CAN’T MAKE鶴見←アルファ鯉登←アルファ
月島←オメガ
のおめがばーす鶴鯉月を書いてみたいなと思った
おめがばーす鶴鯉月初めて鯉登音之進が月島軍曹を見た感想は【冴えない小さな男】であった。以前から鶴見により名前は幾度も聞かされており、尚且つ優秀で屈強な兵士と聞いていたので実物を目にした鯉登としては拍子抜けをし、些か信じがたいものがあった。
鯉登が正式に第7師団に入隊が決まったので月島を補佐役に、という紹介の場を鶴見が設けたのだ。鶴見から紹介された月島は軍人の手本というに相応しい敬礼をし、『先程鶴見中尉殿より紹介預かりました月島と申します。僭越ながらこれから鯉登少尉殿の補佐役として就かせて頂きます故、何卒よろしく申し上げます』と落ち着いた声色ながらもはっきりとした語調で言った。鯉登は上から下まで遠慮の無い視線を月島に浴びせながら『ああ、これから宜しく頼む』とだけ少し不服そうな声で答えた。
707鯉登が正式に第7師団に入隊が決まったので月島を補佐役に、という紹介の場を鶴見が設けたのだ。鶴見から紹介された月島は軍人の手本というに相応しい敬礼をし、『先程鶴見中尉殿より紹介預かりました月島と申します。僭越ながらこれから鯉登少尉殿の補佐役として就かせて頂きます故、何卒よろしく申し上げます』と落ち着いた声色ながらもはっきりとした語調で言った。鯉登は上から下まで遠慮の無い視線を月島に浴びせながら『ああ、これから宜しく頼む』とだけ少し不服そうな声で答えた。
珠丘(たまおか)
DONE #創作審神者 #刀剣乱舞 #初老審神者と見習いjk審神者 #小説もどき元々の元ネタの前日譚。
ふと思いついたので、そのまま書いてみた。
審神者と近侍。少女は昔の記憶が曖昧だった。特に家族のことについて曖昧だった。
日常生活の振る舞い、知識、学生生活にも不思議に思うぐらい記憶と知識はしっかりしていた。少女は時の政府の指示で、とある初老の独身男性審神者に預けられることになった。
男は猫背気味、近侍のお陰か身なりは整っている。
性格はのんびりとのほほんとしている。
少女のことは、ちょっと仲のいい親戚のように接し、記憶に関しては触れることはなかった。ただ初期刀兼近侍の歌仙兼定が、何か言いたげな複雑な顔をしていていた。
二人には男女の関係はない。
それは緩やかな親戚、家族、兄弟のような関係。
少女も自身の記憶が曖昧の事について、それのことに関しては特に気にすることなく、学生生活を満喫していた。ただ、審神者の家にいると言うことで短刀の誰かが、こっそりと護衛を務めていた。
1311日常生活の振る舞い、知識、学生生活にも不思議に思うぐらい記憶と知識はしっかりしていた。少女は時の政府の指示で、とある初老の独身男性審神者に預けられることになった。
男は猫背気味、近侍のお陰か身なりは整っている。
性格はのんびりとのほほんとしている。
少女のことは、ちょっと仲のいい親戚のように接し、記憶に関しては触れることはなかった。ただ初期刀兼近侍の歌仙兼定が、何か言いたげな複雑な顔をしていていた。
二人には男女の関係はない。
それは緩やかな親戚、家族、兄弟のような関係。
少女も自身の記憶が曖昧の事について、それのことに関しては特に気にすることなく、学生生活を満喫していた。ただ、審神者の家にいると言うことで短刀の誰かが、こっそりと護衛を務めていた。
mushiba_itami
MOURNING⚠︎ホラー⚠︎ネジキサ要素少なめ
十字路は霊の道だから物を拾ってはいけないみたいな話をどこかで聞いた気がするんですが、探しても出てこないので記憶が改ざんされてるに違いない(適当)
希佐ちゃんは神であれ何であれ、そういった物に好かれそうだよねって話です。
一度は書いてみたかったホラーですが、私があんまりホラー得意じゃないから淡々とした文になっちゃった。怖さを表現するの難しいね。 2
kisaragi_hotaru
DONE指輪ネタで書いてみたかったガンマト。指輪自体は出てこないけど指輪ネタのつもりです。 食われるかと思った。
マトリフの前で跪きうやうやしく左手を掬い取ったガンガディアがおもむろに口を開いて指に食らいついたのだ。
ぎょっ、としたマトリフは次いで感じた痛みに反射的に声を上げて顔を顰める。
「いってえよ! なにすんだ!」
