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    ちょこ

    主に企画参加の交流小説、絵など投稿してます
    よその子さん多め

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    ちょこ

    DONEエガキナ

    大遅刻琥珀の誕生日小説
    よその子さんお借りしてます

    琥珀、誕生日おめでとう
    灰色は幸せの色を見つけた 朝、教室に入った時、珍しく先に登校していた創が琥珀の姿を見て手招きで呼んだ。なんだろうか、と琥珀は創のところまで行くと、創は鞄の中から綺麗に包まれた小包を取り出し、琥珀に渡す。琥珀はそれを見て、そう言えば今日は自分の誕生日だった、と思い出した。まさか、と思ってスマートフォンを確認すると、ついさっき自分の父親からメールが来ていた。メールを確認するとそこには自分の誕生日をお祝いする文面とともに、後日プレゼントを贈ると書いてあった。それに返信したあと、創に向き合った。
    「……創、これ」
    「やっぱ忘れてただろ? 親父さんからもメール来てたみたいだな。誕生日、おめでと」
    「……うん。ありがと」
     琥珀にとって誕生日とは、なんで生まれてきたのか分からない日でもあった。物心ついた時から母親に虐待まがいなことをされ、お祝いされた記憶があまりない。両親が離婚してからも、父親からは直接言われたこともなかった。父親の仕事が忙しいのは知っていたので、琥珀も何も言わずに、自分でさえお祝いしようとも思わなかった。
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    ちょこ

    DONEげんそ〜

    よその子さんお借りしてます
    ティータイム レイフが住んでいる家のキッチンで、甘い匂いがキッチン内を包む。甘いものが苦手なレイフにとっては、いささか苦痛なのだが、目の前で綺麗に焼けているケーキの生地をみてほっとする。レイフは料理の腕ははっきり言って最悪だ、以前野営で調理をしていた時、あまりにも色がよくなかったからか、毒の調合をしていると勘違いされたものだ。
     だがなぜか、スイーツに関しては上手く作れるのだ、それも味も完璧に。レイフは甘いものが苦手なため、よく食べるのは交流のあるダミアとリブくらいだ。それと同時に、もう一品レイフは作っていた。今から作るものは、あまり甘さがないものを作るため、レイフでも食べられると感じて作ることにした。

     ケーキ生地を冷やしている間に材料を用意する。小麦粉、卵を二個入れて混ぜる。砂糖も入れるのだが、ほんの少しだけ少なめに入れた。混ぜていくうちに生地がまとまっていき、乾燥した木の実を入れていく。そして形を少し楕円形に整え、焼いていく。焼いている間に先程のケーキ生地を切り、生クリームを塗っていく。塗って、フルーツを乗せてまた生クリームをのせて塗っていき、生地を重ねて周りにも生クリームを塗っていく。そうしていくと綺麗なケーキが出来た。
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