突然指を噛まれたのだ。文句も言いたくなるというもの。食い込む歯の感触が消えたことを見計らって掴まれた手を取り戻そうとマトリフは手を引き戻す。
しかしガンガディアの口は離れたが手は掴まれたまま。見ればマトリフの左手の薬指の付け根から血が滲んでいる。それをガンガディアは舌を這わせて舐め取った。
「んっ……」
まるで情事の時のようなねっとりとした舌使いにマトリフの左手が痛みのせいだけでなく震えた。
3423マトリフの前で跪きうやうやしく左手を掬い取ったガンガディアがおもむろに口を開いて指に食らいついたのだ。
ぎょっ、としたマトリフは次いで感じた痛みに反射的に声を上げて顔を顰める。
「いってえよ! なにすんだ!」
突然指を噛まれたのだ。文句も言いたくなるというもの。食い込む歯の感触が消えたことを見計らって掴まれた手を取り戻そうとマトリフは手を引き戻す。
しかしガンガディアの口は離れたが手は掴まれたまま。見ればマトリフの左手の薬指の付け根から血が滲んでいる。それをガンガディアは舌を這わせて舐め取った。
「んっ……」
まるで情事の時のようなねっとりとした舌使いにマトリフの左手が痛みのせいだけでなく震えた。
パープル
MEMO青春な現パロを試しに書いてみたかった。一部、書き換えました。いいよね、自由な青春…。600年後──犬王は踊るのが好きで演劇部に入部した。
友魚がふらっと惹かれた音楽部に入部した。(見えてる設定で)
歳や部が違うのに、たまたま中庭でやったら「あれ?これ良いじゃね」ってなって息が合ってキャッキャッ♪なって文化祭に強行突破で最後ど───んとやって伝説となった。
平成時代の真ん中あたりだったらいけるじゃない?そんで令和時代になっても「えー、まだまだ新しいの作るんだけどw」って言ってそうだな!
今の時代なら最後まで賑わいそうだなあ。
219友魚がふらっと惹かれた音楽部に入部した。(見えてる設定で)
歳や部が違うのに、たまたま中庭でやったら「あれ?これ良いじゃね」ってなって息が合ってキャッキャッ♪なって文化祭に強行突破で最後ど───んとやって伝説となった。
平成時代の真ん中あたりだったらいけるじゃない?そんで令和時代になっても「えー、まだまだ新しいの作るんだけどw」って言ってそうだな!
今の時代なら最後まで賑わいそうだなあ。
秋月蓮華
DONE童話テイストで書いてみたハワードとにゃおきとあくたがわの話全編ほぼひらがなです
ミントティーの話むしむししています。
おとうとねこはむしむしがきらいでした。あついのです。
「暑いな」
あにねこがぐったりしています。
おとうとねこはしっていました。
あにねこはきおんさときせつのかわりめによわいのです。おとうとねこいじょうによわいのです。
「だるい? ナオキ」
「まだ耐えられる」
まだたえられるとしんようしてはいけないとおとうとねこはまなんでいます。
つぼをかかえてじしつでぐったりしているあにねこからはなれました。
かいだんをおりるまえにきょうゆうスペースからざるをとってきます。
そとにでて、なかにわをあるきます。
たどりついたのはみんとおんしつでした。
みんとおんしつはていこくとしょかんのなかでもきけんすぽっとにかぞえられるばしょでした。
1179おとうとねこはむしむしがきらいでした。あついのです。
「暑いな」
あにねこがぐったりしています。
おとうとねこはしっていました。
あにねこはきおんさときせつのかわりめによわいのです。おとうとねこいじょうによわいのです。
「だるい? ナオキ」
「まだ耐えられる」
まだたえられるとしんようしてはいけないとおとうとねこはまなんでいます。
つぼをかかえてじしつでぐったりしているあにねこからはなれました。
かいだんをおりるまえにきょうゆうスペースからざるをとってきます。
そとにでて、なかにわをあるきます。
たどりついたのはみんとおんしつでした。
みんとおんしつはていこくとしょかんのなかでもきけんすぽっとにかぞえられるばしょでした。
13kasane
MEMOW市支部長にはこう見えるらしいってのをツラっと書いてみただけT国某所、山の上に座る男の独白。竜が統べる国と呼ばれているらしいなァ、此処は。
実際間違っちゃいねえ。
この国の統領は大きく恐ろしく、そして美しい竜であることはあの信奉者でなくても言うことだろうさ。
そんなやつだぞ、強さは折り紙付きだ。
まあ勝手に自分で折り紙作るようなとこはあるかもしれねぇが?
それでもあの竜は強い。誰もが認めるほどに、誰もが見上げるほどに。
そこに何も偽りなんかありゃしない。
で、だ。
その竜の御前に立つんだ、前座の一つや二つあるとは思わなかったのかよ、テメェらは。
あのうるさい信奉者にやらしてもよかったんだが、腹が減ったからなァ。
……食いでが全くなかったのが残念だ。
287実際間違っちゃいねえ。
この国の統領は大きく恐ろしく、そして美しい竜であることはあの信奉者でなくても言うことだろうさ。
そんなやつだぞ、強さは折り紙付きだ。
まあ勝手に自分で折り紙作るようなとこはあるかもしれねぇが?
それでもあの竜は強い。誰もが認めるほどに、誰もが見上げるほどに。
そこに何も偽りなんかありゃしない。
で、だ。
その竜の御前に立つんだ、前座の一つや二つあるとは思わなかったのかよ、テメェらは。
あのうるさい信奉者にやらしてもよかったんだが、腹が減ったからなァ。
……食いでが全くなかったのが残念だ。
umium_jp
MOURNING始めて書いてみたのでいろいろおかしい所もありますがよろしくおねがいします。全年齢です。メットオフです。
Capteve小説昼は灼熱、夜は極寒の極限下の中、凍えぬようにおしくらまんじゅうで寝るのだが、生憎今日は同室の人が外泊でいない。そんなこんなで今日は珍しく奴…キャプテンの元を訪れる。
「寒いんで暖を取りに来ました」
『ママが恋しくなったかまあ入れよ。』
扉を開けるとそこにはベッドに腰掛けて読書をし考え事をするキャプテンの姿がある。
「キャプテン」
『スティーブ、お前は家族が死んで複雑な感情を捨てきれないのはわかるよ。』
「あのだから、キャプテン」
何かを勘違いしているのと明らかな子供扱いに苛立ちを覚える。
『まあ隣に座りな、いくらでも泣いていいんだぞ』
言われた通りに隣に腰掛けるといきなり頭を撫でられる。
『よしよし、辛かったよな。しんどかったよな。』
1047「寒いんで暖を取りに来ました」
『ママが恋しくなったかまあ入れよ。』
扉を開けるとそこにはベッドに腰掛けて読書をし考え事をするキャプテンの姿がある。
「キャプテン」
『スティーブ、お前は家族が死んで複雑な感情を捨てきれないのはわかるよ。』
「あのだから、キャプテン」
何かを勘違いしているのと明らかな子供扱いに苛立ちを覚える。
『まあ隣に座りな、いくらでも泣いていいんだぞ』
言われた通りに隣に腰掛けるといきなり頭を撫でられる。
『よしよし、辛かったよな。しんどかったよな。』
Maaaasan
DONEまうさん生誕祭の時に医っち書いてみたもの。ほんのり24。定時と残業──よし!おれ、医者になる……
地頭(じあたま)が良い、と言ってくれた二番目の兄、カラ松に応じるように、医の道を志した。
乗せられた、と言ってもいい。
おまけに、次々と他の兄弟たちにも褒められたもんだから。
そこまで言われれば、おれも調子に乗るのは仕方のない事だろう。
実際、調子に乗った。
ノリで受験したら、マジで医大に受かってしまったのだ。
これでは更に調子に乗らざるを得ない。
居間で合格通知を高々と掲げると、父さんと母さんは抱き合って嬉し泣きをしていた。
だがここで学費、という問題が浮かび上がる。
医大の学費は高い、と噂に聞いた事がある。
うちの財力じゃ、無理無理。
六年間も通うとか、正直面倒だしニートの身にはハードルが高い。
1477地頭(じあたま)が良い、と言ってくれた二番目の兄、カラ松に応じるように、医の道を志した。
乗せられた、と言ってもいい。
おまけに、次々と他の兄弟たちにも褒められたもんだから。
そこまで言われれば、おれも調子に乗るのは仕方のない事だろう。
実際、調子に乗った。
ノリで受験したら、マジで医大に受かってしまったのだ。
これでは更に調子に乗らざるを得ない。
居間で合格通知を高々と掲げると、父さんと母さんは抱き合って嬉し泣きをしていた。
だがここで学費、という問題が浮かび上がる。
医大の学費は高い、と噂に聞いた事がある。
うちの財力じゃ、無理無理。
六年間も通うとか、正直面倒だしニートの身にはハードルが高い。
ToGXf3AJb8FRP8c
MEMOtweetしたやつをちょっと書いてみた。久しぶりだし、佐々倉さん視点は書いたことなかった気がするから読みづらいかも…。未定その日、佐々倉は担当していた事件が片付いたのもあって、いつもより早めに退庁することになった。普段から働き詰めな自分に、同僚や上司までもが気を遣ってくれたのだ。
此処数日は犯人の取り調べが佳境だったので、心身共に疲労が蓄積していたのは事実だ。ありがたくその好意を受け取って、佐々倉は明日からの非番に思いを馳せながら警視庁を後にした。
折角早めに退庁できたのだからと、少しばかりのリフレッシュも兼ねて、自宅までは遠くなるが、車通りの少ない海辺の道をゆっくりと走っていた。窓から吹き込む海風が、ずっと取調室に缶詰だった身には心地よく、心が洗われるようで、忘れていた眠気がじわじわと襲ってくる。
「少し此処で休憩してくか…」
696此処数日は犯人の取り調べが佳境だったので、心身共に疲労が蓄積していたのは事実だ。ありがたくその好意を受け取って、佐々倉は明日からの非番に思いを馳せながら警視庁を後にした。
折角早めに退庁できたのだからと、少しばかりのリフレッシュも兼ねて、自宅までは遠くなるが、車通りの少ない海辺の道をゆっくりと走っていた。窓から吹き込む海風が、ずっと取調室に缶詰だった身には心地よく、心が洗われるようで、忘れていた眠気がじわじわと襲ってくる。
「少し此処で休憩してくか…」
32honeymoon
TRAINING1日1K暁◇お題『手』某企画のお題を見て、手といえば二心同体軸K暁デショ…!と思い書いてみたシリーズ。
今回エモさ重視で新書メーカー使ってみました。どうでしょうか。読みにくかったら横書きに戻します。
ゲーム内時間4章はじめくらい。まだお互いのことを意識し始めの頃のふたり。うちのK暁には珍しくK→→→←←←←暁なかんじです。 6
とわこ
MEMOラブラブなエジブレを書いてみたかった難しいねラブラブ………
エッジの方が恋愛上級者でブレットは奥手……なのかなという妄想
恋愛というものがよく分からない、俺の情緒は欠落しているのかもしれない。
そう零したブレットに、エッジは笑って
「ドキドキして居ても立ってもいられない、とかない?」
と訊ねた。
「ないな」
ブレットはクールに答える。
「そう?………じゃあ、キスしてみよっか」
「は?」
ぐ、とエッジの顔が近づいた。
エッジの吐息が唇に触れる。
「待て、エッジ。……待て!」
ブレットは慌ててエッジを押し退けた。
エッジはまた笑い、「キスしたことない?」と柔らかく訊いてきた。
「お前とは、駄目だ」
「どうして。いいでしょ、キスくらい」
再び顔を近づけてくるエッジ。
「……っ、」
ブレットは目をぎゅっと瞑る。
ふふ、と笑った気配を感じ、ああ本当にキスされる、と思った。
527そう零したブレットに、エッジは笑って
「ドキドキして居ても立ってもいられない、とかない?」
と訊ねた。
「ないな」
ブレットはクールに答える。
「そう?………じゃあ、キスしてみよっか」
「は?」
ぐ、とエッジの顔が近づいた。
エッジの吐息が唇に触れる。
「待て、エッジ。……待て!」
ブレットは慌ててエッジを押し退けた。
エッジはまた笑い、「キスしたことない?」と柔らかく訊いてきた。
「お前とは、駄目だ」
「どうして。いいでしょ、キスくらい」
再び顔を近づけてくるエッジ。
「……っ、」
ブレットは目をぎゅっと瞑る。
ふふ、と笑った気配を感じ、ああ本当にキスされる、と思った。